JPH0120630Y2 - - Google Patents

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JPH0120630Y2
JPH0120630Y2 JP14518684U JP14518684U JPH0120630Y2 JP H0120630 Y2 JPH0120630 Y2 JP H0120630Y2 JP 14518684 U JP14518684 U JP 14518684U JP 14518684 U JP14518684 U JP 14518684U JP H0120630 Y2 JPH0120630 Y2 JP H0120630Y2
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plate
box
outer box
attachment
rear plate
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JP14518684U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は冷蔵庫の箱体に係り、特にその後板
の成形加工費の低減と取付け作業の改善を図つた
ものである。
〔従来の技術〕
第4図ないし第6図は従来の冷蔵庫の箱体を示
すもので、図において1は外箱で鋼板をU字状に
折曲げ、頂板1aとこれを含めて後端縁フランジ
3を内側に向つてL字状に成形した両側板2、こ
の両側板間に張架した前桁4、機械室形成用底板
5および絞り成形した後板6を各々スポツト溶接
した後に、後板6の背面上部に付属電気品等の収
納用背面アタツチメント15の凹陥部15aを挿
入させる貫通穴6aを開設させ、この貫通穴にシ
ール材11を介し、ねじ13でこの背面アタツチ
メントが取付けられ、全体として上記の外箱1が
形成されている。7はABS樹脂から成る内箱で、
これは外箱1の前面開口部から挿入され、底板5
を含めた上記の外箱1と内箱7間に発泡断熱材1
4を注入発泡させていた。
このように両側板2に後板6をスポツト溶接し
た後に、内箱7を組込む従来形式のものでは、こ
の内箱の背面に取付けられているサクシヨンパイ
プ8およびドレンパイプ9を底板5側に出す組込
み作業の際、内箱7は上記のように外箱1の前面
から挿入する関係上、上記各パイプ類が内箱の背
面下部側へ出すという作業になるため、これらパ
イプ類を目視できない状況下での作業となり、ま
た発泡断熱材によるシールも確実性に欠けてい
た。さらに冷蔵庫を壁等に密着させないようにそ
の間に機械室からの放熱通路を形成するために、
冷蔵庫の後板両側を高くしてその間に上下方向の
凹陥部を形成するように、この後板を絞り加工す
ることが必要であり、したがつてその加工費が高
くなるという欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は上記のような問題点の原因となる後
板それ自体の形状と、取付け構造を含めたその組
立て作業工程を改善することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の場合は特に後板を絞り加工を必要と
しない、単一のU字形折曲げ板から構成すると共
に、そのセツトは内箱を外箱内に挿入した組込み
後に行うようにしたものである。
〔作用〕
この考案の場合の後板は、外箱の頂板とこれと
一連の両側板の3者に跨るように設けた上記の熱
可塑性樹脂から成る背面アタツチメントと、両側
板の下端部間に張架した後桁上に、その背面から
重合固着された下部のシールブロツクとの双方に
跨るように当該後板を当接させ、かつその両側端
に設けた差込みフランジを外箱の両側板と上部の
背面アタツチメント、下部のシールブロツクとの
間に挿入係止させるものである。
〔実施例〕
第1図ないし第3図はこの考案に成る冷蔵庫の
箱体を示すものであり、図において1は上記同様
の外箱で、その後端縁フランジ3が内側への落し
込み折曲げフランジ3aを含めて、特に第2図に
示すようにT字状に成形された両側板2に、上記
同様の前桁4、底板5とさらには両側板2の下端
部に後桁10がそれぞれスポツト溶接され全体と
して上記の外箱1を構成している。7は上記同様
の内箱で、外箱1の前面開口部から内部に挿入さ
れ、その背面には内箱の組込み状態で外箱の底板
外にその自由端が引出されるサクシヨンパイプ8
およびドレンパイプ9が露出状態に取付けられて
いる。12は発泡断熱材で一体成形されたシール
ブロツクで、前面中央にはその全巾にわたる水平
方向の切欠き部12aが設けられ、この切欠き部
が上記後桁10の上部フランジ10aに引掛けら
れた状態で、これを覆うようにその上に重合固定
されている。15は熱可塑性樹脂から一体形成さ
れた付属電気品等の収納用背面アタツチメント
で、その頂壁端縁部に設けた外周フランジ15b
とその内周フランジ15c間に形成した差込みシ
ール溝イには上記外箱1の頂板1aの後端縁部が
挟み込まれるように挿入固定されている。15d
は背面アタツチメント15の下部に下方に向つて
突設された上記後板6の装着時の後方案内板、1
5eはこれに対向する背面アタツチメント15の
下部正面壁で、これらの間に上記後板6の頂部差
込み案内溝ロが形成されている。6cはこの案内
溝ロ内に挿入された後板6の頂部に、その内側板
を含めて全巾にわたつて水平方向に延長形成され
たビードで、上記案内溝ロから洩れた発泡断熱材
を再発泡させて該部でのシール特性を向上させる
ためのものである。また6bは後板6の両側板の
端縁に形成された差込みフランジで、この後板6
の装着状態で上記各側板2に設けたフランジ3の
折曲げフランジ3aに向つて挿入されるようにな
つている。その他図中の10bは上記後桁10に
設けられ内箱7の背面に設けた上記のサクシヨン
パイプ8とドレンパイプ9の自由端部の引出し用
凹陥部である。
〔考案の効果〕
この考案の冷蔵庫の箱体は以上のように構成し
ているので、内箱の組込み時において、この内箱
の背面に取付けられたサクシヨンパイプおよびド
レンパイプ等の後処理作業がきわめて楽になり、
またその後に装着される後板には絞り加工工程な
らびにスポツト溶接工程がないので、その分製作
ならびに組立て作業が簡単になるばかりでなく、
背面アタツチメントのシールにはシール材やねじ
締め作業を必要とせず組立てが簡単になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の冷蔵庫の箱体の一実施例を
示す分解斜視図、第2図はこの考案のものの要部
拡大断面図、第3図はこの考案の冷蔵庫の箱体の
背面アタツチメント部を示す要部拡大縦断面図、
第4図は従来の冷蔵庫の箱体を示す分解斜視図、
第5図は従来のものの要部拡大断面図、第6図は
従来のものにおける背面アタツチメント部を示す
要部拡大縦断面図である。 なお図中1は外箱、1aは頂板、2は側板、3
はフランジ、3aは折曲げフランジ、5は底板、
6は後板、6bは差込みフランジ、6cはビー
ド、7は内箱、10は後桁、12はシールブロツ
ク、14は発泡断熱材、15は背面アタツチメン
ト、イは差込みシール溝、ロは差込み案内溝であ
る。その他図中同一符号は同一または相当部分を
示すものとする。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外箱における両側板の下端部間に張架固定し
    た後桁、この後桁にその背面から重合固着され
    た断熱材より成るシールブロツク、外箱の頂板
    と両側板に跨るようにその背面からこれらに重
    合固着された熱可塑性樹脂から成る背面アタツ
    チメント、単一のU字形折曲げ板から成り、そ
    の両側端に上記両側板のフランジに設けた内側
    への落し込み折曲げフランジに向つて挿入され
    る差込みフランジを有する後板および外箱の底
    部に、上記後桁とその上のシールブロツクと共
    に機械室を形成するための底板を備え、上記外
    箱内にその前面から内箱を挿着すると共に、上
    記背面アタツチメントとシールブロツクを跨ぐ
    ように後板を当接させ、かつこれらと両側板と
    の間にこの後板の両側端差込みフランジを嵌挿
    し、内箱と外箱間に発泡断熱材を充填させたこ
    とを特徴とする冷蔵庫の箱体。 (2) 背面アタツチメントの頂壁端縁部に、外箱の
    頂板後端縁部の差込みシール溝を形成させた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の冷蔵庫の箱
    体。 (3) 背面アタツチメントの両側面を含み、その背
    面下端縁部に、後板の頂部差込み案内溝を形成
    させると共に、この溝内の後板の頂部にはその
    両側面を含め水平方向に一連のシール用ビード
    を形成させた実用新案登録請求の範囲第1項お
    よび第2項のいずれかに記載された冷蔵庫の箱
    体。
JP14518684U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPH0120630Y2 (ja)

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JP14518684U JPH0120630Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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JP14518684U JPH0120630Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6160083U JPS6160083U (ja) 1986-04-23
JPH0120630Y2 true JPH0120630Y2 (ja) 1989-06-21

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