JPH0273934A - 熱交換器用耐食性アルミニウム合金 - Google Patents
熱交換器用耐食性アルミニウム合金Info
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- JPH0273934A JPH0273934A JP22621588A JP22621588A JPH0273934A JP H0273934 A JPH0273934 A JP H0273934A JP 22621588 A JP22621588 A JP 22621588A JP 22621588 A JP22621588 A JP 22621588A JP H0273934 A JPH0273934 A JP H0273934A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ９発明の目的
（１）産業上の利用分野
本発明は熱交換器用耐食性アルミニウム合金に関する。
（２）従来の技術
従来、熱交換器、例えば自動車用ラジェータの水路形成
用チューブは、主として外部からの腐食を防止するため
アルミニウム合金のクラツド材より構成されている。
用チューブは、主として外部からの腐食を防止するため
アルミニウム合金のクラツド材より構成されている。
（３）発明が解決しようとする課題
しかしながらチューブをクラツド材より構成すると、チ
ューブの製造が面倒である」二、材料費が嵩み、製造コ
ストが高いという問題がある。
ューブの製造が面倒である」二、材料費が嵩み、製造コ
ストが高いという問題がある。
本発明は前記に鑑み、優れた耐食性を有し、熱交換器用
部材を単層構造に構成し得る前記アルミニウム合金を提
供することを目的とする。
部材を単層構造に構成し得る前記アルミニウム合金を提
供することを目的とする。
Ｂ１発明の構成
（１）課題を解決するための手段
本発明に係る熱交換器用耐食性アルミニウム合金は、Ｍ
ｎ０．１５重量％以上、１．８２重量％以下、Ｆｅ０．
１，５重量％以下、Ｃｕ０．０３重量％以丁、Ｚｎ０．
０３重重量以下、Ｖ０．０５重量％以下、Ｇａ０．０３
重量％以下、Ｓｉ０．１５重重量以下および残部が０．
０２重量％以下の不可避不純物を含むＡ／よりなること
を特徴とする。
ｎ０．１５重量％以上、１．８２重量％以下、Ｆｅ０．
１，５重量％以下、Ｃｕ０．０３重量％以丁、Ｚｎ０．
０３重重量以下、Ｖ０．０５重量％以下、Ｇａ０．０３
重量％以下、Ｓｉ０．１５重重量以下および残部が０．
０２重量％以下の不可避不純物を含むＡ／よりなること
を特徴とする。
（２）作 用
アルミニウム合金においては、マトリックスと析出相間
の電位差が２０ｍＶを上回ると腐食が加速される傾向に
ある。
の電位差が２０ｍＶを上回ると腐食が加速される傾向に
ある。
前記構成によれば、各化学成分の添加量は略固溶限内に
収められると共にマトリックスと析出相間の電位差が２
０ｍＶ以下に抑えられ、これにより耐食性の優れた熱交
換器用アルミニウム合金が提供される。
収められると共にマトリックスと析出相間の電位差が２
０ｍＶ以下に抑えられ、これにより耐食性の優れた熱交
換器用アルミニウム合金が提供される。
（３）実施例
第１．第２図は熱交換器としての自動車用ラジェータ１
を示し、そのラジェータ１においては、車体の前後方向
に並ぶ２本−組の偏平な水路形成用チューブ２が車幅方
向に複数組並列され、相隣る絹のチューブ２間は波形フ
ィン３を介して連結される。そのフィン３はチューブ２
外周面にろう接されている。
を示し、そのラジェータ１においては、車体の前後方向
に並ぶ２本−組の偏平な水路形成用チューブ２が車幅方
向に複数組並列され、相隣る絹のチューブ２間は波形フ
ィン３を介して連結される。そのフィン３はチューブ２
外周面にろう接されている。
各チューブ２ばアルミニウム合金に押出し加工を施すこ
とによって単層構造に構成され、その合金組成の一例を
ｊホベれば下表の捕りである。
とによって単層構造に構成され、その合金組成の一例を
ｊホベれば下表の捕りである。
残部であるＡＡ中に含まれる不可避不純物は０゜０１重
量％以下である。
量％以下である。
前記化学成分において、Ｆｅは押出し加工性およびろう
材に対する濡れ性を向上させる効果を有する。この効果
はＭｎとの共存によって一層顕著となる。たヌし、０．
１５重量％を上回ると、粗大金属間化合物の析出により
耐食性、押出し加工性およびろう接性が低下する。
材に対する濡れ性を向上させる効果を有する。この効果
はＭｎとの共存によって一層顕著となる。たヌし、０．
１５重量％を上回ると、粗大金属間化合物の析出により
耐食性、押出し加工性およびろう接性が低下する。
Ｍｎは高温強度を向上させると共にＦｅが固溶限を超え
て添加、したがって０９０５重量％重量回って添加され
ているときに電位の高いＦｅＡｆｆ６等の金属間化合物
の析出を抑制して耐食性を向」ニさせる効果を有する。
て添加、したがって０９０５重量％重量回って添加され
ているときに電位の高いＦｅＡｆｆ６等の金属間化合物
の析出を抑制して耐食性を向」ニさせる効果を有する。
たヌし、０．１５重量％を下回ると、前記効果が得られ
ず、一方、１．８２重量％を」−回ると、粗大金属間化
合物の析出により押出し加工性および耐食性が低下する
。
ず、一方、１．８２重量％を」−回ると、粗大金属間化
合物の析出により押出し加工性および耐食性が低下する
。
Ｃｕは微量添加にて機械的性質および押出し加工性を改
善する効果を有する。たｖし、０．０３重量％を上回る
と耐食性が低下する。
善する効果を有する。たｖし、０．０３重量％を上回る
と耐食性が低下する。
Ｚｎは強度向上に寄与する。たー゛し、０６０３重量％
を上回ると、マトリックスの電位を卑にすると共に酸化
皮膜を弱化する。
を上回ると、マトリックスの電位を卑にすると共に酸化
皮膜を弱化する。
■およびＧａは耐熱性を向」ニさせる効果を有する。た
ソし、■が０．０５重重量を、またＧａが０゜０３重量
％をそれぞれ上回ると、押出し加工性が低下する。
ソし、■が０．０５重重量を、またＧａが０゜０３重量
％をそれぞれ上回ると、押出し加工性が低下する。
Ｓｉは、Ｆｅの存在下において責な金属間化合物ＦｅＡ
ｆｆ、を優先的に析出させる。たソ゛シ、０゜１５重量
％を上回ると、金属間化合物ＦｅＡｌ＊が過剰となって
脆化する。
ｆｆ、を優先的に析出させる。たソ゛シ、０゜１５重量
％を上回ると、金属間化合物ＦｅＡｌ＊が過剰となって
脆化する。
前記アルミニウム合金には、必要に応してＴｉおよびＣ
ｒの少なくとも一方が添加される。この場合、Ｔ１は０
．０１重量％以上、１．０重量％以下、またＣｒは０．
０１重量％以ト、０．８重量％以下にそれぞれ設定され
る。ＴＩおよびＣｒは結晶粒を微細化して強度を向上し
、また耐粒界腐食性を良好にする効果を有する。た−゛
し、ＴｉおよびＣｒが共に０．０１重量％を下回ると、
前記効果を得ることができず、一方、Ｔｉが１．０重量
％を、またＣｒが０．８重量％をそれぞれ上回ると、粗
大金属間化合物が析出して耐食性および押出し加工性が
低下する。
ｒの少なくとも一方が添加される。この場合、Ｔ１は０
．０１重量％以上、１．０重量％以下、またＣｒは０．
０１重量％以ト、０．８重量％以下にそれぞれ設定され
る。ＴＩおよびＣｒは結晶粒を微細化して強度を向上し
、また耐粒界腐食性を良好にする効果を有する。た−゛
し、ＴｉおよびＣｒが共に０．０１重量％を下回ると、
前記効果を得ることができず、一方、Ｔｉが１．０重量
％を、またＣｒが０．８重量％をそれぞれ上回ると、粗
大金属間化合物が析出して耐食性および押出し加工性が
低下する。
アルミニウム合金においては、マトリックスと析出相間
の電位差が２０ｍＶを上回ると腐食が加速される傾向に
あるが、前記のように各化学成分の添加量を設定すると
、その添加量は略固溶限内に収められると共にマトリッ
クスと析出相間の電位差が２０ｍＶ以下に抑えられるの
で、チューブ２を単層構造に構成しても、その耐食性を
向上させることができる。
の電位差が２０ｍＶを上回ると腐食が加速される傾向に
あるが、前記のように各化学成分の添加量を設定すると
、その添加量は略固溶限内に収められると共にマトリッ
クスと析出相間の電位差が２０ｍＶ以下に抑えられるの
で、チューブ２を単層構造に構成しても、その耐食性を
向上させることができる。
前記アルミニウム合金において、Ｚｎ添加量を０．０３
重重量を上回るが、１．０重量％以下に設定し、この合
金よりフィン３を構成することにより、フィン３の電位
をチューブ２のそれよりも卑にしてフィン３に犠牲陽極
作用を持たせ、これによりフィン３をチューブ２よりも
腐食し易くしてチューブ２の防食性を向上させることが
できる。
重重量を上回るが、１．０重量％以下に設定し、この合
金よりフィン３を構成することにより、フィン３の電位
をチューブ２のそれよりも卑にしてフィン３に犠牲陽極
作用を持たせ、これによりフィン３をチューブ２よりも
腐食し易くしてチューブ２の防食性を向上させることが
できる。
これは、ＳｎおよびＩｎの少なくとも一方を、Ｚｎと共
に、またはＺｎ無添加状態にて添加しても達成される。
に、またはＺｎ無添加状態にて添加しても達成される。
この場合、Ｓｎは０．０２重量％以上、１．０重量％以
下に、またＩｎは０．０ Ｏ５重量％以」二、０．１重
量％以下にそれぞれ設定される。
下に、またＩｎは０．０ Ｏ５重量％以」二、０．１重
量％以下にそれぞれ設定される。
なお、本発明はラジェータ以外の熱交換器にも当然に適
用される。
用される。
Ｃ９発明の効果
本発明によれば、優れた耐食性を有し、熱交換器用部材
を単層構造に構成し得るアルミニウム合金を捉供するこ
とができる。
を単層構造に構成し得るアルミニウム合金を捉供するこ
とができる。
図面は自動車用ラジェータを示し、第１図は要部を破断
した斜視図、第２図は要部拡大斜視図である。
した斜視図、第２図は要部拡大斜視図である。
Claims (1)
- Ｍｎ０．１５重量％以上、１．８２重量％以下、Ｆｅ０
．１５重量％以下、Ｃｕ０．０３重量％以下、Ｚｎ０．
０３重量％以下、Ｖ０．０５重量％以下、Ｇａ０．０３
重量％以下、Ｓｉ０．１５重量％以下および残部が０．
０２重量％以下の不可避不純物を含むＡｌよりなること
を特徴とする熱交換器用耐食性アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22621588A JPH0273934A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 熱交換器用耐食性アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22621588A JPH0273934A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 熱交換器用耐食性アルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0273934A true JPH0273934A (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=16841700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22621588A Pending JPH0273934A (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 熱交換器用耐食性アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0273934A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348624A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 耐食性と加工性に優れた自動車の配管用アルミニウム合金管材 |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP22621588A patent/JPH0273934A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348624A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-04 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 耐食性と加工性に優れた自動車の配管用アルミニウム合金管材 |
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