JPH027263A - Ｃｄプレーヤのローディング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ＣＤプレーヤのローディング装置に係り、と
くに、車載用ＣＤプレーヤ用として好適なＣＤプレーヤ
のローディング装置に関する。

〔従来の技術〕

従来より、車載用ＣＤプレーヤのローディング方式とし
ていわゆるダイレクトローディング方式（ディスクケー
スを使用しない方式）が広く採用されている。このダイ
レクト・ローディング方式では、第５図に示すように、
上下２本（若しくは下側１本）のローディングシャフト
５０ａｙ５０ｂを使用し、ローディング用モータ５１に
より、動力伝達手段としてのギヤ機構５２を介して下側
のローディングシャフト５０ｂを回転させ、これにより
ディスク１００のローディングを行っている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来例においては、上下２本（若し
くは下側１本）のローディングシャフトを装備している
ことから、装置全体の全高が必然的に高くなり、ハーフ
ＤＩＮサイズ（２５ｍｍ）に収める事が出来ないという
不都合を有している。

現在のものは、ＤＩＮサイズ（５０ｍｍ）である。

また、車載用ＣＤプレーヤでは通常機械式ダンパによっ
て高域振動をカットし、耐振動・衝撃性の向上を図って
いるが、上記従来例にあってはローディングシャフトが
あるため機械式ダンパのストロークを十分確保すること
が困難で耐振上不満足なものとなっている。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、機械式ダンパのストロークを十分確保して耐
振動・衝撃性を一層向上せしめることが出来るＣＤプレ
ーヤのローディング装置を擾供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、プレーヤ本体上に相対向して所定距離を隔
てて配置されるとともにそれぞれ回動可能なディスクロ
ーディング用の第１のベルト機構及び第２のベルト機構
と、ディスクローディングに際しこれらのベルト機構を
各々所定方向へ回動せしめるベルト機構開閉手段とを備
えている。そして、第１及び第２のベルト機構のうち少
なくとも一方が、当該ベルト機構を構成するベルトを必
要に応じて所定方向に回転せしめるローディング用モー
タを備える、という構成を採っている。これによって前
述した目的を達成しようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図に基づい
て説明する。

この第１図の実施例は、図示しないプレーヤ本体上に相
対向して配設されたディスク１００ローデイング用の第
１のベルト機構１０及び第２のベルト機構２０を備えて
いる。これらのベルト機構１０．２０は、リンク１１．
リンク、２１をそれぞれ介して連結されたソレノイド１
のプランジャ１ａ及び該プランジャ用の原位置復帰ばね
６に駆動されて第１図に示す矢印Ａ、Ａ’　、矢印Ｂ、
Ｂ’方向に回動するようになっている。

これを更に詳述すると、第１のベルト機構１０は、図示
しないプレーヤ本体上に設置されたローディング用モー
タ２のモータ軸２ａと、前記プランジャ１ａに一端を回
動自在に係止された前記リンク１１の他端に回転自在に
装備された円柱状ガイド部材３と、これらモータ軸２ａ
と円柱状ガイド部材３相互間に張設された第１のベルト
４とによって構成されている。

第２のベルト機構２０は、図示しないプレーヤ本体上に
回転自在に装備された円柱状ガイド部材２２と、前記プ
ランジャ１ａに一端を回動自在に係止された前記リンク
２１の他端に回転自在に装備された円柱状ガイド部材２
３と、これら両ガイド部材２２．２３相互間に張設され
た第２のベルト５とによって構成されている。

前記第１のベルト４は、後述するディスク１００挾持の
際にディスク１００の位置が多少ずれていてもローディ
ングが可能なように第２図に示すようなテーパ部を有す
る凹溝がその中間部に周囲全体に亘って形成されている
。第２のベルト５もこれと同様に形成されている。

前記ソレノイド１は、図示しないプレーヤ本体上に固着
されるとともに、駆動電圧印加時にプランジャ１ａを第
１図の矢印Ｃ方向へ駆動するようになっている。

プランジャ１ａの先端には、前述したようにリンク１１
．２１の一端が支軸３０を中心に回動し得るよう係止さ
れている。

このプランジャ１ａと、図示しないプレーヤ本体の一部
を成す立上り部４ｏとの間には、リンク１１．２１用の
原位置復帰ばね６が介装されている。このため、ソレノ
イドｌの非作動時にはプランジャ１ａは、原位置復帰ば
ねに付勢されて第１図の矢印Ｃ°力方向移動するように
なっている。

この時、リンク１１．２１は第１図の実線の状態から二
点鎖線の状態となる。

本実施例では、ソレノイド１とプランジャ１ａと原位置
復帰ばね６とリンク１１．２１とによってベルト機構開
閉手段１５が構成されている。

次に上記実施例の作用・動作を説明する。

通常時（ソレノイド１非作動時）には、第１゜第２のベ
ルト機Ｗｉ１０，２０及びリンク１１．２１は第３図に
示す状態となっている。

ディスク１００を挿入すると、これを図示しないセンサ
が検知してソレノイドに駆動電圧が印加され該ソレノイ
ド１が作動する。ソレノイドｌの吸引力によりプランジ
ャ１ａが原位置復帰ばね６に抗して第１図の矢印Ｃ方向
に移動する。

このため、リンク１１．２１を介して第１．第２のベル
ト機構がモータ軸２ａ、円柱状ガイド部材２２を中心と
して、それぞれ第３図の矢印り。

Ｅ方向に回動して第４図の状態となり、ディスク１００
が第１のベルト４と第２のベルト５とによって挟持され
る。（この時、第１のベルト４と第２のベルト５とがデ
ィスク１００をつかむ範囲は、該ディスク１００のリー
ドアウトエリアになるよう予め設定されている。） ディスク１００が第１のベルト４と第２のベルト５とに
よって挟持されると同時に、ローディング用モータ２が
始動するようになっている。

このローディング用モータ２の作動により第１のベルト
４が第４図の矢印Ｆ方向に回転し始めるが、この場合デ
ィスク１００が第１のベルト４と第２のベルト５とに挟
持されているため、第２のベルト５が、同時に第４図の
矢印Ｇ方向に回転する。このようにしてディスク１００
０ローデイングが行われるようになっている。

そして、ディスク１００を光学ピックアップ（図示せず
）の位置に取付ける（チャッキング）と同時にソレノイ
ド１への電圧印加を停止すると、プランジャ１ａが原位
置復帰ばね６に付勢されて第１図の矢印Ｃ゛方向移動す
る。このため、第１のベルト機構１０．第２のベルト機
構２０が、リンク１１．２１をそれぞれ介して第４図の
矢印Ｈ，１方向にそれぞれ回動する。これにより、ベル
ト機構１０．２０は第３図に示す、状態に戻り、ディス
ク１００の外縁部と両ベルト機構１０．２０との間に隙
間が生じ、ディスク１００の回転が可能となる（第１図
二点鎖線参照）。

以上説明したように、本実施例によると、第１のベルト
機構、第２のベルト機構を回動せしめるベルト機構開閉
手段１５の駆動源′としてソレノイドが用いられている
ことから応答性が比較的良好で、モータ等の場合より信
頼性が高いという利点がある。

〔発明の効果〕

本発明は、以上のように構成され機能するのでこれによ
ると、ディスクローディングに際しベルト機構開閉手段
により第１のベルト機構と第２のベルト機構を回動せし
めて当該両者によりディスクを側方から挟持させること
が出来るとともに、ローディング用モータにより少なく
とも一方のベルトを所定方向に回転せしめることが出来
、これによりディスクローディングを側方から行うこと
が可能となる。これがため、従来と異なり、上下２本も
しくは下側１本のローディングシャフトを装備する必要
がないので、機械式ダンパのストロークを十分確保する
ことが出来、耐振動・衝撃性を一層向上せしめることが
出来るという従来にない優れたＣＤプレーヤのローディ
ング装置を提供することが出来る。

尚、本発明によると装置全高を小さく出来るので、ハー
フＤＩＮサイズ内に収めることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部省略した構成図、
第２図は第１図の■−■線に沿って見た状態を示す拡大
図、第３図ないし第４図は第１図の動作説明図、第５図
は従来例を示す説明図である。　　２・・・・・・ロー
ディング用モータ、４・・・・・・第１のベルト、５・
・・・・・第２のベルト、１０・・・・・・第１のベル
ト機構、１５・・・・・・ベルト機構開閉手段、２０・
・・・・・第２のベルト機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、プレーヤ本体上に相対向して所定距離を隔てて
   配置されるとともにそれぞれ回動可能なディスクローデ
   ィング用の第１のベルト機構及び第２のベルト機構と、
   ディスクローディングに際しこれらのベルト機構を各々
   所定方向へ回動せしめるベルト機構開閉手段とを備え、 前記第１及び第２のベルト機構のうち少なくとも一方が
   、当該ベルト機構を構成するベルトを必要に応じて所定
   方向に回転せしめるローディング用モータを備えている
   ことを特徴としたＣＤプレーヤのローディング装置。