JPH027118Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027118Y2 JPH027118Y2 JP1983196711U JP19671183U JPH027118Y2 JP H027118 Y2 JPH027118 Y2 JP H027118Y2 JP 1983196711 U JP1983196711 U JP 1983196711U JP 19671183 U JP19671183 U JP 19671183U JP H027118 Y2 JPH027118 Y2 JP H027118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- lubricating oil
- shaft
- oil hole
- input shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 18
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 2
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシヤフトドライブ式自動二輪車の潤滑
装置に関する。
装置に関する。
この種の装置において、例えば第１，２図に示
すようにエンジン１で駆動されるドライブシヤフ
ト２を後車輪３の傍に設けた最終伝動機構室４の
入力軸５に球面スプライン６で連結し、その最終
伝動機構室４内に充填した潤滑油Ｏを、上記入力
軸５に形成した油孔７を介して上記スプライン連
結部６に導くようにしたものは知られている。
すようにエンジン１で駆動されるドライブシヤフ
ト２を後車輪３の傍に設けた最終伝動機構室４の
入力軸５に球面スプライン６で連結し、その最終
伝動機構室４内に充填した潤滑油Ｏを、上記入力
軸５に形成した油孔７を介して上記スプライン連
結部６に導くようにしたものは知られている。
本考案は上記スプライン連結部６に潤滑油をよ
り円滑かつ確実に供給することを目的として以下
の構成としたものである。
り円滑かつ確実に供給することを目的として以下
の構成としたものである。
即ち、上記のようなシヤフトドライブ式自動二
輪車において、内周面に潤滑油案内用の螺旋状の
突条７ａまたは溝条を有し、自由状態で前記入力
軸５の油孔７よりも大径の横断面欠円形の筒体７
１を、上記油孔７内に円筒状に縮径して装填した
ことを特徴とする。
輪車において、内周面に潤滑油案内用の螺旋状の
突条７ａまたは溝条を有し、自由状態で前記入力
軸５の油孔７よりも大径の横断面欠円形の筒体７
１を、上記油孔７内に円筒状に縮径して装填した
ことを特徴とする。
図に示す実施例は耐油性の合成樹脂等よりなる
筒体７１の内周面にそれと一体に螺旋状の突条７
ａを形成したものであるが、その突条７ａの代わ
りに溝条を形成してもよい。
筒体７１の内周面にそれと一体に螺旋状の突条７
ａを形成したものであるが、その突条７ａの代わ
りに溝条を形成してもよい。
その突条７ａまたは溝条は入力軸５の回転時に
最終伝動機構室４内の潤滑油Ｏがスプライン連結
部６に導かれる方向に形成する。
最終伝動機構室４内の潤滑油Ｏがスプライン連結
部６に導かれる方向に形成する。
なお、図中８はドライブシヤフト２を挿通した
リヤフオーク、９は上記入力軸５と一体に設けた
ピニオン、１０はそれとかみ合う後車輪駆動用リ
ングギヤで、後車輪３のボス１１にスプライン１
２，１３を介して伝動する。１４は上記入力軸５
に軸受、１５，１６は前記の球面スプライン６を
形成するための筒体で、それぞれ入力軸５、ドラ
イブシヤフト２の外周にスプライン１７，１８で
嵌合する。１９は上記筒体１４の固定用ナツト、
２０はドライブシヤフト２の後端において上記筒
体１５の内面に密に嵌合した油止めキヤツプ、２
１はそのキヤツプと上記ナツト１９との間に縮設
したばね、２２はオイルシール、２３はＯリン
グ、２４は潤滑油注入口を示す。
リヤフオーク、９は上記入力軸５と一体に設けた
ピニオン、１０はそれとかみ合う後車輪駆動用リ
ングギヤで、後車輪３のボス１１にスプライン１
２，１３を介して伝動する。１４は上記入力軸５
に軸受、１５，１６は前記の球面スプライン６を
形成するための筒体で、それぞれ入力軸５、ドラ
イブシヤフト２の外周にスプライン１７，１８で
嵌合する。１９は上記筒体１４の固定用ナツト、
２０はドライブシヤフト２の後端において上記筒
体１５の内面に密に嵌合した油止めキヤツプ、２
１はそのキヤツプと上記ナツト１９との間に縮設
したばね、２２はオイルシール、２３はＯリン
グ、２４は潤滑油注入口を示す。
上記構成において、入力軸５が第２図でａ方向
に回転すると、その回転に伴ない最終伝動機構室
４内の潤滑油Ｏが、油孔７内に装填した筒体７１
の螺旋状の突条７ａまたは溝条に沿つてスプライ
ン連結部６の方に導かれ、その油孔７の端から溢
れ出てキヤツプ２０により反転して上記連結部６
の間隙内に導かれるものである。
に回転すると、その回転に伴ない最終伝動機構室
４内の潤滑油Ｏが、油孔７内に装填した筒体７１
の螺旋状の突条７ａまたは溝条に沿つてスプライ
ン連結部６の方に導かれ、その油孔７の端から溢
れ出てキヤツプ２０により反転して上記連結部６
の間隙内に導かれるものである。
以上のように本考案によれば前記従来の油孔７
内に、内周面に螺旋状の突条７ａまたは溝条を有
する欠円形筒体７１を装填するだけの極めて簡単
な構成により上記スプライン連結部６に潤滑油を
円滑にかつ確実に送り込むことができる。
内に、内周面に螺旋状の突条７ａまたは溝条を有
する欠円形筒体７１を装填するだけの極めて簡単
な構成により上記スプライン連結部６に潤滑油を
円滑にかつ確実に送り込むことができる。
また上記のように油孔７内に欠円形の筒体７１
を装填するだけで油孔７の内方に潤滑油案内用の
螺旋状の突条７ａまたは溝条を設けることができ
るから、例えば油孔７の内面に直接突条または溝
条を形成する場合に比べて製作が容易である等の
効果がある。
を装填するだけで油孔７の内方に潤滑油案内用の
螺旋状の突条７ａまたは溝条を設けることができ
るから、例えば油孔７の内面に直接突条または溝
条を形成する場合に比べて製作が容易である等の
効果がある。
第１図は本考案潤滑装置を適用したシヤフトド
ライブ式自動二輪車の側面図、第２図はその要部
の拡大横断平面図、第３図は螺旋状の突条を有す
る筒体の斜視図である。 １はエンジン、２はドライブシヤフト、３は後
車輪、４は最終伝動機構室、５はその入力軸、６
は球面スプライン、７は油孔、７ａは突条。
ライブ式自動二輪車の側面図、第２図はその要部
の拡大横断平面図、第３図は螺旋状の突条を有す
る筒体の斜視図である。 １はエンジン、２はドライブシヤフト、３は後
車輪、４は最終伝動機構室、５はその入力軸、６
は球面スプライン、７は油孔、７ａは突条。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンで駆動されるドライブシヤフトを後車
輪の傍に設けた最終伝動機構室の入力軸に球面ス
プラインで連結し、その最終伝動機構室内に充填
した潤滑油を、上記入力軸に形成した油孔を介し
て上記スプライン連結部に導くようにしたシヤフ
トドライブ式自動二輪車において、 内周面に潤滑油案内用の螺旋状の突条または溝
条を有し、自由状態で上記油孔よりも大径の横断
面欠円形の筒体を、上記油孔内に円筒状に縮径し
て装填したことを特徴とするシヤフトドライブ式
自動二輪車の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19671183U JPS60104390U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | シヤフトドライブ式自動二輪車の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19671183U JPS60104390U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | シヤフトドライブ式自動二輪車の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60104390U JPS60104390U (ja) | 1985-07-16 |
| JPH027118Y2 true JPH027118Y2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=30421881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19671183U Granted JPS60104390U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | シヤフトドライブ式自動二輪車の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60104390U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5985692B1 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-09-06 | 本田技研工業株式会社 | シャフトドライブ式車両 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5046118U (ja) * | 1973-08-24 | 1975-05-08 |
-
1983
- 1983-12-21 JP JP19671183U patent/JPS60104390U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5046118U (ja) * | 1973-08-24 | 1975-05-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60104390U (ja) | 1985-07-16 |
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