JPS607271Y2 - クロ−ラ走行装置の駆動部構造 - Google Patents
クロ−ラ走行装置の駆動部構造Info
- Publication number
- JPS607271Y2 JPS607271Y2 JP13504179U JP13504179U JPS607271Y2 JP S607271 Y2 JPS607271 Y2 JP S607271Y2 JP 13504179 U JP13504179 U JP 13504179U JP 13504179 U JP13504179 U JP 13504179U JP S607271 Y2 JPS607271 Y2 JP S607271Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- sprocket
- thrust collar
- traveling device
- crawler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、伝動ケースから突出させた駆動軸にクローラ
駆動用スプロケットをスプライン嵌合し、前記スプロケ
ットに対するスラストカラーを前記駆動軸に外嵌し、前
記伝動ケースとスプロケットの間にフローティングシー
ルを設けたクローラ走行装置の駆動部構造に関し、径の
増大に伴うコストアップが顕著なフローティングシール
を、軸強度の低下を伴うことなく小径にできるようにし
て、全体としてのコストダウンを図る事を目的とする。
駆動用スプロケットをスプライン嵌合し、前記スプロケ
ットに対するスラストカラーを前記駆動軸に外嵌し、前
記伝動ケースとスプロケットの間にフローティングシー
ルを設けたクローラ走行装置の駆動部構造に関し、径の
増大に伴うコストアップが顕著なフローティングシール
を、軸強度の低下を伴うことなく小径にできるようにし
て、全体としてのコストダウンを図る事を目的とする。
次に、本考案の実施の態様を例示図に基づいて説明する
。
。
トラックフレーム１の前後両端側にクローラ駆動用スプ
ロケット２とクローラ緊張用輪体３とを各別に付設し、
前記フレーム１の前記スプロケット、輪体間にクローラ
案内輪体４の複数個をフレーム長手方向に並列させて設
けると共に、全輪体にわたって無端クローラ５を巻回し
、もって、バックホウ等の作業者本体に装着すると共に
前記スプロケット２に対する駆動部に車体本体から伝動
してクローラ５を回動駆動するようにしたクローラ走行
装置を構成しである。
ロケット２とクローラ緊張用輪体３とを各別に付設し、
前記フレーム１の前記スプロケット、輪体間にクローラ
案内輪体４の複数個をフレーム長手方向に並列させて設
けると共に、全輪体にわたって無端クローラ５を巻回し
、もって、バックホウ等の作業者本体に装着すると共に
前記スプロケット２に対する駆動部に車体本体から伝動
してクローラ５を回動駆動するようにしたクローラ走行
装置を構成しである。
前記駆動部は、第２図、第３図に示す如く構成しである
。
。
すなわち、前記トラックフレーム１に取付けた伝動ケー
ス６に回転自在に支持させた駆動軸７を前記ケース６か
ら横一側方に突出させると共に、その駆動軸突出部に前
記クローラ駆動用スプロケット２をスプライン嵌合し、
そして、ケース内への導入動力を、入力側ギア８及びこ
のギア８に咬合わせた状態で駆動軸７のケース内部分に
スプライン嵌合しであるギア９を介して駆動軸７に伝達
し、もって、クローラ駆動用スプロケット２に伝達する
ようにしである。
ス６に回転自在に支持させた駆動軸７を前記ケース６か
ら横一側方に突出させると共に、その駆動軸突出部に前
記クローラ駆動用スプロケット２をスプライン嵌合し、
そして、ケース内への導入動力を、入力側ギア８及びこ
のギア８に咬合わせた状態で駆動軸７のケース内部分に
スプライン嵌合しであるギア９を介して駆動軸７に伝達
し、もって、クローラ駆動用スプロケット２に伝達する
ようにしである。
前記駆動軸７のスプロケット２よりケース側に位置する
部分に、スプロケット用スプライン部の内側に連なる状
態で周溝１０を形威し、駆動軸突出端にネジ止めした着
脱自在なスプロケット抜は止め部材１１との協働により
スプロケット２の駆動軸７に対するスライドを規制させ
ると共に半径方向に２個の構成用部材１２ａに分割可能
な割り型に構成したスラストカラー１２を、前記周溝１
０に嵌入した状態で駆動軸７に外嵌し、そして、伝動ケ
ース６とスプロケット２の間に、そこから駆動軸７側へ
の異物侵入を阻止するためのフローティングシール１３
をそのリング１３ａを前記スラストカラー１２に外嵌し
た状態で設けてあり、スラストカラー１２が駆動軸外周
面より突出して駆動軸７のフローティングシール外嵌部
の外径がスラストカラー１２のために大径にならないよ
うにして、フローティングシール１３としては小径なも
のを使用できるように配慮腰しかも、周溝１０の底をス
プライン部の底と同レベルにして、駆動軸７の強度を低
下させないために、その小径部分における寸法を駆動軸
本来の小径部分の寸法に留めである。
部分に、スプロケット用スプライン部の内側に連なる状
態で周溝１０を形威し、駆動軸突出端にネジ止めした着
脱自在なスプロケット抜は止め部材１１との協働により
スプロケット２の駆動軸７に対するスライドを規制させ
ると共に半径方向に２個の構成用部材１２ａに分割可能
な割り型に構成したスラストカラー１２を、前記周溝１
０に嵌入した状態で駆動軸７に外嵌し、そして、伝動ケ
ース６とスプロケット２の間に、そこから駆動軸７側へ
の異物侵入を阻止するためのフローティングシール１３
をそのリング１３ａを前記スラストカラー１２に外嵌し
た状態で設けてあり、スラストカラー１２が駆動軸外周
面より突出して駆動軸７のフローティングシール外嵌部
の外径がスラストカラー１２のために大径にならないよ
うにして、フローティングシール１３としては小径なも
のを使用できるように配慮腰しかも、周溝１０の底をス
プライン部の底と同レベルにして、駆動軸７の強度を低
下させないために、その小径部分における寸法を駆動軸
本来の小径部分の寸法に留めである。
以上要するに、本考案は、官記したクローラ走行装置の
駆動部構造において、前記駆動軸７にそのスプライン部
の内側に連なる状態て周溝１０を形威し、割り型に構成
した前記スラストカラー１２を前記周溝１０に嵌入し、
前記フローティングシール１３のリング１３ａを前記ス
ラストカラー１２に外嵌しである事を特徴とする。
駆動部構造において、前記駆動軸７にそのスプライン部
の内側に連なる状態て周溝１０を形威し、割り型に構成
した前記スラストカラー１２を前記周溝１０に嵌入し、
前記フローティングシール１３のリング１３ａを前記ス
ラストカラー１２に外嵌しである事を特徴とする。
すなわち、スラストカラー１２を割り型にして駆動軸周
溝１０に嵌め込む事によって、第４図に示すように駆動
軸７に筒状のスラストカラー１２を外嵌させる従来構造
に比して、スラストカラー１２を周溝１０の深さだけ小
径化でき、その結果、スラストカラー１２に外嵌された
フローティングシール１３をも小径化できて、フローテ
ィングシール１３のコストを大巾に低減できた。
溝１０に嵌め込む事によって、第４図に示すように駆動
軸７に筒状のスラストカラー１２を外嵌させる従来構造
に比して、スラストカラー１２を周溝１０の深さだけ小
径化でき、その結果、スラストカラー１２に外嵌された
フローティングシール１３をも小径化できて、フローテ
ィングシール１３のコストを大巾に低減できた。
しかも、前記周溝７の深さを前記スプライン部の溝深さ
にほぼ一致させれば、スラストカラー１２を可及的に小
径にしながら、駆動軸７の強度を低下させなくて済み、
また、スラストカラー１２の機能も十分に発揮させる事
ができ、全体として極めて合理的な構造にできた。
にほぼ一致させれば、スラストカラー１２を可及的に小
径にしながら、駆動軸７の強度を低下させなくて済み、
また、スラストカラー１２の機能も十分に発揮させる事
ができ、全体として極めて合理的な構造にできた。
図面は本考案に係るクローラ走行装置の駆動部構造の実
施の態様を例示し、第１図はクローラ走行装置の全体側
面図、第２図は要部を示す断面図、第３図は要部を示す
斜視図、第４図は従来構造を示す断面図である。 ２・・・・・・スプロケット、６・・・・・・伝動ケー
ス、７・・・・・・駆動軸、１０・・・・・・周溝、１
２・・・・・・スラストカラー、１３・・・・・・フロ
ーティングシール、１３ａ・・・リング。
施の態様を例示し、第１図はクローラ走行装置の全体側
面図、第２図は要部を示す断面図、第３図は要部を示す
斜視図、第４図は従来構造を示す断面図である。 ２・・・・・・スプロケット、６・・・・・・伝動ケー
ス、７・・・・・・駆動軸、１０・・・・・・周溝、１
２・・・・・・スラストカラー、１３・・・・・・フロ
ーティングシール、１３ａ・・・リング。
Claims (1)
- 伝動ケース６から突出させた駆動軸７にクローラ駆動用
スプロケット２をスプライン嵌合し、前記スプロケット
２に対するスラストカラー１２を前記駆動軸７に外嵌し
、前記伝動ケース６とスプロケット２の間にフローティ
ングシール１３を設けたクローラ走行装置の駆動部構造
であって、前記駆動軸７にそのスプライン部の内側に連
なる状態で周溝１０を形威し、割り型に構成した前記ス
ラストカラー１２を前記周溝１０に嵌入し、前記フロー
ティングシール１３のリング１３ａを前記スラストカラ
ー１２に外嵌しである事を特徴とするクローラ走行装置
の駆動部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13504179U JPS607271Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | クロ−ラ走行装置の駆動部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13504179U JPS607271Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | クロ−ラ走行装置の駆動部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5653690U JPS5653690U (ja) | 1981-05-11 |
| JPS607271Y2 true JPS607271Y2 (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=29366594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13504179U Expired JPS607271Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | クロ−ラ走行装置の駆動部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607271Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-29 JP JP13504179U patent/JPS607271Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5653690U (ja) | 1981-05-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0650682Y2 (ja) | 遊星歯車式副変速装置 | |
| JPH0637141B2 (ja) | 二輪・四輪駆動切換装置 | |
| US4669332A (en) | Power transfer device for four wheel drive | |
| JPS607271Y2 (ja) | クロ−ラ走行装置の駆動部構造 | |
| JPH0298025U (ja) | ||
| JP2597781Y2 (ja) | ブルドーザの終減速装置 | |
| JPS631606Y2 (ja) | ||
| JPS6347537Y2 (ja) | ||
| JPS61134219U (ja) | ||
| JPH0133856Y2 (ja) | ||
| JPH0215703Y2 (ja) | ||
| JPH0419258Y2 (ja) | ||
| JPS631607Y2 (ja) | ||
| JPS6317699Y2 (ja) | ||
| JPH0341943Y2 (ja) | ||
| JPS6455325U (ja) | ||
| JPH072288Y2 (ja) | 車輪駆動部の軸連結部カバー構造 | |
| JPS6295028U (ja) | ||
| JPS6220720A (ja) | 鞍乗型車輛のエンジン | |
| JPH01140047U (ja) | ||
| JPS6229934U (ja) | ||
| JPS61116266U (ja) | ||
| JPS6446569U (ja) | ||
| JPS63104731U (ja) | ||
| JPS61198754U (ja) |