JPS631607Y2 - - Google Patents

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JPS631607Y2
JPS631607Y2 JP8935282U JP8935282U JPS631607Y2 JP S631607 Y2 JPS631607 Y2 JP S631607Y2 JP 8935282 U JP8935282 U JP 8935282U JP 8935282 U JP8935282 U JP 8935282U JP S631607 Y2 JPS631607 Y2 JP S631607Y2
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JP
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shaft
transmission
power take
transmission case
bearing holder
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JP8935282U
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JPS58190222U (ja
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ギヤ式走行変速装置を内装する第1
伝動ケース、及び、それからの動力を左右走行装
置に分岐伝動するベベル伝動機構を内装する第2
伝動ケースを前後方向に並設し、動力取出軸を、
前記第2伝動ケースの前記第1伝動ケースとは反
対側に位置する壁を貫通突出させて支持する状態
で、且つ、前記走行変速装置の動力にて駆動され
る状態で設けた作業車の動力取出部構造に関す
る。
かかる動力取出部構造において、従来では、第
6図に示すように、動力取出軸40に対する伝動
軸41を、第2伝動ケース42bの内部に突出さ
せる状態で第1伝動ケース42a支承し、伝動軸
41の端部に軸継手43を用いて接続する動力取
出軸40のケース内端部に対するベアリングホル
ダー44を、第2伝動ケース42bに一体形成す
るとともに、動力取出軸40の対第2伝動ケース
壁貫通部に対するベアリング45を、第2伝動ケ
ース壁46に直接支持させるようにしているが、
この手段の場合、第2伝動ケース42bにベベル
伝動機構47を所定通り組付けた状態のままで動
力取出軸40を着脱することができないため、動
力取出軸40を必要に応じて取外したり、又異な
る形状のものに付替える等のために着脱する際に
は、ベベル伝動機構47をも分解しながら行なわ
なければならない面倒があつた。
さらに詳述すると、例えば作業車の一例として
の運搬車では、荷台に搭載する状態、あるいは、
荷台に代えて取付ける状態で各種のアタツチメン
ト装置を取付けることがあり、そして、アタツチ
メント装置が油圧式駆動型であるか、機械式駆動
型であるか等の、アタツチメント装置の仕様に応
じて、外径や突出長さ等が異なる各種仕様の動力
取出軸が要望されるとともに、アタツチメント装
置を取付けない場合には、動力取出軸を取外すこ
とが行なわれるが、動力取出軸の付替あるいは取
外しに際して、動力取出し軸を第2伝動ケースに
対して着脱することを容易、迅速に行ない難いも
のとなつていた。
本考案は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、簡単な改造によつて、動力取
出軸の着脱を、容易、迅速に行なえるようにする
点にある。
本考案は、冒記作業車の動力取出部構造Bにお
いて、前記動力取出軸に対する伝動軸を、前記第
2伝動ケースの内部の突出させる状態で前記第1
伝動ケースに支承し、前記動力取出軸に対するベ
アリングホルダーを、前記第2伝動ケースの壁に
着脱自在に取付け、前記ベアリングホルダーに支
持した前記動力取出軸のケース内に挿入する側の
端部を前記伝動軸の端部に対して前記ベアリング
ホルダーの着脱に伴つて係脱自在に接続する軸継
手を設け、さらに、前記ベアリングホルダーの外
周部には、前記第2伝動ケースの外面に対する取
付け面と、その第2伝動ケースに形成されたベア
リングホルダー取付け用の貫通孔に対して嵌入さ
れる摺動案内面とを形成するとともに、前記摺動
案内面の前記動力取出軸軸線方向での長さを前記
軸継手に対する動力取出軸の係入深さよりも大き
く寸法設定してあることを特徴構成とする。
次に、本案特徴構成による作用効果を述べる。
すなわち、動力取出軸に対するベアリングホルダ
ーを第2伝動ケースの壁に着脱させるに伴つて、
ベアリングホルダーに支持させた動力取出軸のケ
ース内に挿入する側の端部を、第1伝動ケースに
支承した伝動軸の端部に軸継手を用いて係脱させ
ることができるようにしてあるから、動力取出し
軸を第2伝動ケースに対して着脱することを、単
に、ベアリングホルダーを第2伝動ケースの壁に
着脱する簡単な作業で行なうことができるのであ
り、しかも、必要に応じて異なる仕様の動力取出
軸を付替えることを、ケース外において、ベアリ
ングホルダーに対して動力取出軸を組替えたの
ち、ベアリングホルダーを第2伝動ケースの壁に
組付けるようにする、簡単な作業で行なうことが
できるのであり、さらに、ベアリングホルダーの
外周面と、第2伝動ケースの壁に穿設した貫通孔
の内周面とで、前記ベアリングホルダーを摺動案
内自在とする摺動面が形成され、かつ、前記ベア
リングホルダーの軸線方向における前記外周面の
長さを、動力取出軸の軸継手に係合する部分の係
入深さよりも大に寸法設定してあるから、第2伝
動ケース内に動力取出軸を挿入して装着する際、
その軸端を軸継手に係合する前に、ベアリングホ
ルダーの外周面と前記貫通孔の内周面とを摺動面
としてベアリングホルダーと一体移動する動力取
出軸を案内するので、この動力取出軸の軸端と軸
継手との係合を、簡単、かつ迅速に行える利点が
あつて、もつて、一層便利に使用することが可能
な作業車の動力取出部構造を得ることに至つた。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、4個の車輪1……を前後
方向に並べた左右一対の走行装置2,2を備えた
車体フレームの後部に、油圧シリンダ3によつて
横軸心周りに揺動操作される荷台4を設け、車体
フレームにおける荷台4の前方がわ側脇に、操縦
部5及び走行用伝動構造6を取付け、もつて、搭
載荷をダンプ放出可能な運搬車を構成してある。
前記走行用伝動構造6を構成するに、第2図及
び第3図に示すように、エンジン7に、多板型走
行クラツチ8を内装するクラツチケース9をボル
ト連結し、クラツチケース9に、走行クラツチ8
に連動連結するギヤ式走行変速装置10その変速
装置10からの動力を左右走行装置2,2に分岐
伝動するベベル伝動機構11、及び、左右一対の
操向クラツチ12,12を内装した主伝動ケース
13をボルト接続し、主伝動ケース13の両横側
部に、ベベル伝動機構11からの動力を左右の車
輪駆動用チエーンケース14,14に伝動するギ
ヤ伝動機構15、及び走行用ブレーキ16,16
を内装した中間伝動ケース17,17をボルト接
続してある。
前記走行変速装置10を構成するに、第3図に
示すように、前記走行クラツチ8の出力軸9aに
ギヤ連動される第1変速軸18、第2変速軸1
9、及び、出力軸20を互いに平行する軸心周り
に回転自在に支承し、第1変速軸18に、前進1
速用伝動ギヤ18a、前進2速用伝動ギヤ18
b、及び、前進3速用伝動ギヤ18cの夫々を固
着し、出力軸20に、前進3速用伝動ギヤ18c
に咬合する後進変速用ギヤ20a、及び、副変速
用第1ギヤ20bを遊転可能な状態で、且つ、副
変速用第2ギヤ20cを摺動可能にスプライン連
結した状態で支承し、第2変速軸19に、前進1
速、2速、3速用伝動ギヤ18a,18b,18
c及び後進変速用ギヤ20aの夫々に各別咬合す
る伝動ギヤ19a,19b,19c,19dを遊
転可能な状態で、且つ、副変速用第1,第2ギヤ
20b,20cの夫々に各別に咬合可能な副変速
用第1,第2伝動ギヤ19e,19fを一体回転
可能な状態で支承してある。そして、第2変速軸
19に対して一体回転可能且つ摺動可能に取付け
た一対のシフター21a,21bを、その摺動に
より前記4つの伝動ギヤ19a,19b,19
c,19dのいずれかに咬合させることにより、
前進3段、後進1段の変速を行なえるように構成
し、又、副変速用第2ギヤ20cを、その摺動に
より副変速用第2伝動ギヤ19fに咬合させる状
態と副変速用第1ギヤ20bの側部に咬合させる
状態とに切換えることにより、高低2段の副変速
を行なえるように構成してある。
前記主伝動ケース13を、走行変速装置収納用
の第1伝動ケース13aとベベル伝動機構収納用
の第2伝動ケース13bとに前後方向に分割形成
し、両ケース13a,13bをボルト連結すると
ともに、両ケース13a,13b内に潤滑油を貯
留させてある。そして、第4図に示すように、第
2伝動ケース13bにおける第1伝動ケース13
aとは反対側に位置する後側壁23を貫通突出す
る動力取出軸22に対する伝動軸24を、第2伝
動ケース13bの内部に突出させる状態で且つ、
前進3速用伝動ギヤ18cにギヤ連動させる状態
で第1伝動ケース13aにベアリングを用いて支
承し、動力取出軸22に対するベアリングホルダ
ー25の外周部には、前記第2伝動ケース13b
の外面に対する取付面25Aと、その第2伝動ケ
ース13bに形成されたベアリングホルダー取付
け用の貫通孔30に対して嵌入される摺動案内面
25Bとを形成して、このベアリングホルダー2
5を、前記取付面25Aを形成した部位に設けた
ボルト連結用のフランジ部25cにて前記後側壁
23に着脱自在にボルト連結し、さらに、前記ベ
アリングホルダー25に支持した動力取出軸22
のケース内に挿入する側の端部と前記伝動軸24
の端部に対して前記ベアリングホルダー25の着
脱に伴つて係脱自在に接続するスプライン式筒状
軸継手26を設け、さらには、前記摺動案内面2
5Bの前記動力取出軸22軸線方向での長さLを
前記軸継手26に対する動力取出軸22の係入深
さlよりも大きく寸法設定して、前記動力取出軸
22を第2伝動ケース13bに嵌入していく際に
はベアリングホルダー25の摺動案内面25Bと
前記貫通孔30の内面とを沿わせて嵌入し乍ら、
動力取出軸22の内挿側端部の前記軸継手26へ
の係入案内もする。もつて、動力取出軸22の着
脱を、第2伝動ケース13b内のベベル伝動機構
11を分解する等の手間なく、容易、迅速に行な
えるようにしてある。
要するに、荷台に搭載する状態あるいは荷台に
代えて取付ける状態で設ける各種アタツチメント
装置を動力取出軸22の動力で駆動できるように
し、しかも、アタツチメント装置の仕様に応じて
軸径や突出長さの異なる各種仕様の動力取出軸を
付替える、あるいは動力取出軸を取外してしまう
等の際において、動力取出軸22を第2伝動ケー
ス13aに対して着脱することを容易、迅速に行
なえるようにしてある。
図中27は、動力取出軸22覆うキヤツプであ
り、ベアリングホルダー25に対してボルト28
によつて着脱自在に取付けてある。又、動力取出
軸22を取外した際には、第5図に示すように、
蓋体29を、ケース壁23にボルト連結すること
になる。
尚、本考案の動力取出部構造は、運搬車の他、
建設機械等の各種作業車に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は運搬車の側面図、第2図は伝動構造の
一部切欠き平面図、第3図は同構造の展開縦断側
面図、第4図は動力取出軸の装着部を示す一部省
略側面図、第5図は動力取出軸の取外し状態を示
す側面図、第6図は従来例の側面図である。 2,2……走行装置、10……ギヤ式走行変速
装置、11……ベベル伝動機構、13a……第1
伝動ケース、13b……第2伝動ケース、22…
…動力取出軸、23……ケース壁、24……伝動
軸、25……ベアリングホルダー、25A……取
付け面、25B……摺動案内面、26……軸継
手、30……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤ式走行変速装置10を内装する第1伝動ケ
    ース13a、及び、それからの動力を左右走行装
    置2,2に分岐伝動するベベル伝動機構11を内
    装する第2伝動ケース13bを前後方向に並設
    し、動力取出軸22を、前記第2伝動ケース13
    bの前記第1伝動ケース13aとは反対側に位置
    する壁23を貫通突出させて支持する状態で、且
    つ、前記走行変速装置10の動力にて駆動される
    状態で設けた作業車の動力取出部構造であつて、
    前記動力取出軸22に対する伝動軸24を、前記
    第2伝動ケース13bの内部に突出させる状態で
    前記第1伝動ケース13aに支承し、前記動力取
    出軸22に対するベアリングホルダー25を、前
    記第2伝動ケース13bの壁23に着脱自在に取
    付け、前記ベアリングホルダー25に支持した前
    記動力取出軸22のケース内に挿入する側の端部
    を前記伝動軸24の端部に対して前記ベアリング
    ホルダー25の着脱に伴つて係脱自在に接続する
    軸継手26を設け、さらに、前記ベアリングホル
    ダー25の外周部には、前記第2伝動ケース13
    bの外面に対する取付け面25Aと、その第2伝
    動ケース13bに形成されたベアリングホルダー
    取付け用の貫通孔30に対して嵌入される摺動案
    内面25Bとを形成するとともに、前記摺動案内
    面25Bの前記動力取出軸22軸線方向での長さ
    Lを前記軸継手26に対する動力取出軸22の係
    入深さlよりも大きく寸法設定してあることを特
    徴とする作業車の動力取出部構造。
JP8935282U 1982-06-14 1982-06-14 作業車の動力取出部構造 Granted JPS58190222U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8935282U JPS58190222U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 作業車の動力取出部構造

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JP8935282U JPS58190222U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 作業車の動力取出部構造

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Publication Number Publication Date
JPS58190222U JPS58190222U (ja) 1983-12-17
JPS631607Y2 true JPS631607Y2 (ja) 1988-01-16

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JP8935282U Granted JPS58190222U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 作業車の動力取出部構造

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