JPH0270274A - 超音波リニアモータ - Google Patents
超音波リニアモータInfo
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- JPH0270274A JPH0270274A JP63219437A JP21943788A JPH0270274A JP H0270274 A JPH0270274 A JP H0270274A JP 63219437 A JP63219437 A JP 63219437A JP 21943788 A JP21943788 A JP 21943788A JP H0270274 A JPH0270274 A JP H0270274A
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 14
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、超音波リニアモータに関し、さらに詳しく
は、圧電素子による屈曲モードと径方向モードの振動を
利用して被移動体を直線移動させる超音波リニアモータ
に関するものである。
は、圧電素子による屈曲モードと径方向モードの振動を
利用して被移動体を直線移動させる超音波リニアモータ
に関するものである。
従来、この種の超音波リニアモータとして、本発明者が
先に提案した(特願昭63−128023号)ものがあ
り、これは第4図、第5図に示すように、弾性体でなる
円板状の基体(11)の両面に円環板状の圧電素子(1
3) (14)がそれぞれ固着されて円板バイモルフ(
15)を形成している。基体(11)の中心には貫通孔
(lla)が形成されており、 この貫通孔(lla)
に円筒状のシャフトスライダ(12)が貫装されている
。シャフトスライダ(12)には軸線と平行な割り溝(
12a)が形成されていて、径方向へのバネ性をもたせ
ている。
先に提案した(特願昭63−128023号)ものがあ
り、これは第4図、第5図に示すように、弾性体でなる
円板状の基体(11)の両面に円環板状の圧電素子(1
3) (14)がそれぞれ固着されて円板バイモルフ(
15)を形成している。基体(11)の中心には貫通孔
(lla)が形成されており、 この貫通孔(lla)
に円筒状のシャフトスライダ(12)が貫装されている
。シャフトスライダ(12)には軸線と平行な割り溝(
12a)が形成されていて、径方向へのバネ性をもたせ
ている。
円板バイモルフ(15)は、圧電素子(13)または(
14)に超音波信号を印加したとき、基体(11)が円
板屈曲第二次そ−ドと径方向モードの複合共振を起こす
寸法関係に構成されている。
14)に超音波信号を印加したとき、基体(11)が円
板屈曲第二次そ−ドと径方向モードの複合共振を起こす
寸法関係に構成されている。
以上の構成によシ、円板バイモルフ(15)は圧電素子
(13)あるいは(14)により励振されて、第二次円
板屈曲モードと同時に径方向の伸縮振動を行い、シャフ
トスライダ(12)は、上記径方向モードにより貫通孔
(lla)の周壁への圧着と解放を繰返えす。一方、上
記円板屈曲モードに起因して、シャフトスライダ(12
)が軸方向に左右に振られる。かかる複合共振により、
シャフトスライダ(12)は矢印(AI)または(A2
)方向に選択的に移動される。
(13)あるいは(14)により励振されて、第二次円
板屈曲モードと同時に径方向の伸縮振動を行い、シャフ
トスライダ(12)は、上記径方向モードにより貫通孔
(lla)の周壁への圧着と解放を繰返えす。一方、上
記円板屈曲モードに起因して、シャフトスライダ(12
)が軸方向に左右に振られる。かかる複合共振により、
シャフトスライダ(12)は矢印(AI)または(A2
)方向に選択的に移動される。
以上のような従来の超音波リニアモータでは、円板屈曲
第二次モードと径方向モードの複合共振を起こす寸法関
係が円板バイモルフに要求されることから、円板バイモ
ルフの外径、厚み等に高精度加工を要するという問題が
あった。
第二次モードと径方向モードの複合共振を起こす寸法関
係が円板バイモルフに要求されることから、円板バイモ
ルフの外径、厚み等に高精度加工を要するという問題が
あった。
この発明は上記の問題を解消するためになされたもので
、加工精度を緩和しうる超音波リニアモータを得ること
を目的とするものである。
、加工精度を緩和しうる超音波リニアモータを得ること
を目的とするものである。
[課題を解決するだめの手段〕
この発明に係る超音波リニアモータは、中心部に貫通孔
をもち、圧電効果により円板屈曲モードで振動する基体
と、上記貫通孔に係合して径方向モードで振動する円筒
状圧電素子でなるスライダとを備えている。
をもち、圧電効果により円板屈曲モードで振動する基体
と、上記貫通孔に係合して径方向モードで振動する円筒
状圧電素子でなるスライダとを備えている。
この発明においては、基体およびスライダに超音波領域
の電気信号を印加することにより、円板状基体の屈曲モ
ード振動と、円筒状圧電素子でなるスライダの径方向振
動との共動に対応して、スライダに直勝移動を生じさせ
る。
の電気信号を印加することにより、円板状基体の屈曲モ
ード振動と、円筒状圧電素子でなるスライダの径方向振
動との共動に対応して、スライダに直勝移動を生じさせ
る。
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示し、円板状の
基体(1)は、円環板状の2枚の圧電素子(la) (
lb)を互いに接合し、外面に電極(4)を設けて形成
されている。スライダ(2)は円筒状の圧電素子からな
っている。
基体(1)は、円環板状の2枚の圧電素子(la) (
lb)を互いに接合し、外面に電極(4)を設けて形成
されている。スライダ(2)は円筒状の圧電素子からな
っている。
基体(1)を形成する圧電素子(la) (lb)は、
接合面を共通にして同一寸法のものを接合し、並列接続
にして駆動させたとき、円板屈曲モードの振動が発生す
るよつな分極方向(図の矢印P)になっている。また、
基体(1)の中心電極の引出しは、薄い金属板を共に接
合して一部を外部へ出すか、あるいは電極をはみ出して
行う。圧電素子(1a)(1b)の接続は、直列でもよ
く、その場合は分極を並列にしておく。この直列接続駆
動では、中心電極の引出しが不要になるが、高い電圧を
要求することになるので、使用条件に合せて、並列、直
列のいずれかを選択することとなる。基体(1)の振動
モードは、円板屈曲第二次モードを使用しているO 基体(1)の中心部に形成された貫通孔(3)に密接し
て配置された円筒状の圧電素子でなるスライダ(2)は
、それ自身が通電、駆動により径方向に伸縮してスライ
ダとして機能するもので、内外周面に電極が設けられ、
厚み分極が施されている。
接合面を共通にして同一寸法のものを接合し、並列接続
にして駆動させたとき、円板屈曲モードの振動が発生す
るよつな分極方向(図の矢印P)になっている。また、
基体(1)の中心電極の引出しは、薄い金属板を共に接
合して一部を外部へ出すか、あるいは電極をはみ出して
行う。圧電素子(1a)(1b)の接続は、直列でもよ
く、その場合は分極を並列にしておく。この直列接続駆
動では、中心電極の引出しが不要になるが、高い電圧を
要求することになるので、使用条件に合せて、並列、直
列のいずれかを選択することとなる。基体(1)の振動
モードは、円板屈曲第二次モードを使用しているO 基体(1)の中心部に形成された貫通孔(3)に密接し
て配置された円筒状の圧電素子でなるスライダ(2)は
、それ自身が通電、駆動により径方向に伸縮してスライ
ダとして機能するもので、内外周面に電極が設けられ、
厚み分極が施されている。
スライダ(2)の外周面と貫通孔(3)の内壁面とは、
耐摩耗性を向上するために、イオンブレーティングメツ
キのような金属メツキ而とするか、あるいは樹脂コーテ
ィングを施す。
耐摩耗性を向上するために、イオンブレーティングメツ
キのような金属メツキ而とするか、あるいは樹脂コーテ
ィングを施す。
スライダ(2)の貫通孔(3)へのはめ込みは、基体(
1)およびスライダ(2)両者への通電が零のときスラ
イダ(2)が抜は出さないように調整しておく。
1)およびスライダ(2)両者への通電が零のときスラ
イダ(2)が抜は出さないように調整しておく。
次に動作について説明する。圧電素子(la)(Ib)
および(2)への給電方法を第3図に示す。すなわち、
円板バイモルフをなす基体(1)の圧電素子(Ia)
(lb)には信号源(5)から並列に給電し、基体(1
)に円板屈曲モードの振動を発生させる。同時にスライ
ダ(2)にも同じ電圧を給電すると、貫通孔(3)が矢
印(A)のように左右に往復する。この矢印(A)のど
ちらかの側でスライダ(2)は径方向に大きくなり、そ
のタイミングによって矢印(A)の一方向へ移動する。
および(2)への給電方法を第3図に示す。すなわち、
円板バイモルフをなす基体(1)の圧電素子(Ia)
(lb)には信号源(5)から並列に給電し、基体(1
)に円板屈曲モードの振動を発生させる。同時にスライ
ダ(2)にも同じ電圧を給電すると、貫通孔(3)が矢
印(A)のように左右に往復する。この矢印(A)のど
ちらかの側でスライダ(2)は径方向に大きくなり、そ
のタイミングによって矢印(A)の一方向へ移動する。
反対の給電サイクルでは、スライダ(2)は径方向に収
縮し、基体(1)とスライダ(2)は互いに非接触状態
になる。
縮し、基体(1)とスライダ(2)は互いに非接触状態
になる。
このようにして、スライダ(2)は、直線的に一方向へ
移動する。
移動する。
スライダに)を逆方向へ移動させる場合は、スイッチ(
6)全切換えると、スライダ(2)に印加される電圧の
位相は1800ずれて逆相になり、スライダ(2)は逆
方向に移動することになる。
6)全切換えると、スライダ(2)に印加される電圧の
位相は1800ずれて逆相になり、スライダ(2)は逆
方向に移動することになる。
スイッチ(6)は、説明の都合上、ナイフスイッチの切
換えとしたが、実際にはスイッチング素子を使用し、外
部信号よりの指示にしたがう回路となる。
換えとしたが、実際にはスイッチング素子を使用し、外
部信号よりの指示にしたがう回路となる。
基体(1)の位置固定は、円板屈曲モードの節になる点
を、両側からポイント状に押して固定する。
を、両側からポイント状に押して固定する。
自励駆動回路は、基体(1)の共振時のインピーダンス
の変化を検知して2端子接続で行うか、または、電極の
一部を分割してフィードバック端子として行う。
の変化を検知して2端子接続で行うか、または、電極の
一部を分割してフィードバック端子として行う。
円筒状の圧電素子でなるスライダ(2)の寸法は、基体
(1,1の共振周波数に近づけた方が、効率を上げる点
で有効であり、径方向の共振か、または、円筒の長さ方
向の共振を対象にする。
(1,1の共振周波数に近づけた方が、効率を上げる点
で有効であり、径方向の共振か、または、円筒の長さ方
向の共振を対象にする。
なお、基体(1)を形成する圧電素子の並列枚数は、2
枚に限らず、左右対称に4枚でも6枚でもよい。
枚に限らず、左右対称に4枚でも6枚でもよい。
また、基体(1)を形成する圧電素子(la) (lb
)の分極を並列にして、どちらかの圧電素子に給電した
とき他方の圧電素子から取出した電圧を円筒状の圧電素
子でなるスライダ(2)に印加する方法をとると、多少
の時間遅れでスライダ(2)が太くなるので、さらに効
率アンプになる。スライダ(2)の反対方向への駆動に
は、基体(1)による電圧の出し入れを逆にすればよい
。
)の分極を並列にして、どちらかの圧電素子に給電した
とき他方の圧電素子から取出した電圧を円筒状の圧電素
子でなるスライダ(2)に印加する方法をとると、多少
の時間遅れでスライダ(2)が太くなるので、さらに効
率アンプになる。スライダ(2)の反対方向への駆動に
は、基体(1)による電圧の出し入れを逆にすればよい
。
さらに付言すると、スライダ(2)の貫通孔(3)への
嵌合状態を、少しゆるめにしておけば、最後にすべての
電源を開としたとき、基体(1)のスライダ(2)への
2271作用がないので、事実上、スライダ(2)はフ
リーになる。つまり、バネなどによるバイアス下での使
用では、電源を開としたとさ、どちらか側の決まった位
置へ、瞬間的に、何の努力もなしに、スライダ(2)が
移動する。
嵌合状態を、少しゆるめにしておけば、最後にすべての
電源を開としたとき、基体(1)のスライダ(2)への
2271作用がないので、事実上、スライダ(2)はフ
リーになる。つまり、バネなどによるバイアス下での使
用では、電源を開としたとさ、どちらか側の決まった位
置へ、瞬間的に、何の努力もなしに、スライダ(2)が
移動する。
動作中におけるスライダ(2)の固定は、スライダ(2
)に直流電圧をかけて径を大きくふぐら1せればよい。
)に直流電圧をかけて径を大きくふぐら1せればよい。
したがって、この操作は、スライダ(2)への給電を、
交番電圧と直流電圧が重畳する回路とすることで達成さ
れる。
交番電圧と直流電圧が重畳する回路とすることで達成さ
れる。
なお、上記実施例では2枚の圧電素子を積層した基体と
したが、第4図、第5図に示したような基体(11)を
用い、これに屈曲モードの振動のみを発生させ、径方向
モードで振動する円筒状の圧電素子を基体に結合しても
よく、同様の効果がイ?+られる。
したが、第4図、第5図に示したような基体(11)を
用い、これに屈曲モードの振動のみを発生させ、径方向
モードで振動する円筒状の圧電素子を基体に結合しても
よく、同様の効果がイ?+られる。
この発明は、以上の説明から明らかなように、中心部に
スライダの貫通孔が形成されて円板屈曲振動する円板状
の基体と、径方向退勤する円筒状の圧電素子でなるスラ
イダとの結合により、スライダを左右任意の方向に移動
して一部アクチュエータとして機能するようにしたので
、基体とスライダがそれぞれ単一の振動モードを担持す
ればよく、したがって、これらの寸法精度を大幅に緩和
することができる効果がある。
スライダの貫通孔が形成されて円板屈曲振動する円板状
の基体と、径方向退勤する円筒状の圧電素子でなるスラ
イダとの結合により、スライダを左右任意の方向に移動
して一部アクチュエータとして機能するようにしたので
、基体とスライダがそれぞれ単一の振動モードを担持す
ればよく、したがって、これらの寸法精度を大幅に緩和
することができる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の側断面図、第2図は第1
図のものの正面図、第3図は当該実施例における駆動回
路の結線図、第4図は従来の超音波リニアモータの側断
面図、第5図は第4図のものの正面図である。 (1)・・・圧電素子(la) (lb)でなる基体、
(2)・・・円筒状の圧電素子でなるスライダ、(3)
・・・貫通孔、(4)・・・電極。
図のものの正面図、第3図は当該実施例における駆動回
路の結線図、第4図は従来の超音波リニアモータの側断
面図、第5図は第4図のものの正面図である。 (1)・・・圧電素子(la) (lb)でなる基体、
(2)・・・円筒状の圧電素子でなるスライダ、(3)
・・・貫通孔、(4)・・・電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 中心部に貫通孔が形成され、円環板状の圧電素子により
超音波領域の屈曲モード振動を発生する円板状の基体と
、 円筒状の圧電素子でなり、前記貫通孔に軸方向可動に密
着嵌挿され、超音波領域の径方向モード振動を発生する
スライダと、 を備えてなる超音波リニアモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63219437A JPH06106031B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 超音波リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63219437A JPH06106031B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 超音波リニアモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0270274A true JPH0270274A (ja) | 1990-03-09 |
JPH06106031B2 JPH06106031B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=16735390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63219437A Expired - Lifetime JPH06106031B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 超音波リニアモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06106031B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009219280A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Fukoku Co Ltd | 圧電アクチュエータ |
JP2009219281A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Fukoku Co Ltd | 圧電アクチュエータ |
US7888846B2 (en) | 2007-12-27 | 2011-02-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Actuator |
-
1988
- 1988-09-01 JP JP63219437A patent/JPH06106031B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7888846B2 (en) | 2007-12-27 | 2011-02-15 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Actuator |
JP2009219280A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Fukoku Co Ltd | 圧電アクチュエータ |
JP2009219281A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Fukoku Co Ltd | 圧電アクチュエータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06106031B2 (ja) | 1994-12-21 |
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