JP2574577B2 - リニア型アクチュエータ - Google Patents

リニア型アクチュエータ

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JP2574577B2
JP2574577B2 JP3285919A JP28591991A JP2574577B2 JP 2574577 B2 JP2574577 B2 JP 2574577B2 JP 3285919 A JP3285919 A JP 3285919A JP 28591991 A JP28591991 A JP 28591991A JP 2574577 B2 JP2574577 B2 JP 2574577B2
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克 武田
正則 住原
修 川崎
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/026Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors by pressing one or more vibrators against the driven body
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/001Driving devices, e.g. vibrators
    • H02N2/0015Driving devices, e.g. vibrators using only bending modes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電体の弾性振動を用い
て駆動力を発生するリニア型アクチュエータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、圧電セラミック等の圧電体を用い
た振動体に弾性振動を励振し、これを駆動力としたリニ
ア型アクチュエータが注目されている。
【0003】以下に従来のリニア型アクチュエータにつ
いて説明する。図10は、特開昭63−283473号
公報に示された従来のリニア型アクチュエータの概観図
である。同図において、振動体11は駆動子12を一体
に突設した基体13に駆動子11以外の3つの面に図1
1に示すように圧電素子14a、14b、14cを貼り
合わせて構成されている。
【0004】この様に構成された圧電素子14aと14
bの並列駆動や、14aと14cの並列駆動により、図
11の振動体11の対角線E−FやG−H方向に振動が
励振され、駆動子12上に圧接されたスライダ(図示せ
ず)を駆動できるものである。また、別の駆動方法とし
て、円板型や円環型の超音波モータのように、圧電素子
14aに(数1)で表される電圧v1を印加し、圧電素
子14b、14cに(数2)で表される電圧v2を印加
する。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】ここで、V0は電圧の瞬時値、ωは角周波
数、tは時間である。これにより、振動体11の駆動子
12には(数3)で表せる楕円運動する曲げ振動が励振
される。
【0008】
【数3】
【0009】ここで、ξは曲げ振動の振幅値、ξ0は曲
げ振動の瞬時値である。この楕円軌跡の運動により、振
動体11の駆動子12に圧接して設置されたスライダ
が、摩擦力により楕円軌跡の運動方向に駆動される。ま
た、位相を変えることにより、上述とは逆方向に移動が
可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、圧電体で駆動される振動体の曲げ剛性は、
駆動子を設けたためXとY方向で変化し、圧電体14a
によるY方向の振動と圧電体14b、14cによるX方
向の振動の共振周波数や共振インピーダンスのずれが大
きくなる。
【0011】そのため、X、Y方向の振動振幅をほぼ同
程度に合わせようとすれば、駆動回路や制御回路などが
複雑となる。また、駆動子12による剛性の変化はX、
Y方向での変位分布のノード(節)位置のずれを生じる
ため、振動体の支持固定による振動損失が大きくなり効
率が低下する。
【0012】さらに直交する平面に設けた圧電体による
複合共振やX、Y方向の振動の位相によりスライダの移
動方向を変えているが、2つの振動の合成による振動変
位量の拡大はないので移動方向の変更のためだけに2倍
程度の入力が必要となり効率の向上は望めない。
【0013】また、駆動子とスライダは平面で接触する
ため、平面精度が悪い時、駆動効率の低下や騒音の発生
が問題となる。一方、平面精度を向上させると量産性や
製造コストの増加を招くという問題を有していた。
【0014】本発明は上記問題点を解決したリニア型ア
クチュエータを提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のリニア型アクチュエータは、断面形状が
四角形、三角形等の多角形の棒状振動体に貼り合わされ
た圧電体によって励振される振動体の曲げ(撓み)振動
の腹部位置に対応する稜線部に移動体を圧接し駆動する
構成とする。
【0016】このリニア型アクチュエータは、片側の圧
電体に交流電圧を印加することにより移動体をある一方
向に移動させ、他方の圧電体に交流電圧を切り替えるこ
とにより移動体を逆方向に移動させることができる。
【0017】
【作用】上記手段によれば、移動体と振動体との加圧が
面でなく点あるいは線状となるため移動体と振動体の平
面精度や平行度に対する制約は皆無となり、量産性や低
コストが容易にはかれる。また、振動体に従来のような
駆動子等を設ける必要がなく剛性の変化によるX、Y方
向の共振周波数やインピーダンスのずれを生じにくくで
きるものである。
【0018】また、この駆動方法は、X、Y方向の振動
変位に対してある角度を持つ振動体の稜線部に移動体が
加圧されるため、振動の変位量の余弦成分で移動体を駆
動するものである。それにより、X、Y方向の片側の振
動だけで移動体を駆動でき、交流電圧をX、Y方向の振
動を励振する圧電体に対して切り替えるだけで移動方向
を反転させることができるものである。
【0019】
【実施例】(実施例1)以下本発明の実施例1につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は、本発明の第1の実施例のリニア型
アクチュエータの断面図である。同図において、1は断
面形状が四角形の弾性体、2aは第1の圧電体、2bは
第2の圧電体で、弾性体1に第1と第2の圧電体2a、
2bを貼り合わせて振動体3が構成されている。また、
4は支持部、5は移動体である。
【0021】図2は、棒の1次の両端自由の曲げ(撓
み)振動の変位分布を示す図で、6は支持部4の位置に
対応するノード(節)であり、この場合、振動体の両端
から0.224l(l:振動体長)となる。図1から、
移動体5は振動体3の稜線部で振動体3の中央部の振動
変位量の最大変位位置近傍(腹部)で加圧接触してい
る。
【0022】また、振動体3は、プラスチックピンなど
の低ヤング率を持つものや音速の小さい材料等からな
り、支持部4で固定されている。この時、支持部4は
X、Y方向の振動体3の剛性を等しくするために対称に
設ける方が好ましいが、支持部4の影響が無視できる場
合はこの限りではない。
【0023】次に、図3(a)、(b)を用いてその駆
動原理を説明する。同図(a)は第1の圧電体2aによ
り、X方向の振動が励振された場合の振動体3の稜線部
の振動の様子を示している。稜線部において、振動変位
量ξxはξx1とξx2方向の成分に分解することができ
る。よって、稜線部に加圧接触された移動体5は第1の
圧電体2aにより励振された振動変位ξxのξx2成分に
よりξx2方向に移動することになる。
【0024】同様に図3(b)には第2の圧電体2bに
より、Y方向の振動が励振された場合の振動体3の稜線
部の振動の様子を示している。稜線部において、振動変
位量ξyはξy1とξy2方向の成分に分解することができ
る。よって、稜線部に加圧接触された移動体5は第2の
圧電体2bにより励振された振動変位ξyのξy2成分に
よりξy2方向に移動することになる。
【0025】以上説明したように、第1と第2の圧電体
2a、2bにより励振される振動の余弦方向成分ξx2
ξy2は反対方向の成分であるため、どちらか一方の圧電
体を駆動することにより移動体5の移動方向を制御する
ことができ、1つの交流電圧を各圧電体に切り替えて入
力することにより移動方向の反転が可能となる。
【0026】以上のように本実施例によれば、振動体3
の稜線部に移動体5を加圧接触させる構成により、移動
体と振動体との平行度や平面精度に対する制約が皆無と
なり、安価で量産性に優れ、信頼性の高いリニア型アク
チュエータを得ることができる。また、1つの圧電体を
駆動するだけで、移動体の移動方向を切り替えることが
できるため、駆動回路や制御回路を非常に簡単な構成と
することができる。
【0027】さらに、1つの圧電体の駆動で同程度の振
動変位量が得られるため、入力電力が少なくでき駆動効
率を大幅に向上させることができる。同様に、駆動が片
側だけであるから弾性体1の形状変化や寸法精度などに
より、XとY方向の共振周波数が異なっても制御するこ
とが可能で厳密な寸法精度等が必要でない。よって、非
常に簡単な構成、駆動回路で特性の安定したリニア型ア
クチュエータを得ることができる。
【0028】なお、第1と第2の圧電体2a、2bは図
1に示したように直交する2つの平面のみに限定される
ものではなく、図4に示すように相対する平面に図中の
矢印で示すような分極方向の配置となるように圧電体2
a’、2b’を設け、圧電体2a、2a’および圧電体
2b、2b’の組で駆動することにより、低共振インピ
ーダンス化と高い結合係数が得られ、低電圧駆動や負荷
変動に対する駆動周波数変化に追従する制御回路を簡略
化することができるなどの利点が付与されるものであ
る。
【0029】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0030】図5は、本発明の第2の実施例を示す断面
図である。同図において、7は断面形状が三角形の弾性
体、8aは第1の圧電体、8bは第2の圧電体で、弾性
体7の斜平面に第1と第2の圧電体8a、8bを貼り合
わせて振動体9が構成され、第1と第2の圧電体8a、
8bで挟まれた三角断面の稜線部に移動体5を加圧接触
している。また、三角断面の棒の1次の自由振動の変位
分布も図2と同様であるため、実施例1と同じように振
動のノード(節)6で支持固定することができる。
【0031】次に、図6(a)、(b)を用いて、本実
施例の動作原理を説明する。基本的には上記第1の実施
例と同様である。図6(a)には、第1の圧電体8aに
より、斜辺Aの法線方向の振動が励振された場合の振動
体7の稜線部の振動の様子を示している。稜線部におい
て、振動変位量ξAはξA1とξA2方向の成分に分解する
ことができる。よって、稜線部に加圧接触された移動体
5は第1の圧電体8aにより励振された振動変位ξA
ξA2成分によりξA2方向に移動することになる。 同様
に図6(b)には第2の圧電体8bにより、斜辺Bの法
線方向の振動が励振された場合の振動体3の稜線部分の
振動の様子を示している。稜線部において、振動変位量
ξBはξB1とξB2方向の成分に分解することができる。
よって、稜線部に加圧接触された移動体5は第2の圧電
体8bにより励振された振動変位ξBのξB2成分により
ξB2方向に移動することになる。
【0032】以上説明したように、第1と第2の圧電体
8a、8bにより励振される振動の余弦方向成分ξA2
ξB2は反対方向の成分であるため、どちらか一方の圧電
体を駆動することにより移動体5の移動方向を制御する
ことができ、1つの交流電圧を各圧電体に切り替えて入
力することにより可能となる。
【0033】以上のように本実施例によれば、実施例1
と同様な効果が得られる。また、本発明では基本的に共
振周波数がX、Y方向の振動においてずれを生じても問
題ないが、周波数をスイープする制御時間を短縮するに
は、両方の共振周波数が一致することが望ましい。しか
し、正方形断面振動体では、X、Y方向で圧電的に結合
しているため共振周波数の調整が独立にできずお互いに
影響するため非常に困難である。しかし三角形断面振動
体では圧電的結合が小さく、例えば各辺に相対する稜線
部を面取りなどにより容易に共振周波数の調整ができ
る。
【0034】さらに、図6に示すように斜辺と底辺に挟
まれた角度をθ1、θ2とした時、ξ A2、ξB2は(数
4)、(数5)で表せる。
【0035】
【数4】
【0036】
【数5】
【0037】この時、例えば振動体を正三角形とすれ
ば、θ1、θ2=60度でξA2、ξB2はξA、ξBの約87
%となり、正方形のθ1、θ2=45度での約71%に比
べて大きな振幅を得ることができ、高効率駆動が可能な
リニア型アクチュエータを得ることができる。
【0038】なお、振動体の三角形の形状は正三角形か
2等辺三角形が好ましいが、この限りではない。
【0039】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0040】本実施例は、上記各実施例の構成におい
て、振動体3と9の少なくとも移動体5が加圧接触する
稜線部に、図7の振動体の断面図に示すように、丸み1
0を形成しエッジを無くしたリニア型アクチュエータで
あり、他の構成は上記実施例と同様である。
【0041】上記のように本実施例によれば、上記各実
施例の駆動時に発生する振動体のエッジでのつっつきに
よる移動体5の摩耗が非常に少なくなるため、リニア型
アクチュエータの寿命を著しく向上させ、長時間にわた
り高い信頼性のアクチュエータを得ることができ、工業
上のメリットははかり知れないものである。
【0042】尚、上記第1及び第2の実施例において、
振動体の断面形状を四角形と三角形としたが、多角形で
もよいことは言うまでもない。また、圧電体の貼り付け
面以外が図8のように円弧形状でもよい。
【0043】さらに、支持部4は、図9(a)に示すよ
うに振動体3のノード6位置である中心部近傍で支持固
定できるものであれば、本発明の実施例に示した振動体
3の対角線方向やX、Y方向から穴が貫通しない程度に
各稜や各平面に設けても、図9(b)、(c)に示すよ
うにノード6近傍を円形または振動体と同じ形状に寸法
を縮小して加工した形状でもよい。また、図9は四角形
の振動体について示したが、他の形状に対しても適用で
きることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明は、四角形や三角形
断面を有する振動体において、曲げ(撓み)振動の最大
変位位置近傍(腹部)の稜線部に移動体を加圧接触して
駆動することにより、従来のような面接触から線接触と
できるため、振動体の平面精度や平行度に対する制約を
皆無とすることができるとともに、稜線部に丸みを形成
することでエッジ効果による移動体の異常摩耗を低減
し、低コストで量産性に優れ、特性の安定した信頼性の
高いリニア型アクチュエータを実現できる。
【0045】また、振動体の稜線部での駆動により、片
方の圧電体に印加した交流電圧で励振される振動変位の
余弦方向成分で移動体を一方向に駆動でき、また他方の
圧電体に交流電圧を切り替えて印加することにより、移
動体の移動方向を反転することができるため、低入力駆
動が可能で高効率のリニア型アクチュエータが簡単な構
成で容易に実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニア型アクチュエータの一実施例の
構成を示す断面図
【図2】弾性体の1次の自由振動分布図
【図3】(a)は、同実施例の第1の圧電体による動作
説明図 (b)は、同実施例の第2の圧電体による動作説明図
【図4】同実施例における圧電体の配置例を示す図
【図5】本発明の他の実施例の構成を示す断面図
【図6】(a)は、同実施例の第1の圧電体による動作
説明図 (b)は、同実施例の第2の圧電体による動作説明図
【図7】本発明の更に他の実施例のリニア型アクチュエ
ータの振動体の断面図
【図8】本発明における振動体形状の一例を示す断面図
【図9】本発明における支持部の一例を示す振動体の断
面図
【図10】従来のリニア型アクチュエータの振動体の概
観図
【図11】従来のリニア型アクチュエータの駆動原理図
【符号の説明】
1、7 弾性体 2a、8a 第1の圧電体 2b、8b 第2の圧電体 3、9、11 振動体 4 支持部 5 移動体 6 ノード 10 丸み 12 駆動子 13 基体 14a、14b、14c 圧電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−95181(JP,A) 特開 平2−241379(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が四角形で、均一な断面を有す
    る角柱状の弾性体と少なくとも1組の直交する前記弾
    性体の平面に第1と第2の圧電体を設け振動体と、
    記振動体の直交する面の少なくとも1つの稜線部で前記
    振動体の前記第1または第2の圧電体で励振曲げ振動の
    腹部近傍に加圧手段を介して加圧接触した移動体と、前
    記曲げ振動の節部分を支持固定する支持手段と、前記移
    動体を駆動する単相の交流電圧を発生する制御回路から
    なり、前記制御回路の前記交流電圧を前記第1の圧電体
    に印加することにより前記移動体を一方向に移動させ、
    また前記制御回路の前記交流電圧を切り換えて前記第2
    の圧電体に印加することにより前記移動体を反対方向に
    移動でき、前記単相の交流電圧を第1または第2の圧電
    体のいずれかに選択して印加することにより前記移動体
    を1次元方向に駆動できることを特徴とするリニア型ア
    クチュエータ。
  2. 【請求項2】 断面形状が三角形で、均一な断面を有す
    る三角柱状の弾性体と前記弾性体の2つの斜辺平面に
    第1と第2の圧電体を設け振動体、前記振動体の前
    記第1と第2の圧電体で挟まれた稜線部で前記振動体の
    前記第1または第2の圧電体で励振する曲げ振動の腹部
    近傍に加圧手段を介して加圧接触した移動体と、前記曲
    げ振動の節部分を支持固定する支持手段と、前記移動体
    を駆動する単相の交流電圧を発生する制御回路からな
    り、前記制御回路の前記交流電圧を前記第1の圧電体に
    印加することにより前記移動体を一方向に移動させ、ま
    た前記制御回路の前記交流電圧を切り換えて前記第2の
    圧電体に印加することにより前記移動体を反対方向に移
    動でき、前記単相の交流電圧を第1または第2の圧電体
    のいずれかに選択して印加することにより前記移動体を
    1次元方向に駆動できることを特徴とするリニア型アク
    チュエータ。
  3. 【請求項3】 振動体の稜線部において、少なくとも移
    動体と接触する部分の稜線部のエッジに丸みを形成した
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のリニア
    型アクチュエータ。
JP3285919A 1991-10-31 1991-10-31 リニア型アクチュエータ Expired - Fee Related JP2574577B2 (ja)

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