JPH0268369A - 赤外線吸収性繊維材料 - Google Patents

赤外線吸収性繊維材料

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JPH0268369A
JPH0268369A JP1174359A JP17435989A JPH0268369A JP H0268369 A JPH0268369 A JP H0268369A JP 1174359 A JP1174359 A JP 1174359A JP 17435989 A JP17435989 A JP 17435989A JP H0268369 A JPH0268369 A JP H0268369A
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JP
Japan
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component
aniline
polymer
derived
homopolymer
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Application number
JP1174359A
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English (en)
Inventor
Friedrich Lehr
フリードリッヒ レール
Diest Joseph Van
ヨーゼフ バン ディースト
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Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M15/693Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with natural or synthetic rubber, or derivatives thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 赤外線の信号を検出する装置がしばらくの間に入手可能
となった。これら信号は物体自体(例えば、熱い機械的
部品、家の加熱された室、車両の廃棄ガスおよびヒトお
よび動物の体温)により放射されるか、あるいは物体に
より放射される。
このような装置は軍事上の目的で主として使用される。
それらは、例えば、真っ暗な条件においてさえ、夜の軍
隊の動きの見張りを可能とする。
赤外線検出装置は、物体の赤外線の放射をハックグラウ
ンドのそれと対照して働き、これにより検出を可能とす
る。
バックグラウンドのそれよりも高い赤外線信号を放射し
ない繊維材料を開発するという問題が存在して来た。
本発明によれば、5または6員の、好ましくは少なくと
も500の分子量を有する複素環式または炭素環式基を
含有する共役(conjugate)ポリマー(以後、
赤外線吸収ポリマーと呼ぶ)が、好ましく7) くは水性分散液から、適用されている繊維月料が提供さ
れる。
好ましくは、赤外線吸収ポリマーは少なくとも一部分基
材に浸透している。
好ましくは、赤外線吸収ポリマーの平均粒子サイズは1
μ以下である。
さらに、本発明によれば、工程: 繊維材料に、赤外線抑制量の、5または6員の、好まし
くは少なくとも500の分子量を有する複素環式または
炭素環式基を含有する共役ポリマ(以後、赤外線吸収ポ
リマーと呼ぶ)を適用する、からなる、繊維材料が赤外
線信号を放射しないように繊維材料を処理する方法が提
供される。
適用は吸尽(eXhaution)、パジングまたは捺
染により実施する。
好ましくは、赤外線吸収ポリマーは、 a)酸素、窒素および硫黄から選ばれる1個の異種原子
を有する、共役π電子系をもつ5員の複素環式化合物の
ホモポリマーまたはコポリマー(以後、成分aと記載す
る)、 b)アニリンまたはその誘導体から誘導されたホモポリ
マーまたはコポリマー(以後、成分すと記載する)、お
よび C)酸素、窒素および硫黄から選ばれる2個の異種原子
を有する、共役π電子系をもつ5員複素環式化合物から
誘導されたホモポリマーまたはコポリマー(以後、成分
Cと記載する)、である。
より好ましくは、赤外線吸収ポリマーは、アニリン、ピ
ロール、チオフェンおよびフラン列から選ばれるモノマ
ーから誘導されたホモポリマーまたはピロール、チオフ
ェンおよびフラン列から選ばれるモノマーおよびベンズ
チアゾール、チアゾール、オキサゾール、イミダゾール
〜フェナントレン、ベンジジンまたはアミノクリセン列
から選ばれるコモノマーから誘導されたコポリマーであ
る。
好ましくは、成分a)はピロール、チオフェンおよびフ
ランの系列から選択されるモノマーから誘導されたポリ
マーである。より好ましくは、成分a)はピロール、3
,4−ジメチルおよびジエチルピロール、2−アミノチ
オフェン、2−アミノ3−シアンチオフェン、3,4−
ジクロロピロール、2,3−ジエチルチオフェン、3−
メチルおよび3−エチルフランから選択されるモノマー
のポリマーであり、ここでモノマーは、また、20%ま
でのチアゾール、ヘンズチアヅール、オキザゾル、イミ
ダゾール、アミノフェナントレン、ベンジジン、アミノ
クリセン、アニリン、パラ−フェニルアニリンおよび/
または他のコモノマーから選択されるコモノマーと共重
合することができる。
好ましくは、成分b)はアニリン、オルソアニリンスル
ホン酸、2−メチルアニリン、2−クロロアニリン、2
−C,〜C3−アルコキシアニリン、2−ヒドロキシア
ニリン、2,5−ジメチルアニリン、2−メトキシ−5
−メチルアニリン、4アミノ−カルバゾールおよび1−
C1〜C3−アルキル−4−アミノカルバゾールから選
択されるモノマーから誘導されたポリマーであり、より
好ましくはアニリンからまたはアニリンおよびアニリン
−オルトアニリン酸コポリマーから選択されるモノマー
から誘導されたポリマーである。
好ましくは、成分C)は2−アミノチオフェン、2−ア
ミノベンズチアゾールおよび2−アミノ5−メl〜キシ
ベンズチアゾールから選択されるモノマーから誘導され
たポリマーである。
成分a −cは酸化された(または部分的に酸化された
)形態で存在することもでき、ここでアニオンはCl−
1S○4−1C,〜C4−アルキルー、フェニル−およ
びヘンシル−スルホネートまたはC5〜C4−アルキル
−、フェニル〜およびヘンシル−カルボキシレートから
選択される。
赤外線吸収ポリマーは、分散染料と同じように調製物中
に処理された。化合物をガラスバール微粉砕機またはボ
ールミルで微粉砕して、平均粒子サイズを1μ以下にす
る。微粉砕は好ましくは分散剤、例えば、リグノスルホ
ネートまたは合成分散剤、例えば、ジナフチルメタン−
ジスルホン酸のナトリウム塩の存在下に実施する。
赤外線吸収ポリマーは、疎水性および親水性の両者の繊
維および得られる繊維材料、例えば、セルロース繊維(
例えば、綿、リネン、ジュート再生セルロース)、セル
ロースエステル繊維、すべてのタイプのポリアミド繊維
(天然および合成の両者)、ポリエステル繊維およびポ
リアクリルアミド繊維に適用することができる。
赤外線吸収ポリマーは、通常の方法で適用することがで
き、好ましくは熱固定される。
赤外線吸収ポリマーは、吸尽、短浴を使用する含浸(ス
ロップパジングおよび捺染)により、あるいは捺染糊と
して基材に適用することができる。
赤外線吸収ポリマーを含浸により適用するとき、好まし
くは0.3〜5g/p、より好ましくは0.5〜4g/
j!、最も好ましくは2g/βのポリマーの含浸液を使
用する。
赤外線吸収ポリマーを糊の形態で適用するとき、糊は好
ましくは糊1kg当たり10〜50gの赤外線吸収ポリ
マーを含有する。
好ましくは、基材に吸収される赤外線吸収ポリマーの量
は、基材の重量に対して0.015%〜1%である。
パジング法において、含浸後、60〜120χのポリマ
ー調製物を基材上に放置し、次いで基材をこのような基
材に通常の乾燥温度で乾燥(熱空気または水蒸気乾燥で
)することができ、例えば、基材が綿またはポリエステ
ルの繊維であるとき、200’Cにおいて60秒間、基
材が合成ポリアミドであるとき、180°Cにおいて6
0秒間、そして基材がポリアクリルアミドであるとき、
160°Cにおいて60秒間乾燥する。
赤外線吸収化合物の適用は、好ましくは、対応する基材
の乾燥後、実施する。赤外線吸収化合物を固定した基材
は、非常にすぐれた堅牢性(水。
洗浄、ドライクリーニング、光および熱に対する堅牢性
)を有するので、引き続いて染色または捺染(デイライ
トのカムフラージ色で)することができる。
さらに、また、染料それ自体の適用と同時に赤外線吸収
化合物を適用することができる。また、いったん赤外線
吸収ポリマーおよび染料が適用された後、1種または2
種以上の普通の樹脂または仕上げ剤を適用することは有
利である。このような仕上げ剤は、例えば、ドイツ国特
許公開明細書(DE−O3) 3446284号、ドイ
ツ国特許公開明細書(DE−O5) 3525104号
またはドイツ国特許公開明細書(DH−O3) 310
5897号に記載されており、そしてこれらはとくに基
材の湿潤堅牢性をさらに増加するであろう。
赤外線吸収ポリマーは、既知であるか、あるいは既知の
方法により既知の化合物から製造することができる。そ
れらは、一般に、モノマーの酸化的重合により、純粋に
化学的方法で(例えば、酸化剤としてFeCl3を使用
して)あるいは電気化学的方法で製造される。
以下の実施例において、特記しない限り、すべての部お
よび百分率は重量による。1容量部は1重量部の水の容
量に相当する。すべての温度は°Cである。
実差圀士 a) ポリピロールの製造 33.5部のピロールおよび50部の市販のC1〜C3
−アルカンスルホネートを1500部の水中で均質化し
、次いで氷酢酸の添加によりpH4とする。
この混合物に、90分かけて、300部の水中の150
部のFeCl3・6H20の溶液を添加する。これをさ
らに2時間攪拌し、黒色残留物を濾過し、1000部の
水で洗浄し、そして50°Cにおいて真空乾燥した。こ
うして、約40部のポリピロールが黒色粉末の形態で得
られた。
b) ポリアニリンの製造 23部のアニリンおよび100部の氷を冷却しながら3
1部の30%の塩酸と混合し、次いで、90分かけて、
1000部の水中の114部のアンモニウムペルオキシ
ジサレルフェートの溶液に添加する。温度を約500部
の氷の添加により0〜5°Cに維持する。次いで、得ら
れる黒色懸濁液を室温において3時間攪拌し、次いで2
つの柔らかいフィルターで濾過し、残留物を約1000
の容量部のINH(lで洗浄し、次いで約60°Cで真
空乾燥する。
得られるポリアニリンは同様に黒色粉末である。
C)上のa)による生成物の粉砕および繊維材料の含浸
のための調製物の製造 10部のスルホン酸リグニンに基づく市販の分散剤(r
Reax 85 J )を粉砕ボウル内で20部の水と
ともに攪拌し、次いで10部のポリピロール(実施例1
aにおいて調製した)、80部の水および122部のガ
ラスピーズを添加する。平均粒子サイズが1μm以下に
なるまで、生成物を粉砕する(約24時間)。次いで、
この混合物をガラスピーズから濾過し、ガラスピーズを
水で洗浄し、そして濾液を400容量部に調節する。
d) ポリエステル布帛のパッド染色 40滅の上の実施例1c)に従い得られた分散剤を、1
.5部のアルギン酸ナトリウムおよび3部のナトリウム
ジナフチルスルボネートと混合し、そして水で500部
(−〇、2χの赤外線吸収化合物)に調節する。次いで
、オリーブ色のポリエステル布帛をこの液で25°Cに
おいてバジングし、約100χの重量増加に絞り、10
0〜130°Cにおいて60秒間空気乾燥する。布帛が
得られ、その750〜1500nmの範囲におけるスペ
クトル視感度係数は約30%の値を有する。赤外線吸収
化合物で処理しなかったオリーブ色のポリエステルのポ
リエステル基材は、前記範囲において、約85%のスペ
クトル視感度係数を有する。
綿およびナイロンの布帛、ならびにポリエステル/綿混
合布帛は、また、同様に上の実施例1a)〜実施例1b
)に従って調製した赤外線吸収化合物で仕上げることが
できる。
実施炭量 a)実施例1に従うが、乾燥しないポリピロールから、
12.2%のポリピロールを含有する分散液を調製する
212の容器内の400mffの蒸留水に、800gの
シリカ石英、8gの2.4.7.9−テトラメチル−5
デカイン−4,7−シオール(Surfinol GA
)を添加し、次いで単一のパドルで800回/分で攪拌
する。
ゆっ<す171gの65.5%のポリピロールを添加し
、そして混合の速度を2800回/分に増加する。粉砕
を8時間実施すると同時に、3gの消泡剤を添加する。
この混合物をさらに2時間攪拌し、次いで100mnの
蒸留水および225gのホルムアルデヒド/ジトリルエ
ーテルスルホネート縮合生成物(Lyocolol、)
を添加し、そしてさらに24時間粉砕する。
分散をガラスピーズから濾過し、ビーズを洗浄し、洗浄
液を濾液に添加し、そして蒸留水に添加して500mA
の蒸留水を得る。
b)次の染料: 0.16%のc、 r、ダイレフ1−・イエロー(商業
的に入手可能)、 0.17%のC,1,ダイレクト・レッド(商業的に入
手可能)、 0.58%のC,1,ダイレフ1〜・グリーン69(商
業的に人手可能) で染色した綿布帛(トリコット 上のa)に従う分散液で処理し、乾燥し、成分:10g
#!の商業的に入手可能な柔軟剤、20g/βのポリエ
チレン分散剤、 1g/βの商業的に入手可能な架橋剤、130 g/(
! (1)ドイツ国特許公開明細書(D.0.S.)3
1 05 897号の実施例1の生成物、を含有する浴
中で含浸し、次いで布帛を絞って80重量%の重量増加
にする。
2〜4%の水を乾燥し、次いで布帛を180°Cに30
40秒間加熱する。
処理した布帛は800nm〜1500nmの範囲におい
て約30%のスペクトル視感度係数を有する。これはキ
セノンランプで100時間処理した後、有意に変化しな
い。
60°Cにおいて洗浄した値(C2S)、スペクトル視
感度係数は約1300nmにおいて約33%に増加する
災施且↓ a) プレスケークの調製 C1〜C3−アルカンスルホネートの添加およびポリピ
ロールの最後の乾燥工程を省略して、実施例1a)を反
復してプレスケークを.形成する。
b)含浸組成物の調製 1、5pの支持容器において、35%のプレスケクの形
態の100gのポリピロール〔実施例2a)におけるよ
うにして調製した〕を添加する。8gの2、 4, 7
. 9−テトラメチル−デクイン−4,7−ジオール(
Surfinol GA)の商業的に入手可能な生成物
、60gの商業的に入手可能なホルムアルデヒド/ジト
リルエーテルスルボネート縮合生成物(Lyocol 
OL)を注ぎ、注入可能な糊が得られるまで、手で攪拌
する。この混合物を単一のブレードの攪拌機で90回/
分で攪拌し、そしてゆっくり500gのガラスピーズを
添加する。0.5gの商業的に人手可能な消泡剤(An
timussol IJP)の添加後、さらに119g
のホルムアルデヒド/ジトリルエーテルスルボネート縮
合生成物および155.5gのポリピロールのプレスケ
ーク(35%)をゆっくり添加して、懸濁液を注入可能
に維持する。次いで、撹拌機の速度を2800回/分に
増加し、そしてさらに0、5gの消泡剤を添加する。
普通のフィルター試験を使用して、分散液の微細度を評
価する。20時間攪拌後、分散液をガラスピーズから分
離し、そしてガラスピーズを50mQの蒸留水で2回洗
浄する。次いで、洗浄水を分散液に添加する。13.9
%のポリピロールの分散液が得られる。
C) 赤外線吸収ポリマーを含有する染色物ポリアミド
布帛(tlelanca)を、次の染料:9gのC.1
.アシッド・オレンジ127(商業的に入手可能)、 0、5gのC.I,アシッド・レッド263(商業的に
入手可能)、 10gのC.1.アシッド・ブルー280(商業的に入
手可能)、 14gの上の実施例3b)の分散液、 2mlのSansapol AM?夜、および0、5g
のSansapol DTC糊、短い染色浴で含浸し、
そして布帛を絞って基材の重量を80%増加させる。こ
の皓材を180°Cにおいて3分間乾燥し、102°C
において10分間水蒸気処理し、そして70°Cにおい
て1 g#!の非イオン性洗浄媒質(Ela旨nF)で
ソーピングする。この布帛を温かいときに洗浄し、次い
で冷却し、次いで乾燥する。
得られる染色物は750〜1500nmの範囲において
約275のスペクトル視感度係数を有する。これはドラ
イクリーニング(DOl、)ならびにキセノンランプへ
の100時間の露光後きわめてわずかに増加する(スペ
クトル視感度係数の増加は、なお、30%より下である
)。布帛を60°Cにおいて洗浄したとき(C2S)、
スペクトル視感度係数は約43%に増加する。
実覇MI ポリピロールの代わりに同一量のポリアニリンを使用し
て、実施例3を反復する。
加熱した綿布帛は約35%のスペクトル視感度係数を有
し、そしてドライクリーニングおよびキセノンランプへ
の100時間の露光後、スペクトル視感度係数は約50
%に上昇する。60°Cにおける洗浄はスペクトル視感
度係数に有意に影響を及ぼさない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、赤外線抑制量の、5または6員の少なくとも500
    の分子量を有する複素環式または炭素環式基を含有する
    共役ポリマー(以後、赤外線吸収ポリマーと呼ぶ)が適
    用されていることを特徴とする繊維材料。 2、赤外線吸収ポリマーは少なくとも一部分基材に浸透
    している、上記第1項記載の繊維材料。 3、赤外線吸収ポリマーの平均粒子サイズは1μ以下で
    ある、上記第1または2項記載の繊維材料。 4、赤外線吸収ポリマーは、 a)酸素、窒素および硫黄から選ばれる1個の異種原子
    を有する、共役π電子系をもつ5員の複素環式化合物の
    ホモポリマーまたはコポリマー(以後、成分aと記載す
    る)、 b)アニリンまたはその誘導体から誘導されたホモポリ
    マーまたはコポリマー(以後、成分bと記載する)、お
    よび c)酸素、窒素および硫黄から選ばれる2個の異種原子
    を有する、共役π電子系をもつ5員複素環式化合物から
    誘導されたホモポリマーまたはコポリマー(以後、成分
    cと記載する)、 である、上記第1〜3項のいずれかに記載の繊維材料。 5、赤外線吸収ポリマーは、アニリン、ピロール、チオ
    フェンおよびフラン列から選ばれるモノマーから誘導さ
    れたホモポリマーまたはピロール、チオフェンおよびフ
    ラン列から選ばれるモノマーおよびベンズチアゾール、
    チアゾール、オキサゾール、イミダゾール、フェナント
    レン、ベンジジンまたはアミノクリセン列から選ばれる
    コモノマーから誘導されたコポリマーである、上記第4
    項記載の繊維材料。 6、成分a)はピロール、チオフェンおよびフランの系
    列から選択されるモノマーから誘導されたポリマーであ
    る、上記第4または5項記載の繊維材料。 7、成分a)はピロール、3,4−ジメチルおよびジエ
    チルピロール、2−アミノチオフェン、2−アミノ−3
    −シアンチオフェン、3,4−ジクロロピロール、2,
    3−ジエチルチオフェン、3−メチルおよび3−エチル
    フランから選択されるモノマーのポリマーであり、ここ
    でモノマーは、また、20%までのチアゾール、ベンズ
    チアゾール、オキサゾール、イミダゾール、アミノフェ
    ナントレン、ベンジジン、アミノクリセン、アニリン、
    パラ−フェニルアニリンおよび/または他のコモノマー
    から選択されるコモノマーと共重合することができる、
    上記第6項記載の繊維材料。 8、成分b)はアニリン、オルソアニリンスルホン酸、
    2−メチルアニリン、2−クロロアニリン、2−C_1
    〜C_3−アルコキシアニリン、2−ヒドロキシアニリ
    ン、2,5−ジメチルアニリン、2−メトキシ−5−メ
    チルアニリン、4−アミノ−カルバゾールおよび1−C
    _1〜C_3−アルキル−4−アミノカルバゾールから
    選択されるモノマーから誘導されたポリマーである、上
    記第4〜7項のいずれかに記載の繊維材料。 9、成分b)はアニリンからまたはアニリンおよびアニ
    リン−オルトアニリン酸コポリマーから選択されるモノ
    マーから誘導されたポリマーである、上記第8項記載の
    繊維材料。 10、成分c)は2−アミノチアゾール、2−アミノベ
    ンズチアゾールおよび2−アミノ−5−メトキシベンズ
    チアゾールから選択されるモノマーから誘導されたポリ
    マーである、上記第4〜9項のいずれかに記載の繊維材
    料。 11、工程: 繊維材料に、赤外線抑制量の、5または6員の少なくと
    も500の分子量を有する複素環式または炭素環式基を
    含有する共役ポリマー(以後、赤外線吸収ポリマーと呼
    ぶ)を水性分散液から適用する、 からなることを特徴とする、繊維材料が赤外線信号を放
    射しないように繊維材料を処理する方法。 12、ポリマーの適用は吸尽、パジングまたは捺染によ
    り実施する、上記第11項記載の方法。 13、赤外線吸収ポリマーは、 a)酸素、窒素および硫黄から選ばれる1個の異種原子
    を有する、共役π電子系をもつ5員の複素環式化合物の
    ホモポリマーまたはコポリマー(以後、成分aと記載す
    る)、 b)アニリンまたはその誘導体から誘導されたホモポリ
    マーまたはコポリマー(以後、成分bと記載する)、お
    よび c)酸素、窒素および硫黄から選ばれる2個の異種原子
    を有する、共役π電子系をもつ5員複素環式化合物から
    誘導されたホモポリマーまたはコポリマー(以後、成分
    cと記載する)、 である、上記第11または12項記載の方法。 14、赤外線吸収ポリマーは、アニリン、ピロール、チ
    オフェンおよびフラン列から選ばれるモノマーから誘導
    されたホモポリマーまたはピロール、チオフェンおよび
    フラン列から選ばれるモノマーおよびベンズチアゾール
    、チアゾール、オキサゾール、イミダゾール、フェナン
    トレン、ベンジジンまたはアミノクリセン列から選ばれ
    るコモノマーから誘導されたコポリマーである、上記第
    13項記載の方法。 15、成分a)はピロール、チオフェンおよびフランの
    系列から選択されるモノマーから誘導されたポリマーで
    ある、上記第13または14項記載の方法。 16、成分a)はピロール、3,4−ジメチルおよびジ
    エチルピロール、2−アミノチオフェン、2−アミノ−
    3−シアンチオフェン、3,4−ジクロロピロール、2
    ,3−ジエチルチオフェン、3−メチルおよび3−エチ
    ルフランから選択されるモノマーのポリマーであり、こ
    こでモノマーは、また、20%までのチアゾール、ベン
    ズチアゾール、オキサゾール、イミダゾール、アミノフ
    ェナントレン、ベンジジン、アミノクリセン、アニリン
    、パラ−フェニルアニリンおよび/または他のコモノマ
    ーから選択されるコモノマーと共重合することができる
    、上記第15項記載の方法。 17、成分b)はアニリン、オルソアニリンスルホン酸
    、2−メチルアニリン、2−クロロアニリン、2−C_
    1〜C_3−アルコキシアニリン、2−ヒドロキシアニ
    リン、2,5−ジメチルアニリン、2−メトキシ−5−
    メチルアニリン、4−アミノ−カルバゾールおよび1−
    C_1〜C_3−アルキル−4−アミノカルバゾールか
    ら選択されるモノマーから誘導されたポリマーである、
    上記第13〜16項のいずれかに記載の方法。 18、成分b)はアニリンからまたはアニリンおよびア
    ニリン−オルトアニリン酸コポリマーから選択されるモ
    ノマーから誘導されたポリマーである、上記第17項記
    載の方法。 19、成分c)は2−アミノチアゾール、2−アミノベ
    ンズチアゾールおよび2−アミノ−5−メトキシベンズ
    チアゾールから選択されるモノマーから誘導されたポリ
    マーである、上記第13〜18項のいずれかに記載の方
    法。 20、赤外線吸収ポリマーは吸尽により、短浴を使用す
    る含浸によりまたは捺染糊として基材へ適用される、上
    記第11〜19項のいずれかに記載の方法。
JP1174359A 1988-07-08 1989-07-07 赤外線吸収性繊維材料 Pending JPH0268369A (ja)

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