JPH02682Y2 - - Google Patents

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JPH02682Y2
JPH02682Y2 JP11483882U JP11483882U JPH02682Y2 JP H02682 Y2 JPH02682 Y2 JP H02682Y2 JP 11483882 U JP11483882 U JP 11483882U JP 11483882 U JP11483882 U JP 11483882U JP H02682 Y2 JPH02682 Y2 JP H02682Y2
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JP
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humidity
airflow
sensing element
measured
windshield plate
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JP11483882U
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、被測定湿度の雰囲気による感湿体の
汚染劣化防止と、安定した高精度の湿度検知が行
えるようにした湿度検出器に関する。
従来例の構成とその問題点 一般に感湿抵抗体は、湿度によつて電気抵抗が
変化するものであるが、空気中には粉塵や油滴物
及び塩水の水滴物などの大気汚染物がある。これ
らの大気汚染物は、感湿体などに付着すると感湿
特性に劣化を受けることがある。感湿体には感湿
素子そのものや、加熱ヒータ付の感湿体などがあ
るが、油成分の飛滴や塩水の飛滴が直接感湿素子
や加熱ヒータに付着すると、加熱によつて酸化や
還元が起り感湿素子及び加熱ヒータ等が劣化を受
ける。さらには、雰囲気湿度を検知する場合にお
いても、被測定雰囲気の風速や温度の不均衡など
の原因により、従来の湿度検出器では正確な湿度
検知が得られていないのが現状である。
たとえば、温度の不均衡差が1℃であれば、雰
囲気温度20℃では約6%の相対湿度の誤差(物理
的)が生じる。又、湿度検出器を用いて湿度制御
を行つた場合、湿度発生器により得た発生湿度は
超微粒水滴が多く含まれていることが多い。この
ような湿度雰囲気の湿度は正確に検知することは
できなかつた。
考案の目的 本考案は、雰囲気による感湿体の汚染劣化防止
と、安定した高精度の湿度検知を行うことを目的
とする。
考案の構成 本考案は、感湿体と素子固定端子及び風防板と
からなり、かつ前記風防板と感湿体とを、被測定
空気の気流に対して平行直線上に位置するように
風防板、感湿体の順に近接して並べて配置すると
ともに、前記風防板の気流に対して直交する方向
の面積を感湿体の面積より大きく構成し、前記感
湿体が被測定空気の気流と直接接することなく間
接的に接触するように配置構成したものである。
実施例の説明 第1図において、実施例としてa,b,cを示
す。1は被測定湿度雰囲気の気流の方向である。
2は酸化物磁器系感湿素子であり、そのリード線
9が支持台5に貫通し、リード端子6に接続して
ある。素子固定端子は支持台5とリード端子から
なつている。3は感湿素子を加熱するためのヒー
タであり、タンタルやニクロム等の抵抗発熱体で
ある。本考案においては加熱ヒータ付の感湿体を
実施例にとつているが、無論、加熱ヒータが付与
されていない感湿体においても同様の効果が得ら
れるものである。4,7,8は風防板である。
感湿素子2としてはMgCr2O4−TiO2系、
ZnTiO4系、ZnCr2O4系、Zn2SnO4系、Mg2TiO4
系、Mg2SnO4系、TiO2系、SnO2系等の酸化物磁
器を用いた。加熱用ヒータ3は0.1〜0.5mmφ、タ
ーン数は3〜20ターンである。又、風防板は、気
流に対して直交する方向の面積が加熱ヒータ付感
湿体の面積(加熱ヒータも含む)より大きい風防
板を用いた。このようにして得られた湿度検出器
は、風防板と感湿体とが被測定空気の気流に対し
て平行直線上に位置するように、風防板、感湿体
の順に近接して並べて配置しており、感湿体より
大きな面積を有する風防板によつて感湿体が被測
定空気の気流と直接接することなく、間接的に触
れるよう配置構成することによつて、被測定空気
の気流中に含む油成分などの飛滴物は風防板でト
ラツプされ感湿体には付着されない。さらに感湿
体近傍の空気流は風防板により乱気流となり、温
度分布はより均一化されると共に被測定空気中に
含まれた超微粒水滴物をもガス化され非常に安定
した精度の高い湿度検知が得られる。以上に示し
た効果は、実施例a,bb,cどれも同様の効果
を示す。
第2図は、通風ダクト10を設け、第1図cに
示した湿度検出器を配置構成したものである。こ
れによると外気の輻射熱による相対湿度変化の影
響を防ぐことができ、しかも一方向の空気流が得
られるため被測定雰囲気の温度、湿度、風速の分
布がより均一に定常化するため精度の高い湿度検
知が本考案により得られた。前記、通風ダクト断
面は、円形及び角形においても同様の効果を示す
ものである。又、通風ダクト内に風向案内板を設
けると、より風向状態が安定し好結果が期待でき
る。本考案は、たとえば前記に示した湿度検出器
を空調制御系の一部に挿入し、湿度検知や湿度制
御センサとして用いられる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、感湿体を、前記
第1図、第2図に示したように配置構成すること
により、被測定湿度雰囲気による感湿体の汚染防
止と常に安定した高精度の湿度検知が始めて得ら
れたものであり、産業的価値大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本考案の一実施例に
おける湿度検出器の斜視図である。 1……被測定湿度雰囲気の気流の方向、2……
感湿素子、3……加熱用ヒータ(抵抗発熱体)、
4,7,8……風防板、5……支持台、6……リ
ード端子、9……リード線、10……通風ダク
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感湿体と素子固定端子及び風防板とからなり、
    かつ前記風防板と感湿体とを、被測定空気の気流
    に対して平行直線上に位置するように風防板、感
    湿体の順に近接して並べて配置するとともに、前
    記風防板の気流に対して直交する方向の面積を感
    湿体の面積より大きく構成し、前記感湿体が被測
    定空気の気流と直接接することなく間接的に接触
    するように配置構成した湿度検出器。
JP11483882U 1982-07-30 1982-07-30 湿度検出器 Granted JPS5920150U (ja)

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JP11483882U JPS5920150U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 湿度検出器

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JP11483882U JPS5920150U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 湿度検出器

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Publication Number Publication Date
JPS5920150U JPS5920150U (ja) 1984-02-07
JPH02682Y2 true JPH02682Y2 (ja) 1990-01-09

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ID=30265304

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EP3176544B1 (en) * 2014-07-30 2019-10-23 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Physical-quantity detection device

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JPS5920150U (ja) 1984-02-07

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