JPH0268085A - 遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野） 本発明は、賞球排出装置等の裏機構を設けた裏機構盤を
遊技盤収納フレームの裏側に取付は易くしたパチンコ機
に関するものである。

〈従来の技術〉 従来のパチンコ機においては、前面枠の裏面に取付けた
遊技盤収納フレームの一側上下に縦方向の軸を固定し、
Ｈ機構盤の一例上下には嵌合孔を開設した腕片を固定し
、該腕片の各嵌合孔内に遊技盤収納フレーム側の軸を嵌
合させることにより裏機構盤を遊技盤収納フレームの裏
側に開閉可能にＪ秋材けていた。したがって、裏機構盤
を遊技盤収納フレームに取付ける場合には、Ｌ下両方の
腕片の嵌合孔内に軸を同時に嵌合しなければならない。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、裏機構盤が重いので作業者が両手で支え
なから嵌合孔の位置を微妙に調整することは難しく、上
下両方の嵌合孔内に軸を同時に嵌合することには熟練を
要し、−殻内な作業者にとっては容易でない、このため
実際の作業では、一方の軸を嵌合することができても他
方の軸を嵌合てきなかったりして、両方の軸を同時に嵌
合するまでに意外と長い時間を必要とする。而して、パ
チンコ機の製造工程において裏機構板の取付けに多大な
労力を要している： 〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、機枠に対して開
閉可能に軸着した前面枠の裏側に遊技盤収納フレームを
固定し、該遊技盤収納フレーム内に遊技盤を着脱可能に
装着し、遊技盤収納フレームの裏側には賞球排出装置等
の裏機構を設けた裏機構盤を回動支持金具により回動可
能に取付けたパチンコ機であって、上記回動支持金具の
少なくとも１つが、縦方向の支持軸を有する第１金具と
、支持軸の直径よりも幅広な外側開口部から次第に縮幅
する支持軸導入空部を略氷平方向に形成するとともに該
支持軸導入空部に連通して支持軸を貫通１１Ｔｆｆｆｉ
な回動孔を開設した第２金具とからなり、上記支持軸導
入空部内を常態では支持軸か通り難くしたものである。

〈作用〉 裏機構盤を遊技盤収納フレームに取付ける場合、第２金
具に形成した支持軸導入空部の外側間１１部に第１金具
の支持軸を臨ませて、第２金具側を移動することにより
支持軸を支持軸導入空部内に通していき、回動孔の手前
で第２金具を強く押圧すると、付勢に抗して第２金具の
支持軸導入空部の幅か拡大されて支持軸か回動孔内に嵌
合する。

また、裏機構盤を取り外す場合は、裏機構盤を手で持ち
上げると、第１金具の軸が第２金具の回動孔から抜ける
の゛Ｃ１簡単に取り外すことかできる。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

パチンコ機ｌは、第１図及び第２図に示すように、機枠
２の一側にヒンジ３．３によって窓部４を有する前面枠
５を開閉自在に軸着し、該前面枠５の窓部４にはガラス
枠６と開閉パネル７を開閉自在に軸着し、前面枠５の裏
面には窓部４を裏側から塞ぐようにして遊技盤収納フレ
ーム８を固定し、該遊技盤収納フレーム８の一側に回動
支持金具９．９によって裏機構盤１０を開閉可能に軸着
してなる。

遊技盤収納フレーム８は、前面か開放した金属製の浅い
枠体であり、内部の下部に遊技盤１１を載置するフレー
ムボード１２を取付けて該フレームボ・−ド１２の上方
を遊技盤収納空間とし、背面には遊技盤１１の裏面に取
付けた賞球集合ｍ１３が入る開口部１４を開設しである
。この遊技盤収納フレーム８内に装着した遊技盤１１を
止着するには、遊技盤収納フレーム８の側面部に配設し
た遊技盤係止部材Ｉｓ、　１５の係＋ｈレバーを手で回
動し、該係止レバーの先端係止部を遊技盤の側縁に係止
することにより上着する。

」−記した遊技盤収納フレーム８の背面に取付ける裏機
構盤ｌＯは、合ｒ＆樹脂製の枠体に裏機構を設けたもの
であり、図面に示す実施例では球貯留タンク１６、球導
出樋、賞球排出装置、賞球流下樋等の裏機構を設けてあ
り、また遊技盤１１の賞球集合樋１３か入る開口部１４
の下方前面には賞球を受は止めて流下制御装置に案内す
る球受、棚１７を形成し、該球受棚１７の傾斜下端に入
賞球流下制御器を設けである。

この裏機構盤１０を遊技盤収納フレーム８に取付ける回
動支持金具９は、ガラス枠６や前面枠５のヒンジ３．３
側に取付けられており、第２図に示す実施例では、ワン
タッチで装着可能な第１種の回動支持金具９ａと、従来
の金具と同様な第２種の回動支持金具９ｂとがあり、第
１種の回動支持金具９ａを上方に、第２種の回動支持金
具９ｂを下方に取付けである。

第１種の回動支持金具９ａの第１実施例は、第３図から
第５図に示すように、縦方向の止着片１８の下端縁に略
水平方向の支持片１９を形成し、該支持片１９に支持軸
２０を上向きに立設した第１金具２１ａと、該第１金具
２１ａの支持軸２０に嵌合する第２金具２２ａとからな
る。第２金具２２ａは、鋼板等弾性を有する素材を成形
してなり、はぼ水平な水平部分２３の基端に止着片２４
を起立させ、先端には前記支持軸２０を貫通可能な大き
さの回動孔２５ａを開設し、該回動孔２５ａから一側縁
に亘って回動孔２５ａとの連通部分の幅か支持軸２０の
直径よりも僅かに幅狭であって次第に拡幅する、即ち支
持軸２０の直径よりも幅広な外側開口部から次第に縮幅
する支持軸導入空部２６を形成し、該支持軸導入空部２
６ａの横には支持軸導入空部２６ａに沿ってスリット２
７を切り欠いて支持軸導入空部２６ａの側縁部分に適度
なバネ性をもたせてなる。斯る第２金具２２ａを裏機構
５１１０に取付けるには、止着片２４をビス等により裏
機構盤１０に固定して水平部分２３を裏機構盤ＩＯの側
面から何方に突出させる。

そして、第４図に示すように、第２金具２２ａの支持軸
導入空部２６ａの外側開口部を第１金具２．１ａの支持
軸２０に臨ませて支持軸導入空部２６ａの外側開口部を
第１金具２１ａの支持片１９よりも僅かに高く位置させ
、この状態で第２金具２２ａを遊技盤収納フレーム８側
に前進させると、支持軸２０か支持軸導入空部２６ａの
外側開口部内に入り込み、更に第２金Ｊ４２２ａを前方
に押圧すると、支持軸２０かクサビ作用により支持軸導
入空部２６ａの側縁部分をスリット２７側に撓ませて彎
曲し、支持軸導入空部２６ａの幅を拡大する。そして、
更に第２金具２２ａを前方に押圧して支持軸２０を支持
軸導入空部２６ａの奥に移動すると、支持軸２ｕが支持
軸導入空部２６ａの最狭部を通過して回動孔２５ａ内に
嵌合する。支持軸２０が回動孔２５ａ内に嵌合してしま
うと、支持軸導入空部２６ａの側縁部分が弾性力により
復帰して支持軸導入空部２６ａの最狭部の幅を支持軸２
０の直径よりも狭い初期状態に戻す。したかって、この
状態で第２金具２２ａを水平方向に後退させて外そうと
しても、支持軸２ｏが支持軸導入空部２６ａの峡狭部を
通過することかできず、外れない、但し、第２金具２２
ａを上昇すると、支持軸２０が回動孔２５ａ内から抜は
出すので、簡単に外すことができる。

第２種の回動支持金具９ｂは、第６図に示すように、縦
方向の止着片２８の下端縁に略水平方向の支持片２９を
形成し、該支持片２９に先端に案内面３０を形成した支
持軸３１を上向きに立設したフレーム側金具３２と、該
フレーム側金具３２の支持軸３１に嵌合する挿通孔３３
を開設した回動片３４の基端に止着片３５を有する機構
盤側金具３６とからなる。なお、挿通孔３３の下開口縁
にはサラモミ等により案内面３３′を形成することが望
ましい、フレーム側金具３２を遊技盤収納フレーム８に
取付けるには。

支持軸３１か前記第１金具２１ａの支持軸２０と略同−
鉛直線上に位置する状態でビス等により止着片２８を遊
技盤収納フレーム８の背面に固定する。また、機構盤側
金具３Ｇを裏機構盤ｌ口に取付けるには、挿通孔３３が
裏機構１０の側方に位置する状態でビス等により止着片
３５を裏機構９１１０に固定する。

裏機構９１１０を遊技盤収納フレーム８に接続するには
、作業者が手で１Ｊｉ機構ｌ１１１０を支えて、先ず第
２種の回動支持金具９ｂの機構盤側金具３６の位置を調
整して挿通孔３３内にフレーム側金具３２の支持軸３１
を下方から挿入する。この様に、先に機構盤側金具３６
とフレーム側金具３２とを接続すると、裏機構９１１０
の重量の殆どを機構盤側金具３６を介してフレーム側金
具３２に懸けることかでき、作業者が支えなくてはなら
ない重量を軽減することかできるとともに裏機構ＩＭ１
０の高さを安定させることができる０次に、裏機構ｇ１
１Ｇの上部に取付けた第１種金Ａ９ａの支持軸導入空部
２６ａの外側開口部を第１金具２１ａの支持軸２０の側
方に臨ませ、この状態で第２金具２２ａを遊技盤収納フ
レーム８偏に前進させると、支持軸２０か支持軸導入空
部２６ａの外側開口部内に入り込み、更に第２金具２２
ａを前方に押圧すると、支持軸２０か支持軸導入空部２
６ａの側縁部分を彎曲して支持軸導入空部２５ａの幅を
拡大、更に第２金具２２ａを前方に押圧すると、支持軸
２０が支持軸導入空部２６ａの最狭部を通過して回動孔
２５ａ内に嵌合する。支持軸２０が回動孔２５ａ内に嵌
合すると、裏機構１０は上下両回動支持金具９ａ、９ｂ
により回動可能に支持され、裏機構盤１０の自由端側を
移動すると、裏機構盤１０か上下の支持軸２０．３１を
中心にして回動するので、遊技盤収納フレーム８に対し
て裏機構盤１０を簡単に開閉することができる。裏機構
盤１０を遊技盤収納フレーム８の背面に当接するまで閉
じると、遊技盤収納フレーム８の背面に突設した係止具
３７・・・が裏機構盤ＩＯの保合孔３８・・・内に係止
するので、ＩＥａ１４［ＩＱを閉状態にロックすること
ができる。そして、裏機構盤１０を開放する場合には係
止具３７・・・のロックを解除して裏機構Ｉ！１１１０
の自由端を手で手前に引けばよい、また、裏機構ｇ１１
０を開放してから手で持ち上げると、上方の第２金具２
２ａの回動孔２５ａ内から支持軸２０が抜は出るととも
に、下方の機構盤側金具３６の挿通孔３３内から支持軸
３１が抜は出るので、裏機構ｌ１１１Ｏを遊技盤収納フ
レーム８から簡単に取り外すことができる。

第１種の回動支持金具９ａの第２実施例は、第７図から
第９図に示すように、縦方向の止着片１８の下端縁に略
水平方向の支持片１９を形成し、該支持片１９に支持軸
２０を上向きに立設した第１金具２１ｂと、該第１金具
２１ｂの支持軸２０に嵌合する第２金具２２ｂとからな
る。第２金具２２ｂは、合成樹脂製裏機構盤１０の側面
部に金属製の輻狭な縦片３９を固定するとともに、該縦
片３９の途中を外側銘水平方向に折り曲げて先端縁を傾
斜させた横片４０と、該横片４０に沿わせて基端を裏機
構盤１０に固定した水平方向の金属片４１との２つの部
材で構成されてＳす、上記横片４０の先端に臨む金属片
４１に支持軸２０の直径よりも僅かに大きくて支持軸２
０を貫通可能な切欠状の回動孔２５ｂを開設し、横片４
０の先端傾斜縁の反対側に位置する金属片の縁を該先端
傾斜縁とは逆方向に傾斜させることにより遊技盤収納フ
レーム８の前後方向に沿った支持軸導入空部２６ｂを構
成し、該支持軸導入空部２６ｂの外側開口部の幅を支持
軸２０の直径よりも部分に幅広に、回動孔２５ｂに連通
する部分の幅を支持軸２０の直径よりも僅かに狭く設定
しである。なお、支持軸導入空部２６ｂの一部を構成す
る縦片３９と横片４０は、金属製であるので、？Ｊｌ性
を有する。したかって、第２金具２２ｂの支持軸導入空
部２６ｂの外側開口部を第１金具２１ｂの支持軸２０の
側方に臨ませて支持軸導入空部２６ｂの外側開口部を第
１金具２１ｂの支持片１９よりも僅かに高く位置させ、
この状態で第２金具２２ｂを遊技盤収納フレーム８偏に
前進させると、支持軸２０か支持軸導入空部２８ｂの外
側開口部内に入り込み、更に第２金具２２ｂ？ｉ−前方
に押圧すると、支持軸２０がクサビ作用により横片４０
の先端傾斜縁を後退方向（裏機構盤側）に押圧するのて
、縦片３９か弾性により撓んで彎曲し、支持軸導入空部
２６ｂの幅が拡大する。そして、更に第２金具２２ｂを
前方に押圧して支持軸２０を支持軸導入空部２６ｂの奥
に移動すると、支持軸２０が支持軸導入空部２６ｂの最
狭部を通過して回動孔２５ｂ内に嵌合する。支持軸２０
が回動孔２Ｓｂ内に嵌合してしまうと、縦片３９が弾性
力により復帰して支持軸導入空部２δｂの最狭部の幅を
支持軸２０の直径よりも狭い初期状態に戻す、したがっ
て、この状態で第２金具２２ｂを水平方向に後退させて
外そうとしても、支持軸ＺＯか支持軸導入空部２６ｂの
最狭部を通過することかできず、外れない。但し、第２
金具２２ｂを上昇すると、支持軸２０か回動孔２５ｂ内
から抜けるので、簡単に外すことがてきる。したかって
、この第１種の回動支持金具９ａの第１金Ｊｉ（２１ｂ
を遊技盤収納フレーム８の上方に、第２金具２２ｂを裏
機構盤１０の上方に取付け、遊技盤収納フレーム８の下
方と裏機構盤１０の下方に前記した第２種の回動支持金
具９ｂを取付けると、第２種の回動支持金具９ｂのフレ
ーム側金具３２と機構盤側金具３６を接続してから本実
施例に係る回動支持金具９ａの第１金具２１ｂと第２金
具２２ｂを接続することかできるのて、′ｇ１機構盤１
０を遊技盤収納フレーム８に簡単に接続することかでき
る。

なお、第２金具２２ｂは、第１Ｏ図に示すように、弾性
を有する金属等により一体的に成形し、補強板４１’で
補強しながら取付けるようにしてもよい。

第ｉｉ図から第１４図に示す第２種の回動支持金具９ａ
の第３の実施例は、前記実施例と同様に縦方向の止着片
１８の下端縁に略水平方向の支持片１９を形成し、該支
持片１９に支持軸２０を上向きに立設した第１金具２１
ｃと、該第１金具２１ｃの支持軸２０に嵌合する第２金
Ａ２２Ｃとからなる。第２金具２２ｃは、間に水平方向
の間隙４２を配した本体４３の先端部分に側部から切込
状の支持軸導入空部２６ｃの一部となる傾斜辺２６０′
を形成して該傾斜辺２６Ｃ′の先端に支持軸２０を貫通
可能な回動孔２５ｃの一部となる円弧状部分を形成し、
また本体４３の上面部分には長さ方向に案内溝４４を形
成し、先端に支持軸導入空部２６ｃの一部となる傾斜辺
２６ｃ”と回動孔２Ｓｃの一部となる円弧状部分を板状
のスライド部材４５をと記間隙４２内に移動可能に介在
させ、スプリング４６の一端を案内溝４４から突出した
スライド部材４５の突起４７に接続するとともに他端を
本体４３の上面部分の突起４８に接続し゛Ｃスライド部
材４５を本体４３の先端側に付勢し１本体４３の側部に
はブラケット４９をビス等により止着してなる。そして
、ブラケット４９と本体４３の後部を裏機構盤ＩＯの収
納空部５０内に嵌合して当て板５１に通したビスの先端
をブラケット４９の雌ねじに螺合すると第２金具２２ｃ
を裏機構盤ＩＯの側部に本体４３の先端部分を突出した
状態で取付けることができる。この第２金具２２ｃは、
常態においては、スライド部材４５がスプリング４６の
付勢により突起４７を本体４３の案内溝４４の一端に当
接して停止する。したがって、本体４３の先端部分の側
縁に支持軸２０の直径よりも幅広な外側開口部から次第
に縮幅する支持軸導入空部２６ｃが形成されるとともに
、該支持軸導入空部２６ｃに回動孔２５ｃか形成されて
、支持軸導入空部２６ｃと回動孔２５ｃとを連通ずる部
分の幅か支持軸２０の直径よりも僅かに小さくなる。

斯る第２金具２２ｃの支持軸導入空部２６ｃの外側開口
部を第１金具２１ｃの支持軸２ｏの側方に臨ませて支持
軸導入空部２６ｃの外側開口部を第１金具２１ｃの支持
片１９よりも僅かに高く位鐙させ、この状態で第２金具
２２ｃ’を遊技盤収納フレーム８側に前進させると、支
持軸２０が支持軸導入空部２６ｃの外側開口部内に入り
込み、更に第２金具２２ｃを前方に押圧すると、支持軸
２０がスライド部材４５の傾斜辺２６ｃ”を押圧するの
で、スライド部材４５がスプリング４６の付勢に抗して
後退し、支持軸導入空部２６ｃの幅か拡大し、更に第２
金具２２ｃを前方に押圧して支持軸２０を支持軸導入空
部２５ｃの奥に移動すると、支持軸２０か拡幅された支
持軸導入空部２１ｉｃの最狭部を通過して回動孔２５ｃ
内に嵌合する。支持軸２０が回動孔２５ｃ内に嵌合して
しまうと、スライド部材４５かスプリング４６の付勢に
より前進して支持軸導入空部２６ｃの幅を元の狭い初期
状態に戻す、したかって、この状態で第２金具２２ｃを
水平方向に後退させて外そうとしても、支持軸２０が支
持軸導入空部２６ｃの最狭部を通過することができず、
外れない、但し、第２金具２２ｃを上昇すると、支持軸
２０か回動孔２５ｃ内から抜は出すのて、簡単に外すこ
とができる。したかって、この第１種の回動支持金具９
ａの第１金具２１ｃを遊技盤収納フレーム８の上方に、
第２金ｊＬ２２ｃを裏機構盤１０の１方に取付け、遊技
盤収納フレーム８の下方と裏機構盤１０の下方に前記し
た第２種の回動支持金具９ｂを取付けると、第２種の回
動支持金具９ｂのフレーム側金具３２と機構盤側金具３
６を接続してから本実施例に係る回動支持金具９ａの第
１金具２１ｃと第２金具２２ｃを接続することかてき、
このため裏機構ｆｉｌＯを遊技盤収納フレーム８に簡単
に接続することかできる。

上記した各実施例では素材の弾性或はスプリング４６の
付勢を利用して支持軸導入空部２６の幅を拡幅可能にす
るとともに支持軸導入空部２６の側縁を状態では支持軸
２０の直径よりも小さくすることによって支持軸導入空
部２６内を常態では支持軸２ｏが通り難くしたが、支持
軸導入空部２６内を支持軸２０が状態で通り難くする手
段は上記に限定されるものてはない０例えば、第１５図
に示す第２種の回動支持金具９ａの第４の実施例は、前
記実施例と同様に縦方向の止着片１８の下端縁に略水平
方向の支持片１９を形成し、該支持片１９に支持軸２ｏ
を上向きに立設した第１金具２１ｄと、該第１金具２１
ｄの支持軸２０に嵌合する第２金具２２ｄとからなる。

第２金具２２ｄは、はぼ水平方向に延在する腕片５２の
先端部分の側縁に支持軸２０の直径よりも幅広な外側開
口部を形成し、該外側開口部から腕片５２の幅方向に支
持軸２０の直径よりも僅かに幅広な支持軸導入空部２６
ｄの一部を形成して、この部分の先端から腕片５２の先
端側に屈曲させて支持軸導入空部２６ｄの一部を形成し
、この部分の先端から腕片５２の側縁側に支持軸導入空
部２６ｄを屈曲状に形成し、この部分の先端に支持軸２
０か通る回動孔２Ｓｄを開設してなる。即ち、本実施例
の支持軸導入空部２６ｄは、途中を屈曲することによっ
て、常態においける支持軸２０の通りに困難性をもたせ
ている。したがって、本実施例に係る第２種の回動支持
金具９ａを上方に、前記回動支持金Ｘ９ｂを下方に取付
けた場合には、回動支持金具９ｂを先に接続し、３Ｉａ
構ｇ１１０を手で支えながら支持軸２０を外側開口部に
臨ませ、裏機構盤ｌＯを適宜移動させながら支持軸２０
を屈曲した支持軸導入空部２６ｄ内に通して回動孔２５
ｄ内に位置させればよい。

なお、上記した実施例では、ワンタッチで装着可能な第
１種の回動支持金具９ａを上方に１従来の金具と同様な
第２種の回動支持金具９ｂを下方に取付けた場合につい
て説明したか、本発明は、回動支持金具の少なくとも１
つがフンタッチて装着可能な第１種の回動支持金具９ａ
であればよく、第１種の回動支持金Ａ９ａを下方に、第
２種の回動支持金！−９ｂ？に方に取付けてもよいし、
或は両方共第１種の回動支持金具９ａにしてもよい。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、裏機構盤か重くて
も回動支持金具の少なくとも１つについては回動孔を開
設した第２金具を横方向に移動するだけで第１金具の支
持軸を回動孔内に嵌合することができるので、上下の回
動支持金具の一方を先に接続してから他方の回動支持金
具をｍ続することかでき、両方同時に接続する必要がな
い。したかって、上下の金具を同時に接続しなければな
らなかった従来に比較すると、裏機構盤を遊技盤収納フ
レームに取付ける作業を著しく簡単に行うことかできる
。このため、パチンコ機の製造工程における裏機構盤の
取付作業を従来よりも効率良く行うことかできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図はガラス枠
と開閉パネルを開放した状態のパチンコ機の正面図、第
２図は前面枠と裏機構盤を開放した状態のパチンコ機の
斜視図、第３図は第１種の回動支持金具の第１実施例の
平面図、第４図は第３図に示す回動支持金具の離脱した
状態における斜視図、第５図は第３図に示す回動支持金
具の第２金具の斜視図、第６図は第２種の回動支持金具
の離脱状態における斜視図、第７図は第１種の回動支持
金具のｗ４２実施例の離脱状態における斜視図、第８図
は第７図に示す回動支持金具の離脱状態における平面図
、第９図は第７図に示す回動支持金具の接続状態におけ
る平面図、第１Ｏ図は−・体的に構成した回動支持金具
の離脱状態における斜視図、第１１図は第１種の回動支
持金具の第３実施例の第２金具の分解斜視図、第１２図
は第１１図に示す第２金具の平面図、第１３図は第１２
図に示す第２金具の断面図、第１４図は第１種の回動支
持金具の第３実施例の離脱状態における斜視図、第１５
図は第１種の回動支持金具の第４実施例の離脱状態の平
面図である。 図中、１はパチンコ機、５は前面枠、８は遊技盤収納フ
レーム、９は回動支持金具、１ｏは裏機構盤、１１は遊
技盤、２０は支持軸、２１は第１金具、２２は第２金具
、２５は回動孔、２６は支持軸導入空部である。 特許出願人　株式会社　ソ　フ　ィ　ア第３図 第７図 第９図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）機枠に対して開閉可能に軸着した前面枠の裏側に
   遊技盤収納フレームを固定し、該遊技盤収納フレーム内
   に遊技盤を着脱可能に装着し、遊技盤収納フレームの裏
   側には賞球排出装置等の裏機構を設けた裏機構盤を回動
   支持金具により回動可能に取付けたパチンコ機であって
   、上記回動支持金具の少なくとも１つが、縦方向の支持
   軸を有する第１金具と、支持軸の直径よりも幅広な外側
   開口部から次第に縮幅する支持軸導入空部を略水平方向
   に形成するとともに該支持軸導入空部に連通して支持軸
   を貫通可能な回動孔を開設した第２金具とからなり、上
   記支持軸導入空部内を常態では支持軸が通り難くしたこ
   とを特徴とするパチンコ機。
2. （２）支持軸導入空部を拡幅可能にするとともに該支持
   軸導入空部の側縁を常態では支持軸の直径よりも小さく
   なるように付勢することにより支持軸導入空部内を常態
   では支持軸が通り難くしたことを特徴とする特許請求の
   範囲（１）に記載のパチンコ機。