JPH026741Y2 - - Google Patents

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JPH026741Y2
JPH026741Y2 JP1983124273U JP12427383U JPH026741Y2 JP H026741 Y2 JPH026741 Y2 JP H026741Y2 JP 1983124273 U JP1983124273 U JP 1983124273U JP 12427383 U JP12427383 U JP 12427383U JP H026741 Y2 JPH026741 Y2 JP H026741Y2
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JP
Japan
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cutter
bracket
lawn
electric motor
vibrations
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JP1983124273U
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JPS6031223U (ja
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Priority to GB08324002A priority patent/GB2140663B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電動の芝刈り機に関する。
従来の芝刈り機では芝刈り時に生起する震動に
加え、カツタ、モータ、フアン、ブロア等の各回
転部材の不正回転バランス(アンバランス)によ
つて生起した振動や、各部材相互の共振が作業者
の手元に伝播して作業性や操作性を阻害したり、
振動とともに騒音が併発して作業者に不快感を与
えるため、前記各回転部材の回転バランスを維持
するための管理手数、例えば研摩後のカツタの回
転バランスを研摩の都度調整するための手数や、
各部材の組付け精度を確保するための手数等が極
めて煩雑となる欠点があり、また、芝刈り中にカ
ツタが石等に当接したときに作業者が衝撃作用を
強く受ける欠点があつた。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、各回転部材
の回転時に生起する振動やカツタに付加される衝
撃等を緩和吸収しかつ共振によつて生ずる騒音を
低減しうる芝刈り機を提供することである。
以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
芝刈り機Sは芝刈り動作を行うための作動部S1
と、この作動部S1を支持するために上方へ延出さ
れた支持部S2とからなる。
始めに、支持部S2について説明すると、金属パ
イプ材で形成されたロアーハンドル101は作動
部S1の両側(後述のカツタケーシング115の両
側)にそれぞれ回動可能に止着され、その下端寄
りにはロアーハンドル101を作動部S1側に取着
されたスライド片102Aに沿つてスライド変位
させてロアハンドル101の支持角度を倒伏位置
から起立位置までの任意の角度に調節するための
ロツクアーム102が取付けられ、さらに、その
上端には金属パイプ材で形成されたアツプハンド
ル103が折り畳み可能に連結されていて、アツ
プハンドル103側にピン着されたロツク片10
4で両ハンドル101,103がロツクおよびア
ンロツクされる。
次に、作動部S1について説明すると、モータハ
ウジング123はアツパハンドル103の上端に
装着されたスイツチボツクス105でオン・オフ
操作される電動モータ126を縦向き状に収納す
るために中空状に形成され、その図示右側上端に
は接続片125がフランジ状に突設されている。
モータハウジング123の下端を覆蓋する第1
ブラケツト129は電動モータ126のモータ軸
132の下端付近を軸受133を介して回転可能
に支持するために電動モータ126に対向して作
動部S1内に設置され、この第1ブラケツト129
と、モータ軸132の上端を軸受134を介して
支承するために第1ブラケツト129の上方に対
置されてモータハウジング123の上端を覆蓋す
る第2ブラケツト131とは電動モータ126の
界磁鉄心127を狭持して締付ボルト130で締
着されている。
モータハウジング123に冠装されたカウリン
グ119は下方開放のほぼ椀型状に形成され、そ
の側壁中央部には外気と連通するためのスリツト
状の吸込み窓121が周方向に沿つて適数個所に
開設されかつこの各吸込み窓121の上方にはモ
ータハウジング123とカウリング119とをエ
アフイルタ124を介して連通するためのインレ
ツト122が開口され、さらに、カウリング11
9の頂部には覗き窓136が内部の透視可能に付
設されている。
キヤツプ135はモータ軸132の上端に嵌着
される一方、軸流翼車143、浮上用翼車13
9、および芝刈り用のカツタ137はモータ軸1
32の下端付近に対し上から順に嵌装され、それ
ぞれカツタ137の取付け高さを上下に変位して
芝の刈り込み高さを調整するためのスペーサ11
0を介して締め具138で締着されていて、軸流
翼車143がモータ軸132とともに回転したと
きには外気がカウリング119のインレツト12
2、エアフイルタ124を通じてモータハウジン
グ123内に吸引され、電動モータ126を専ら
冷却するためにモータハウジング123内をモー
タ軸132に沿つて流下する軸流を発生させるこ
とができる。
カツタ137等を収納するためにモータハウジ
ング123の下方に配設されたカツタケーシング
115は下方開放のほぼ皿型状に形成され、芝面
に摺接するための下端部周縁にはフランジ縁11
6が折り返し状に形成される一方、その頂部付近
には浮上用翼車139がモータ軸132とともに
回転したときにカウリング119の吸込み窓12
1を通じて吸引される外気をカツタケーシング1
15内に導入してカツタケーシング115内にア
クツシヨンを生起させ、エア圧で作動部S1全体を
浮上させるために浮上用翼車139の翼片139
Aに対向して縦貫された複数個のエアーの導入口
118〜118が周方向に沿つて配列されるとと
もに、同頂部には第1ブラケツト129の中央部
付近が遊挿される開口部をもつほぼ円筒状の接続
ボス部117が形成され、この接続ボス部117
には周方向に沿つて適数個(本例では4個)の嵌
合孔150がそれぞれ縦状に凹設されている。
カツタケーシング115の頂部と第1ブラケツ
ト129とを相互の弾性遊動可能に連結するため
に介装された防振部材151はゴム材等でほぼ円
柱状の弾性変形可能に形成された緩衝片151A
と、この緩衝片151Aの上下端に対し緩衝片1
51Aの成形時に固着された上下1対の連結金具
151B,151Bとを備え、カツタケーシング
115の各嵌合孔150内にそれぞれ一部露出さ
れるように遊嵌されるとともに、両連結金具15
1Aにそれぞれ突設したねじ部152、およびナ
ツト153を介して第1ブラケツト129の外端
と、カツタケーシング115の接続ボス部117
とにそれぞれ締着されている。このため、電動モ
ータ126、軸流翼車143、浮上用翼車13
9、カツタ137などの各回転部材のアンバラン
スに基づく振動等が第1ブラケツト129側から
カツタケーシング115側へ伝播する不具合を適
確に防止することができる。
次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果
を説明する。
本例では芝刈り機Sの作動部S1内に縦向き状に
納置された電動モータ126のモータ軸132の
下端付近を回転可能に支持するために電動モータ
126に対向して作動部S1内に設置された第1ブ
ラケツト129と、モータ軸132の下端に取着
された芝刈り用のカツタ137等を収納するため
に第1ブラケツト129の下方に配設されたカツ
タケーシング115の頂部とを弾性変形可能に形
成された適数個の防振部材151を介して連結し
てある。
このため、芝刈り作業時に電動モータ126の
振動や、軸流翼車143、浮上用翼車139、カ
ツタ137などの各回転部材によつて惹起される
カツタケーシング115の振動や、カツタ137
に加えられる衝撃作用を各防振部材151の弾性
変形挙動によつて効果的に緩和吸収して第1ブラ
ケツト129側への振動や衝撃作用の伝播を抑制
することができる。その結果、かかる振動や衝撃
が支持部S2を介して作業者の手元へ伝達される不
具合を可及的に抑制することができ、さらに、振
動に伴つて併発する騒音を振動の緩和吸収と同時
に効果的に低減することができる。
本考案は前記したように構成してあるので、芝
刈り作業時に回転部材の回転によつて惹起される
振動や、カツタに加えられる衝撃作用を前記各防
振部材の弾性形挙動によつて効果的に緩和吸収し
て、カツタケーシング側への振動や衝撃作用の伝
播を的確に抑制することができ、芝刈り作業時の
振動や騒音を効果的な低減しうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は芝刈り機全体の側面図、第2図は作動部の縦断
面図、第3図は第2図の−線矢視図、第4図
は要部の拡大断面図である。 115……カツタケーシング、126……電動
モータ、129……第1ブラケツト、132……
モータ軸、137……カツタ、151……防振部
材、S1……作動部、S……芝刈り機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芝刈り機の作動部内に縦向き状に納置された電
    動モータのモータ軸の下端付近を回転可能に支持
    するために前記電動モータに対向して前記作動部
    内に設置されたブラケツトと、前記モータ軸の下
    端に取着された芝刈り用のカツタ等を収納するた
    めに前記ブラケツトの下方に配設されたカツタケ
    ーシングの頂部とを弾性変形可能に形成された適
    数個の防振部材を介して連結したことを特徴とす
    る芝刈り機。
JP12427383U 1983-05-31 1983-08-09 芝刈り機 Granted JPS6031223U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12427383U JPS6031223U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 芝刈り機
GB08324002A GB2140663B (en) 1983-05-31 1983-09-07 Lawn mower
US06/530,010 US4527380A (en) 1983-05-31 1983-09-07 Lawn mower

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12427383U JPS6031223U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 芝刈り機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6031223U JPS6031223U (ja) 1985-03-02
JPH026741Y2 true JPH026741Y2 (ja) 1990-02-19

Family

ID=30283360

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JP12427383U Granted JPS6031223U (ja) 1983-05-31 1983-08-09 芝刈り機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441799Y2 (ja) * 1986-07-16 1992-10-01
JP5454865B2 (ja) * 2009-03-31 2014-03-26 日立工機株式会社 芝刈機

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5328781U (ja) * 1976-08-18 1978-03-11

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JPS5328781U (ja) * 1976-08-18 1978-03-11

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JPS6031223U (ja) 1985-03-02

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