JPS6214477Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214477Y2 JPS6214477Y2 JP1978008771U JP877178U JPS6214477Y2 JP S6214477 Y2 JPS6214477 Y2 JP S6214477Y2 JP 1978008771 U JP1978008771 U JP 1978008771U JP 877178 U JP877178 U JP 877178U JP S6214477 Y2 JPS6214477 Y2 JP S6214477Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting base
- opening
- extends
- top surface
- rotating machines
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、少なくとも2台の回転機械を載置し
固定する取付台に関する。
固定する取付台に関する。
従来から2つの回転機械、例えば回転式流体ポ
ンプや発電器とモータとは心合わせした状態で取
付台上に載置・固定されていることは周知の通り
である。
ンプや発電器とモータとは心合わせした状態で取
付台上に載置・固定されていることは周知の通り
である。
この従来の回転機械用取付台は、平坦な上面と
両側壁とを含む断面〓〓状をしていて、上面上に
はポンプやモータを固定する孔はあるが、その他
の加工は何ら施されていなかつた。したがつて、
上面上に2つの回転機械、例えばポンプとモータ
とをカツプリングを介して直列に配置した場合、
取付台は各回転機械の作動に伴う振動によつて振
動し、さらにこの取付台の振動は各回転機械の振
動と共振する結果、騒音の増幅をもたらし、さら
に不都合なことには、取付台の凹部が共鳴箱と同
一の作用をして騒音を一層増大させていた。これ
は、近時の厳しい騒音規則に不適合であることは
勿論、作業能率の低下の一原因にもなつている。
両側壁とを含む断面〓〓状をしていて、上面上に
はポンプやモータを固定する孔はあるが、その他
の加工は何ら施されていなかつた。したがつて、
上面上に2つの回転機械、例えばポンプとモータ
とをカツプリングを介して直列に配置した場合、
取付台は各回転機械の作動に伴う振動によつて振
動し、さらにこの取付台の振動は各回転機械の振
動と共振する結果、騒音の増幅をもたらし、さら
に不都合なことには、取付台の凹部が共鳴箱と同
一の作用をして騒音を一層増大させていた。これ
は、近時の厳しい騒音規則に不適合であることは
勿論、作業能率の低下の一原因にもなつている。
本考案は、回転機械から必然的に生ずる騒音を
その取付台を改良することにより、大幅に緩和す
ることを目的とするものであり、その要旨とする
ところは、2台もしくはそれ以上の回転機械を載
置・固定した取付台の各機械間領域に少なくとも
1つの開口部を穿設したことに存ずる。
その取付台を改良することにより、大幅に緩和す
ることを目的とするものであり、その要旨とする
ところは、2台もしくはそれ以上の回転機械を載
置・固定した取付台の各機械間領域に少なくとも
1つの開口部を穿設したことに存ずる。
本考案では、上記したように、両機械間の上面
もしくは上面と側壁の領域に開口部を設けること
により、各回転機械により生じる振動を切り離
す、すなわち振動の共振を防止すると共に凹部の
共鳴箱的作用を低下させて、回転機械全体の騒音
を低下させることができる。
もしくは上面と側壁の領域に開口部を設けること
により、各回転機械により生じる振動を切り離
す、すなわち振動の共振を防止すると共に凹部の
共鳴箱的作用を低下させて、回転機械全体の騒音
を低下させることができる。
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図は、取付台1上に、ポンプ本体2および
モータ3をカツプリング4を介して連結・配置し
た概略図を示す。このように、2つの回転機械は
通常、断面〓〓状の取付台上に、心合わせして直
列状態で配置される。
モータ3をカツプリング4を介して連結・配置し
た概略図を示す。このように、2つの回転機械は
通常、断面〓〓状の取付台上に、心合わせして直
列状態で配置される。
さて、第2図は、第1図の取付台1を示し、こ
の取付台は機械を載置する上面1Aとこの上面の
両側端から下方に鉛直に延びる側壁1B,1Bと
側壁の下端から外向きに延びる水平部1C,1C
とからなり、上面にはポンプ固定用の4つの孔1
Dとモータ固定用の4つの孔1Eが設けてあり、
水平部の各々には取付台自体を固定するための2
つの孔1Fが設けてある。本考案では、このよう
な一般的な取付台に騒音低下用開口部1Gを設け
ることにより、騒音低下を意図するものである。
第2図の実施例では、開口部1Gは直列に配置し
た両回転機械間領域にそれと直交する方向に延
び、その両端は両側壁の近傍で終結している。第
3図に示す実施例では第1図に示すと同様の開口
部1Gが互に平行に2つ設けてあることに特徴が
ある。第4図に示す実施例では、2つの開口部1
0Gが上面の全幅にわたつて延び、さらに両側壁
の一部にまで連続して延びている。これに対し、
第5図に示す実施例では、2つの開口部100G
は上面の幅方向中央部で不連続になつている。実
験によれば、この種不連続開口部でもほぼ同等の
効果が得られた。また第6図に示す開口1000
Gは上面の全幅にわたつて延びると共に側壁に逆
T字状の開口部部分を備えている点に特徴があ
る。以上、開口部の諸型式を列挙したが、開口部
は上記に限定されるものではなく、さらに複数本
の開口部を設けることもできるし、場合によつて
は、取付台の長手方向に延びる複数本の開口部を
設けることも考えられる。なお、3台もしくはそ
れ以上の回転機械を同一取付台上に載置する場合
には、各機械間領域に騒音低下用開口部を設ける
ことは勿論である。
の取付台は機械を載置する上面1Aとこの上面の
両側端から下方に鉛直に延びる側壁1B,1Bと
側壁の下端から外向きに延びる水平部1C,1C
とからなり、上面にはポンプ固定用の4つの孔1
Dとモータ固定用の4つの孔1Eが設けてあり、
水平部の各々には取付台自体を固定するための2
つの孔1Fが設けてある。本考案では、このよう
な一般的な取付台に騒音低下用開口部1Gを設け
ることにより、騒音低下を意図するものである。
第2図の実施例では、開口部1Gは直列に配置し
た両回転機械間領域にそれと直交する方向に延
び、その両端は両側壁の近傍で終結している。第
3図に示す実施例では第1図に示すと同様の開口
部1Gが互に平行に2つ設けてあることに特徴が
ある。第4図に示す実施例では、2つの開口部1
0Gが上面の全幅にわたつて延び、さらに両側壁
の一部にまで連続して延びている。これに対し、
第5図に示す実施例では、2つの開口部100G
は上面の幅方向中央部で不連続になつている。実
験によれば、この種不連続開口部でもほぼ同等の
効果が得られた。また第6図に示す開口1000
Gは上面の全幅にわたつて延びると共に側壁に逆
T字状の開口部部分を備えている点に特徴があ
る。以上、開口部の諸型式を列挙したが、開口部
は上記に限定されるものではなく、さらに複数本
の開口部を設けることもできるし、場合によつて
は、取付台の長手方向に延びる複数本の開口部を
設けることも考えられる。なお、3台もしくはそ
れ以上の回転機械を同一取付台上に載置する場合
には、各機械間領域に騒音低下用開口部を設ける
ことは勿論である。
以上説明したように、本考案に係る取付台は、
載置・固定した回転機械間領域に開口部を備えて
いるので、各回転機械により生ずる振動が共振す
るのを防止することができ、これによつて、機械
全体の騒音を著しく低下させることができる。
載置・固定した回転機械間領域に開口部を備えて
いるので、各回転機械により生ずる振動が共振す
るのを防止することができ、これによつて、機械
全体の騒音を著しく低下させることができる。
さらに、各回転機械の振動により発生した騒音
を開口部から逃がすことができるので、凹部の共
鳴箱的作用は低下し、これによつて、一層の騒音
低下の効果が得られる。
を開口部から逃がすことができるので、凹部の共
鳴箱的作用は低下し、これによつて、一層の騒音
低下の効果が得られる。
最後に、2台の回転機械を本考案に係る取付台
と通常の取付台にそれぞれ取付け、回転機械の作
動に伴う騒音をA,B,Cそれぞれのレンジにて
比較する実験により得られた結果を表に示す。
と通常の取付台にそれぞれ取付け、回転機械の作
動に伴う騒音をA,B,Cそれぞれのレンジにて
比較する実験により得られた結果を表に示す。
ベーン型ポンプ諸元
容量:250l/分
ロータハウジング内径:76.09m/m
ロータ外径:75.94m/m
モータ:400W
なお、取付台は第3図に示す2つの開口部を有
するものを用い、開口部の長さは140m/m、そ
の幅は10m/mであつた。
するものを用い、開口部の長さは140m/m、そ
の幅は10m/mであつた。
添付の表から、本考案の取付台に取付けたベー
ン型真空ポンプの騒音は、A,B,Cの各レンジ
において著しく低下することが理解されよう。
ン型真空ポンプの騒音は、A,B,Cの各レンジ
において著しく低下することが理解されよう。
第1図は、本考案に係る取付台に2台の回転機
械を載置した側面図である。第2〜6図は、本考
案に係る取付台の諸実施例の斜視図である。 1……取付台、1A……上面、1B……側壁、
1G,10G,100G,1000G……開口
部、2……ポンプ本体、3……モータ、4……カ
ツプリング。
械を載置した側面図である。第2〜6図は、本考
案に係る取付台の諸実施例の斜視図である。 1……取付台、1A……上面、1B……側壁、
1G,10G,100G,1000G……開口
部、2……ポンプ本体、3……モータ、4……カ
ツプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 2台もしくはそれ以上の回転機械を載置・固
定する平坦な上面と両側壁とを有する取付台に
おいて、 回転機械を直列に配置した両回転機械間領域
にそれと直交する方向に細長く延びている開口
部を少くとも1つ穿設したことを特徴とする回
転機械用取付台。 2 前記開口部は上面の幅方向両端近傍まで延び
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の取付台。 3 少なくとも1つの開口部が前記上面の全幅に
わたつて延び、さらに上面の両側端から下向き
に延びる各側壁の一部にまで延びていることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
の取付台。 4 両側壁に設けた開口部部分は逆T字状をなし
ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第3項記載の取付台。 5 前記上面もしくは上面と両側壁とに穿設した
少なくとも1つの開口部が不連続に延びている
実用新案登録請求の範囲第1項又は第3項記載
の取付台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978008771U JPS6214477Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978008771U JPS6214477Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112601U JPS54112601U (ja) | 1979-08-08 |
JPS6214477Y2 true JPS6214477Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=28818358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978008771U Expired JPS6214477Y2 (ja) | 1978-01-27 | 1978-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214477Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0720386Y2 (ja) * | 1984-03-19 | 1995-05-15 | トキコ株式会社 | 圧縮機 |
JPH0736194Y2 (ja) * | 1989-11-16 | 1995-08-16 | 株式会社荏原製作所 | 振動を発生する装置を搭載するベース |
JP4620242B2 (ja) * | 2000-12-22 | 2011-01-26 | 株式会社川本製作所 | ポンプユニット用鋼板製ベース |
JP5209435B2 (ja) * | 2008-10-21 | 2013-06-12 | 東洋機械金属株式会社 | ポンプユニットのベース |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5419521Y2 (ja) * | 1975-03-05 | 1979-07-19 |
-
1978
- 1978-01-27 JP JP1978008771U patent/JPS6214477Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112601U (ja) | 1979-08-08 |
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