JPH026736Y2 - - Google Patents

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JPH026736Y2
JPH026736Y2 JP1983192353U JP19235383U JPH026736Y2 JP H026736 Y2 JPH026736 Y2 JP H026736Y2 JP 1983192353 U JP1983192353 U JP 1983192353U JP 19235383 U JP19235383 U JP 19235383U JP H026736 Y2 JPH026736 Y2 JP H026736Y2
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JP
Japan
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cover
brush
blade
rotary
cutting blade
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JP1983192353U
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JPS6098337U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は刈払機の回転刃を覆うカバー装置に
関するものである。
[従来例] 従来より、刈払機のカバー装置においては、刈
払作業中に刈払用回転刃によつて小石などの小塊
が後方に飛散されるのを防止するために、第6図
および第7図で示されるように、エンジン(図示
省略)の回転を刈払用回転刃23に伝達するドラ
イブシヤフト20が挿通されたアウタパイプ(主
杆)21に対して、ブラケツト22を介して上記
刈払用回転刃23を覆うカバー24が取り付けら
れている。
このように、カバー24を取り付けることで、
刈払作業中に刈払用回転刃23によつて後方に飛
散された小石などの小塊は、たとえば第7図の矢
印Dで示されるように、カバー24の内面に衝突
して地表に飛散される。
ところで、草の種別、性状によつては、刈払作
業中に刈払用回転刃23とカバー24との隙間2
5に草がかみ込まれる場合が生じる。このような
場合、負荷が過大となつてクラツチ(図示省略)
にスリツプが起り、刈払用回転刃23が停止して
作業を中断させる。そこで、作業者によつては、
アウタパイプ21に対するブラケツト22の締め
付けが弛められ、アウタパイプ21を案内にカバ
ー24を第8図および第9図で示される位置に後
退させて、上記の隙間25を開放することで、か
み込まれている草を取り除く作業がなされ、この
作業が完了したのちに、カバー24を第6図およ
び第7図の位置に復帰させ、ブラケツト22の締
付けを行つてカバー24をアウタパイプ21に固
定し、しかるのちに刈払作業が再開されることが
ある。
上記刈払用回転刃23とカバー24との隙間1
5にかみ込まれた草が取り除かれたのちに、作業
者がカバー24を第6図および第7図の位置へ復
帰させるのを忘れて刈払作業を再開した場合、刈
払用回転刃23によつてはねられた小石などの小
塊が、たとえば、第8図および第9図の矢印Eで
示されるようにカバー24に干渉することなく後
方へ飛散する。
そのため、他の従来例として、たとえば、実開
昭60−98337号公報に開示されているように、主
杆に平板状の保護カバー(遮蔽立壁)を嵌め込
み、この保護カバーをカバー取付台にボルトおよ
びナツトで固定し、一方、刈刃のカバーをスプリ
ングの弾力に抗して外方へ開くようにしたものが
知られている。
ところが、この従来例では、上記保護カバーは
主杆の上方に延びているから、刈刃の全体が保護
カバーの陰に隠れてしまい、作業者は刈刃が見え
ない状態で作業することとなるため、刈刃を石な
どの小魂にぶつける可能性が増加する。その結
果、刈刃の損傷を点検する回数が増え、作業効率
が低下する。
また、上記保護カバーは、主杆と直交する平面
状に形成されているから、この保護カバーに当た
つた小魂は回転している刈刃の上に再び落下し
て、刈刃により再度飛散されるおそれがある。
しかも、上記刈刃のカバーと刈刃との間に草が
詰まると、上記カバーはスプリングの作用により
作業者の意に反して開いてしまうから、この場合
には草が多量に作業者側へ飛散して、作業がやり
にくくなるのみでなく、草に混つた石などの小魂
が開いたカバーを通過するおそれがあるので、カ
バーの効果が減少することにもなる。
[考案の目的] この考案は、上記従来の課題を解決するために
なされたもので、刈払用回転刃を小魂にぶつける
のを極力防止でき、かつ、小塊が刈払用回転刃で
再度飛散されるのを防止でき、しかも、刈払用回
転刃のカバーが作業者の意に反して開かないよう
にした刈払機のカバー装置を提供することを目的
とする。
[考案の構成] この考案に係る刈払機のカバー装置は、刈払用
回転刃の後部上面を覆う盤状部とこの盤状部の後
部外端に連設されて刈払用回転刃の外周面に対向
する垂下壁部とを有するカバーと、刈払機の主杆
よりも下方に配設されて上記刈払用回転刃ではね
られた小塊が後方へ飛散するのを防止する遮蔽立
壁とを備え、上記遮蔽立壁は、上記刈払用回転刃
の後方に向けて末広がりに傾斜しており、かつ、
上記カバーおよび遮蔽立壁は、上記主杆に沿つて
スライド可能に固定されているものである。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係るカバーを適用した刈払
機の一例を示す斜視図であり、同図において1は
エンジン、2は燃料タンク、3はクラツチハウジ
ングで、このクラツチハウジング3から前方にア
ウタパイプ(主杆)4が突出され、このアウタパ
イプ4の中にエンジン1の回転を刈払用回転刃5
に伝達するドライブシヤフト6が回転自在に挿通
されている。4Aはハンドル、7はカバーで、こ
のカバー7はブラケツト8を介してアウタパイプ
4に取り付けられて、刈払用回転刃5における後
部の上面と外周面とを覆つている。
カバー7は、合成樹脂または板金などによつて
成形され、第2図および第3図で示されるよう
に、刈払用回転刃5の回転中心よりも後部の上面
5aを覆う扇形の盤状部7Aと、この扇形の盤状
部7Aの後部外端に刈払用回転刃5の外周面5b
に対向して形成された垂下壁部7Bとを有してい
る。上記盤状部7Aは、後述するブラケツト8の
下部に一体成形されるとともに、隙間11を介し
て刈払用回転刃5を覆つている。また、上記垂下
壁部7Bは、上記盤状部7Aの後部外端に連設さ
れている。
ブラケツト8は、第2図および第3図で明らか
なように、上側部8aと下側部8bとからなり、
この実施例では、下側部8bが上記扇形の盤状部
7Aの上面に一体成形によつて設けられ、上側部
8aは鋼板をプレス加工することによつて成形さ
れている。そして、上側部8aと下側部8bとの
間にアウタパイプ4を介装し、上側部8a側から
下側部8bに設けた雌ねじ(図示せず)に対して
締付ボルト9,9をねじ込むことで上側部8aと
下側部8bによつてアウタパイプ4を挾着してい
る。上記締付ボルト9,9を緩めることにより、
上記ブラケツト8は、アウタパイプ4に沿つてス
ライド可能となつている。
上記カバー7の盤状部7Aの上面には、上記ブ
ラケツト8の下側部8aの後端部両側から後方
(第2図の右方)に向けて末広がりに傾斜する遮
蔽立壁10A,10Bが設けられている。これら
遮蔽立壁10A,10Bは、アウタパイプ4より
も下方に位置しており、刈払用回転刃5ではねら
れた小石などの小塊が後方へ飛散するのを防止す
るものであり、また、末広がりに傾斜させること
により、遮蔽立壁10A,10Bではね返つた小
塊が再び刈払用回転刃5の上に落下して、再度回
転刃5により飛散するのを防止している。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
まず、刈払作業中に刈払用回転刃5によつて小
石などの小塊が後方へはねられた場合には、たと
えば第3図の矢印Aで示されるように、カバー7
の扇形の盤状部7Aの裏面と垂下壁部7Bの内面
とに衝突して地表に飛散される。
一方、刈払作業中に刈払用回転刃5とカバー7
との隙間11に草がかみ込まれ、刈払用回転刃5
に対する負荷が過大になつてクラツチ(図示省
略)にスリツプが生じ、刈払用回転刃5が停止し
た場合には、まず、エンジン1を停止させ、つづ
いて締付ボルト9,9を弛めてブラケツト8の上
側部8aと下側部8bによるアウタパイプ4の挾
着を若干弛緩させる。つぎに、アウタパイプ4を
案内にカバー7を第4図および第5図に示される
位置へ後退させ、第2図、第3図の隙間11を開
放させることでかみ込まれた草を取り除く。
このように、かみ込まれた草が取り除かれる
と、通常はカバー7を第4図および第5図の位置
から第2図および第3図の位置に前進復帰させ、
この位置で締付ボルト9,9を締付けてカバー7
をアウタパイプ4に固定するカバー7の復帰作業
がなされ、しかるのちに刈払作業が再開されるも
のであるが、万一、作業者がカバー7の復帰作業
を忘れて、カバー7を第4図および第5図の位置
に放置したままで刈払作業を再開しても、刈払用
回転刃5によつて後方へはねられた小石などの小
塊は、たとえば矢印Bで示されるように、カバー
7の扇形の盤状部7Aの上面に形成されている遮
蔽立壁10A,10Bの前面に衝突し、ここから
カバー7の側方に飛散され、再び刈払用回転刃5
の上に落下するのを防止できる。
上記構成によれば、遮蔽立壁10A,10Bを
主杆4よりも下方に設けたから、作業者は刈払用
回転刃5の先端付近を見ながら作業することがで
き、刈払用回転刃5を小石などの小魂にぶつける
おそれがない。これにより、回転刃5の損傷を点
検する回数が減り、作業効率が向上する。
また、上記遮蔽立壁10A,10Bを末広がり
状に傾斜させたから、この遮蔽立壁10A,10
Bに当たつた小魂はカバー7の側方に飛散されて
しまい、回転している刈払用回転刃5の上に再び
落下しないため、刈払用回転刃5により再度飛散
されるおそれもない。しかも、上記遮蔽立壁10
A,10Bはリブの役目を果し、カバー7の剛性
アツプに寄与するという利点もある。
さらに、カバー7および遮蔽立壁10A,10
Bを主杆4に沿つてスライド可能に固定したか
ら、カバー7と刈払用回転刃5との隙間11を任
意に設定して、遮蔽立壁10A,10Bの機能を
十分に発揮できる一方で、締め付けボルト9,9
を緩めてカバー7をスライドさせることにより、
上記隙間11に草が詰まるのを防止でき、作業が
やりやすくなる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、遮蔽
立壁を主杆の下方に設けたから、刈払用回転刃を
小魂にぶつけるのを極力防止でき、回転刃の点検
の回数が減るので、作業効率が向上する。また、
上記遮蔽立壁を後方へ向けて末広がり状に傾斜さ
せたから、遮蔽立壁に当つた小魂はカバーの側方
に飛散され、刈払用回転刃により再度飛散される
のを防止できる。さらに、上記カバーと刈払用回
転刃との隙間を任意に設定できるので、作業者の
意に反してカバーが開くことがなくなり、その結
果、作業がやりやすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るカバーを適用した刈払
機の一例を示す斜視図、第2図はカバーの取付状
態を示す平面図、第3図は同側面図、第4図はカ
バーを後退させた状態を示す平面図、第5図は同
側面図、第6図は従来のカバーの取付状態を示す
平面図、第7図は同側面図、第8図はカバーを後
退させた状態を示す平面図、第9図は同側面図で
ある。 4……主杆(アウタパイプ)、5……刈払用回
転刃、7……カバー、7A……盤状部、7B……
垂下壁部、10A,10B……遮蔽立壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈払用回転刃5の後部上面を覆う盤状部7Aと
    この盤状部7Aの後部外端に連設されて刈払用回
    転刃5の外周面に対向する垂下壁部7Bとを有す
    るカバー7と、刈払機の主杆4よりも下方に配設
    されて上記刈払用回転刃5ではねられた小塊が後
    方へ飛散するのを防止する遮蔽立壁10A,10
    Bとを備え、上記遮蔽立壁10A,10Bは、上
    記刈払用回転刃5の後方に向けて末広がりに傾斜
    しており、かつ、上記カバー7および遮蔽立壁1
    0A,10Bは、上記主杆4に沿つてスライド可
    能に固定されていることを特徴とする刈払機のカ
    バー装置。
JP19235383U 1983-12-13 1983-12-13 刈払機のカバー装置 Granted JPS6098337U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19235383U JPS6098337U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 刈払機のカバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19235383U JPS6098337U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 刈払機のカバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6098337U JPS6098337U (ja) 1985-07-04
JPH026736Y2 true JPH026736Y2 (ja) 1990-02-19

Family

ID=30413987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19235383U Granted JPS6098337U (ja) 1983-12-13 1983-12-13 刈払機のカバー装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6098337U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432903Y2 (ja) * 1987-03-30 1992-08-07
JPH052987Y2 (ja) * 1987-12-24 1993-01-25
JPH056733Y2 (ja) * 1988-09-19 1993-02-22

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5287546U (ja) * 1975-12-26 1977-06-30

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Publication number Publication date
JPS6098337U (ja) 1985-07-04

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