JP3019890U - 刈払機用保護案内板 - Google Patents
刈払機用保護案内板Info
- Publication number
- JP3019890U JP3019890U JP1995007473U JP747395U JP3019890U JP 3019890 U JP3019890 U JP 3019890U JP 1995007473 U JP1995007473 U JP 1995007473U JP 747395 U JP747395 U JP 747395U JP 3019890 U JP3019890 U JP 3019890U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush cutter
- cutting blade
- operating rod
- blade
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 立ち木の根元やフェンスの基部などでも能率
よく確実に刈り取りを行えるようにする。 【構成】 刈払機2の操作桿21の先端に取り付けるた
めの固定手段12を備えた本体11の先端に、刈払機の
刈刃22の外周より外側まで延びて刈刃の回転方向に向
けて折れ曲がった形状のガイド部13を設けた。 【効果】 刈刃が立ち木やフェンスなどの障害物に直接
当たることがなくなり、刈刃が保護されると共に立ち木
などに傷を付けることがなくなる。また、立ち木の根元
などに生えている草木がガイド部で引き寄せられるの
で、刈り残しのない作業ができる。
よく確実に刈り取りを行えるようにする。 【構成】 刈払機2の操作桿21の先端に取り付けるた
めの固定手段12を備えた本体11の先端に、刈払機の
刈刃22の外周より外側まで延びて刈刃の回転方向に向
けて折れ曲がった形状のガイド部13を設けた。 【効果】 刈刃が立ち木やフェンスなどの障害物に直接
当たることがなくなり、刈刃が保護されると共に立ち木
などに傷を付けることがなくなる。また、立ち木の根元
などに生えている草木がガイド部で引き寄せられるの
で、刈り残しのない作業ができる。
Description
【0001】
この考案は、回転式の刈刃を備えた刈払機に取り付けて使用される保護案内板 に関するものである。
【0002】
刈払機は操作桿の先端に設けられた刈刃を回転させ、操作桿を左右に振りなが ら草刈作業などを行うものであって、エンジン式やバッテリ式のものがあり、一 般に刈刃の手前には保護カバーを設けて飛散する小石などから作業者を保護する 構造となっているが、先端側は作業の性質上刈刃がむき出しになっている。この ような刈払機は作業を能率よく行うことができる反面、立ち木の根元やフェンス の基部などでは刈刃が接触して立ち木を傷付けたり刃を損傷させたりする可能性 があるため、作業には十分な注意が必要であり、立ち木の生え際などに刈り残し を生じやすいものであった。
【0003】
この考案はこのような問題点に着目し、立ち木の根元やフェンスの基部などで も立ち木を傷付けたり刃を損傷させたりすることなく、しかも能率よく確実に刈 り取りを行えるようにすることを目的としてなされたものである。
【0004】
上記の目的を達成するために、この考案の刈払機用保護案内板は、刈払機の操 作桿の先端に取り付けるための固定手段を備えた本体の先端に、刈払機の刈刃の 外周より外側まで延びて刈刃の回転方向に向けて折れ曲がった形状のガイド部を 設けている。
【0005】 上記の固定手段は、操作桿を挟持すると共に本体に固定される構造の一対の挟 持部材を備えたものとなっており、更に本体を刈払機のヘッドユニットに固定す るためのねじ挿通穴を備えてもよい。
【0006】 またガイド部は、その内縁が刈刃の回転方向に開いた形状で傾斜しており、ガ イド部の内縁と刈刃の外周が、刈刃の面に垂直な方向から見た操作桿のほぼ延長 線上で交わるように構成される。
【0007】 また、刈刃の面に垂直又はほぼ垂直で且つ操作桿の長手方向に平行又はほぼ平 行な立ち上がり部をガイド部の基部付近に形成することができる。
【0008】
この考案の保護案内板を刈払機に取り付けて使用すれば、刈刃が立ち木などに 直接当たることはガイド部によって防止され、しかも立ち木の根元などに生えて いる草木はガイド部で刈刃の方に引き寄せられるので、刈残しを生ずることなく 刈り取ることができる。
【0009】 また、ガイド部の内縁が刈刃の回転方向に開いた形状であれば、刈刃の方に草 木を集めやすくなり、立ち上がり部を備えていれば、刈り取られた草木が散乱し ないで立ち上がり部に押されて操作桿の振りを止める位置まで運ばれるので、回 収などの後の作業が容易となる。
【0010】
次に、図示の一実施例について説明する。図1及び図2はこの考案の保護案内 板を刈払機に取り付けた状態を示したものであり、1は保護案内板、2は刈払機 である。刈払機2は先端の刈刃の部分のみを示してあり、操作桿21の先端に刈 刃22を備えたヘッドユニット23を取り付け、刈刃22の手元側には保護カバ ー(図示せず)が適宜設けられる。なお、刈刃22はその外径を実線で示し、具 体的な刃の形状は省略してある。
【0011】 保護案内板1は板状の本体11の手元側に操作桿21に取り付けるための固定 手段12を設け、本体11の先端にガイド部13を設けたものである。固定手段 12は操作桿21を挟持する半円筒状の一対の挟持部材12a,12bから構成 され、各挟持部材12a,12bの両側にはねじ12cで締め付けるためのねじ 穴を有する耳片12dがそれぞれ形成され、挟持部材12bの一方の耳片12d にはその外側に本体11に取り付けるための固定片12eが連設されている。
【0012】 固定片12eにはねじ穴12fが、またこれに対応して本体11の手元側には ねじ穴12gがそれぞれ形成されており、ねじ12hによって本体11に固定さ れるようになっている。なお、ねじ12c,12hによる締め付けはナットを利 用してもよいが、耳片12dのねじ穴と固定片12eのねじ穴12fをタップ穴 としておけば、ナットを使用しないで直接ねじ込むことができる。また本体11 の中央部分には、ヘッドユニット23に取り付けられているねじ23aを利用し てヘッドユニット23に固定するためのねじ挿通穴12iが形成されている。
【0013】 ガイド部13は本体11の先端部分を横に直角に折り曲げ、更にその先端が刈 刃22の外周22aより外側まで延びて上から見て反時計方向、すなわち矢印で 示す刈刃22の回転方向に向けて折れ曲がった形状で設けられている。
【0014】 図2に示すように刈刃22は操作桿21に対してある角度αだけ傾いているの で、これに対応して、ガイド部13は保護案内板1を操作桿21に取り付けた時 に刈刃22と同じ角度だけ傾き、刈刃22とほぼ同じ面上に位置するような形状 となっている。また、ガイド部13は内縁13aが刈刃22の外周22aに対し て角度βだけ開き、先に行くほど刈刃22から離れるように傾斜して先端13b が細くなり、更に湾曲した内縁13aは上から見て操作桿21の延長線上で刈刃 22の外周22aと交わるような形状となっている。
【0015】 また本体11は、ガイド部13が設けられている先端部分が刈刃22の面にほ ぼ垂直でしかも操作桿21の方向にほぼ平行な立ち上がり部14となっている。
【0016】 このような保護案内板1は例えば鋼板のプレス加工によって一体に、あるいは 本体11にガイド部13を溶接して形成することができるが、材料としては鋼板 以外の適当な金属や硬質プラスチック等を適宜使用して製作することが可能であ る。また具体的な形状は図示のものに限られるものではなく、細部については作 業の内容や使用される刈払機の構造などに応じて適宜選定すればよい。
【0017】 実施例は上述のような構造であり、保護案内板1の刈払機2への取り付けは、 挟持部材12a,12bで操作桿21の先端部分を挟持してねじ12cで締め付 け、挟持部材12bの固定片12eを本体11に固定し、更にねじ23aを挿通 穴12iに挿入してヘッドユニット23にねじ込むことによって行われる。この ねじ23aによる固定は補助的なものであるが、これによって本体11のぶれを なくして確実に固定することが可能となる。
【0018】 なお、操作桿21の太さやヘッドユニット23の寸法と形状、ねじ23aの位 置などは、刈払機のメーカーや仕様によって若干の差異があるが、操作桿21の 太さに対しては挟持部材12a,12bの間隔の調整によって対応でき、ヘッド ユニット23の寸法などに対しては、ねじ穴12gと挿通穴12iを図のように 長穴としておくことによりかなり広範囲に対応することができる。
【0019】 保護案内板1を刈払機2に取り付けると、ガイド部13が刈払機2の最先端に 位置して刈刃22の外周を覆うと共に、その方向は実際に草木を刈る場合の操作 桿21の移動方向、すなわち刈刃22の回転方向に向いた状態となる。このため 、操作桿21を左右に振りながら草刈作業などを行うと、左側に振った時に刈刃 22に直接当たる草木だけでなく、刈刃22の外周22aとガイド部13の先端 13bの間に入った草木もガイド部13の内縁13aによって刈刃22の方に引 き寄せられて切断されるのであり、刈刃22から少し離れた位置にある草木でも 確実に刈り取ることができる。
【0020】 特に、刈刃22の外周22aに対してガイド部13が開いた形状となっている ので、草木が刈刃22の方に集められる範囲が広くなり、また、ガイド部13の 内縁13aが操作桿21の延長線上付近、すなわち刈払機2の最先端で刈刃22 の外周22aと交わるような形状となっているので、刈り取り作業はより確実に しかも効率よく行われる。また、従来作業しにくかった立ち木の根元やフェンス の基部などにおいても、これらに刈刃22が直接には接触しないので立ち木など を傷付けたり刈刃22を損傷させたりすることがなくなり、確実にしかも容易に 作業を進めることが可能となる。
【0021】 また、従来の刈払機では刈り取られた草木がその場に落ちて散乱した状態とな るが、この実施例によればガイド部13の基部に設けられた立ち上がり部14で 刈り取られた草木が押され、操作桿21の振りを止める位置まで一緒に運ばれて から落下する。従って、比較的狭い範囲にまとまって堆積するようになり、刈り 取られた草木の回収などの作業が容易となるのである。
【0022】
以上の説明から明らかなように、この考案の刈払機用保護案内板は、刈払機の 操作桿の先端に取り付けるための固定手段を備えた本体の先端に、刈払機の刈刃 の外周より外側まで延びて刈刃の回転方向に向けて折れ曲がった形状のガイド部 を設けたものである。従って、刈刃が立ち木やフェンスなどの障害物に直接当た ることがなくなり、刈刃が保護されると共に立ち木などに傷を付けることもない ので作業が容易となるのであり、しかも立ち木の根元などに生えている草木がガ イド部で引き寄せられるので、刈り残しのない確実な作業が可能となる。
【0023】 また、ガイド部の内縁を刈刃の回転方向に開いた形状としたものでは、刈刃の 方に草木を集めやすくなり、草木を引き寄せることのできる範囲が広くなって刈 り取り作業の効率と確実性が向上する。
【0024】 更に、ガイド部の基部付近に立ち上がり部を形成したものでは、刈り取られた 草木が散乱せずに比較的狭い範囲にまとまって堆積するので、刈り取られた草木 の回収などの作業が容易となる。
【図1】この考案の一実施例の保護案内板を刈払機に取
り付けた状態の平面図である。
り付けた状態の平面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同実施例の固定手段を示した斜視図である。
1 保護案内板 2 刈払機 11 本体 12 固定手段 12a,12b 挟持部材 13 ガイド部 13a 内縁 14 立ち上がり部 21 操作桿 22 刈刃 22a 外周
Claims (6)
- 【請求項1】 刈払機の操作桿の先端に取り付けるため
の固定手段を備えた本体の先端に、刈払機の刈刃の外周
より外側まで延びて刈刃の回転方向に向けて折れ曲がっ
た形状のガイド部を設けたことを特徴とする刈払機用保
護案内板。 - 【請求項2】 固定手段が、操作桿を挟持すると共に本
体に固定される構造の一対の挟持部材を備えている請求
項1記載の刈払機用保護案内板。 - 【請求項3】 本体を刈払機のヘッドユニットに固定す
るためのねじ挿通穴を備えている請求項2記載の刈払機
用保護案内板。 - 【請求項4】 ガイド部の内縁が、刈刃の回転方向に開
いた形状で傾斜している請求項1又は2記載の刈払機用
保護案内板。 - 【請求項5】 ガイド部の内縁が、刈刃の面に垂直な方
向から見た操作桿のほぼ延長線上で刈刃の外周と交わる
ように形成されている請求項4記載の刈払機用保護案内
板。 - 【請求項6】 刈刃の面に垂直又はほぼ垂直で且つ操作
桿の長手方向に平行又はほぼ平行な立ち上がり部をガイ
ド部の基部付近に形成した請求項1乃至5のいずれかに
記載の刈払機用保護案内板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007473U JP3019890U (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 刈払機用保護案内板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007473U JP3019890U (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 刈払機用保護案内板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3019890U true JP3019890U (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=43155286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007473U Expired - Lifetime JP3019890U (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 刈払機用保護案内板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019890U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036136A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Tsumura Kogyo Kk | 保護カバーユニット及びこれを備えた刈払機 |
JP2016082914A (ja) * | 2014-10-24 | 2016-05-19 | 田中 利明 | 草刈り機 |
FR3041500A1 (fr) * | 2015-09-25 | 2017-03-31 | Bobitech Sas | Protection pour debroussailleuse pour tonte reglable en hauteur et bordure |
JP6315737B1 (ja) * | 2017-08-08 | 2018-04-25 | 田中 利明 | 草受け板及び草刈り機 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP1995007473U patent/JP3019890U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011036136A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Tsumura Kogyo Kk | 保護カバーユニット及びこれを備えた刈払機 |
JP2016082914A (ja) * | 2014-10-24 | 2016-05-19 | 田中 利明 | 草刈り機 |
FR3041500A1 (fr) * | 2015-09-25 | 2017-03-31 | Bobitech Sas | Protection pour debroussailleuse pour tonte reglable en hauteur et bordure |
JP6315737B1 (ja) * | 2017-08-08 | 2018-04-25 | 田中 利明 | 草受け板及び草刈り機 |
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