JP3004318U - 草苅作業の安全保護カバー - Google Patents

草苅作業の安全保護カバー

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JP3004318U
JP3004318U JP1994006721U JP672194U JP3004318U JP 3004318 U JP3004318 U JP 3004318U JP 1994006721 U JP1994006721 U JP 1994006721U JP 672194 U JP672194 U JP 672194U JP 3004318 U JP3004318 U JP 3004318U
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JP
Japan
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pole
grass
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safety protection
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JP1994006721U
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Inventor
敦 鈴木
定矩 中島
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敦 鈴木
定矩 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 草苅機による苅り取り作業時にガードレール
のポールに回転刃が当たって破損し、破片が飛んで怪我
をする危険を防止し、ポール周辺の雑草を奇麗にかつ短
時間に刈り取ることのできる草苅作業の安全保護カバー
を提供する。 【構成】 中央部が大径のタイヤ状の環状ゴム3を、切
り割り部3cを開いて既設のガードレール1のポール2
の根元に穿かせ、草苅機の回転刃物がポール2に当たる
のを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はハイウエイや一般道路又はゴルフ場等の雑草を草苅機を用いて苅り取 る際の保護カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハイウエイや一般道路の両脇等に生える雑草は美観を損ね、見通しを悪 くして交通事故の原因となるので、定期的に苅り取る必要があり、小型原動機付 の草苅機を用いて苅り取り作業を行っている。ところが道路脇の除草を必要とす る場所にはガードレールがある。このガードレールのポールに回転刃が当たると 、欠損して破片が飛び危険なためポール周辺を刈り残すのが普通で、奇麗に苅り 取るためには後で手鎌で苅っていた。
【0003】 また、ゴルフ場又は道路に植え込まれているつつじ等の植木は枝が地面を這う ように繁っているため、根元の部分の見通しが悪く、回転刃の接近が困難でうっ かりすると幹や枝を切断または傷つける恐れがあるので、草苅機では根元の周辺 を苅り残すのが普通で、後で手鎌によって仕上げを行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べた草苅機を用いる苅り取り作業はそれ自体大変な労働で、そ の上回転刃の欠損による危険があるため大変神経を使う作業である。危険を避け るためポール周辺を刈り残したり、或いは植木を傷つけないため植木の根元周辺 を苅り残したりすると、半仕上がりの感が強く美観を損ねる。このため手鎌で苅 り残し部分を仕上げると時間を要し大変非能率であるという問題を有している。
【0005】 本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、ガードレールのポールに回転刃が当たるのを防止してポ ール周辺の草を奇麗に能率的に刈り取ることができる草刈作業の安全保護カバー 及び、植木を傷つけることなく植木周辺を奇麗に苅り取ることのできる草苅作業 の安全保護カバーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案における草苅作業の安全保護カバーは、ガー ドレールのポールに用いる草苅機による作業のための安全保護カバーであって、 取り付け時にポールを通過させる半径方向の切り割り部を有する環状ゴムでなり 、ポールの外周に地面に接するように取り付けるものである。
【0007】 切り割り部を有する環状ゴムは少なくとも地面に接する部分の外径が他の部分 より小径であるものとする。
【0008】 ガードレールのホールに用いる草苅機のための保護カバーであって、前記ポー ルの外周に地面に接するように取り付ける環状ゴムでなるものである。
【0009】 環状ゴムは少なくとも地面に接する部分の外径が他の部分より小径であるもの とする。
【0010】 つつじ等植木に用いる草苅機による作業のための安全保護カバーであって、取 り付け時に植木の根元を通過させる放射方向の切り割り部を有する穴付ゴム板で なり、つつじ等植木を中心に地面に敷設するものである。
【0011】
【作用】
請求項1は、環状ゴムを切り割り部を開いて既設のガードレールのポールに取 付け、草苅機の回転刃が直接ポールに当たって破損するのを防止し、安心して回 転刃がポールに接近できるようにして、短時間に奇麗にポール周辺の除草を行う 。
【0012】 請求項2,4は環状ゴムの地上に接する部分が凹みになり、草苅機の回転刃が ポールにより接近し易く、苅り残しがなくより奇麗に刈り取れる。
【0013】 請求項3はガードレールを新設するとき環状ゴムをポールに嵌合したのち地面 に立設する。従って環状ゴムに切り割り部がないためコストが安くなり盗難の心 配がなくなる。
【0014】 請求項5は穴付ゴム板を切り割り部を開いて既に植わっているつつじ等植木 の根元を取り囲むように地面に敷設して雑草が生長し難くし、草苅機の回転刃を 植木の根元に接近させる必要がないので、根元を傷付ける心配がなく短時間に植 木周辺の苅り取りを行う。
【0015】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面にもとづき説明する。 実施例第1 ハイウエイ又は一般道路の両脇又は中央の分離帯には図1で示すようなガード レール1が設けられている。このガードレール1は雑草の生えやすい場所に設置 されていることが多く、ガードレール1はほぼ等間隔のポール2に支持されてい る。このポール2の外周に環状ゴム3が地面に下端が接触するように取り付けら れている。
【0016】 環状ゴム3は、図2に示すように両端部3aが小径で中央部3bが大径のタイ ヤ状をなし、両端部3aの内径はポールの外径より僅かに大きく形成され、半径 方向に切り割り部3cが設けられていて、図3で仮想線で示すように容易に開い て既設のポール2に取け得るようになっている。
【0017】 ポール2に取り付けたあとは、そのままでも脱落することはないが、盗難,い たずら等の予防のため必要により切り割り部3cを接着剤で接着してもよい。 また、ガードレール1を新設する場合に、最初に環状ゴム3をポールに嵌合し ておけば切り割り部3cは不要である。
【0018】 環状ゴム3の素材は良質のゴムを用いる必要はなく、廃棄処分に困っている古 タイヤを再生素材とすることも可能で、これにより市場に放置されている古タイ ヤを少なくすることができ環境の美化にもなる。
【0019】 このように構成されている環状ゴム3をポール2に取り付けることにより、図 2で仮想線で示すように携帯用の小型原動機付草苅機4の回転刃5をポール2に 近づけても先に環状ゴム3が当たって刃が折損することがなく、環状ゴム3は中 央部3bが大径で両端部3aが小径のため回転刃5が小径部に当接する前に周辺 の草を奇麗に苅り取ることができる。また刃先が小径部を傷つけても見え難いの で環状ゴム3自体の外観を損なうことがない。
【0020】 尚、環状ゴム3は上述のタイヤ形状に限定されるものではなく、リング状であ れば細部の形状に関わりなく使用可能である。
【0021】 実施例第2 本考案の実施例第2は図4に示すようにゴルフ場や道路のつつじ等比較的丈が 低く、枝が地面を這うように繁る灌木類の植木11の根元を取り囲むように地面 に敷設するゴム板12である。
【0022】 ゴム板12は図5に示すように、ほぼ中央に丸穴12aを有する正方形で、厚 さは8〜12mm好ましくは10mm必要で、薄いと草に押し上げられて空間が でき草が成長しやすくなる。また一辺の長さは植木の大きさによっても変わるが 250〜350mm好ましくは300mmが適当で、この大きさで殆どの植木に 使用でき充分の効果が得られる。
【0023】 さらに、ゴム板12には一辺と直角に交わる放射方向の切り割り部12bが設 けられていて、切り割り部12bを開くことにより既に植えてある木を中心にし てその回りに容易に敷設することができる。
【0024】 このようにゴム板12を植木を中心にして地面に敷くことにより雑草が生え難 くなり、草苅機の回転刃を植木の根元に近づけなくても奇麗に苅り取ることがで き、植木を傷つける恐れがなくなる。 また、ゴム板12の素材として廃棄処分に困っている古タイヤを再生利用する ことも可能で、市場に放置されている古タイヤの公害問題を少なくし環境汚染を 防ぐことができる。 尚、ゴム板12の外形は矩形,多角形,丸形でも支障はない。
【0025】
【考案の効果】
本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 請求項1は、既設のガードレールのポールに環状ゴムを穿かせることができ、 草苅機を用いて苅り取り作業を行う際に、回転刃が固いポールに当たって破損し 、飛び散った破片で怪我をすることがなくなる。従って草苅機の回転刃を安心し てポールに接近させることができるのでポールの周辺を奇麗に苅り取りすること ができ、手鎌を使う必要がなくなって作業能率が向上する。
【0026】 請求項2,4は環状ゴムの地面に接する部分を小径にして凹みを設けたので草 苅機の回転刃を一層ポールに接近させることができ刈り残しができない。また回 転刃が小径部外周に当たって傷付けても見え難いので長く環状ゴムの美観を維持 することができる。
【0027】 請求項3はポールに穿かせた環状ゴムに切り割り部をなくしたので、コスト安 となり盗難やいたずら等で環状ゴムが紛失することがなくなり安価となる。
【0028】 請求項5は、既に植わっている植木を中心に地面にゴム板を敷くことができ、 これにより植木の根元に草が生え難くなり、草苅機の回転刃を植木の根元に近づ ける必要がなくなって、回転刃で植木を傷つけることがなくなり、美麗に短時間 に苅り取りすることが可能となり、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例第1の環状ゴムをガードレール
のポールに取り付けたところを示す図である。
【図2】環状ゴムの縦断面を示す図で、仮想線は草苅機
の回転刃部分を表すものである。
【図3】環状ゴムの平面図で、仮想線はポールに取り付
けため切り割りを開いた状態を表すものである。
【図4】本考案の第2実施例のゴム板を植木の根元に敷
設した状態を示す図である。
【図5】ゴム板の斜視図である。
【符号の説明】
1 ガードレール 2 ポール 3 環状ゴム 3c,12b
切り割り部 11 植木 12 ゴム板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガードレールのポールに用いる草苅機に
    よる作業のための安全保護カバーであって、取り付け時
    にポールを通過させる半径方向の切り割り部を有する環
    状ゴムでなり、ポールの外周に地面に接するように取り
    付けることを特徴とする草苅作業の安全保護カバー。
  2. 【請求項2】 切り割り部を有する環状ゴムは少なくと
    も地面に接する部分の外径が他の部分より小径であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の草苅作業の安全保護カバ
    ー。
  3. 【請求項3】 ガードレールのポールに用いる草苅機に
    よる作業のための安全保護カバーであって、前記ポール
    の外周に地面に接するように取り付ける環状ゴムでなる
    草苅作業の安全保護カバー。
  4. 【請求項4】 環状ゴムは少なくとも地面に接する部分
    の外径が他の部分より小径であることを特徴とする請求
    項3記載の草苅作業の安全保護カバー。
  5. 【請求項5】 つつじ等植木に用いる草苅機による作業
    のための安全保護カバーであって、取り付け時に植木の
    根元を通過させる放射方向の切り割り部を有する穴付ゴ
    ム板でなり、つつじ等植木を中心に地面に敷設すること
    を特徴とする草苅作業の安全保護カバー。
JP1994006721U 1994-05-17 1994-05-17 草苅作業の安全保護カバー Expired - Lifetime JP3004318U (ja)

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