JPH026553Y2 - - Google Patents

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JPH026553Y2
JPH026553Y2 JP6832084U JP6832084U JPH026553Y2 JP H026553 Y2 JPH026553 Y2 JP H026553Y2 JP 6832084 U JP6832084 U JP 6832084U JP 6832084 U JP6832084 U JP 6832084U JP H026553 Y2 JPH026553 Y2 JP H026553Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はフロツピーデイスク装置のキヤリツジ
案内機構、更に詳しくは、磁気ヘツドを搭載した
キヤリツジを2本の平行な案内軸に沿つて磁気デ
イスクの半径方向に移送するようにしたキヤリツ
ジの案内機構に関する。
〔背景技術およびその問題点〕
フロツピーデイスク装置においては、キヤリツ
ジの案内軸を機枠(シヤーシ〕に対して正確に位
置付ける必要がある。即ち、キヤリツジ上の磁気
ヘツドは、案内軸にガイドされてスピンドルによ
つて回転される磁気デイスクの半径方向に移送さ
れるため、案内軸とキヤリツジとの係合等が適正
であると仮定すると、磁気デイスクに対する磁気
ヘツドの位置関係は、案内軸の取付精度に依存す
る。
このため、この種のフロツピーデイスク装置に
おいては、案内軸をその支持部にバネ部材によつ
て押付けて、案内軸の取付精度を高めるようにし
ている。この場合、上記バネ部材は綿バネである
と部品精度のバラツキがあり且つ、上方からの組
込みが難しいため、板バネが用いられることが多
い。そして、この板バネは2本の案内軸の両端4
ケ所でネジ止めされて、この面部を案内軸に弾接
させる構成のため、組立てが面倒である上、比較
的スペースをとり、キヤリツジの移送径路上に配
設させるセンサー、00トラツク調整機構の配置の
自由度を阻害する。
この点を解消するため、本願出願人は実願昭57
−60535号(実開昭58−163052号公報)において、
その面方向と垂直な端面を案内軸に当接させる波
形の板バネを設け、該板バネの両端を2本の案内
軸の軸端に上方から弾接・係合させて、案内軸を
位置決め・保持する構成を提案した。この先願の
構成は、バネの部品精度のバラツキも少なく、バ
ネ自身の組込み作業性も良好で、スペースフアク
ターも良い。加えて、シヤーシが板金である場
合、案内軸の支持板をシヤーシの折曲げ片を利用
して形成できた。しかしながら、この先願におい
ては案内軸を保持するための支持板の欠切きが、
外側上方から斜めに内側に入り込んだ形状である
ため、キヤリツジに2本の案内軸を挿入した状態
では、支持板の切欠きに案内軸を挿入できず(換
言するなら、キヤリツジと案内軸とを合わせた状
態で、上方から所謂積上げ方式の組込みができ
ず)、組立ての自動化を阻害するものであつた。
そこで、考案者らは本願を考案するに至る前に
第5図および第6図に示すように、シヤーシ30
の一部を垂直に切起してなる支持板31に、略V
字形の切欠き32を設け、該切欠き32に案内軸
33を上方から載置し、案内軸33の頚部33a
に嵌合する一対の係合部をもつ板バネ34を上方
から組込む構成を案出した。この構成は所謂積上
げ方式の組込みが可能であるが、第6図に示すよ
うに、切欠き32が2本の斜交する傾斜端面32
a,32bで形成されており、この切欠き形成の
ための金型を精度良く形成するのが相当に難し
く、且つ、支持板31(シヤーシ30)の寸法計
測管理が煩雑となるものであつた。何んとなれ
ば、上記傾斜端面32a,32bの何れか一方で
も同図点線で示したようにズレが生じると、案内
軸33,33のピツチPのズレ(磁気ヘツドのギ
ヤツプのトラツク位置決め精度に悪影響を与え
る)および基準面からの案内軸高さズレ(磁気ヘ
ツドのデイスク当りに悪影響を与える)を生じる
ことになるわけであるが(なお、図示このズレを
誇張してある)、上記したように2本の傾斜線で
決定される案内軸の位置は、基準面からの傾斜面
の両方の傾きを相関的に計測せねばならず、非常
に面倒なものであつた。従つて、例えば、上記傾
きのズレが支持板31のシヤーシ30からの垂直
折曲げズレに起因するものであつても、この垂直
折曲げズレを矯正して使用に供するのは実質上不
可能なものであつた。
〔考案の目的〕
従つて本考案の目的とするところは、上記従来
技術の欠点を解消し、前述した先願のもつ利点を
失うことなく、積上げ方式による組込みが可能
で、且つ支持板の切欠きの寸法精度管理が容易
な、キヤリツジ案内機構を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案の上記目的は、案内軸の長手方向と直交
するように立設され案内軸の端部を保持する支持
板には、上縁より垂下した垂直端面と該垂直端面
と斜行する傾斜端面とを備えた一対の切欠きを設
けると共に、該切込みの各垂直端面は傾斜端面よ
り内側に位置させ、一方、前記支持板にその中央
部を上方に抜去不能に支持され且つその面方向を
支持板の面部と平行に配設される板バネには、前
記案内軸の端部の頚部に上方から嵌合される一対
の嵌合部を設けて案内軸を下方に押圧し、案内軸
を前記切欠きの垂直端面と傾斜端面とに当接させ
ることによつて達成される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を第1図〜第4図に示した
1実施例によつて説明する。
図において、1はフロツピーデイスク装置の金
属板よりなるシヤーシ、2,2はシヤーシ1から
垂直に上方に折曲げ・立設された支持板で、該2
つの支持板は、所定の間隔をもつて平行に、且つ
後記案内軸3の長手方向と直交して配設される。
3,3は金属製の案内軸で、上記支持板2,2に
両端を支持され、キヤリツジ4を案内する。
上記キヤリツジ4は、その上面に磁気ヘツドを
配設した下側ヘツドアセンブリ5と、その下面に
磁気ヘツドを配設した上側ヘツドアセンブリ6と
からなる公知の両面型磁気ヘツドキヤリツジとな
つており、下側ヘツドアツセンブリ5の第3図左
辺側の保持部5a,5aに一方の案内軸3が挿通
され、右辺側の保持部5bに他方の案内軸3が挿
通される。そして、キヤリツジ4を挿通した状態
で、両案内軸3,3は上方から支持板2,2上に
載置される。7は、上側ヘツドアツセンブリ6を
下側ヘツドアツセンブリ5に対し、所定量回動自
在であるように保持するリーフヒンジ、8はバネ
取付板であつて、該バネ取付板8の下部に配設し
たコイルバネが、上側ヘツドアツセンブリ6を下
側ヘツドアツセンブリ5側へ弾圧する。6aは上
側ヘツドアツセンブリ6のアームで、磁気デイス
クの非クランプ状態ではこのアーム6aが上記コ
イルバネに抗して持上げられている。9はプーリ
で、キヤリツジ4移送用のパルスモータで駆動さ
れ、その両端をキヤリツジ4に係止され、その中
央部をプーリに巻回された公知のステールベルト
10によつて、プーリ9の回転が直線運動として
キヤリツジ4に伝達され、キヤリツジ4は磁気デ
イスクの半径方向に移送される。
前記支持板2,2には、第4図に詳細に示すよ
うに支持板2の上縁より垂下した垂直端面11a
と、該垂直端面と斜行する傾斜端面11bとを備
えた一対の切欠き11が設けられており、傾斜端
面11bより内側に位置する垂直端面11a,1
1a間の距離Dが案内軸3,3間のピツチPを決
定し、傾斜端面11bの傾斜度が案内軸3の高さ
を決定する。このことは、案内軸3の位置決め精
度にとつて極めて有利となる。即ち、支持板2の
上縁より垂下した垂直端面11a形成用の金型部
分は簡単に精度良く決定でき、従つて製作された
支持板2の前記ピツチPは精度の高いものとな
る。又、シヤーシ1から垂直に切起される垂直折
曲度のバラツキの如何にかかわらずピツチPは一
定している。一方、基準線として信用するに足る
垂直端面11aがあるので、傾斜端面の形成・測
定は単に案内軸3の高さにのみ着目すれば良く、
前述した第5,6図の構成に比して特にその計測
が容易で、且つ、シヤーシ1から垂直折曲度を矯
正することによつて、バラツキの調整も可能であ
る。
上述した切欠き11に載置された案内軸3の端
部は、第1、2図に示した板バネ12によつて、
垂直端面11aと傾斜端面11bとに押付けられ
る。この板バネ12は、例えばステンレス板を図
示のように略波形に打抜くことによつて形成さ
れ、治具挾持用の折曲げ片13aと支持板2の孔
2aと係合する上方抜去防止用の舌片13bとを
備えた中央部13と、該中央部13から左右に湾
曲した延びたバネ部14,14と、該バネ部14
の先端にそれぞれ形成されて案内軸3,3の頚部
3a,3aと嵌合する嵌合部15,15とを備え
ている。この板バネ12の組付けは極つて簡単
で、支持板2上に載置された案内軸3,3の頚部
3a,3aに両嵌合部15,15が嵌合するよう
に上方から押込み、前記舌片13bが板バネ12
の面方向と垂直な方向の弾性変位によつて前記支
持板2の孔2aの内側上縁にクリツク感をもつて
係合させれば、第1図示のようにバネ部14,1
4の力が嵌合部15,15を下方に押下げるよう
に作用し、案内軸3,3は確実に所定位置に位置
決め・保持される。(なお、傾斜端面11bを設
ける所以は、バネ圧、バネの作用方向に多少のバ
ラツキがあつても案内軸3を正確に位置決めさせ
るためである。) 〔考案の効果〕 以上詳述したように本考案によれば、キヤリツ
ジの案内軸の組付けが、キヤリツジと共に上方か
ら積上げ方式で行なうことができ、且つ、バネの
取付けが容易である上、支持板の切欠きの寸法精
度管理が容易で、高い精度をもつて容易・確実に
案内軸を位置決めでき、その実用的価値は高い、
【図面の簡単な説明】
第1図〜4図は本考案の1実施例に係り、第1
図は案内軸の取付け状態を示す正面図、第2図は
同上面図、第3図はキヤリツジ周辺の機構を示す
平面図、第4図は要部拡大説明図、第5図および
第6図は本考案の考案をするに到る前段階の案内
軸保持構造を示し、第5図は正面図、第6図は要
部拡大説明図である。 1……シヤーシ、2……支持板、3……案内
軸、3a……頚部、11……切欠き、11a……
垂直端面、11b……傾斜端面、12……板バ
ネ、13……中央部、14……バネ部、15……
嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気ヘツドを搭載したキヤリツジを2本の平行
    な案内軸に挿通して磁気デイスクの半径方向に移
    送する構成において、前記案内軸の長手方向と直
    交するように立設され案内軸の端部を保持する支
    持板には、上縁より垂下した垂直端面と該垂直端
    面と斜行する傾斜端面とを備えた一対の切欠きを
    設けると共に、該切込みの各垂直端面は傾斜端面
    より内側に位置させ、一方、前記支持板にその中
    央部を上方に抜去不能に支持され且つその面方向
    を支持板の面部と平行に配設される板バネには、
    前記案内軸の端部の頚部に上方から嵌合される一
    対の嵌合部を設けて案内軸を下方に押圧し、案内
    軸を前記切欠きの垂直端面と傾斜端面とに当接さ
    せたことを特徴とするフロツピーデイスク装置の
    キヤリツジ案内機構。
JP6832084U 1984-05-10 1984-05-10 フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ案内機構 Granted JPS60180370U (ja)

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JP6832084U JPS60180370U (ja) 1984-05-10 1984-05-10 フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ案内機構

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JPS60180370U JPS60180370U (ja) 1985-11-30
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JP2532921Y2 (ja) * 1987-07-31 1997-04-16 ミツミ電機株式会社 ヘツドキヤリツジのガイドロツド固定装置
JPH0728620Y2 (ja) * 1988-03-02 1995-06-28 三洋電機株式会社 ディスクプレーヤ
JP2501202Y2 (ja) * 1988-10-07 1996-06-12 アルプス電気株式会社 キヤリツジ移送装置

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