JPH0142861Y2 - - Google Patents

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JPH0142861Y2
JPH0142861Y2 JP14703583U JP14703583U JPH0142861Y2 JP H0142861 Y2 JPH0142861 Y2 JP H0142861Y2 JP 14703583 U JP14703583 U JP 14703583U JP 14703583 U JP14703583 U JP 14703583U JP H0142861 Y2 JPH0142861 Y2 JP H0142861Y2
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JP
Japan
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arm
tone arm
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adjustment
tone
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JP14703583U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、レコードプレーヤに用いられるリニ
アトラツキング方式のトーンアームの駆動装置に
関するものであり、特にトーンアームとレコード
溝との関係を適切に調整し得るトーンアームの駆
動装置に関する。
(ロ) 従来技術 先端にレコード溝と係合する針を有し、レコー
ド演奏の進行に応じてその基部が直線的に移動す
る様にしたリニアトラツキング方式のトーンアー
ムが知られている。前記トーンアームは、軸を中
心に回動するオフセツトアームに比べ、インサイ
ドフオースが生じないという利点を有するので最
近多用されている。しかして、リニアトラツキン
グ方式のトーンアームにおいては、針先に不要な
力がかかるのを防止する為、トーンアームがレコ
ード溝に対して直角となる様に、レコードとトー
ンアームとの位置関係を定めなければならない。
第1図は、トーンアームがレコード針に対して
直角となる様に前記トーンアームを駆動する為の
装置の従来例を示す正面図、第2図はその部分断
面図で、1はトーンアームとともに移動する補助
アーム、4は該補助アーム1の取付部3に取付固
定されたガイド部材、5は該ガイド部材4を移動
させる為の溝部5aを有する調整部材、6は軸受
7に対して回転する回転軸、及び8は該回転軸6
の回転に応じて回動し、先端に前記調整部材5が
螺合される回動腕である。しかして、調整部材5
の調整溝5bにドライバー等の工具を挿入し、前
記調整部材5を回動腕8を基準に回転させると、
前記調整部材5の回転方向に応じて前記調整部材
5が矢印Aもしくは矢印B方向に移動し、それに
応じて補助アーム1も矢印Aもしくは矢印B方向
に移動し、同様にトーンアームも移動する。その
際の補助アーム1の移動量は、前記調整部材5の
ネジのピツチで決まり、微調整を行う場合はピツ
チを短くし、粗調整を行う場合はピツチを長くす
ればよい。尚、回動腕8はトーンアームの上下を
行う為に配置されており、回転軸6を回転させ、
回動腕8を矢印C方向に回動させれば、補助アー
ム1及びトーンアームの下降が行なわれ、針先が
レコード溝に係合し、その状態から前記回動腕8
を矢印C方向と逆方向に回動させれば、補助アー
ム1及びトーンアームの上昇が行なわれる。
ところで、第1図のトーンアームの駆動装置
は、調整部材5を回動腕8に螺合し、前記調整部
材5を回転させて調整を行つている為、螺合部分
にガタが生じ易く、前記調整部材5と回動腕8と
の間にスプリングを挿入したり、それぞれの加工
精度を高めたりして前記ガタの吸収を行なわなけ
ればならなかつた。また、調整部材5が回動する
回動腕8を基準として調整する様に成されている
ので、前記回動腕8及び回転軸6と軸受7との間
のガタをも取除かなければならず、前記回動腕8
と軸受7との間にスプリングを挿入する等して、
精度を上げる必要があつた。更に、先に述べた如
く、回動する回動腕8を基準として、調整部材5
の調整を行なわなければならないので、調整時に
前記回動腕8を固定する必要があり、調整作業が
やり難いという欠点があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、構
造簡単にして調整仕易いトーンアームの駆動装置
を提供せんとするものである。
(ニ) 考案の構成 本考案に係るトーンアームの駆動装置は、トー
ンアームとともに水平回動する補助アームと、該
補助アームの下端を支持する支持部を有し、支点
を中心に水平回動する調整部材と、該調整部材を
一方向に付勢する弾性部材と、前記調整部材を水
平回動させる為のカム部材とによつて構成され
る。
(ホ) 実施例 第3図は、本考案の一実施例を示す側面図、及
び第4図はそのトーンアームを除去した状態を示
す平面図で、9は先端に針10を有するカートリ
ツジ11が嵌着されたトーンアーム、12は該ト
ーンアーム9の回動軸13に同軸に軸支され、前
記トーンアーム9とともに回動する補助アーム、
14は該補助アーム12の下端を支持する様に配
置された調整部材、15は該調整部材14を一方
向に付勢する弾性部材、16は前記調整部材14
を水平回動させる為の第1カム部材、及び17は
前記調整部材14を上下動させる為の第2カム部
材である。しかして、前記調整部材14は、第5
図に示す如き形状の支持部14aを有しており、
第6図に示す如く、曲面と成された補助アーム1
2の下端が前記支持部14aで支持される様に両
者の関係が定められている。また、第1カム部材
16は、第3図に示す如く、偏心した回転軸16
aを備えており、該回転軸16aを中心に前記第
1カム部材16を回転させれば、その側面により
調整部材14が押圧される様に成されている。
次に動作を説明する。レコード溝に係合する針
10が先端に配置されたトーンアーム9は、初期
状態において、前記レコード溝と直角となる様に
配置されなければならないが、回動軸13とトー
ンアーム9及び補助アーム12との取付誤差等に
より、単に取付けただけでは必ずしも前記トーン
アーム9及び補助アーム12がレコード溝に直角
となるとは限らない。その為、調整作業が必要と
なるが、調整に際しては、ゲージ等を用いてレコ
ード溝と直角な基準線を定め、トーンアーム9の
中心軸が前記基準線と一致する様に、調整部材1
4の位置を移動させる。具体的には、第1カム部
材16の調整溝16bにドライバー等の工具を挿
入し、前記第1カム部材16を回転させる。前記
第1カム部材16は、図示の状態から例えば矢印
D方向に回転させたとき、調整部材14が矢印F
方向に、矢印E方向に回転させたとき、矢印G方
向に回動する様に成されている。また、調整部材
14が矢印F方向に回動したとき、補助アーム1
2が矢印H方向に、矢印G方向に回動したとき、
矢印I方向にそれぞれ回動する様に成されてい
る。従つて、トーンアーム9が前記基準線からず
れているときは、ずれを補正する方向に第1カム
部材16を回転させ、調整部材14及び補助アー
ム12を回動させれば、前記トーンアーム9をレ
コード溝と直角な状態にすることが出来る。調整
部材14は弾性部材15により矢印J方向に付勢
されており、第1カム部材16は、前記弾性部材
15の弾性力に対するストツパーとして、前記調
整部材14と接触している。その為、調整が終了
し、第1カム部材16の回転が停止されると、調
整部材14もその位置に固定され、補助アーム1
2及びトーンアーム9は、適正位置に保たれる。
調整部材14の支持部14aは、第5図に示す
如く、谷部分14bと頂部分14cを有する特殊
な形状と成され、補助アーム12の下面は第6図
に示す如く、曲面とされている。その為、前記調
整部材14と、前記補助アーム12とは、前記頂
部分14cで点接触することになり、調整時の摩
擦力を大巾に減じ、スムーズな調整を行うことが
出来る。また、前記谷部分14bを有する為に、
補助アーム12の中心が常に前記谷部分の上方に
位置し、調整時に調整部材14と補助アーム12
との位置ずれが生じない。
また、前記調整部材14は、突起14dを有し
ており、該突起14dが第2カム部材17のカム
面と当接しているので、前記調整部材14はアー
ムリフタとしての機能も備えている。すなわち、
第2カム部材17が回転すると、カム面の上下動
に応じて前記調整部材14が上下動し、補助アー
ム12も軸18及び19を支点として上下動す
る。その為、トーンアーム9も上下動し、下降時
に針10がレコード溝に係合する。その際、調整
部材14の側面は、第1カム部材17の側面と面
で接触しているので、前記調整部材14が上下動
しても、トーンアーム9のレコード溝に対する直
角関係がくずれることはない。
(ヘ) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、リニアトラ
ツキング方式のトーンアームをレコード溝に対し
て直角な位置に、正確かつ簡単に位置決め出来る
という利点を有する。また、本考案に依れば、調
整部材を水平回動させてトーンアームの位置決め
を行つているので、トーンアームに水平方向以外
の不要な力を加えることが無く、微調整が可能で
あるという利点を有する。更に本考案に依れば、
第1カム部材は、インサート成型によりシヤーシ
に一体成型出来るので、別部品としては、調整部
材と弾性部材とがあれば事足り、部品点数の少い
トーンアームの駆動装置を提供出来る。尚、実施
例の如く、調整部材の支持部の形状を谷部分と頂
部分とを有する特殊形状とすれば、調整の精度が
より一層高まり、かつ調整がより容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のトーンアームの駆動装置を示
す正面図、第2図はその部分断面図、第3図は本
考案の一実施例を示す側面図、第4図はそのトー
ンアームを除去した状態の平面図、第5図は調整
部材の支持部の形状を示す斜視図、及び第6図は
補助アームと調整部材との関係を示す正面図であ
る。 主な図番の説明、9……トーンアーム、12…
…補助アーム、14……調整部材、15……弾性
部材、16……第1カム部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リニアトラツキング方式のトーンアームがレコ
    ード溝に対して直角に位置する様前記トーンアー
    ムを駆動するトーンアームの駆動装置であつて、
    前記トーンアームとともに水平回動する補助アー
    ムと、該補助アームの下端を支持する支持部を有
    し、支点を中心に水平回動する調整部材と、該調
    整部材を一方向に付勢する弾性部材と、前記調整
    部材を水平回動させる為のカム部材とから成り、
    前記カム部材を調節することにより前記調整部材
    を回動させ、トーンアームの位置を調整する様に
    したトーンアームの駆動装置。
JP14703583U 1983-09-22 1983-09-22 ト−ンア−ムの駆動装置 Granted JPS6056969U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14703583U JPS6056969U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 ト−ンア−ムの駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14703583U JPS6056969U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 ト−ンア−ムの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6056969U JPS6056969U (ja) 1985-04-20
JPH0142861Y2 true JPH0142861Y2 (ja) 1989-12-13

Family

ID=30327097

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JP14703583U Granted JPS6056969U (ja) 1983-09-22 1983-09-22 ト−ンア−ムの駆動装置

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JPS6056969U (ja) 1985-04-20

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