JPS6040962Y2 - リニアトラツキングア−ムのア−ム保持装置 - Google Patents

リニアトラツキングア−ムのア−ム保持装置

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JPS6040962Y2
JPS6040962Y2 JP14308579U JP14308579U JPS6040962Y2 JP S6040962 Y2 JPS6040962 Y2 JP S6040962Y2 JP 14308579 U JP14308579 U JP 14308579U JP 14308579 U JP14308579 U JP 14308579U JP S6040962 Y2 JPS6040962 Y2 JP S6040962Y2
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JP
Japan
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arm
linear tracking
position regulating
tracking arm
apex
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JP14308579U
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JPS5660203U (ja
Inventor
秀男 尾本
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ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリニアトラッキングアームのアーム保持装置
に関する。
リニアトラッキングアームの一般的構成は、例えば第1
図に示すように、アーム1を支点2をもって支持する支
持台3が、レコード盤4の半径方向、すなわちアーム1
の先端に取り付けられたピックアップカートリッジの針
先5がレコード盤4をトレースする方向に平行移動する
ように構成されており、そして針先5がレコード盤4の
記録溝に追従して移動した際に、アーム1の偏位に基づ
いてサーボ機構が動作し、このサーボ機構に駆動されて
支持台3が前記偏位を補正すべく針先5の移動方向に平
行移動し、結果的にアーム1がレコード盤4の記録溝の
略接線方向に位置して針先5の移動方向に直線的に移動
するようになっている。
ところで、このような構成のリニアトラッキングアーム
においては、アーム1をアームリフタによって上昇させ
て上限位置に到らせた際に、アーム1を中立位置に、す
なわち支持台3の移動方向に対して直交する方向に位置
させる必要がある。
このため、この出願人は、先に出願した実願昭49−9
492涛および実願昭49−94923号において、ア
ームの上限保持位置を調整し得るようにしたアーム保持
装置を提案した。
すなわち、前者で提案したアーム保持装置は、第2図A
−Cに示すように、アーム11の上昇通路に臨ませて一
対の位置規制部材12.12を対向配置し、これら位置
規制部材12,12を長孔13,13を通したネジ14
.14により支持台(図示しない)に取付け、これら位
置規制部材12.12に形成した斜辺、すなわちV字状
溝を形成する斜辺15.15によりアーム11を保持す
るものである。
しかしてこのアーム支持装置はネジ14.14を緩めて
位置規制部材12.12の左右方向の位置を調整するこ
とによりアーム11の保持位置を調整し得るようにした
ものであり、この調整によってアーム11を正確な中立
位置に保持するようにしたものである。
また後者で提案したアーム保持装置は、第3図A−Cに
示すように、アーム21の上昇通路に臨ませて一対のネ
ジ棒22,22を対向配設腰これらネジ棒22,22の
先端部に形成したテーパ部23,23によりアーム21
を保持するようにしたものであり、ネジ棒22,22を
回転させることによりアーム11の保持位置を調整腰も
ってアーム11を正確な中立位置に保持するようにした
ものである。
ところで、前者の提案によるアーム保持装置においては
、位置規制部材12.12の位置を調整する場合に、ま
ずネジ14.14を緩め、次いで位置規制部材12.1
2の位置を調整し、そしてネジ14.14を締め付ける
必要がある。
そしてこの装置において上記の作業を行う場合には、同
作業をアーム11の突出する方向から行なわなければな
らず、しかもネジ14.14を締め付ける際に位置規制
部材12.12を手で押えておく必要がある。
したがってこの装置においては、位置規制部材12.1
2の位置調整作業を行う場合に、この作業の工数が多い
と共にこの作業に両手を使用する必要があり、またアー
ム11が邪魔となってこの作業が行い難く、総じてこの
作業が煩雑である欠点がある。
また後者の提案によるアーム保持装置は、ネジ棒22.
22の構造が複雑であって特にテーパ部23,23を高
精度に加工する必要があり、これらのネジ棒23.23
が高価となる欠点がある。
この考案は上記の事情に鑑み、アームの保持位置の調整
を容易に行うことができ、しかも構造が簡単で安価に得
られるリニアトラッキングアームのアーム保持装置を提
供するもので、上昇させられたリニアトラッキングアー
ムを保持するアーム位置規制具を、それぞれの斜辺がV
字状溝を形成するように重ね合わされた一対の位置規制
部材で構成腰前記一対の位置規制部材の相対位置を調整
具によって調整することにより前記各斜辺で保持される
リニアトラッキングアームの位置を調整するようにした
ものである。
以下、この考案の一実施例を第4図および第5図を参照
して説明する。
第4図において符号31はリニアトラッキングアームを
構成するアームである。
このアーム31は、その基端部が第1のアーム支持体3
2に固定されている。
第1のアーム支持体32は、断面コ字状の第2のアーム
支持体33に水平方向の軸線を中心として回動し得るよ
うに支持されている。
また第2のアーム支持体33は、支持台34に垂直方向
の軸線を中心として回動し得るように支持されている。
このような構成のもとにアーム31は、支持台34に対
して第1のアーム支持体32と共に垂直方向に回動自在
であり、第1、第2のアーム支持体32.33と共に水
平方向に回動自在である。
そして支持台34は、レコード盤の半径方向、すなわち
前記アーム31の先端に取付けられたピックアップカー
トリッジの針先(図示しない)がレコード盤をトレース
する方向に平行移動し得るように構成されている。
また、この構成において前記第1のアーム支持体32に
は、その前面に形成された突出壁部32aの下端に、前
方斜め下方に向けて突出するピン35が取付けられてい
る。
また前記支持台34には、ピン35を介してアーム31
を上昇または下降させるアームリフタ36が設けられて
いる。
このアームリフタ36は、支持台34に水平方向の軸線
を中心として矢印A、B方向に回動し得るように支持さ
れたもので、駆動機構(図示しない)によって同矢印A
、B方向に回動されたときに、アーム支承面36aによ
ってピン35を上昇または下降させ、もってアーム31
を上昇または下降させるものである。
この場合同アームリフタ36が回動する際の軸線は、ア
ーム31が垂直方向に回動する際の水平方向の軸線に略
合致した軸線である。
また、前記支持台34には、アーム31が上昇させられ
たときに、このアーム31の左右位置あるいは上昇位置
を規制し、もってこのアーム31を定位置に保持するア
ーム位置規制具37が設けられている。
このアーム位置規制具37は、ピン35の上昇通路上に
臨ませて配設された一対の位置規制部材38.39から
なるもので、ピン35の位置を規制することによってア
ーム31の位置を規制するものである。
この場合位置規制部材38.39は、各々取付片38
a、39 aに略り字状の弾性片38b、39bを連設
し、同弾性片38b、39bの先端部に斜辺38 C,
39cを有する位置規制片38d、39dを連設してな
るものである。
そしてこれらの位置規制部材38,39は、これらの位
置規制片38d、39dがピン35の上方において互い
に重ね合わされて斜辺38c、39cがV字状溝40を
形成するように配置され、取付片38av39aがネジ
41,41.42,42により支持台34に取付けられ
ている。
このような構成のもとにアーム位置規制具37は、ピン
35がアームリフタ36によって上昇させられてときに
、このピン35を斜辺38c、39cによって前記V字
状溝40の頂点部付近に案内し、そして同ピン35の上
昇位置を斜辺38ct39cにより規制してアーム31
の上昇位置を規制する。
また、前記支持台34には、前記位置規制部材38.3
9の上方において水平方向に張り出した前壁部34a、
34aに、アームリフタ31の両側方の位置されて調整
パジ43゜44(調整具)が螺着されている。
これらの調整ネジ43.44は、前記位置規制部材38
.39の弾性片38b、39bおよび位置規制片38d
、39dの位置を変位させて前記ピン35の保持位置、
すなわちアーム31の保持位置を調整するものであり、
それぞれ前記前壁部34a、34aを縦貫して各下端が
位置規制部材38.39の弾性片38b、39bの上面
に当接するように配置されている。
このような構成のもとにアーム31はピン35がアーム
リフタ36によって上下動させられることにより上昇ま
たは下降する。
そして特にこのアーム31が上昇させられた場合は、こ
のアーム31の上昇位置、すなわちピン35の上昇位置
がアーム位置規制具37の位置規制部材38.39によ
って規制される。
この場合ピン35は、第5図Aに示すように、■字状溝
40の頂点部において位置規制部材38.39の斜辺3
8 C? 39 cに係止し、そして同斜辺3 B C
939cに保持される。
したがってピン35が保持される位置、すなわちアーム
31が保持される位置は、■字状溝40の頂点部の位置
によって定められる。
しかして上昇させられたアーム31が保持される位置、
すなわちピン35が保持される位置は、前記調整ネジ4
3.44を回動して位置規制部材38.39を変位させ
ることにより任意の位置に調整することができる。
すなわち、第5図Aに示す状態においてアーム31が中
立位置(支持台34の移動方向に対して直交する位置)
より矢印C方向に偏位している場合には、例えば第5図
Bに示すように一方の調整ネジ43を締め付けて一方の
位置規制部材38の弾性片38dと共に下方に向けて変
位させ、これによって斜辺38c、39Cで形成される
v字状溝10の頂点部の位置を矢印り方向に変位させる
これによりV字状溝40の頂点部において斜辺38 c
、 39 cにより支持されるピン35の位置を矢印り
方向に変位させることができ、アーム31を中立位置に
到らせることができる。
なおこの場合、例えば第5図Cに示すように、他方の調
整ネジ44を緩めて他方の位置規制部材39の弾性片3
9bの位置を位置規制片39dと共に自身の弾性によっ
て上方に変位させ、これによってV字状溝40の頂点部
の位置を矢印り方向に変位させ、もって上記と同様にア
ーム31を中立位置に到らせることもできる。
また、第5図Aに示す状態においてアーム31が中立位
置より矢印り方向に偏位している場合には、例えば第5
図りに示すように他方の調整ネジ44を締め付けるか、
あるいは第5図Eに示すようにして一方の調整ネジ43
を緩めてV字状溝40の頂点部の位置を矢印C方向に変
位させ、これによってピン35の保持位置を矢印C方向
に変位させ、もってアーム31を中立位置に到らせるこ
とができる。
また、中立位置にあるアーム31を上方または下方に変
位させる場合には、調整ネジ43.44を共に同程度緩
めるかまたは締め付け、もってv字状溝40の頂点部の
位置を上方または下方へ変位させるようにすればよい。
なお、上記の実施例においては、位置規制部材38.3
9の位置規制片38d、39dを回動変位させることに
より前記9字状溝40の頂点部の位置を変位させるよう
に構成したが、この構成に代えて位置規制片48d、4
9dを左右方向、上下方向、斜め方向のいずれか、また
はこれらの方向を適宜組み合わせた方向に変位させ、も
って前記9字状溝40の頂点部の位置を変位させるよう
に構成してもよい。
またこの位置規制部材38゜39の位置規制片38d、
39dを変位させる構成に応じて、前記調整ネジ43.
44の取付位置も適宜変更してよい。
なお上記の実施例においては、調整ネジ43.44をア
ーム31の両側方に位置させたから、これら調整ネジ4
3,44をアーム31に邪魔されることなく上方から操
作することができ、アーム31の保持位置の調整作業を
容易に行うことができる利点がある。
以上の説明から明らかなように、この考案によるリニア
トラッキングアームのアーム保持装置によれば、上昇さ
せられたリニアトラッキングアームを保持するアーム位
置規制具を、それぞれの斜辺がV字状溝を形成するよう
に重ね合わされた一対の位置規制部材で構成し、前記一
対の位置規制部材の相対位置を調整することにより前記
V字状溝の頂点部の位置を調整する調整具を設け、この
調整具を操作して前記斜辺により前記頂点部付近で保持
されるリニアトラッキングアームの位置を調整し得るよ
うにしたから、前記リニアトラッキングアームの保持位
置調整を行う場合に単に前記調整具を操作すればよく、
したがってこの際前記位置規制部材を手で押える等の操
作が不要であってこの調整作業を容易に行うことができ
、しかも前記位置規制部材、調整具等の部材製作に特殊
な加工を要することなくこれらを容易に得ることができ
、全体の構造も簡単であるから装置が安価に得られる等
の利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は一般的なリニアトラッキングアームの構成およ
び動作を説明するための説明図、第2図A−Cはこの出
願人が先に出願したアーム保持装置の概略図、第3図A
〜Cはこの出願人が先に出願した他のアーム保持装置の
概略図、第4図はこの考案によるアーム保持装置の一実
施例を示す要部斜視図、第5図A−Eはそのアーム上限
位置規制部材を説明するための説明図である。 31・・・・・・リニアトラッキングアーム(アーム)
、37・・・・・・アーム位置規制具、38,39・・
・・・・位置規制部材、38 Cq 39 c・・・
・・・斜辺、40・・・・・・V字状溝、43,44・
・・・・・調整具(調整ネジ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リニアトラッキングアームが上昇させられたときに、こ
    のリニアトラッキングアームの左右位置あるいは上昇位
    置をアーム位置規制具により規制し、もって同リニアト
    ラッキングアームを定位置に保持するようにしたリニア
    トラッキングアームのアーム保持装置において、前記ア
    ール位置規制具を、それぞれの斜辺が前記リニアトラッ
    キングアームあるいはこのリニアトラッキングアームに
    連動する部材の上昇通路上でV字状溝を形成するように
    重ね合わされた一対の位置規制部材で構成し、前記一対
    の位置規制部材の相対的位置関係を変更調整することに
    より前記V字状溝の頂点部の位置を変更調整する調整具
    を設け、前記調整具を調整することにより前記V字状溝
    の頂点部の位置を調整し、もって前記斜辺により前記頂
    点部付近において保持される前記リニアトラッキングア
    ームの位置を調整し得るようにしたことを特徴とするリ
    ニアトラッキングアームのアーム保持装置。
JP14308579U 1979-10-16 1979-10-16 リニアトラツキングア−ムのア−ム保持装置 Expired JPS6040962Y2 (ja)

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JPS5660203U JPS5660203U (ja) 1981-05-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58110020A (ja) * 1981-12-23 1983-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接着装置
JPS59121709U (ja) * 1983-01-31 1984-08-16 ソニー株式会社 レコ−ドプレ−ヤ

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JPS5660203U (ja) 1981-05-22

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