JPH0262671B2 - - Google Patents

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JPH0262671B2
JPH0262671B2 JP60202295A JP20229585A JPH0262671B2 JP H0262671 B2 JPH0262671 B2 JP H0262671B2 JP 60202295 A JP60202295 A JP 60202295A JP 20229585 A JP20229585 A JP 20229585A JP H0262671 B2 JPH0262671 B2 JP H0262671B2
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JP
Japan
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seismic isolation
steel material
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steel
gap
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Osamu Isohata
Hiroyuki Watanabe
Masaaki Saruta
Yutaka Nakamura
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Shimizu Construction Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、地震時における構造物の振動を抑
制する場合等に用いられる免震ダンパーに関する
ものである。
「従来の技術」 この種の免震ダンパーとしては、鋼材の剛性を
利用するものが知られている。これは、地震時の
荷重を鋼材に加えて曲げやねじれを生じさせて降
伏を起こさせ、その鋼材の弾塑性変形により振動
エネルギーを吸収しようとするものである。
このような免震ダンパーを用いた免震装置につ
いて、第14図を参照して説明する。図中符号1
は構造物の基礎、2はこの基礎1に支持されてい
る建屋である。基礎1と建屋2間には三つの免震
ダンパー3…からなる免震装置Eが設けられてい
る。この免震ダンパー3…は、棒状の鋼材3a…
の基端を基礎1に固定し、その先端を建屋2の下
部にローラー支持した構成となつている。
建屋2は、通常時には第14図aに示すよう
に、各免震ダンパー3…の鋼材3a…が鉛直とな
つている状態で基礎1により支持されているが、
地震時等にこの構造物に対し図中の矢印で示すよ
うな水平方向の荷重Qが加わつた時には、bに示
すように鋼材3a…はまずその弾性限度内の曲げ
変形を生じる。この荷重Qの鋼材3a…の降伏荷
重Q1となつた時に、その変位量δは降伏変位量
δyに達し、さらに大きな荷重Qに対してはcに
示すように塑性変形してこれに対抗する。そして
この鋼材3a…の弾塑性変形により振動エネルギ
ーが吸収され、基礎1および建屋2の相対的な振
動は抑制される。
第15図は、縦軸を荷重Q、横軸を変位量δで
表した復元力特性図である。図中の実線は、上記
の三つの免震ダンパー3…からなる免震装置Eの
復元力特性を示し、破線は一つの免震ダンパー3
単独での復元力特性を示している。図中の線上の
a〜c各点は、それぞれ第14図a〜cで示した
状態に対応する点であり、この免震装置Eでは、
a−b間において降伏変位量δyに至る弾性変形、
b−c間においてはδyを越えて塑性変形するこ
とが示されている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上記のような免震ダンパー3では、
その降伏変位δy、降伏荷重Q1の値は単に鋼材3
aの剛性によつてのみ決定されるものであり、そ
れらを適宜設定することは困難であつた。
また、上記の免震ダンパー3は、上で説明した
場合のように複数本を並列に組み合わせて用いる
ことが一般的であるが、この場合には、総ての免
震ダンパー3に同時にかつ等しい荷重が加わるこ
とから、単独で用いる場合に比して、降伏荷重Q
の値はあげることはできるが降伏変位δの値は変
えることはできないものである。すなわち第15
図で明らかなように、破線で示した単独の場合の
降伏荷重Q2に比して、三本の場合の降伏荷重Q1
は3倍になるが、降伏変位量はいずれの場合も
δyのまま変わらない。
したがつて、上記のような免震ダンパー3で
は、単独で用いても、複数本組み合わて用いて
も、所要の降伏荷重、降伏変位および所要の復元
力特性を適宜設定できるものではなく、自由度の
乏しいものであつた。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、任意の降伏荷重、降伏変位を適宜設定でき、
所定の復元力特性を得ることの可能な免震ダンパ
ーを提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この発明は、互いに対向する二つの部材の一方
に、先端部が他方の部材に向つて延びる棒状の複
数の鋼材の基端部をそれぞれ固定し、前記二つの
部材の他方には、前記各鋼材の先端部に対向する
位置に、前記各鋼材の先端部周囲に対し〓間を有
する状態でその鋼材の先端部を内包する環状のギ
ヤツプ機構を固定することにより、前記二つの部
材の相対変位が所定量に達した時に、鋼材の先端
部とギヤツプ機構の内周部が当接するように構成
して成り、しかも前記各鋼材先端部周囲と前記ギ
ヤツプ機構との間に形成した前記〓間を、各鋼材
とギヤツプ機構の組合せにおいてそれぞれ異なる
よう設定したことを特徴としている。
「作用」 この発明の免震ダンパーは、ギヤツプ機構によ
り二つの部材の相対変位が所定量に達するまでは
鋼材は荷重を受け持たず、変位が所定量以上にな
つた時に、はじめて鋼材に荷重がかかつて変形
し、鋼材はその弾塑性変形によつて振動エネルギ
ーを吸収する。
「実施例」 以下、この発明の実施例を第1図ないし第13
図を参照して説明する。
まず、第1図ないし第5図を参照して、第1実
施例について説明する。これらの図において符号
11は構造物の基礎、符号12は建屋である。基
礎11と建屋12とは互いに対向し、建屋12は
基礎11に対して、たとえば積層ゴム(図示略)
等により、水平方向の相対変位を拘束されない状
態で支持されている。
これらの基礎11と建屋12間には、三つの免
震ダンパー13,14,15によつて構成されて
いる免震装置Aが設けられている。免震ダンパー
13は、基端が基礎11に埋設されて固定され、
先端部が建屋12に向つて延びている棒状の鋼材
13aと、その鋼材13aの先端部を固定する固
定機構13bにより構成されている。固定機構1
3bは、この内径寸法が鋼材13aの外径寸法と
等しい環状に形成されて建屋12に固定されてお
り、また、その内周部にはエツジ13cが形成さ
れている。この固定機構13bは、鋼材13aの
先端部を内包しかつその内周部のエツジ13cを
鋼材13aの外表面に当接させた状態で配設され
ている。これにより鋼材13aは、その先端部が
固定機構13bにより水平方向に移動可能な状態
で建屋12に固定されているので、上述した従来
の免震ダンパー3(第14図参照)と同様に作用
するものであり、この免震ダンパー13の復元力
特性も第3図aに示すように、降伏荷重がQ2
時に降伏変位δyの値をとり、第15図に破線で
示した従来の免震ダンパー3の復元力特性と同様
のものである。
また、免震ダンパー14,15は、基端が基礎
11に固定されている鋼材14a,15aと、建
屋12に固定されているギヤツプ機構14b,1
5bにより構成されている。鋼材14a,15a
は上述した免震ダンパー13における鋼材13a
と同様の形状、寸法をなし、またその剛性も同様
のものである。ギヤツプ機構14b,15bは、
内周部にエツジ14c,15cがそれぞれ形成さ
れた環状とされており、鋼材14a,15aの先
端部をその中心部に内包した状態で配設されてい
る。そして免震ダンパー14においては鋼材14
aの周囲とギヤツプ機構14b内周部との間に、
上述した免震ダンパー13の降伏変位量δyに等
しい寸法の〓間(ギヤツプ)g1が形成されてお
り、また免震ダンパー15においては、その降伏
変位量δyの2倍に等しい寸法の〓間(ギヤツプ)
g2が形成されている。したがつて、免震ダンパー
14,15は、通常時においては鋼材14a,1
5aとギヤツプ機構14b,15bとが当接して
おらず、地震時等において基礎11と建屋12が
水平方向に変位した時に、その変位量に応じて当
接するようになつている。
これにより、免震ダンパー14は、第3図bに
その復元力特性を示すように、荷重Qによる基礎
11と建屋12の変位量がδyになるまでは荷重
を受け持たず、変位がそれ以上になつた時から荷
重が加わつて弾性変形が始まることになる。ま
た、免震ダンパー15においては、第3図cに示
されるような復元力特性により、変位量が2δyに
なるまでは荷重を受け持たず、それ以上の変位に
対して荷重を受け持つことになる。
次に、第4図および第5図を参照して上記の三
つの免震ダンパー13,14,15による免震装
置Aの作用を説明する。第4図a〜eはこの構造
物に荷重が加えられた時の状態を模式的に示す図
であり、第5図はこの免震装置A全体の、すなわ
ち各ダンパー13,14,15のトータルの復元
力特性を示す図である。第5図における図中のa
〜eの各点はそれぞれ第4図a〜eの状態に対応
している。
まず、第4図aは、この構造物に荷重の加わつ
ていない通常時の状態を示し、鋼材13a,14
a,15aはそれぞれ鉛直方向に延びており、鋼
材14a,15aの先端部はそれぞれギヤツプ機
構14b,15bの中心部に位置している。この
状態から建屋12に矢印で示す水平方向の荷重Q
が加わつた時には、まず免震ダンパー13に荷重
がかかり、その鋼材13aは弾性変形をしてこの
荷重Qの抵抗する。免震ダンパー13の変位量が
降伏変位δyに達すると、bの状態となり、この
時、免震ダンパー13は降伏荷重Q1を維持した
ままでその剛性はゼロとなり、また、免震ダンパ
ー14の剛材14aはギヤツプ機構14bの内周
部に当接する。そのままさらに荷重が加わると免
震ダンパー14が弾性変形を始め、その変位量が
δyに達すると、cに示す状態となる。この時免
震ダンパー13は塑性変形してその変位量は2δy
となり、また免震ダンパー15の鋼材15aはギ
ヤツプ機構15bの内周部に当接する。以下同様
に、荷重が加わるにつれ、dに示すように免震ダ
ンパー15の変位量がδyに達し、さらにはeに
示すように免震ダンパー15も塑性変形する。
このように、この免震装置Aでは、各ダンパー
13,14,15が順次荷重を受け持つていくこ
とから、この免震装置Aのトータルの降伏変位の
値は第5図に示されるように3δyとなり、従来の
免震ダンパー3の組み合わせの場合に比して3倍
の変位量を得ることができる(第15図参照)。
また、上記実施例では前記ギヤツプg1,g2をそれ
ぞれ鋼材13a(14a,15a)の降伏変位量
δyに対して整数倍となるよう設定したものとし
たが、免震ダンパー14,15のギヤツプ寸法を
適宜設定することにより、所定の復元力特性を有
する装置を容易に計画することができる。ただ
し、このような前記ギヤツプg1,g2を、鋼材の降
伏変位量δyの整数倍に設定すれば、図面第5図
に示すようにある鋼材が降伏点に達すると同時に
別の鋼材が弾性変形を開始するというように各鋼
材が連続的に弾性変形して行くと共に、両部材1
1,12の変位増加に伴つて鋼材が順次塑性変形
していくものとなり、これによつて極めて効果的
な免震作用が期待できる。
次に、第6図を参照して第2実施例について説
明する。なお、以下で説明する各実施例におい
て、上述した第1実施例と同様の構成要素につい
ては、第1図および第2図と同一符号を付し、詳
細な説明は省略する。
この第2実施例においては、三つの免震ダンパ
ー23,24,25からなる免震装置Bが設けら
れている。免震ダンパー23は鋼材23aの両端
が基礎11、建屋12にそれぞれ固定されてい
る。免震ダンパー24,25は、鋼材24a,2
5aが基礎11と建屋12間の距離の約半分程度
の長さとされてその基端が基礎11に固定されて
おり、また、上述の免震装置Aにおけるギヤツプ
機構14b,15bと同様の、それぞれギヤツプ
寸法g1,g2を有するギヤツプ機構24b,25b
が、基端が建屋12に固定されている鋼材24
d,25dの先端に取り付けられており、鋼材2
4a,25aとギヤツプ機構24b,25bとの
当接点が、基礎11と建屋12の中間位置となる
ようにされている。
この第2実施例の免震装置Bにおいても、荷重
は順次免震ダンパー23,24,25に受け持た
れ、第1実施例の免震装置Aと全く同様に作用
し、同様の効果を得ることができる。
次に、第7図ないし第11図を参照して第3実
施例について説明する。この第3実施例では、建
屋12は基礎11に積層ゴム30…により支持さ
れており、また、基礎11と建屋12間に、四つ
の免震装置Cが設けられている。免震装置Cは、
第9図ないし第11図にその詳細を示すように、
三つの免震ダンパー33,34,35が共通のベ
ース36に取り付けられた構成となつている。す
なわち、各免震ダンパー33,34,35のそれ
ぞれの鋼材33a,34a,35aの基端は、基
礎11に固定されたベース36に固定部材37…
により固定されている。また、建屋12には、ベ
ース36に対向する位置に、鋼材33a,34
a,35aの先端部がそれぞれ挿通し得る挿通孔
33b,34b,35bが形成されているプレー
ト38が固定されている。挿通孔33bの内径は
鋼材33aの外径と等しく、挿通孔34b,35
bの内径は、鋼材34a,35aの周囲にそれぞ
れ〓間g1,g2が形成されるような寸法とされてい
る。すなわち、プレート38の挿通孔33bは免
震ダンパー33の固定機構、挿通孔34b,35
bはそれぞれ免震ダンパー34,35のギヤツプ
機構となるものである。
この免震装置Cにおいても、基礎11と建屋1
2の相対変位量に応じて免震ダンパー34,35
の鋼材34a,35aがプレート38の挿通孔3
4b,35bの内周部に当接することにより、免
震ダンパー33,34,35が地震時の荷重を順
次受け持たせることができ、所定の降伏変位、降
伏荷重を適宜設定することができる。
次に、第12図および第13図を参照して第4
実施例について説明する。この第4実施例の免震
装置Dは、積層ゴム40の周囲に、それぞれ四つ
ずつの免震ダンパー43…,44…,45…が、
共通のプレート46,47間に取り付けられた構
成となつている。すなわち、プレート46,47
の中央部には、建屋12の鉛直荷重を受け持つ積
層ゴム40が取り付けられている。また、基礎1
1に固定される下側のプレート46には、積層ゴ
ム40の周囲に、各免震ダンパー43,44,4
5の鋼材43a,44a,45aの基端が固定さ
れて取り付けられている。鋼材43aの先端部
は、建屋12に固定される上側のプレート47に
固定され、鋼材44a,45aの先端部は、プレ
ート47に取り付けられている環状のギヤツプ機
構44b,45b内に位置するようにされてい
る。ギヤツプ機構44b,45b内面と鋼材44
a,45aとの間には、それぞれ〓間g1,g2が形
成されている。
この免震装置Dによれば、上述した各実施例の
場合と同様の作用効果が得られるばかりでなく、
積層ゴム40と複数の免震ダンパー43,44,
45が一体となつているので、基礎11と建屋1
2間にこの免震装置Dを配設するのみで総ての免
震ダンパーを設置することができ、工事の簡略化
を図ることができる。
以上、この発明の実施例について説明したが、
この発明は上記実施例に限定されるものではな
い。たとえば、上記実施例ではいずれも従来の免
震ダンパーと本発明の免震ダンパーとを組み合わ
せて用いるようにしたが、本発明の免震ダンパー
のみを用いることでも勿論良い。また、上記実施
例では本発明の免震ダンパーを、ギヤツプ寸法の
異なる二種類のみ用いた例について説明したが、
要求される降伏変位、降伏荷重、復元力特性に応
じて、種々のギヤツプ寸法g1,g2を有する多数の
免震ダンパーを適宜組み合わせるようにすれば良
い。さらに、本発明は、構造物の免震のみなら
ず、振動特性の異なる二部材間の免震を目的とし
て広く用いることができるものである。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれ
ば、基端が固定された鋼材の先端部を、二部材間
の相対変位が所定量に達した時に、ギヤツプ機構
の内周部に順次当接するようにしたので、任意の
降伏荷重、降伏変位を適宜設定することが可能と
なり、効果的な免震作用を発揮する所要の復元力
特性を容易に設定することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図はこの発明の実施例を示す図
である。第1図〜第5図は第1実施例を示し、第
1図はこの第1実施例の免震装置の構成を示す立
断面図、第2図は第1図−線視平断面図、第
3図a〜cはそれぞれこの免震装置において用い
られる各免震ダンパーの復元力特性図、第4図a
〜eはこの免震装置の作用を説明するための図、
第5図はこの免震装置の復元力特性を示す図であ
る。第6図は第2実施例の免震装置を示す立断面
図である。第7図〜第11図は第3実施例を示
し、第7図はこの第3実施例の免震装置の構成を
示す立面図、第8図は第7図−線視平断面
図、第9図は第7図部の拡大立断面図、第10
図は第9図−線視図、第11図は第9図
−線視図である。第12図〜第13図は第4
実施例を示し、第12図はこの第4実施例の免震
装置の立面図、第13図は平断面図である。第1
4図〜第15図は従来の免震ダンパーによる免震
装置を示し、第14図a〜cはこの免震装置の作
用を説明するための図、第15図はこの免震装置
の復元力特性を示す図である。 11……基礎(一方の部材)、12……建屋
(他方の部材)、14,15……免震ダンパー、1
4a,15a……鋼材、14b,15b……ギヤ
ツプ機構、24,25……免震ダンパー、24
a,25a……鋼材、24b,25b……ギヤツ
プ機構、34,35……免震ダンパー、34a,
35a……鋼材、34b,35b……挿通孔(ギ
ヤツプ機構)、44,45……免震ダンパー、4
4a,45a……鋼材、44b,45b……ギヤ
ツプ機構、g1,g2……〓間。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに対向する二つの部材11,12間に設
    けられて、これら二つの部材の対向面に沿う方向
    の相対的な振動を抑制する免震ダンパーであつ
    て、前記二つの部材の一方に、先端部が他方の部
    材に向つて延びる棒状の複数の鋼材14a,15
    a,24a,25a,34a,35a,44a,
    45aの基端部をそれぞれ固定し、前記二つの部
    材の他方には、前記各鋼材の先端部に対向する位
    置に、前記各鋼材の先端部周囲に対し〓間g1,g2
    を有する状態でその鋼材の先端部を内包する環状
    のギヤツプ機構14b,15b,24b,25
    b,34b,35b,44b,45bを固定する
    ことにより、前記二つの部材11,12の相対変
    位が所定量に達した時に、鋼材の先端部とギヤツ
    プ機構の内周部が当接するように構成して成り、
    しかも前記各鋼材先端部周囲と前記ギヤツプ機構
    との間に形成した前記〓間g1,g2を、各鋼材とギ
    ヤツプ機構の組合せにおいてそれぞれ異なるよう
    設定したことを特徴とする免震ダンパー。 2 前記鋼材と前記ギヤツプ機構の組合せにおい
    て形成した前記各〓間を、前記鋼材の降伏変位量
    (δy)の整数倍に設定したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の免震ダンパー。
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