JPH0261116B2 - - Google Patents

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JPH0261116B2
JPH0261116B2 JP57041021A JP4102182A JPH0261116B2 JP H0261116 B2 JPH0261116 B2 JP H0261116B2 JP 57041021 A JP57041021 A JP 57041021A JP 4102182 A JP4102182 A JP 4102182A JP H0261116 B2 JPH0261116 B2 JP H0261116B2
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JP
Japan
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discharge lamp
voltage
thyristor
capacitor
phase angle
Prior art date
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JP57041021A
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English (en)
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JPS58175296A (ja
Inventor
Koji Nishimura
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4102182A priority Critical patent/JPS58175296A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子回路よりなるスタータを有する放
電灯点灯装置に関するものである。
第1図は従来の放電灯点灯装置の構成を示す回
路図であり、V1は交流電源、Lは限流要素たる
インダクタンス、Fは放電灯、Sは電子回路より
なるスタータである。スタータSは放電灯Fのフ
イラメントHを予熱する予熱回路部Aと始動用の
高圧パルスを発生する高圧パルス発生部Bとから
構成されている。予熱回路部Aにはサイリスタ
Q1が設けられており、このサイリスタQ1を位相
制御することにより、放電灯Fのフイラメントに
対する予熱電流を制御できるようになつている。
高圧パルス発生部Bは高圧パルスを発生させるた
めのパルストランスPTと、このパルストランス
PTを駆動するためのコンデンサC1と、シリコン
シンメトリカルスイツチ(いわゆるSSS)Q2、ダ
イオードD1,D2、および抵抗R1などを有してい
る。第2図a〜dは第1図回路の動作波形を示す
ものであり、第2図aは交流電源の電圧波形、同
図bは放電灯Fの予熱電流波形、同図cは放電灯
Fの始動時における放電灯Fの両端電圧波形、同
図dは放電灯Fが始動状態から定常点灯状態に移
行する際の半波点灯維持状態における放電灯F両
端電圧波形をそれぞれ示している。第2図a〜d
を参照しながら第1図回路の動作について簡単に
説明すると、まず交流電源V1の投入によつてサ
イリスタQ1が時刻t1で導通し、放電灯Fの各フイ
ラメントには第2図bのような予熱電流Iphが流
れ始める。この予熱電流Iphが再びゼロとなる時
刻t2においてサイリスタQ1は非導通状態に復帰す
る。時刻t2においては交流電源V1は時刻t1の場合
と逆極性となつており、この時刻t2以降は、高圧
パルス発生部Bに交流電源V1の電圧が印加され
ることになる。この印加電圧はダイオードD1
対して順方向であるので、コンデンサC1は抵抗
R1およびパルストランスPTの1時巻線N1、2次
巻線N2を介して充電されるものであり、このコ
ンデンサC1の充電電圧がシリコンシンメトリカ
ルスイツチQ2のブレークオーバ電圧に達すると、
コンデンサC1の電荷はダイオードD2およびシリ
コンシンメトリカルスイツチQ2を介してパルス
トランスPTの1次巻線N1に放電される。このと
きパルストランスPTの2次巻線N2には高圧パル
ス電圧が発生し、放電灯Fの両端に印加されるも
のである。コンデンサC1の電荷が完全に放電さ
れると、シリコンシンメトリカルスイツチQ2
非導通状態に復帰し、以後上述と同様に、交流電
源V1より抵抗R1を介してコンデンサC1の充電が
始まり、コンデンサC1の放電によつて繰り返し
高圧パルス電圧を発生するものである。次に交流
電源V1の電圧が反転すると、コンデンサC1への
充電はダイオードD1によつて阻止され、サイリ
スタQ1は次の半サイクルの時刻t1によつて導通
し、以後同じ動作を繰り返す。放電灯Fのフイラ
メントは第2図bに示すような予熱電流Iphによ
つて予熱され、同時に放電灯Fの両端には第2図
cに示すような高圧パルス電圧が加わるので放電
灯Fは始動し、定常点灯に移行するものである。
ところで放電灯Fの周囲温度が低い場合には、
放電灯Fの一般的な性質として始動が困難にな
り、第2図dに示した放電灯Fの両端電圧波形の
ように、いわゆる半波点灯状態に陥ることがあ
る。この第2図dの状態は交流電源V1の非パル
ス発生側の半サイクルにおいて放電灯Fに放電電
流が流れ、交流電源V1のパルス発生側の半サイ
クルにおいては放電灯Fに放電電流が流れない状
態となつている。このような場合放電灯Fにはサ
イリスタQ1を介して予熱電流が供給されなくな
るので、放電灯Fは半永久的に定常点灯に移行し
ないか、または定常点灯に移行するまできわめて
長い時間を必要とするという問題があつた。
本発明は従来例のこのような問題点を解決する
ために為されたものであり、放電灯が始動状態か
ら定常点灯状態に移行する際に、放電灯が半波点
灯状態に陥ることを防止して、始動特性を改善し
た放電灯点灯装置を提供することを目的とするも
のである。
以下本発明の構成を図示実施例について説明す
る。第3図は本発明の一実施例の回路図を示すも
のであり、同図においてYは放電灯Fの状態を検
出し、3端子サイリスタQ1の導通位相角を放電
灯Fの状態に応じて制御できるようにした予熱電
流制御手段である。両フイラメントH,Hの他端
部間に接続されている高圧パルス発生部Bは、印
加された電圧に比例的な高圧パルスを発生させよ
うになつている。また、予熱電流制御手段Tには
交流電源V1の投入後、放電が開始するまでの期
間内におけるサイリスタQ1の導通位相角を進相
状態に設定し、その後に徐々に遅らせるように制
御されるように、サイリスタQ1のゲート回路と
して設けているダイオードD3、抵抗R2、コンデ
ンサC2およびシリコンバイラテラルスイツチQ3
よりなる時定数回路の時定数を可変とする導通位
相角制御手段Yを予熱電流制御手段Tに付設して
いる。しかして、本実施例にあつては、交流電源
V1の投入直後の状態においてはサイリスタQ1
導通開始時間が早くなり、このため交流電源V1
の非パルス発生側の極性における放電灯Fの管電
圧は低くなり、したがつて交流電源V1の非パル
ス発生側の極性において放電電流が流れ始めるこ
とがなく、予熱電流を十分確保することができる
ので、放電灯Fの始動特性が良好になる。また、
サイリスタQ1の導通位相角を徐々に遅らせると
きに、少なくとも交流電源電圧の各半サイクルの
ピーク値までの間は高圧パルス発生部Bの発生高
圧パルスのレベルを徐々に高くすることができ、
予熱不足の段階で過大な高圧パルスが印加される
ことによるランプ寿命の短命化を防止することが
できる。
第4図は上記実施例の具体回路図を示すもの
で、導通位相角制御手段Yは、トランジスタQ7
ダイオードD5、抵抗R8〜R10およびコンデンサC6
にて形成されている。また、実施例にあつては、
高圧パルス発生部Bは、非線形型のコンデンサ
C5とシリコンシンメトリカルスイツチQ6との直
列回路を放電灯Fに並列に接続してある。しかし
て交流電源V1のある半サイクルにおいてサイリ
スタQ1を介して予熱電流が流れ終つた後、次の
半サイクルにおいてシリコンシンメトリカルスイ
ツチQ6が導通し、非線形型のコンデンサC5の作
用によつてシリコンシンメトリカルスイツチQ6
を流れる電流を急速に減少させることによつてイ
ンダクタンスLにパルス状の電圧を発生させるよ
うにしたものである。この実施例にあつては、サ
イリスタQ1の導通位相角を決定する時定数回路
に、トランジスタQ7と抵抗R8〜R10、ダイオード
D5、及びコンデンサC6よりなり導通位相角制御
手段Yを加えたものでり、この導通位相角制御手
段YのコンデンサC6は交流電源V1を投入すると、
徐々に充電されて行き、それにつれてトランジス
タQ7はオフ状態からオン状態に移行して行く。
このため交流電源V1の投入直後の状態において
はコンデンサC2は急速に充電されるが、電源投
入後しばらく経過するとコンデンサC2の充電速
度はトランジスタQ7への放電電流のために遅く
なり、したがつてサイリスタQ1の導通開始時期
は徐々に遅くなるものである。
第5図a〜gはかかる第4図回路の動作波形を
示すものであり、第5図aは交流電源V1の電圧
波形、第5図b,d,fは放電灯Fに対する予熱
電流Iphの波形、第5図c,e,gは放電灯Fの
両端電圧波形をそれぞれ示している。第5図b,
c,d,e、およびf,gは交流電源V1の投入
後の時間経過に伴う変化を示しており、時刻t11
t12、t13はサイリスタQ1の導通開始時期を、また
時刻t21、t22、t23はサイリスタQ1の非導通復帰時
期をそれぞれ示している。まず第5図b,cは交
流電源V1の投入直後の状態を示しており、この
状態においてはコンデンサC6の電圧はほとんど
0であり、トランジスタQ7は非導通状態である
ので、サイリスタQ1は抵抗R2とコンデンサC2
の時定数によつて定まる比較的早い時期t11に導
通を開始する。次に第5図d,eはコンデンサ
C6の電圧上昇過程を示しており、トランジスタ
Q7はオン状態とオフ状態との中間状態にあり、
この状態においてはコンデンサC2の充電電荷の
一部がトランジスタQ7を介して放電するので、
コンデンサC2の電圧上昇は遅くなり、サイリス
タQ1の導通開始時期t12は若干遅れる。さらに第
5図f,gはコンデンサC6の電圧上昇終了時の
状態を示しており、この状態においてはトランジ
スタQ7は完全に導通状態になるので、サイリス
タQ1は抵抗R2、R8、およびコンデンサC2によつ
て定まる比較的遅い時期t13に導通を開始する。
したがつて第5図b,d,fに示すように予熱電
流Iphは時間の経過と共に徐々に減少するように
なつているものである。しかしてかかる予熱電流
Iphが流れ終ると、シリコンシンメトリカルスイ
ツチQ6には交流電源V1の電圧が印加されるから、
非線形型のコンデンサC5が直速に充電される。
この非線形型のコンデンサC5はある電圧まで充
電されると急激にその容量が減少するようになつ
ており、このため充電電流が急速に減少してイン
ダクタンスLに逆起電力が生じ、したがつて放電
灯Fの両端には第5図c,e,gに示すような高
圧パルス電圧HVが印加されるものである。かか
る高圧パルス電圧HVの波高値は、コンデンサC5
への充電電流の大きさに比例するものであり、し
たがつて第5図eの場合のように交流電源V1
電圧が最も高くなる点でサイリスタQ1がオフす
るような場合において高圧パルス電圧HVの波高
値が最も高くなるものである。
なお、交流電源V1のピーク電圧を過ぎた場合
には、第5図gに示すように、若干低い高圧パル
ス電圧HVが印加される。
しかして交流電源V1の投入後、第5図f,g
に示す状態に移行するまでの時間を0.5〜5秒程
度に設定しておくと、交流電源V1の投入直後は
予熱電流Iphが大きく、かつ高圧パルス電圧HV
が小さいために、放電灯Fがいわゆる冷陰極放電
を行なうようなことがなく、したがつて充分な予
熱が行なわれてから第5図d,eに示すような状
態に移行して始動することになるので、放電灯F
の寿命が縮められるようなことはない。また交流
電源V1の投入当初の状態においては、サイリス
タQ1の導通開始時期が早いので、交流電源V1
非パルス発生側の極性において放電電流が流れ始
めるようなことがなく、予熱電流Iphを充分に確
保することができるために始動特性が改善される
ものである。
次に第6図は本発明のさらに他の実施例の回路
図を示すものであり、本実施例は第4図実施例の
トランジスタQ7の代わりに、シリコンバイラテ
ラルスイツチQ3のゲートを利用して、サイリス
タQ1の導通開始時期を制御し得るようにしたも
のである。すなわち本実施例にあつては、交流電
源V1の投入直後の状態においては、コンデンサ
C6の電圧はほとんど0の状態であるので、シリ
コンバイラテラルスイツチQ3の両端電圧がブレ
ークオーバ電圧に達する前に、ゲート電流によつ
てシリコンバイラテラルスイツチQ3をターンオ
ンせしめて、コンデンサC2の電荷をサイリスタ
Q1のゲートに供給するようにしたものである。
そして交流電源V1の投入後、暫時経過して、コ
ンデンサC6の充電電圧が充分に高くなると上記
ゲート電流が流れなくなるから、シリコンバイラ
テラルスイツチQ3の両端電圧がブレークオーバ
電圧に達するまでコンデンサC2が充電されてか
らサイリスタQ1が導通することになるので、サ
イリスタQ1の導通開始時期は徐々に遅れること
になる。
なお、シリコンバイラテラルスイツチQ3のブ
レークオーバ電圧VbおよびコンデンサC6の両端
電圧Vc6は第7図に示すように連続的に変化し、
時間tは0.5〜5sec程度であるので、コンデンサ
C2の交流電源V1の半サイクル中の充電時間にお
ける上記ブレークオーバ電圧Vbの変化は極めて
緩やかである。したがつて、交流電源V1の各半
サイクル間におけるブレークオーバ時期は微視的
にはステツプ変化となるものの、実質的には徐々
に変化する。
したがつて第4図実施例の回路と同じ機能を達
成することができるものであり、しかも第4図実
施例において定常点灯時に抵抗R2およびR8を介
して流れる電流によつて消費される電力を節約す
ることができるものである。
本発明は上述のように、放電灯の両フイラメン
トの各一端部を限流要素を介して交流電源に接続
し、両フイラメントの他端部間に3端子サイリス
タを接続し、放電灯の始動時における交流電源の
一方の半サイクル中に上記3端子サイリスタを所
定の導通位相角にて位相制御して両フイラメント
に予熱電流を供給し、放電灯の始動後には放電灯
の管電圧の低下を検出して上記予熱電流を停止す
る予熱電流制御手段を設けるとともに、両フイラ
メントの他端部間に接続され印加された電圧に比
例的な高圧パルスを発生する高圧パルス発生手段
を設けて成る放電灯点灯装置において、交流電源
の投入後、放電灯の放電が開始するまでの期間内
における上記3端子サイリスタの所定の導通位相
角を進相状態から除々に遅らせる導通位相角制御
手段を上記予熱電流制御手段に設け、上記3端子
サイリスタの導通位相角の遅れに応じて少なくと
も交流電源電圧の各半サイクルのピーク値までは
高圧パルスのレベルが徐々に高くなるように制御
するものであり、交流電源の投入直後の状態にお
いてはサイリスタの導通開始時期が早くなり、こ
のため交流電源の非パルス発生側の極性における
放電灯の管電圧は低くなり、したがつて交流電源
の非パルス発生側の極性において放電電流が流れ
始めることがなく、予熱電流を十分確保すること
ができるので、放電灯の始動特性が良好になると
いう効果がある。また、導通位相角を徐々に高く
しているので、予熱不足の段階で過大な高圧パル
スが印加されることによるランプ寿命の短命化を
防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図a〜dは同上
の動作波形図、第3図は本発明の一実施例の回路
図、第4図は同上の具体回路図、第5図は同上の
動作波形図、第6図は他の実施例の具体回路図、
第7図は同上の動作説明図である。 Fは放電灯、Lはインダクタンス、Q1はサイ
リスタ、Hはフイラメント、V1は交流電源、
TMはタイマ回路部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放電灯の両フイラメントの各一端部を限流要
    素を介して交流電源に接続し、両フイラメントの
    他端部間に3端子サイリスタを接続し、放電灯の
    始動時における交流電源の一方の半サイクル中に
    上記3端子サイリスタを所定の導通位相角にて位
    相制御して両フイラメントに予熱電流を供給し、
    放電灯の始動後には放電灯の管電圧の低下を検出
    して上記予熱電流を停止する予熱電流制御手段を
    設けるとともに、両フイラメントの他端部間に接
    続され印加された電圧に比例的な高圧パルスを発
    生する高圧パルス発生手段を設けて成る放電灯点
    灯装置において、交流電源の投入後、放電灯の放
    電が開始するまでの期間内における上記3端子サ
    イリスタの所定の導通位相角を進相状態から徐々
    に遅らせる導通位相角制御手段を上記予熱電流制
    御手段に設け、上記3端子サイリスタの導通位相
    角の遅れに応じて少なくとも交流電源電圧の各半
    サイクルのピーク値までは高圧パルスのレベルが
    徐々に高くなるように制御することを特徴とする
    放電灯点灯装置。
JP4102182A 1982-03-15 1982-03-15 放電灯点灯装置 Granted JPS58175296A (ja)

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JPS58175296A JPS58175296A (ja) 1983-10-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524665A (en) * 1975-06-30 1977-01-13 Matsushita Electric Works Ltd Fluorescent lamp lighting circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524665A (en) * 1975-06-30 1977-01-13 Matsushita Electric Works Ltd Fluorescent lamp lighting circuit

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