JPH026001A - 形鋼の圧延方法 - Google Patents
形鋼の圧延方法Info
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- JPH026001A JPH026001A JP63156828A JP15682888A JPH026001A JP H026001 A JPH026001 A JP H026001A JP 63156828 A JP63156828 A JP 63156828A JP 15682888 A JP15682888 A JP 15682888A JP H026001 A JPH026001 A JP H026001A
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- rolls
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 52
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 52
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims abstract description 14
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 abstract description 22
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はH形、■形あるいは溝形の如き形鋼の製造に
際し、とくに該形鋼のウェブ高さを自由に調整し得る圧
延方法を提案するものである。以下H形鋼を例として説
明する。
際し、とくに該形鋼のウェブ高さを自由に調整し得る圧
延方法を提案するものである。以下H形鋼を例として説
明する。
(従来の技術)
従来、圧延にてH形鋼を製造する場合(以下ロールI]
と記す)、同一圧延チャンスでは同一幅のロールを使用
するためH形鋼の内幅を一定にできるが、その断面寸法
、とくにフランジ厚みが変化した場合、それに伴いウェ
ブ高さが変化するため同一シリーズでありながら断面寸
法によってウェブ高さの異なるH形鋼となるのが避けら
れず呼称寸法とウェブ高さが合致しないものが多く得ら
れた(第4図(a)参照)。
と記す)、同一圧延チャンスでは同一幅のロールを使用
するためH形鋼の内幅を一定にできるが、その断面寸法
、とくにフランジ厚みが変化した場合、それに伴いウェ
ブ高さが変化するため同一シリーズでありながら断面寸
法によってウェブ高さの異なるH形鋼となるのが避けら
れず呼称寸法とウェブ高さが合致しないものが多く得ら
れた(第4図(a)参照)。
ここにH形鋼を溶接にて製造する場合(ビルドアップH
)は、所定のサイズになる厚板を用いるため同一シリー
ズにおいては断面寸法が変化してもウェブ高さ(外幅)
を全て一定にできる(第4図(b)参照)ものの上記の
ようなロールHにおいてウェブ高さを一定にするために
は断面寸法に応じた幅を有するロールおよびガイドを、
多量に用意しておくことが不可欠であり、このため圧延
作業において断面寸法を変更する度にロールの組替を必
要とし、工業的規模で生産するのは不可能に近く、ロー
ルチャンスフリーを実現するのが困難であった。
)は、所定のサイズになる厚板を用いるため同一シリー
ズにおいては断面寸法が変化してもウェブ高さ(外幅)
を全て一定にできる(第4図(b)参照)ものの上記の
ようなロールHにおいてウェブ高さを一定にするために
は断面寸法に応じた幅を有するロールおよびガイドを、
多量に用意しておくことが不可欠であり、このため圧延
作業において断面寸法を変更する度にロールの組替を必
要とし、工業的規模で生産するのは不可能に近く、ロー
ルチャンスフリーを実現するのが困難であった。
形鋼の製造に当りウェブ高さを自由に調整する方法とし
ては各社から種々提案されている。
ては各社から種々提案されている。
これらは何れも”ウェブ高さ拡幅″”に関するものであ
り、それを内容別に分けると表−1となる。
り、それを内容別に分けると表−1となる。
表−1
(発明が解決しようとする課題)
ところで形材に部分圧延を施す形式では特開昭59−1
78101号公報に詳述されているようにロール面圧が
大きい、拡幅量はウェブ突起量で制約を受けかつウェブ
厚の大きいところで拡幅はむずかしいという問題があっ
た。なおウェブ厚が小さいものを対象とする場合には上
記の点については問題ないが、該領域における温度低下
に起因してスケールが発生したり、拡幅の際圧下きずが
残るという不利があった。
78101号公報に詳述されているようにロール面圧が
大きい、拡幅量はウェブ突起量で制約を受けかつウェブ
厚の大きいところで拡幅はむずかしいという問題があっ
た。なおウェブ厚が小さいものを対象とする場合には上
記の点については問題ないが、該領域における温度低下
に起因してスケールが発生したり、拡幅の際圧下きずが
残るという不利があった。
ロールHにおける従来の問題を解消し、小ロット、多断
面になる形鋼を効率的に製造できる新規な圧延方法を提
案することがこの発明の目的である。
面になる形鋼を効率的に製造できる新規な圧延方法を提
案することがこの発明の目的である。
(課題を解決するための手段)
この発明はブレイクダウンミルを備えた粗圧延工程、粗
ユニバーサルミルを備えた中間圧延工程および仕上げユ
ニバーサルミルを備えた仕上げ圧延工程の各工程を経る
ことによりフランジおよびウェブを有する形鋼を製造す
るに当り、上記仕上げ圧延工程における1パス又は上記
工程における少なくとも2パスに、形鋼のウェブ相当部
をその厚み方向に圧下するロール幅の可変可能な圧下ロ
ールと、該ウェブ相当部をその幅方向に圧下する圧下ロ
ールを備えたミルを配設しておき、形材がこれを通過す
る際、該ミルにて形鋼のウェブ相当部をその幅方向より
圧下してウェブ高さを調整することを特徴とする形鋼の
圧延方法であり、またこの発明は、ブレイクダウンミル
を備えた粗圧延工程、粗ユニバーサルミルを備えた中間
圧延工程および仕上げユニバーサルミルを備えた仕上げ
圧延工程の各工程を経ることによりフランジおよびウェ
ブを有する形鋼を製造するに当り、上記仕上げ圧延工程
における1パルス又は上記工程における少なくとも2パ
ルスに、ロール幅の可変可能な上下一対の水平ロールと
左右一対の竪ロールを備えたミルを配設しておき、形材
がこれを通過する際、該ミルの竪ロールにて形鋼のウェ
ブ相当部をその幅方向より圧下して形鋼のウェブ高さを
調整することを特徴とする形鋼の圧延方法である。
ユニバーサルミルを備えた中間圧延工程および仕上げユ
ニバーサルミルを備えた仕上げ圧延工程の各工程を経る
ことによりフランジおよびウェブを有する形鋼を製造す
るに当り、上記仕上げ圧延工程における1パス又は上記
工程における少なくとも2パスに、形鋼のウェブ相当部
をその厚み方向に圧下するロール幅の可変可能な圧下ロ
ールと、該ウェブ相当部をその幅方向に圧下する圧下ロ
ールを備えたミルを配設しておき、形材がこれを通過す
る際、該ミルにて形鋼のウェブ相当部をその幅方向より
圧下してウェブ高さを調整することを特徴とする形鋼の
圧延方法であり、またこの発明は、ブレイクダウンミル
を備えた粗圧延工程、粗ユニバーサルミルを備えた中間
圧延工程および仕上げユニバーサルミルを備えた仕上げ
圧延工程の各工程を経ることによりフランジおよびウェ
ブを有する形鋼を製造するに当り、上記仕上げ圧延工程
における1パルス又は上記工程における少なくとも2パ
ルスに、ロール幅の可変可能な上下一対の水平ロールと
左右一対の竪ロールを備えたミルを配設しておき、形材
がこれを通過する際、該ミルの竪ロールにて形鋼のウェ
ブ相当部をその幅方向より圧下して形鋼のウェブ高さを
調整することを特徴とする形鋼の圧延方法である。
(作 用)
ブレイクダウンミル(以下BDと記す)からユニバーサ
ルミル(以下Uミルと記す)に至る圧延時においては、
従来初期パスで形材のウェブ部をその幅方向より圧下(
以下スクイズと記す)することがあるがこれは、BDカ
リバーを共用し2〜3サイズ程度のウェブ高さの異なる
ものを作り分けるためであり、具体的には竪ロールを作
用させる。
ルミル(以下Uミルと記す)に至る圧延時においては、
従来初期パスで形材のウェブ部をその幅方向より圧下(
以下スクイズと記す)することがあるがこれは、BDカ
リバーを共用し2〜3サイズ程度のウェブ高さの異なる
ものを作り分けるためであり、具体的には竪ロールを作
用させる。
ここで上記のスクイズは形材のウェブ温度が900〜1
100°Cと高く、かつその厚みは40mm以上である
ことからスムーズに圧延することができ、そのスクイズ
量は50nuw程度である。しかしながらこれに引続く
Uミル圧延の後半ではこのスクイズは実施されず、ただ
粗Uミルと仕上げUミルとの間で2〜4.5mmのロー
ル幅の差を利用したスクイズが行われているにすぎない
。その理由は、ウェブ温度が950°C以下と低くしか
もウェブの厚みが20mm以下と薄いためで、と(に仕
上げUミルにおいて製品の形状が劣化するという懸念か
らである。
100°Cと高く、かつその厚みは40mm以上である
ことからスムーズに圧延することができ、そのスクイズ
量は50nuw程度である。しかしながらこれに引続く
Uミル圧延の後半ではこのスクイズは実施されず、ただ
粗Uミルと仕上げUミルとの間で2〜4.5mmのロー
ル幅の差を利用したスクイズが行われているにすぎない
。その理由は、ウェブ温度が950°C以下と低くしか
もウェブの厚みが20mm以下と薄いためで、と(に仕
上げUミルにおいて製品の形状が劣化するという懸念か
らである。
この発明は、形鋼の製造に当り、まず形鋼のウェブ相当
部をその厚み方向に圧下するロール幅の変更可能な例え
ば上下一対の水平ロールと該ウェブ相当部をその幅方向
に圧下する左右一対の竪ロールを備えたユニバーサルミ
ルを、該、形鋼の製造過程における仕上げ圧延工程の1
バス、又は粗圧延、中間圧延あるいは仕上げ圧延工程の
少なくとも2パスにおいて設け、このミルの竪ロールに
より形鋼のウェブ相当部をその幅方向より圧下すること
により該形材を圧延方向に伸ばしウェブ高さを形状の劣
化等の発生なしに調整しようとするものである。
部をその厚み方向に圧下するロール幅の変更可能な例え
ば上下一対の水平ロールと該ウェブ相当部をその幅方向
に圧下する左右一対の竪ロールを備えたユニバーサルミ
ルを、該、形鋼の製造過程における仕上げ圧延工程の1
バス、又は粗圧延、中間圧延あるいは仕上げ圧延工程の
少なくとも2パスにおいて設け、このミルの竪ロールに
より形鋼のウェブ相当部をその幅方向より圧下すること
により該形材を圧延方向に伸ばしウェブ高さを形状の劣
化等の発生なしに調整しようとするものである。
なお、上記ユニバーサルミルは形鋼のウェブ相当部をそ
の厚み方向に圧下するロールを竪ロールとし、該ウェブ
相当部をその幅方向に圧下するロールを水平ロールとし
てもよい。
の厚み方向に圧下するロールを竪ロールとし、該ウェブ
相当部をその幅方向に圧下するロールを水平ロールとし
てもよい。
以下この発明を図面に基いて詳細に説明する。
第1図にI]形鋼を製造する設備のレイアウトを示す。
ブレイクダウンミルのBD、から粗ユニバーサルミル群
のE3 ミルに至るまでは従来と同様の構成になるが、
U、ミルの水平ロールにロール幅を任意に変更できる幅
可変ロールを設置する。
のE3 ミルに至るまでは従来と同様の構成になるが、
U、ミルの水平ロールにロール幅を任意に変更できる幅
可変ロールを設置する。
加熱炉より搬出された形材はE、ミルに至るまでは従来
と同様な圧延によって第2図(a)に示す如き断面形状
になる粗H形鋼にまで圧延される。この時点における粗
H形鋼の内幅Aは上掲第2図(a)に示すU、ミルの水
平ロールのロール幅Aであるが、U、ミルのロール幅は
第2図(b)に示す如く予めBに設定され、A>Bに設
定してあり、仕上げ圧延工程ではUFミルの竪ロールに
よってA−B=S (スクイズ量)だけ圧下される。こ
こに粗H形鋼のスクイズ量は目標とする製品の内幅より
決定される。上記の例における幅圧下時のH形鋼の具体
的な圧下開始点は第3図に示すNα1の点であり、この
No、 1からNα2の間においてフランジ部がウェブ
部に対して直角となるよう起こされると共にウェブ高さ
が圧下され、さらにNα2からUFミルの中心に当るN
α3に至るまでの間でフランジ部が圧下されることとな
る。
と同様な圧延によって第2図(a)に示す如き断面形状
になる粗H形鋼にまで圧延される。この時点における粗
H形鋼の内幅Aは上掲第2図(a)に示すU、ミルの水
平ロールのロール幅Aであるが、U、ミルのロール幅は
第2図(b)に示す如く予めBに設定され、A>Bに設
定してあり、仕上げ圧延工程ではUFミルの竪ロールに
よってA−B=S (スクイズ量)だけ圧下される。こ
こに粗H形鋼のスクイズ量は目標とする製品の内幅より
決定される。上記の例における幅圧下時のH形鋼の具体
的な圧下開始点は第3図に示すNα1の点であり、この
No、 1からNα2の間においてフランジ部がウェブ
部に対して直角となるよう起こされると共にウェブ高さ
が圧下され、さらにNα2からUFミルの中心に当るN
α3に至るまでの間でフランジ部が圧下されることとな
る。
なお上述した1バスによるフランジ部の圧下の例ではそ
の圧下量は形鋼のウェブ厚によって決定されM A X
、 40mm程度が限界である。形状不良を起さずに
ウェブ高さ圧下限界量を拡大するためには、例えば、粗
ユニバーサルミル群におけるU2にてまずウェブ高さの
変更を行い、仕上げユニバーサルミル群のU「でざらに
ウェブ高さの変更を行うというように、圧延工程の少な
くとも2バスにおいてロール幅の可変な水平ロールを備
えたユニバーサルミルによる連続的な幅圧下を行えばよ
い。
の圧下量は形鋼のウェブ厚によって決定されM A X
、 40mm程度が限界である。形状不良を起さずに
ウェブ高さ圧下限界量を拡大するためには、例えば、粗
ユニバーサルミル群におけるU2にてまずウェブ高さの
変更を行い、仕上げユニバーサルミル群のU「でざらに
ウェブ高さの変更を行うというように、圧延工程の少な
くとも2バスにおいてロール幅の可変な水平ロールを備
えたユニバーサルミルによる連続的な幅圧下を行えばよ
い。
上記のスクイズによって発生した余肉はその分に見合っ
ただけフランジ圧下量(フランジ減少厚)でバランスし
圧延方向に伸ばされるのでウェブ厚の増加は極めて少な
く、しかもロール幅の可変な水平ロールを、ウェブ部に
接触させておくだけでウェブ厚の増加やスクイズによる
ウェブの変形等を効果的に防止できる利点がある。
ただけフランジ圧下量(フランジ減少厚)でバランスし
圧延方向に伸ばされるのでウェブ厚の増加は極めて少な
く、しかもロール幅の可変な水平ロールを、ウェブ部に
接触させておくだけでウェブ厚の増加やスクイズによる
ウェブの変形等を効果的に防止できる利点がある。
(実施例)
第1図に示した設備におけるU、ミルのロール幅Aを4
25mmに、UF ミルのロール幅Bを397mmに設
定して、フランジ圧下量増1.0mm 、ウェブ圧下な
しという条件の下にH−478X2O3X14X28の
形材よりH−450X2O3X14X28になるHi鋼
を製作した。その結果、形鋼のウェブ先端のR部付近の
折り込みやウェブの座屈等の形状不良もなく良好な圧延
ができ、このことから形鋼の製造に際し、ロール幅の可
変な水平ロールを備えたユニバーサルミルを用いて、形
材のウェブ部をその幅方向より圧下(スクイズ)するこ
とによりウェブ高さを自由に変更することが可能であり
、ウェブ高さの一定した形鋼を安定して製造できること
が確かめられた。
25mmに、UF ミルのロール幅Bを397mmに設
定して、フランジ圧下量増1.0mm 、ウェブ圧下な
しという条件の下にH−478X2O3X14X28の
形材よりH−450X2O3X14X28になるHi鋼
を製作した。その結果、形鋼のウェブ先端のR部付近の
折り込みやウェブの座屈等の形状不良もなく良好な圧延
ができ、このことから形鋼の製造に際し、ロール幅の可
変な水平ロールを備えたユニバーサルミルを用いて、形
材のウェブ部をその幅方向より圧下(スクイズ)するこ
とによりウェブ高さを自由に変更することが可能であり
、ウェブ高さの一定した形鋼を安定して製造できること
が確かめられた。
次に、外幅(外矩)が一定になるH −450x 20
0の形鋼とH−400X200になる形鋼を同一ロール
チャンスにて製作すべく H−478X2O3X14X
28の形材を下記の条件になるロールを用い、まず、粗
ユニバーサルミル群の最終パス(UZ ミル)の竪ロー
ルにて圧下量45mmになるウェブ幅方向の圧下を、さ
らに仕上げユニバーサルミル群におけるU、ミルの竪ロ
ールにて圧下量33mmになる圧下を行いH−400X
200 X14X28にまで圧延した。
0の形鋼とH−400X200になる形鋼を同一ロール
チャンスにて製作すべく H−478X2O3X14X
28の形材を下記の条件になるロールを用い、まず、粗
ユニバーサルミル群の最終パス(UZ ミル)の竪ロー
ルにて圧下量45mmになるウェブ幅方向の圧下を、さ
らに仕上げユニバーサルミル群におけるU、ミルの竪ロ
ールにて圧下量33mmになる圧下を行いH−400X
200 X14X28にまで圧延した。
Ul ミルのロール幅: 425mmU2 ミルのロ
ール幅: 380mmU、ミルのロール幅: 38
0mm U、 ミルのロール幅i 347mmその結果、圧
下量の合計が78ml11においてもR部付近の折れ込
み等は全くなく、1バスでの限界圧下1F 40mmを
大幅に拡大することができた。
ール幅: 380mmU、ミルのロール幅: 38
0mm U、 ミルのロール幅i 347mmその結果、圧
下量の合計が78ml11においてもR部付近の折れ込
み等は全くなく、1バスでの限界圧下1F 40mmを
大幅に拡大することができた。
ここに第1回目の圧下による圧下量が第2回目の圧下量
に比べ大きいのは前段ではウェブ厚が厚くかつ温度も高
いため変形し易(形状不良の発生がないためである。
に比べ大きいのは前段ではウェブ厚が厚くかつ温度も高
いため変形し易(形状不良の発生がないためである。
なお、ウェブの幅方向における圧下量を100mm以上
とする場合には、例えば粗ユニバーサルミル群のラスト
パス時U2ミルとU、ミルとで連続圧延し、次にロール
幅をU2=U、からU2 >u5に変更しU、の竪ロー
ルによるウェブ幅方向における圧下(Uzによる押込み
圧延)を行うことにより実現可能である。また、上掲第
1図の点線に示す如く、中間ユニバーサルミル群を増設
し、粗ユニバーサルミル群のラストバス、中間ユニバー
サルミル群及び仕上げユニバーサルミル群の各スタンド
毎に圧下を繰返してもよいし、複数台のUミルを連続し
て設置して必要圧下量を得るように圧下する量、圧下す
るスタンドを選択してもよい。
とする場合には、例えば粗ユニバーサルミル群のラスト
パス時U2ミルとU、ミルとで連続圧延し、次にロール
幅をU2=U、からU2 >u5に変更しU、の竪ロー
ルによるウェブ幅方向における圧下(Uzによる押込み
圧延)を行うことにより実現可能である。また、上掲第
1図の点線に示す如く、中間ユニバーサルミル群を増設
し、粗ユニバーサルミル群のラストバス、中間ユニバー
サルミル群及び仕上げユニバーサルミル群の各スタンド
毎に圧下を繰返してもよいし、複数台のUミルを連続し
て設置して必要圧下量を得るように圧下する量、圧下す
るスタンドを選択してもよい。
ここに連続圧延ミルが設置されている場合にはウェブ幅
方向における圧下量を容易に100mm以上とすること
ができるが、その場合各ミルには形鋼のウェブ相当部を
その厚み方向に圧下する幅可変ロールを配設することが
肝要である。
方向における圧下量を容易に100mm以上とすること
ができるが、その場合各ミルには形鋼のウェブ相当部を
その厚み方向に圧下する幅可変ロールを配設することが
肝要である。
(発明の効果)
この発明によれば、(1)ビルドアップHと同様にウェ
ブ高さ一定の形鋼を少ないロール数で製造できる。(2
)ウェブ高さの寸法差の小さいものについてはロールを
共用することができるのでロールの入替や交替を要する
ことなしに圧延することが可能でロールチャンスフリー
化、ロールチャンス増による短納期化あるいは、ロール
原単位、ロール組込作業の軽減によるコストダウンを図
ることができる。
ブ高さ一定の形鋼を少ないロール数で製造できる。(2
)ウェブ高さの寸法差の小さいものについてはロールを
共用することができるのでロールの入替や交替を要する
ことなしに圧延することが可能でロールチャンスフリー
化、ロールチャンス増による短納期化あるいは、ロール
原単位、ロール組込作業の軽減によるコストダウンを図
ることができる。
第1図は、H形鋼の製造設備のレイアウトを示す図、
第2図(a) 、 (b)はU、ミルおよびU、−ミル
の要部断面図、 第3図(a) 、 (b)はH形鋼の圧下要領の説明図
、第4図(a) 、 (b)はH形鋼の断面形状を示す
図である。 F・・・加熱炉 BD、〜BD2・・・ブレイクダウンミル群U1〜U、
・・・粗ユニバーサルミル群U、・・・仕上ケユニバー
サルミル H・・・水平ロール ■・・・竪ロール第3図 A +a) (b) 剛−一ローー BW円幅 Hw外幅
の要部断面図、 第3図(a) 、 (b)はH形鋼の圧下要領の説明図
、第4図(a) 、 (b)はH形鋼の断面形状を示す
図である。 F・・・加熱炉 BD、〜BD2・・・ブレイクダウンミル群U1〜U、
・・・粗ユニバーサルミル群U、・・・仕上ケユニバー
サルミル H・・・水平ロール ■・・・竪ロール第3図 A +a) (b) 剛−一ローー BW円幅 Hw外幅
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ブレイクダウンミルを備えた粗圧延工程、粗ユニバ
ーサルミルを備えた中間圧延工程および仕上げユニバー
サルミルを備えた仕上げ圧延工程の各工程を経ることに
よりフランジおよびウェブを有する形鋼を製造するに当
り、上記仕上げ圧延工程における1パス又は上記工程に
おける少なくとも2パスに、形鋼のウェブ相当部をその
厚み方向に圧下するロール幅の可変可能な圧下ロールと
、該ウェブ相当部をその幅方向に圧下する圧下ロールを
備えたミルを配設しておき、形材がこれを通過する際、
該ミルにて形綱のウェブ相当部をその幅方向より圧下し
てウェブ高さを調整することを特徴とする形鋼の圧延方
法。 2、ブレイクダウンミルを備えた粗圧延工程、粗ユニバ
ーサルミルを備えた中間圧延工程および仕上げユニバー
サルミルを備えた仕上げ圧延工程の各工程を経ることに
よりフランジおよびウェブを有する形鋼を製造するに当
り、上記仕上げ圧延工程における1パス又は上記工程に
おける少なくとも2パスに、ロール幅の可変可能な上下
一対の水平ロールと、左右一対の竪ロールを備えたミル
を配設しておき、形材がこれを通過する際、該ミルの竪
ロールにて形鋼のウェブ相当部をその幅方向より圧下し
て形鋼のウェブ高さを調整することを特徴とする形鋼の
圧延方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156828A JP2908456B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 形鋼の圧延方法 |
US07/367,947 US5009094A (en) | 1988-06-27 | 1989-06-19 | Method of rolling H-shaped steels |
CA000603720A CA1333532C (en) | 1988-06-27 | 1989-06-23 | Rolling method of h-shaped steels |
EP89111702A EP0348913B1 (en) | 1988-06-27 | 1989-06-27 | Rolling method of h-shaped steels |
DE8989111702T DE68905679T2 (de) | 1988-06-27 | 1989-06-27 | Verfahren zum walzen von doppel-t-stahlprofilen. |
KR1019890008905A KR970000369B1 (ko) | 1988-06-27 | 1989-06-27 | H 형강의 압연 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63156828A JP2908456B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 形鋼の圧延方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH026001A true JPH026001A (ja) | 1990-01-10 |
JP2908456B2 JP2908456B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=15636241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63156828A Expired - Lifetime JP2908456B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 形鋼の圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908456B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2908456B2 (ja) | 1999-06-21 |
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