JPH0259908B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0259908B2 JPH0259908B2 JP20987283A JP20987283A JPH0259908B2 JP H0259908 B2 JPH0259908 B2 JP H0259908B2 JP 20987283 A JP20987283 A JP 20987283A JP 20987283 A JP20987283 A JP 20987283A JP H0259908 B2 JPH0259908 B2 JP H0259908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- sleeve
- key
- case
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は不正解錠を防止するシリンダー錠に関
するものである。
するものである。
従来のシリンダー錠は、ケースとシリンダー本
体内を摺動自在に配設された複数個のタンブラー
をキーの挿入によりシリンダー本体内に没入させ
て、このシリンダー本体を回動可能とするもので
ある。しかし、不正キー、工具等により、全部の
タンブラーを完全にシリンダー本体内に没入させ
得ない状態で無理にシリンダー本体を回動させ、
タンブラー或いはケースを破壊して強引に不正解
錠されてしまうという欠点があつた。
体内を摺動自在に配設された複数個のタンブラー
をキーの挿入によりシリンダー本体内に没入させ
て、このシリンダー本体を回動可能とするもので
ある。しかし、不正キー、工具等により、全部の
タンブラーを完全にシリンダー本体内に没入させ
得ない状態で無理にシリンダー本体を回動させ、
タンブラー或いはケースを破壊して強引に不正解
錠されてしまうという欠点があつた。
本発明は斯る欠点に着目して成されたものであ
つて、その目的とするところは不正キー、工具等
をキー挿入孔に挿入して回動してもシリンダーの
み空転して不正解錠ができないシリンダー錠を提
供するにある。
つて、その目的とするところは不正キー、工具等
をキー挿入孔に挿入して回動してもシリンダーの
み空転して不正解錠ができないシリンダー錠を提
供するにある。
以下、本発明の一実施例を従来例と共に図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第１図は従来のシリンダー錠の側面図、第２図
は第１図の―線に沿つた断面図を示す。
は第１図の―線に沿つた断面図を示す。
ケース１０内に複数個のタンブラー１２が摺動
自在に組込まれたシリンダー本体１４が回動可能
に嵌挿され、このタンブラー１２がスプリング１
６の押圧によつてケース１０の溝１８に突出して
シリンダー本体１４の回動を阻止している。
自在に組込まれたシリンダー本体１４が回動可能
に嵌挿され、このタンブラー１２がスプリング１
６の押圧によつてケース１０の溝１８に突出して
シリンダー本体１４の回動を阻止している。
解錠するときは、正規のキー２０を挿入するこ
とにより、スプリング１６の押圧に抗してタンブ
ラー１２をケース１０の溝１８からシリンダー本
体１４の外周面内に後退させてシリンダー本体１
４を回動可能な状態とし、シリンダー本体１４を
回動させ解錠する。
とにより、スプリング１６の押圧に抗してタンブ
ラー１２をケース１０の溝１８からシリンダー本
体１４の外周面内に後退させてシリンダー本体１
４を回動可能な状態とし、シリンダー本体１４を
回動させ解錠する。
しかし、正規のキー２０を用いず、不正キーや
ドライバー等不正な工具を挿入してタンブラー１
２を完全にシリンダー本体１４内に没入させず
に、強引にシリンダー本体１４を回動させタンブ
ラー１２やケース１０の溝１８を破損させて不正
解錠されてしまうことがある。
ドライバー等不正な工具を挿入してタンブラー１
２を完全にシリンダー本体１４内に没入させず
に、強引にシリンダー本体１４を回動させタンブ
ラー１２やケース１０の溝１８を破損させて不正
解錠されてしまうことがある。
第３図乃至第９図は本発明のシリンダー錠の一
実施例を示す。
実施例を示す。
シリンダ２２の内部には、複数個のデイスクタ
ンブラー２４が挿入され、シリンダー２２の外周
面に固着された蓋２８とデイスクタンブラー２４
の後端との間にスプリング２６が弾装され、各デ
イスクタンブラー２４はシリンダー２２に挿入さ
れるキーに圧接する方向に付勢される。又、他方
向には軸方向に長い溝３０があり、その溝３０に
サイドバー３２が径方向に移動自在に収納されて
いる。
ンブラー２４が挿入され、シリンダー２２の外周
面に固着された蓋２８とデイスクタンブラー２４
の後端との間にスプリング２６が弾装され、各デ
イスクタンブラー２４はシリンダー２２に挿入さ
れるキーに圧接する方向に付勢される。又、他方
向には軸方向に長い溝３０があり、その溝３０に
サイドバー３２が径方向に移動自在に収納されて
いる。
シリンダー２２の外周面は筒状のスリーブ３８
の内周面に回動可能に嵌挿され、スリーブ３８の
外周面はケース３６の内周面に回動可能に嵌挿さ
れる。そのスリーブ３８の一部にはサイドバー３
２と隣接するアウトバー４４とスプリング４６が
収納できるよう軸方向に長い溝４８がありスリー
ブ３８の径方向に移動可能なアウトバー４４はス
プリング４６によりスリーブ３８の軸心方向に付
勢される。
の内周面に回動可能に嵌挿され、スリーブ３８の
外周面はケース３６の内周面に回動可能に嵌挿さ
れる。そのスリーブ３８の一部にはサイドバー３
２と隣接するアウトバー４４とスプリング４６が
収納できるよう軸方向に長い溝４８がありスリー
ブ３８の径方向に移動可能なアウトバー４４はス
プリング４６によりスリーブ３８の軸心方向に付
勢される。
スリーブ３８とシリンダー２２の後部はケース
３６の後部にリターンスプリング５０で同時に回
動方向に付勢されるよう取り付けられている（第
７図参照）。
３６の後部にリターンスプリング５０で同時に回
動方向に付勢されるよう取り付けられている（第
７図参照）。
シリンダー２２とスリーブ３８の前部はケース
３６にケースカバー５２で止められておりケース
カバー５２の中心孔には一部切欠き５４が設けら
れている。又、キー５６の一部にはケースカバー
５２の中心孔の周縁に係合する切欠き５８があ
る。
３６にケースカバー５２で止められておりケース
カバー５２の中心孔には一部切欠き５４が設けら
れている。又、キー５６の一部にはケースカバー
５２の中心孔の周縁に係合する切欠き５８があ
る。
次に作用について説明すると、正規のキー５６
を挿入することにより各タンブラー２４の側面に
凹設された切欠き６０が軸方向一列に一致し、シ
リンダー２２の溝３０とスリーブ３８の溝４８が
連通しているのでアウトバー４４を内方に付勢す
るスプリング４６の付勢力によりアウトバー４４
の先端が溝３０に挿入され、サイドバー３２が押
圧され、このサイドバー３２の先端３２′が切欠
き６０に嵌入するよう移動する。このアウトバー
４４の移動によりシリンダー２２とスリーブ３８
がアウトバー４４により一体化され、シリンダー
２２の回動をスリーブ３８に伝達できるようにな
りレバー４０に回動力を与えることができる（第
６図参照）。
を挿入することにより各タンブラー２４の側面に
凹設された切欠き６０が軸方向一列に一致し、シ
リンダー２２の溝３０とスリーブ３８の溝４８が
連通しているのでアウトバー４４を内方に付勢す
るスプリング４６の付勢力によりアウトバー４４
の先端が溝３０に挿入され、サイドバー３２が押
圧され、このサイドバー３２の先端３２′が切欠
き６０に嵌入するよう移動する。このアウトバー
４４の移動によりシリンダー２２とスリーブ３８
がアウトバー４４により一体化され、シリンダー
２２の回動をスリーブ３８に伝達できるようにな
りレバー４０に回動力を与えることができる（第
６図参照）。
つまり、キー５６を挿入する前はアウトバー４
４とサイドバー３２がシリンダー２２とスリーブ
３８の間でシヤーラインが形成され、正規のキー
以外でシリンダー２２を回動するとシリンダー２
２のみ回転しシリンダー２２の回動がスリーブ３
８およびレバー４０に伝達できないのである（第
５図参照）。
４とサイドバー３２がシリンダー２２とスリーブ
３８の間でシヤーラインが形成され、正規のキー
以外でシリンダー２２を回動するとシリンダー２
２のみ回転しシリンダー２２の回動がスリーブ３
８およびレバー４０に伝達できないのである（第
５図参照）。
上記構造によると、キー５６を挿入するとタン
ブラー２４がシリンダー２２外周面より突出しな
いためキー５６がどの角度でも抜ける現象がある
が、第８図に示すようにケースカバー５２の一部
に切欠き５４を形成し、又、キー５６の一部を切
欠き５８を設けてあるため、キーの切欠き５８が
ケースカバー５２の中心孔の周縁に沿つて回動し
抜けを防止する。
ブラー２４がシリンダー２２外周面より突出しな
いためキー５６がどの角度でも抜ける現象がある
が、第８図に示すようにケースカバー５２の一部
に切欠き５４を形成し、又、キー５６の一部を切
欠き５８を設けてあるため、キーの切欠き５８が
ケースカバー５２の中心孔の周縁に沿つて回動し
抜けを防止する。
又、シリンダー２２とスリーブ３８は後部のリ
ターンスプリング５０により径方向に付勢されて
いるため常にニユートラルの位置にスリーブ３
８、シリンダー２２が共に戻るようになつてい
る。
ターンスプリング５０により径方向に付勢されて
いるため常にニユートラルの位置にスリーブ３
８、シリンダー２２が共に戻るようになつてい
る。
以上説明した如く本発明は、不正解錠を防止
し、工具による錠の破壊をも防止し得る特長を有
する。
し、工具による錠の破壊をも防止し得る特長を有
する。
第１図は従来のシリンダー錠の側面図、第２図
は第１図の―線に沿つた断面図、第３図乃至
第９図は本発明の一実施例であつて、第３図は側
断面図、第４図はキー挿入前の横断面図、第５図
は不正解錠操作の横断面図、第６図は正規のキー
による解錠操作の横断面図、第７図はスリーブと
シリンダーをケースに取付けた背面図、第８図は
正面図、第９図は分解斜視図を表わすものであ
る。 １０，３６…ケース、１２，２４…タンブラ
ー、２０，５６…キー、３０，４８…溝、３２…
サイドバー、３８…スリーブ、４４…アウトバ
ー、４６…スプリング、６０…切欠き。
は第１図の―線に沿つた断面図、第３図乃至
第９図は本発明の一実施例であつて、第３図は側
断面図、第４図はキー挿入前の横断面図、第５図
は不正解錠操作の横断面図、第６図は正規のキー
による解錠操作の横断面図、第７図はスリーブと
シリンダーをケースに取付けた背面図、第８図は
正面図、第９図は分解斜視図を表わすものであ
る。 １０，３６…ケース、１２，２４…タンブラ
ー、２０，５６…キー、３０，４８…溝、３２…
サイドバー、３８…スリーブ、４４…アウトバ
ー、４６…スプリング、６０…切欠き。
Claims (1)
- １ ケースの内面に筒状に形成されたスリーブを
回動可能に嵌挿し、上記スリーブに穿設された軸
方向に長い溝にアウトバーを挿入すると共に該ア
ウトバーを上記スリーブの軸心方向に付勢し、上
記スリーブの内面に回動可能に嵌挿されたシリン
ダーに上記アウトバーの先端が挿入可能な軸方向
に長い溝を穿設すると共に該長い溝にサイドバー
を挿入し、上記シリンダーの内部に収容され上記
シリンダに挿入されたキーにより押動される複数
個のタンブラーの側面に切欠きを設け、上記キー
の挿入により上記各タンブラーの切欠きの位置が
一列に一致したときに上記アウトバーに押動され
た上記サイドバーの先端が上記切欠きに嵌入し上
記アウトバーの先端が上記シリンダの溝に嵌入す
るように構成したことを特徴とするシリンダ錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20987283A JPS60105775A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | シリンダ−錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20987283A JPS60105775A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | シリンダ−錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60105775A JPS60105775A (ja) | 1985-06-11 |
| JPH0259908B2 true JPH0259908B2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=16580032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20987283A Granted JPS60105775A (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | シリンダ−錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60105775A (ja) |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP20987283A patent/JPS60105775A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60105775A (ja) | 1985-06-11 |
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