JPH0259745B2 - - Google Patents
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- JPH0259745B2 JPH0259745B2 JP4806285A JP4806285A JPH0259745B2 JP H0259745 B2 JPH0259745 B2 JP H0259745B2 JP 4806285 A JP4806285 A JP 4806285A JP 4806285 A JP4806285 A JP 4806285A JP H0259745 B2 JPH0259745 B2 JP H0259745B2
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- Japan
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- thermal heater
- negative potential
- temperature
- heater
- electric
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000001827 electrotherapy Methods 0.000 claims 3
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気治療器に関し、特に、温熱治療機
能と陰電位治療機能とを兼ね備えた電気治療器に
関するものである。
能と陰電位治療機能とを兼ね備えた電気治療器に
関するものである。
従来、1台の電気治療器で温熱治療機能と陰電
位治療機能とを兼ね備えたものとして、温熱ヒー
タを陰電位治療用の電極として共用するものがあ
る。この場合、温熱ヒータを絶縁トランスを用い
て商用電源から絶縁する必要があり、その手段と
しては、陰電位発生回路中の高電圧トランスにヒ
ータ用巻線を設ける方法やヒータ用電源トランス
を別に設ける方法がある。
位治療機能とを兼ね備えたものとして、温熱ヒー
タを陰電位治療用の電極として共用するものがあ
る。この場合、温熱ヒータを絶縁トランスを用い
て商用電源から絶縁する必要があり、その手段と
しては、陰電位発生回路中の高電圧トランスにヒ
ータ用巻線を設ける方法やヒータ用電源トランス
を別に設ける方法がある。
また本出願人は、先に、温熱ヒータを陰電位治
療のための電極として共用する形式の治療装置に
おいて、温熱治療板の温度変化を検出する手段を
設け、第4図に示すとおり、温熱治療板がある温
度X1に達するまでは温熱治療板を加熱し、それ
以後はある温度X2(<X1)に温熱治療板が下が
るまでは温熱治療板への加熱を止め該治療板に陰
電位を加え、温熱治療板が温度X2に下がつたと
きに該治療板へ陰電位を加えるのを止め該治療板
が温度X1になるまで再び加熱するための電力を
供給するという動作を繰り返すことが可能な装置
を出願している。
療のための電極として共用する形式の治療装置に
おいて、温熱治療板の温度変化を検出する手段を
設け、第4図に示すとおり、温熱治療板がある温
度X1に達するまでは温熱治療板を加熱し、それ
以後はある温度X2(<X1)に温熱治療板が下が
るまでは温熱治療板への加熱を止め該治療板に陰
電位を加え、温熱治療板が温度X2に下がつたと
きに該治療板へ陰電位を加えるのを止め該治療板
が温度X1になるまで再び加熱するための電力を
供給するという動作を繰り返すことが可能な装置
を出願している。
しかしながら、温熱ヒータを陰電位治療のため
の電極として共用する装置において、陰電位回路
中の高電圧トランスにヒータ用巻線を設ける方法
やヒータ用電源トランスを高電圧トランスとは別
個に設ける方法は、いずれも装置が大型化し且つ
コストも高くなる欠点があり、特にヒータの消費
電力が大きくなるに従いこの傾向は大きくなる。
の電極として共用する装置において、陰電位回路
中の高電圧トランスにヒータ用巻線を設ける方法
やヒータ用電源トランスを高電圧トランスとは別
個に設ける方法は、いずれも装置が大型化し且つ
コストも高くなる欠点があり、特にヒータの消費
電力が大きくなるに従いこの傾向は大きくなる。
この欠点を克服し、絶縁トランス不要による治
療器全体の小型化及び低価格化を可能にするため
に、本出願人は先に示した装置を考案し、一応の
優れた効果を達し得たが、温熱治療と陰電位治療
とを交互に行ないその切換を温度変化の検出によ
つて行なうために、気温等周囲の環境によつては
温熱治療板を加熱するのに多くの時間をとられ過
ぎ陰電位治療のための時間が短かくなつてしまう
ということがないでもなく、温熱治療と陰電位治
療の施療時間比を希望通りに制御することができ
ない欠点があつた。
療器全体の小型化及び低価格化を可能にするため
に、本出願人は先に示した装置を考案し、一応の
優れた効果を達し得たが、温熱治療と陰電位治療
とを交互に行ないその切換を温度変化の検出によ
つて行なうために、気温等周囲の環境によつては
温熱治療板を加熱するのに多くの時間をとられ過
ぎ陰電位治療のための時間が短かくなつてしまう
ということがないでもなく、温熱治療と陰電位治
療の施療時間比を希望通りに制御することができ
ない欠点があつた。
本発明は、これらの欠点を克服するものであ
り、その主たる目的は、温熱ヒータを陰電位治療
のための電極として共用する装置において、絶縁
トランス不要による治療器全体の小型化及び低価
格化が可能であるとともに、温熱治療と陰電位治
療の旋療時間比を正確且つ自由に制御することが
可能な電気治療器を提供することにある。
り、その主たる目的は、温熱ヒータを陰電位治療
のための電極として共用する装置において、絶縁
トランス不要による治療器全体の小型化及び低価
格化が可能であるとともに、温熱治療と陰電位治
療の旋療時間比を正確且つ自由に制御することが
可能な電気治療器を提供することにある。
本発明は、温熱ヒータを陰電位治療のための電
極として共用する電気治療器において、交流電源
の負の半サイクルを陰電位印加のために利用し、
また正の半サイクルを温熱ヒータの加熱のために
利用することにより、マクロ的にみた場合に陰電
位治療と温熱治療とを同時に行なうことができる
ようにしたものである。また、温熱治療に際し、
温度コントロールを広範囲に制御できるようにし
たものである。
極として共用する電気治療器において、交流電源
の負の半サイクルを陰電位印加のために利用し、
また正の半サイクルを温熱ヒータの加熱のために
利用することにより、マクロ的にみた場合に陰電
位治療と温熱治療とを同時に行なうことができる
ようにしたものである。また、温熱治療に際し、
温度コントロールを広範囲に制御できるようにし
たものである。
本発明の基本的構成を第1図にまず示す。1は
交流電源であり、一般には100Vの商用家庭電源
である。2は陰電位発生回路であり、交流電圧を
昇圧トランスにより昇圧し、それを半波整流して
得られた例えば−300V〜−500Vの陰電位を温熱
ヒータ兼陰電位治療用電床5に印加するためのも
のである。3はスイツチング回路であり、交流電
流の正の半サイクル時には、電床と兼用になつて
いる温熱ヒータ5を加熱するべく電力供給し、他
方、負の半サイクル時には該温熱ヒータ5を交流
電源2から電気的に遮断するとともに陰電位発生
回路2で発生した陰電位を該温熱ヒータ5に印加
するようにスイツチング動作を行なう半導体素子
からなるスイツチング回路である。4は温度制御
回路であり、温度検出手段6で得られた温度情報
に基づいて正の半サイクル内のどの時点で加熱を
開始するかを決定し、その信号をスイツチング回
路3にトリガー信号として送出するための回路で
ある。
交流電源であり、一般には100Vの商用家庭電源
である。2は陰電位発生回路であり、交流電圧を
昇圧トランスにより昇圧し、それを半波整流して
得られた例えば−300V〜−500Vの陰電位を温熱
ヒータ兼陰電位治療用電床5に印加するためのも
のである。3はスイツチング回路であり、交流電
流の正の半サイクル時には、電床と兼用になつて
いる温熱ヒータ5を加熱するべく電力供給し、他
方、負の半サイクル時には該温熱ヒータ5を交流
電源2から電気的に遮断するとともに陰電位発生
回路2で発生した陰電位を該温熱ヒータ5に印加
するようにスイツチング動作を行なう半導体素子
からなるスイツチング回路である。4は温度制御
回路であり、温度検出手段6で得られた温度情報
に基づいて正の半サイクル内のどの時点で加熱を
開始するかを決定し、その信号をスイツチング回
路3にトリガー信号として送出するための回路で
ある。
なお、この温度制御回路4のより簡易な変形列
としては、サーモスタツトを電床兼温熱ヒータ5
に直列に接続し、これを電床兼温熱ヒータに熱結
合することにより、検出される温度が所望の温度
より高いときには単に交流電流の正の半サイクル
が流れないように構成することもできる。
としては、サーモスタツトを電床兼温熱ヒータ5
に直列に接続し、これを電床兼温熱ヒータに熱結
合することにより、検出される温度が所望の温度
より高いときには単に交流電流の正の半サイクル
が流れないように構成することもできる。
また、必要に応じてスイツチ7,8を設けて温
熱治療と陰電位治療とを別々に行なうことができ
るようにすることも可能である。すなわち、スイ
ツチ7のみを閉じれば陰電位治療のみが可能な状
態になり、またスイツチ8のみを閉じれば温熱治
療のみが可能な状態となるのである。
熱治療と陰電位治療とを別々に行なうことができ
るようにすることも可能である。すなわち、スイ
ツチ7のみを閉じれば陰電位治療のみが可能な状
態になり、またスイツチ8のみを閉じれば温熱治
療のみが可能な状態となるのである。
本発明は上記のとおり構成されているので、第
2図aで示される電流波形を有する交流電源は、
昇圧トランスにより第2図bで示されるように昇
圧され、さらに整流用ダイオードにより負の半波
整流がなされ第2図cのような例えば、−300V〜
−500Vの治療用陰電位が形成されて温熱ヒータ
と兼用する陰電位治療用電床5に印加される。一
方、交流電流の正の半サイクル(第2図d)は温
熱治療のための温熱ヒータを加熱するために利用
されるのであるが、その際、温度検出手段6で検
知した温度に基づき、正の半サイクルのどの時点
で加熱を開始するかを温度制御回路4で決定し、
その信号がスイツチング回路3にトリガー信号と
して送出される。スイツチング回路3は、このト
リガー信号を受けて加熱を開始し、電流が負にな
ると加熱を停止することを以後繰り返す。そのた
め、交流電流のうち温熱ヒータの加熱に使用され
る部分は第2図eの斜線の部分となる。温熱ヒー
タの温度が所望の値より高くなつた場合には、温
度制御回路4の働きにより、ヒータ加熱に使用さ
れる部分は第2図fの如く制御される。
2図aで示される電流波形を有する交流電源は、
昇圧トランスにより第2図bで示されるように昇
圧され、さらに整流用ダイオードにより負の半波
整流がなされ第2図cのような例えば、−300V〜
−500Vの治療用陰電位が形成されて温熱ヒータ
と兼用する陰電位治療用電床5に印加される。一
方、交流電流の正の半サイクル(第2図d)は温
熱治療のための温熱ヒータを加熱するために利用
されるのであるが、その際、温度検出手段6で検
知した温度に基づき、正の半サイクルのどの時点
で加熱を開始するかを温度制御回路4で決定し、
その信号がスイツチング回路3にトリガー信号と
して送出される。スイツチング回路3は、このト
リガー信号を受けて加熱を開始し、電流が負にな
ると加熱を停止することを以後繰り返す。そのた
め、交流電流のうち温熱ヒータの加熱に使用され
る部分は第2図eの斜線の部分となる。温熱ヒー
タの温度が所望の値より高くなつた場合には、温
度制御回路4の働きにより、ヒータ加熱に使用さ
れる部分は第2図fの如く制御される。
以下に、本発明による電気治療器の好適な一実
施例を第3図に基づいて説明する。
施例を第3図に基づいて説明する。
1′は交流100Vの商用電源に接続するための差
込プラグであり、9はトランスである。2は陰電
位発生回路であり、整流用ダイオード21、電流
制限用高抵抗器22、接地用高抵抗器23等で構
成されている。交流電圧はトランス9で昇圧され
た後、整流用ダイオード21で負の半サイクルに
整流されて、温熱ヒータと兼用する陰電位治療の
ための電床5に−300V乃至−500Vの負の半サイ
クルの電圧が印加される(第2図c参照)。3は
スイツチング回路であり、フオトトランジスタ3
1,31′、サイリスタ32,32′等で構成され
ており、フオトトランジスタ31,31′の各コ
レクタはサイリスタ32,32′の各ゲートに接
続されている。図のように、2個のサイリスタが
ヒータ5を間にして直列に接続されているので、
交流電流の負の半サイクル(第2図eのロ→イ点
間)では、各サイリスタ32,32′はターンオ
フ即ち導通阻止状態であり、温熱ヒータ5は商用
電源1′から電気的に遮断された状態となる。ま
た、正の半サイクル(第2図eのイ→ロ点間)内
においては、サイリスタ32,32′のゲートに
瞬時にでも正のトリガー信号が印加されたとき
(第2図eのハ点)以後にのみ温熱ヒータに通電
される。そして、サイリスタ32,32′を流れ
る電流が0になつたとき(第2図eのロ点)に温
熱ヒータ5への通電を止める。サイリスタ32,
32′のゲートに電流が流れるためにはフオトト
ランジスタ31,31′に光結合された温度制御
回路4の発光ダイオード45,45′からの光A、
Bが入射することが必要である。通常、フオトト
ランジスタ31と発光ダイオード45、及びフオ
トトランジスタ31′と発光ダイオード45′と
は、それぞれフオトカプラーで構成し得る。
込プラグであり、9はトランスである。2は陰電
位発生回路であり、整流用ダイオード21、電流
制限用高抵抗器22、接地用高抵抗器23等で構
成されている。交流電圧はトランス9で昇圧され
た後、整流用ダイオード21で負の半サイクルに
整流されて、温熱ヒータと兼用する陰電位治療の
ための電床5に−300V乃至−500Vの負の半サイ
クルの電圧が印加される(第2図c参照)。3は
スイツチング回路であり、フオトトランジスタ3
1,31′、サイリスタ32,32′等で構成され
ており、フオトトランジスタ31,31′の各コ
レクタはサイリスタ32,32′の各ゲートに接
続されている。図のように、2個のサイリスタが
ヒータ5を間にして直列に接続されているので、
交流電流の負の半サイクル(第2図eのロ→イ点
間)では、各サイリスタ32,32′はターンオ
フ即ち導通阻止状態であり、温熱ヒータ5は商用
電源1′から電気的に遮断された状態となる。ま
た、正の半サイクル(第2図eのイ→ロ点間)内
においては、サイリスタ32,32′のゲートに
瞬時にでも正のトリガー信号が印加されたとき
(第2図eのハ点)以後にのみ温熱ヒータに通電
される。そして、サイリスタ32,32′を流れ
る電流が0になつたとき(第2図eのロ点)に温
熱ヒータ5への通電を止める。サイリスタ32,
32′のゲートに電流が流れるためにはフオトト
ランジスタ31,31′に光結合された温度制御
回路4の発光ダイオード45,45′からの光A、
Bが入射することが必要である。通常、フオトト
ランジスタ31と発光ダイオード45、及びフオ
トトランジスタ31′と発光ダイオード45′と
は、それぞれフオトカプラーで構成し得る。
なお、スイツチング回路3の例として第3図に
は、2個のサイリスタ32,32′をヒータ5を
間にして直列に接続したものを示したが、片側の
サイリスタ32′をダイオードに置き換えれば、
一方の点弧回路は不要となり全体の回路構成をよ
り簡略化することが可能である。また、スイツチ
ング回路3に用いるスイツチング素子としては、
第3図に示すサイリスタの代わりにトライアツク
を用いることもできる。
は、2個のサイリスタ32,32′をヒータ5を
間にして直列に接続したものを示したが、片側の
サイリスタ32′をダイオードに置き換えれば、
一方の点弧回路は不要となり全体の回路構成をよ
り簡略化することが可能である。また、スイツチ
ング回路3に用いるスイツチング素子としては、
第3図に示すサイリスタの代わりにトライアツク
を用いることもできる。
4は温度制御回路であり、温度設定回路41、
比較回路42、ゼロクロス回路43、トリガー回
路44、発光ダイオード45,45′それに温度
検出のセンサー6等から構成されている。なお、
センサー6は、温熱ヒータ5とは独立のもの(サ
ーモ及びサーミスタ等)であつてもよいし、兼用
のもの(俗に感熱線といわれるもので、ヒータ線
とその外側に検出線を巻き付け、その間に感熱プ
ラスチツクをコーテイングしたもので、温度変化
に応じてヒータ線と検出線間のインピーダンスが
変化するもの)でもよい。温度設定回路41にて
被治療者により設定された温度とセンサー6にて
検出された温度は、比較回路42にて比較され、
その結果がゼロクロス回路43に入力される。ゼ
ロクロス回路43は、交流電流の負から正に変化
する時点(第2図eのイ点に相当)を検出し、そ
の時点からT時間(<1/2x50(Hz)又は1/2x60(Hz
)) 後に信号をトリガー回路44に入力する。トリガ
ー回路44はその信号を受けて発光ダイオード4
5,45′を発生させ、その発光光A、Bはフオ
トトランジスタ31,31′に入射する。交流電
流の正の半サイクル中、フオトトランジスタ3
1,31′が受光してから該交流電流の極性変換
点までの期間(第2図eハ→ロ点間)に温熱ヒー
タ5に通電されるのであるから、温熱ヒータ5の
温度が低いときにはTを短くとり(第2図e)、
温度が高いときほどTを長くとる(第2図f)の
ようにゼロクロス回路43は信号をトリガー回路
44に入力することで、温度制御がなされる。
比較回路42、ゼロクロス回路43、トリガー回
路44、発光ダイオード45,45′それに温度
検出のセンサー6等から構成されている。なお、
センサー6は、温熱ヒータ5とは独立のもの(サ
ーモ及びサーミスタ等)であつてもよいし、兼用
のもの(俗に感熱線といわれるもので、ヒータ線
とその外側に検出線を巻き付け、その間に感熱プ
ラスチツクをコーテイングしたもので、温度変化
に応じてヒータ線と検出線間のインピーダンスが
変化するもの)でもよい。温度設定回路41にて
被治療者により設定された温度とセンサー6にて
検出された温度は、比較回路42にて比較され、
その結果がゼロクロス回路43に入力される。ゼ
ロクロス回路43は、交流電流の負から正に変化
する時点(第2図eのイ点に相当)を検出し、そ
の時点からT時間(<1/2x50(Hz)又は1/2x60(Hz
)) 後に信号をトリガー回路44に入力する。トリガ
ー回路44はその信号を受けて発光ダイオード4
5,45′を発生させ、その発光光A、Bはフオ
トトランジスタ31,31′に入射する。交流電
流の正の半サイクル中、フオトトランジスタ3
1,31′が受光してから該交流電流の極性変換
点までの期間(第2図eハ→ロ点間)に温熱ヒー
タ5に通電されるのであるから、温熱ヒータ5の
温度が低いときにはTを短くとり(第2図e)、
温度が高いときほどTを長くとる(第2図f)の
ようにゼロクロス回路43は信号をトリガー回路
44に入力することで、温度制御がなされる。
なお、スイツチ7,8は陰電位治療のみ、又は
温熱治療のみを選択することを可能にするための
ものである。
温熱治療のみを選択することを可能にするための
ものである。
本発明においては、陰電位回路中の高電圧トラ
ンスにヒータ用巻線を設ける方法やヒータ用電源
トランスを別に設ける方法をとつていないので、
装置全体の小型化、低価格化が可能である。
ンスにヒータ用巻線を設ける方法やヒータ用電源
トランスを別に設ける方法をとつていないので、
装置全体の小型化、低価格化が可能である。
交流電流(50又は60ヘルツ)の正の半サイクル
で温熱ヒータを加熱し、負の半サイクルで温熱ヒ
ータと兼用する電床に陰電位を印加するようにし
たので、マクロ的にみれば温熱治療と陰電位治療
を同時に行なうことができ、しかも、温熱治療と
陰電位治療の施療時間比を希望通り自由かつ正確
に制御することができるものである。
で温熱ヒータを加熱し、負の半サイクルで温熱ヒ
ータと兼用する電床に陰電位を印加するようにし
たので、マクロ的にみれば温熱治療と陰電位治療
を同時に行なうことができ、しかも、温熱治療と
陰電位治療の施療時間比を希望通り自由かつ正確
に制御することができるものである。
第1図は本発明の基本原理を説明するための
図、第2図は本発明の装置を構成する各回路にお
ける電圧又は電流の状態を説明するための図、第
3図は本発明の好適な一実施例を示す図、第4図
は従来の装置における温熱治療と陰電位治療の制
御方法を説明するための図である。 図面において、1……交流電流、1′……差込
プラグ、2……陰電位発生回路、21……整流用
ダイオード、22……電流制限用高抵抗器、23
……接地用高抵抗器、3……スイツチング回路、
31,31′……フオトトランジスタ、32,3
2′……サイリスタ、4……温度制御回路、41
……温度設定回路、42……比較回路、43……
ゼロクロス回路、44……トリガー回路、45,
45′……発光ダイオード、5……温熱ヒータ兼
電床、6……温度検出手段(センサー)、7……
陰電位治療選択スイツチ、8……温熱治療選択ス
イツチ、9……トランス。
図、第2図は本発明の装置を構成する各回路にお
ける電圧又は電流の状態を説明するための図、第
3図は本発明の好適な一実施例を示す図、第4図
は従来の装置における温熱治療と陰電位治療の制
御方法を説明するための図である。 図面において、1……交流電流、1′……差込
プラグ、2……陰電位発生回路、21……整流用
ダイオード、22……電流制限用高抵抗器、23
……接地用高抵抗器、3……スイツチング回路、
31,31′……フオトトランジスタ、32,3
2′……サイリスタ、4……温度制御回路、41
……温度設定回路、42……比較回路、43……
ゼロクロス回路、44……トリガー回路、45,
45′……発光ダイオード、5……温熱ヒータ兼
電床、6……温度検出手段(センサー)、7……
陰電位治療選択スイツチ、8……温熱治療選択ス
イツチ、9……トランス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 温熱ヒータを陰電位治療のための電床として
共用する温熱ヒータ兼電床を有する電気治療器に
おいて、該治療器は、入力される交流電源の負の
半サイクルでは前記温熱ヒータ兼電床を前記交流
電源から遮断しかつ陰電位発生回路が負の高電圧
を前記温熱ヒータ兼電床に印加し、また正の半サ
イクルでは、温度制御回路からの信号に基づいて
前記交流電源から前記温熱ヒータ兼電床へ電力を
供給するようにスイツチング動作するスイツチン
グ回路を備えたことを特徴とする電気治療器。 2 前記温度制御回路が、前記温熱ヒータ兼電床
の温度を検出する温度検出手段を有する特許請求
の範囲第1項記載の電気治療器。 3 前記温度制御回路が、前記温熱ヒータ兼電床
の温度を変化させることができる温度設定回路を
有する特許請求の範囲第1項記載の電気治療器。 4 前記スイツチング回路がサイリスタを含む特
許請求の範囲第1項記載の電気治療器。 5 前記スイツチング回路が、コレクタが前記サ
イリスタのゲートに接続されたフオトトランジス
タを含む特許請求の範囲第4項記載の電気治療
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4806285A JPS61206463A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 電気治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4806285A JPS61206463A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 電気治療器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206463A JPS61206463A (ja) | 1986-09-12 |
JPH0259745B2 true JPH0259745B2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=12792859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4806285A Granted JPS61206463A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 電気治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61206463A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6274373A (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-06 | 日本電熱株式会社 | 温熱兼用電位治療器 |
JP4723125B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2011-07-13 | 株式会社サトー | ラベルプリンタ |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP4806285A patent/JPS61206463A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61206463A (ja) | 1986-09-12 |
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