JPH0259395A - 感熱転写材料 - Google Patents

感熱転写材料

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JPH0259395A
JPH0259395A JP63211444A JP21144488A JPH0259395A JP H0259395 A JPH0259395 A JP H0259395A JP 63211444 A JP63211444 A JP 63211444A JP 21144488 A JP21144488 A JP 21144488A JP H0259395 A JPH0259395 A JP H0259395A
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貢 田中
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尚 御子柴
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は感熱転写材料に関するものである。
(従来の技術) カラーハードコピーに関する技術としては現在、感熱転
写法、電子写真法、インクジェット法等が精力的に検討
さnている。感熱転写法は装置の保守や操作が容易で、
装置および消耗品が安価なため1、他の方式に比べて有
利な点が多い。
感熱転写方式にはベースフィルム上に熱浴融性インク@
を形成させた感熱転写材料を熱ヘツドによシ加熱して該
インフラ溶融し、被転写シート上に記録する方式と、ベ
ースフィルム上に昇華性色素を含有する色材層を形成さ
せた感熱転写材料を熱ヘツドにより加熱して色素を被転
写シート上に昇華転写させる方式とがあるが、後者の昇
華転写方式は熱ヘツドに加えるエネルギーを変えること
によシ、色素の転写量を変化させることができるため、
階調記録が容易となり、高画質のフルカラー記録には特
に有利である。
しかし、この方式に用いる昇華性色素には種々の制約が
あシ、必要とされる性能をすべて満たすものは極めて少
ない。
必要とされる性能としては例えば、色再現上好ましい分
光特性を有すること、昇華し易いこと、元や熱に強いこ
と、種々の化学薬品に強いこと、鮮鋭度が低下しにくい
こと、画像の再転写がしにくいこと、種々の化学薬品に
強いこと、合成が容易なこと、感熱転写材料をつくり易
いこと等があり、特にこれらを満足させるシアン色素の
開発が望まれていた。
(発明が解決しようとする課題) 感熱転写用シアン色素には種々のものが提案されている
が、なかでも特開昭60−23り、21り号、同4/−
21arltり3号、同62−1り/lり1号、同63
−タ/217号等の明細書に記載のインドアニリン系色
素が比較的優れた性能を有している。しかしながらこれ
らも色再現上好ましい分光特性を有していない点でまだ
まだ満足すべきレベルでないという問題t−Nしていた
本発明は上記の欠陥を克服したシアン色素を含有する感
熱転写材料を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記の目的は支持体上に下記一般式(I)また
は/および(II)で表わされる色素を含有する色材層
を有する感熱転写材料によって達成された。     
  0 式中、R1−R13は水素原子、アルキル基、アルコキ
シ基、ハロゲン原子、アシルアミノ基、アルコキシカル
ボニル基、シアノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、
アミノカルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基、カル
バモイル基またはスルファモイル基を表わし、R14、
”15は水素原子、アルキル基またはアリール基を表わ
す。R16は水素原子またはアルキル基を表わし、Xは
アルコキシ基、アリールオキシ基またはアミノ基を表わ
す。
R7がアシルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基
またはアミノカルボニルアミ7基の場合R11とR14
又はR14とR15は互に結合して環を形成してもよい
上記の各置換基はさらに他の置換基で置換されていても
よい。
以下に一般式(1)または/および(11)について詳
しく説明する。
R1−R13は水素原子、アルキル基(炭素数/〜/2
゜例えばメチル、エチル、イソプロピル、ブチル、メト
キシエチル)、アルコキシ基(炭素数/−12゜例えば
メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、メトキシエトキ
シ)、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素)、アシルア
ミノ基(炭素数/〜10のアルキルカルボニルアミノ基
、例えばホルミルアミノ、アセチルアミノ、プロピオニ
ルアミノ、インブチルアミノ、ヘキサハイドロベンゾイ
ルアミノ、ピバロイルアミノ、トリフルオロアセチルア
ミノ、ヘプタフルオロブチリルアミノ、クロロプロピオ
ニルアミノ、シアノアセチルアミノ、フェノキシアセチ
ルアミノ。炭素数3〜10のビニルカルボニルアミノ基
、例えば、アクリロイルアミノ、メタクリロイルアミノ
、クロトノイルアミノ。炭素数7〜/jのアリールカル
ボニルアミノ基、例えばベンゾイルアミノ、p−)ルイ
ルアミノ、ペンタフルオロベンゾイルアミノ、〇−フル
オロベンゾイルアミノ、m−メトキシベンゾイルアミノ
、p−)リフルオロメチルベンゾイルアミノ、2.+L
−ジクロロベンゾイルアミノ、p−メトキシカルボニル
ベンゾイルアミノ、/−ナフトイルアミノ。炭素数夕〜
/3のへテリルカルホニルアミノ基、例えばビコリノイ
ルアミノ、ニコチノイルアミノ、ビロール−2−カルボ
ニルアミノ、チオフェン−2−カルボニルアミノ、70
イルアミノ、ピペリジン−≠−カルボニルアミノ)、ア
ルコキシカルボニル基(炭素数2〜100例えばメトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル)、シアノ基、アル
コキシカルボニルアミノ基(炭素数2〜100例えばメ
トキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、
インプロポキシカルボニルアミノ、メトキシエトキシカ
ルボニルアミノ、N−メチルメトキシカルボニルアミノ
)、アミノカルボニルアミノ基(炭素数/〜10.例え
ばメチルアミノカルボニルアミノ、ジメチルアミノカル
ボニルアミノ、ブチルアミノカルボニルアミノ)、スル
ホニルアミ7基(炭素al−to。
メタンスルホニルアミノ、エタンスルホニルアミノ、N
−メチルメタンスルホニルアミノ、フェニルスルホニル
アミン)、カルバモイル(、R2m/〜/2のアルキル
カルバモイル基。例えばメチルカルバモイル、ジメチル
カルバモイル、ブチルカルバモイル、イソプロピルカル
バモイル、t −ブチルカルバモイル、シクロペンチル
カルバモイル、シクロヘキシルカルバモイル、アクリル
カルバモイル、メトキシエチルカルバモイル、クロロエ
チルカルバモイル、シアノエチルカルバモイル、エチル
シアノエチルカルバモイル、ベンジルカルバモイル、エ
トキシカルボニルメチルカルバモイル、フルフリルカル
バモイル、テトラヒドロフルフリルカルバモイル、フェ
ノキシメチルカルバモイル。
炭素数7〜/!のアリールカルバモイル基、例工ばフェ
ニルカルバモイル、p−トルイルカルバモイル、m−メ
トキシフェニルカルバモイル、弘。
タージクロロフェニルカルバモイル、p−シアノフェニ
ルカルバモイル p−アセチルアミノフェニルカルバモ
イル、p−メトキシカルボニルフェニルカルバモイル、
m−トリフルオロメチルフェニルカルバモイル、0−フ
ルオロフェニルカルバモイル、/−ナフチルカルバモイ
ル。炭素数p〜/2のへチリルカルバモイル基、例えば
、コービリジル力ルバモイル、3−ピリジルカルバモイ
ル、≠−ピリジルカルバモイル、λ−チアゾリルカルバ
モイル、λ−ベンズチアゾリルカルバモイル、コーヘン
ズイミダゾリルカルパモイル、2−(≠−メチル)ピリ
ジルカルバモイル、λ−(!−メチル)/ 、J 、弘
−チアジアゾリルカルバモイル)、スルファモイル基(
炭素数O〜/2゜例えばメチルスルファモイル、ジメチ
ルスルファモイル、メチルスルファモイル、フェニルス
ルファモイル)を表わす。
R1の中で好ましいものは水素原子、炭素数λ〜乙のカ
ルバモイル基であり、R2−R6の中で好ましいものは
水素原子であり、几7の中で好ましいものは炭素数2〜
乙のアシルアミノ基であり、R8の中で好ましいものは
水素原子であり、R9の中で好ましいものは、炭素数λ
〜乙のアシルアミノ基、炭素数/〜弘のアルキル基でア
リ、几1゜の中で好ましいものは水素原子、ハロゲン原
子である。
R11”R13の中で好ましいものは水素原子でちる。
R14、R15は水素原子、アルキル基(炭素数/〜/
コ。例えばメチル、エチル、イソプロピル、ブチル、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、ニーメトキシエチル、
ニークロロエチル、λ−ヒドロキシエチル、λ−シアン
エチル、シアノメチル、−一メチルスルファモイルエチ
ル、ニーメチルスルホニルアミノエチル、λ−メトキシ
カルボニルエチル、λ−アセトキシエチル、メトキシカ
ルボニルメチル、ベンジル、アリル)またはアリール基
(炭素数6〜/λ。例えばフェニル、p−トリル、m−
クロロフェニル)’1表bf。
R7がアシルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基
またはアミ7カルボニルアミノ基の場合R11とR14
又はR14と几15は互いに結合してよ又は6員環を形
成してもよい。
R14、R15の中で好ましいものは炭素数/−Aのア
ルキル基で1)、その中でも特に好ましいものはR1,
が炭素数/〜6の無置換アルキル基、R15が電子吸引
基を含む炭素数ノル乙のアルキル基である。
R16は水素原子、アルキル基(炭素数/−12゜例え
ばメチル、エチル、イソプロピル、ブチル、シクロヘキ
シル、コーメトキシエチル、ベンジル、アリル)を表わ
す。
R16の中で好ましいものは水素原子である。
Xはアルコキシ基(炭素数/−/2゜例えばメトキシ、
エトキシ、インプロポキシ、ブトキシ、メトキシエトキ
シ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、コ
ークロロエトキシ、コーシアノエトキシ、メトキシカル
ボニルメチル、ベンジルオキシ、アリルオキシ)、アリ
ールオキシ基炭素数6〜lj0例えはフェノキシ、p−
メチルフェノキシ、p−メトキシフェノキシ、m−クロ
ロフェノキシ、λ、≠−ジメチルフェノキシ、p−エチ
ルフェノキシ)、アミン基(炭素数0−10afltば
メチルアミノ、ジメチルアミン、イソゾロビルアミノ、
ブチルアミノ、メトキシエテルアミノ、アニリノ、チア
ゾリルアミノ、ベンゾチアゾリルアミノ)を表わす。
Xの中で好ましいものは炭素数l−≠のアルコキシ基で
ある。
以下に本発明に用いられる一般式(I)または/および
(II)で表わされる色素の具体例を示す。
j7 タタ 本発明に用いられる色素は、 塩基の存在下酸化カップリングさせるかにより合成でき
る。
以下に合成例を示す。
合成例 色素屋lの合成 コーメチルカルパモイルーl−ナフトール/3f、!−
(メトキシカルボニルアミノ)−μ−二トロソーN、N
−ジエチルアニリン2J?、エタノールコrorrtt
の混合物f200c:で攪拌し、無水酢酸コO―を滴下
した。io分後結晶が析出したので、エタノール2jO
mlを加えてF取した。
結晶をメタノールでよく洗い乾燥した。
収1iJI?  (mp、/り/’C)。
他の化合物も同様にして合成することができる。
本発明の感熱転写材料は、上記の如き特定の色素を使用
することを主たる特徴としておシ、その第1の実施態様
としては、上記の如き色素を含有する感熱転写層が、熱
移行性の色素およびバインダー樹脂からなる感熱昇華転
写層である態様である。該態様の本発明の感熱転写材料
は、本発明の色素とバインダー樹脂とを適当な溶剤中に
溶解または分散させて塗工iを調製し、該塗工液を支持
体の一方の表面に、例えば約0.2〜夕、04m。
好ましくはO1弘〜λ、0μmの乾燥膜厚となる塗布量
で塗布、乾燥して感熱転写層を形成することによって得
られる。
また、上記の色素とともに用いるバインダー樹脂として
は、このような目的に従来公知であるバインダー樹脂が
いずれも使用することができ、通常耐熱性が高く、しか
も加熱された場合に色素の一移行全妨げないものが選択
され、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂
、エポキシ樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系
樹脂(例えばポリメチルメタクリレート、ポリアクリル
アマイド)、ポリビニルピロリドン等を始めとするビニ
ル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂(例えば塩化ビニル−
詐取ビニル共重合体2%)、ポリカーボネート系樹脂、
ポリスルホン、ポリフエニVンオキサイド、セルロース
系樹脂(例えばメチルセルロース、エチルセルロース、
カルボキシメチルセルロース、セルロースアセテート水
素フタレート、酢酸セルロース、セルロースアセテート
フロビオネート、セルロースアセテートブチレート、セ
ルローストリアセテート等)、ポリビニルアルコール系
樹脂(例えばポリビニルアルコール、ポリビニルブチラ
ールなどの部分ケン化ポリビニルアルコール等)、石油
系樹脂、ロジン訪導体、クマロン−インデン樹脂、テル
ペン系樹脂、ノボラック型フェノール系樹脂、ポリスチ
レン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン)などが用いられる。
このようなバインダー樹脂は、例えば色素i。
0重量部あたり約to−too重量部の割合で使用する
のが好ましい。
本発明において上記の色素およびバインダー樹脂は溶解
または分散するためのインキ溶剤としては、従来公知の
インキ浴剤が自由に1史用でき、具体的には、水、アル
コール系としてメタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール、ブタノール、インブタノール等、エステル
系として酢酸エチル、酢酸ブチル等ケトン系としてメチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン等、芳香族系としてトルエン、キシレン、クロロ
ベンゼン等、ハロゲン系としてジクロルメタン、トリク
ロルエタン、クロロホルム等、N 、 N−ジメチルホ
ルムアミド、N−メチルピロリドン、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン等、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブなどのセロソルブ系また上記の浴媒の混合物があげら
れる。これらの溶剤は、使用する前記色素を所定濃度以
上に、且つ前記バインダー樹脂を十分に溶解または分散
するものとして選択して使用することが重要である。
例えば、前記色素とバインダー樹脂との合計重量の約り
〜20倍の盪の溶剤を使用するのが好ましい。
本発明に用いる色素は単独で使用してもよいしλ種以上
混合してもよい。また本発明に用いる色素を公知の色素
と混合してもよい。
本発明に用いる色素は公知の退色防止剤と併用してもよ
い。
本発明の感熱転写材料の構成に使用する支持体としては
、従来公知のおる程度の耐熱性と強度を有するものであ
ればいずれのものでもよく、例えば0.1−30μm1
好ましくは3〜IOμm程度の厚さの紙、各種加工紙、
ポリエステル(たとえばポリエチレンテレフタレート)
;ポリアミド;ポリカーボネート;グラシン紙;コンデ
ンサー紙;セルロースエステル;弗素ポリマー;ポリエ
ーテル;ポリアセタール;ポリオレフィン;ポリイミド
、ポリフェニレンサルファイド、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、アロファン、ポリイミド等が挙げられる。特
に好ましいものはポリエステルフィルムである。
インクをベースフィルムに塗布する方法としてハ、リバ
ースロールコータ−、グラビアコーターロッドコーター
、エアドクタコーターなどを便用して実施することがで
きる。
上記の如き感熱転写材料は、そのままで十分な本発明に
おいて有用であるが、更にその色素担持I−衣表面粘着
防止層、すなわち離型Iiiを設けてもよく、このよう
な層を設けることにより、熱転写時における感熱転写材
料と被記録材の粘着を防止し、更に高い熱転写温度を便
用し、−層優れた温度の画像を形成することができる。
この離型層としては、鱗に粘着防止性の無機粉末を付着
させたのみでも相当の効果を示し、更に、例えばシリコ
ーンポリマー、アクリルポリマーフッ素化ポリマーの如
き離型性に優れた樹脂から0.0/〜!μm1好ましく
はo、or〜λμ扉の離型層金膜けることによって形成
することができる。
尚、上記の如き無機粉体あるいは離型性ポリマーは色素
担持層中に包含させても十分な効果を奏するものである
更に、このような本発明の感熱転写材料の表面に、サー
マルヘッドの熱による悪影響を防止するために耐熱層を
設けてもよい。
親水性のポリマーよりなる色素−バリヤー層をまた色素
−供与体部材中その支持体と色素層との間に用いてもよ
く、これによって色素の転移濃度が改良される。
以上の如くして得られる好筐しい態様の本発明の感熱転
写材料は、従来公知の被感熱転写材料と重ね合せ、いず
れかの面から、好1しくに感熱転写材料の表面から、例
えばサーマルヘッド等の加熱手段により画像信号に従っ
て加熱することにより、感熱転写層中の色素は比較的低
エネルギーで容易に被感熱転写材料の受容層に、加熱エ
ネルギーの大小に従って移行転写され、優れた鮮明性、
解像性の階調のあるカラー画(fil−形成できる。
不発明に用いる色素は昇華転写方式以外の感熱転写材料
にも利用できる。すなわち、本発明の好ましい第λの実
施態様は、感熱転写材料の感熱転写層が本発明の色素お
よびワックスからなる感熱溶融転写層である態様である
。該態様の感熱転写材料は、前述の如き特定の支持体の
一方の表面に、色素を含むワックスからなる感熱転写層
形成用インキ全用意し、該インクから感熱溶融転写F@
全形成することによって得られる。該インクは、適当な
融点をもったワックス類たとえばパラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、カルナウバワックス、
ウレタン系ワックス等などヲハインダーとし、色素を配
合し分散してなるものである。使用する色素とワックス
の割合は、形成する感熱溶融転写1−甲で色素が約10
−&J−重撤%全占める範囲がよく、また形成する層の
厚さは約/。
5〜乙、OμmCI)範囲が好ましい。その製造および
支持体上への適用は、既知の技術に従って実施できる。
以上の如き第2の好ましい態様の本発明の感熱転写材料
は、前記の第1の態様と同様に使用すると、感熱浴融転
写層が被転写材料に転写され、すぐれた印字金与える。
(発明の効果) 本発明の前記一般式CI)で示されるシアン色素全使用
して得られる転写画像は経時によっても鮮鋭度が低下し
にくい。従って長期間に渡ってくつきジした画像全保持
できる。また他の記録紙への再転写が起りにくい、熱安
定性が太きいという優れた特徴も有している。
(実施例) 以下の実施例および比較例において熱転写材料および被
熱転写材料の製造、両材料を用いた印字、被熱転写材料
の試験は次のように行なった。
実施例1 (熱転写材料(1]の作成) 支持体として片面にコロナ処理が施された淳み6μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルム(東し製、ルミラ
ー)t−使用し、フィルムのコロナ処理面上に、下記組
成の熱転写層用塗料組成物(11をワイヤーバーコーテ
ィングにより、乾燥時の厚みが1μmとなるように塗布
形成し、部材の裏■ 側に、ポリビニルブチラル(ブトバール−74モンサン
ド)(O1≠If/m2)中のポリ(ステアリン酸ビニ
ル)(0,3L?/7FL2)のスリッピングr@全テ
トラヒドロフラン浴剤から被覆した。
熱転写層用塗料組成物(1) 色素(色素ム−7)           ≠1ポリビ
ニルブチラール樹脂(電気化学 展 デンカブチラール200θ−A) ≠Vトルエン 
             弘Om!メチルエチルケト
ン         ≠Otdポリイソシアネート(式
日薬品製 タケネー)D/10N)      0.2虹色素を他
のものに置きかえて、表−1の熱転写材料(2)〜α〔
、及び比較用材料αnt−作成した。
(被熱転写材料の作成) 基材として浮みiroμmの合成紙(玉子油化製、YU
PO−FPG−i jo )t−用い、表面に下記組成
の受容層用塗料組成物il+をワイヤーバーコーティン
グにより乾燥時の厚みが!μmとなるように塗布して被
熱転写材料(11ヲ形成した。乾燥はドライヤーで仮乾
燥後、lmlK1000Cのオーブン中で30分間行な
った。
受容層用塗料組成物(1) ポリエステル樹脂(東洋紡製 バイaンー210 )          20fアミ
ノ変性シリコーンオイル(信越 シリコーン裏KF−437)     0.Itメチル
エチルケトン         Ij1rLtトルエン
              !!反クシクロキサノン
           3011L!上記のようにして
得られた熱転写材料と被熱転写材料とを、熱転写層と受
容層とが接するようにして重ね合わせ、熱転写材料の支
持外側からサーマルヘッドを使用し、サーマルヘッドの
出力o 。
ujW/ドツト、パルス巾O0/よ〜/ j 7FIS
e Csトッド密度6/ドツト/朋の条件で印字を行な
い、被熱転写材料の受容層にシアン色の色素を像状に染
着させたところ、転写むらのない鮮明な画像記録材料が
得られた。
得られた記録済の被熱転写材料の反射スペクトルを日立
製作新製34AO型分元光度計で測定した。
最大反射濃度の波長λmaxと最大反射濃度のV2のa
ft与える短波長側の波長λ1/2の差(λmax−λ
1/z)を半値巾として結果を表−1に記した。
表−/ 米ステータス人フィルターを用いて反射濃[を測定本発
明に用いられる色素が比較例の色素aよりも吸収がシャ
ープで色再現性に優れていることが明らかである。
実施例λ 〔熱転写材料α2の作成〕 下記組成の材料を充分混合分散して滑性耐熱保護層属塗
工液をつくった。
塗工液の組成 メチルメタクリレート102 n−ブチルアクリレート         λ?ベンゾ
イルパーオキサイド     O0/2シリカ    
        2.jfトルエン         
     3rfイソプロピルアルコール(IPA) 
   /!?この塗工液にトルエンとIPAの混合液を
、A度に加え、希釈して基体である厚さ6μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム(以下PETと略する)
にワイヤーパーで塗工し、1000Cで7分間乾燥して
厚さ約/、よμの滑性酊熱保護層金形成した。
ついで下記組成の熱浴融インキを上記耐熱保護層とは反
対面に塗工した。
熱浴融インクの組成 色素&2                / Orラ
ウリン酸バリウム塩        30?カルナバワ
ツクス          209パラフインワツクス
         209分散剤          
    o、5ytN、動パラフィン        
     j?上記組成のインク全Af’cでメチルエ
チルケトン1oorniとトルエン/30m1の混合液
とともにボールミルで約μr時間十分分散させる。
次いで一〇重蓬%の塩ビー酢ビ共重合体樹脂浴液(樹脂
70部、トルエン20部、メチルエチルケトン2θ部)
300?f上記インキ分散液に加え、約7時間ボールミ
ルによって分散し、感熱転写組成物の塗剤を作成した。
この塗剤をワイヤーバーを用いて前記滑性耐熱層ヲ設け
たポリエステルフィルムの表面に塗布し、乾燥6度io
o °Cで7分間乾燥して、厚さ約jμmの熱溶融イン
ク層を形成した。
得られた溶融型転写材料と被熱転写材料として合成紙音
用い実施例−lと類似の方法で転写させたところ、鮮明
なシアン色の記録を得ることができた。またこの記録済
シートの最大反射濃度と半値巾を実施例−7と同様の方
法で調べたところ、非常に高い濃度とシャープな吸収を
示していることがわかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に色材層を有する感熱転写材料において、色材
    層が一般式( I )または/および(II)で表わされる
    色素を含有することを特徴とする感熱転写材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、R_1〜R_1_3は水素原子、アルキル基、ア
    ルコキシ基、ハロゲン原子、アシルアミノ基、アルコキ
    シカルボニル基、シアノ基、アルコキシカルボニルアミ
    ノ基、アミノカルボニルアミノ基、スルホニルアミノ基
    、カルバモイル基またはスルファモイル基を表わし、R
    _1_4、R_1_5は水素原子、アルキル基またはア
    リール基を表わす。R_1_は水素原子またはアルキル
    基を表わし、Xはアルコキシ基、アリールオキシ基また
    はアミノ基を表わす。R_7がアシルアミノ基、アルコ
    キシカルボニルアミノ基またはアミノカルボニルアミノ
    型の場合R_1_1とR_1_4又はR_1_4とR_
    1_5は互いに結合して環を形成してもよい。
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