JPH025918B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025918B2 JPH025918B2 JP59170229A JP17022984A JPH025918B2 JP H025918 B2 JPH025918 B2 JP H025918B2 JP 59170229 A JP59170229 A JP 59170229A JP 17022984 A JP17022984 A JP 17022984A JP H025918 B2 JPH025918 B2 JP H025918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- spring
- insertion hole
- cylinder
- vane spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 23
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 23
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
- F01C21/0818—Vane tracking; control therefor
- F01C21/0827—Vane tracking; control therefor by mechanical means
- F01C21/0845—Vane tracking; control therefor by mechanical means comprising elastic means, e.g. springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は回転式圧縮機に係り、特にベーンを
ピストンに押圧するベーンスプリング部構造の改
良に関するものである。
ピストンに押圧するベーンスプリング部構造の改
良に関するものである。
第４図は従来の回転式圧縮機の横断面図を示
し、第５図は、そのベーンスプリング部の拡大断
面図で実公昭52−31927号公報に示されたものと
同様なものである。
し、第５図は、そのベーンスプリング部の拡大断
面図で実公昭52−31927号公報に示されたものと
同様なものである。
図に於いて、１は密閉外被、２はシリンダ、３
はクランク軸、４はシリンダ２の内周壁をクラン
ク軸３の偏心部に回転自在に係合し偏心回転する
ローリングピストン、５はベーンでローリングピ
ストン４の外周に接し往復運動するとともにシリ
ンダ２空間を吸入室９ａと圧縮室９ｂに区分する
ものである。６はベーン５が往復するベーン溝、
７はベーンスプリングで、ベーン５をローリング
ピストン４に押圧するものである。
はクランク軸、４はシリンダ２の内周壁をクラン
ク軸３の偏心部に回転自在に係合し偏心回転する
ローリングピストン、５はベーンでローリングピ
ストン４の外周に接し往復運動するとともにシリ
ンダ２空間を吸入室９ａと圧縮室９ｂに区分する
ものである。６はベーン５が往復するベーン溝、
７はベーンスプリングで、ベーン５をローリング
ピストン４に押圧するものである。
次に、第４図並びに第５図に示した従来の回転
式圧縮機のベーンスプリング７周辺の動作につい
て以下説明する。図に於いて、ベーンスプリング
７の密閉外被１側座巻部７ａはスプリング有効部
７ｂより大径にしてあり、この座巻部７ａの外周
がスプリング挿入穴８の内壁に密着するととも
に、スプリングの有効部７ｂが挿入穴８の内壁に
接触しないよう所定の間隙Ｃを有するよう保持さ
れ、ベーン５をローリングピストン４に係合させ
る押圧力を与えるものである。
式圧縮機のベーンスプリング７周辺の動作につい
て以下説明する。図に於いて、ベーンスプリング
７の密閉外被１側座巻部７ａはスプリング有効部
７ｂより大径にしてあり、この座巻部７ａの外周
がスプリング挿入穴８の内壁に密着するととも
に、スプリングの有効部７ｂが挿入穴８の内壁に
接触しないよう所定の間隙Ｃを有するよう保持さ
れ、ベーン５をローリングピストン４に係合させ
る押圧力を与えるものである。
以上の従来例では、ベーンスプリング７は、組
立て時に、密閉外被１の取付け前に、スプリング
挿入穴８に挿入され、この挿入穴８から脱落しな
いよう、第５図に示すように、その大径の座巻部
７ａの外周面がスプリング挿入穴８の内周面に摩
擦力により保持されるように取付けられ、その後
密閉外被１がシリンダ２にかぶされる。
立て時に、密閉外被１の取付け前に、スプリング
挿入穴８に挿入され、この挿入穴８から脱落しな
いよう、第５図に示すように、その大径の座巻部
７ａの外周面がスプリング挿入穴８の内周面に摩
擦力により保持されるように取付けられ、その後
密閉外被１がシリンダ２にかぶされる。
このため、第６図の部分断面図に示すように、
スプリング挿入穴８の内壁に対してベーンスプリ
ング７が傾斜した状態で取付けられる場合があつ
た。このような場合にはベーンスプリング７のス
プリング有効部７ｂの外側が挿入穴８の内壁に接
し、圧縮機運転時の伸縮により該接触部間に摩耗
を生じ、場合によつてはベーンスプリング７の折
損を引き起こす原因となつていた。
スプリング挿入穴８の内壁に対してベーンスプリ
ング７が傾斜した状態で取付けられる場合があつ
た。このような場合にはベーンスプリング７のス
プリング有効部７ｂの外側が挿入穴８の内壁に接
し、圧縮機運転時の伸縮により該接触部間に摩耗
を生じ、場合によつてはベーンスプリング７の折
損を引き起こす原因となつていた。
この発明は、このような問題を解消するために
なされたもので、回転式圧縮機をつぎの(1)のとお
りに構成するものである。
なされたもので、回転式圧縮機をつぎの(1)のとお
りに構成するものである。
(1) 駆動源により駆動されるクランク軸と、この
クランク軸に回転自在に係合されシリンダ内を
偏心回転するローリングピストンと、このロー
リングピストンの外周に接して往復運動すると
ともにシリンダ空間を吸入室と圧縮室とに区分
するベーンと、このベーンを前記ローリングピ
ストンに接した状態に押圧するベーンスプリン
グと、前記シリンダをおおう密閉外被とを備
え、前記ベーンスプリングは前記ベーンとの非
接触端側に座巻部を有するとともに、前記ベー
ンスプリングを前記シリンダに設けられたスプ
リング挿入穴に収納するようにした回転式圧縮
機に於いて、前記ベーンスプリングは、座巻部
の外径がその有効部の外径より大きく前記スプ
リング挿入穴の径より小さく選定され、前記ス
プリング挿入穴には前記座巻部に対応する側端
部に前記ベーンスプリングの支持具が嵌合固定
されている回転式圧縮機。
クランク軸に回転自在に係合されシリンダ内を
偏心回転するローリングピストンと、このロー
リングピストンの外周に接して往復運動すると
ともにシリンダ空間を吸入室と圧縮室とに区分
するベーンと、このベーンを前記ローリングピ
ストンに接した状態に押圧するベーンスプリン
グと、前記シリンダをおおう密閉外被とを備
え、前記ベーンスプリングは前記ベーンとの非
接触端側に座巻部を有するとともに、前記ベー
ンスプリングを前記シリンダに設けられたスプ
リング挿入穴に収納するようにした回転式圧縮
機に於いて、前記ベーンスプリングは、座巻部
の外径がその有効部の外径より大きく前記スプ
リング挿入穴の径より小さく選定され、前記ス
プリング挿入穴には前記座巻部に対応する側端
部に前記ベーンスプリングの支持具が嵌合固定
されている回転式圧縮機。
以下、この発明を実施例により説明する。
第１図はこの発明の第１実施例である“回転式
圧縮機”のベーンスプリング部の断面図である。
回転式圧縮機の他の部分は第４図と同様の構成で
あり、ここでの説明は省略する。
圧縮機”のベーンスプリング部の断面図である。
回転式圧縮機の他の部分は第４図と同様の構成で
あり、ここでの説明は省略する。
第１図に示すように、スプリング挿入穴８に
は、ベーンスプリング７の座巻部７ａに対応する
側端部に、断面コ字形の支持具１０が嵌合固定さ
れており、組立て時にベーンスプリング７がスプ
リング挿入穴８より外側に脱落するのが阻止され
る。
は、ベーンスプリング７の座巻部７ａに対応する
側端部に、断面コ字形の支持具１０が嵌合固定さ
れており、組立て時にベーンスプリング７がスプ
リング挿入穴８より外側に脱落するのが阻止され
る。
又、ベーンスプリング７は、座巻部７ａの外径
がその有効部７ｂの外径より大きくスプリング挿
入穴８の径より小さく選定されているので、圧縮
機運転時にベーンスプリング７の有効部７ｂがス
プリング挿入穴８の内壁に接することがない。
又、座巻部７ａの外径がスプリング挿入８の径よ
り小さく選定されているので、ベーンスプリング
７、スプリング挿入穴８における、径の誤差や温
度伸縮によつて第６図のような状態となるおそれ
がなく、ベーンスプリング７はスプリング挿入穴
８内に傾くことなく保持される。
がその有効部７ｂの外径より大きくスプリング挿
入穴８の径より小さく選定されているので、圧縮
機運転時にベーンスプリング７の有効部７ｂがス
プリング挿入穴８の内壁に接することがない。
又、座巻部７ａの外径がスプリング挿入８の径よ
り小さく選定されているので、ベーンスプリング
７、スプリング挿入穴８における、径の誤差や温
度伸縮によつて第６図のような状態となるおそれ
がなく、ベーンスプリング７はスプリング挿入穴
８内に傾くことなく保持される。
第２図はこの発明の第２実施例である“回転式
圧縮機”のベーンスプリング部の断面図であり、
第３図は同実施例要部の分解斜視図である。
圧縮機”のベーンスプリング部の断面図であり、
第３図は同実施例要部の分解斜視図である。
図示のように、スプリング挿入穴８の側端部に
溝１１が設けられ、この溝１１に支持具１０が嵌
合固定されている。
溝１１が設けられ、この溝１１に支持具１０が嵌
合固定されている。
又、ベーンスプリング７は、第１実施例と同様
に、座巻部７ａの外径が有効部７ｂの外径より大
きくスプリング挿入穴８の径より小さく選定され
ている。
に、座巻部７ａの外径が有効部７ｂの外径より大
きくスプリング挿入穴８の径より小さく選定され
ている。
本実施例においても、第１実施例と同様の理由
で、ベーンスプリング７の有効部７ｂがスプリン
グ挿入穴８の内壁に接することがなく、第６図の
ような状態となるおそれがない。
で、ベーンスプリング７の有効部７ｂがスプリン
グ挿入穴８の内壁に接することがなく、第６図の
ような状態となるおそれがない。
以上説明したように、この発明によれば、組立
て時にベーンスプリングは、密閉外被がなくても
スプリング挿入穴から外側に脱落することがな
く、圧縮機運転中にベーンスプリングはスプリン
グ挿入穴内で傾くことなく支持され、その有効部
が挿入穴の内壁に接して摩耗し、折損するという
ことがなく、信頼性の高い回転式圧縮機を得るこ
とができる。
て時にベーンスプリングは、密閉外被がなくても
スプリング挿入穴から外側に脱落することがな
く、圧縮機運転中にベーンスプリングはスプリン
グ挿入穴内で傾くことなく支持され、その有効部
が挿入穴の内壁に接して摩耗し、折損するという
ことがなく、信頼性の高い回転式圧縮機を得るこ
とができる。
第１図はこの発明の第１実施例のベーンスプリ
ング部の断面図、第２図はこの発明の第２実施例
のベーンスプリング部の断面図、第３図は同実施
例の要部の分解斜視図、第４図は従来例の断面
図、第５図は従来例のベーンスプリング部の断面
図、第６図は同従来例の欠点を示す図である。 図中、１は密閉外被、２はシリンダ、３はクラ
ンク軸、４はローリングピストン、５はベーン、
７はベーンスプリング、７ａは座巻部、７ｂは有
効部、１０は支持具である。なお、図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
ング部の断面図、第２図はこの発明の第２実施例
のベーンスプリング部の断面図、第３図は同実施
例の要部の分解斜視図、第４図は従来例の断面
図、第５図は従来例のベーンスプリング部の断面
図、第６図は同従来例の欠点を示す図である。 図中、１は密閉外被、２はシリンダ、３はクラ
ンク軸、４はローリングピストン、５はベーン、
７はベーンスプリング、７ａは座巻部、７ｂは有
効部、１０は支持具である。なお、図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- １ 駆動源により駆動されるクランク軸と、この
クランク軸に回転自在に係合されシリンダ内を偏
心回転するローリングピストンと、このローリン
グピストンの外周に接して往復運動するとともに
シリンダ空間を吸入室と圧縮室とに区分するベー
ンと、このベーンを前記ローリングピストンに接
した状態に押圧するベーンスプリングと、前記シ
リンダをおおう密閉外被とを備え、前記ベーンス
プリングは前記ベーンとの非接触端側に座巻部を
有するとともに、前記ベーンスプリングを前記シ
リンダに設けられたスプリング挿入穴に収納する
ようにした回転式圧縮機に於いて、前記ベーンス
プリングは、座巻部の外径がその有効部の外径よ
り大きく前記スプリング挿入穴の径より小さく選
定され、前記スプリング挿入穴には前記座巻部に
対応する側端部に前記ベーンスプリングの支持具
が嵌合固定されていることを特徴とする回転式圧
縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17022984A JPS6149188A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17022984A JPS6149188A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 回転式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149188A JPS6149188A (ja) | 1986-03-11 |
| JPH025918B2 true JPH025918B2 (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=15901057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17022984A Granted JPS6149188A (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6149188A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001050184A (ja) * | 1999-08-05 | 2001-02-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 多気筒回転圧縮機 |
| TW568996B (en) * | 2001-11-19 | 2004-01-01 | Sanyo Electric Co | Defroster of refrigerant circuit and rotary compressor for refrigerant circuit |
| KR101245586B1 (ko) | 2006-08-25 | 2013-03-20 | 엘지전자 주식회사 | 로터리 압축기 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493532U (ja) * | 1972-04-12 | 1974-01-12 | ||
| JPS5929795A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-17 | Toshiba Corp | ロ−タリ式圧縮機 |
-
1984
- 1984-08-15 JP JP17022984A patent/JPS6149188A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493532U (ja) * | 1972-04-12 | 1974-01-12 | ||
| JPS5929795A (ja) * | 1982-08-13 | 1984-02-17 | Toshiba Corp | ロ−タリ式圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6149188A (ja) | 1986-03-11 |
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| JPS6347919B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |