JPH025908B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH025908B2 JPH025908B2 JP60091914A JP9191485A JPH025908B2 JP H025908 B2 JPH025908 B2 JP H025908B2 JP 60091914 A JP60091914 A JP 60091914A JP 9191485 A JP9191485 A JP 9191485A JP H025908 B2 JPH025908 B2 JP H025908B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch pipe
- pipe
- drain hole
- branch
- gas passage
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M35/00—Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M35/12—Intake silencers ; Sound modulation, transmission or amplification
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、気体通路管の途中に、先端を閉塞し
た分岐管が接続されてなるサイドブランチ型消音
装置に関する。
た分岐管が接続されてなるサイドブランチ型消音
装置に関する。
(2) 従来の技術
かかる消音装置において、分岐管の設置位置を
可及的に低く設定して、分岐管とその上方の他の
機器との干渉を容易に回避するために、分岐管の
少なくとも一部を、該分岐管と気体通路管との接
続部よりも低位置に配設するようにしたものは従
来公知である。
可及的に低く設定して、分岐管とその上方の他の
機器との干渉を容易に回避するために、分岐管の
少なくとも一部を、該分岐管と気体通路管との接
続部よりも低位置に配設するようにしたものは従
来公知である。
(3) 発明が解決しようとする課題
ところで上記消音装置において、分岐管内の最
下部には気体中の水分が凝縮して溜るので、水抜
き孔を設ける必要があるが、水抜き孔を設けると
消音効果が低減してしまう。
下部には気体中の水分が凝縮して溜るので、水抜
き孔を設ける必要があるが、水抜き孔を設けると
消音効果が低減してしまう。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであ
り、分岐管の消音効果の減少を極力抑え得るよう
に、水抜き孔の位置を定めたサイドブランチ型消
音装置を提供することを目的とする。
り、分岐管の消音効果の減少を極力抑え得るよう
に、水抜き孔の位置を定めたサイドブランチ型消
音装置を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明によれば、気
体通路管の途中に、先端を閉塞した分岐管が接続
され、その分岐管の少なくとも一部は、該分岐管
と気体通路管との接続部よりも低位置に配設され
てなるサイドブランチ型消音装置において、分岐
管は、前記接続部寄りの部分を最下部として配置
され、その最下部に水抜き孔が設けられる。
体通路管の途中に、先端を閉塞した分岐管が接続
され、その分岐管の少なくとも一部は、該分岐管
と気体通路管との接続部よりも低位置に配設され
てなるサイドブランチ型消音装置において、分岐
管は、前記接続部寄りの部分を最下部として配置
され、その最下部に水抜き孔が設けられる。
(2) 作用
水抜き孔の位置を上記のように定めることによ
り、該孔の特設に起因した消音効果の減少の程度
が極力小さく抑えられる。
り、該孔の特設に起因した消音効果の減少の程度
が極力小さく抑えられる。
(3) 実施例
以下、図面により本発明を車両用内燃機関の吸
気系に適用したときの一実施例について説明する
と、先ず第1図および第2図において、エンジン
ルーム内で、図示しない機関本体に空気を供給す
るための気体通路管としての吸気管1の途中に
は、先端が閉塞した分岐管2が接続されており、
この分岐管2はラジエータ3側に延設される。す
なわち、分岐管2は、吸気管1との接続部4に近
接した部分を、該接続部4よりも低位の最下部2
aとして、ラジエータ3側に向けて徐々に立ち上
り、さらにラジエータ3の後方側面上部に沿つて
配置され、支持部材5によつてラジエータ3に支
持される。
気系に適用したときの一実施例について説明する
と、先ず第1図および第2図において、エンジン
ルーム内で、図示しない機関本体に空気を供給す
るための気体通路管としての吸気管1の途中に
は、先端が閉塞した分岐管2が接続されており、
この分岐管2はラジエータ3側に延設される。す
なわち、分岐管2は、吸気管1との接続部4に近
接した部分を、該接続部4よりも低位の最下部2
aとして、ラジエータ3側に向けて徐々に立ち上
り、さらにラジエータ3の後方側面上部に沿つて
配置され、支持部材5によつてラジエータ3に支
持される。
ここで、ラジエータ3の後方側面には、ラジエ
ータフアン6およびコンデンサフアン7が配設さ
れる。また該側面上部には、キヤツプ8で閉塞さ
れる冷却水供給管9およびアツパホース10を接
続するための接続管11が後方に向けて突設され
ており、分岐管2は冷却水供給管9および接続管
11に接触することを避けながら、ラジエータフ
アン6におけるシユラウド12の上部に沿つて彎
曲、配置される。
ータフアン6およびコンデンサフアン7が配設さ
れる。また該側面上部には、キヤツプ8で閉塞さ
れる冷却水供給管9およびアツパホース10を接
続するための接続管11が後方に向けて突設され
ており、分岐管2は冷却水供給管9および接続管
11に接触することを避けながら、ラジエータフ
アン6におけるシユラウド12の上部に沿つて彎
曲、配置される。
この分岐管2内に水が溜ることを防止するため
に、分岐管2の最下部2a、すなわち接続部4に
近接した部分には、下方に向けて開いた水抜き孔
13が設けられる。
に、分岐管2の最下部2a、すなわち接続部4に
近接した部分には、下方に向けて開いた水抜き孔
13が設けられる。
次に、水抜き孔13の位置を定めるに当つて本
発明者が行なつた実験結果を第3図及び第4図に
より説明する。第4図は、吸気系騒音が各周波数
領域において、分岐管の特設によつてどれだけ減
衰されたかを示すグラフであり、このグラフの曲
線のピーク値Pを「減衰量ピーク値」と、またそ
のピーク値に対応した音圧レベルから、それより
5dB低い音圧レベルまでの間の範囲に含まれる周
波数域H1〜H2を「減衰量5dB周波数域」とそれ
ぞれ定義したときに、減衰量ピーク値Pができ
るだけ大きいこと、減衰量5dB周波数域H1〜
H2が極度に狭くならないことが、良好な消音効
果を得る上で重要な条件とされる。
発明者が行なつた実験結果を第3図及び第4図に
より説明する。第4図は、吸気系騒音が各周波数
領域において、分岐管の特設によつてどれだけ減
衰されたかを示すグラフであり、このグラフの曲
線のピーク値Pを「減衰量ピーク値」と、またそ
のピーク値に対応した音圧レベルから、それより
5dB低い音圧レベルまでの間の範囲に含まれる周
波数域H1〜H2を「減衰量5dB周波数域」とそれ
ぞれ定義したときに、減衰量ピーク値Pができ
るだけ大きいこと、減衰量5dB周波数域H1〜
H2が極度に狭くならないことが、良好な消音効
果を得る上で重要な条件とされる。
而して前記実験は、分岐管2の先端から水抜き
孔13の位置までの距離を変化させて、その変化
に伴う減衰量ピーク(A)および減衰量5dB周波数域
(B)の各変化特性を測定したものである。この実験
結果によれば、水抜き孔13の位置を接続部4寄
りとする方が水抜き孔13を設けないとき(すな
わち第3図の横軸が1.0のとき)に近い、大きな
減衰量ピーク値(A)が得られ、しかもその場合でも
減衰量5dB周波数域(B)の極端な減少は見られない
から、良好な消音効果が発揮されているものと評
価することができる。
孔13の位置までの距離を変化させて、その変化
に伴う減衰量ピーク(A)および減衰量5dB周波数域
(B)の各変化特性を測定したものである。この実験
結果によれば、水抜き孔13の位置を接続部4寄
りとする方が水抜き孔13を設けないとき(すな
わち第3図の横軸が1.0のとき)に近い、大きな
減衰量ピーク値(A)が得られ、しかもその場合でも
減衰量5dB周波数域(B)の極端な減少は見られない
から、良好な消音効果が発揮されているものと評
価することができる。
なお、第3図で示す実験結果は、水抜き孔13
の直径を3mmφとしたときのものであるが、水抜
き孔13の直径は水抜き機能を充分に発揮した上
で極力小さいことが望ましい。
の直径を3mmφとしたときのものであるが、水抜
き孔13の直径は水抜き機能を充分に発揮した上
で極力小さいことが望ましい。
次にこの実施例の作用について説明すると、吸
気管1内を定常波音場とする騒音は分岐管2の働
きにより低減され、空気中水分の凝縮により生じ
る水は水抜き孔13から排出される。しかも水抜
き孔13は接続部4に近い部分に設けられている
ので、水抜き孔13を設けたことによる消音効果
の低減を極力小さく抑えることができる。
気管1内を定常波音場とする騒音は分岐管2の働
きにより低減され、空気中水分の凝縮により生じ
る水は水抜き孔13から排出される。しかも水抜
き孔13は接続部4に近い部分に設けられている
ので、水抜き孔13を設けたことによる消音効果
の低減を極力小さく抑えることができる。
以上の実施例では、車両用内燃機関の吸気系に
本発明を適用した場合について説明したが、本発
明は騒音低減のための共鳴型消音装置として広く
実施され得るものである。
本発明を適用した場合について説明したが、本発
明は騒音低減のための共鳴型消音装置として広く
実施され得るものである。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、気体通路管の途
中に、先端を閉塞した分岐管が接続され、その分
岐管の少なくとも一部は、該分岐管と気体通路管
との接続部よりも低位置に配設されてなるサイド
ブランチ型消音装置において、分岐管は、前記接
続部寄りの部分を最下部として配置され、その最
下部に水抜き孔が設けられるので、本発明者の実
験結果で確認されたように、水抜き孔の特設に起
因した消音効果の減少の程度を極力小さく抑える
ことができ、従つて消音効果を然程損なうことな
く水抜き孔を設けることができて、該孔より分岐
管内の水を支障なく排出させることができる。し
かも分岐管の少なくとも一部を、該分岐管と気体
通路管との接続部よりも低位置に配設したことに
より、分岐管の設置位置を可及的に低く設定する
ことができる。
中に、先端を閉塞した分岐管が接続され、その分
岐管の少なくとも一部は、該分岐管と気体通路管
との接続部よりも低位置に配設されてなるサイド
ブランチ型消音装置において、分岐管は、前記接
続部寄りの部分を最下部として配置され、その最
下部に水抜き孔が設けられるので、本発明者の実
験結果で確認されたように、水抜き孔の特設に起
因した消音効果の減少の程度を極力小さく抑える
ことができ、従つて消音効果を然程損なうことな
く水抜き孔を設けることができて、該孔より分岐
管内の水を支障なく排出させることができる。し
かも分岐管の少なくとも一部を、該分岐管と気体
通路管との接続部よりも低位置に配設したことに
より、分岐管の設置位置を可及的に低く設定する
ことができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第
1図は本発明を車両用内燃機関の吸気系に適用し
たときの平面図、第2図は第1図の矢視図、第
3図は、水抜き孔位置を変化させた場合の減衰量
ピーク値及び減衰量5dB周波数域の各変化特性を
示すグラフ、第4図は、分岐管特設に伴う騒音減
衰量の変化特性を示すグラフである。 1……気体通路管としての吸気管、2……分岐
管、2a……最下部、4……接続部、13……水
抜き孔。
1図は本発明を車両用内燃機関の吸気系に適用し
たときの平面図、第2図は第1図の矢視図、第
3図は、水抜き孔位置を変化させた場合の減衰量
ピーク値及び減衰量5dB周波数域の各変化特性を
示すグラフ、第4図は、分岐管特設に伴う騒音減
衰量の変化特性を示すグラフである。 1……気体通路管としての吸気管、2……分岐
管、2a……最下部、4……接続部、13……水
抜き孔。
Claims (1)
- 1 気体通路管1の途中に、先端を閉塞した分岐
管2が接続され、その分岐管2の少なくとも一部
は、該分岐管2と気体通路管1との接続部4より
も低位置に配設されてなるサイドブランチ型消音
装置において、前記分岐管2は、それの前記接続
部4寄りの部分を最下部2aとして配置され、そ
の最下部2aに水抜き孔13が設けられることを
特徴とする、サイドブランチ型消音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9191485A JPS61250374A (ja) | 1985-04-29 | 1985-04-29 | サイドブランチ型消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9191485A JPS61250374A (ja) | 1985-04-29 | 1985-04-29 | サイドブランチ型消音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250374A JPS61250374A (ja) | 1986-11-07 |
JPH025908B2 true JPH025908B2 (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=14039850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9191485A Granted JPS61250374A (ja) | 1985-04-29 | 1985-04-29 | サイドブランチ型消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61250374A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3525419A (en) * | 1968-02-07 | 1970-08-25 | Cassel Thomas Richard | Exhaust system |
JPS5548773U (ja) * | 1978-09-27 | 1980-03-31 | ||
JPS5952164B2 (ja) * | 1980-06-18 | 1984-12-18 | イタルフアルマコ・エツセ・ピ・ア | グルコサミノグルカン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする抗脂肪血症剤 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55154358U (ja) * | 1979-04-24 | 1980-11-07 | ||
JPS5952164U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-05 | 日野自動車株式会社 | 空気吸込口構造 |
-
1985
- 1985-04-29 JP JP9191485A patent/JPS61250374A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3525419A (en) * | 1968-02-07 | 1970-08-25 | Cassel Thomas Richard | Exhaust system |
JPS5548773U (ja) * | 1978-09-27 | 1980-03-31 | ||
JPS5952164B2 (ja) * | 1980-06-18 | 1984-12-18 | イタルフアルマコ・エツセ・ピ・ア | グルコサミノグルカン誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする抗脂肪血症剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61250374A (ja) | 1986-11-07 |
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