JPH0259080A - 穀粒選別装置の検出装置及び制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、内周面に多数の壷穴の構成されている回転
選別筒で、籾・玄米の混合米を選別する穀粒選別装置に
利用することができる。

〔従来技術〕

内周面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒を横軸
回りに回転させて、籾・玄米の混合米を選別する穀粒選
別装置がある。この回転選別筒内には、仕上米樋が横架
されていて、また、回転選別筒の供給側には、被選別穀
粒の上面に接触する板状の層厚検出具を配設して、この
層厚検出具で被選別穀粒量を検出して、脱ぶ部の籾供給
調節弁を関連調節し、回転選別筒へ供給される穀粒量を
調節制御するものがある。

［発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この従来装置にあっては、層厚検出具が回転選
別筒の下部に配設されているため、この回転選別筒を清
掃や点検ａ備のために、取り外す際に邪魔になるなり、
また、この層厚検出具では回転選別筒への穀粒供給量の
調節制御しかできないという問題点が有った。

そこで、この発明は、回転選別筒内の仕上米樋の受け面
積を広狭自在に調節する仕上米調節弁に特殊に検出セン
サを設けることにより、従来装置の欠点を解消すると共
に、この検出センサの検出結果に基づき回転選別筒の複
数の調節手段の調節を可能にしようとするものである。

〔問題を解決するための手段〕

このような技術的課題を解決するための、第１項の発明
の技術手段は、内周面に多数の壷穴が構成されていて横
軸回りに回転する回転選別筒１１に玄米を受ける仕上米
樋１６を架設し、仕上米樋１６の受け面積を広狭自在に
調節できる仕上米調節弁１６ａの選別始端側及び選別終
端側に、籾米と玄米との判別及び穀粒量を検出できる第
１検出センサ３１．第２検出センサ３２を設けて、仕上
米樋１６ａへの籾米及び玄米の汲み上げ状態の検出並び
に回転選別筒１１内の選別始端側及び選別終端側の穀粒
量を推定することを特徴とする穀粒選別装置の検出装置
の構成としたことであり。

また、第２項の発明の技術手段は、内周面に多数の壷穴
が構成されていて横軸回りに回転する回転選別筒１１に
玄米を受ける仕上米樋１６を架設し、仕上米樋１６の受
け面積を広狭自在に調節できる仕上米調節弁１６ａの選
別始端側及び選別終端側に、籾米と玄米との判別及び穀
粒量を検出できる第１検出センサ３１．第２検出センサ
３２を設け、この第１検出センサ３１．第２検出センサ
３２の検出結果に基づき、仕上米調節弁１８ａの広狭調
節２回転選別筒１１の選別始端側から選別終端側への傾
斜調節９回転選別筒１１の回転数調節あるいは回転選別
筒１１への被選別穀粒量の供給調節の内少なくとも一つ
を関連的に制御することを特徴とする穀粒選別装置の制
御装置の構成としたことである。

［発明の６作用効果］ 第１項の発明では、仕上米樋１６の受け面積を広狭自在
に調節できる仕上米調節弁１６ａの選別始端側及び選別
終端側に、籾米と玄米との判別及び籾・玄米量を検出で
きる第１検出センサ３１゜第２検出センサ３２を設けて
いるので、仕上米樋１６への籾米及び玄米の汲み上げ状
況についても。

仕上米樋１６への汲み上げ量および選別始端側から選別
終端側への偏った汲み上げ状態を検出することができ、
また、第１出センサ３１．第２検出センサ３２の検出結
果から４回転選別筒１１内の選別始端側から選別終端側
へかけての被選別穀粒量及びその片寄り状態の検出をす
ることができるものである。

また、第２項目の発明は、仕上米樋１６の受け面積を広
狭自在に調節できる仕上米調節弁１６ａの選別始端側及
び選別終端側に設けられている、籾米と玄米との判別及
び籾・玄米量を検出できる第１検出センサ３１．第２検
出センサ３２による仕上米樋１６への扱み上げ量、仕上
米樋１６への選別始端側から選別終端側への偏った汲み
上げ状態、並びに、回転選別筒１１内の選別始端側から
選別終端側へかけての被選別穀粒量及びその片寄り状態
の多数の選別情報を検出することができて。

数少ない検出センサの検出結果に基づき、仕上米調節弁
１６ａの広狭調節９回転選別筒１１の選別始端側から選
別終端側への傾斜角度調節９回転選別筒１１の回転数調
節あるいは回転選別筒１１への被選別穀粒量の供給調節
という比較的多くの調節個所を調節制御することができ
るものである。

〔実施例〕

以下１図面に示すこの発明の実施例について説明する。

まず、実施例の構成について説明する。

１は、脱ぶ部で、この脱ぷ部１は、籾ホッパ２゜一対の
脱ぷロール３，３等で構成されている。４は、摺落米風
選路で、前方の吸引ファン室５により発生する選別風に
よって、脱ぶ部１からの摺落米を選別し、籾殻を吸引フ
ァン室５から排塵筒６を経て機外へ排出し、玄米および
籾の混合米を下方の摺落米受樋７へ落下供給する。摺落
米受樋７に落下した混合米は、混合米揚穀Ｉａ８で混合
米ホッパ９を経て９回転選別筒１１側の供給樋１４の始
端部へ搬送される構成である。

１０は、選別ケースで、この選別ケース１０内には、内
周面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒１１が横
軸回りに回転できるよう、選別始端側（第１図で右側）
および選別終端側（第１図で左側）を、駆動ローラ１２
，１２で回転自在に支持されている。この回転選別筒１
１内には、供給ラセン１３の有る供給樋１４．仕上米ラ
セン１５の有る仕上米櫃１６を横架している。１６ａは
、仕上米樋１６の汲み上げ側に設けられていて、受け面
積を広狭自在に調節できる仕上米調節弁である。

この供給樋１４および仕上米樋１６を回転選別筒１１内
に配設するにあたっては、供給樋１４を第２図に示すよ
うに、回転選別筒１１の下方から上方へ回転する汲み上
げ側に、また、仕上米樋１６を回転選別筒１１の上方か
ら下方へ回転する側に配設して１回転選別筒１１の壷穴
により低く汲み上げられた玄米及び籾米の混合米は、供
給樋１４に落下し、供給ラセン１３で供給樋１４の終端
側へ移送されるように構成されていて、供給樋１４は混
合米受樋の機能も兼ねている。

仕上米樋１６の排出側端部は、仕上米流下筒１７、仕上
米流穀板１８を介して下方の仕上米受樋１９へ連通され
ていて、玄米は仕上米流下筒１７および仕上米流穀板１
８から仕」−米受１ｉ１１９へ落下する間に風選されて
、仕上米受樋１９へ流下した玄米は、仕上米揚穀機２０
を介して機外に取り出されるものである。

回転選別筒１１の排出側端部下方には、籾受樋２１を配
置し、籾受樋２１に落下した回転選別筒１１の選別後の
籾米を主体とした穀粒は、籾揚穀機２２で揚穀されて、
籾還元ホッパ２３を経て、脱ぷ部１へ還元される。

２４は、回転数制御モータで１回転数制御モータ２４の
回転動力は、伝動ベルト２５．　ｒｊＩＡ動ローラ軸２
６を介して駆動ローラ１２，１２に伝達される。２７は
、仕上弁制御モータで、仕上米樋１６の仕上米調節弁１
６ａを広狭自在に調節する。

選別ケース１０の脱ぷ部１に近い下端部は、軸２８で支
持されていて１回転選別筒１１の選別始端側が上下方向
に回動する構成である６２９は、回転選別筒１１の選別
始端側から選別終端側への傾斜角度を調節する傾斜調節
手段で、３０は、この傾斜調節手段２９を調節制御する
傾斜角度制御モータである。

次に、第１検出センサ３１．第２検出センサ３２につい
て説明する。仕上米樋１６の受け面積を広狭自在に調節
できる仕上米調節弁１６ａには、その選別始端側及び選
別終端側に、籾米と玄米との判別ができ、かつ、籾米及
び玄米の粒数を検出できる選別始端側の第１検出センサ
３１２選別終端側の第２検出センサ３２を設けている。

この第１検出センサ３１．第２検出センサ３２により、
仕上米樋１６への選別始端側及び選別終端側の籾。

玄米の別々の汲み上げ粒数及び籾と玄米との合計の汲み
上げ粒数が検出でき、この検出結果により、回転選別筒
１１内の選別始端側及び選別終端側の穀粒量を推測する
ことができるものである。なお、この第１検出センサ３
１．第２検出センサ３２は、この実施例では、仕上米調
節弁１６ａに直接取付けているが、漏斗状の穀粒案内路
の終端部に取付けてもよい。また、３３は、回転選別筒
１１の回転数を検出することのできる回転数検出センサ
である。

この第１検出センサ３１．第２検出センサ３２および回
転数検出センサ３３の検出情報は、入力インターフェイ
ス３４を介して、ＣＰＵ内蔵の制御部３５へ入力される
ものである。制御部３５からは出力インターフェイス３
６を介して脱ぶ部１の籾供給調節弁３７を駆動する供給
量制御モータ３８、回転選別筒１１の回転数を増減調節
する回転数制御モータ２４．仕上米調節弁１６ａの広狭
調節をする仕上弁制御モータ２７２回転選別筒１１の選
別始端側から選別終端側への傾斜角度の調節をする傾斜
角度制御モータ３０への制御指令信号、並びに、回転選
別筒１１の壷穴の適否を表示する回転選別筒の適否表示
装置３９に表示信号が送られる構成としている。

選別始端側の第１検出センサ３１２選別終端側の第２検
出センサ３２からの検出情報と制御部３５内の設定基準
情報とが比較されて、次の制御指令信号及び表示信号が
出力される。

■選別始端側の第１検出センサ３１及び選別終端側の第
２検出センサ３２の籾・玄米の穀粒量が共に設定基準量
よりも多い場合には、回転選別筒１１の選別始端側及び
選別終端側の被選別穀粒量が共に多いと判断し、制御部
３５から出力インターフェイス３６を介して、脱ぷ部１
の籾供給調節弁３７を調節駆動する供給量制御モータ３
８に減少調節をする指令信号が出力されて、籾供給調節
弁３７が供給量減少側に調節制御される。また、反対に
穀粒数が共に少ない場合には、籾供給調節弁３７が供給
量増加側に３１Ｉｆｆ５制御される。

■選別始端側の第１検出センサ３１及び選別終端側の第
２検出センサ３２の籾量が共に設定基準量よりも多い場
合には、回転選別筒１１の回転数を増減調節する回転数
制御モータ２４に回転数を減少調節する指令信号が出力
され、また、選別始端側の第１検出センサ３１及び選別
終端側の第２検出センサ３２の籾量が共に設定基準量よ
りも少ない場合には１回転選別筒１１の回転数を増減調
節する回転数制御モータ２４に回転数を増加調節する指
令信号が出力されて、回転数制御モータ２４が回転数が
増加側に調節制御される。

■選別始端側の第１検出センサ３１あるいは選別終端側
の第２検出センサ３２の何れかの籾量が設定基準量より
も多い場合には、仕上米調節弁１６ａの広狭調節をする
仕上弁制御モータ２７に受け面積を減少調節する指令信
号が出力され、また、選別始端側の第１検出センサ３１
及び選別終端側の第２検出センサ３２の籾量が共に設定
基準量よりも少ない場合には、仕上弁制御モータ２７に
受け面積を増加調節する指令信号が出力されて、仕上弁
制御モータ２７が調節制御される。

■選別始端側の第１検出センサ３１で籾・玄米の穀粒数
が多く、選別終端側の第２検出センサ３２の籾・玄米の
穀粒数が、選別始端側の第１検出センサ３１の検出穀粒
量の所定量より少ない場合には、被選別穀粒の標準的な
分布状態に対して、回転選別筒１１の選別始端側の被選
別穀粒量が選別終端側よりも多いと判断し、回転選別筒
１１の選別始端側から選別終端側への傾斜角度の調節を
する傾斜角度制御モータ３０を急傾斜に調節する側の制
御指令信号を出力し、また、逆に選別始端側の第１検出
センサ３１で検出した籾・玄米の穀粒数が少なく１選別
終端側の第２検出センサ３２で検出した籾・玄米の穀粒
数が多い場合には、回転選別筒１１の被選別穀粒の適正
な分布状態に対して、選別始端側の被選別穀粒量が少な
いと判断し、回転選別筒１１の選別始端側から選別終端
側への傾斜角度の調節をする傾斜角度制御モータ３Ｏを
緩やかな傾斜に調節する制御指令信号を出力し、回転選
別筒１１の選別始端側から選別終端側への傾斜角度を調
節制御する。

■回転数検出センサ３３が所定回転数以下の回転数を検
出していて、且つ、選別始端側の第１検出センサ３１あ
るいは選別終端側の第２検出センサ３２の何れかが、所
定比率共」−の籾米を検出している場合には、回転選別
筒１１の壷穴が大きすぎると判定し、回転選別筒１１の
壷穴の適否を表示する回転選別筒の適否表示装置３９に
壷穴が大きすぎる旨の不適正表示を表示する不適正表示
信号を出力するものである。

また１回転数検出センサ３３が所定回転数以上の回転数
を検出していて、且つ、選別始端側の第１検出センサ３
１及び／または選別終端側の第２検出センサ３２が、所
定量の籾・玄米の穀粒数を検出しない場合には、回転選
別筒１１の壷穴が小さすぎると判定し、回転選別筒１１
の壷穴の適否を表示する回転選別筒の適否表示装置３９
に壷穴が小さすぎる旨の不適正表示を表示する不適正表
示信号を出力するものである。

次に実施例の作用について説明する。

籾摺作業をする場合には、籾ホッパ２に籾を供給し、籾
摺機の回転各部を駆動する。すると、籾ホッパ２から脱
ぷ部１へ供給された籾は、脱ぷロール３，３で脱ぷ作用
を受け、摺落米は下方の摺落米風選路４で選別され、籾
殻は排塵筒６から機外へ排出され、玄米及び籾の混合米
は、摺落米受樋７に落下供給され１次いで混合米揚穀機
８で混合米ホッパ９に供給されて１回転選別筒１１側の
供給樋１４の始端側へ揚上供給され、供給樋１４内の供
給ラセン１３で回転選別筒１１の選別始端側へ供給され
る。

ついで、混合米は、第２図で時計方向へ回転している回
転選別筒１１の壷穴により汲み上げられ、粒長の短い玄
米は高く汲み上げられて仕上米Ｍ１６に落下し、粒長の
長い籾及び一部の玄米は低く汲み上げられて、供給樋１
４に落下して選別される。次いで、供給樋１４に落下し
た未選別の混合米は、供給ラセン１３で供給樋１４の搬
送終端部から再度回転選別筒１１の選別始端側に供給さ
れて、再選別される。

また、仕上米樋１６に落下した玄米は、仕上米ラセン１
５で仕上米流下筒１７に搬送され、仕上米流穀板１８を
経て仕上米受樋１９へ流下する間に選別風により選別さ
れ、仕上米揚穀機２０で機外へ取り出されるものである
。

回転選別筒１１の排出側端部へ送られた選別後の籾米を
主体とした穀粒は、籾受機２１に落下して、籾揚穀機２
２で揚穀されて、籾還元ホッパ２３を経て脱ぷ部１へ還
元され、再度腕ぷ作用を受けるものである。

上述のように混合米の選別作業にあたっては。

回転選別筒１１の壷穴により粒長の短い玄米は高く汲み
上げられて仕上米樋１６へ落下し、粒長の長い籾米及び
一部の玄米は低く汲み上げられて回転選別筒１１へ落下
するものであるが、このような選別作用を受けながら、
第１検出センサ３１゜第２検出センサ３２および回転数
検出センサ３３の検出情報に基づき、次のような自動制
御及び作業状態表示がなされる。

■選別始端側の第１検出センサ３１及び選別終端側の第
２検出センサ３２の籾・玄米の検出粒数が、共に設定基
準量よりも多い場合には１回転選別筒１１の選別始端側
及び選別終端側の被選別穀粒量が共に適正状態より多い
と判断し、制御部３５から出力インターフェイス３Ｇを
介して、脱ぶ部１の籾供給調節弁３７を調節する供給域
制御モータ３８に減少調節指令信号が出力されて、脱ぶ
部１の籾供給調節弁３７が供給量減少側に調節制御され
る。

■選別始端側の第１検出センサ３１及び／または選別終
端側の第２検出センサ３２の籾粒数が設定基準量よりも
多い場合には１回転選別筒１１の回転数を増減調節する
回転数制御モータ２４に、回転数を減少調節する指令信
号が出力され、また、選別始端側の第１検出センサ３１
及び選別終端側の第２検出センサ３２の籾粒数が共に設
定基準量よりも少ない場合には１回転選別筒１１の回転
数を増減調節する回転数制御モータ２４に、回転数を増
加調節する指令信号が出力されて、回転数制御モータ２
４が調節制御される。

■選別始端側の第１検出センサ３１及び／または選別終
端側の第２検出センサ３２の籾粒数が設定基準量よりも
多い場合には、仕上米調節弁１６ａの広狭調節をする仕
上弁制御モータ２７に、受け面積を減少調節する指令信
号が出力され、また、選別始端側の第１検出センサ３１
及び選別終端側の第２検出センサ３２の籾粒数が共に設
定基準量よりも少ない場合には、仕上弁制御モータ２７
に受け面積を増加調節する指令信号が出力されて、仕上
弁制御モータ２７が調節制御される。

０回転選別筒１１の選別始端側から選別終端側への被選
別穀粒の標準分布状態である基準情報に対して１選別始
端側の第１検出センサ３１で籾・玄米の検出量が多く検
出され、選別終端側の第２検出センサ３２の籾・玄米の
検出量が少ない場合には１回転選別筒１１の標準分布状
態に対して選別始端側の被選別穀粒量が多いと判断し１
回転選別筒１１の選別始端側から選別終端側への傾斜角
度の調節をする傾斜角度制御モータ３０を急傾斜に調節
する制御指令信号を出力し、また、逆に回転選別筒１１
の選別始端側から選別終端側への被選別穀粒の標準分布
状態である基準情報に対して。

選別始端側の第１検出センサ３１で籾・玄米の検出量が
少なく検出され１選別終端側の第２検出センサ３２の籾
・玄米の検出量が多い場合には１回転選別筒１１の標準
分布状態に対して選別終端側の被選別穀粒量が多いと判
断し、回転選別筒１１の選別始端側から選別終端側への
傾斜角度の調節をする傾斜角度制御モータ３０を緩い傾
斜に調節する制御指令信号を出力して、回転選別筒１１
の選別始端側から選別終端側への傾斜角度を調節制御す
る。

■回転数検出センサ３３が所定回転数以下の回転数を検
出していて、且つ、選別始端側の第１検出センサ３１及
び／または選別終端側の第２検出センサ３２が、所定比
率以上の籾米を検出している場合には１回転選別筒１１
の壷穴が大きすぎると判定し、回転選、別筒１１の壷穴
の適否を表示する回転選別筒の適否表示装置３９に壷穴
が大きすぎる旨の不適正表示をする信号を出力するもの
である。

また、回転数検出センサ３３が所定回転数以上の回転数
を検出していて、且つ１選別始端側の第１検出センサ３
１及び／または選別終端側の第２検出センサ３２が、所
定量の籾・玄米の穀粒量を検出しない場合には１回転選
別筒１１の壷穴が小さすぎると判定し、回転選別筒１１
の壷穴の適否を表示する回転選別筒の適否表示装置３９
に壷穴が小さすぎる旨の不適正表示をする信号を出力す
るものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断側面図、第２図は、切断背面図、第３図は、回路図で
ある。 符号の説明 １　脱ぷ部　　　　　　２　籾ホッパ ３　脱ぷロール　　　　４　摺落米風選路５　吸引ファ
ン室　　　６　排塵筒 摺落米量ｆｉ！　　　　　８ 選別ケース　　　１１ 駆動ローラー　　１３ 供給樋　　　　　１５ 仕上米樋　　　　１７ 仕上米流穀板　　１９ 仕上米揚穀機　　２１ 籾揚穀機　　　　２３ 回転数制御モータ 伝動ベルト　　　２６ 仕上弁制御モータ 軸　　　　　　　　　　　２９ 傾斜角度制御モータ 第１検出センサ　３２ 回転数検出センサ 入力インターフェイス 制御部 出力インターフェイス 籾供給調節弁　　３８ 適否表示装置 混合米揚穀機 回転選別筒 供給ラセン 仕上米ラセン 仕上米流下筒 仕上米受樋 籾受樋 籾還元ホッパ 駆動ローラ軸 傾斜調節手段 第２検出センサ 供給量制御モータ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕内周面に多数の壷穴が構成されていて横軸回りに
   回転する回転選別筒１１に玄米を受ける仕上米樋１６を
   架設し、仕上米樋１６の受け面積を広狭自在に調節でき
   る仕上米調節弁１６ａの選別始端側及び選別終端側に、
   籾米と玄米との判別及び穀粒量を検出できる第１検出セ
   ンサ３１、第２検出センサ３２を設けて、仕上米樋１６
   ａへの籾米及び玄米の汲み上げ状態の検出並びに回転選
   別筒１１内の選別始端側及び選別終端側の穀粒量を推定
   することを特徴とする穀粒選別装置の検出装置。 〔２〕内周面に多数の壷穴が構成されていて横軸回りに
   回転する回転選別筒１１に玄米を受ける仕上米樋１６を
   架設し、仕上米樋１６の受け面積を広狭自在に調節でき
   る仕上米調節弁１６ａの選別始端側及び選別終端側に、
   籾米と玄米との判別及び穀粒量を検出できる第１検出セ
   ンサ３１、第２検出センサ３２を設け、この第１検出セ
   ンサ３１、第２検出センサ３２の検出結果に基づき、仕
   上米調節弁１６ａの広狭調節、回転選別筒１１の選別始
   端側から選別終端側への傾斜調節、回転選別筒１１の回
   転数調節あるいは回転選別筒１１への被選別穀粒量の供
   給調節の内少なくとも一つを関連的に制御することを特
   徴とする穀粒選別装置の制御装置。