JPH0258731B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0258731B2
JPH0258731B2 JP1792182A JP1792182A JPH0258731B2 JP H0258731 B2 JPH0258731 B2 JP H0258731B2 JP 1792182 A JP1792182 A JP 1792182A JP 1792182 A JP1792182 A JP 1792182A JP H0258731 B2 JPH0258731 B2 JP H0258731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
transistor
reset
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1792182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58135537A (ja
Inventor
Yoshe Watari
Kozo Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1792182A priority Critical patent/JPS58135537A/ja
Publication of JPS58135537A publication Critical patent/JPS58135537A/ja
Publication of JPH0258731B2 publication Critical patent/JPH0258731B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Relay Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は動作後、制御信号の入力が断たれても
現状のリレー動作状態を保持するラツチングリレ
ーの駆動回路に関する。
この種、ラツチングリレーを用いてその制御信
号、即ちリレーの動作を持続するためのコイルへ
の継続した電流を不要とすることは既に知られて
いる。
例えば、日本国特許庁発行の実用新案出願公告
1977年第48702号公報(以下第1の先行技術とす
る)ドイツ連邦共和国発行特許第1279777号明細
書(以下第2の先行技術とする)が存在する。
これらは100V,200Vの電源電圧に直列にコン
デンサとラツチングリレーを接続し、スイツチの
オンでラツチングリレーに一方向の電流を流して
リレー動作させ、一定時間後コンデンサの充電で
電流をしや断し、ラツチングリレーはその後機械
的にその現状を保持する。而して次にスイツチを
オフにすればコンデンサが放電し、その放電々流
は例えばトランジスタ等の半導体スイツチング回
路を通つて前記ラツチングリレーに逆電流として
流れ、ラツチングリレーを逆反転動作させてい
る。
これらの欠点はコンデンサを用いており、その
容量から大きなものを必要とし、IC化が出来な
い。又、ラツチングリレーは小型のため、これら
コンデンサを駆動回路としてラツチングリレー内
に収納できない。
上記欠点を改善するため更に日本国特許庁発行
の特許願公開1980年第80231号公報(以下第3の
先行技術とする)が存在する。
これはコンデンサを用いずして、トランジスタ
の組み合せによつて行つているが、これも前記の
先行技術と同じで100V,200Vの電源電圧に直列
トランジスタの駆動回路及びラツチングリレーを
接続している。
ところで、この第3の先行技術についてはコン
ピユータへの応用展開は出来ない。これは勿論、
第1,第2の先行技術についても同じである。
即ち、セントラル、プロセツシング、ユニツト
(CPU)の出力ビツトによつてラツチングリレー
を高速度で切換し、プログラマブル、ロジツクコ
ントローラ(PLC)につないでいる。
而して、このCPUは例えば8出力ビツトで、
その切換速度は10μsecという高速度となる。反面
ラツチングリレーの切換時間に要する時間、即
ち、リレーのコイルに流してやる時間は100msec
と上記速度と相当に掛け離れている。
従つて、第3の先行技術ではこの様な高速度の
切換えにはラツチングリレーが追随できず、又、
それを補足する回路も備えられていない。
本発明は上述の技術的課題を解決し、ラツチン
グリレーに関連する回路部分を集積回路化するこ
とができるようにしたラツチングリレーの駆動回
路を提供することを目的とする。
以下、図面によつて本発明の実施例を説明す
る。第1図は本発明の一実施例の全体回路図であ
る。論理回路1は、入力インターフエイス回路
2,3,4,5を介してリセツト入力端子R、セ
ツト入力端子S、トグル入力端子T、およびモノ
ステーブル入力端子Mにそれぞれ接続されてお
り、各入力端子R,S,T,Mには、外部のトラ
ンジスタ−トランジスタ−ロジツク回路(TTL)
や相補型金属酸化物半導体(C−MOS)などか
らの信号が、バツフア等を用いることなく入力さ
れる。論理回路1にはオートリセツトあるいはオ
ートセツト端子Aが接続されており、このオート
リセツトあるいはオートセツト端子Aからは、初
期の電源投入時や瞬時停電後の電源復帰時におけ
る、リレースイツチ6の初期状態を検出する信号
が与えられる。論理回路1からは、各端子R,
S,T,M,Aからの入力信号に応じて、半導体
スイツチング回路7を動作させるための信号が導
出される。半導体スイツチング回路7はいわゆる
1巻線のラツチングリレー8を含む。また論理回
路1には、単安定回路9および定電圧回路10が
接続される。なお、論理回路1は、負論理すなわ
ち通常はハイレベルにある信号がローレベルにな
つたときに、動作信号と見なして動作する。
なお、リセツト端子Rからのリセツト信号が入
力されると、ラツチングリレー8がセツト状態に
あるときはリセツトされ、リセツト状態にあると
きはリセツト状態が保持される。セツト端子Sか
らのセツト信号が入力されると、ラツチングリレ
ー8がセツト状態にあるときはセツト状態が保持
され、リセツト状態にあるときにはセツト状態に
される。またトグル端子Tからのトグル信号が入
力されると、ラツチングリレー8は、トグル信号
のパルスの変化に応じてセツト状態とリセツト状
態とに交互に反転する。さらにモノステーブル端
子Mからモノステーブル信号が入力されると、ラ
ツチングリレー8はモノステーブル信号の立ち上
りと立ち下りとに応じてリセツト状態とセツト状
態とを繰返す。
半導体スイツチング回路7において、ダイオー
ド11、トランジスタTR1,TR2は直列接続
され、トランジスタTR1,TR2の接続点12
は、リレーコイル13の一方端子に接続される。
ダイオード14、トランジスタTR3,TR4は
直列接続され、トランジスタTR3,TR4の接
続点15はリレーコイル13の他方端子に接続さ
れる。接続点12,15間にはリレーコイル13
の逆起電力防止用としてツエナダイオード16,
17が相互に逆方向に接続される。
ANDゲートG1の出力はトランジスタTR5
のベースに与えられるとともに、前述のトランジ
スタTR2のベースに与えられる。トランジスタ
TR5のコレクタはトランジスタTR6のベース
に接続される。ANDゲートG2の出力はトラン
ジスタTR4のベースに与えられるとともに、ト
ランジスタTR7のベースに与えられる。トラン
ジスタTR7のコレクタはトランジスタTR8の
ベースに接続される。
ANDゲートG1からのセツト信号がトランジ
スタTR2,TR5のベースに与えられると、ト
ランジスタTR3,TR2が導通し、リレーコイ
ル13に矢符18の方向に励磁電流が流れてラツ
チングリレー8がセツトされる。一方、ANDゲ
ートG2からのリセツト信号がトランジスタTR
7,TR4のベースに与えられると、トランジス
タTR1,TR4が導通し、リレーコイル13に
矢符18とは逆の矢符19の方向に励磁電流が流
れてラツチングリレー8がリセツトされる。
ツエナダイオード16,17はリレーコイル1
3のインダクタンスによる逆起電圧を吸収する。
これらのツエナダイオード16,17のツエナ電
圧Vzは次の条件を満さねばならない。まず(1)端
子20に供給されている供給電圧Vccが最大とな
つたとき、リレーコイル13にかかる電圧によつ
てツエナダイオード16,17が導通しないこと
である。すなわち、ツエナ電圧Vzがリレーコイ
ル13にかかる電圧よりも低いと、ツエナダイオ
ード16,17が導通してリレーコイル13に励
磁電流が流れなくなり、ラツチングリレー8が動
作しなくなるからである。次に(2)ツエナ電圧Vz
は半導体スイツチング回路7の最小の耐圧部より
も低いことである。言い換えると、リレーコイル
13の両端に発生する逆起電圧がツエナダイオー
ド16,17で吸収されるためには、ツエナ電圧
Vzを半導体スイツチング回路7の最小の耐圧部
よりも低く設定しておかなければならない。以上
の(1),(2)の条件をまとめると、次のようになる。
VR<Vz<Vm …(1) 第1式において、記号VRは供給電圧Vccが最
大のときにリレーコイル13の両端にかかる電圧
であり、記号Vmは半導体スイツチング回路7の
最小耐圧である。
ところで従来からの半導体スイツチング回路で
は、ダイオード11,14が設けられていないの
で、供給電圧Vccが4.75〜15Vの範囲では、第1
式を満足することができない。すなわち、Vcc=
15Vのときにリレーコイル13の両端にかかる電
圧は10Vである。ここでツエナダイオード16,
17の電圧は、ベース、エミツタ間の逆耐圧を用
いるので、1個当り約7.4Vであり、2個直列に
接続しているので、全体として約14.8Vである。
ところが、半導体スイツチング回路7の最小耐圧
VmはトランジスタTR3,TR1のベース、エミ
ツタ間の逆耐圧と、供給電圧Vccの最小値との和
であり、約12.15Vである。そのため第1式を満
足することができない。したがつて従来からの半
導体スイツチング回路では、ツエナダイオード1
6,17が設けられてはいるが、リレーコイル1
3の逆起電圧がツエナダイオード16,17に吸
収されずに、端子20に抜けていたことになる。
ところが、この実施例によれば、半導体スイツチ
ング回路7の最小耐圧部にダイオード11,14
が設けられているので、最小耐圧Vmはトランジ
スタTR3,TR1のエミツタ、ベース間の逆耐
圧と、ダイオード11,14のエミツタ、ベース
間の逆耐圧と、供給電圧Vccの最小値との和であ
り、たとえば7.4+7.4+4.75=19.55Vである。し
たがつて、第1式を満足することができ、リレー
コイル13の逆起電圧が、ツエナダイオード1
6,17で確実に吸収されることになる。
第2図を参照して、入力インターフエイス回路
2において、リセツト入力端子Rは、ダイオード
21,22,23,24を介してトランジスタ
TR9のベースに接続され、トランジスタTR9
のコレクタはリセツト入力優先回路25に接続さ
れる。ダイオード22はトランジスタのコレク
タ、ベース間ダイオードであり、70〜100Vの逆
耐圧を有する。このダイオード22によつて伝送
線路からのサージが抑制される。なお、ダイオー
ド22,23間には、定電圧回路10からの電圧
を供給するための端子26が接続される。他の入
力インターフエイス回路3,4,5に関しては上
述のインターフエイス回路2と同様に構成されて
おり、インターフエイス回路3の出力はリセツト
入力優先回路25に与えられ、インターフエイス
回路4,5の出力はトグル入力優先回路27に与
えられる。
リセツト入力優先回路25は、リセツト入力端
子Rから入力インターフエイス回路2を介して入
力されるリセツト信号と、セツト入力端子Sから
入力インターフエイス回路3を介して入力される
セツト信号とが同時に入力されたときに、リセツ
ト信号を優先して次の第1ノイズ除去回路28に
与える回路である。またトグル入力優先回路27
は、トグル入力端子Tからインターフエイス回路
4を介して入力されるトグル信号と、モノステー
ブル入力端子Mからインターフエイス回路5を介
して入力されるモノステーブル信号とが同時に入
力されたときに、トグル信号を優先して第1ノイ
ズ除去回路28に与える回路である。なお、リセ
ツト信号とトグル信号とが同時に入力されたとき
には、後段のフリツプフロツプ29において、リ
セツト信号が優先される。したがつて論理回路1
においては、全体としての信号の優先順位は、リ
セツト信号>セツト信号>トグル信号>モノステ
ーブル信号となる。
第1ノイズ除去回路28は、信号ラインに乗つ
てきた負方向性のノイズを除去する。ここで、負
方向性のノイズとは、第3図でN-と表したノイ
ズであり、入力信号がハイレベルである状態すな
わち動作信号が与えられていない状態において入
力信号をローレベルとするノイズである。また正
方向性のノイズとは、第3図でN+と表したノイ
ズである。なお、第1ノイズ除去回路28には、
各信号が反転されて与えられており、したがつて
第1ノイズ除去回路28においては、負方向性の
ノイズN-はハイレベルであり、正方向性のノイ
ズN+はローレベルである。
第1ノイズ除去回路28において、リセツト入
力優先回路25を介するリセツト信号はライン3
0を介してORゲートG3に与えられるとともに
ANDゲートG4の一方の入力端に与えられ、セ
ツト信号はライン31を介してORゲートG3に
与えられるとともにANDゲートG5の一方の入
力端に与えられる。またトグル入力優先回路27
を介するトグル信号はライン32を介してORゲ
ートG3に与えられるとともにANDゲートG6
の一方の入力端に与えられ、モノステーブル信号
はライン33を介してORゲートG3に与えられ
るとともに、ANDゲートG7の一方の入力端に
与えられる。ORゲートG3の出力は遅延回路3
4を介してANDゲートG4,G5,G6,G7
の他方の入力端にそれぞれ与えられる。このよう
な第1ノイズ除去回路28によれば、遅延回路3
4における遅延時間よりも短いパルス幅の小さい
信号すなわちノイズは全て除去される。なお、遅
延回路とANDゲートを用いてノイズを除去する
回路は従来から周知であるが、本件第1ノイズ除
去回路28によれば、遅延回路34を1個設ける
だけで4つの信号ラインのノイズを除去すること
ができ、回路構成が簡単である。
ANDゲートG6の出力は第4図で示す第2ノ
イズ除去回路35に与えられる。第2ノイズ除去
回路35において、ANDゲートG6の出力は反
転回路36に与えられ、反転回路36の出力は遅
延回路37を介して出力されるとともにライン3
8に直接出力され、遅延回路37はライン38に
ワイアードアンド接続される。この第2ノイズ除
去回路35によれば、負論理における正方向性ノ
イズN+が除去される。ANDゲートG7の出力
は、第2ノイズ除去回路35と同様に構成された
第3ノイズ除去回路39に与えられ、この第3ノ
イズ除去回路39においても負論理における正方
向性ノイズN+が除去される。第3ノイズ除去回
路39の出力ライン42はエツジデイテクタ回路
43に接続される。このエツジデイテクタ回路4
3は、入力信号の立ち上りまたは立ち下りに応じ
て1個のパルスを発生するもので、エツジデイテ
クタ回路43の出力はライン44の途中のORゲ
ートG13を介してANDゲートG8の一方の入
力端に接続され、ORゲートG13の一方の入力
端にはライン38が接続される。
ANDゲートG4の出力はフリツプフロツプ2
9のクリア端子CLRに接続され、ANDゲートG
5の出力はフリツプフロツプ29のプリセツト端
子PRSに接続される。このように、リセツト信
号およびセツト信号は第1ノイズ除去回路28に
よつて負方向性のノイズN-を除去されるだけで
フリツプフロツプ29に与えられるが、これはフ
リツプフロツプ29がセツトまたはリセツトされ
ると、正方向性のノイズN+によつて何回もセツ
トまたはリセツトが繰返されるだけであり、動作
には影響しないからである。
オートリセツトあるいはオートセツト端子A
は、ダイオード45を備えるライン46を介して
トランジスタTR10のベースに接続される。ト
ランジスタTR10のコレクタは反転回路47に
接続され、反転回路47の出力はライン48を介
してANDゲートG5の出力ライン49とORゲー
トG14で接続されるとともに、反転回路50に
接続される。この反転回路50の出力はライン5
1を介して、ANDゲートG4の出力ライン52
とORゲートG15で接続される。ライン48,
51の途中には反転回路53の出力がライン11
1,112を介してワイアードアンド接続され
る。反転回路53には反転回路54の出力が与え
られており、反転回路54にはトランジスタTR
11のコレクタが接続される。このトランジスタ
TR11のベースには、遅延時間を長くするため
のダイオード55,56、コンデンサ57、およ
び抵抗58を介して端子59が接続されており、
端子59には定電圧回路10からの電圧が供給さ
れる。反転回路53の出力ライン60には、反転
回路54の出力がライン110を介してワイアー
ドアンド接続されており、ライン60はORゲー
トG12の一方の入力端に接続される。
なお、ライン46の途中には抵抗62を介して
定電圧回路10からの電圧を与えるための端子6
3が接続されるとともに、リレースイツチ6の一
方端が接続され、このリレースイツチ6の他方端
は接地される。
このような回路は最初の電源投入時あるいは瞬
時停電時からの回復時に、ラツチングリレー8の
初期状態を決定する。すなわち、リレースイツチ
6が導通状態にあるときにはオートセツト回路と
なり、電源投入時においてラツチングリレー8の
以前の状態がリセツトであればセツト状態とな
り、またラツチングリレー8の以前の状態がセツ
ト状態であればラツチングリレー8はそのままと
なる。またリレースイツチ6が遮断しているとき
にはオートリセツト回路となり、電源投入時にお
いてラツチングリレー8の以前の状態がセツトで
あればリセツト状態となり、リセツト状態であれ
ばラツチングリレー8はリセツト状態を保つ。し
たがつて、ラツチングリレー8のリレースイツチ
6を第1図のごとく接続すると、ラツチングリレ
ー8は電源投入時にその以前の状態を保つ。
第5図を参照して動作を説明すると、第5図1
で示すように電源が投入されると、ある電圧値で
第5図2で示すように定電圧回路10が起動され
る。この定電圧回路10の起動に応じて、抵抗5
8を介してコンデンサ57が充電を開始し、その
コンデンサ57の両端の電圧がダイオード55,
56の順方向電圧降下とトランジスタTR11の
ベース、エミツタ間電圧との和に等しくなると、
TR11が導通してコレクタ電圧がローレベルと
なる。それに応じて反転回路54の出力はハイレ
ベルとなり、反転回路53の出力は第5図3で示
すようにローレベルとなる。一方、リレースイツ
チ6がたとえば遮断している状態において、定電
圧回路10が起動されると、トランジスタTR1
0が導通し、それに応じて反転回路47の出力が
第5図4で示すようにハイレベルとなる。なお、
リレースイツチ6が導通しているときには、トラ
ンジスタTR10は遮断しており、出力はハイレ
ベルであり、したがつて反転回路47の出力はロ
ーレベルである。反転回路47の出力がハイレベ
ルとなるのに応じて、反転回路50の出力は第5
図5で示すようにローレベルとなる。
ライン48には、反転回路47と反転回路53
の出力とがワイアードアンドして導出されるの
で、ライン48に導出される信号は第5図6で示
すようになる。このライン48の信号は反転回路
53の出力がハイレベルとなつている時間だけす
なわちコンデンサ57が最終充電電圧まで充電さ
れる間だけ、ハイレベルであり、このハイレベル
の信号によつてフリツプフロツプ29がリセツト
される。この間ライン51に導出される信号は第
5図7で示すようにローレベルのままである。な
お、リレースイツチ6が導通している場合には、
フリツプフロツプ29はリセツトされる。
一方、反転回路53,54の遅延による出力を
アンドタイすることにより、コンデンサ57が充
電を完了した時点において、ライン60には第5
図8で示すトリガパルスが導出される。このトリ
ガパルスはORゲートG12を介して単安定回路
9に与えられ、単安定回路9からパルスが1個導
出される。このパルスは、ANDゲートG1,G
2に与えられ、今ラツチングリレー8がリセツト
されているとすると、フリツプフロツプ29のリ
セツト出力が半導体スイツチング回路7に与え
られて、ラツチングリレー8がリセツトされる。
フリツプフロツプ29のセツト出力QはAND
ゲートG1の一方の入力端に接続されるととも
に、エツジデイテクタ回路61に接続される。エ
ツジデイテクタ回路61はフリツプフロツプ29
のセツト出力Qの立ち上りまたは立ち下りのふち
を検出してパルスを発生するものであり、このパ
ルスはORゲートG12を介して単安定回路9に
与えられる。
第6図は単安定回路9の構成を示す回路図であ
る。単安定回路9において、ORゲートG12の
出力は、トランジスタTR12のベースに与えら
れる。トランジスタTR12のエミツタには、抵
抗65およびダイオード66から成る直列回路を
介して端子67から定電圧回路10の出力が与え
られる。抵抗65、ダイオード66およびトラン
ジスタTR12から成る直列回路と並列に、抵抗
68、トランジスタTR13、抵抗69およびト
ランジスタTR14から成る直列回路、抵抗7
0、ダイオード71、抵抗72から成る直列回
路、ならびにトランジスタTR15、抵抗73お
よび抵抗74から成る直列回路が並列に接続され
る。またトランジスタTR16,TR17,TR1
8および抵抗75から成る直列回路が前記各直列
回路と並列に設けられ、トランジスタTR16,
TR17と並列にトランジスタTR19,TR20
から成る直列回路が並列に接続される。トランジ
スタTR12のエミツタはダイオード76を介し
てトランジスタTR14のベースに接続され、ト
ランジスタTR13のコレクタはコンデンサ77
に接続される。トランジスタTR13,TR16,
TR19の各ベースは共通に接続されており、ト
ランジスタTR14のコレクタはトランジスタ
TR17のベースに接続され、トランジスタTR
16,TR17の接続点はトランジスタTR15
のベースに接続され、ダイオード71および抵抗
72の接続点はトランジスタTR20のベースに
接続される。抵抗73,74の接続点はトランジ
スタTR21のベースに接続され、このトランジ
スタTR21のコレクタに接続されたライン78
に出力パルスが導出される。トランジスタTR1
8のベースにはトランジスタTR22のベースお
よびコレクタが接続されており、トランジスタ
TR22のベースは抵抗79を介して端子67に
接続される。
このような単安定回路9において、トランジス
タTR12は通常の状態では導通しており、抵抗
65およびダイオード66を介して電流が流れて
いる。この消費電力を低減するためには、抵抗6
5の値を大きくする必要があるが、この抵抗65
の値をむやみに大きくすることはモノリシツク
IC等においてはチツプサイズおよび精度の点か
ら好ましくない。ところが、抵抗65にダイオー
ド66が直列に接続されているので、抵抗65に
かかる電圧が等価的に減少せしめられ、それに応
じて消費電流が低減される。
一般的に単安定回路の出力のパルス幅は、モノ
リシツクIC等においては外付の抵抗とコンデン
サとによつて決められる。ここで、実装の関係上
外付部品を低減する必要がある場合においては、
図示のごとく抵抗を内部回路でまかなうようにす
ることができる。ところがそれらの抵抗値は1M
Ω程度のオーダーとなるので、この実施例では、
抵抗68およびトランジスタTR13から成る定
電流回路からコンデンサ77に充電するようにし
ている。このようにすると、トランジスタTR1
9,TR20,および抵抗75を流れる定電流回
路の電流値が温度変化に応じて変化するので、出
力パルスが温度条件によつて大きく変化する欠点
がある。そこで、トランジスタTR18、抵抗7
5、抵抗79およびトランジスタTR22から成
る定電流回路を設けるとともに、ダイオード71
を設けることにより、トランジスタTR20のベ
ース、エミツタ間の電圧を一定にする。それによ
つて、トランジスタTR19,TR20,TR1
8,TR21を流れる電流が温度変化に拘らず一
定となり、したがつて単安定回路9の出力パルス
幅の温度特性がフラツトになる。
このような単安定回路9において、ORゲート
G12を介して入力されるトリガパルスに応じて
ライン78に出力パルスが導出される。このパル
スのパルス幅はコンデンサ77の静電容量を変化
することによつて調整され、ラツチングリレー8
が動作するのに必要な時間よりも大に選ばれる。
ライン78に導出されるパルスはANDゲートG
1,G2の他方の入力端に与えられるとともに、
反転回路80を介してANDゲートG8に与えら
れる。したがつて単安定回路9の出力パルスは、
半導体スイツチング回路7のセツト側回路を動作
させるか、あるいはリセツト側回路を動作させる
かの選択をするために用いられる。半導体スイツ
チング回路7は、単安定回路9からパルスが導出
されたときのみ動作してリレーコイル13に電流
が流れ、ラツチングリレー8が動作し終るとリレ
ーコイル13には電流が流れない。したがつて消
費電力が非常に小さい。
ANDゲートG8の出力はフリツプフロツプ2
9のクロツク端子に与えられている。そのため、
単安定回路9からパルスが導出されると、その間
はトグル端子Tおよびモノステーブル端子Mから
の入力信号が受け付けられない。すなわち、第7
図1で示すようにチヤタリングのある入力信号が
ライン44を介してANDゲートG8に与えられ
ても、第7図2で示す単安定回路9の出力パルス
のパルス幅Tの間は、ANDゲートG8からは第
7図3で示すようにフリツプフロツプ29のクロ
ツク端子CKに信号が入力されない。したがつて、
単安定回路9のパルス幅Tよりも短いチヤタリン
グに対しては誤動作を生じないことになる。な
お、リセツト信号およびセツト信号については、
上述のごとき配慮はなされていないが、これは仮
にチヤタリングがあつたとしても、フリツプフロ
ツプ29が一旦動作すると、リセツトおよびセツ
ト動作が何回くり返されてもその状態を保持する
だけであるからである。
第8図は定電圧回路10の構成を示す回路図で
ある。図示しない電源からは、端子81に電源電
圧が供給される。この端子81には、トランジス
タTR23、抵抗82およびトランジスタTR2
4から成る直列回路、トランジスタTR25,
TR26、抵抗83、トランジスタTR27およ
び抵抗84から成る直列回路、トランジスタTR
28,TR29および抵抗85から成る直列回
路、ならびに抵抗86およびトランジスタ87,
88,89,90,91,92から成る直列回路
が並列に接続される。トランジスタTR25,
TR26の接続点はトランジスタTR23のベー
スに接続され、端子81とトランジスタTR23
のベースとの間にはトランジスタTR30が接続
される。トランジスタTR30,TR25,TR2
8のベースは共通に接続される。トランジスタ
TR26および抵抗83の接続点はトランジスタ
TR29のベースに接続され、トランジスタTR
29のベースはトランジスタTR31を介して接
地されるとともに、ダイオード93を介してダイ
オード89,90の接続点に接続される。トラン
ジスタTR31のベースには、抵抗83およびト
ランジスタTR27の接続点が接続される。トラ
ンジスタTR26のベースにはトランジスタTR
23および抵抗82の接続点94が接続されてお
り、接続点94に接続されたライン95からは一
定電圧の供給電圧が端子26,59,63,67
に導出される。
このような定電圧回路10は電源電圧の変化
(4.75V〜15V)に対して、論理回路1、入力イン
ターフエイス回路2〜5などの周辺回路への供給
電圧を一定とする。ここで、従来技述の定電圧回
路ではダイオード87〜89が設けられていなか
つたので、電源投入時において定電圧回路10は
電源電圧がダイオード3個すなわち2.1Vになつ
たときに出力を導出していた。そのため、電源電
圧の立ち上りが遅い場合には、オートセツトある
いはオートリセツトのためのパルスが半導体スイ
ツチング回路7に与えられても、ラツチングリレ
ー8の最小動作電圧よりも供給電圧Vccが低いこ
とが生じ、ラツチングリレー8が動作しないこと
が生じるおそれがあつた。しかし定電圧回路10
では6個のダイオード87〜92を直列に接続し
ているので定電圧回路10の起動電圧は4.2Vと
なる。一方、ラツチングリレー8の最小動作電圧
は約4.0Vである。したがつて、電源電圧のどの
ような立ち上りに対してもオートセツトあるいは
オートリセツト動作が確実に達成される。
本発明の他の実施例として、第9図に示すよう
なノイズ除去回路を用いてもよい。このノイズ除
去回路95において、反転回路96の出力は反転
回路97にライン98を介して与えられる。また
反転回路97の出力は遅延回路99に与えられ、
遅延回路99の出力はライン98にワイアードア
ンド接続される。反転回路97の出力はライン1
00を介して導出されるとともに、遅延回路10
1に与えられ、遅延回路101の出力はライン1
00にワイアードアンド接続される。
第10図を参照して、反転回路96に与えられ
る信号の波形を第10図1で示すようにすると、
反転回路96の出力は第10図2で示され、遅延
回路99の出力は第10図3で示される。したが
つて反転回路97に与えられる信号は第10図4
で示されるように正方向性ノイズN+を除去され
ている。反転回路97の出力は第10図5で示さ
れ、遅延回路101の出力は第10図6で示され
る。したがつてノイズ除去回路95から導出され
る信号は、第10図7で示すようにN+,N-のノ
イズを除去されている。
このようなノイズ除去回路は、第2図で示した
第1ノイズ除去回路28、第2ノイズ除去回路3
5、第3ノイズ除去回路39に代えて、トグル信
号ラインとモノステーブル信号ラインに用いるこ
とができる。しかも、従来からのノイズ除去回路
は第11図に示すように6個の反転ライン102
〜107と2個の遅延回路108,109とを必
要とするのに対し、2個の反転回路96,97と
2個の遅延回路99,101とで構成されてお
り、回路構成が簡単になる。
上述のごとく本発明によれば、集積回路化が可
能になるとともに、定電圧回路からの供給電圧を
温度変化に拘らず一定にすることができしかも定
電圧回路を小形化することが可能となる。また単
安定回路の消費電力を低減することができ、さら
に、各端子からのサージ電圧を入力インターフエ
イス回路で吸収することが可能となり、論理回路
が破損することが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体回路図、第2
図は入力インターフエイス回路7の回路図、第3
図はノイズを説明するための図、第4図は第2ノ
イズ除去回路35の回路図、第5図はオートリセ
ツトあるいはオートセツト端子Aからの信号に応
答した動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第6図は単安定回路9の回路図、第7図はフ
リツプフロツプ29のクロツク端子CKに入力さ
れる信号を説明するためのタイミングチヤート、
第8図は定電圧回路10の回路図、第9図は本発
明の他の実施例のノイズ除去回路95の回路図、
第10図はノイズ除去回路95のタイミングチヤ
ート、第11図は従来からのノイズ除去回路の回
路図である。 1…論理回路、2〜5…入力インターフエイス
回路、6…リレースイツチ、7…半導体スイツチ
ング回路、8…ラツチングリレー、9…単安定回
路、10…定電圧回路、11,14…ダイオー
ド、28…第1ノイズ除去回路、29…フリツプ
フロツプ、35…第2ノイズ除去回路、36…第
3ノイズ除去回路、95…ノイズ除去回路、TR
1〜TR31…トランジスタ、R…リセツト端
子、S…セツト端子、T…トグル端子、M…モノ
ステーブル端子、A…オートリセツトあるいはオ
ートセツト端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ラツチングリレーの動作を制御するための入
    力端子、およびオートリセツトあるいはオートセ
    ツト端子からの各信号に応答する論理回路におけ
    るフリツプフロツプのセツト出力およびリセツト
    出力を、ラツチングリレーのリレースイツチのス
    イツチング態様を制御するための半導体スイツチ
    ング回路に与えるようにしたラツチングリレーの
    駆動回路において、前記オートリセツトあるいは
    オートセツト端子からのオートリセツトあるいは
    オートセツト信号、またはフリツプフロツプのセ
    ツト出力に応答して動作する単安定回路の出力
    と、前記セツト出力あるいはリセツト出力とが一
    致したときに、半導体スイツチング回路に制御信
    号を与えるようにし、前記単安定回路には常時導
    通しているトランジスタに電流を供給するライン
    にダイオードを介在して消費電流を低減せしめる
    とともに、コンデンサを定電流回路から充電する
    ように構成し、しかも温度変化に拘らず一定のパ
    ルス幅のパルスを導出せしめるようにし、電源電
    圧を一定電圧にして供給するための定電圧回路の
    起動電圧をラツチングリレーの最小動作電圧より
    も大とし、さらに前記入力端子からの信号を論理
    回路に入力するために接続された各入力インター
    フエイス回路にはサージ電圧を吸収するためのダ
    イオードを設けたことを特徴とするラツチングリ
    レーの駆動回路。
JP1792182A 1982-02-05 1982-02-05 ラツチングリレ−の駆動回路 Granted JPS58135537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1792182A JPS58135537A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 ラツチングリレ−の駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1792182A JPS58135537A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 ラツチングリレ−の駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58135537A JPS58135537A (ja) 1983-08-12
JPH0258731B2 true JPH0258731B2 (ja) 1990-12-10

Family

ID=11957225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1792182A Granted JPS58135537A (ja) 1982-02-05 1982-02-05 ラツチングリレ−の駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58135537A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06236819A (ja) * 1993-01-11 1994-08-23 Boam R & D Co Ltd フェライト磁性体チップビード構造及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58135537A (ja) 1983-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4785203A (en) Buffer circuit having decreased current consumption
US6624672B2 (en) Output buffer with constant switching current
JPH0258731B2 (ja)
JPH0343734B2 (ja)
JPH0210539B2 (ja)
CN210136476U (zh) 适用于led显示屏芯片中的上电复位系统
JP2944277B2 (ja) バッファ回路
EP0452684A1 (en) A reduced noise, data output stage of the buffer type for logic circuits of the CMOS type
CN114095012B (zh) 一种电平转换电路
JPS58135538A (ja) ラツチングリレ−の駆動回路
JPS58103230A (ja) スイツチング回路
KR100502677B1 (ko) 반도체 메모리 소자의 출력 버퍼
JPS5854875A (ja) インバ−タ回路
JP2547791B2 (ja) 電圧比較回路
US6608519B1 (en) Methods and systems for limiting supply bounce
EP0250007A2 (en) TTL Buffer circuit
JPH05166380A (ja) 出力バッファ回路
JPH0468713A (ja) デジタル出力回路
JPH0675668A (ja) 出力回路
JPH0261820B2 (ja)
JPH025613A (ja) スリーステート出力回路
JPH03268608A (ja) 論理レベル固定回路
JPH027491B2 (ja)
JPH07263627A (ja) 負荷制御装置
JPS5894731A (ja) リレ−の駆動回路