JPH0257422A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

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JPH0257422A
JPH0257422A JP20920488A JP20920488A JPH0257422A JP H0257422 A JPH0257422 A JP H0257422A JP 20920488 A JP20920488 A JP 20920488A JP 20920488 A JP20920488 A JP 20920488A JP H0257422 A JPH0257422 A JP H0257422A
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寛 原口
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利昭 水野
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3207Control means therefor for minimizing the humidity of the air

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、冷媒蒸発器の冷却度合を制御する自動車用空
気調和装置に関する。
し従来の技術] 従来より、車室内に向かって空気を送るための通風ダク
ト内に、通過する空気を冷却する冷媒蒸発器、該冷媒蒸
発器の下流にエンジン冷却水の保有するエンジン排熱を
放熱する温水式ヒータを配設した自動車用空気調和装置
が存在する。
また、この空気調和装置の通風ダクト内には、温水式ヒ
ータを通過する空気量と通過しない空気量とを調節する
エアミックスダンパが取付けられている。
さらに、空気調和装置の通風ダクトは、車両乗員が窓吹
出モードを選択した際に窓ガラスに向かって空気流を吹
出す窓吹出口、車両乗員が上半身吹出モードを選択した
際に車両乗員の上半身に向かって空気流を吹出す上半身
吹出口、および車両乗員が足元吹出モードを選択した際
に車両乗員の足元に向かって空気流を吹出す足元吹出口
を備えている。
そして、通風ダクト内に導入された空気は、冷媒蒸発器
を通過する際に冷却されると同時に空気中の水分を除去
(除湿)される、その後に、一部または全部の空気は、
温水式ヒータを通過する際に所定の温度に加熱され、選
択された吹出口より吹出される。
ここで、車室内の除湿1と冷媒蒸発器の冷却度合とは、
第5図に表したグラフのように相関関係がある。従来、
冷媒蒸発器の冷却度合は、吹出口の位置によらず、一定
に制御されてきた。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上記構成の従来の空気調和装置では、除湿量
の要求度合にかかわらず一定の冷媒蒸発器の冷却度合に
するため、必要具」〕に除湿し、ユーザーに不快感を与
えたり、燃費の悪化をまねくという課題があった。
−mに、窓吹出モードは、視界を確保するための除湿を
目的とし、上半身吹出モードは、冷房運転時に冷風の吹
出しに利用され、足元吹出モードは、暖房運転時に温風
の吹出しに利用されている。
したがって、除湿量の調整は、窓吹出モード、上半身吹
出モード、足元吹出モードの順に前者ほど除湿量を高く
、すなわち冷媒蒸発器の冷却度合を大きく制御すること
が望ましい。
本発明は、各吹出モードの要求に応じて冷媒蒸発器の冷
却度合を制御することが可能な自動車用空気調和装置の
提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の自動車用空気調和装置は、窓吹出モードを選択
した際に窓ガラスに向かって空気流を吹出す窓吹出口、
上半身吹出モードを選択した際に車両乗員の上半身に向
かって空気流を吹出す上半身吹出口、および足元吹出モ
ードを選択した際に車両乗員の足元に向かって空気流を
吹出す足元吹出口を有し、車室内に向かって空気を送る
ための通風ダクトと、該通風ダクトの前記窓吹出口、前
記上半身吹出口および前記足元吹出口の上流に配設され
、通過する空気を冷却する冷媒蒸発器を具備する冷凍サ
イクルと、前記冷媒蒸発器の冷却度合を、前記窓吹出モ
ード、前記上半身吹出モード、前記足元吹出モードの順
に前者ほど増大させるように制御する制御手段とを備え
た構成を採用した。
[作用] 本発明の自動車用空気調和装置は、上記構成によりつぎ
の作用を有する。
車室内へ向かって通風ダクト内を通過する空気は、冷媒
蒸発器で冷却されると同時に空気中の水分を除去(除湿
)される。
このとき、冷媒蒸発器の冷却度合は、窓吹出モード、上
半身吹出モード、足元吹出モードの順に前者ほど増大さ
ぜるように制御されている。このため、窓吹出モードが
選択されている際には、冷媒蒸発器の冷却度合の制御に
よって冷却度合が非常に大きく、除湿量が非常に高い空
気が得られる。
また、上半身吹出モードが選択されている際には、冷媒
蒸発器の冷却度合の制御によって冷却度合がやや大きく
、除瀞量がやや高い空気が得られる。
さらに、足元吹出モードが選択されている際には、冷媒
蒸発器の冷却度合の制御によって冷却度合が小さく、除
湿量が低い空気が得られる。
このように、各吹出モードの要求に応じて冷媒蒸発器で
冷却および除湿された空気は、窓吹出モードが選択され
ている際に窓吹出口より窓ガラスに向かって吹出される
。また、上半身吹出モードが選択されている際には、上
半身吹出口より車両乗員の上半身に向かって吹出され、
足元吹出モードが選択されている際には、足元吹出口よ
り車両乗員の足元に向かって吹出される。
[発明の効果コ 本発明の自動車用空気調和装置は、上記構成および作用
によりつぎの効果を奏する。
すなわち、各吹出モードの除湿量の要求の違いに応じて
冷媒蒸発器の冷却度合を制御しているため、除湿要求の
少ない吹出モードにおいては冷媒蒸発器に冷媒を供給す
る冷凍サイクルの消費動力を低減して省動力運転が可能
となり、除湿要求の大きい吹出モードにおいては除湿量
を高めて窓ガラスの曇りを効果的に除去、予防すること
が可能となる。
[実施例] 本発明の自動車用空気調和装置を図に示す・一実施例に
基づき説明する。
第1図は本発明を採用した自動車用冷暖房装置を示す。
1は自動車用冷暖房装置(以下冷暖房装置と略する)を
示す。
冷暖房装置η1は、車室(図示せず)内に向かって空気
を送るための通風ダクト2と、該通風ダクト2に収納さ
れた送風fi3と、冷媒が循環する冷凍サイクル4と、
エンジン冷却水が循環する温水回路5と、冷媒蒸発器の
冷却度合を制御する制御手段である制御装置6を備えて
いる。
通風ダクト2は、上流に内外気切替ダンパ21によって
切替えられる内気導入口22または外気導入口23が形
成され、下流に窓吹出口24、上半身吹出口25および
足元吹出口26が形成されている。また、通風ダクト2
内には、送風機3、冷凍サイクル4の冷媒蒸発器43、
エアミックスダンパ27、温水回路5の温水式ヒータ5
1、および吹出口モード切替ダンパ28.29が収納さ
れている。
送風機3は、内気導入口22または外気導入口23より
、内気または外気を導入し、通風ダクト2において車室
内に向かう空気流を生じさぜるファン31、および該フ
ァン31の駆動用モータ32を有する。
冷凍サイクル4は、冷媒圧縮機41、冷媒凝縮器42、
冷媒蒸発器43、受液器44、冷媒の減圧装置をなす温
度作動式膨張弁45、およびこれらを順次環状に接続す
る冷媒配管46から構成される。
温水回路5は、エンジン10の冷却用ウォータジャケッ
ト内で暖められたエンジン冷却水が冷却水配管52を経
て供給されるものである。また温水回路5は、温水式ヒ
ータ51、手動式ウォータバルブ53とを備える。
このつオータバルブ53およびエアミックスダンパ27
は、操作パネル7に取付けられた温度調整レバー71の
設定位置に応じて開度が変更される。
ここで、エアミックスダンパ27は、温水回路5の手動
式つオータバルブ53と連動しており、手動式ウォータ
バルブ53は、エアミックスダンパ27の開度に応じて
温水式ヒータ51への通水量を制御する。したがって、
最大暖房時には、手動式ウォータバルブ53が全開とさ
れ、エアミックスダンパ27が全開とされ、最大冷房時
には、手動式ウォータバルブ53が全開とされ、エアミ
ックスダンパ27が全閉とされる。
制御装置6は、冷凍サイクル4を作動させるエアコンス
イッチ61、吹出モードを切替える吹出モード切替レバ
ー62、ファン31の駆動用モータ32の回転速度を3
〜4段階に調整するファンスイッチ63、冷媒蒸発器4
3の冷却温度を検出するサーミスタ64および制御回路
65を備える。
吹出モード切替レバー62は、設定抵抗を連結し、その
設定抵抗は、車両乗員が選択した窓吹出モード、上半身
吹出モード、パイレベル(81−LEVEL)吹出モー
ドまたは足元吹出モードの設定位置を抵抗値として制御
回路65に送る。
ファンスイッチ63は、設定抵抗を連結し、その設定抵
抗は、車両乗員が設定したファン31の回転速度または
ファン31の風量を抵抗値として制御回路65に送る。
サーミスタ64は、冷媒蒸発器43の下流と温水式ヒー
タ51の上流との間の通風ダクト2内に取付けられてい
る。あるいは、冷媒蒸発器43のフィンに収付けられて
いる。サーミスタ64は、冷媒蒸発器43を通過した空
気の温度、またはフィン表面の温度を、冷媒蒸発器43
の冷却度合として検出し、抵抗値の信号に置き換えて制
御回路65に送る。
制御回路65は、」−述した各信号を入力して、電磁ク
ラッチ11およびファン31の駆動用モータ32を制御
する。
この制御回路65は、吹出モード切替レバー62により
窓吹出モード、上半身吹出モード、パイレベル吹出モー
ドまたは足元吹田モードが選択された際に、記憶回路6
6より各吹出モードに応じた冷媒蒸発器43の目標冷却
温度を読込み、その目標冷却温度とサーミスタ64によ
り検出される冷却温度とに応じて電磁クラッチ11の断
続を制御し、冷媒蒸発器43の冷却温度を目標冷却温度
に制御する。
冷媒蒸発器43の目標冷却温度は、第4図のグラフに示
すように、冷媒蒸発器43の冷却温度を窓吹出モード、
上半身吹出モード、パイレベル吹出モード、足元吹出モ
ードの順に後者ほど高くなるように設定されている。6
7は自動車用バッテリを示す。
操作パネル7は、第2図に示すように、エアコンスイッ
チ61、吹出モード切替レバー62、ファンスイッチ6
3、温度調整レバー71および内外気切替レバー72を
取付けている。
本実施例の冷媒蒸発器43の冷却温度の制御方法を第1
図ないし第3図に基づき説明する。
第3図は本実施例の制御装置6の冷媒蒸発器43の冷却
温度の制御方法の作動フローチャートを示す。なお、フ
ァン31の速度制御は省略しである。
イグニッションスイッチ(図示せず)をONしてエンジ
ン10の作動を開始すると第3図のフローチャートの実
行が開始される。
初めに、ファンスイッチ63がONされているか否かを
判断する(ステップS1)。ファンスイッチ63がON
されていない(NO)時、ファン31の駆動用モータ3
2をOFF、または駆動用モータ32の叶「状態を維持
する(ステップS2)。
さらに、エンジン10と冷媒圧縮機41とを連結する電
磁クラッチ11を叶「、または電磁クラッチ11のOF
F状態を維持しくステップS3)、エンジン10の作動
中はステップS1ないしステップS3を繰り返す。
ステップS1においてファンスイッチ63がONされて
いる(Yes1時、ファン31の駆動用モータ32をO
Nする(ステップS4)。
つぎに、エアコンスイッチ61がONされているが否か
を判断する(ステップS5)。エアコンスイッチ61が
ONされていない(NO)時、ステップS3へ進む。
ステップS5においてエアコンスイッチ61がONされ
ている(Yes)時、吹出モード切替レバー62の設定
位置を判断して、車両乗員が窓吹出モードを選択してい
るか否かを判断する〈ステップS6)。
窓吹出モードを選択している(Yes)時、記憶回路6
6に記憶されている第4図のグラフから冷媒蒸発器43
の目標冷却温度Ta(以下Taと略す)を読込む(ステ
ップS7)。そして、サーミスタ64により検出した冷
媒蒸発器43の冷却温度te(以下teと略す)を読込
む(ステップS8)。
つぎに、t、e>Taか否かを判断する(ステップS9
)。
te>Taである(Yes1時、teをTaまで低下さ
ぜ“るために、電磁クラッチ11をONして、エンジン
10により冷媒圧縮機41を駆動して冷凍サイクル4を
作動させる(ステップ510)。
te>Taではない(NO)時、teをTaまで上、昇
させるために、電磁クラッチ11をOFF して、冷媒
圧縮機41の駆動を停止して冷凍サイクル4を停止する
(ステップ511)。
ステップS6において窓吹出モードを選択していない(
No)時、吹出モード切替レバー62の設定位置を判断
して、車両乗員が上半身吹出モードを選択しているか否
かを判断する(ステップ512)。
上半身吹出モードを選択している(Yes)時、記憶回
路66に記憶されている第4図のグラフがら冷媒蒸発器
43の目標冷却温度Tb(以下Tbと略す)をシ売込む
(ステップ513)。そして、サーミスタ64により検
出した冷媒蒸発器43の冷却温度teを読込む(ステッ
プ514)。
つぎに、te>Tbか否かを判断する(ステップS15
〉。
te>Tbである(Yes1時、teをTbまで低下さ
せるために、電磁クラッチ11をONシて、エンジン1
0により冷媒圧縮8141を駆動して冷凍サイクル4を
作動させる(ステップ816)。
te>Tbではない(NO)時、teをTbまで上、昇
さぜるなめに、゛電磁クラッチ11をOFF して、冷
媒圧縮機41の駆動を停止して冷凍サイクル4を停止す
る(ステップ517)。
ステップS12において上半身吹出モードを選択してい
ない(No)時、吹出モード切替レバー62の設定位置
を判断して車両乗員が足元吹出モードを選択しているか
否かを判断する(ステップ818)。
ステップ318において足元吹出モードを選択していな
い(NO)時、パイレベル吹出モードを選択していると
判断し、記憶回路66に記憶されている第4図のグラフ
から冷媒蒸発器43の目標冷却温度Tc(以下Tcと略
す)を読込む(ステップ519)。そして、サーミスタ
64により検出した冷媒蒸発器43の冷却温度teを読
込む(ステップS20> 。
つぎに、te>’I”cか否かを判断する(ステップ5
21)。
te>Tcである(Yes)時、teをTCまで低下さ
ぜるために、電磁クラッチ11をONして、エンジン1
0により冷媒圧縮機41を駆動して冷凍サイクル4を作
動させる(ステップ522)。
te>Tcではない(No)時、teをTcまで1・、
昇させるために、電磁クラッチ11をOFFシて、冷媒
圧縮機41の駆動を停止して冷凍サイクル4を停止、す
る(ステップ523)。
足元吹出モードを選択している(Yes)時、記憶回路
66に記憶されている第4図のグラフから冷媒蒸発器4
3の目標冷却温度Td(以下Tdと略す)を読込む(ス
テップ524)。そして、サーミスタ64により検出し
た冷媒蒸発器43の冷却温度teを読込む(ステップ5
25)。
つぎに、te>Tdか否かを判断する(ステップ826
)。
te>Tdである(Yes)時、teをTdまで低下さ
ぜるために、電磁クラッチ11をONシて、エンジン1
0により冷媒圧縮機41を駆動して冷凍サイクル4を作
動させる(ステップ527)。
te>Tdではない(No)時、teをTdまで1−昇
させるために、電磁クラッチ11をOFF して、冷媒
圧縮機41の駆動を停止して冷凍サイクル4を停止する
(ステップ828)。
ステップS10、S11、S16、S17、S23.3
24、S27、S28の制御を行った後、イグニッショ
ンスイッチがONされている間は、ステップ81以下を
繰り返す。
すなわち、冷媒蒸発器43の冷却温度は、窓吹出モード
、上半身吹出モード、パイレベル吹出モード、足元吹出
モードの順に高くなるように制御されている。
このため、車両乗員が吹出モード切替レバー62により
、窓吹出モードを選択している際には、冷媒蒸発器43
の冷却温度の制御によって冷却度合が非常に大きく、除
湿量の非常に高い空気が得られる。このように、窓吹出
モードの要求に応じて冷媒蒸発器43で冷却および除湿
された空気は、窓吹出口24より窓ガラスに向かって吹
出される。よって、窓ガラスの曇りを防止でき、常時最
適な視界を確保できる。
また、車両乗員が吹出モード切替レバー62により、上
半身吹出モードを選択している際には、冷媒蒸発器43
の冷却温度の制御によって冷却度合がやや大きく、除湿
量のやや高い空気が得られる。
このように、上半身吹出モード・り要求に応じて冷媒蒸
発器43で冷却および除湿された空気は、上半身吹出口
25より車両乗員の上半身に向かって吹出される。よっ
て、冷房運転時に上半身吹出口25より車両乗員の上半
身に向かって低温の冷風を吹出すことができる。
さらに、車両乗員が吹出モード切替レバー62により、
パイレベル吹出モードを選択している際には、冷媒蒸発
器43の冷却温度の制御によって冷却度合がやや小さく
、除湿量のやや低い空気が得られる。パイレベル吹出モ
ードの要求に応じて冷媒蒸発器43で冷却および除湿さ
れた空気は、その後に温水式ヒータ51を通過する量を
エアミックスダンパ27等により調整され、上半身吹出
口25より車両乗員の上半身に向かって冷風が吹出され
るとともに、足元吹出口26より車両乗員の足元に向か
って温風が吹出される。
そして、足元吹出モードの要求に応じて冷媒蒸発器43
で冷却および除湿された空気は、冷媒蒸発器43の冷却
温度の制御によって冷却度合が小さく、除湿量の低い空
気が得られる。このように、足元吹出モードの要求に応
じて冷媒蒸発器43で冷却および除湿された空気は、足
元吹出口26より車両乗員の足元に向かって吹出される
。よって、暖房運転時に足元吹出口26より車両乗員の
足元に向かって高温の温風を吹出すことができる。
したがって、高価な湿度センサ等を必要とせず、吹出モ
ードに連動させて冷媒蒸発器43の冷却度合を制御する
ことにより、冷媒蒸発器43に各吹出モードに応じた適
切な除湿作用を発揮させることができ、窓ガラスの曇り
の予防、および速やかなる除去が可能となるとともに、
大幅な除湿作用を発揮させないときには、省動力運転が
可能となる。
[他の実施例] 本実施例では、通風ダクト内に温水式ヒータを配したが
、ヒータとしてはセラミックヒータでも良く、またヒー
タを配さなくとも良い。
本実施例では、冷媒蒸発器と温水式ヒータ等のヒータを
直列に配したが、冷媒蒸発器と温水式ヒータ等のヒータ
を並列に配しても良い、また、冷凍サイクルに四方弁等
の冷媒の循環方向を逆転させる装置を取付けて、ヒート
ポンプ式冷媛房装置の冷凍サイクルとしても良い。
本実施例では、冷媒蒸発器の冷却度合を冷媒蒸発器の冷
却温度で制御したが、冷媒蒸発器の冷却度合を電磁クラ
ッチ(11)の08時間とOFF時間との長さの比率で
制御しても良い、この場合には、窓吹出モード、上半身
吹出モード、足元吹出モードの順に前者ほど電磁クラッ
チ(11)の08時間を長くする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に採用された自動車用冷暖房
装置を示す概略図、第2図は本発明の一実施例に採用さ
れた自動車用冷暖房装置の操作パネルを示す正面図、第
3図は本発明の一実施例に採用された自動車用冷暖房装
置の制御装置の作動フローチャート、第4図は本発明の
一実施例に採用された自動車用冷暖房装置の各吹出モー
ドにおける冷媒蒸発器の目標冷却温度を示すグラフ、第
5図は除湿量と冷媒蒸発器の冷却温度との関係を示すグ
ラフである。 図中 1・・・自動車用冷暖房装置 2・・・通風ダクト 3
・・・送風機 4・・・冷凍サイクル 5・・・温水回
路第2図 第4図 第5図 海窃発傘冶mM(’C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)窓吹出モードを選択した際に窓ガラスに向か
    って空気流を吹出す窓吹出口、上半身吹出モードを選択
    した際に車両乗員の上半身に向かって空気流を吹出す上
    半身吹出口、および足元吹出モードを選択した際に車両
    乗員の足元に向かって空気流を吹出す足元吹出口を有し
    、 車室内に向かって空気を送るための通風ダクトと、 (b)該通風ダクトの前記窓吹出口、前記上半身吹出口
    および前記足元吹出口の上流に配設され、通過する空気
    を冷却する冷媒蒸発器を具備する冷凍サイクルと、 (c)前記冷媒蒸発器の冷却度合を、前記窓吹出モード
    、前記上半身吹出モード、前記足元吹出モードの順に前
    者ほど増大させるように制御する制御手段と を備えた自動車用空気調和装置。
JP20920488A 1988-08-23 1988-08-23 自動車用空気調和装置 Expired - Lifetime JP2564906B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09249020A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Denso Corp 車載用空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09249020A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Denso Corp 車載用空調装置

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