JPH0257048A - 電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はトーン回線及びパルス回線の両方に用いること
ができるようになった電話機に関するものである。

（発明の概要） 本発明はトーン回線及びパルス回線の両方に用いること
ができるようになった電話機に於いて、電話回線への接
続時所定の発信先へ順次トーン信号及びパルス信号で自
動的に発信させ、その後電話回線より送られてくる信号
を検出することにより、接続された電話回線の種類を判
別し、発信持電話回線に送出するダイヤル信号の選択を
自動的に行わせることができるようにしたものである。

（従来技術） 一般に電話回線には、トーン回線、１０パルス回線及び
２０パルス回線の３種類があり、従来用いられている電
話機では、回線切換スイッチを設け、接続される電話回
線の種類に応じて該回線切換スイッチを切換えることに
より、発信時電話回線に応じたトーン、ｌＯパルス或は
２０パルスのダイヤル信号が送出され発呼先と通話が出
来るようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかし、上記従来の電話機では、使用者が電話回線の種
類に応じて回線切換スイッチを切換える必要があり、接
続する電話回線の種類がわからないときには、回線切換
スイッチを切換えながら発信し発呼先につながるかを確
認する必要があったため、使い勝手が極めて悪いもので
あった。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記従来の欠点を除去することを目的とし、電
話機が電話回線に接続されたことを検出する接続検出手
段と、電話回線より送られてくる所定の信号を検出する
信号検出手段と、前記接続検出手段からの信号に基いて
トーン、ＩＯパルス及び２０パルスのダイヤル信号発生
手段を駆動させると共に、前記信号検出手段からの信号
に基いてダイヤル信号発生手段の駆動を制御する制御手
段とを設けるものである。

（作用） そして、上記の如く構成された電話機は次のように作用
する。即ち、電話回線に接続されたことが接続検出手段
により検出されると電話回線を閉結シ、トーン、２０パ
ルス、ｌＯパルスの順で所定の発信先へ発信して電話回
線より送られてくる信号を信号検出手段で検出し、その
検出結果に基いて以後発信時電話回線に送出するダイヤ
ル信号を切換えるようにしたものであるＯ （実施例） 以下、図面に示した実施例に従って本発明の詳細な説明
する。

第１図に於いて、１は電話局の交換機（図示せず）に接
続された電話回線、２は電話機本体と前記電話回線ｌと
を接続させるモジュラジャック、３は通話時前記電話回
線ｌを閉結するフックスイッチ、４は発信時パルスによ
るダイヤル信号を発生させるパルス発生回路、５は前記
電話回線ｌと・・ンドセット（図示せず）との接続を行
うスピチネットワーク、６は発信時トーンによるダイヤ
ル信号を発生させるＤＴＭＦ’発生回路、７は前記モジ
ュラジャック２が前記電話回線ｌに接続されたことを検
出するモジュラ接続検出回路、８は発信時ダイヤル番号
を入力するダイヤルキー、９は接続された電話回線ｌの
種類を判別するため前記電話回線１より送られてくる所
定の信号を検出する時報検出回路である。

また、１０は上記各部を制御する制御部であり、該制御
部１０には、前記モジュラ接続検出回路７からの信号に
基いて電話機が電話回線ｌに接続されたことを検出する
モジュラ接続検出手段１０１と、前記ダイヤルキー８よ
り入力されたダイヤル番号を読込むキー読込手段１０２
と、電話回線ｌへの接続時フックスイッチ３を駆動させ
る回線閉結手段１０３と、回線閉結時パルス発生回路４
を駆動させ電話回線ＩｖｃｌＯパルス或は２０パルスの
ダイヤル信号を送出させるパルス発信手段１０４と、回
線閉結時ＤＴＭＦ発生回路６を駆動させ電話回線１にト
ーンのダイヤル信号を送出させるＤＴＭＦ発振回路１０
５と、前記時報検出回路９からの出力に基いて所定の発
信先に正しく接続されたことを検出する時報検出手段＋
０６と、該時報検出手段１０６等からの出力に基いて接
続された電話回線Ｉの種類を記憶しておく回線モードメ
モリ手段＋０７と、上記各手段１０１乃至１０７から入
力或は各手段＋０１乃至１０７へ出力される信号を制御
するスイッチ制御手段１０８が設けられている。

次に上記の如く構成された電話機の動作について説明す
ると、まず、電話機の使用を開始するにあたってモジュ
ラジャック２が電話回線１に接続される。そうすること
により、モジュラ接続検出回路７で電話回線１に接続さ
れたことが検出され、制御部１０内のモジュラ接続検出
手段１０１へ信号が出力される。該モジュラ接続検出手
段１０１では、スイッチ制御手段１０８へ信号を出力し
、回線閉結手段１０３によりフックスイッチ３を駆動さ
せると共に、捷ず、ＤＴＭＦ発信手段１０５によりＤＴ
ＭＦ発生回路６を駆動させ、予め設定したＮＴＴの時報
サービス１１７に対応するＤＴＭＦ信号をスピーチネッ
トワーク５、パルス発生回路４及びフッ・クスイッチ３
を介し−で電話回線１に送出させる。そして、接続され
た電話回線１がトーン回線で電話回線１より所定の信号
が送られてくると、時報検出回路９で検出され、制御部
１０内の時報検出手段＋０６へ信号を出力する。該時報
検出手段１０６ではスイッチ制御手段＋０８へ信号を出
力し、回線モードメモリ手段１０７にトーン回線に接続
されたことを記憶させると共に、回線閉結手段１０３に
よりフックスイッチ３を駆動させ電話回線１を開放させ
る。

しかし、接続された電話回線ｌがパルス回線でＤＴＭＦ
信号を送出後所定時間以内に所定の信号が検出されない
場合には、スイッチ制御手段＋０８によシパルス発信手
段１０４によりパルス発生回路４を駆動させ、まず、２
０パルスの信号でＮＴＴの時報サービスへ発信する。そ
して、接続された電話回線１が２０パルスのパルス目線
で電話回線ｌより所定の信号が送られてくると、前記ト
ーン回線の場合と同様の動作を行い回線モードメモリ手
段１０７には２０パルスのパルス回線に接続されたこと
が古己憶される。

さらに、接続された電話回線１が１０パルスのパルス回
線で２０パルスのパルス信号を送出後所定時間以内に所
定の信号が検出されない場合には、スイッチ制御手段！
０８によりパルス発信手段１０４によりパルス発生回路
４を１駆動させ１０パルスの信号でＮ　Ｔ　Ｔの時報ザ
ービスヘ発信し、前記トーン回線、２０パルスのパルス
回線と同様の動作を行うようになっている。

そして、発信時にダイヤルキー８が操作されると制御部
ＩＯ内のキー読込手段１０２で読込み、回線モードメモ
リ手段１０７に記憶された内容に基いてスイッチ制御手
段１０８によりＤＴＭＦ’Ａ信手段１０５或はパルス発
信手段１０３に信号を出力し、ＤＴＭＦ発生回路６或は
パルス発生回路４を駆動させ電話回線１にダイヤル信号
を送出させるものである。

従って上記実施例に於いては、電話機を接続する電話回
線１の種類がわからない場合でも、電話機を電話回線１
に接続するだけでよく、使い勝手を大幅に向」ニさせる
ことができる。捷だ、回線切換スイッチを省略すること
ができるため、コストダウンを行うことができるもので
ある。

（効果） 以」二述べた通り本発明では、１・−ン回線及びパルス
回線の両方に用いることができるようになった電話機に
於いて、電話回線の接続時にダイヤル信号の選択を自動
的に行わせることができるため、使い勝手を大幅に向上
させることができると共に、回線切換スイッチを省略す
ることができるため、コストダウンを行うことができる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に於ける電話機の要部のブロ
ック図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、トーン信号で電話回線にダイヤル信号を送出する第
   １のダイヤル信号発生手段と、 パルス信号で電話回線にダイヤル信号を送出する第２の
   ダイヤル信号発生手段と、 電話機が電話回線に接続されたことを検出する接続検出
   手段と、 電話回線より送られてくる所定の信号を検出する信号検
   出手段と、 前記接続検出手段からの信号に基いて前記第１及び第２
   のダイヤル信号発生手段を駆動させると共に、前記信号
   検出手段からの信号に基いて前記第１及び第２のダイヤ
   ル信号発生手段の駆動を制御する制御手段とを設けたこ
   とを特徴とする電話機。