JPH0256920A - 位置合わせ装置 - Google Patents

位置合わせ装置

Info

Publication number
JPH0256920A
JPH0256920A JP1079606A JP7960689A JPH0256920A JP H0256920 A JPH0256920 A JP H0256920A JP 1079606 A JP1079606 A JP 1079606A JP 7960689 A JP7960689 A JP 7960689A JP H0256920 A JPH0256920 A JP H0256920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
axis
alignment
position detector
aligned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1079606A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2823227B2 (ja
Inventor
Tatsuhiko Touki
達彦 東木
Toru Tojo
東条 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1079606A priority Critical patent/JP2823227B2/ja
Publication of JPH0256920A publication Critical patent/JPH0256920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2823227B2 publication Critical patent/JP2823227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ステップアンドリピート式の露光装置等に組
み込むのに適した位置合わせ装置に関する。
(従来の技術) 周知のように、半導体装置の製造工程で用いられる露光
装置では高精度な位置合わせ装置、つまりアライメント
装置を必要とする。このようにアライメント装置を設け
る目的は、ウェハ面の位置を検出し、ウェハ面上に形成
されたパターンを最適な露光位置に位置合わせすること
にある。
ところで、アライメント装置には種々の方式のものがあ
るが、半導体製造工程で用いられるステップアンドリピ
ート式露光装置に組み込まれるものは、通常、第8図に
示すように構成されている。
すなイ〕ち、互いに直交するX軸、y軸、Z軸を持つ基
準直角座標系内に、X軸方向およびy軸方向に移動自在
なxy子テーブルを配置するとともにxy子テーブル上
に2軸と平行な軸回りに回転可能なθテーブル2を配置
している。xy子テーブルはxy子テーブル動装置3に
よってX軸方向位置およびy軸方向位置が制御され、ま
たθテーブル2はθテーブル駆動装置4によってθ方向
位置が制御される。θテーブル2の上方には、X軸方向
に一定の距離をおいて一対のマーク位置検出器5.6が
配置されている。これらマーク位置検出器5.6は、H
eNeレーザ光源7から送出されたレーザ光を使用して
θテーブル2上に載置されているウェハ8に付されてい
る位置合せ用のマーク9.10を光学的に検出する。
ここでは、y軸方向の位置合わせを例にとり、以後はマ
ーク位置検出器5をy位置検出器とし、マーク位置検出
器6をθ位置検出器とし、さらにマーク9をyマークと
し、マーク10をθマークとして説明する。
y位置検出器5およびθ位置検出器6には、検出基準位
置が設定されており、これら検出基準位置間の距離はy
マーク9とθマーク10と距MLに設定されている。y
位置検出器5およびθ位置検出器6は、検出基q位置と
マーク位置との関係1と対応した信号を検出信号として
出力する。そして、これら検出信号は演算装置11に与
えられる。
演算装置11は、y位置検出器5の検出基準位置にyマ
ーク9を一致させるとともθ位置検出器6の検出基準位
置にθマーク10を一致させるためのフィードバック制
御信号を生成し、この信号をxy子テーブル動装置3お
よびθテーブル駆動装置4に与える。X軸方向の位置合
わせ系も基本的には同様なので説明を省略する。
このようなアライメント装置では、次のようにしてアラ
イメントが行われる。まず、装置の立ち上げ時に、y位
置検出器5の検出基準位置とθ位置検出器6の検出基準
位置とがレーザ干渉計12の光軸に対して平行になるよ
うxy子テーブルに固定された基準マーク13を用いて
校正される。
つまり基準直角座標系のX軸に対してy位置検出器5の
検出基準位置とθ位置検出器6の検出基準位置とを結ぶ
線が平行関係となるように校正される。
θテーブル8上に所定の関係にウェハ8が載置されると
、ウェハ8上のyマーク9がy位置検出器5で検出され
、θマーク10がθ位置検出器6で検出される。この検
出結果に基づいて演算装置11は、y位置検出器5の検
出基準位置にyマーク9を一致させるとともθ位置検出
器6の検出基準位置にθマーク10を一致させるための
フィードバック制御信号を生成し、この信号をxyテー
ブル駆動装置3およびθテーブル駆動装置4に与える。
したがって、ウェハ8は、yマーク9の位置が定められ
たxy座標で、かつyマーク9とθマーク10とを結ぶ
線が基準直角座標に対してアライメントされることにな
る。アライメント後は、θテーブル2が図示しない真空
チャック等で固定され、またxy子テーブルの位置がレ
ーザ干渉計12を含む位置ΔIIJ定装置で求められ、
この位置情報が演算装置11に取り込まれる。
しかしながら、上記のように構成されたアライメント装
置にあっては次のような問題があった。
すなわち、y位置検出器5とθ位置検出器6とは距離が
したけ離れている異なった検出系である。
このため、θ方向の位置合わせに誤差が生じ品い。
この誤差量は、一般にウェハローテーション誤差と呼ば
れている。θ方向の位置合わせに誤差が生じる大きな原
因の1つは位置検出器の検出精度が検出面の高さ位置に
依存すること(以後、Z依存性と言う。)による。すな
わち、光学的に位置を検出するy位置検出器5およびθ
位置検出器6等では、その焦点深度の方向に対して光軸
が微小傾斜を伴って装置に取付けられていることが多い
このように光軸が微小傾斜していると、Z依存性が発生
する。さらに、ウェハ8はテーバを持っているため、完
全な水平ではない。また、ウェハ8はエツチングや熱処
理等によって変形し易いので、ウェハ全面で数μm以上
の凹凸差が生じている場合が多い。このようなウェハ面
高さのばらつきもアライメント時にZ依存性として表わ
れ、θ方向の位置合わせ誤差を生じさせる。
そこで、このようなウェハローテーション誤差を補正す
るために、たとえば特開昭56−102823号や特開
昭57−80724号では次のような補正方法を提案し
ている。この方法では、yマーク9およびθマーク10
を使ってアライメントした後、y位置検出器5でyマー
ク9と、y、θマーク9.1゜を結ぶ延長線上でyマー
ク9から距離L1だけ離れた位置に設けられたローテー
ションマーク14(以後、Rマークと略称する。)とを
検出することによってウェハローテーション誤差量を求
めている。今、yマーク9のy軸方向位置をV、、Rマ
ーク14のy軸方向位置をy2とすると、ウェハローテ
ーション誤差量Δθ0を次の(1)式で求めている。
Δθ、 = tan−’ (y2V+ ) / L+ 
−(1)この方法では、第9図に示すようにウェハ8の
実際の転写位置経路(実線)が目標とする転写位置経路
(破線)に対してyマーク9を中心にΔθ、だけ回転し
ているとみなしている。そして、第10図に示すように
、転写時にxy子テーブルを制御して転写位置を補正す
ることによって残留ローテーション量を低減させている
。なお、y1y2を検出するときには、位置検出器のZ
依存性による誤差を少なくするために、測定すべきマー
クを一度レンズの真下に移動させて図示しない2センサ
と2テーブルとによるオートフォーカス機構で任意の位
置に固定し、その後にxy子テーブルの上下動精度を信
頼してθ方向のアライメントおよび各マークの位置をa
lll定するようにしている。
しかし、このような方法でも次のような不具合がある。
すなわち、(1〉式に基づいてウェハローテーション誤
差量Δθ1をallJ定し、このΔθ1に基づいて転写
時にxy子テーブルを制御すると、確かに第10図に示
すように残留ローテーション量を少なくできるが、第1
0図から判るように、]チップAごとの回転方向の位置
ずれ(チップローテーション)が残留する。つまり、第
9図に示したウェハローテーション誤差Δθ、は、ウェ
ハローテーション補正による転写位置の補正後も第10
図に示すようにチップローテーション誤差Δθ、成分と
して残留してしまう問題があった。
また、従来の方法では、レチクルアライメント系のロー
テーション方向の誤差、レチクルローテーションΔθ、
等の影響が原因してウェハ上で第1層ロバターンと第2
層目パターンとの間に相対的なチップローテーションが
発生(形態としては第10図に示すような形態で発生す
る。)するようなとき、第2層ロバターンの転写に先立
ってローテーション補正を行っても各々のチップローテ
ーションまで補正することができない問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く、従来の位置合わせ装置では、たとえば半導
体製造工程で使用される露光装置に適用した場合、ウェ
ハローテーション補正が行なえても、この補正分が違う
形の誤差、つまりチップローテーション誤差として残留
する問題があった。
また、チップローテーションを任意に設定することもで
きない問題があった。
そこで本発明は、上述した不具合を解消でき、たとえば
半導体製造工程で使用される露光装置に組み込んだとき
その効果が大きい位置合わせ装置を提O(することを目
的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、表面に少なくとも第1および第2の位置合わ
せ用マークを備えるとともに上記第1および第2の位置
合わせ用マークを結ぶ延長線上に第3の位置合わせ用マ
ークを備えてなる被位置合わせ部材を互いに直交するy
軸、y軸、2軸を持つ基準直角座標系内に位置合わせす
る位置合せ装置を対象にしている。
このような位置合せ装置において、本発明では、前記基
準直角座標系内に前記y軸と前記y軸とを結ぶ平面に沿
って配置された前記被位置合わせ部材をX軸方向、y軸
方向およびz軸方向に移動させる移動機構と、前記被位
置合わせ部材を2軸に平行した軸回りに回転移動させる
回転機構と、前記被位置合わせ部材の2軸方向の高さ位
置を計測する高さ位置検出系と、前記基準直角座標系内
に、この座標系に対して一定の関係に配置され、前記被
位置合わせ部材の前記マークを2軸方向から光学的に観
察して上記マークを検出する第1および第2のマーク位
置検出器と、これらマーク位置検出器で検出された各マ
ークのX軸方向位置およびy軸方向位置を検出する座標
検出系と、前記第1のマーク位置検出器で前記第1のマ
ークが検出されると同時に前記第2のマーク位置検出器
で前記第2のマークが検出されるべく前記移動機構およ
び前記回転機構を制御するフィードバック制御手段と、
前記第1のマーク位置検出器を共通に用い、Z軸方向の
高さが一定値に保持された前記第1および第3のマーク
の座標を検出して前記被位置合わせ部材の現実の方向を
求め、この現実の方向と目標方向との差に応じて前記第
2のマーク位置検出器の検出基準位置をシフト手段でシ
フトさせた後に前記フィードバック制御手段を動作させ
るサイクルを繰り返して上記被位置合せ部材の現実の方
向を目標方向に収束させる方向収束化手段とを設けてい
る。
(作 用) 今、被位置合わせ部材が第1、第2および第3の位置合
せ用のマークの付されたウェハであるとすると、上記第
1、第2および第3の2軸方向の高さに差が存在してい
ても、これら高さの違いの影響を受けることなく、ウェ
ハを目標方向に正確に向けた状態で位置合わせが可能と
なる。したがって、11標方向をウェハのステップ送り
方向に選ぶと、ウェハローテーション誤差を低減させた
状態で、かつチップローテーション誤差も低減させ得る
状態に位置合わせできることになる。また、レチクルア
ライメント系およびシステム上発生するレチクルローテ
ーション誤差によるウエハチップローテーション誤差を
予め検出しておき、この誤差量に対応した値をシフト手
段に予め固定オフセット値として与えれば、レチクルロ
ーテーション誤差に起因するチップローテーションも簡
単に補正することが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例を説明する。
第1図には本発明の一実施例に係る位置合せ装置をアラ
イメント装置として組み込んだステップアンドリピート
式の露光装置が局部的に示されている。そして、この図
では第8図と同一部分が同一符号で示されている。した
がって、重複する部分の詳しい説明は省略する。
この実施例に係る位置合わせ装置では、xy子テーブル
の上に2軸方向に移動自在な2テーブル21が設けてあ
り、この2テーブル21の上にウェハ8を直接支持する
θテーブル2が設置されている。そして、2テーブル2
1は、2テーブル駆動装置22によって制御される。
θ位置検出器6には、この検出器の光軸位置、つまり検
出基準位置を前述した距MLを維持した状態で移動可能
とする、たとえばブレンパラレル23が設けてあり、こ
のプレンパラレル23の回動角はパルスモータ24によ
って制御される。そして、パルスモータ24は、演算装
置11aによって後述する関係に制御される。一方、θ
テーブル2の上方位置にはウェハ8の上面の高さ位置を
計+11Jする位置検出器25が配置されている。
次に、上記のように構成された位置合わせ装置の動作を
説明する。
まず、装置の立ち上げ時にレーザ干渉計12の光軸に対
してy位置検出器5の検出基準位置とθ位置検出器6の
初期検出基準位置とを結ぶ線が平行となるように校正す
る。ここで、y位置検出器5の検出基準位置およびθ位
置検出器6の初期検出基準位置とは次のような位置を言
う。すなわち、基準直角座標系のX軸に平行で、かつ2
輔方向の高さが一定値Hとなるように描かれる線と各位
置検出器の光軸とが交わる位置である。第3図にはこの
関係が示されている。前述の如く、各位置検出器の光軸
が同一関係となるように取り付けることは極めて困難で
あるため、この図ではこれらの関係を含めて誇張して描
かれている。第3図において、5aはy位置検出器5の
光軸を示し、6aはθ位置検出器6の光軸を示している
。これら光軸5a、6aは、実際には紙面と直交する方
向に距離りだけ離れている。そして、これら光軸5a。
6aが紙面と直交し、かつZ軸方向の高さがHの線31
と交わる点の位置をそれぞれ位置検出器5.6における
検出基準位置および所期検出基準位置としている。
θテーブル2上の所定位置にウェハ8が載置されると、
以下の動作が開始される。これらの動作は実際には演算
装置11aの出力によって自動的に行われる。まず、ウ
ェハ8の上面のyマーク9の高さが位置検出器25で測
定され、これに基づいて2テーブル駆動装置22が制御
されて2テーブル21の高さが一定に保持される。つま
り、yマーク9の位置が一定の高さHに保持される。
次に、xy子テーブルの上下動の精度を信頼して、yマ
ーク9がy位置検出器5の下に位置するようにxy子テ
ーブルが制御される。そして、y位置検出器5の検出基
準位置とyマーク9の位置とが一致するようにxy子テ
ーブルの位置が調整され、続いてこのときのyマーク9
のy軸方向の位置(yl)およびX軸方向の位置(xl
)が測定される。次に、上記状態でθ位置検出器6によ
って、この検出器の初期検出基準位置に対するθマーク
10の位置が測定され、この測定信号をフィードバック
信号として、y位置検出器5の検出基準位置とyマーク
9の位置とが一致し、かつθ位置検出器6の初期検出基
準位置とθマーク10の位置とが一致するようにθテー
ブル2の回転角およびxy子テーブルの位置が制御され
る。すなわち、θ位置合せが行なわれる。
なお、このθ位置合わせ時には、yマーク9は一定の高
さHに保持されているが、θマーク10は必ずしも高さ
Hであるとは限らない。この状態で上述した関係が得ら
れるようにフィードバック制御が行なわれるので、たと
えば第4図に示すように、yマーク9に対してθマーク
10がΔHだけ低い場合には、θ位置検出器6の初期検
出基準位置とθマーク10の位置とが一致する角度まで
yマーク9を中心にしてウェハ8、つまりθテープル2
が時計方向に回転制御される。したがって、yマーク9
とθマーク10を結ぶ線は基準直角座標系のX軸とは平
行にはならない。この状態では、θマーク10の2方向
の位置によるi(1定誤差の影響がθ方向位置合せに入
り込み、ウェハローテーション誤差が生じている。。
次に、Rマーク14の高さが位置検出器25で測定され
、これに基づいて2テーブル駆動装置22が制御されて
Rマーク14が前記と同じ一定の高さHに保持される。
次に、Rマーク14がy位置検出器5の下に位置するよ
うにxyテーブル1が制御される。そして、Rマーク1
4の位置がy′位置検出器5の検出法学位置に一致した
ときのX軸方向の位置(yl)およびX軸方向の位置(
X2)が測定される。
次に、先に求めたyマーク9の位置(Xl。
yl)とR7−り14の位置(X21V2)を使ってウ
ェハ8の回転量Δθ、(現実の方向)を求め、このΔθ
、に基づいてθ位置検出器6の光軸をブレンパラレル2
3とパルスモータ24とからなるシフト機構でシフトさ
せる。つまり、θ位置検出器6の検出基準位置を第4図
中にBで示すように、初期検出J!桑位置から仁かに離
れた位置までシフトさせる。
このようにシフトさせた状態で、再び上述した一連の動
作が実行される。そして、回転量Δθ、が予め設定した
値ε以下となるまで一連の動作が繰り返えされる。この
動作によって、ついにはローテーション誤差Δθ、が1
Δθ、1くεに収束される。
第2図は、シフト機構にウェハローテーション補正量を
フィードバックさせる系統のフローチャートで、シフト
補正量は次の(2)式の関係で設定される。
θ位置検出器のシフト量 曙αΔθ1 一α tan−’[(yl−yl)/(X2  x+)
]・・・(2) ただし、αは定数である。
次に、X軸方向の位置合わせと同様にX軸方向の位置合
わせを行い、アライメント動作を終了する。
このような制御によってウェハ8は、第5図に示すよう
に、実線位置から破線位置へとθ方向位置が制御され、
yマーク9とRマーク14とを結ぶ線が基準直角塵は系
のX軸にほぼ平行した状態、すなわちウェハローテーシ
ョン誤差Δθ0が極めて少ない状態で、かつチップロー
テーション誤差Δθ。(−Δθ、)が極めて少なくなる
状態に位置合わせされることになる。先に述べたように
、従来のウェハローテーション補正方法では第10図に
示す如く、ウェハローテーション補正によって発生する
チップローテーションを補正することができないが、本
方法ではウェハーローテーション補正のみならず、チッ
プローテーションも補正することができる。したがって
、チップ全面で高精度なアライメントが可能となる。な
お、εに相当する量を従来と同様の手法で補正すること
によって転写位置を更に高精度にアライメントすること
ができる。
第6図には本発明の他の実施例に係る位置合わせ装置を
アライメント装置として組み込んだステップアンドリピ
ート式の露光装置が局部的に示されている。この図では
第1図と同一部分が同一符号で示されている。したがっ
て、重1Mする部分の詳しい説明は省略する。
この実施例が第1図に示す実施例と異なる点は、θ位置
検出器6の検出基準位置をシフトさせる手段にある。す
なイ〕ち、この実施例ではシフト手段としてオフセット
回路41を設け、このオフセット回路41でθ位置検出
器6の検出信号にオフセットを与えることによってθ方
向位置を補正するようにしている。そして、その補正量
は演算装置11bによって設定される。このように構成
しても前記実施例と同様な効果を得ることができる。
ところで、この位置合わせ装置を半導体製造工程で用い
られるステップアンドリピート式の露光装置にアライメ
ント装置とじて組み込んだ場合には、露光装置のシステ
ム上及びレチクルローテーション設定によって発生する
ウエハチップローテ−ションlt差Δ0.の補正も簡単
に実現できる。
すなわち、この場合には予め計71111シたレチクル
ローテーション誤差によるチップローテーション誤差量
Δθ、をシフト機構の固定オフセット値Δθ、として使
用する。この固定オフセット値Δθ、は、アライメント
粘度評価用の転写を行った後、アライメントのオフセッ
ト量としてオペレータが入力する。このチップローテー
ション誤差mΔθ、に対応させシフト機構をシフトさせ
て前述した収束化処理を繰り返し実行することで、前述
の2依存性によるウェハローテーション誤差量〇〇を低
減させ、かつウェハローテーションΔθ1を−Δθ、に
収束(1Δθ1+Δθ、1〈ε)させていく。
第7図はシフト機構を用いることにより、ウェハローテ
ーションおよびレチクルローテーション等システム上か
ら発生するチップローテーション補正量をフィードバッ
クさせる系のフローチャー1・である。
チップローテーション補正量Δθ、とシフト補正量とは
次の(3)式の如くあられせる。
θ位置検出器のシフト量 一α(Δθ1+Δθ、)        ・・・(3)
ただし、αは定数である。
このように構成すると、ウェハ8の回転方向の補正と、
チップの回転方向の補正とを行なうことができる。つま
り、従来のウェハローテーション補正方法のみの場合に
は、レチクルローテーションによって発生するチップロ
ーテーションを補正することはできないが、本方法では
補正することができる。
なお、実際には第1層1−1と、第2層目以後のアライ
メント転写において、レチクルアライメント精度等に起
因するレチクルローテーション誤差をロット投入時に試
し露光することによって求め、オペレータがその補正値
を入力することによって、試し露光と同じ条件で作製し
たウェハ8に対してアライメント転写を行なう。また、
固定オフセット量Δθ、を検出する方法は上記に限らず
、たとえばマスクとウェハとを直接位置合わせするTT
Lアライメント等により、レチクルとウニノルチップの
ローテーション誤差を検出し、その値を固定オフセット
1八〇、として使用することも可能である。このような
チップローテーション補正によって第11図に示すよう
に、アライメント転写においてチップローテーションを
低減させた重ね合わせ露光を行なうことができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。すなイ〕ち、上述した各側はステップアンドリピー
ト式の露光装置のアライメント装置として組み込んだ場
合の例であるが、高精度な位置合わせを必要とする各種
装置にも適用できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、位置合わせ用マークの
高さ位置に関連して起こる位置合わせ誤差を確実に補正
できる。また、ステップアンドリピート式の露光装置の
アライメント装置として使用したときにはチップローテ
ーションやレチクルローテーション等に起因するチップ
ローテーションを補正することができ、マスク露光時の
位置合せ粘度の向、上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る位置合わせ装置をアラ
イメント装置として組み込んだ露光装置の局部的概略構
成図、第2図は同位置合わせ装置の動作を説明するため
の流れ線図、第3図から第5図は同動作を具体的に説明
するための図、第6図は本発明の他の実施例に係る位置
合わせ装置をアライメント装置として組み込んだ露光装
置の局部的概略構成図、第7図はシステムとして発生す
るチップローテーションを低減させるようにした例の動
作を説明するための流れ線図、第8図は従来の位置合わ
せ装置をアライメント装置として組み込んだ露光装置の
局部的概略構成図、第9図はウェハローテーション補正
を行なわなかったときの第1層目パターンと第2層目パ
ターンとの重なり程度を示す図、第10図はウェハロー
テーション補正を行ったときの第1層目パターンと第2
層目パターンとの重なり程度を示す図、第11図は本発
明装置でウェハローテーション補正とチップローテーシ
ョン補正とを行ったときの第1層目パターンと第2層目
パターンとの重なり程度を示す図である。 1・・・xy子テーブル2・・・θテーブル、3・、・
xyテーブル駆動装置、4・・・θテーブル駆動装置、
5・・・マーク位置検出器(y位置検出器) 6・・・
マーク位置検出器(θ位置検出器)、8・・・ウェハ、
9・・・位置合わせ用マーク(yマーク)、10・・・
位置合わせ用マーク(θマーク) 10・・・位置合わ
せ用マーク(ローテーションマーク)11a、llb・
・・演算装置、12・・・レーザ干渉計、21・・・2
テーブル、22・・・2テーブル駆動装置、23・・・
プレンパラレル、24・・・パルスモータ、25・・・
位置検出器、41・・・オフセット回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に少なくとも第1および第2の位置合わせ用
    マークを備えるとともに上記第1および第2の位置合わ
    せ用マークを結ぶ延長線上に第3の位置合わせ用マーク
    を備えてなる被位置合わせ部材を互いに直交するx軸、
    y軸、z軸を持つ基準直角座標系内に位置合わせするた
    めのものであって、前記基準直角座標系内に前記x軸と
    前記y軸とを結ぶ平面に沿って配置された前記被位置合
    わせ部材をx軸方向、y軸方向およびz軸方向に移動さ
    せる移動機構と、前記被位置合わせ部材をz軸に平行し
    た軸回りに回転移動させる回転機構と、前記被位置合わ
    せ部材のz軸方向の高さ位置を計測する高さ位置検出系
    と、前記基準直角座標系内に、この座標系に対して一定
    の関係に配置され、前記被位置合わせ部材の前記マーク
    をz軸方向から光学的に観察して上記マークを検出する
    第1および第2のマーク位置検出器と、これらマーク位
    置検出器で検出された各マークのx軸方向位置およびy
    軸方向位置を検出する座標検出系と、前記第1のマーク
    位置検出器で前記第1のマークが検出されると同時に前
    記第2のマーク位置検出器で前記第2のマークが検出さ
    れるべく前記移動機構および前記回転機構を制御するフ
    ィードバック制御手段と、前記第1のマーク位置検出器
    を共通に用い、z軸方向の高さが一定値に保持された前
    記第1および第3のマークの座標を検出して前記被位置
    合わせ部材の現実の方向を求め、この現実の方向と目標
    方向との差に応じて前記第2のマーク位置検出器の検出
    基準位置をシフト手段でシフトさせた後に前記フィード
    バック制御手段を動作させるサイクルを繰り返して上記
    被位置合わせ部材の現実の方向を目標方向に収束させる
    方向収束化手段とを具備してなることを特徴とする位置
    合わせ装置。
  2. (2)前記シフト手段は、前記第2のマーク位置検出器
    の検出信号に電気的なオフセット値を与えるものである
    請求項1に記載の位置合わせ装置。
  3. (3)前記シフト手段は、前記第2のマーク位置検出器
    の検出光光路を移動させるものである請求項1に記載の
    位置合わせ装置。
  4. (4)前記方向収束化手段は、外部から任意に前記目標
    方向を設定できるものである請求項1に記載の位置合わ
    せ装置。
  5. (5)前記被位置合わせ部材はマスクパターンが転写さ
    れる感光基板であり、前記方向収束化手段は上記マスク
    パターンの方向と上記感光基板上のパターンの方向との
    間のずれ量に対応した固定オフセット値を前記シフト手
    段に与える系を備えている請求項1に記載の位置合わせ
    装置。
  6. (6)前記被位置合わせ部材はマスクパターンがステッ
    プアンドリピート方式で転写される半導体装置形成用の
    感光基板であり、前記方向収束化手段は上記マスクパタ
    ーンの方向と上記感光基板上のパターンの方向との間の
    ずれ量に対応した固定オフセット値を前記シフト手段に
    与える系を備えている請求項1に記載の位置合わせ装置
  7. (7)前記マスクパターンの方向と前記感光基板上のパ
    ターンの方向とのずれ量を検出する検出系を備えている
    請求項5または6に記載の位置合わせ装置。
JP1079606A 1988-05-19 1989-03-30 位置合わせ装置 Expired - Fee Related JP2823227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1079606A JP2823227B2 (ja) 1988-05-19 1989-03-30 位置合わせ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-120597 1988-05-19
JP12059788 1988-05-19
JP1079606A JP2823227B2 (ja) 1988-05-19 1989-03-30 位置合わせ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0256920A true JPH0256920A (ja) 1990-02-26
JP2823227B2 JP2823227B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=26420624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1079606A Expired - Fee Related JP2823227B2 (ja) 1988-05-19 1989-03-30 位置合わせ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2823227B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06151277A (ja) * 1992-10-30 1994-05-31 Canon Inc 露光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06151277A (ja) * 1992-10-30 1994-05-31 Canon Inc 露光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2823227B2 (ja) 1998-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2829642B2 (ja) 露光装置
US5440397A (en) Apparatus and method for exposure
US5850291A (en) Projection exposure apparatus and method for controlling a stage on the basis of a value corrected by ABBE error
JPH11186154A (ja) 投影露光装置および方法
JPH0140492B2 (ja)
US5523574A (en) Exposure apparatus
JP3706951B2 (ja) 露光装置
JPH04120716A (ja) 露光装置の位置決め方法と位置決め機構
JPS62150721A (ja) 投影型露光装置
JP2000012455A (ja) 荷電粒子線転写露光装置及び荷電粒子線転写露光装置におけるマスクと感応基板の位置合わせ方法
JPH0256920A (ja) 位置合わせ装置
JPS62150106A (ja) 位置検出装置
JPH08162391A (ja) 投影露光装置
JP2868548B2 (ja) アライメント装置
JP2777931B2 (ja) 露光装置
JP2860567B2 (ja) 露光装置
JP3204253B2 (ja) 露光装置及びその露光装置により製造されたデバイス、並びに露光方法及びその露光方法を用いてデバイスを製造する方法
JP2587292B2 (ja) 投影露光装置
JPS62171126A (ja) 投影型露光装置
JP2000106345A (ja) 露光装置及びその露光装置により製造されたデバイス、並びに露光方法及びその露光方法を用いたデバイス製造方法
JPH01144626A (ja) アライメント方法
JP2882821B2 (ja) アライメント装置
KR0136427B1 (ko) 평면 스텝 모터를 이용한 노광 장비 스테이지의 미소 각도 보정장치 및 그 방법
JPS6341021A (ja) 縮小投影露光装置
JP2000040662A (ja) 露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees