JPH04120716A - 露光装置の位置決め方法と位置決め機構 - Google Patents

露光装置の位置決め方法と位置決め機構

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JPH04120716A
JPH04120716A JP2240088A JP24008890A JPH04120716A JP H04120716 A JPH04120716 A JP H04120716A JP 2240088 A JP2240088 A JP 2240088A JP 24008890 A JP24008890 A JP 24008890A JP H04120716 A JPH04120716 A JP H04120716A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は露光装置に関し、特にマスクとウェハとの位置
決めを高精度に行なうための露光装置の位置決め機構に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の位置決め機構には、本出願人による特開
斗1−193689号公報に記載されたものかある。こ
のものにおいては、位置合わせずべき部材(ウェハ、マ
スク等)に対して移動する移動台の上に検出機構を設け
、該移動台を駆動する手段であるクロスローラガイドを
直交2軸の案内機構としていた。この案内機構を駆動す
る手段は、位置検出手段であるリニアエンコーダとモー
タとが組合わされるXYステージにより構成されている
第8図(a)乃至第8図(c)は従来より行なわれてい
る位置決め検出動作を説明するための図である。第8図
(a) 、 (b)中にそれぞれ示されているアライメ
ント信号検出センサ810は上述のような移動台上に搭
載されるアライメントユニットに内蔵されるもので、マ
スク812およびウェハ814上にそれぞれ形成された
アライメントマーク813,816の位置関係が第8図
(c)に示す状態の同心円状のものである場合にアライ
メントが完了したものと判断するものであり、これらの
位置関係はアライメント信号検出センサ810側より投
射されるアライメントビーム808により確認される。
第8図(a) 、 (b)にはアライメントを行なうた
めのアライメントビーム808がそわぞわ異なる方向に
傾いた例が示されている。第8図(a) 、 (b)の
いずれの状態においても、アライメント信号検出センサ
810上には第8図(C)に示すアライメント完了のパ
ターンが形成されるか、実際には第8図(a) 、 (
b)にそれぞれ示したものではマスク812とウェハ8
14との位置関係は異なるものであるため、この状態で
複数回の露光が行なわれると、既に露光されたパターン
とあらたに露光されるパターンとの間にずれが生じてし
まう。
上記のようなアライメントビームの傾きは、アライメン
トユニットを搭載する移動台の姿勢変化により生じるも
のである。
第9図(a)−、(b)はアライメントビームの傾きを
説明するための図であり、第9図(a)にはアライメン
トビームが正常(垂直)に投光されている状態が示され
、第9図(b)にはアライメントビームが傾いて投光さ
れている状態が示されている。図においては、姿勢変化
のうちX軸まわりの回転量ω8について示している。図
中、901は移動台であるXYステージ、903はXY
ステージ901を支持する基台、908はアライメント
ユニット911内に埋設されたレーザダイオード909
より出射されるアライメントビーム、913.916は
マスク912.ウェハ914にそれぞれ設けられたアラ
イメントマークである。
アライメントユニット911内には、この他に第8図(
a) 、 (b)に示したようなアライメント信号検出
センサ(不図示)がアライメントビーム90Bの反射光
を受光する位置に設けられている。
以下の説明では、簡単化するためにアライメントビーム
908が垂直に投光されるものとして説明する。
第9図(a)に示した状態からXYステージ901の移
動に伴なって第9図(b)に示すようにアライメントユ
ニット911が角度θ傾くと、アライメントユニット9
11より投光されるアライメントビーム908も角度θ
傾くこととなる。
この場合、角度θを20″、レーザダイオード909と
アライメントマーク913との間隔Gを50mm、各ア
ライメントマーク913.916の間隔gを50μmと
すると、アライメントユニット911は所定の位置にあ
るにも関らず、マスク912上におけるアライメントビ
ーム908のビームスポットは図面左方向に5μmずれ
ることになり、マスク912とウェハ914には0.0
05μmの位置ずれか生してしまう。
しかしながら従来、このようなアライメントユニットの
姿勢変化を検出する機構は特に設けられていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ト述した従来の露光装置の位置決め機構には、アライメ
ントユニットの姿勢変化を検出する機構が設けられてい
ないため、アライメントユニットか傾いた場合にはこれ
を検出することができず、傾いたアライメントビームに
よって位置決めか行なわわてしまう。このアライメント
ビームの傾く方向は一定のものではないために、多重露
光されるウェハ上のパターンにずれが生じてしまい、該
ウニハートに焼付けられるパターン線幅の劣化や、該ウ
ェハを用いて製造されるIC等の性能か低下してしまう
という問題点かある。
本発明は上記従来技術か有する問題点に鑑みてなされた
ものであって、アライメントユニットの姿勢変化を検出
することかでき、また、姿勢変化か生じた場合にはこt
を補正することのてきる露光装置の位置決め機構を実現
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の露光装置の位置決め方法は、 マスクとウェハとの位置決めをアライメントユニットよ
り投光されるアライメントビームを用いて行なう露光装
置の位置決め機構において、前記アライメントユニット
・の露光装置に対する姿勢変化量を計測するアライメン
トユニット計測手段を有し、 前記アライメントユニット計測手段にて3”l?ll’
lされた姿勢変化量に基づいて前記マスクとウェハとの
位置決めを行う。
この場合、 アライメントユニットの姿勢を調節する姿勢調節手段を
設け、 アライメントユニット計測手段にて計測されたS勢変化
量により前記アライメントユニットの姿勢を前記姿勢調
節手段にて補正した後にマスクとウェハとの位置決めを
行なうものとしてもよい。
また、この方法による位置決め機構として、アライメン
トユニット計測手段をオートコリメータやレーザ測距装
置にて構成し、姿勢調節手段として補正ステージをアラ
イメントユニットの下部に設け、これらの動作を制御す
る制御装置を設けてもよい。
〔作用〕
アライメントユニットの姿勢変化量がアライメントユニ
ット計測手段により計測され、該姿勢変化量に基づいて
マスクとウェハとの位置決めが行なわれるので、複数枚
のマスクを使用する場合においても、その都度上記の位
置決めを縁返し行なうことにより、アライメントユニッ
トより投光されるアライメントビームとマスクおよびウ
ェハとの位置関係を常に一定のものとすることかできる
姿勢調節手段を設けた場合には、アライメントユニット
計測手段にて計測された姿勢変化量によりアライメント
ユニットの姿勢か補正されるので、アライメントユニッ
トより投光されるアライメントビームの位置を常に一定
のものとすることができる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を姦照して説明する
第1図は本発明の第1の実施例の要部構成を示す斜視図
である。
図中、101はX方向に移動自在な可動ガイド、102
は基台103上に固設された同定ガイドであり、可動ガ
イド101と固定ガイド102によってX軸方向のクロ
スローラガイドが構成されている。Y軸方向のクロスロ
ーラガイドは、可動ガイド105と固定ガイド106に
より構成されて可動ガイド101上に設けられており、
これらのX軸方向、Y軸方向の各クロスローラガイドに
よりX−Yステージか構成されている。なお、各可動ガ
イド101,105を駆動するためのモータおよび該モ
ータによる移動量を検出するためのリニアエンコーダは
図示省略されている。アライメントユニット111は可
動ガイド105上に設けられてX−Y方向に移動するも
ので、その内部にはアライメントビーム108を出射す
るレーザダイオード109、アライメントビーム108
の反射光を受光するアライメント信号検出センサ110
およびアライメントビーム108の投光、受光を行なう
ためのアライメント光学系(不図示)か設けられている
本実施例においてアライメントがなされるマスク112
とウェハ114には、位置合わせを行なうためのアライ
メントマーク113,116がそれぞれ設けられ、マス
ク112にはこのほかにウェハ114に焼付けるマスク
パターン115が設けられている。このうちの下方に配
置されるウェハ114は、ウェハステージ118上に設
けられたウェハチャック117に吸着され、ウェハステ
ージ118の移動に伴なってX−Y方向に移動する。ウ
ェハ114の北方に配置されるマスク112は、不図示
のマスクホルタ゛によってウェハ114との間隔が一定
となるように保持されている。
アライメントユニット111には、X軸に対して垂直な
面であるX方向反射部121とY軸に対して垂直な面で
あるY方向反射部122が設けられている。2個のオー
トコリメータ123゜124のそれぞれは、X方向反射
部121.Y方向反射部122に対向して配置され、ア
ライメントユニット111の姿勢変化を検出するもので
、オートコリメータ123においては、第1図中に示さ
れるy軸まわりの回転量ω、とZ軸まわりの回転量゛ω
2とが検出され、オートコリメータ124においてはX
軸まわりの回転量ω8が検出される。上記の各オートコ
リメータ123゜124はマスクホルタと一体化され、
露光装置に固設された不図示のコリメータベース上に設
けられている。このため、各オートコリメータ123.
124にて検出されるアライメントユニット111の姿
勢変化(回転量)は露光装置に対するものとなる。
L記のように、本実施例においては各オートコリメータ
123.124およびX方向反射部121、Y方向反射
部122によりアライメントユニット計測手段が構成さ
れている。
アライメントビームの傾きに起因するずれ量には、9図
に示す如くビームスポットかずれる「ビームスポットず
わ」とマスクとウェハの位置がずれる「マスク/ウェハ
ずれ」かある。ビームスポットずれは、アライメントビ
ームの傾きのみならずピッークアップ移動量の誤差によ
っても発生する。本発明では特に[マスク/ウェハずれ
1に着目している。
本実施例の説明においても簡単のために第9図に示した
従来例と同様にアライメントビーム108は垂直に投光
されるものとして説明する。
アライメントユニット111が傾き、アライメントビー
ム108か傾いて投光されると回転9ω8.ωッに起因
するずれ量は第9図に示した従来例と同様のものとなり
、回転量ω2に起因するビームスポットのずれ1−は「
姿勢変化(ω2)の回転中心からレーザダイオード10
9までの距離」×「回転量ωtJとなる。アライメント
ビーム108か垂直に対して所定の角度φをもって投光
されている場合には、回転量ω2によって「マスク11
2とウェハ114との間隔g×ω2×tanφ」のマス
ク/ウェハずれか生じる。
本実施例における各ステージの駆動、アライメントユニ
ット111の姿勢変化の検出およびアライメント動作等
の各制御は不図示の制御装置により行なわれるものであ
る。
第2図は上記制御装置のアライメント時の制御動作を示
すフローチャートである。
アライメント動作を行なう旨の指示入力がなざれると、
制御装置はアライメントユニット111を移動させる(
ステップSl)。次にアライメントユニット111かア
ライメントを行なうマスク112、ウェハ114にそれ
ぞれ設けられたアライメントマーク113,116を検
出する所定位置まで移動したことを確認した後に(ステ
ップS2)、各オートコリメータ123.124の出力
からアライメントユニット111の各回転量ω8.ω9
.ω2を検出し、姿勢変化を検出する。このとき、各回
転量ω8.ω2.ω2の検出イ直からマスク112とウ
ェハ114とのずれ量D1を補正データとして算出する
(ステップS3)。次に、第8図に示した従来例と同様
のアライメント計測を行ない、アライメントデータD2
を検出する(ステップS4)。続いて、補正データD、
とアライメントデータD2とを加算したウェハステージ
118の移動量りを算出しくステップS5)、該移動量
り分だけウェハステージ118を駆動する(ステップS
6)。この状態においてマスク112とウェハ114と
の位置関係が露光を行なう際のトレランス内のものであ
るかをアライメント信号検出センサ110の受光状態に
より判定し、トレランス内である場合には終了し、トレ
ランス内てない場合にはアライメントユニット111の
姿勢計測以下の動作を緑返す(ステップS7)。
以上説明したように本実施例においては、アライメント
ユニット111の姿勢変化量に応してウェハ114を移
動させるため、アライメントかなされるときのマスク1
12とウェハ114との位置関係は常に同様のものとな
る。
第3図は本発明の第2の実施例の要部構成を示す斜視図
、第4図は本実施例の制御動作?示す図である。
本実施例は、アライメントユニット111に傾きが生じ
たときに、これを補正するための姿勢調節手段である補
正ステージ303を設けたものである。第3図中、X−
Yステージ301は、第1図中の各可動カイト101.
105および各同定ガイド102,106により構成さ
れるものを不している。X−Yステージ301は3点支
持により上下動を行なう3個のチルトねし302を介し
て補正ステージ303に支持される。該補正ステージ3
03は、補正ステーシヘース305)に設けられており
、同様に補正ステージベース305上に設けられた伸縮
自在の2個のピエゾ素子304に押圧されることにより
、回転軸306を中心として回動可能とされている。こ
の他の構成(オートコリメータ、マスク、ウェハステー
ジ等)は第1図に示したものと同様であるため、図示お
よび説明は省略する。
上記のような構成とすることにより、アライメントユニ
ット111に傾きが生じたときに、その回転量ω8.ω
、に関しては各チルトねじ302によって補正を行なう
ことができ、回転量ω2に関しては各ピエゾ素子304
によって補正を行なうことができる。
次に、本実施例の動作について第4図を参照して説明す
る。
制御装置は、アライメント動作が開始となると、第1の
実施例と同様にアライメントユニット111を所定の位
置まで移動させ(ステップS8.S9)、この状態でア
ライメントユニット111の姿勢変化量D + ’を補
正データとして算出する(ステップ510)。続いて、
各チルトねし302、各ピエゾ素子304によって補正
ステージ303を駆動し、アライメントユニット111
の傾きを補止する(ステップ511)。このときの駆動
手順としては、まず各ピエゾ素子304によって回転量
ω2を補正し、次に、各チルトねじ302によって回転
量ω8.ωアをそれぞれ補正する。該補正の終了後、ア
ライメントユニット111の姿勢判定を再度行ない、ア
ライメントユニット111の姿勢がトレランス内のもの
かを確認する(ステップ512)。このとき、アライメ
ントユニット111の姿勢かトレランス外のものであれ
ば補正データD′の算出およびこれによる補正ステージ
303の駆動を繰返し行なう。上記の各手順により、ア
ライメントユニット111の姿勢が補正されると、続い
てアライメント計測を行ない、アライメントデータD2
を検出しくステップ513)、該アライメントデータD
2によりウェハステージ118(第1図参照)を駆動す
る(ステップ514)。次に、現在の位置関係が露光を
行なう際のトレランス内のものであるかを確認しくステ
ップ515)、トレランス内てあれば終了とし、トレラ
ンス外であればアライメント計測およびこれによるウェ
ハステージ118の駆動を繰返し行なう。
本実施例においてはアライメントユニット111の傾き
が補正され、アライメントユニットより照射されるアラ
イメントビーム108(第1図参照)が常に一定となる
ので、位置決め積度がさらに向上する。
第5図は本発明の第3の実施例の要部構成を示す斜視図
である。
第1および第2の実施例においてはアライメントユニッ
ト計測手段として2個のオートコリメータを用いてアラ
イメントユニット111の姿勢変化を検出していたのに
対し、本実施例においては1個のオートコリメータによ
りアライメントユニット111の姿勢変化を検出するも
のである。
第5図にはアライメントユニット111の姿勢変化検出
に必要な部分のみが示され、この他の部分は省略されて
いる。
図中、501はオートコリメータ、502はオートコツ
メータ501より出射される光束を2方向に分岐するた
めのハーフミラ−1503゜504はハーフミラ−50
2により分岐された各光束をX方向反射部121.Y方
向反射孔122にそれぞれ反射させるためのミラー、5
06゜507はハーフミラ−502とミラー503およ
びハーフミラ−502とミラー504の間の光路上にそ
れぞれ設けられたシャッタである。
これらのオートコリメータ501、ハーフミラ−502
、各ミラー503,504および各シャッタ506,5
07は固定ガイド102と同様にコリメータベース50
5上に固設され、アライメントユニット111の姿勢計
測を行なうための光束の光路は一定に保たれる。
本実施例におけるアライメント動作の制御は第1の実施
例と同様のものであるか、アライメントユニット111
の姿勢変化を検出する際、一方の反射部(例えばX方向
反射部121)による反射光を用いて回転量(ωア、ω
2)を検出する場合には他方の反射部(Y方向反射孔1
22)による反射光が干渉しないように各シャッタ50
6゜507の開閉状態の制御を行なう。第5図はY方向
反射孔122による反射光により回転量ω8を検出する
状態を示す図であり、シャッタ506が閉じられ、シャ
ッタ507が開けられている。
第6図(a)は本発明の第4の実施例の要部構成を示す
斜視図であり、第6図(b)は第4の実施例の動作原理
を説明するための図である。
本実施例はアライメントユニット111の姿勢変化を検
出するアライメントユニット計測手段として5個のセー
ザ測距装置601〜605を用いて検出するもので、第
6図には上記姿勢変化の検出に必要な部分のみが示され
ている。
レーザ測距装置601,602はアライメントユニット
111のY方向反射孔122に対向して設けられ、レー
ザ測距装置603〜605はアライメントユニット11
1のX方向反射部121に対向して設けられている。各
レーザ測距装置601〜605はマスクホルダ(不図示
)とともにベース(不図示)」二に固設され、アライメ
ントユニット111の各回転量ω。、ωア、ω2がいず
れも0の場合には等しい距離を検出するように配置され
ている。本実施例においては各レーザ測距装置601.
602の各検出結果により回転量ω8が、各レーザ測距
装置603,605の各検出結果により回転量ωッが検
出され、各レーザ測距装置604,605の各検出結果
により回転量ω2が検出される。
本実施例の各回転量の検出原理について、第6図(b)
を参照して説明する。
第6図(b)は、各レーザ測距装置601゜602によ
り回転量ω8を検出する状態を示す図である。レーザ測
距装置601により検出されたY方向反射孔122まで
の距離j22と、レーザ測距装置602により検出され
たY方向反射部122までの距1111との差をΔlと
し、各レーザ測距装置601,602の配置間隔をaと
するとアライメントユニット111の回転量ω8はta
nωα=Δfl / a  となる。
本実施例においてはアライメントユニット111の各回
転量ω8.ωア、ω2のみならす、アライメントユニッ
ト111の絶対位置が検出されるため、以下の利点があ
る。
アライメントユニット111は各可動ガイド101.1
05(第1図参照)ニヨリ、X−Y方向に駆動されるか
、該駆動量は内蔵するリニアエンコーダによって検出さ
れるため、送りねじのピッチ等に誤差がある場合には、
実際の駆動量と所望する駆動量とに誤差が生じてしまい
、アライメントユニット111はアライメントを行なう
べき所定の位置とは異なる位置に送られてしまう。
方、アライメントを行うためのアライメントビーム10
8(第1図参照)のビームスポットはマスクおよびウェ
ハにそれぞれ設けられるアライメントマークよりも大き
なものである。このため、アライメントユニット111
の駆動量に誤差がある場合にも、その誤差がアライメン
トビーム108が各アライメントマークをはずれる程大
きなものでない限りアライメント動作が行なわれてしま
い、不正確なアライメントとなってしまう。
本実施例においてはアライメントユニット111の絶対
位置を検出できるので、上記のような問題が生じること
を防止することができる。
第7図は本発明の第5の実施例の要部構成を示す図であ
る。
本実施例は、アライメントユニット111の姿勢計測を
アライメントビーム108を用いて行なうものである。
本実施例のアライメントユニット111には、レーザダ
イオード109、アライメント信号検出センサ110の
ばかに、アライメント信号検出センサ110と同様に構
成された姿勢検出センサ701が埋設されている。また
、レーザダイオード109より出射されるアライメント
ビーム108の光路−Fにマスクホルダ705と一体化
されたハーフミラ−702か設けられている。ハーフミ
ラ−702で反射されたアライメントビーム108の反
射光703か姿勢検圧センサ701に入射されることに
よりマスクホルダ705に対するアライメントユニット
111の姿勢変化が検出され、ハーフミラ−702を透
過したアライメントビーム108の透過光704が不図
示のマスク112に設けられたアライメントマーク11
3(第1図参照)およびウェハ114に設けられたアラ
イメントマーク116を介してアライメント信号検出セ
ンサ110に入射されることによりアライメントがなさ
れる。
上記のように本実施例においてはレーザダイオード10
9、姿勢検出センサ701およびハーフミラ−702に
よりアライメントユニット計測手段が構成されている。
本実施例においては、上記のようにマスクホルダ705
に対するアライメントユニット111の姿勢変化を行な
えるとともに、投光部、受光部、マスクの位置関係およ
び反射角度からこれらの距離を検出することができる。
本実施例においては、ハーフミラ−702はマスクホル
ダ705と一体化されたものとして説明したか、ハーフ
ミラ−に可動部を設けてアライメント時には退避する構
造としてもよく、また、ハーフミラ−の代わりに、電気
的に透過状態を制御することのできる液晶等の薄膜素子
を用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以ト説明したように構成されているので、以下
に記載するような効果を奏する。
請求項1に記載にした方法においては、アライメントユ
ニットより投光されるアライメントビームとマスクおよ
びウェハとの位置関係が常に一定のものとなるので、マ
スクとウェハとの位置決め精度を向上することができ、
製造されるIC等の性能を安定化することかできる効果
がある。
請求項2に記載した方法においては、アライメントユニ
ットより投光されるアライメントビームの位置が常に一
定となるので、アライメントによる位置決め粒度か向上
し、上記各効果がさらに向トしたものとなる。
請求項3乃至請求項5にそれぞれ記載したものにおいて
は−F記各効果を備えた位置決め機構を実現することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の要部構成を示す斜視図
、第2図は本発明の第1の実施例の制御動作を示すフロ
ーチャート、第3図は本発明の第2の実施例の要部構成
を示す斜視図、第4図は本発明の第2の実施例の制御動
作を示すフローチャート、第5図は本発明の第3の実施
例の要部構成を示す斜視図、第6図(a)は本発明の第
4の実施例の要部構成を示す斜視図、第6図(b)は本
発明の第4の実施例の動作原理を説明するための図、第
7図は本発明の第5の実施例の要部構成を示す斜視図、
第8図(a)乃至第8図(c)のそれそわば従来例によ
るマスクとウェハとのアライメント状態を示す図、第9
図(a)、第9図(b)のそれぞれは、従来例における
アライメントユニットの傾きを説明するための図である
。 101.105−・・可動ガイド、 102.106・・・固定ガイド、 103・・・基台、 108・・・アライメントビーム、 109−・・レーザダイオード、 110−・・アラ、イメント信号検出センサ、111−
・・アライメントユニット、 112−・・マスク、 113.116−・・アライメントマーク、114−・
・ウェハ、 115−・・マスクパターン、 117・・・ウェハチャック、 118−・・ウェハステージ、 121−X方向反射部、 122・−Y方向反射部、 123.124.501−・・オートコリメータ、30
1−・・X−Yステージ、 302・・・チルトねし、 303−・・補正ステージ、 304・・・ピエゾ素子、 305・・・補正ステージベース、 306−・・回転軸、 502.702・・・ハーフミラ− 503,504・・・ミラー 505−・・コリメータベース、 506.507−・・シャッタ、 601〜605・・・レーザ測距装置、701・・・姿
勢検出センサ、 703・・・反射光、 704・・・透過光、 705・・・マスクホルダ、 S1〜515−・・ステップ。 特許出願人  キャノン株式会社 代 理 人  弁理士 若株 忠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マスクとウェハとの位置決めをアライメントユニッ
    トより投光されるアライメントビームを用いて行なう露
    光装置の位置決め方法において、前記アライメントユニ
    ットの露光装置に対する姿勢変化量を計測するアライメ
    ントユニット計測手段を有し、 前記アライメントユニット計測手段にて計測された姿勢
    変化量に基づいて前記マスクとウェハとの位置決めを行
    うことを特徴とする露光装置の位置決め方法。 2、請求項1記載の露光装置の位置決め方法において、 アライメントユニットの姿勢を調節する姿勢調節手段を
    有し、 アライメントユニット計測手段にて計測された姿勢変化
    量により前記アライメントユニットの姿勢を前記姿勢調
    節手段にて補正した後にマスクとウェハとの位置決めを
    行う露光装置の位置決め方法。 3、マスクとウェハとの位置決めをアライメントユニッ
    トより投光されるアライメントビームを用いて行なう露
    光装置の位置決め機構において、前記アライメントユニ
    ットの露光装置に対する姿勢変化量を計測するアライメ
    ントユニット計測手段としてオートコリメータを備え、 前記オートコリメータにて計測された姿勢変化量に基づ
    いて前記マスクとウェハとの位置決めを行う制御装置を
    備えたことを特徴とする露光装置の位置決め機構。 4、マスクとウェハとの位置決めをアライメントユニッ
    トより投光されるアライメントビームを用いて行なう露
    光装置の位置決め機構において、前記アライメントユニ
    ットの露光装置に対する姿勢変化量を計測するアライメ
    ントユニット計測手段としてレーザ測距装置を備え、 前記レーザ測距装置にて計測された姿勢変化量に基づい
    て前記マスクとウェハとの位置決めを行なう制御装置を
    備えたことを特徴とする露光装置の位置決め機構。 5、請求項3または4いずれかに記載の露光装置の位置
    決め機構において、 アライメントユニットの姿勢を調節する姿勢調節手段と
    してアライメントユニットの下部に設けられる補正ステ
    ージを備え、 アライメントユニット計測手段にて計測された姿勢変化
    量により前記アライメントユニットの姿勢を前記補正ス
    テージを駆動して補正した後にマスクとウェハとの位置
    決めを行う制御装置を備えた露光装置の位置決め機構。
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