JPH0256740A - ビーム整形装置と光学ヘッド装置 - Google Patents

ビーム整形装置と光学ヘッド装置

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JPH0256740A
JPH0256740A JP63207044A JP20704488A JPH0256740A JP H0256740 A JPH0256740 A JP H0256740A JP 63207044 A JP63207044 A JP 63207044A JP 20704488 A JP20704488 A JP 20704488A JP H0256740 A JPH0256740 A JP H0256740A
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JP
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light
flat plate
cylindrical lens
lens
semiconductor laser
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JP63207044A
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Hiromichi Ishibashi
石橋 広道
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録・再生型光ヘッドに用いるビーム整形装
置と光学ヘッド装置に関するものである。
従来の技術 近年、光記録・再生技術は実用化段階に来ている。中で
もビーム整形装置はこの技術において重要な役割を匿っ
ている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来のビーム整形
装置の一例について説明する。
第7図、第8図は従来のビーム整形装置の側面図を示す
ものである。第7図において、10は半導体レーザーで
ある。20はコリメータレンズで、半導体レーザー10
より発した発散光を平行光にする。30はプリズムであ
る。
以上のように構成されたビーム整形装置について、以下
その動作を説明する。
半導体レーザー10より出た光の発散角は第8図に示す
ように等方的ではない0例えば、第8図(a)のように
上面(X−Z平面)より見れば発散角はθXであり、第
8図[有])のように側面(Y−Z平面)から見ればθ
yである。こうした楕円形状を持つ光束を対物レンズに
て記録媒体上に収束させると、その収束光の断面形状も
楕円となる。収束光が楕円形状になると、記録媒体の記
録密度が低下する。
すなわち、記録接線方向にビームが伸びていれば前後の
ビット間の間隔をある程度広げねばならず、それと直角
方向にビームが伸びていれば隣接トラックとの間隔を程
度広げねばならない。記録密度を最大にするためには収
束ビームは円形でなければならない。そのためには対物
レンズに入射する光束の形状もほぼ円形でなければなら
ない。
プリズム30はコリメータレンズ20の透過光束の光径
を一方向だけ拡大する機能を持つ、すなわち第5図に示
しであるように、側面方向の光径を拡大することにより
プリズム30透過光の断面形状を円形に近づける。(例
えば、特公昭631653号公報) 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、光軸がプリズム3
0によって曲げられるので、光学部品のアラインメント
が複雑になり、さらに光ヘッドも大型化せざるを得ない
、という問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、光軸を殆ど曲げることなく
、しかも従来のものよりも小型に構成できるビーム整形
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のビーム整形装置は
、半導体レーザーの直ぐ後方に円柱レンズを設け、さら
に後方に入射面を光軸に対して傾けた透過平板を設けた
、という構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、コリメータレンズとプ
リズムを用いることなくビーム整形を行うことが可能と
なる。
実施例 以下本発明の一実施例のビーム整形装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例におけるビーム整形装置
の要部構成図を示すものである。第1図ニオいて、1は
半導体レーザー、2は円柱レンズで半導体レーザー1の
出射光束の一方向の発散角を変える働きをする。本実施
例では円柱レンズ2は凸レンズの機能を持ち、発散角を
弱める働きを成す。3は透過平板であり、半導体レーザ
ー1の光軸に対し、その入射面が(引りように設置され
ている。
以上のように構成れれたビーム整形装置について、以下
第1図、第2図および第3図を用いてその動作を説明す
る。
まず、第2図は円柱レンズ2の動作を示したものである
。第2図(a)は半導体レーザーIおよび円柱レンズ2
の上面図、第2図ル)はそれらの側面図を表している。
半導体レーザー1の上面(X−Z平面)より見た発散角
はθX、側面(Y −Z平面)より見た発散角はθyと
している。第2図(a)、 (b)より明らかなように
、円柱レンズ2はX−Z平面内では凸レンズとして機能
するが、Y−Z平面内ではただの平板としてしか機能し
ない、凸レンズは入射光束の発散角を弱める性質を持つ
ので、その焦点距離や位置を適当に選ぶことにより、発
散角θXで入射した光を発散角θyで出射させることが
できる。
ただし、このとき実質的な発光点は第2図(a)に示し
たようにδだけ後方にずれることになる。言い換えれば
、この時非点収差を発生する。透過平板3はこのとき生
ずる非点収差を相殺するために用いられる。第3図にそ
の説明図を示す、同図では非点収差を持たない収束光が
光軸に対して傾斜して設けられた透過平板3を透過した
際に、非点収差が生ずることを説明している。これは、
透過平板3を透過する光の子午面内(第3図(a)内に
おける光路長Dxと、球欠面内(第3図(b)内におけ
る光路長Dyとが異なるためである。これら2つの結像
点をそれぞれ半導体レーザー1と円柱レンズ2によって
生ずる非点隔差に対応させれば、必然的に透過平板3を
透過する光は非点収差を持たないものとなる。
以上のように本実施例によれば、半導体レーザー1と円
柱レンズ2を透過平板3を光軸に沿って配置し、しかも
透過平板3の入射面を上記光軸に対し傾斜させたことに
より、半導体レーザーlより発した光の断面形状を円形
に近づけることができる。
尚、本実施例では楕円の長軸を短軸に変換するようにし
たが、従来例で示したが如く、短軸を長袖に変換するよ
うにしても良い、このとき円柱レンズ2は凹レンズにな
る。ただしこの場合は、透過平板3に入射する光の発散
角が太き(なるため、透過平板3で生ずるコマ収差が問
題になることがある。
ここで、「円柱レンズ」と言う表現は必ずしもその形状
を限定したものでは無い。ことえば、形状は「平板」で
あってもその屈折率を一次元方向に変化させた分布屈折
率レンズのように、機能的には「円柱レンズ」であるも
のを含む。
以下本発明の第2図の実施例について説明する。
第4図は本発明の第2の実施例におけるビーム整形装置
の側面図である。同図においては、1は半導体レーザー
、2は円柱レンズで、以上は第1図の構成と同様なもの
である。31は透過平板3の出射面(半導体レーザー1
に対して反対側の面)上に設けられた半透過膜である。
4は半導体レーザーlから出た光を光記録媒体5の情報
記録面に収束させる対物レンズである。6は光記録媒体
5で反射した光を電気信号に変換する受光手段である。
上記のように構成されたビーム整形装置について、以下
その動作を説明する。
光軸に対して傾斜して設けられた透過平板3はそのまま
ビームスプリッタとして用いることが出来る。すなわち
、半導体レーザー出射光の一部を透過させ、光記録媒体
反射光の一部を反射させることにより、光記録媒体5に
記された情報を読み取ることができる。半透過膜31の
透過率および反射率を適当に選べば、再生信号のSN比
等を最適化することができる。
尚、本実施例では透過平板3の出射面上に半透過膜31
を設けたが、偏光ビームスプリフタでも良い、ただしこ
の場合は透過平板3と対物レンズ4との間にA波長板を
必要とする。
以上のように、本実施例によれば透過平板3の出射面上
に半透過膜31を設けることによって、光記録媒体5に
記された情報を読み取ることができる。
以下本発明の第3の実施例について説明する。
第5図は本発明の第3の実施例におけるビーム整形装置
の側面図である。第5図において透過平板3は回動調整
手段32上に設けられている。
上記のように構成されたビーム整形装置について、以下
その動作を説明する。
透過平板3は円柱レンズ2で生じた非点収差をキャンセ
ルする機能を持つことは既に述べた。しかし、実際に光
ヘッドを作る際、許容されうる非点収差の量は極めて小
さい、隔差にして1〜2pm程度である。透過平板3に
よるキャンセレーシ四ンが十分でないと、この程度の非
点収差はゆうに発生する0本実施例では、透過平板3を
回動調整可能にすることにより、非点収差を1限まで小
さ(することを可能にしている。
以下本発明の第4の実施例について説明する。
第6図は本発明の第4の実施例におけるビーム整形装置
の側面図である。第6図において7はコマ収差補正手段
である0発散あるいは収束光の光軸上に傾斜した透過平
板を置くと、そこで非点収差が生じるが、同時にコマ収
差も発生する。コマ収差補正手段7はこのとき生ずるコ
マ収差を補正するものである0本実施例では、対称軸心
をレーザー光の光軸に対してわざと傾けた凸レンズをコ
マ収差補正手段7として用いる。
発明の効果 以上のように本発明は、半導体レーザーの後方に円柱レ
ンズを設け、さらに後方に入射面を光軸に対して傾けた
透過平板を設けたことにより、従来のものよりも小型な
ビーム整形装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成図、第2図はおよ
び第3図はその動作説明図、第4図は本発明の第2の実
施例の構成図、第5図は本発明の第3の実施例の構成図
、第6図は本発明の第4の実施例の構成図、第7図は従
来例の説明図、第8図は第7図の説明図である。 l・・・・・・半導体レーザー、2・・・・・・円柱レ
ンズ、3・・・・・・透過平板、4・・・・・・対物レ
ンズ、6・・・・・・受光手段。 代理人の氏名 弁理士 粟!F重孝 はか1名1早答体
し−ブ−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発散光を発する発光手段と、上記発散光を一次元
    的に収束あるい発散せしめる円柱レンズと、上記発光手
    段と上記円柱レンズとを通る光軸に対して入射面を傾け
    て設けられた平板とを備えたことを特徴とするビーム整
    形装置。
  2. (2)平板は回動調整可能なように設けられたことを特
    徴とする請求項(2)記載のビーム整形装置。
  3. (3)発散光を発する発光手段と、上記発散光を一次元
    的に収束あるい発散せしめる円柱レンズと、上記発光手
    段と上記円柱レンズとを通る光軸に対して入射面を傾け
    て設けられた平板と、上記発散光を記録媒体上に収束さ
    せる対物レンズと、上記記録媒体を反射した光を電気信
    号に変換する受光手段とを備えたことを特徴とする光学
    ヘッド装置。
  4. (4)平板上には半透過膜が形成されていることを特徴
    とする請求項(3)記載の光学ヘッド装置。
JP63207044A 1988-08-19 1988-08-19 ビーム整形装置と光学ヘッド装置 Expired - Lifetime JPH0827968B2 (ja)

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JPH0256740A true JPH0256740A (ja) 1990-02-26
JPH0827968B2 JPH0827968B2 (ja) 1996-03-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0619578A1 (en) * 1993-04-06 1994-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic recording and reproducing apparatus
NL1008116C2 (nl) * 1997-01-28 2000-07-13 Samsung Electronics Co Ltd Optisch stelsel voor bundelvorming en een optische opneeminrichting die daarvan gebruik maakt.
JP2010160079A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Hitachi High-Technologies Corp 欠陥検査装置およびその方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63316328A (ja) * 1987-06-19 1988-12-23 Canon Inc 光学的情報再生装置

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JP2010160079A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Hitachi High-Technologies Corp 欠陥検査装置およびその方法

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