JPH0421935B2 - - Google Patents
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- JPH0421935B2 JPH0421935B2 JP55164003A JP16400380A JPH0421935B2 JP H0421935 B2 JPH0421935 B2 JP H0421935B2 JP 55164003 A JP55164003 A JP 55164003A JP 16400380 A JP16400380 A JP 16400380A JP H0421935 B2 JPH0421935 B2 JP H0421935B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、特に、反射表面の検出を目的として
構成された干渉性(コヒーレント)放射光の放出
及び受信用の無非点収差光学デイバイス、並びに
該デバイスを装備した記録及び読取ヘツドに関す
るものである。 本発明による光学デイバイスは、半導体タイプ
のレーザ源から発散する光の拡がりを狭めなが
ら、該レーザ源からの光を放射する機能と、オプ
トエレクトロニツク検出手段によつて反射される
光線を受信する機能とを有する。これらの2つの
機能は完全に減結合されたものである。本デイバ
イスは極僅かのエレメントしか持たないため、そ
の結果小型であり、また調整の必要をほとんど伴
わない。特に、本デイバイスは、2個の無非点収
差ポイント、いわゆるヴアイアシユトラスポイン
トと結合され得る球形屈折表面の公知の性質を利
用するものである。前記2個のポイントは該球体
屈折表面の凹面側に設置される。 本発明の光学デイバイスの注目すべき適用とし
ては、光学デイスクからの反射による記録及び読
取用の光学ヘツドがあげられる。本発明の光学デ
イバイスを適用すれば、後述するように、操作が
融通自在であるため、即ち2本の光線間で減結合
している2つのレーザの片方だけを使うことも、
両方使用することも可能であるため、集光誤差及
びラジアルトラツキングの検出を行うと同時に、
これらを制御しつつ記録及び読取を良好に実施し
得る。 従来は、このような記録及び読取ヘツドは、レ
ーザ光源、ビームスプリツタなどの光分離手段、
コリメータレンズ、対物レンズなどの多数の空間
的に独立した要素を組み合わせて作製していたの
で、その光学調整が容易でなく、又、小型・軽量
化も困難であつた。 他方、一般に記録及び読取ヘツドにおいては、
より高密度で質の高い記録及び読取を実現するた
めに、光デイスク等の記録表面上により径の小さ
な光スポツトを形成することが望まれている。こ
の際、特に記録及び読取ヘツドを構成する光学系
により発生される非点収差が問題となるので、従
来から該点収差補正用の光学要素が、該ヘツドに
組み込まれたりしている。しかしながら、上述し
た小型・軽量化の要請等を満たし且つ非点収差を
発生させないような光学系から記録及び読取ヘツ
ドを作製することは困難であつた。 本発明はこのように従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、小型・軽量化可能で且つ光学調整
が容易であり、しかも光スポツト径を小さくし得
る干渉性放射光の送出及び受信用の無非点収差光
学デイバイスを提供することを課題とする。 本発明の干渉性放射光の送出及び受信用の無非
点収差光学デイバイスは前述の課題を達成するた
めに、一点より光線を発する少なくとも1つの半
導体レーザ源と、反射表面で反射された光線を検
出するオプトエレクトロニツク検出手段と、第1
平面と球状の凸面とによつて限定されており、該
凸面によつて形成される球形屈折表面のヴアイア
シユトラスポイントの一方が第1平面上に位置す
ると共に第1平面が該ヴアイアシユトラスポイン
トの一方を該凸面の中心に連結する直線に対して
垂直であるように構成された屈折光学ブロツクと
を備えており、レーザ源が光学ブロツクを介して
反射表面を照明するようにヴアイアシユトラスポ
イントの一方に近接して設置されたことを特徴と
する。 本発明の無非点収差光学デイバイスによれば、
屈折光学ブロツクにより半導体レーザ源から発散
する光の拡がりを狭めながら、該レーザ源からの
光を放射する機能及びオプトエレクトロニツク検
出手段によつて反射される光線を受信する機能を
発揮し得、これらの2つの機能は完全に減結合さ
れたものである。当該デイバイスは、極僅かのエ
レメントしか持たないため、小型・軽量化に適し
た構造を持ち、且つ光学調整も容易である。同時
に、レーザ源が光学ブロツクを介して反射表面を
照明するようにヴアイアシユトラスポイントの一
方に近接して設置されているので、反射面上にお
けける非点収差の発生を阻害することができ、即
ち、反射面上に形成する光スポツトの径を小さく
することができる。 本発明における以上の特徴及び他の特徴は以下
に添付図面を用いて記述される説明を基に当業者
によつて、思料されれば、より明確になるもので
あろう。 第1図に示されている本発明による光学デイバ
イスは平行六面対であるキユーブ1を含む。現考
慮中の該平行六面体は、他に特別な記述のない限
りセメント付けされた2個の直角プリズムによつ
て形成される立方体である。界面3は2個のプリ
ズムの斜面から構成されており、該界面3は偏光
分離面を形成すべく処理され、従つて該偏光分離
面は、与えられた偏光を所有するべての放射光を
通過し且つ、先行した偏光に対して90度の偏光を
所有するすべての放射光を反射させる。平凸レン
ズ2はキユーブ1と同じ材質で形成され、該キユ
ーブ1の面のうちの1つの面6にセメント付けさ
れる。レンズ2の凸面によつて形成される球形の
中心Cは、該キユーブ1の中央平面上に位置す
る。前記球形の曲率半径Rは、レンズ2の光学軸
Zと、面6に向かい合うキユーブ面との交点上に
位置する点Aが、レンズ2の球形屈折表面のヴア
イアシユトラスポイントであるように選択され
る。換言すらば、キユーブ1とレンズ2とによつ
て構成される光学ブロツクは点Aの無非点収差像
を点A1に形成する。該点A1は公知の通り点Aが
実像であれば虚像である。居間、ヴアイアシユト
ラス状態を想起してみるに:キユーブとレンズと
に対して共通の屈折率がnであり、且つ外部媒体
が空気である時: CA=R/n、CA1=nR である。 第1状態は、レンズアセンブリの厚さeと半径
Rの関係に: R=en/n+1 の式を成立させる。この関係が立証されて、尚、
放射光源がAに設置され、該放射光が面3による
透過に相当する方向で偏光され、且つ半頂角α0を
持つ発散光線を空中に放射する場合この半頂角は
キユーブ内でαとなり、レンズから発射し且つ仮
想点A1から引出される光線は、 sinα1=sinα/n及びsinα=sinα0/n の関係を伴う半頂角α1を所有する。さらに、キユ
ーブ1は立方体であるため、面3に関して点Aの
共役点である点Bは該キユーブ1の他の1面上に
位置し、該点Bはまた無非点収差点である。その
結果仮想点A1上に収れんしてレンズ2上に降下
し、先行光線に対して直角の偏光方向をもつ光線
が面3から反射され、点Bに収れんする。逆に言
えば、点Bから発光する光線は点Aから発光する
光線に対して直角に偏光され、面3から反射さ
れ、さらに点Aから発光する光線上に重ねられ
る。キユーブ1とレンズ2が2個の別々のエレメ
ントとして記述されているが、この事実は本発明
における必要な特徴ではない。即ち、光学ブロツ
クは、面6がないようなキユーブ1とレンズ2と
が一体的に構成されたものとして設計されても良
い。 尚、第1図において、点Aから半頂角αで発す
る光線は、レンズ2を曲面において屈折していな
い直線で示されているが、これは角度αを図上で
明瞭に示すためのものであり、この光線は実際に
は、第2図及び第3図で示すようにレンズ2の曲
面で軸Zに近づく方に屈折する。 本分中に記載のデイバイスは、位相中心Aを有
する半導体レーザLAと、点B上あるいはBに近
接して中心設置されるオプトエレクトロニツク検
出手段とに接続して使用される。AとBのおのお
のの機能は逆にしてもよい。言い換えれば、検出
手段A地点に、つまり軸Z上に配置され、一方レ
ーザが共役点Bに設置されてもよい。第2図は、
本発明の第1利用方法説明図である。無非点収差
視準手段の一例としての視準対物レンズ4は軸Z
と一致する光軸を持ち、その焦点が(図1に示さ
れた)点A1に位置するように該視準対物レンズ
4はレンズ2の背後に設置される。該対物レンズ
4は上記の如く設計されているため、点Aから発
せられる角光線発散が最大値をとる場合にも、光
学ブロツクを通過した一点から発せられた入者光
線に対しいかなる球形収差も提示することはな
く、従つて光学ブロツク及びレンズ4から構成さ
れた光学系は無非点収差特性を保持することにな
る。 例えば該レンズ4はダブレツトによつて構成さ
れることも可能であり、従つて、反射表面Sを照
明する平行光線が形成される。この反射表面が軸
Zに垂直であるならば、該反射光線は入射光線と
一致する。該光線が点Bに集光することを確保す
るためには、該光線の偏光方向がAから発光する
光線の偏光方向に対して直角であること確保する
必要がある。このため、複屈折手段の一例を構成
する4分の1波長プレート5は、入射及び反射光
線に共通の光路上で、レンズ2と対物レンズ4と
の間か、対物レンズ4と反射表面Sとの間のいず
れかに設置される。4分の1波長プレート5は入
射光線の偏光に対して45度に配向されておりその
結果該プレートを通過する1回の横断のあと、円
偏光が形成され、直線偏光が2回の横断のあとで
しかしながら初期偏光に対して90度で再び形成さ
れる。レーザからの発光光線と反射光線との間で
起こる上記分離は、必要とあらば、4分の1波長
プレートがなくても、界面3によつて達成可能で
ある。該界面3は偏光光分離面ではなく、単なる
半透明面である。検出手段DBはB地点、あるい
はBに近接する位置に設置され、一方では表面S
の存在を検出すために、もう一方では反射光の、
強さ、空間分布などのような特徴を計測するため
に作用する。例としては、Bに中心を持つ光ダイ
ドードによつて、表面S上の反射率が決定される
ことが可能である。仮に、表面Sが軸Zに対して
垂直ではない場合には、反射光線は入射光線と一
致することはないであろうし、従つて、該反射光
線はBで終点を結ぶうことはないであろう。相対
位置変位を決定し、それによつて軸Zに対する垂
直平面と表面Sの角度を演繹するためには、検出
セルの行例をキユーブ1の対応面上に位置づける
ことのみが必要である。 或る種の適用に於いては2つの光源を該デイバ
イスに結合することが有益であることが明確とな
るであろう。第3図に示されている本発明の第2
利用具体例に於いては、無非点収差の状態が点A
と点Bによつてのみ満足されている状況で、無視
でき得るほどの非点収差が極めて近接した位置に
ある2点に導かれるという事実に基づく。従つて
第1の半導体レーザはAに設置される。光線FA
はまず、4分の1波長プレート5を通過し、次に
対物レンズ4を通過し、該対物レンズ4は、その
後表面Sから反射され戻りBに集光される光線
FBを形成する。第2の半導体レーザはB点と同
じ面上に、しかし相対的には僅かな範囲で変位さ
せて設置される。該第2レーザは、光線FAに対
して90度で偏光する光線FDを送出する。表面S
から反射される光線FCは点Cに集光する。該点
Cは点Aと同じ面上に設置され、該点Aに関して
変位している。一方では、A、C間の、また他方
B、D間の相対位置変位は、半導体レーザや光ダ
イオードのような検出器の位置調整を充分に許容
しなければならない。該光ダイオードは例えば、
単一ケーシング内に位置し、参照番号10と11
でおのおの表示され得るものである。典型的に
は、最少限に可能な位置変位は約50μmである。
AとDに設置されたレーザは必ずしも同一のもの
ではないし、必ずしも同じ波長を持つものではな
い。波長が異なる際には、2個のレーザの位置決
めについて色収差が考慮されなければならない。
その場合には、エレメントはもはや完全立方体で
はない。 本発明は、光学デイスクのような、特に、情報
メデイアの記録及び読取りの領域に適用される。
第4図は、第2図に示された光学デイバイスを使
用した本発明による記録及び読取用の光学ヘツド
の第1具体例を説明するものである。同様の光学
ヘツドが反射デイスク100の読取及び、更にそ
の記録用に利用され得る。反射デイスク100は
回転運動によつて駆動されるが、一方、該ヘツド
はラジアル運動によつて駆動されるものである。
このタイプの光学ヘツドは、レーザによつて送出
される光線Fから準パンクチユアルスポツトTを
形成すべく構成される。該スポツトは、前記回転
運動と前記ラジアル運動の組み合わせの結果、う
ず巻状、あるいは同心円状の軌道を描く。光線F
はレーザLAから送出され、該レーザLAは記録の
際に書き取られる情報によつて変調され、読取の
際の連続出力を供給する。このレーザは第2図を
参照して前述した、送出及び受信用の光学デイバ
イスの点Aに設置されている。該デイバイスの背
後には焦点調整対物レンズ6が設置されている。
該焦点調整対物レンズは同光軸Zを所有し、対物
レンズ4から送出される平行光線がデイスク10
0の平行面内で集光するべく配置されている。レ
ーザLAは一点より光線を発する半導体レーザで
あるが、その放射パターンは、全方向性のもので
はない。前記レーザの光線発散角度は、例えば、
発光面の拡面方向には約10度、垂直方向には約25
度になり得る。その結果、対物レンズ6の入射ひ
とみの平面内で平行光線の投影が楕円形である。
従来のレーザの場合、楕円の長軸と短軸の比率は
4のオーダであり、或る種のレーザにおいては該
楕円軸比が1.5まで下がり得る。読出しを促進す
るためには特に、円スポツトTを備え、さらにそ
れによつて、円発散を持つ光線Fを得られること
が望ましい。こういう理由で、対物レンズの入射
ひとみの大きさは、楕円の短軸の関数として選定
される。その結果該ひとみが絞り効果を所有す
る。このために、レーザLAが充分な電力を有す
る場合には、電力の損失はわずかなものとなる。
実例としてあげれば、記録に要される最小エネル
ギーは、切断による書き取り方法で約3mWとな
る。該書取り方法は、10Mbits/sのビツト速度
でデジタルデータを記録する光学的記録に適用さ
れるものである。光学ヘツドの種々のエレメント
によつて、特に対物レンズ6のレベルの絞り効果
によつてもたらされる損失電力は、レーザLAか
ら供給されるエネルギーの約75%に見積られ、そ
のために、12mWの最低ピーク電力を持つレーザ
の使用が必要になる。記録されるべき情報は、2
進電気信号の形態をしている。該2進電気信号
は、電力変化が、例えば0及び15mWのような2
つのレベルで生じるように構成されたレーザに対
して適用されるものである。読み出しの場合に
は、同一のレーザが使用され得るがその際該レー
ザは、読取スポツトが何ら切断動作を生じないこ
とを確保するために、電力を低減させている。
(1mWの電力レベルで充分である)、同一レーザ
を使用するという事実によつて、該レーザの電気
コントロールのみを変えて、同一ヘツドを保持す
ることが可能になる。また、2個の別々のレーザ
をおのおの備えた2個のヘツドを使用することも
可能である。すべての場合において、電力追従制
御のための準備がなされ得る。該電力追従制御
は、半導体接合は、相反する二方向に放射光を送
出するという事実に基づいた、従来の技術に従つ
て遂行されるものである。光検出器が、デイスク
に対向する方向に送出された放射光を受信するこ
とを確実とするために、該光検出器がレーザLA
の背面上に設置され、その設置により、フイード
バツクループで一定値に保たれ得る発光電力の指
示が与えられる。 4分の1波長プレート5及び界面3は、デイス
ク100の表面から反射される光線を該レーザに
よつて送出される光線から分離する。光線Fが該
デイスク上で完全に集光し、準パンクチユアルス
ポツトTを形成する時に、反射光線FBは点Bで
集光される。読取の際に光線FBのパワーは検出
手段DBにより、B点あるいは該B点に近接する
位置で検出され、この検出された光線FBのパワ
ーは、点Tでの該デイスク100の表面状態の関
数である。空洞を形成する切断こん跡によつて該
デイスク100の反射力の欠如、あるいは低減の
いずれかが示される。逆に、非切断域では、光線
が完全に反射される。従つて、光線FBのパワー
は、該デイスク100上に先に書き取られたレリ
ーフの変調速度に合わせて該デイスク100の回
転運動と、該ヘツドのラジアル運動が勧められる
につれて、漸次変調される。さらに、記録及び読
取りの両操作中に、検出手段DBが集光誤差とラ
ジアルトラツキング誤差を検出し得ることが確保
されることが望ましい。該集光誤差(点Tが、該
デイスクの平面内に正確に位置付けられていな
い)は、軸Z上の相対的変位という形で表され
る。また、該ラジアルトラツキング誤差(読取の
際に、点Tが切断トラツク上に位置していない、
あるいは記録の際に、点Tが切断が望まれる通常
はプレカツトトラツクの形状のトラツク上にな
い)は、ラジアル軸X上で該デイスク100の相
対的変位という形で表される。光学的記録の領域
で公知の誤差検出手段は、第4図に示される光学
ヘツドの特定の形状に合わせて構成され得る。 検出手段の第1具体例は第5図に示される。こ
の具体例によつて、ラジアルトラツキング誤差信
号と、集光誤差信号と、必要とあらば読取出力信
号の獲得が可能である。該検出手段は、P1,P2,
P3,P4の4個の光ダイオードを含む。該光ダイ
オードは、平面X,Y内に設置され、該平面は点
Bを含むキユーブの面に対して平行であり、該キ
ユーブ面から距離hを隔てる。前記4個の光ダイ
オードは軸ZRを囲む方形状に配置され、誤差が何
ら発生しない時には光線FBの力が該4個の光ダ
イオード間で平等に分配されるように、軸Xと軸
Yによつて、相互に可能な限り近接して分離され
ている。前記距離hは、誤差を伴なうかあるいは
伴なわないかのいずれかで、該光ダイオードが該
光線FBの全パワーを実際に検出することを確保
するために該光ダイオードが、光線FBによつて
平面X,Yに形成されるスポツトを確実に完全に
カバーするように選定される。従つて、出力信号
S1,S2,S3,S4のおのおのの総和によつて、スポ
ツトT地点のデイスク上にこん跡が存在するかあ
るいは欠如していかが示され、従つて該総和は、
読取出力信号を構成する。誤差皆無の状態では、
光線FBはBで集光し、平面X,Y内に形成され
る該スポツトは、円形で、軸ZR上に中心を置く。
ラジアルトラツキング誤差が生じる際、あるいは
言葉を換えて(第4図参照)、集光点Tがプレカ
ツトトラツクに対してあるいは情報一運搬トラツ
クに対し軸Xに沿つて変位している時、光線Fの
部分のみが反射し、その光の強度は光ダイオード
間でもはや平等には分配されない。なぜなら軸X
に沿つた光線FRの相対的変位が、該軸Xに沿つ
たスポツトTの相対的変位と対応することを確保
すべく、該軸Xの方向が選定されるならば、該ス
ポツトは該軸Xに沿つて変位していることになる
からである。従つて、ラジアルトラツキング誤差
信号は式(S1+S3)−(S2+S4)から得られる。集
光誤差を検出するために、キユーブ1の点Bを有
する面上に、マスク7が設置される。該マスクは
点Bを通り軸Xと平行な直線状の一辺を所有す
る。何ら誤差が検出されない時は、光線FBがB
で集光するため、該マスクは何ら効果を持たな
い。集光誤差の結果、その符号に従つて収束点
は、該キユーブ1の内部か外部からのいずれか
で、しかし常に軸ZR上で形成される。第6図にお
いて、該収束点は、該キユーブの内部に設置され
ている。該マスク7は光線FBの半ひとみを遮断
しその結果光ダイオードP1,P2のみが照明され
る。第7図において、該収束点は該キユーブの外
側に設置さている。該マスク7は、前述と同様の
機能を果たすが、検出平面上のその像は逆になつ
ており、その結果光ダイオードP3,P4のみが照
明される。 従つて、集光誤差の符号は式(S1+S2)−(S3+
S4)の符号によつて与えられる。 もう1つの、集光誤差検出手段は上述の配置よ
りもより単純な設計であり、実用の際により容易
に適応されるものである。該集光誤差検出手段
は、マスクの位置に関して高い正確度を要求する
もので、第8図において説明されている。適用さ
れる方法、すなわち言わゆる非対称形方法は、光
学システム1,2,3,4の軸と、対物レンズ6
の軸との間の相対変位dを生じることによつて構
成される。このような相対変位は単に心合わせの
不良調整が原因である場合もある。光学システム
1,2,3,4の軸Zが対物レンズ6の光学中心
0を通過しないために、デイバイス100によつ
て反射される光線は、何ら集光誤差が存在しない
際にさえもはや入射光線と一致しない。即ち2本
の光線は相対的に2dだけ変位している。従つて、
この結果、レンズ4を通過したあとで、角度変位
に帰着する:つまり、該反射光線は点Bに収束す
るが、該光線の軸は、軸Z1との間で角度を形成す
る。その際、焦点はずれが、キユーブ1の面と平
行な検出平面内に光スポツトの変位を生じる。該
光スポツトは、集光誤差がゼロの時、先の例にお
ける場合同様、光エネルギーの同部分を受容する
べく配置された2個の光検出器セルによつて検出
され得る。ラジアルトラツキング誤差は前述と同
様にして検出されその結果4個のセルのためを準
備がなされなければならない。さらに、検出され
るべき光スポツトの変位方向が垂直であること、
及び従つて軸Zと対物レンズの光軸との間に生じ
る相対変位dが、記録されたみぞに対し、該デイ
スク上で、接線の方向を持つ相対変位と対応する
ことを確保するための段階がとられなければなら
ない。仮に、4個の光検出器セル間の間隔がBに
形成される該スポツトの最小直径よりも小さいな
らば、該4個の光検出器セルはキユーブの平行平
面内に設置される代わりに、該キユーブの点Bを
含む面上に設置されると有利である。例えば射出
ひとみの寸法が2μm×5μmであるレーザLAの場
合、Bで形成される該スポツトは、約5μmの直
径を有する。光ダイオード製造のための幾つかの
技術によつて、約1μmの間隔が形成され得る。
その結果、該間隔は該光のスポツトの半径よりも
小さい値となる。 光学ヘツドのもう1つの具体例に於いては、2
個の半導体レーザの準備がなされる。第1のレー
ザは、第2のレーザが読取にとりかかる間に、変
調され、記録にとりかかる。従つて、該第1のレ
ーザは、該第2のレーザの読取作用が進むにつ
れ、記録制御を進めていく。2個のレーザ及び2
個の光検出器を、ブロツク1,2に結合する手段
は第3図を参照にしてすでに説明された。しかし
ながら、技術上の理由によつて、このシステムの
実際の製作は難しいことが実施段階で判明する。
第9図に示される光学ヘツドにおいては、互いに
非常に近接した2個のオプトエレクトロニツクエ
レメントを1つの同一平面上に設置するという問
題が実施を妨げられてきた。これは半導体レーザ
の性質を利用することによつて克服されてきた。
該半導体レーザの性質とは、半導体レーザによつ
て送出される光パワーの一部が、該レーザ内に再
注入される時に、該パワーが増加するように構成
されるものである。さらに、本発明による光学デ
イバイスに相対する鏡が存在するため、出力の上
昇が生じる。該出力上昇は、該レーザの対向端で
容易に検出される。 従つて、第9図によるデイバイスはそれらの位
相中心が点A及び点Bの近くと位置する2個のレ
ーザ、LA及びLBと、2個の光ダイオードDLA及
びDLBによつて構成されている。該光ダイオー
ド、DLA及びDLBは該2個のレーザの夫々の背面
に対して配設されている。 該デイスク100上で得られる読取スポツト及
び記録スポツトは、該デイスク上で同一トラツク
のみぞ内に位置する。ここで、同時に読み取り操
作及び記録操作を行うために、かかる同一トラツ
クのみぞ内において、読取スポツトは、記録スポ
ツトに関して、僅かに後方に形成されなければな
らない。2個のレーザと、点A及びBの間では実
際上完全な一致が不可能であるが、本具体例で
は、このようにトラツクのみぞに沿つて読取スポ
ツトと記録スポツトとをずらせて形成するのでこ
れらの光スポツトの位置調整誤差は実用上厳格な
問題とはならず、軸Zに関してブロツク1,2を
回転させることにより、2個のスポツト位置の微
調整を行えば、十分な該光スポツトの位置精度が
得られる。 さらに、以後の記述で明らかなように、集光誤
差の検出を行う目的で、該2個の位相中心は、面
3に関して厳密に共役するのではなく、軸Z及び
軸ZR上において、わずかな範囲で相対的に変位
させられる。即ち、光ダイオードDLAは、デイス
ク100が通常の位置よりも僅かに上方に位置し
たときに、最大の信号を検出するように且つ光ダ
イオードDLBは、デイスク100が通常の位置よ
りも僅かに下方に位置したときに、最大の信号を
検出するように光学系配置が成されている。この
ため、後述の如く第10図に示すようなSA−SB
の値を集束誤差の検出用信号として用いることが
できる。尚、このように、レーザLA及びLBから
発せられた光線は、デイスク100上で完全な集
束状態から僅かにずれた状態で光スポツトを形成
しており、即ち該光スポツトの系は理論上得られ
る最小限の大きさとはされていない。しかしなが
ら、これらの光線が完全に集束する位置の高さの
差を適度に小さくとることにより、該光スポツト
の大きさを実用上問題がない程度に小さくしつつ
以下に述べるような焦点誤差の検出を可能とし得
る。 未変調レーザLBは、レーザLAの偏光方向に対
して90度の偏光方向を有する。ヘツドはレーザ
LAによつて送出される光線が該レーザLA内に再
注入されること、及び該レーザLBによつて送出
される光線もまた該レーザLB内に再注入される
ことを確保するための4分の1波長プレートを備
えていない。該デイスク100は不切断箇所にお
いてのみ鏡の機能を果たす。切断こん跡の存在
が、読取反応光線の光パワーと、さらに該レーザ
によつて送出され且つ、該光ダイオードDLBによ
つて検出されるパワーを低減する。該光ダイオー
ドDLBは従つて出力に、読み出し信号SBを送出す
る。集光誤差の指示は、前に述べられた2個のレ
ーザ間の軸Z上の相対変位に基づいて、2個の光
ダイオードSA及びSB間の出力信号差から行われ
る。実際には、2個の信号SA及びSBの変化がデ
イスク100の軸Z上の横座標の関数として第1
0図内において示される得る。該デイスク上で対
応光線が集光する時おのおのの曲線が最大値を通
過する。しかしながら該2光線が同時に完全に集
光されるのではないため、差:SA−SBの変化曲
線は単に焦点はずれの指示をするのみならず、集
光誤差の符号の指示をも与える;すなわちこの第
2の指示は、信号SA及びSBによつてのみ与えら
れているではない。この方法を適用する際には、
当然のことながら該光線のうちの1本は変調さ
れ、一方もう1本は変調されないという事実を考
慮されなければならない。従つて、該変調のタイ
プは、該光の強度が、決してゼロにはならないこ
とを確保すべく選定される。強度ゼロによつて信
号SAが抑制されるからである。例として、変調
は2つのレベル:すなわち1mWと5mWで与え
られ、一方読取レーザLBの出力は継続して1m
Wに等しい値を保持し得る。該変調から、該信号
SA及びSBにおける変化が生じ、該変化は該信号
が大抵の場合、誤差周波数よりずつと高い周波数
を持つため波によつて消去されるであろう。第
4図に示されるシングルレーザ光学ヘツドの場合
と同様にレーザの出力制御システムを配備し得
る。 ラジアルトラツキング誤差信号を形成するため
の手段はプレカツトトラツクによつて構成され
る。該プレカツト、トラツクは所定の周波数で揺
動(wobblate)され、記録動作を行う前にデイ
スク上に形成される。検出は、揺動
(wobbulation)信号に関して、読取信号と同周
期であり、該検出はこのタイプの検出に一般的に
用いられる方法に従い、該トラツキング誤差を供
給する。信号SA及びSBはこの目的のために使用
されることも許容される。該誤差の平均値がゼロ
であるため、誤差の検出への干渉を避ける目的
で、制御ループは該誤差変化によりも遅くなるよ
うに設計されなければならない。 本発明は上記の具体例に限定されるものではな
く、特に誤差検出モード、及びオプトエレクロト
ニツク検出手段の構造に関して前記の光学ヘツド
の構造の形状に限定されない。利用される検出モ
ードに無関係に、獲得された誤差信号の関数たる
誤差修正を、従来の方法、例えばモーターによつ
て遂行され得る。該モーターはフランス特許出願
において記載されたようなヘツドに堅固に固定さ
れるのである。該フランス特許は本発明の出願人
により、特許出願番号第7834649号、出願公告番
号第2443734号で登録されるものである。 さらに、今までに記載された具体例は、すべて
のエレメントが機械的に連結された小型化された
光学ヘツドに関する。対物レンズ6と送出及び受
信デイバイスは分離していることが望ましい場合
がある。該送出及び受信デイバイスは光学ブロツ
クによつて構成されており、該光学ブロツクは、
タブレツトとしてのレンズ4とさらに必要な場合
4分の1波長プレート5によつて、レーザ及び検
出手段と結合される。従つて該光学ヘツドは機械
的に分離した2つの部分:すなわち、静止した送
出及び受信デイバイスと、可動エレメントとによ
つて構成され、該可動エレメントは該対物レンズ
と反射鏡によつて構成される。上に記載された非
対称的方法による誤差検出には、光検出セルが点
Bを踏む平面内に存在することを確保することが
必要である。
構成された干渉性(コヒーレント)放射光の放出
及び受信用の無非点収差光学デイバイス、並びに
該デバイスを装備した記録及び読取ヘツドに関す
るものである。 本発明による光学デイバイスは、半導体タイプ
のレーザ源から発散する光の拡がりを狭めなが
ら、該レーザ源からの光を放射する機能と、オプ
トエレクトロニツク検出手段によつて反射される
光線を受信する機能とを有する。これらの2つの
機能は完全に減結合されたものである。本デイバ
イスは極僅かのエレメントしか持たないため、そ
の結果小型であり、また調整の必要をほとんど伴
わない。特に、本デイバイスは、2個の無非点収
差ポイント、いわゆるヴアイアシユトラスポイン
トと結合され得る球形屈折表面の公知の性質を利
用するものである。前記2個のポイントは該球体
屈折表面の凹面側に設置される。 本発明の光学デイバイスの注目すべき適用とし
ては、光学デイスクからの反射による記録及び読
取用の光学ヘツドがあげられる。本発明の光学デ
イバイスを適用すれば、後述するように、操作が
融通自在であるため、即ち2本の光線間で減結合
している2つのレーザの片方だけを使うことも、
両方使用することも可能であるため、集光誤差及
びラジアルトラツキングの検出を行うと同時に、
これらを制御しつつ記録及び読取を良好に実施し
得る。 従来は、このような記録及び読取ヘツドは、レ
ーザ光源、ビームスプリツタなどの光分離手段、
コリメータレンズ、対物レンズなどの多数の空間
的に独立した要素を組み合わせて作製していたの
で、その光学調整が容易でなく、又、小型・軽量
化も困難であつた。 他方、一般に記録及び読取ヘツドにおいては、
より高密度で質の高い記録及び読取を実現するた
めに、光デイスク等の記録表面上により径の小さ
な光スポツトを形成することが望まれている。こ
の際、特に記録及び読取ヘツドを構成する光学系
により発生される非点収差が問題となるので、従
来から該点収差補正用の光学要素が、該ヘツドに
組み込まれたりしている。しかしながら、上述し
た小型・軽量化の要請等を満たし且つ非点収差を
発生させないような光学系から記録及び読取ヘツ
ドを作製することは困難であつた。 本発明はこのように従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、小型・軽量化可能で且つ光学調整
が容易であり、しかも光スポツト径を小さくし得
る干渉性放射光の送出及び受信用の無非点収差光
学デイバイスを提供することを課題とする。 本発明の干渉性放射光の送出及び受信用の無非
点収差光学デイバイスは前述の課題を達成するた
めに、一点より光線を発する少なくとも1つの半
導体レーザ源と、反射表面で反射された光線を検
出するオプトエレクトロニツク検出手段と、第1
平面と球状の凸面とによつて限定されており、該
凸面によつて形成される球形屈折表面のヴアイア
シユトラスポイントの一方が第1平面上に位置す
ると共に第1平面が該ヴアイアシユトラスポイン
トの一方を該凸面の中心に連結する直線に対して
垂直であるように構成された屈折光学ブロツクと
を備えており、レーザ源が光学ブロツクを介して
反射表面を照明するようにヴアイアシユトラスポ
イントの一方に近接して設置されたことを特徴と
する。 本発明の無非点収差光学デイバイスによれば、
屈折光学ブロツクにより半導体レーザ源から発散
する光の拡がりを狭めながら、該レーザ源からの
光を放射する機能及びオプトエレクトロニツク検
出手段によつて反射される光線を受信する機能を
発揮し得、これらの2つの機能は完全に減結合さ
れたものである。当該デイバイスは、極僅かのエ
レメントしか持たないため、小型・軽量化に適し
た構造を持ち、且つ光学調整も容易である。同時
に、レーザ源が光学ブロツクを介して反射表面を
照明するようにヴアイアシユトラスポイントの一
方に近接して設置されているので、反射面上にお
けける非点収差の発生を阻害することができ、即
ち、反射面上に形成する光スポツトの径を小さく
することができる。 本発明における以上の特徴及び他の特徴は以下
に添付図面を用いて記述される説明を基に当業者
によつて、思料されれば、より明確になるもので
あろう。 第1図に示されている本発明による光学デイバ
イスは平行六面対であるキユーブ1を含む。現考
慮中の該平行六面体は、他に特別な記述のない限
りセメント付けされた2個の直角プリズムによつ
て形成される立方体である。界面3は2個のプリ
ズムの斜面から構成されており、該界面3は偏光
分離面を形成すべく処理され、従つて該偏光分離
面は、与えられた偏光を所有するべての放射光を
通過し且つ、先行した偏光に対して90度の偏光を
所有するすべての放射光を反射させる。平凸レン
ズ2はキユーブ1と同じ材質で形成され、該キユ
ーブ1の面のうちの1つの面6にセメント付けさ
れる。レンズ2の凸面によつて形成される球形の
中心Cは、該キユーブ1の中央平面上に位置す
る。前記球形の曲率半径Rは、レンズ2の光学軸
Zと、面6に向かい合うキユーブ面との交点上に
位置する点Aが、レンズ2の球形屈折表面のヴア
イアシユトラスポイントであるように選択され
る。換言すらば、キユーブ1とレンズ2とによつ
て構成される光学ブロツクは点Aの無非点収差像
を点A1に形成する。該点A1は公知の通り点Aが
実像であれば虚像である。居間、ヴアイアシユト
ラス状態を想起してみるに:キユーブとレンズと
に対して共通の屈折率がnであり、且つ外部媒体
が空気である時: CA=R/n、CA1=nR である。 第1状態は、レンズアセンブリの厚さeと半径
Rの関係に: R=en/n+1 の式を成立させる。この関係が立証されて、尚、
放射光源がAに設置され、該放射光が面3による
透過に相当する方向で偏光され、且つ半頂角α0を
持つ発散光線を空中に放射する場合この半頂角は
キユーブ内でαとなり、レンズから発射し且つ仮
想点A1から引出される光線は、 sinα1=sinα/n及びsinα=sinα0/n の関係を伴う半頂角α1を所有する。さらに、キユ
ーブ1は立方体であるため、面3に関して点Aの
共役点である点Bは該キユーブ1の他の1面上に
位置し、該点Bはまた無非点収差点である。その
結果仮想点A1上に収れんしてレンズ2上に降下
し、先行光線に対して直角の偏光方向をもつ光線
が面3から反射され、点Bに収れんする。逆に言
えば、点Bから発光する光線は点Aから発光する
光線に対して直角に偏光され、面3から反射さ
れ、さらに点Aから発光する光線上に重ねられ
る。キユーブ1とレンズ2が2個の別々のエレメ
ントとして記述されているが、この事実は本発明
における必要な特徴ではない。即ち、光学ブロツ
クは、面6がないようなキユーブ1とレンズ2と
が一体的に構成されたものとして設計されても良
い。 尚、第1図において、点Aから半頂角αで発す
る光線は、レンズ2を曲面において屈折していな
い直線で示されているが、これは角度αを図上で
明瞭に示すためのものであり、この光線は実際に
は、第2図及び第3図で示すようにレンズ2の曲
面で軸Zに近づく方に屈折する。 本分中に記載のデイバイスは、位相中心Aを有
する半導体レーザLAと、点B上あるいはBに近
接して中心設置されるオプトエレクトロニツク検
出手段とに接続して使用される。AとBのおのお
のの機能は逆にしてもよい。言い換えれば、検出
手段A地点に、つまり軸Z上に配置され、一方レ
ーザが共役点Bに設置されてもよい。第2図は、
本発明の第1利用方法説明図である。無非点収差
視準手段の一例としての視準対物レンズ4は軸Z
と一致する光軸を持ち、その焦点が(図1に示さ
れた)点A1に位置するように該視準対物レンズ
4はレンズ2の背後に設置される。該対物レンズ
4は上記の如く設計されているため、点Aから発
せられる角光線発散が最大値をとる場合にも、光
学ブロツクを通過した一点から発せられた入者光
線に対しいかなる球形収差も提示することはな
く、従つて光学ブロツク及びレンズ4から構成さ
れた光学系は無非点収差特性を保持することにな
る。 例えば該レンズ4はダブレツトによつて構成さ
れることも可能であり、従つて、反射表面Sを照
明する平行光線が形成される。この反射表面が軸
Zに垂直であるならば、該反射光線は入射光線と
一致する。該光線が点Bに集光することを確保す
るためには、該光線の偏光方向がAから発光する
光線の偏光方向に対して直角であること確保する
必要がある。このため、複屈折手段の一例を構成
する4分の1波長プレート5は、入射及び反射光
線に共通の光路上で、レンズ2と対物レンズ4と
の間か、対物レンズ4と反射表面Sとの間のいず
れかに設置される。4分の1波長プレート5は入
射光線の偏光に対して45度に配向されておりその
結果該プレートを通過する1回の横断のあと、円
偏光が形成され、直線偏光が2回の横断のあとで
しかしながら初期偏光に対して90度で再び形成さ
れる。レーザからの発光光線と反射光線との間で
起こる上記分離は、必要とあらば、4分の1波長
プレートがなくても、界面3によつて達成可能で
ある。該界面3は偏光光分離面ではなく、単なる
半透明面である。検出手段DBはB地点、あるい
はBに近接する位置に設置され、一方では表面S
の存在を検出すために、もう一方では反射光の、
強さ、空間分布などのような特徴を計測するため
に作用する。例としては、Bに中心を持つ光ダイ
ドードによつて、表面S上の反射率が決定される
ことが可能である。仮に、表面Sが軸Zに対して
垂直ではない場合には、反射光線は入射光線と一
致することはないであろうし、従つて、該反射光
線はBで終点を結ぶうことはないであろう。相対
位置変位を決定し、それによつて軸Zに対する垂
直平面と表面Sの角度を演繹するためには、検出
セルの行例をキユーブ1の対応面上に位置づける
ことのみが必要である。 或る種の適用に於いては2つの光源を該デイバ
イスに結合することが有益であることが明確とな
るであろう。第3図に示されている本発明の第2
利用具体例に於いては、無非点収差の状態が点A
と点Bによつてのみ満足されている状況で、無視
でき得るほどの非点収差が極めて近接した位置に
ある2点に導かれるという事実に基づく。従つて
第1の半導体レーザはAに設置される。光線FA
はまず、4分の1波長プレート5を通過し、次に
対物レンズ4を通過し、該対物レンズ4は、その
後表面Sから反射され戻りBに集光される光線
FBを形成する。第2の半導体レーザはB点と同
じ面上に、しかし相対的には僅かな範囲で変位さ
せて設置される。該第2レーザは、光線FAに対
して90度で偏光する光線FDを送出する。表面S
から反射される光線FCは点Cに集光する。該点
Cは点Aと同じ面上に設置され、該点Aに関して
変位している。一方では、A、C間の、また他方
B、D間の相対位置変位は、半導体レーザや光ダ
イオードのような検出器の位置調整を充分に許容
しなければならない。該光ダイオードは例えば、
単一ケーシング内に位置し、参照番号10と11
でおのおの表示され得るものである。典型的に
は、最少限に可能な位置変位は約50μmである。
AとDに設置されたレーザは必ずしも同一のもの
ではないし、必ずしも同じ波長を持つものではな
い。波長が異なる際には、2個のレーザの位置決
めについて色収差が考慮されなければならない。
その場合には、エレメントはもはや完全立方体で
はない。 本発明は、光学デイスクのような、特に、情報
メデイアの記録及び読取りの領域に適用される。
第4図は、第2図に示された光学デイバイスを使
用した本発明による記録及び読取用の光学ヘツド
の第1具体例を説明するものである。同様の光学
ヘツドが反射デイスク100の読取及び、更にそ
の記録用に利用され得る。反射デイスク100は
回転運動によつて駆動されるが、一方、該ヘツド
はラジアル運動によつて駆動されるものである。
このタイプの光学ヘツドは、レーザによつて送出
される光線Fから準パンクチユアルスポツトTを
形成すべく構成される。該スポツトは、前記回転
運動と前記ラジアル運動の組み合わせの結果、う
ず巻状、あるいは同心円状の軌道を描く。光線F
はレーザLAから送出され、該レーザLAは記録の
際に書き取られる情報によつて変調され、読取の
際の連続出力を供給する。このレーザは第2図を
参照して前述した、送出及び受信用の光学デイバ
イスの点Aに設置されている。該デイバイスの背
後には焦点調整対物レンズ6が設置されている。
該焦点調整対物レンズは同光軸Zを所有し、対物
レンズ4から送出される平行光線がデイスク10
0の平行面内で集光するべく配置されている。レ
ーザLAは一点より光線を発する半導体レーザで
あるが、その放射パターンは、全方向性のもので
はない。前記レーザの光線発散角度は、例えば、
発光面の拡面方向には約10度、垂直方向には約25
度になり得る。その結果、対物レンズ6の入射ひ
とみの平面内で平行光線の投影が楕円形である。
従来のレーザの場合、楕円の長軸と短軸の比率は
4のオーダであり、或る種のレーザにおいては該
楕円軸比が1.5まで下がり得る。読出しを促進す
るためには特に、円スポツトTを備え、さらにそ
れによつて、円発散を持つ光線Fを得られること
が望ましい。こういう理由で、対物レンズの入射
ひとみの大きさは、楕円の短軸の関数として選定
される。その結果該ひとみが絞り効果を所有す
る。このために、レーザLAが充分な電力を有す
る場合には、電力の損失はわずかなものとなる。
実例としてあげれば、記録に要される最小エネル
ギーは、切断による書き取り方法で約3mWとな
る。該書取り方法は、10Mbits/sのビツト速度
でデジタルデータを記録する光学的記録に適用さ
れるものである。光学ヘツドの種々のエレメント
によつて、特に対物レンズ6のレベルの絞り効果
によつてもたらされる損失電力は、レーザLAか
ら供給されるエネルギーの約75%に見積られ、そ
のために、12mWの最低ピーク電力を持つレーザ
の使用が必要になる。記録されるべき情報は、2
進電気信号の形態をしている。該2進電気信号
は、電力変化が、例えば0及び15mWのような2
つのレベルで生じるように構成されたレーザに対
して適用されるものである。読み出しの場合に
は、同一のレーザが使用され得るがその際該レー
ザは、読取スポツトが何ら切断動作を生じないこ
とを確保するために、電力を低減させている。
(1mWの電力レベルで充分である)、同一レーザ
を使用するという事実によつて、該レーザの電気
コントロールのみを変えて、同一ヘツドを保持す
ることが可能になる。また、2個の別々のレーザ
をおのおの備えた2個のヘツドを使用することも
可能である。すべての場合において、電力追従制
御のための準備がなされ得る。該電力追従制御
は、半導体接合は、相反する二方向に放射光を送
出するという事実に基づいた、従来の技術に従つ
て遂行されるものである。光検出器が、デイスク
に対向する方向に送出された放射光を受信するこ
とを確実とするために、該光検出器がレーザLA
の背面上に設置され、その設置により、フイード
バツクループで一定値に保たれ得る発光電力の指
示が与えられる。 4分の1波長プレート5及び界面3は、デイス
ク100の表面から反射される光線を該レーザに
よつて送出される光線から分離する。光線Fが該
デイスク上で完全に集光し、準パンクチユアルス
ポツトTを形成する時に、反射光線FBは点Bで
集光される。読取の際に光線FBのパワーは検出
手段DBにより、B点あるいは該B点に近接する
位置で検出され、この検出された光線FBのパワ
ーは、点Tでの該デイスク100の表面状態の関
数である。空洞を形成する切断こん跡によつて該
デイスク100の反射力の欠如、あるいは低減の
いずれかが示される。逆に、非切断域では、光線
が完全に反射される。従つて、光線FBのパワー
は、該デイスク100上に先に書き取られたレリ
ーフの変調速度に合わせて該デイスク100の回
転運動と、該ヘツドのラジアル運動が勧められる
につれて、漸次変調される。さらに、記録及び読
取りの両操作中に、検出手段DBが集光誤差とラ
ジアルトラツキング誤差を検出し得ることが確保
されることが望ましい。該集光誤差(点Tが、該
デイスクの平面内に正確に位置付けられていな
い)は、軸Z上の相対的変位という形で表され
る。また、該ラジアルトラツキング誤差(読取の
際に、点Tが切断トラツク上に位置していない、
あるいは記録の際に、点Tが切断が望まれる通常
はプレカツトトラツクの形状のトラツク上にな
い)は、ラジアル軸X上で該デイスク100の相
対的変位という形で表される。光学的記録の領域
で公知の誤差検出手段は、第4図に示される光学
ヘツドの特定の形状に合わせて構成され得る。 検出手段の第1具体例は第5図に示される。こ
の具体例によつて、ラジアルトラツキング誤差信
号と、集光誤差信号と、必要とあらば読取出力信
号の獲得が可能である。該検出手段は、P1,P2,
P3,P4の4個の光ダイオードを含む。該光ダイ
オードは、平面X,Y内に設置され、該平面は点
Bを含むキユーブの面に対して平行であり、該キ
ユーブ面から距離hを隔てる。前記4個の光ダイ
オードは軸ZRを囲む方形状に配置され、誤差が何
ら発生しない時には光線FBの力が該4個の光ダ
イオード間で平等に分配されるように、軸Xと軸
Yによつて、相互に可能な限り近接して分離され
ている。前記距離hは、誤差を伴なうかあるいは
伴なわないかのいずれかで、該光ダイオードが該
光線FBの全パワーを実際に検出することを確保
するために該光ダイオードが、光線FBによつて
平面X,Yに形成されるスポツトを確実に完全に
カバーするように選定される。従つて、出力信号
S1,S2,S3,S4のおのおのの総和によつて、スポ
ツトT地点のデイスク上にこん跡が存在するかあ
るいは欠如していかが示され、従つて該総和は、
読取出力信号を構成する。誤差皆無の状態では、
光線FBはBで集光し、平面X,Y内に形成され
る該スポツトは、円形で、軸ZR上に中心を置く。
ラジアルトラツキング誤差が生じる際、あるいは
言葉を換えて(第4図参照)、集光点Tがプレカ
ツトトラツクに対してあるいは情報一運搬トラツ
クに対し軸Xに沿つて変位している時、光線Fの
部分のみが反射し、その光の強度は光ダイオード
間でもはや平等には分配されない。なぜなら軸X
に沿つた光線FRの相対的変位が、該軸Xに沿つ
たスポツトTの相対的変位と対応することを確保
すべく、該軸Xの方向が選定されるならば、該ス
ポツトは該軸Xに沿つて変位していることになる
からである。従つて、ラジアルトラツキング誤差
信号は式(S1+S3)−(S2+S4)から得られる。集
光誤差を検出するために、キユーブ1の点Bを有
する面上に、マスク7が設置される。該マスクは
点Bを通り軸Xと平行な直線状の一辺を所有す
る。何ら誤差が検出されない時は、光線FBがB
で集光するため、該マスクは何ら効果を持たな
い。集光誤差の結果、その符号に従つて収束点
は、該キユーブ1の内部か外部からのいずれか
で、しかし常に軸ZR上で形成される。第6図にお
いて、該収束点は、該キユーブの内部に設置され
ている。該マスク7は光線FBの半ひとみを遮断
しその結果光ダイオードP1,P2のみが照明され
る。第7図において、該収束点は該キユーブの外
側に設置さている。該マスク7は、前述と同様の
機能を果たすが、検出平面上のその像は逆になつ
ており、その結果光ダイオードP3,P4のみが照
明される。 従つて、集光誤差の符号は式(S1+S2)−(S3+
S4)の符号によつて与えられる。 もう1つの、集光誤差検出手段は上述の配置よ
りもより単純な設計であり、実用の際により容易
に適応されるものである。該集光誤差検出手段
は、マスクの位置に関して高い正確度を要求する
もので、第8図において説明されている。適用さ
れる方法、すなわち言わゆる非対称形方法は、光
学システム1,2,3,4の軸と、対物レンズ6
の軸との間の相対変位dを生じることによつて構
成される。このような相対変位は単に心合わせの
不良調整が原因である場合もある。光学システム
1,2,3,4の軸Zが対物レンズ6の光学中心
0を通過しないために、デイバイス100によつ
て反射される光線は、何ら集光誤差が存在しない
際にさえもはや入射光線と一致しない。即ち2本
の光線は相対的に2dだけ変位している。従つて、
この結果、レンズ4を通過したあとで、角度変位
に帰着する:つまり、該反射光線は点Bに収束す
るが、該光線の軸は、軸Z1との間で角度を形成す
る。その際、焦点はずれが、キユーブ1の面と平
行な検出平面内に光スポツトの変位を生じる。該
光スポツトは、集光誤差がゼロの時、先の例にお
ける場合同様、光エネルギーの同部分を受容する
べく配置された2個の光検出器セルによつて検出
され得る。ラジアルトラツキング誤差は前述と同
様にして検出されその結果4個のセルのためを準
備がなされなければならない。さらに、検出され
るべき光スポツトの変位方向が垂直であること、
及び従つて軸Zと対物レンズの光軸との間に生じ
る相対変位dが、記録されたみぞに対し、該デイ
スク上で、接線の方向を持つ相対変位と対応する
ことを確保するための段階がとられなければなら
ない。仮に、4個の光検出器セル間の間隔がBに
形成される該スポツトの最小直径よりも小さいな
らば、該4個の光検出器セルはキユーブの平行平
面内に設置される代わりに、該キユーブの点Bを
含む面上に設置されると有利である。例えば射出
ひとみの寸法が2μm×5μmであるレーザLAの場
合、Bで形成される該スポツトは、約5μmの直
径を有する。光ダイオード製造のための幾つかの
技術によつて、約1μmの間隔が形成され得る。
その結果、該間隔は該光のスポツトの半径よりも
小さい値となる。 光学ヘツドのもう1つの具体例に於いては、2
個の半導体レーザの準備がなされる。第1のレー
ザは、第2のレーザが読取にとりかかる間に、変
調され、記録にとりかかる。従つて、該第1のレ
ーザは、該第2のレーザの読取作用が進むにつ
れ、記録制御を進めていく。2個のレーザ及び2
個の光検出器を、ブロツク1,2に結合する手段
は第3図を参照にしてすでに説明された。しかし
ながら、技術上の理由によつて、このシステムの
実際の製作は難しいことが実施段階で判明する。
第9図に示される光学ヘツドにおいては、互いに
非常に近接した2個のオプトエレクトロニツクエ
レメントを1つの同一平面上に設置するという問
題が実施を妨げられてきた。これは半導体レーザ
の性質を利用することによつて克服されてきた。
該半導体レーザの性質とは、半導体レーザによつ
て送出される光パワーの一部が、該レーザ内に再
注入される時に、該パワーが増加するように構成
されるものである。さらに、本発明による光学デ
イバイスに相対する鏡が存在するため、出力の上
昇が生じる。該出力上昇は、該レーザの対向端で
容易に検出される。 従つて、第9図によるデイバイスはそれらの位
相中心が点A及び点Bの近くと位置する2個のレ
ーザ、LA及びLBと、2個の光ダイオードDLA及
びDLBによつて構成されている。該光ダイオー
ド、DLA及びDLBは該2個のレーザの夫々の背面
に対して配設されている。 該デイスク100上で得られる読取スポツト及
び記録スポツトは、該デイスク上で同一トラツク
のみぞ内に位置する。ここで、同時に読み取り操
作及び記録操作を行うために、かかる同一トラツ
クのみぞ内において、読取スポツトは、記録スポ
ツトに関して、僅かに後方に形成されなければな
らない。2個のレーザと、点A及びBの間では実
際上完全な一致が不可能であるが、本具体例で
は、このようにトラツクのみぞに沿つて読取スポ
ツトと記録スポツトとをずらせて形成するのでこ
れらの光スポツトの位置調整誤差は実用上厳格な
問題とはならず、軸Zに関してブロツク1,2を
回転させることにより、2個のスポツト位置の微
調整を行えば、十分な該光スポツトの位置精度が
得られる。 さらに、以後の記述で明らかなように、集光誤
差の検出を行う目的で、該2個の位相中心は、面
3に関して厳密に共役するのではなく、軸Z及び
軸ZR上において、わずかな範囲で相対的に変位
させられる。即ち、光ダイオードDLAは、デイス
ク100が通常の位置よりも僅かに上方に位置し
たときに、最大の信号を検出するように且つ光ダ
イオードDLBは、デイスク100が通常の位置よ
りも僅かに下方に位置したときに、最大の信号を
検出するように光学系配置が成されている。この
ため、後述の如く第10図に示すようなSA−SB
の値を集束誤差の検出用信号として用いることが
できる。尚、このように、レーザLA及びLBから
発せられた光線は、デイスク100上で完全な集
束状態から僅かにずれた状態で光スポツトを形成
しており、即ち該光スポツトの系は理論上得られ
る最小限の大きさとはされていない。しかしなが
ら、これらの光線が完全に集束する位置の高さの
差を適度に小さくとることにより、該光スポツト
の大きさを実用上問題がない程度に小さくしつつ
以下に述べるような焦点誤差の検出を可能とし得
る。 未変調レーザLBは、レーザLAの偏光方向に対
して90度の偏光方向を有する。ヘツドはレーザ
LAによつて送出される光線が該レーザLA内に再
注入されること、及び該レーザLBによつて送出
される光線もまた該レーザLB内に再注入される
ことを確保するための4分の1波長プレートを備
えていない。該デイスク100は不切断箇所にお
いてのみ鏡の機能を果たす。切断こん跡の存在
が、読取反応光線の光パワーと、さらに該レーザ
によつて送出され且つ、該光ダイオードDLBによ
つて検出されるパワーを低減する。該光ダイオー
ドDLBは従つて出力に、読み出し信号SBを送出す
る。集光誤差の指示は、前に述べられた2個のレ
ーザ間の軸Z上の相対変位に基づいて、2個の光
ダイオードSA及びSB間の出力信号差から行われ
る。実際には、2個の信号SA及びSBの変化がデ
イスク100の軸Z上の横座標の関数として第1
0図内において示される得る。該デイスク上で対
応光線が集光する時おのおのの曲線が最大値を通
過する。しかしながら該2光線が同時に完全に集
光されるのではないため、差:SA−SBの変化曲
線は単に焦点はずれの指示をするのみならず、集
光誤差の符号の指示をも与える;すなわちこの第
2の指示は、信号SA及びSBによつてのみ与えら
れているではない。この方法を適用する際には、
当然のことながら該光線のうちの1本は変調さ
れ、一方もう1本は変調されないという事実を考
慮されなければならない。従つて、該変調のタイ
プは、該光の強度が、決してゼロにはならないこ
とを確保すべく選定される。強度ゼロによつて信
号SAが抑制されるからである。例として、変調
は2つのレベル:すなわち1mWと5mWで与え
られ、一方読取レーザLBの出力は継続して1m
Wに等しい値を保持し得る。該変調から、該信号
SA及びSBにおける変化が生じ、該変化は該信号
が大抵の場合、誤差周波数よりずつと高い周波数
を持つため波によつて消去されるであろう。第
4図に示されるシングルレーザ光学ヘツドの場合
と同様にレーザの出力制御システムを配備し得
る。 ラジアルトラツキング誤差信号を形成するため
の手段はプレカツトトラツクによつて構成され
る。該プレカツト、トラツクは所定の周波数で揺
動(wobblate)され、記録動作を行う前にデイ
スク上に形成される。検出は、揺動
(wobbulation)信号に関して、読取信号と同周
期であり、該検出はこのタイプの検出に一般的に
用いられる方法に従い、該トラツキング誤差を供
給する。信号SA及びSBはこの目的のために使用
されることも許容される。該誤差の平均値がゼロ
であるため、誤差の検出への干渉を避ける目的
で、制御ループは該誤差変化によりも遅くなるよ
うに設計されなければならない。 本発明は上記の具体例に限定されるものではな
く、特に誤差検出モード、及びオプトエレクロト
ニツク検出手段の構造に関して前記の光学ヘツド
の構造の形状に限定されない。利用される検出モ
ードに無関係に、獲得された誤差信号の関数たる
誤差修正を、従来の方法、例えばモーターによつ
て遂行され得る。該モーターはフランス特許出願
において記載されたようなヘツドに堅固に固定さ
れるのである。該フランス特許は本発明の出願人
により、特許出願番号第7834649号、出願公告番
号第2443734号で登録されるものである。 さらに、今までに記載された具体例は、すべて
のエレメントが機械的に連結された小型化された
光学ヘツドに関する。対物レンズ6と送出及び受
信デイバイスは分離していることが望ましい場合
がある。該送出及び受信デイバイスは光学ブロツ
クによつて構成されており、該光学ブロツクは、
タブレツトとしてのレンズ4とさらに必要な場合
4分の1波長プレート5によつて、レーザ及び検
出手段と結合される。従つて該光学ヘツドは機械
的に分離した2つの部分:すなわち、静止した送
出及び受信デイバイスと、可動エレメントとによ
つて構成され、該可動エレメントは該対物レンズ
と反射鏡によつて構成される。上に記載された非
対称的方法による誤差検出には、光検出セルが点
Bを踏む平面内に存在することを確保することが
必要である。
第1図は本発明の一具体例である光学デイバイ
スの説明図、第2図は第1図の具体例の第1利用
方法説明図、第3図は第1図の具体例の第2利用
方法説明図、第4図は光学デイスク用光学ヘツド
の第1具体例の説明図、第5図、第6図及び第7
図は第4図の光学ヘツドに適用される誤差検出方
法の説明図、第8図はもう1つの誤差検出方法の
説明図、第9図は光学デイスク用光学ヘツドの第
2具体例の説明図、第10図は第9図の光学ヘツ
ドに適用される誤差検出方法の説明図である。 1……キユーブ、2……平凸レンズ、3……界
面、4……視準対物レンズ、5……4分の1波長
プレート、6……キユーブ内の一面、7……マス
ク、8,9,10,11……光ダイオード、10
0……デイスク。
スの説明図、第2図は第1図の具体例の第1利用
方法説明図、第3図は第1図の具体例の第2利用
方法説明図、第4図は光学デイスク用光学ヘツド
の第1具体例の説明図、第5図、第6図及び第7
図は第4図の光学ヘツドに適用される誤差検出方
法の説明図、第8図はもう1つの誤差検出方法の
説明図、第9図は光学デイスク用光学ヘツドの第
2具体例の説明図、第10図は第9図の光学ヘツ
ドに適用される誤差検出方法の説明図である。 1……キユーブ、2……平凸レンズ、3……界
面、4……視準対物レンズ、5……4分の1波長
プレート、6……キユーブ内の一面、7……マス
ク、8,9,10,11……光ダイオード、10
0……デイスク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一点より光線を発する少なくとも1つの半導
体レーザ源と、反射表面で反射された前記光線を
検出するオプトエレクトロニツク検出手段と、第
1平面と球状の凸面とによつて限定されており、
該凸面によつて形成される球形屈折表面のヴアイ
アシユトラスポイントの一方が前記第1平面上に
位置すると共に前記第1平面が該ヴアイアシユト
ラスポイントの一方を前記凸面の中心に連結する
直線に対して垂直であるように構成された屈折光
学ブロツクとを備えており、前記レーザ源が前記
光学ブロツクを介して前記反射表面を照明するよ
うに前記ヴアイアシユトラスポイントの一方に近
接して設置されたことを特徴とする干渉性放射光
の送出及び受信用の無非点収差光学デイバイス。 2 前記少なくとも1つの半導体レーザ源から発
せられた光線が無非点収差の平行光線となるよう
に前記光学ブロツクの外部における前記発せられ
た光線の光路上に位置する無非点収差視準手段を
含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の光学デイバイス。 3 前記光学ブロツクが平行六面体と該平行六面
体にセメント付けされた平凸レンズとによつて構
成されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
に記載の光学デイバイス。 4 前記平行六面体がセメント接合された2個の
直角プリズムによつて構成され、該2つの直角プ
リズム間の界面が、該平行六面体の前記第1平面
と該第1平面に交差する第2平面とによつて形成
される2面角を2分する線に沿つて傾いており、
該界面は前記発せられた光線に関して透過性であ
り、さらに該界面は前記反射表面からの前記反射
された光線に関して反射性であり、前記検出手段
は前記光学ブロツクを介して前記反射表面からの
前記反射された光線を受信するように該界面に関
して該レーザ源との共役点に近接して設置された
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
光学デイバイス。 5 前記発せられた光線が直線形で偏光し、前記
界面が前記発せられた光線を透過すべく偏光選択
装置の機能を行うように構成されており、前記反
射面からの前記反射された光線の偏光が前記発せ
られた光線の偏光に対して90度であることを確保
するために、前記光学ブロツクの凸面側の前記光
路上に位置する複屈折手段を含むことを特徴とす
る特許請求の範囲第4項に記載の光学デイバイ
ス。 6 前記複屈折手段が4分の1波長プレートによ
つて構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第5項に記載の光学デイバイス。 7 前記平行六面体がセメト接合された2つの直
角プリズムによつて構成されており、前記少なく
とも1つの半導体レーザは前述した第1のレーザ
源の他に第2のレーザ源を含んでおり、前記第2
のレーザ源が該2つの直角プリズム間の界面に関
して前記第1のレーザ源との共役点に近接して配
置されており、該界面は該平行六面体の前記第1
平面と該第1平面に交差する第2平面とによつて
形成される2面角を2分する直線に沿つて傾いて
おり、該界面は、前記第1のレーザ源から発せら
れた光線に関して透過性であり且つ前記第2のレ
ーザ源から発せられた光線に関して反射すべく構
成されることを特徴とする特許請求の範囲第3項
に記載の光学デイバイス。 8 前記第1及び第2のレーザ源からの光線がお
のおのに対してそれぞれ90度で直線的に偏光し、
前記界面が前記第1のレーザ源からの光線を透過
すべく偏光分離面を与えるように構成されたこと
を特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の光学
デイバイス。 9 前記検出手段が前記第1及び第2のレーザ源
の背面端によつて発せられる放射光を夫々集める
ための少なくとも2つの検出器を含むことを特徴
とする特許請求の範囲第7項に記載の光学デイバ
イス。 10 少なくとも一つの読取−記録用光線を発す
る無非点収差光学デイバイスと、前記無非点収差
光学デイバイスから発せられた光線が無非点収差
の平行光線となるように前記発せられた光線の光
路上に位置する無非点収差視準手段と、前記無非
点収差の平行光線を情報運搬可動メデイアの所定
トラツク上に集光する対物レンズとを備えた集束
放射光による反射によつて光学的記録・読取を行
う前記メデイアの記録及び読取ヘツドであつて、 前記無非点収差光学デイバイスは、前記読取−
記録用光線を一点より発する少なくとも1つの半
導体レーザ源と、前記メデイアで反射された前記
光線を検出するオプトエレクトロニツク検出手段
と、第1平面と球状の凸面とによつて限定されて
おり、該凸面によつて形成される球形屈折表面の
ヴアイアシユトラスポイントの一方が前記第1平
面上に位置すると共に前記第1平面が該ヴアイア
シユトラスポイントの一方を前記凸面の中心に連
結する直線に対して垂直であるように構成された
屈折光学ブロツクとを備えており、前記レーザ源
が前記光学ブロツクを介して前記メデイアを照明
するように前記ヴアイアシユトラスポイントの一
方に近接して設置されたことを特徴とする記録及
び読取ヘツド。 11 記録用光線及び読取用光線を発する無非点
収差光学デバイスと、集光対物レンズとを備えた
集束放射光による反射によつて光学的記録・読取
を行う情報運搬可動メデイアの記録及び読取ヘツ
ドであつて、 前記無非点収差光学デイバイスは、前記記録用
光線を一点より発する第1のレーザ源及び前記読
取用光線を一点より発する第2のレーザ源と、前
記メデイアで反射された前記光線を夫々検出すべ
く前記第1及び第2のレーザ源の背面端によつて
発せられる放射光を夫々集めるための2つの検出
器を含むオプトエレクトロニツク検出手段と、セ
メント接合された2つの直角プリズムによつて構
成された平行六面体及び該平行六面体にセメント
付けられた平凸レンズから構成されており該平行
六面体の第1平面と該平凸レンズの球状の凸面と
によつて限定されており、該凸面によつて形成さ
れる球形屈折表面のヴアイアシユトラスポイント
の一方が前記第1平面上に位置すると共に前記第
1平面が該ヴアイアシユトラスポイントの一方を
前記凸面の中心に連結する直線に対して垂直であ
るように構成された屈折光学ブロツクとを備えて
おり、 前記第1のレーザ源が前記光学ブロツクを介し
て前記メデイアを照明するように前記ヴアイアシ
ユトラスポイントの一方に近接して設置されてお
り、 前記第2のレーザ源が前記光学ブロツクを介し
て前記メデイアを照明するように前記2つの直角
プリズム間の界面に関して前記第1のレーザ源と
の共役点に近接して設置されており、 該界面は該平行六面体の前記第1平面と該第1
平面に交差する第2平面とによつて形成される2
面角を2分する直線に沿つて傾いており、該界面
は、前記第1のレーザ源から発せられた光線に関
して透過性であり且つ前記第2のレーザ源から発
せられた光線に関して反射すべく構成されてお
り、 前記第1及び第2のレーザ源は前記対物レンズ
により前記第1及び第2のレーザ源から発せられ
た光線が前記対物レンズの軸線に関して変位され
る2点上に集束されるように配置され、前記2つ
の検出器によつて送出される信号間の信号差が集
光誤差の特性を示すことを特徴とする記録及び読
取ヘツド。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR7928694A FR2470391A1 (fr) | 1979-11-21 | 1979-11-21 | Dispositif optique stigmatique d'emission-reception de rayonnements coherents et tete optique d'enregistrement-lecture comprenant un tel dispositif |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5687241A JPS5687241A (en) | 1981-07-15 |
JPH0421935B2 true JPH0421935B2 (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=9231944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16400380A Granted JPS5687241A (en) | 1979-11-21 | 1980-11-20 | Nonnastigmatism optical device for sending and receiving interferable light* and optical recording and reading head having same device |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4334300A (ja) |
EP (1) | EP0029755B1 (ja) |
JP (1) | JPS5687241A (ja) |
CA (1) | CA1168745A (ja) |
DE (1) | DE3064434D1 (ja) |
FR (1) | FR2470391A1 (ja) |
Families Citing this family (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2483664B1 (fr) * | 1980-05-28 | 1985-06-28 | Thomson Csf | Dispositif optique d'enregistrement-lecture sur un support d'informations et systeme de memoire optique comprenant un tel dispositif |
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