JPH0256465B2 - - Google Patents
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- JPH0256465B2 JPH0256465B2 JP18522781A JP18522781A JPH0256465B2 JP H0256465 B2 JPH0256465 B2 JP H0256465B2 JP 18522781 A JP18522781 A JP 18522781A JP 18522781 A JP18522781 A JP 18522781A JP H0256465 B2 JPH0256465 B2 JP H0256465B2
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- curved
- longitudinal direction
- hanger
- straight
- plate
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Links
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、施工性が極めて勝れ、且つ比較的大
きな適宜の曲率半径に彎曲成形でき、しかも、そ
の構造材である溝板、通し吊子の加工性、運搬性
等を好適にできる彎曲状瓦棒葺外囲体の施工法に
関する。
きな適宜の曲率半径に彎曲成形でき、しかも、そ
の構造材である溝板、通し吊子の加工性、運搬性
等を好適にできる彎曲状瓦棒葺外囲体の施工法に
関する。
従来より、体育館、工場等に彎曲状にした瓦棒
葺外囲体が施工されている。その瓦棒部の高さが
低いこと(約3cm内外)。及び金属製薄料である
こと等から溝板の撓みを応用し、長手方向に直線
状の溝板を現場に合わせ、大きな曲率半径(例え
ば、約30m等)に彎曲状に形成して施工してい
る。これよりも曲率半径を小さくするには、一般
に、予め工場にて所望の曲率に彎曲したものを、
その現場に葺成している。この場合、工場では、
常に現場の曲面の曲率に合わせて溝板等を加工し
なければならず、製造加工面のみならず、管理面
でも面倒であつた。また、運搬等の場合にも、直
線状のものに比較して嵩張り、運搬費が増加した
り、取扱いの面でも不都合があつた。
葺外囲体が施工されている。その瓦棒部の高さが
低いこと(約3cm内外)。及び金属製薄料である
こと等から溝板の撓みを応用し、長手方向に直線
状の溝板を現場に合わせ、大きな曲率半径(例え
ば、約30m等)に彎曲状に形成して施工してい
る。これよりも曲率半径を小さくするには、一般
に、予め工場にて所望の曲率に彎曲したものを、
その現場に葺成している。この場合、工場では、
常に現場の曲面の曲率に合わせて溝板等を加工し
なければならず、製造加工面のみならず、管理面
でも面倒であつた。また、運搬等の場合にも、直
線状のものに比較して嵩張り、運搬費が増加した
り、取扱いの面でも不都合があつた。
そこで本発明は、長手方向に直交する高さの低
い突条を連続的に設けた主板の両側に垂直部を形
成し、該両垂直部の上端より内方に頂部を形成し
た長手方向に直線状の溝板を、現場の構造材上の
仮想曲面に合わせてその長手方向を彎曲形成し、
該彎曲した溝板を構造材上に適宜の間隔を有して
併設し、そして部分吊子を隣接する彎曲状の溝板
間に介在し、その底部を構造材に固着し、長手方
向に直線状のキヤツプ材を彎曲させつゝ部分吊子
及び隣接する彎曲状の溝板の対向する頂部に被嵌
し、彎曲状のキヤツプ材の端部、部分吊子の端
部、彎曲状の溝板の頂部箇所を馳締して葺成した
り、或は、長手方向に直交する高さの低い突条を
連続的に設けた主板の両側に垂直部を形成し、該
両垂直部の上端より内方に頂部を形成した長手方
向に直線状の溝板を、現場の構造材上の仮想曲面
に合わせてその長手方向にを彎曲し、該彎曲した
溝板を構造材上に適宜の間隔を有して併設し、そ
して、長手方向に直線状の通し吊子の側部等に切
込みを入れて、その通し吊子を彎曲状の溝板の曲
率に略合致させ、該彎曲した通し吊子を隣接する
彎曲状の溝板間に介在し、その底部の適所を構造
材に固着し、長手方向に直線状のキヤツプ材を彎
曲させつゝ彎曲状の通し吊子に被嵌し、彎曲状の
キヤツプ材の端部、彎曲状の通し吊子の端部、彎
曲状の溝板の頂部箇所を馳締したことにより、長
手方向に直線状の溝板は、突条の存在で、現場に
て比較的大きな適宜の曲率半径に整然と彎曲成形
でき、また長手方向に直線状の通し吊子も切込み
にて溝板と同様な曲率にできるし、キヤツプ材は
高さが僅かであることからそのまゝ適宜な曲率に
でき、これらより、彎曲状瓦棒葺外囲体を簡易且
つ迅速に施工できるし、また、その溝板、通し吊
子等は、工場にて長手方向を直線状に成形加工す
るため、成形が簡単で安価であると共に在庫管理
等も勝れたものにできるし、運搬時に嵩張らず、
その費用の軽減化ができ、持運等の取扱時にも便
利であり、前記の欠点を解消したものである。
い突条を連続的に設けた主板の両側に垂直部を形
成し、該両垂直部の上端より内方に頂部を形成し
た長手方向に直線状の溝板を、現場の構造材上の
仮想曲面に合わせてその長手方向を彎曲形成し、
該彎曲した溝板を構造材上に適宜の間隔を有して
併設し、そして部分吊子を隣接する彎曲状の溝板
間に介在し、その底部を構造材に固着し、長手方
向に直線状のキヤツプ材を彎曲させつゝ部分吊子
及び隣接する彎曲状の溝板の対向する頂部に被嵌
し、彎曲状のキヤツプ材の端部、部分吊子の端
部、彎曲状の溝板の頂部箇所を馳締して葺成した
り、或は、長手方向に直交する高さの低い突条を
連続的に設けた主板の両側に垂直部を形成し、該
両垂直部の上端より内方に頂部を形成した長手方
向に直線状の溝板を、現場の構造材上の仮想曲面
に合わせてその長手方向にを彎曲し、該彎曲した
溝板を構造材上に適宜の間隔を有して併設し、そ
して、長手方向に直線状の通し吊子の側部等に切
込みを入れて、その通し吊子を彎曲状の溝板の曲
率に略合致させ、該彎曲した通し吊子を隣接する
彎曲状の溝板間に介在し、その底部の適所を構造
材に固着し、長手方向に直線状のキヤツプ材を彎
曲させつゝ彎曲状の通し吊子に被嵌し、彎曲状の
キヤツプ材の端部、彎曲状の通し吊子の端部、彎
曲状の溝板の頂部箇所を馳締したことにより、長
手方向に直線状の溝板は、突条の存在で、現場に
て比較的大きな適宜の曲率半径に整然と彎曲成形
でき、また長手方向に直線状の通し吊子も切込み
にて溝板と同様な曲率にできるし、キヤツプ材は
高さが僅かであることからそのまゝ適宜な曲率に
でき、これらより、彎曲状瓦棒葺外囲体を簡易且
つ迅速に施工できるし、また、その溝板、通し吊
子等は、工場にて長手方向を直線状に成形加工す
るため、成形が簡単で安価であると共に在庫管理
等も勝れたものにできるし、運搬時に嵩張らず、
その費用の軽減化ができ、持運等の取扱時にも便
利であり、前記の欠点を解消したものである。
その施工法を実施例に基いて説明する。
先ず、彎曲状瓦棒葺外囲体を構成する部材につ
いて述べると、Aは金属製の長尺の溝板であつ
て、長手方向に直線状に形成され、主板1の両側
に垂直部2,2が形成されれ、該垂直部2,2の
上端より内方に略水平状の頂部3,3が形成さ
れ、該頂部3,3の内側端より下方に弧状に屈曲
した端縁4が設けられている。該端縁4は略垂下
方向を向いていたり(第8図実線位参照)、或は
折返し状に傾斜形成されることもある(第8図点
線位参照)。前記主板1には長手方向に直交する
(略直交も含む)高さの低い(例えば、約1mm内
外)の突条1aが波状に連続形成されている(第
1図,第8図,第9図参照)。その溝板Aは主板
1垂直部2,2頂部3,3端縁4,4にて構成さ
れ、これは長尺の金属板が、多段の上下部成形ロ
ールにて一体形成されている。また、図示しない
が、端縁4,4を設けない溝板Aが成形されるこ
ともある。B1は部分吊子であつて、金属製で適
宜の長さ(約10cm内外)を有し、U字状部5aの
両上端より外方に水平部6a,6aが形成され、
該水平部6a,6aの外端より垂下状端縁7a,
7aが一体形成されている(第10図参照)。そ
の水平部6aと垂下状端縁7aとの隅角部は弧状
に形成されている。B2は通し吊子であつて、金
属製で長尺をなし、長手方向に直線状に形成さ
れ、U字状部5bの両上端より外方に水平縁6
b,6bが一体形成されている(第12図実線位
参照)。また、場合によつては、その両水平縁6
b,6bの外端より垂下状端縁7b,7bが形成
されることがある(第12図点線位参照)。部分
吊子B1通し吊子B2は共に略同等大きさの断面形
状に形成されている。Cは金属製の長尺のキヤツ
プ材で、長手方向に直線状に形成され、扁平U字
状部8の両上端より外方に平坦部9,9が形成さ
れ、該平坦部9,9の外端より垂下状端縁10,
10が一体形成されている(第11図実線位参
照)。また、該垂下状端縁10,10の下端より
少し下方に下がつて外方に向かう端部縁11,1
1が必要に応じて設けられることもある(第11
図点線位参照)。12は母屋、胴縁等の構造材で、
構造物の上部または側部に多数併設されている。
その構造材12,12,……上の仮想面は彎曲面
状に構成されている。
いて述べると、Aは金属製の長尺の溝板であつ
て、長手方向に直線状に形成され、主板1の両側
に垂直部2,2が形成されれ、該垂直部2,2の
上端より内方に略水平状の頂部3,3が形成さ
れ、該頂部3,3の内側端より下方に弧状に屈曲
した端縁4が設けられている。該端縁4は略垂下
方向を向いていたり(第8図実線位参照)、或は
折返し状に傾斜形成されることもある(第8図点
線位参照)。前記主板1には長手方向に直交する
(略直交も含む)高さの低い(例えば、約1mm内
外)の突条1aが波状に連続形成されている(第
1図,第8図,第9図参照)。その溝板Aは主板
1垂直部2,2頂部3,3端縁4,4にて構成さ
れ、これは長尺の金属板が、多段の上下部成形ロ
ールにて一体形成されている。また、図示しない
が、端縁4,4を設けない溝板Aが成形されるこ
ともある。B1は部分吊子であつて、金属製で適
宜の長さ(約10cm内外)を有し、U字状部5aの
両上端より外方に水平部6a,6aが形成され、
該水平部6a,6aの外端より垂下状端縁7a,
7aが一体形成されている(第10図参照)。そ
の水平部6aと垂下状端縁7aとの隅角部は弧状
に形成されている。B2は通し吊子であつて、金
属製で長尺をなし、長手方向に直線状に形成さ
れ、U字状部5bの両上端より外方に水平縁6
b,6bが一体形成されている(第12図実線位
参照)。また、場合によつては、その両水平縁6
b,6bの外端より垂下状端縁7b,7bが形成
されることがある(第12図点線位参照)。部分
吊子B1通し吊子B2は共に略同等大きさの断面形
状に形成されている。Cは金属製の長尺のキヤツ
プ材で、長手方向に直線状に形成され、扁平U字
状部8の両上端より外方に平坦部9,9が形成さ
れ、該平坦部9,9の外端より垂下状端縁10,
10が一体形成されている(第11図実線位参
照)。また、該垂下状端縁10,10の下端より
少し下方に下がつて外方に向かう端部縁11,1
1が必要に応じて設けられることもある(第11
図点線位参照)。12は母屋、胴縁等の構造材で、
構造物の上部または側部に多数併設されている。
その構造材12,12,……上の仮想面は彎曲面
状に構成されている。
次に部分吊子B1を使用して彎曲状瓦棒葺外囲
体の施工法について述べると、先ず、工場生産し
た直線状の溝板Aを、彎曲面状をなした構造材1
2,12,……上にこれに直交(略直交も含む)
するようにして載置する。そして、構造材12,
12,……上の仮想面の曲率半径に合致するよう
に溝板Aの長手方向を彎曲形成する(第1図参
照)、該彎曲形成は、作業者が上から構造材12,
12,……上に押圧することで可能である。その
曲率半径は、溝板Aの垂直部2の高さが3cm内
外、板厚が約0.5mm内外等の条件の下で、約4m
内外までにすることが実験的に可能であつた。こ
のような彎曲形成時に、その主板1の連続的な突
条1a,1a,……には圧縮応力が作用するが、
不規則な歪は一切生じない。その彎曲形成した溝
板A,Aを構造材12,12,……上に適宜の間
隔(例えば、部分吊子B1のU字状部5aの幅)
に併設し、これらを順次繰返して葺成する。その
彎曲状の溝板Aと構造材12,12,……間に
は、木毛板、発泡合成樹脂、ロツクウール等の断
熱板13を敷設することもある(図面参照)。そ
して、その彎曲状の溝板A,Aの間隔内で、しか
も構造材12の直上に部分吊子B1のU字状部5
aを嵌合載置し、該U字状部5aの底部と構造材
12とをボルト・ナツト14等にて固着し、その
水平部6a,6aの垂下状端縁7a,7aを隣接
する彎曲状の溝板A,Aの対向する両頂部3,3
または両頂部3,3両端縁4,4に被嵌する。そ
して、長手方向に直線状のキヤツプ材Cを彎曲さ
せつゝ部分吊子B1及び隣接する彎曲状の溝板A,
Aの対向する頂部3,3等に被嵌する。即ち、そ
の長手方向に直線状のキヤツプ材Cを彎曲状の溝
板Aの曲率に合致するように彎曲し、そのキヤツ
プ材Cの扁平U字状部8を、部分吊子B1のU字
状部5a内及び隣接する彎曲状の溝板A,Aの間
隔内に嵌合し、且つその平坦部9,9垂下状端縁
10,10を、水平部6a,6a垂下状端縁7
a,7a及び対向する両頂部3,3または両頂部
3,3端縁4,4に被嵌する。そのキヤツプ材C
の彎曲形成は、その扁平U字状部8及び垂下状端
縁10の高さが僅か(例えば、約1cm内外)であ
ることから、溝板Aの場合と異なり、波形の突条
等を設けなくとも比較的大きな曲率半径(約3m
内外)までは自由に彎曲できる。そして、彎曲状
のキヤツプ材Cの端部、部分吊子B1の端部、彎
曲状の溝板Aの頂部3,3箇所を馳締加工する。
具体的には、部分吊子B1箇所では、垂下状端縁
10,7a(端縁4も含むことがある)の基部側
を円弧状に形成しつゝ下方に折返し、平坦部9水
平部6a頂部3とを、垂下状端縁10,7a端縁
4とを夫々密着し、該端縁4と頂部3との間に適
宜な間隙部15を形成する(第3図参照)。さら
に部分吊子B1以外の箇所では、彎曲状のキヤツ
プ材Cの垂下状端縁10(端縁4も含むことがあ
る)の基部側を円弧状に形成しつゝ下方に折返
し、平担部9と頂部3とを、垂下状端縁10と端
縁4とを夫々密着し、該端縁4と頂部3との間に
間隙部15を形成する(第4図参照)。或は、端
縁4が設けられていない溝板Aでは、彎曲状のキ
ヤツプ材Cの垂下状端縁10部分吊子B1の垂下
状端縁7aを彎曲状の溝板Aの頂部3下面に折返
して密着するように馳締加工することもある。こ
れらの馳締加工を順次繰返して部分吊子B1を使
用した彎曲状瓦棒葺外囲体を施工する(第2図参
照)。
体の施工法について述べると、先ず、工場生産し
た直線状の溝板Aを、彎曲面状をなした構造材1
2,12,……上にこれに直交(略直交も含む)
するようにして載置する。そして、構造材12,
12,……上の仮想面の曲率半径に合致するよう
に溝板Aの長手方向を彎曲形成する(第1図参
照)、該彎曲形成は、作業者が上から構造材12,
12,……上に押圧することで可能である。その
曲率半径は、溝板Aの垂直部2の高さが3cm内
外、板厚が約0.5mm内外等の条件の下で、約4m
内外までにすることが実験的に可能であつた。こ
のような彎曲形成時に、その主板1の連続的な突
条1a,1a,……には圧縮応力が作用するが、
不規則な歪は一切生じない。その彎曲形成した溝
板A,Aを構造材12,12,……上に適宜の間
隔(例えば、部分吊子B1のU字状部5aの幅)
に併設し、これらを順次繰返して葺成する。その
彎曲状の溝板Aと構造材12,12,……間に
は、木毛板、発泡合成樹脂、ロツクウール等の断
熱板13を敷設することもある(図面参照)。そ
して、その彎曲状の溝板A,Aの間隔内で、しか
も構造材12の直上に部分吊子B1のU字状部5
aを嵌合載置し、該U字状部5aの底部と構造材
12とをボルト・ナツト14等にて固着し、その
水平部6a,6aの垂下状端縁7a,7aを隣接
する彎曲状の溝板A,Aの対向する両頂部3,3
または両頂部3,3両端縁4,4に被嵌する。そ
して、長手方向に直線状のキヤツプ材Cを彎曲さ
せつゝ部分吊子B1及び隣接する彎曲状の溝板A,
Aの対向する頂部3,3等に被嵌する。即ち、そ
の長手方向に直線状のキヤツプ材Cを彎曲状の溝
板Aの曲率に合致するように彎曲し、そのキヤツ
プ材Cの扁平U字状部8を、部分吊子B1のU字
状部5a内及び隣接する彎曲状の溝板A,Aの間
隔内に嵌合し、且つその平坦部9,9垂下状端縁
10,10を、水平部6a,6a垂下状端縁7
a,7a及び対向する両頂部3,3または両頂部
3,3端縁4,4に被嵌する。そのキヤツプ材C
の彎曲形成は、その扁平U字状部8及び垂下状端
縁10の高さが僅か(例えば、約1cm内外)であ
ることから、溝板Aの場合と異なり、波形の突条
等を設けなくとも比較的大きな曲率半径(約3m
内外)までは自由に彎曲できる。そして、彎曲状
のキヤツプ材Cの端部、部分吊子B1の端部、彎
曲状の溝板Aの頂部3,3箇所を馳締加工する。
具体的には、部分吊子B1箇所では、垂下状端縁
10,7a(端縁4も含むことがある)の基部側
を円弧状に形成しつゝ下方に折返し、平坦部9水
平部6a頂部3とを、垂下状端縁10,7a端縁
4とを夫々密着し、該端縁4と頂部3との間に適
宜な間隙部15を形成する(第3図参照)。さら
に部分吊子B1以外の箇所では、彎曲状のキヤツ
プ材Cの垂下状端縁10(端縁4も含むことがあ
る)の基部側を円弧状に形成しつゝ下方に折返
し、平担部9と頂部3とを、垂下状端縁10と端
縁4とを夫々密着し、該端縁4と頂部3との間に
間隙部15を形成する(第4図参照)。或は、端
縁4が設けられていない溝板Aでは、彎曲状のキ
ヤツプ材Cの垂下状端縁10部分吊子B1の垂下
状端縁7aを彎曲状の溝板Aの頂部3下面に折返
して密着するように馳締加工することもある。こ
れらの馳締加工を順次繰返して部分吊子B1を使
用した彎曲状瓦棒葺外囲体を施工する(第2図参
照)。
また、通し吊子B2を使用して彎曲状瓦棒葺外
囲体の施工法について述べると、直線状の溝板A
は、現場の彎曲面状をなした構造材12,12,
……上に載置し、そしてその構造材12,12,
……上の仮想面の曲率半径に合致するように彎曲
形成する。これは、部分吊子B1を使用して施工
する場合と同様である。そして、その彎曲状の溝
板A,Aを構造材12,12,……上に適宜な間
隔を有して併設する。そして、直線状の通し吊子
B2の側部即ちU字状部5bの両立上り部及び水
平縁6b,6bに、長手方向に適宜の間隔をおい
て鋏等にて切込み16を入れ、その通し吊子B2
の長手方向の曲率を、彎曲状の溝板Aの曲率と略
合致させるように形成する。このようにした彎曲
状の通し吊子B2をを隣接する彎曲状の溝板A,
A間に介在する。具体的には、彎曲状の通し吊子
B2のU字状部5bを、隣接する彎曲状の溝板A,
Aの間隔内に嵌合し、且つその両水平縁6b,6
bを隣接する彎曲状の溝板A,Aの対向する両頂
部3,3に載置し、そのU字状部5bの底部の適
所を構造材12にボルト・ナツト14等にて固着
する。そして、長手方向に直線状のキヤツプ材C
を彎曲させつゝ彎曲状の通し吊子B2に被嵌する。
即ち、その長手方向に直線状のキヤツプ材Cを彎
曲状の通し吊子B2の曲率に合致するように彎曲
形成し、そのキヤツプ材Cの扁平U字状部8を、
彎曲状の通し吊子B2のU字状部5b内に嵌合し、
且つその平坦部9,9垂下状端縁10,10を、
水平縁6b,6bに被嵌する。そして、彎曲状の
キヤツプ材Cの端部、彎曲状の通し吊子B2の端
部、彎曲状の溝板Aの頂部3,3箇所を馳締加工
する。具体的には、垂下状端縁10(端部4を含
むこともある)の基部側を円弧状に形成しつゝ下
方に折返し、平坦部9水平縁6b頂部3とを、垂
下状端縁10と端縁4とを夫々密着し、該端縁4
と頂部3との間に適宜な間隙部15を形成する
(第6図,第7図参照)。或は、端縁4が設けられ
ていない溝板Aでは、彎曲状のキヤツプ材Cの垂
下状端縁10を彎曲状の溝板Aの頂部3下面に折
返して密着するように馳締加工することもある。
これらの馳締加工を順次繰返して通し吊子B2を
使用した彎曲状瓦棒葺外囲体を施工する(第5図
参照)。
囲体の施工法について述べると、直線状の溝板A
は、現場の彎曲面状をなした構造材12,12,
……上に載置し、そしてその構造材12,12,
……上の仮想面の曲率半径に合致するように彎曲
形成する。これは、部分吊子B1を使用して施工
する場合と同様である。そして、その彎曲状の溝
板A,Aを構造材12,12,……上に適宜な間
隔を有して併設する。そして、直線状の通し吊子
B2の側部即ちU字状部5bの両立上り部及び水
平縁6b,6bに、長手方向に適宜の間隔をおい
て鋏等にて切込み16を入れ、その通し吊子B2
の長手方向の曲率を、彎曲状の溝板Aの曲率と略
合致させるように形成する。このようにした彎曲
状の通し吊子B2をを隣接する彎曲状の溝板A,
A間に介在する。具体的には、彎曲状の通し吊子
B2のU字状部5bを、隣接する彎曲状の溝板A,
Aの間隔内に嵌合し、且つその両水平縁6b,6
bを隣接する彎曲状の溝板A,Aの対向する両頂
部3,3に載置し、そのU字状部5bの底部の適
所を構造材12にボルト・ナツト14等にて固着
する。そして、長手方向に直線状のキヤツプ材C
を彎曲させつゝ彎曲状の通し吊子B2に被嵌する。
即ち、その長手方向に直線状のキヤツプ材Cを彎
曲状の通し吊子B2の曲率に合致するように彎曲
形成し、そのキヤツプ材Cの扁平U字状部8を、
彎曲状の通し吊子B2のU字状部5b内に嵌合し、
且つその平坦部9,9垂下状端縁10,10を、
水平縁6b,6bに被嵌する。そして、彎曲状の
キヤツプ材Cの端部、彎曲状の通し吊子B2の端
部、彎曲状の溝板Aの頂部3,3箇所を馳締加工
する。具体的には、垂下状端縁10(端部4を含
むこともある)の基部側を円弧状に形成しつゝ下
方に折返し、平坦部9水平縁6b頂部3とを、垂
下状端縁10と端縁4とを夫々密着し、該端縁4
と頂部3との間に適宜な間隙部15を形成する
(第6図,第7図参照)。或は、端縁4が設けられ
ていない溝板Aでは、彎曲状のキヤツプ材Cの垂
下状端縁10を彎曲状の溝板Aの頂部3下面に折
返して密着するように馳締加工することもある。
これらの馳締加工を順次繰返して通し吊子B2を
使用した彎曲状瓦棒葺外囲体を施工する(第5図
参照)。
次に作用効果について説明する。
先ず、特許請求の範囲第1項記載の発明におい
ては、長手方向に直交する高さの低い突条1aを
連続的に設けた主板1の両側に垂直部2,2を形
成し、該両垂直部2,2の上端より内方に頂部
3,3を形成した長手方向に直線状の溝板Aと、
現場の構造材12,12,……上の仮想曲面に合
わせてその長手方向を彎曲形成したことにより、
その溝板1を長手方向に彎曲すると、該溝板Aの
底部の主板1に圧縮応力が出ずるが、その連続し
た突条1a,1a,……のピツチが僅かに減少す
るようになつて、その圧縮応力を吸収し、その底
部1には一切不規則な変形歪を生じさせないもの
にできるし、その溝板Aの上部の頂部3,3等に
は引張応力が生ずるが、これは、金属材の延展性
の範囲内でそれを吸収でき、これらによつて、工
場生産された溝板Aの長手方向が直線状をなして
いても、現場の構造材12,12……上の仮想曲
面に合わせて比較的大きな曲率半径(約4m内
外)までに極めて整然と彎曲成形でき、現場にて
簡単にできることから施工性も勝れたものにでき
る。また、該彎曲した溝板A,Aを構造材12,
12,……上に適宜の間隔を有して併設し、そし
て部分吊子B1を隣接する彎曲状の溝板A,A間
に介在し、その底部を構造材12に固着し、長手
方向に直線状のキヤツプ材Cを彎曲させつゝ部分
吊子B1及び隣接する彎曲状の溝板A,Aの対向
する頂部3,3に被嵌し、彎曲状のキヤツプ材の
端部、部分吊子の端部、彎曲状の溝板の頂部3,
3箇所を馳締して葺成したことにより、その長手
方向に直線状のキヤツプ材Cの高さは低く、その
彎曲状の溝板Aの曲率に容易に撓ませつゝ彎曲成
形できるし、部分吊子B1は彎曲させなくとも、
比較的大きな曲率半径では何等の支障も生じない
ものであり、馳部の長手方向が彎曲していても、
直線状の馳部と同様に施工でき、構造材12,1
2,……上の仮想曲面に沿つて優美な彎曲状瓦棒
葺外囲体が施工できる。このように、長手方向に
直線状の溝板Aキヤツプ材Cを工場生産しても、
現場にて容易に彎曲成形できることから、工場に
て突条1a,1a……を有する溝板A及びキヤツ
プ材Cを直線状に成形加工すればよく、該成形加
工は、長手方向に彎曲状に成形するのに比較して
簡単であるし、安価に成形でき、また、現場に合
わせてその都度成形する必要もなく、工場管理、
在庫管理等で勝れたものにできる。さらに、運搬
時には、彎曲状にしたものよりも峯張らず、運搬
費を著しく軽減でき、ひいては施工費のコストダ
ウンも可能にできる。また、持運び等の場合にも
能率的で、極めて便利なものにできる。
ては、長手方向に直交する高さの低い突条1aを
連続的に設けた主板1の両側に垂直部2,2を形
成し、該両垂直部2,2の上端より内方に頂部
3,3を形成した長手方向に直線状の溝板Aと、
現場の構造材12,12,……上の仮想曲面に合
わせてその長手方向を彎曲形成したことにより、
その溝板1を長手方向に彎曲すると、該溝板Aの
底部の主板1に圧縮応力が出ずるが、その連続し
た突条1a,1a,……のピツチが僅かに減少す
るようになつて、その圧縮応力を吸収し、その底
部1には一切不規則な変形歪を生じさせないもの
にできるし、その溝板Aの上部の頂部3,3等に
は引張応力が生ずるが、これは、金属材の延展性
の範囲内でそれを吸収でき、これらによつて、工
場生産された溝板Aの長手方向が直線状をなして
いても、現場の構造材12,12……上の仮想曲
面に合わせて比較的大きな曲率半径(約4m内
外)までに極めて整然と彎曲成形でき、現場にて
簡単にできることから施工性も勝れたものにでき
る。また、該彎曲した溝板A,Aを構造材12,
12,……上に適宜の間隔を有して併設し、そし
て部分吊子B1を隣接する彎曲状の溝板A,A間
に介在し、その底部を構造材12に固着し、長手
方向に直線状のキヤツプ材Cを彎曲させつゝ部分
吊子B1及び隣接する彎曲状の溝板A,Aの対向
する頂部3,3に被嵌し、彎曲状のキヤツプ材の
端部、部分吊子の端部、彎曲状の溝板の頂部3,
3箇所を馳締して葺成したことにより、その長手
方向に直線状のキヤツプ材Cの高さは低く、その
彎曲状の溝板Aの曲率に容易に撓ませつゝ彎曲成
形できるし、部分吊子B1は彎曲させなくとも、
比較的大きな曲率半径では何等の支障も生じない
ものであり、馳部の長手方向が彎曲していても、
直線状の馳部と同様に施工でき、構造材12,1
2,……上の仮想曲面に沿つて優美な彎曲状瓦棒
葺外囲体が施工できる。このように、長手方向に
直線状の溝板Aキヤツプ材Cを工場生産しても、
現場にて容易に彎曲成形できることから、工場に
て突条1a,1a……を有する溝板A及びキヤツ
プ材Cを直線状に成形加工すればよく、該成形加
工は、長手方向に彎曲状に成形するのに比較して
簡単であるし、安価に成形でき、また、現場に合
わせてその都度成形する必要もなく、工場管理、
在庫管理等で勝れたものにできる。さらに、運搬
時には、彎曲状にしたものよりも峯張らず、運搬
費を著しく軽減でき、ひいては施工費のコストダ
ウンも可能にできる。また、持運び等の場合にも
能率的で、極めて便利なものにできる。
このように彎曲状の瓦棒葺外囲体としては、外
囲体の一部または全部を彎曲状にし、第13図乃
至第16図に示すようなものを施工できる。
囲体の一部または全部を彎曲状にし、第13図乃
至第16図に示すようなものを施工できる。
また、特許請求の範囲第2項記載の発明におい
ては、第1項の部分吊子B1に変え、通し吊子B2
を設けたものであり、長手方向に直線状のその通
し吊子B2の側部等に切込み16を入れて、その
通し吊子B2を彎曲状の溝板Aの曲率に略合致さ
せ、該彎曲した通し吊子B2を隣接する彎曲状の
溝板A,A間に介在し、その底部の適所を構造材
12に固着し、長手方向に直線状のキヤツプ材C
を彎曲させつゝ彎曲状の通し吊子B2に被嵌し、
彎曲状のキヤツプ材Cの端部、彎曲状の通し吊子
B2の端部、彎曲状の溝板Aの頂部3,3箇所を
馳締して葺成したことにより、その通し吊子B2
は溝板Aの高さと同等であるが切込み16にて溝
板Aの曲率に容易に合致させることができ、この
外は第1項発明と同様に構造材12,12,……
上の仮想曲面に沿つて極めて優美な彎曲状瓦棒葺
外囲体を施工できる。また、その通し吊子B2も
長手方向に直線状に工場生産でき、製品を簡単に
成形でき、しかも安価にでき、在庫管理、運搬性
等を勝れたものにできる。また、その通し吊子
B2を使用して施工すれば、外囲体全体の断面係
数が増加し、強固な彎曲状瓦棒葺外囲体を提供で
きる。この外は、第1項発明と同様の施工法であ
り、これと同様の作用効果を奏する。
ては、第1項の部分吊子B1に変え、通し吊子B2
を設けたものであり、長手方向に直線状のその通
し吊子B2の側部等に切込み16を入れて、その
通し吊子B2を彎曲状の溝板Aの曲率に略合致さ
せ、該彎曲した通し吊子B2を隣接する彎曲状の
溝板A,A間に介在し、その底部の適所を構造材
12に固着し、長手方向に直線状のキヤツプ材C
を彎曲させつゝ彎曲状の通し吊子B2に被嵌し、
彎曲状のキヤツプ材Cの端部、彎曲状の通し吊子
B2の端部、彎曲状の溝板Aの頂部3,3箇所を
馳締して葺成したことにより、その通し吊子B2
は溝板Aの高さと同等であるが切込み16にて溝
板Aの曲率に容易に合致させることができ、この
外は第1項発明と同様に構造材12,12,……
上の仮想曲面に沿つて極めて優美な彎曲状瓦棒葺
外囲体を施工できる。また、その通し吊子B2も
長手方向に直線状に工場生産でき、製品を簡単に
成形でき、しかも安価にでき、在庫管理、運搬性
等を勝れたものにできる。また、その通し吊子
B2を使用して施工すれば、外囲体全体の断面係
数が増加し、強固な彎曲状瓦棒葺外囲体を提供で
きる。この外は、第1項発明と同様の施工法であ
り、これと同様の作用効果を奏する。
第1図は本発明の施工途中の斜視図、第2図は
部分吊子を使用して彎曲状瓦棒葺外囲体を施工完
了した斜視図、第3図は第2図の部分吊子取付箇
所の縦断正面図、第4図は第2図の部分吊子取付
箇所以外の箇所の縦断正面図、第5図は通し吊子
を使用して彎曲状瓦棒葺外囲体を施工完了した縦
断側面図、第6図は第5図−矢視断面図、第
7図は第5図−矢視断面図、第8図は溝板の
斜視図、第9図は溝板の主板の断面図、第10図
は部分吊子の斜視図、第11図はキヤツプ材の斜
視図、第12図は通し吊子の斜視図、第13図乃
至第16図は本発明にて施工した瓦棒葺外囲体の
略示側面図である。 A……溝板、B1……部分吊子、B2……通し吊
子、C……キヤツプ材、1……主板、1a……突
条、2……垂直部、3……頂部、12……構造
材、16……切込み。
部分吊子を使用して彎曲状瓦棒葺外囲体を施工完
了した斜視図、第3図は第2図の部分吊子取付箇
所の縦断正面図、第4図は第2図の部分吊子取付
箇所以外の箇所の縦断正面図、第5図は通し吊子
を使用して彎曲状瓦棒葺外囲体を施工完了した縦
断側面図、第6図は第5図−矢視断面図、第
7図は第5図−矢視断面図、第8図は溝板の
斜視図、第9図は溝板の主板の断面図、第10図
は部分吊子の斜視図、第11図はキヤツプ材の斜
視図、第12図は通し吊子の斜視図、第13図乃
至第16図は本発明にて施工した瓦棒葺外囲体の
略示側面図である。 A……溝板、B1……部分吊子、B2……通し吊
子、C……キヤツプ材、1……主板、1a……突
条、2……垂直部、3……頂部、12……構造
材、16……切込み。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 長手方向に直交する高さの低い突条を連続的
に設けた主板の両側に垂直部を形成し、該両垂直
部の上端より内方に頂部を形成した長手方向に直
線状の溝板を、現場の構造材上の仮想曲面に合わ
せてその長手方向を彎曲形成し、該彎曲した溝板
を構造材上に適宜の間隔を有して併設し、そして
部分吊子を隣接する彎曲状の溝板間に介在し、そ
の底部を構造材に固着し、長手方向に直線状のキ
ヤツプ材を彎曲させつゝ部分吊子及び隣接する彎
曲状の溝板の対向する頂部に被嵌し、彎曲状のキ
ヤツプ材の端部、部分吊子の端部、彎曲状の溝板
の頂部箇所を馳締して葺成することを特徴とした
彎曲状瓦棒葺外囲体の施工法。 2 長手方向に直交する高さの低い突条を連続的
に設けた主板の両側に垂直部を形成し、該両垂直
部の上端より内方に頂部を形成した長手方向に直
線状の溝板を、現場の構造材上の仮想曲面に合わ
せてその長手方向を彎曲し、該彎曲した溝板を構
造材上に適宜の間隔を有して併設し、そして、長
手方向に直線状の通し吊子の側部等に切込みを入
れて、その通し吊子を彎曲状の溝板の曲率に略合
致させ、該彎曲した通し吊子を隣接する彎曲状の
溝板間に介在し、その底部の適所を構造材に固着
し、長手方向に直線状のキヤツプ材を彎曲させ
つゝ彎曲状の通し吊子に被嵌し、彎曲状のキヤツ
プ材の端部、彎曲状の通し吊子の端部、彎曲状の
溝板の頂部箇所を馳締して葺成することを特徴と
した彎曲状瓦棒葺外囲体の施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18522781A JPS5891263A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 彎曲状瓦棒葺外囲体の施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18522781A JPS5891263A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 彎曲状瓦棒葺外囲体の施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891263A JPS5891263A (ja) | 1983-05-31 |
JPH0256465B2 true JPH0256465B2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=16167093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18522781A Granted JPS5891263A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 彎曲状瓦棒葺外囲体の施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891263A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145990A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-07 | Shigeru Obata | 血沈管 |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP18522781A patent/JPS5891263A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145990A (ja) * | 1994-11-24 | 1996-06-07 | Shigeru Obata | 血沈管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5891263A (ja) | 1983-05-31 |
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