JPH0255618B2 - - Google Patents

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JPH0255618B2
JPH0255618B2 JP17797585A JP17797585A JPH0255618B2 JP H0255618 B2 JPH0255618 B2 JP H0255618B2 JP 17797585 A JP17797585 A JP 17797585A JP 17797585 A JP17797585 A JP 17797585A JP H0255618 B2 JPH0255618 B2 JP H0255618B2
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JP
Japan
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fuel supply
supply amount
engine
abnormality
idle state
Prior art date
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JP17797585A
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English (en)
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JPS6238849A (ja
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Kyoshi Yagi
Minoru Takahashi
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の電子式燃料供給装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、内燃機関に供給される燃料の供給量
は、例えば吸気管内圧力PM、エンジン回転数
NE、機関温度THW、吸気温度THA、バツテリ
電圧+B等をパラメータとして次式により算出さ
れる。
燃料供給量=f(PM、NE)×f(THW)×f
(THA)×…+f(+B)……(1) このような燃料供給量は、マイクロコンピユー
タを使用したエンジン制御装置においては、上記
パラメータをマイクロコンピユータに入力しそこ
で演算させることにより求められる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、近年、EMI(Electronic &
Magnetic Interfareの略で無線機等からの電磁
波干渉をいう)のエンジン制御コンピユータに与
える影響が大きな問題となつている。即ち、
EMIの影響によりエンジン制御コンピユータの
アナログ入力回路が誤動作し、PM、THW、
THAなどが実際の入力と異なつた値でマイクロ
コンピユータに入力され、計算される燃料供給量
が理想的な量と大きくかけ離れてしまうという問
題である。
このように燃料供給量が理想的な量から大きく
かけ離れて算出された場合、1回の燃料供給量の
上限をエンジン1回転当たりの最大噴射量例えば
インジエクタの噴射時間にして50msecに制限す
る対策を講じた装置では、それ以上の燃料供給は
抑止され例えばシリンダ中に燃料が溜る等の弊害
は防止される。しかし、1回の燃料供給量を通常
の走行状態での最大噴射量に制限するものである
から、アイドル状態におけるオーバーリツチ或い
はオーバーリーンによるエンジンストールは防止
できない。即ち、アイドル状態時は内燃機関は最
も不安定な状態にあり然も必要供給量はインジエ
クタの噴射時間として例えば2msec程度と小さ
いから、エンジン1回転当たりの最大噴射量より
充分に少ない量例えば5msec程度であつてもそ
れがアイドル時の理想的な供給量から大きくかけ
離れていることから、エンジンストールに到るこ
とが多いものである。
本発明はこのような従来の問題点を解決したも
ので、アイドル時にEMIの影響によつてエンジ
ンストールが生じることを防止することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決するために、例えば
第1図に示すように、機関の状態に応じた燃料供
給量を算出する燃料供給量算出手段1と、機関が
アイドル状態にあることを検出するアイドル状態
判別手段2と、燃料供給量算出手段1でアイドル
状態時に算出される燃料供給量の異常の判定を行
なうための判定レベルを記憶する異常判定レベル
記憶手段3と、アイドル状態判別手段2でアイド
ル状態と判別されている期間に、燃料供給量算出
手段1で算出された燃料供給量と異常判定レベル
記憶手段3の判定レベルとを比較して異常の判別
を行なう異常判別手段4と、燃料供給量代替値記
憶手段5と、異常判別手段4の判別結果に応じ、
燃料供給量算出手段1で算出された燃料供給量と
燃料供給量代替値記憶手段5の記憶値のうちか
ら、燃料供給手段6に加える燃料供給量を選択す
る選択手段7とを設ける。
本発明の後述する実施例においては、燃料供給
量代替値記憶手段5は、アイドル時の標準的な燃
料供給量を予め固定値として記憶手段5に記憶し
ておく構成としたが、異常が判別される前の正常
な範囲の燃料供給量算出手段1の算出値を順次記
憶しておく構成としても良い。また、後述する実
施例ではEMIの影響で燃料供給量が異常に増大
される場合と異常に減少される場合の双方を異常
と判別しているが、これはより好ましい構成を示
すもので、何れか一方を防止する構成としても良
い。
〔作用〕
EMIの影響がない場合、燃料供給量算出手段
1で算出される燃料供給量は異常判定レベルを越
えず、異常判別手段4で異常と判別されないので
選択手段7は燃料供給量算出手段1の算出値を燃
料供給手段6に加える。
EMIの影響で、アイドル時に燃料供給量算出
手段1で算出された燃料供給量が異常判定レベル
を越えると、異常判別手段4は異常を判別し、選
択手段7を燃料供給量代替値記憶手段5側に切換
えるので、燃料供給手段6はその代替値で内燃機
関に燃料を供給する。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例のハードウエア構成の
一例を示す要部ブロツク図である。
同図において、燃焼用の空気はエアクリーナ1
0で清浄されたのち管路11に導入され、スロツ
トル弁12で流量制御される。この流量制御され
た燃焼用空気は、サージタンク13を経由し、イ
ンジエクタ14から噴射された燃料と混合され、
エンジン15の各シリンダ内に導かれる。シリン
ダ内に導入された混合気は、点火プラグ16によ
り着火、爆発し、燃焼ガスは管路17、触媒コン
バータ18を経由して外部に排出される。
機関の状態は各種のセンサで検出される。スロ
ツトル弁12に設けられたスロツトルセンサ19
は、スロツトル弁12がアイドル状態にあるか否
か即ち全閉若しくはほぼ全閉か否か及びスロツト
ル弁開度を検出し、アイドル状態を示すアイドル
信号およびスロツトル弁の開度位置を示す開度信
号を出力する。サージタンク13内の圧力或いは
インテイクマニホールド内の圧力は圧力センサ2
0で検出され、エンジン15の冷却水温は温度セ
ンサ21で、吸気管の空気温度は温度センサ30
でそれぞれ検出される。また、エンジン回転数は
例えばクランク角センサ等のエンジン回転数セン
サ22で検出され、排気ガス中の酸素濃度は酸素
センサ23で検出される。
制御部24は、マイクロプロセツサ(MPU)
25と、これに接続された入力インタフエイス2
6、出力インタフエイス29、A/D変換器2
7、メモリ28を含む。この実施例では、MPU
25は本発明にかかる燃料供給制御以外に点火時
期制御等の他の制御も行ない、その処理プログラ
ムはメモリ28に格納されている。なお、メモリ
28のROM部には燃料供給量代替値が予め記憶
されている。入力インタフエイス26には、前述
した各種センサの出力とバツテリ31の出力電圧
+Bが入力され、A/D変換すべき必要のあるセ
ンサ出力及びバツテリ電圧+BはA/D変換器2
7を介し、必要のないセンサ出力はA/D変換器
27を経由せずMPU25に加えられる。また、
MPU25で演算されて得られた燃料供給量に合
致したインジエクタ駆動信号および点火信号は出
力インタフエイス29を経由してインジエクタ1
4、点火プラグ16に送出される。
第3図はMPU25が行なう処理の一例を示す
フローチヤートであり、この処理は例えば所定時
間毎に実行される。
第3図に示すように、MPU25は、所定時間
毎に前記(1)式により今回の燃料供給量TAUを算
出する(S1)。そして、スロツトルセンサ19か
らのアイドル信号によりスロツトル弁19が全閉
又はほぼ全閉を示しており、エンジン回転数セン
サ22で検出されたエンジン回転数NEが
1000rpm以下であり(以上の二つの条件はエンジ
ンがアイドル状態にあるか否かを示す条件であ
る)、温度センサ21で検出された冷却水温
THWが70度以上であり、且つ、エンジン始動後
15秒経過しているという各条件の成立を判別し
(S2〜S5)、これらの条件の一つでも成立しない
場合、当該処理を終了する。なお、始動後15秒経
過したか否かの判断を行なつているのは、始動後
はある補正系のせいでTAUが非常に大きくなる
ことがあるため、その間は異常判定を実施させな
いためである。
一方、上記各条件の全てが成立している場合、
MPU25は、ステツプS1で算出された燃料供給
量TAUが予め設定された上限異常判定レベル
TAUnax例えば5msecより大きいか否かを判別
し(S6)、大きければ予め設定された燃料供給量
代替値TAUM例えば2msecで燃料供給量TAU
を置き換える(S7)。また、ステツプS6でNOと
判別された場合、エンジン回転数NEが650rpm以
下であれば(S8)、ステツプS1の燃料供給量
TAUを下限異常判定レベルTAUnio例えば0.8m
secより小さいか否かを判別し(S9)、小さけれ
ば予め設定された燃料供給量代替値TAUMで燃
料供給量TAUを置き換える(S10)。
MPU25は第3図とは別の処理により、第3
図で決定された燃料供給量TAUに合致した時間
だけ出力インタフエイス29を介してインジエク
タ14から燃料を噴射する制御を行なつている。
従つて、EMIの影響がない場合、第3図のステ
ツプS1で求められた燃料供給量TAUに従つて燃
料の供給が行なわれ、EMIの影響で燃料供給量
TAUがアイドル時では通常計算されないような
値として求められた場合すなわち燃料供給量
TAUが5msecを越えるか或いは0.8msecより少
なく計算されると、アイドル時の標準的な燃料供
給量である例えば2msecに設定された代替値で
制御が行なわれる。従つて、オーバーリツチ、オ
ーバーリーンによるエンジンストールを防止する
ことができる。
なお、第3図の処理において、下限異常の判別
を上限異常の判別より低いエンジン回転数領域で
行なつているのは、エンジン回転数が高いときは
燃料供給量が多少小さくなつても直ちにはエンジ
ンストールしないことを考慮したものである。
以上の実施例では、燃料供給量代替値として予
めMPU25内のROM等に記憶されたアイドル
状態時の標準的な値を使用したが、他の構成とし
て、第3図のステツプS1で算出される燃料供給
量を所定時間だけMPU25のRAM等に記憶さ
せておき、異常と判別されたときその時点から所
定時間以前の記憶値を燃料供給量代替値として用
いるようにしても良い。このような構成によれ
ば、そのときの理想とする燃料供給量でもつて制
御を続行することができるのでより確実なアイド
ル制御が可能となる。
また、本発明は上述した形式の燃料噴射式内燃
機関への適用にのみ限定されず、その他の形式の
燃料噴射式内燃機関や電子式キヤブレタ方式の内
燃機関にも適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、アイド
ル状態のときに算出される燃料供給量がEMIの
影響でアイドル状態時には考えられない異常な値
になつたときは、アイドル状態時に適した量の代
替値で燃料供給量が制御されるので、EMIの影
響によるエンジンストールを防止することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成説明図、第2図は本発明
の実施例のハードウエア構成の一例を示すブロツ
ク図および、第3図はMPU25が行なう処理の
一例を示すフローチヤートである。 図において、1は燃料供給量算出手段、2はア
イドル状態判別手段、3は異常判定レベル記憶手
段、4は異常判別手段、5は燃料供給量代替値記
憶手段、6は燃料供給手段、7は選択手段、19
はスロツトルセンサ、20は圧力センサ、21,
30は温度センサ、22はエンジン回転数セン
サ、24は制御器、25はMPUである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機関の状態に応じた燃料供給量を算出する燃
    料供給量算出手段と、 機関がアイドル状態にあることを検出するアイ
    ドル状態判別手段と、 アイドル状態時の燃料供給量の異常判定レベル
    を記憶する異常判定レベル記憶手段と、 前記アイドル状態判別手段でアイドル状態と判
    別されている期間に、前記燃料供給量算出手段で
    算出された燃料供給量と前記異常判定レベルとを
    比較して異常の判別を行なう異常判別手段と、 燃料供給量代替値記憶手段と、 前記異常判別手段の判別結果に応じ、前記燃料
    供給量算出手段で算出された燃料供給量と前記燃
    料供給量代替値記憶手段の記憶値のうちから、燃
    料供給手段に加える燃料供給量を選択する選択手
    段とを具備したことを特徴とする内燃機関の電子
    式燃料供給装置。
JP17797585A 1985-08-12 1985-08-12 内燃機関の電子式燃料供給装置 Granted JPS6238849A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17797585A JPS6238849A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 内燃機関の電子式燃料供給装置

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JP17797585A JPS6238849A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 内燃機関の電子式燃料供給装置

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JPS6238849A JPS6238849A (ja) 1987-02-19
JPH0255618B2 true JPH0255618B2 (ja) 1990-11-27

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JP17797585A Granted JPS6238849A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 内燃機関の電子式燃料供給装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275653A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Honda Motor Co Ltd アイドル制御系の異常判定装置
US10801433B2 (en) * 2018-04-24 2020-10-13 GM Global Technology Operations LLC Systems and methods for determining irregular fuel requests during engine idle conditions

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JPS6238849A (ja) 1987-02-19

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