JPH0255493A - カラー映像信号記録再生装置 - Google Patents

カラー映像信号記録再生装置

Info

Publication number
JPH0255493A
JPH0255493A JP63206815A JP20681588A JPH0255493A JP H0255493 A JPH0255493 A JP H0255493A JP 63206815 A JP63206815 A JP 63206815A JP 20681588 A JP20681588 A JP 20681588A JP H0255493 A JPH0255493 A JP H0255493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
carrier color
recording
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63206815A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kojima
小島 正典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP63206815A priority Critical patent/JPH0255493A/ja
Publication of JPH0255493A publication Critical patent/JPH0255493A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明はビデオテープレコーダなどに適用されるもの
で、カラー映像信号より分離した搬送色信号を輝度信号
の記録帯域よりも低域に周波数変換して記録媒体上に記
録し、かつそれをもとの搬送色信号に再生するように構
成されだカラー映像信号記録再生装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 第5図は特公昭56−9073号公報に開示された従来
のカラー映像信号記録再生装置における記録系回路の構
成を示すブロック図であり、同図において、(J)は例
えばNTSC式カラー映像信号の入力端子、(2)は低
域フィルタて、と記カラー映像信号から輝度信号を分離
する。(6)は帯域フィルタで、上記カラー映像信号か
ら搬送色信号を分離する。(3)は周波数変調器て、低
域フィルタ(2)からの輝度信号を周波数変調、つまり
FM変調する。(4)は高域フィルタで、FM変調され
た輝度信号から不要周波数成分を除去する。
(7)は周波数変換器、(8)は局部発振器で、上記帯
域フィルタ(6)から出力される搬送色信号を局部発振
器(8)からの信号により上記FM変調輝度信号の記録
帯域よりも低域に周波数変換する。
(9)はフェーズシフタ、(SWI)は4つの固定接点
(al)〜(a4)と1つの可動接片(a5)とからな
る切換スイッチで、上記低域変換搬送色信号を0090
’ 、180°、270’といったように、90°ずつ
位相シフトさせて切換スイッチ(SWI)の4つの固定
接点(al)〜(a4)に力Uえられる。(10)は低
域フィルタで、上記低域変換搬送色信号の不要成分を除
去する。
(5)は記録アンプ、(lla)、(Hb)は互イニア
シマス角度の異なる回転ビデオヘットて、上記高域フィ
ルタ(4)から出力されるFM変調輝度信号と低域フィ
ルタ(10)から出力される低域変換搬送色信号とを混
合多重し、記録アンプ(5)て増幅したのち、ビデオヘ
ット(Ila) 、(llb)を介して磁気テープ(1
2)上に1本の記録トラックを交互に形成して記録する
つぎに、上記構成の動作について説明する。
入力端子(1)から入来した例えはNTSC式カラー映
像信号は、低域フィルタ(2)および帯域フィルタ(6
)にそれぞれ供給され、ここて輝度信号および搬送色信
号かそれぞれ分離される。上記低域フィルタ(2)より
取り出された輝度信号は周波数変調器(3)に供給され
てFM変調されたのち、高域フィルタ(4)に供給され
て不要周波数成分か除去される。
一方、帯域フィルタ(6)より取り出された色副搬送波
周波数(fc)の搬送色信号は、周波数変換器(7)に
供給され、ここで局部発振器(8)からの信号により上
記FM変調輝度信号の記録帯域よりも低域へ周波数変換
される。この低域変換搬送色信号の色副搬送波周波数を
(fs)とすると、f s =(1/ 2) f H−
m  ・=−”= (1)なる関係に選定される。ただ
し、上記の(1)式中の(fH)は水平走査周波数、(
m)は任意の正の整数である。ここでは、例えば上記周
波数(fc)は3.579545 MHz、(fs)は
 629にHz、Cl1l)は 8oとする。
ついで、上記低域変換搬送色信号はフェーズシフタ(9
)に供給され、ここでO’  90゜180°、270
°たけそれぞれ位相シフトされたのち、切換スイッチ(
SWI)の固定接点(al)。
(a2)、(a3)、(a4)にそれぞれ同時に加えら
れる。この切換スイッチ(SWI)は、入力カラー映像
信号から分離した水平同期信号により、その可動接片(
a5)か1水平期間(Ill)毎に固定接点(al) 
〜(a4)にそれぞれ順次lステップずつ切換接続され
る。また、この切換スイッチ(SWI)は入力カラー映
像信号から分離した垂直同期信号により、例えばl垂直
期間毎にその切換方向を、X方向からY方向へまたはY
方向からX方向へと交互に切換わるように構成されてい
る。
したかって、上記切換スイッチ(SWI)の可動接片(
a5)により、ある1垂直期間はfH毎に90゜ずつ順
次位相か進み、かつ次の1垂直期間はfH毎に90°ず
っ順次位相か遅れ、さらに次の1垂直期間はfH毎に9
0°ずつ順次位相が進んだ低域変換搬送色信号か取り出
される。
つづいて、この低域変換搬送色信号は、上記周波数変換
器(7)などにおいて生した不要成分が低域フィルタ(
10)にて除去されたのち、上記高域フィルタ(4)か
らのFM変調輝度信号と混合多重されて記録アンプ(5
)に供給され、この記録アンプ(5)て増幅された上記
混合信号は、互いにアジマス角度が異なる回転ビデオヘ
ッド(lla) 、(llb)にそれぞれ供給され、こ
れにより、例えばビデオヘッド(lla) 、(llb
)の各1走査毎にそれぞれ1フイールドの混合信号が磁
気テープ(12)上に1本の記録トラックを交互に形成
して記録する。
この磁気テープ(12)のテープパターンは第6図に示
すごとくになり、テープ長手方向に走行される磁気デー
ゾ(12)に対し、矢印(13)方向に相対運動するビ
デオヘット(lla)、(llb)のうち、ビデオヘッ
ト(Ila)により記録トラック(A)が形成され、か
つビデオヘット(llb)により記録トラック(B)か
形成される。
第6図中、(An)、(Al)、(A2)、 ・=、 
(An)、 −は、記録トラック(八)の1水平期間の
各低域変換搬送色信号を示し、同様に(8口)、(Bl
)、(B2)、・・・(Bn−2)、・・・は、記録ト
ラック(B)の1水平期間の各低域変換搬送色信号を示
す。ここて、l水平期間毎に情報はほぼ同様に繰り返さ
れているというライン相関性を考慮すると、上記のよう
に記録された低域変換搬送色信号は次のように書き表わ
せる。
A1#  AO790°    B1≠ BO/−90
A2#  AI  Z90°    B2# 81  
/ −90。
Ar+L: An−1l 90°   Bn#  Bn
−1l  −90。
ここてAl2O2、BZ90″とは信号(A)、(B)
のさらに位相か906進んだまたは遅れた状態を表わし
、また−上式中、辷になっているのはl水平期間毎て厳
密には情報か変化していることによるものである。
第7図は上記した従来のカラー映像信号記録再生装置に
おける再生系回路の構成を示すブロック図であり、同図
において、(lla)、(llb) 、 (12)は第
6図て示したものと同一であるため、同一符号を付して
、その説明を省略する。
第7図において、(14a)、(14b)は再生アンプ
、(15)は高域フィルタて、上記ビデオヘッド(ll
a)。
(llb)により再生された混合信号からFM変調輝度
信号を分離する。(19)は低域フィルタで、上記混合
信号から位相推移された(以下、回転とも称す)低域変
換搬送色信号を分離する。(16)はりミッタ、(17
)はFM復調器て、上記高域フィルタ(15)から出力
されるFM変調輝度信号からAM成分を除去し、かつ復
調して再生輝度信号となる。
(18)は低域フィルタて、再生輝度信号の不要成分を
除去する。
(20)は周波数変換器、(21)はオートマチック・
フェーズ・コンペイセータ回路(以下、APC回路と称
す)で、上記低域フィルタ(19)から出力される位相
回転再生低域変換搬送色信号をAPC回路(21)から
の所定中心周波数の信号により周波数変換する。(22
)はフェーズシフタ、(Si2)は4つの固定接点(b
l)〜(b4)と1つの可動接片(b5)とからなる切
換スイッチで、上記の位相回転再生低域変換搬送色信号
を0° 90° 180゜270°といったように90
″ずつ位相シフトさせて、切換スイッチ(Si2)の4
つの固定接点(bl)〜(b4)に加えられる。(23
)はIH遅延装置、(24)は混合器で、この混合器(
24)に供給れた位相回転再生搬送色信号とIH遅延装
置(23)からのIH遅延された信号とが混合される。
(25)は再生カラー映像信号の出力端子である。
つぎに、上記第7図の構成の動作について説明する。
ビデオヘッド(lla)、(Ilb)により1トラツク
毎に交互に再生された混合信号は、再生プリアンプ(1
4a) 、(14b)を経て高域フィルタ(15)に供
給されFM変調輝度信号か分離される一方、低域フィル
タ(19)に供給されて上述のごとく位相を推移された
低域変換搬送色信号を分離する。ついて、高域フィルタ
(15)より取り出された再生FM変調輝度信号はリミ
ッタ(16)てAM成分か除去されたのち、FM復調器
(17)に供給され、ここて復調されて再生輝度信号と
なる。
一方、上記低域フィルタ(19)より取り出された位相
回転再生低域変換搬送色信号は、周波数変換器(20)
に供給され、ここてAPC回路(21)からの所定中心
周波数の信号により周波数変換され、順次位相が実質的
に遅れる信号とされ、一方ビデオヘッド(llb)かト
ラック(B)を走査しているとき、切換スイッチ(Si
2.)がY方向に切換られて、テープスピード偏差など
の原因による時間軸変動成分が除去されたもとの色副搬
送波周波数(fc)(NTSC式カラー映像信号ては3
.579545 MHz)の搬送色信号に戻される。な
お、上記APC回路(21)は後述する混合器(24)
からの再生搬送色信号を入力信号として受け、これより
抜き取ったカラーバースト信号の位相に同期した連続波
を出力するよう構成されている。
ついて、上記周波数変換器(20)を再生搬送色信号が
通過するときAPC回路(21)からの周波数(fAP
c)から低域変換色副搬送波周波数(fs)を差し引い
た周波数として、もとの色副搬送波周波数(fc)をつ
くるため、再生搬送色信号の位相は逆転する。したかっ
て、90°ずつの位相回転方向は逆転する。
このようにして、上記周波数変換器(20)から取り出
されたIH毎に90°ずつ位相の異なる位相回転再生搬
送色信号はフェーズシフタ(22)に供給され、ここて
90°ずつ位相の異なる4種の波形かつくられる。この
フェーズシック(22)より0’  90° 1806
270°たけそれぞれ位相推移された4種の信号か切換
スイッチ(Si2)の固定接点(blL(B2)、(B
3)、(B4)にそれぞれ同時に加えられる。この切換
スイッチ(Si2)は再生輝度信号より分離した水平同
期信号により、その可動接片(B5)かIH毎に固定接
点(bl)〜(B4)にそれぞれ順次1ステツプずつ切
換接続される。また、この切換スイッチ(31112)
はヘットの回転に同期した信号により、■トラック走査
毎にその切換方向を、X方向からY方向へまたはY方向
からX方向へと交互に切換わり、その切換方向を記録さ
れた信号に対し記録時と同方向にしておくことて周波数
変換器(20)による位相逆転効果と相まって位相を9
06ずつ元に戻す方向に推移させるようにされている。
したがって、上記切換スイッチ(Si2)の可動接片(
B5)により得られせる再生搬送色信号は、ビデオヘッ
ド(lla)かトラック(A)を走査しているとき、切
換スイッチ(Si2)かX方向に切換えられてIH毎に
90°ずつ順次位相か実質的に進む信号とされてIH遅
延装置(23)および混合器(24)にそれぞれ供給さ
れる。この混合器(24)に供給された位相回転再生搬
送色信号は、ここて上記IH遅延装置(23)からのI
H遅延された信号と混合される。
例えば、いまビデオヘット(lla)かトラック(A)
を再生している時点では切換スイッチ(Si2)より(
Al1−90°)の信号が、またIH遅延装置(23)
より信号(AO)がそれぞれ出力されるから、混合器(
24)の出力信号は、 Al1−90°+An 畔AnZ90°/−90°+ AD→2AOとなる。同
様にして、トラック(A)の信号(An)を再生してい
る時点て混合器(24)の出力信号は。
2An−1となる。
一方、上記フェーズシフタ(22)の出力信号中に隣接
トラックからのクロストークがあった場合、例えばビデ
オヘッド(lla)がトラック(A)の信号(A3)を
再生している時点て隣接トラック(B)から信号(B1
)か再生されてしまった場合、このクロストーク信号(
B1)に対しても同様の処理か施される結果、混合器(
24)の出力信号は、 Bl/−90°+ Bll# BOZ−90/−90°
+BO= BOZ−180’ + BO→0 となる。すなわち、クロストーク信号(B1)はIH前
のクロストーク信号(BO)と相殺されることになる。
なお、上式中、 BO/−180”とは信号(BO)の
逆極性の信号を意味する。他のクロストーク信号につい
ても全く同様にして除去できる。また、ビデオヘット(
llb)がトラック(B)を再生するときも上記の説明
と同様に、隣接トラック(A)からのクロストーク信号
を除去できる。
このようにして、混合器(24)からクロストーク信号
か除去され、しかも位相を元に戻された再生搬送色信号
か取り出され、この再生搬送色信号は不要成分除去のた
めの低域フィルタ(18)を通過したFM復調器(17
)の出力再生輝度信号と帯域共用多重化されたのち、再
生カラー映像信号として出力端子(25)から出力され
る。このように、搬送色信号の隣接トラックからの影響
を極めて小にすることか抑圧できる。
[発明が解決しようとする課8] 従来のカラー映像信号記録再生装置は、以」二のように
構成されているのて、再生系回路におけるIH遅延装置
(23)への入力かあり、かつ出力がない場合、すなわ
ち、入力の立上り時において混合器(24)から出力は
通常時の半分となり、IH経過後に全出力となるために
立上りが遅い。
また、上記IH遅延装置(23)への入力かなく、かつ
出力かある場合、すなわち、入力の立下り時においても
混合器(24)からの出力は通常時の半分となり、lH
経過後にゼロ出力となるために立下りも遅く、したかつ
て、画面上の上下方向に色かにじむといった問題かあっ
た。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、低域変換搬送色信号の再生時におけるクロス
トークを除去てきるとともに、立上り立下りの遅れをな
くして、色のトランゼントを改善することかできるカラ
ー映像信号記録再生装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかるカラー映像信号記録再生装置は、再生
時において、記録時に対して反対方向で、かつIH毎に
ほぼ90°ずつ順次位相が推移されて、もとの色副搬送
周波数を有するように戻された搬送色信号をIH遅延装
置により直列に遅延して3つのライン出力を得るととも
に、非線形フィルタにより上記3つのライン出力からそ
れぞれ選択した振幅最大値の最小値と振幅最小値の最大
値とを合成するように構成したことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、再生時において、もとの色副搬送周
波数に戻された搬送色信号かIH遅延装置により直列に
遅延されることにより3つのライン出力か得られる。そ
して、この3つのライン出力に対して振幅最大値の最小
値と振幅最小値の最大値とかそれぞれ選択され、その選
択された最小値と最大値とを合成することによりクロス
トークか除去されるとともに、立上り立下りの遅れがな
い再生搬送色信号を出力することかてきる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
第1図はこの発明の一実施例によるカラー映像信号記録
再生装置における再生系回路の構成を示すブロック図で
あり、同図において、(ila)。
(llb) 、 (12)、 (14a)、(14b)
 、 (15)〜(21)、(25)は第7図で示す従
来例と同一であるため、同一符号を付して、それらの詳
しい説明を省略する。
第1図において、(31)、(32)はそれぞれIH遅
延装置で、スイッチ(Si2)の出力を直列に遅延する
ことて3つのライン出力(C2) 、 (CI) 、(
CO)か得られる。(23)はインバータで、上記1)
(遅延装置(31)の出力を反転する。
(27)は非線形フィルタで、この非線形フィルタ(2
7)は上記3つのライン出力CC2) 、 (fl:1
) 、(CD)に対してそれぞれ振幅最大値と振幅最小
値を選択する2つの最大値選択器(以下、MAXと称す
)(27a) 、(27b)と、2つの最小値選択器(
以下、MINと称す) (27c)、(27d)と、上
記2つのM A X (27a) 、 (27b)の出
力の最小値を選択するM I N (27e)と、上記
2つのM I N (27c)、(27d)の出力の最
大値を選択するM A X (27f)と、上記M I
 N (27e)からの出力とM A X (27f)
からの出力とを合成する加算器(27g)とから構成さ
れている。(34)もIH遅延装置で、上記低域フィル
タ(18)の後段に配置され、再生輝度信号をIH遅延
する。
なお、記録系回路の構成は第5図と同一であるため、そ
の図および説明は省略する。
つぎに上記構成の動作について説明する。
磁気テープ(12)に記録された混合信号かビデオヘッ
ト(Ila) 、 (llb)により1トラツク毎に交
互に再生される動作から、IH毎に90°ずつ位相の異
なる位相回転再生搬送色信号か切換スイッチ(Si2)
の可動片(b5)により位相逆転方向と相まって位相を
90°ずつ元に戻す方向に推移され、かつFM復調器(
17)の出力再生輝度信号の不要成分が低域フィルタ(
18)により除去されるまでの動作は第7図をもとに説
明した従来例の場合と同様であるため、詳細な説明は省
略する。
そして、上記スイッチ(Si2)の出力かIH遅延装置
(31) 、 (32)に入力されて直列に遅延される
ことで、3つのライン出力が得られる。すなわち、スイ
ッチ(Si2)の出力を(C2)とすると、IH遅延装
置(31)の出力は(−CI) 、  I H遅延装置
(32)の出力は(CO)、インバータ(33)の出力
は(CI)となり、そのうちの3つのライン出力(C2
) 、 (C1) 、 (GO)が非線形フィルタ(2
7)に入力される。
つぎに、上記非線形フィルタ(27)の動作について説
明する。
この非線形フィルタ(27)に入力された3つのライン
出力(C2)、(CI)、(Go)は2つのM A X
 (27a) 。
(27b)と2つのM I N (27c)、(27d
)にそれぞれ入力されて、それぞれの振幅最大値と最小
振幅とか選択されたのち、その選択された振幅最大値の
最小値(MIN)と選択された振幅最小値の最大値(M
AX)とが加算器(27g)に入力されて合成される。
その合成値は、 MIN(MAX((:0.(:1) 、 MAX(CI
、C2))+ MAX(MIN(CO,CI) 、 M
IN(CI、C2))となり、これか上記FM復調器(
17)の出力再生輝度信号てIH遅延装置(34)によ
りIH遅延された信号と帯域共用多重化されたのち、再
生カラー映像信号として出力端子(25)から出力され
る。
なお、上記した合成式においてMAX(P 、 Q )
とはP、Q2つの信号を比較して大きい方を出力するこ
と、またMIN(P 、 Q )とはP、Q2つの信号
を比較して小さい方を出力することを意味している。
82図はライン相関のある信号のときの動作を示す波形
図であり、この場合、切換スイッチ(Si2)の出力の
2H期間はなれた2つの信号出力(CO)と(C2)に
ついての説明である。
まず、トラック(A)の信号成分はフェーズシフタ(2
2)により復元されて等しい。また、トラック(B)の
クロストーク分につき、記録側フェーズシフタで2H後
の信号は180’遅相され、再生側フェーズシフタ(2
2)でさらに180°遅相されて等しい。すなわち、2
つの信号出力(CO)と(C2)とは等しい。
上記のような条件の信号が非線形フィルタ(27)に入
力されると、第2図中の区間(TI)、(T2)でM 
A X (27a) 、 (27b)およびM I N
 (27c) 、(27d)により信号出力が選択され
る。なお、 (C:0= C2)であるから、いずれか
選択されるか不明の所では(CO)を代表とし、(C2
)を緑肥する。
このようにして、非線形フィルタ(27)の出力はGO
+CIとなり、従来例の場合と同様にIH遅延前後の出
力和となって、クロストークを除去することかできる。
第3図は信号出力の立上り時点の動作を示す波形図であ
り、この場合の非線形フィルタ(27)の出力は2CI
となり、したかって、C1基準において立上りの遅れが
ない。
第4図は信号出力の立下り時点の動作を示す波形図であ
り、この場合の非線形フィルタ(27)の出力は2CI
となる。すなわち、立下りが完了しており、C1基準に
おいて立下りの遅れがない。
以上のように、非線形フィルタ(27)の出力は切換ス
イッチ(Si2)の出力からIH遅延されるが、クロス
トークは除去され、立上り立下りともに遅れのない出力
信号を得ることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、再生時において、も
との色副搬送周波数に戻された搬送色信号を直列に遅延
して3つのライン出力を得る2つのIH遅延装置と非線
形フィルタを使用することにより、クロストークを除去
することがてきるとともに、立上り立下り時の遅れをな
くして、画面上の上下方向ての色にじみの発生を阻止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるカラー映像信号記録
再生装置における再生系回路の構成を示すブロック図、
第2図ないし第4図は非線形フィルタの動作を説明する
ための信号波形図、第5図は従来のカラー映像信号記録
再生装置における記録系回路の構成を示すフロック図、
第6図は第5図の記録系回路により記録されたテープパ
ターンの1例を示す図、第7図は従来のカラー映像信号
記録再生装置における再生系回路の構成を示すブロック
図である。 (1)・・・カラー映像信号入力端子、(3)・・・周
波数変調器、(7) 、 (20)・・・周波数変換器
、(19)、(22)・・・フェーズシフタ、(17)
・・・FM復調器、(31)、(32)、(34)・・
・IH遅延装置、(27)−・非線形フィルタ。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー映像信号より分離した搬送色信号を低域に
    周波数変換して記録媒体上に記録し、かつその記録媒体
    上の低域変換搬送色信号をもとの搬送色信号に再生する
    ように構成されたカラー映像信号記録再生装置において
    、上記低域変換搬送色信号を1水平期間毎にほぼ90°
    ずつ所定方向に位相を推移させるフェーズシフタと、そ
    の位相推移方向を低域変換搬送色信号毎に互いに異にす
    る切換スイッチと、この切換スイッチから取り出された
    低域搬送色信号を周波数変調輝度信号と混合して記録媒
    体上に記録する映像ヘッドとからなる記録系回路と、上
    記映像ヘッドにより再生された低域変換搬送色信号を上
    記記録時の位相推移方向に対して反対方向でかつ1水平
    期間毎にほぼ90°ずつ位相が推移されたもとの色副搬
    送周波数を有する搬送色信号に戻すフェーズシフタと、
    その搬送色信号を3つのライン出力が得られるように直
    列に遅延させる1水平期間遅延装置と、この1水平期間
    遅延装置からの3つのライン出力に対してそれぞれ振幅
    最大値と振幅最小値を選択しかつその選択された振幅最
    大値の最小値と振幅最小値の最大値とを合成する非線形
    フィルタと、復調された再生輝度信号を1水平期間遅延
    させる遅延装置とからなる再生系回路を具備したことを
    特徴とするカラー映像信号記録再生装置。
JP63206815A 1988-08-20 1988-08-20 カラー映像信号記録再生装置 Pending JPH0255493A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63206815A JPH0255493A (ja) 1988-08-20 1988-08-20 カラー映像信号記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63206815A JPH0255493A (ja) 1988-08-20 1988-08-20 カラー映像信号記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0255493A true JPH0255493A (ja) 1990-02-23

Family

ID=16529548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63206815A Pending JPH0255493A (ja) 1988-08-20 1988-08-20 カラー映像信号記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0255493A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006514479A (ja) * 2003-02-21 2006-04-27 オプティクロン・インコーポレーテッド 非線形フィルタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01291595A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Victor Co Of Japan Ltd カラー映像信号再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01291595A (ja) * 1988-05-19 1989-11-24 Victor Co Of Japan Ltd カラー映像信号再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006514479A (ja) * 2003-02-21 2006-04-27 オプティクロン・インコーポレーテッド 非線形フィルタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5827716B2 (ja) ジキキロクソウチ
JPS59186492A (ja) カラ−映像信号記録再生装置
JPH0255493A (ja) カラー映像信号記録再生装置
JPS5836874B2 (ja) カラ−映像信号の記録再生方法及びその記録装置
JP3011816B2 (ja) カラー映像信号記録再生装置
JPS62230190A (ja) 映像信号記録再生装置
JP2715542B2 (ja) 色信号処理装置
JPS6025948B2 (ja) 映像信号記録再生方式
JPH03219792A (ja) 映像信号記録及び再生装置
JPS6313631B2 (ja)
JPS5853812Y2 (ja) ビデオ信号記録装置
JPH0523116B2 (ja)
JPH0528960B2 (ja)
JP2641633B2 (ja) 色信号処理装置
JPS5832835B2 (ja) ラインオフセツトを有する搬送波信号形成回路
JPS602836B2 (ja) Secam方式カラーテレビジヨン信号の記録方式
JPH02100494A (ja) Fm変調映像信号の再生装置
JPH0290880A (ja) Fm変調映像信号の再生装置
JPS61263391A (ja) ビデオ信号記録装置
JPH0740322B2 (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPS587114B2 (ja) カラ−テレビジヨンシンゴウノキロクサイセイホウシキ
JPS5929033B2 (ja) Secamカラ−映像信号の記録装置
JPS5824996B2 (ja) Pal方式カラ−映像信号処理方法
JPH0137078B2 (ja)
JPS5853834B2 (ja) カラ−映像信号の記録再生方法及びその装置