JPH0255266B2 - - Google Patents

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JPH0255266B2
JPH0255266B2 JP58044587A JP4458783A JPH0255266B2 JP H0255266 B2 JPH0255266 B2 JP H0255266B2 JP 58044587 A JP58044587 A JP 58044587A JP 4458783 A JP4458783 A JP 4458783A JP H0255266 B2 JPH0255266 B2 JP H0255266B2
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JP
Japan
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chain
chain element
side wall
element side
tooth
Prior art date
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Application number
JP58044587A
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English (en)
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JPS58174062A (ja
Inventor
Burun Hansuyooahimu
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Individual
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Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS58174062A publication Critical patent/JPS58174062A/ja
Publication of JPH0255266B2 publication Critical patent/JPH0255266B2/ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軌道鎖が両端の結合する継手鎖素子
を持ち、この継手鎖素子が互いに平行に配置され
た2つの鎖素子側壁を含み、各鎖素子軌道鎖が接
触面を介して互いに重なり合う2つの鎖素子側壁
部分から成り、これらの鎖素子側壁部分に継手ピ
ンをはめるための穴がそれぞれ設けられ、鎖素子
側壁部分の互いに対応する接触面が、鎖の長さ方
向において互いに隣接する2つの鎖素子の相対揺
動面と同一面をなすかまたはこれに対して平行に
延び、この接触面に沿つて互いにかみ合う歯切部
が設けられ、これらの歯切部の歯と歯みぞとが、
継手ピン軸線上に中心を持つ同心円上に延び、両
方の鎖素子側壁を連絡する底板が、この底板を貫
通して鎖素子側壁のボルト穴へはまる締付けボル
トによりこれらの鎖素子側壁に取外し可能に締付
け結合され、歯切部の歯が、継手ピンの軸線を通
る引張力の作用線に対して鋭角をなすようにアン
ダカツトされた歯元面を持ち、底板にある締付け
ボルト用貫通穴が、遊隙をおいて締付けボルトを
包囲している、無限軌道車用軌道鎖に関する。
〔従来の技術〕
このような軌道鎖が原特許(特公昭63−15187
号)に示されており、鎖の両端を結合する際、継
手鎖素子の鎖素子側壁の接触面で互いに重なり合
う歯付き鎖素子側壁部分が、歯切部の歯と歯みぞ
とのかみ合いにより、自動的に正しい相対位置を
とり、引張力を受けると、アンダカツトにより歯
と歯みぞとのかみ合いが深まるように、両鎖素子
側壁部分がはまり合い結合され、両鎖素子側壁部
分を貫通する結合ボルトを必要としない。したが
つて構造および組立てが簡単になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、このような軌道鎖の継手鎖素
子において、底板が取付けられていないか、また
は万一外れたとしても、両鎖素子側壁部分の結合
が維持されるようにすることである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、一方
または他方の鎖素子側壁部分にある歯切部の歯み
ぞが、少なくとも底板から遠い方の端部範囲にお
いて、歯みぞへはまる他方または一方の鎖素子側
壁部分の歯の厚さより、幅を狭くされている。
〔発明の効果〕
こうして両鎖素子側壁部分を、継手ピン軸線に
関してこれらの鎖素子側壁部分が互いに小さい角
をなすようにして、その歯と歯みぞとをかみ合わ
せ、それから両鎖素子側壁部分が完全に重なるよ
うに、すなわち前記の角が零になるように両鎖素
子軌道鎖部分を互いに揺動させると、歯が歯みぞ
の狭い部分範囲へ押込まれ、狭い歯みぞ範囲が歯
に弾性くさび効果を及ぼすので、底板が取付けら
れないか、または万一外れたとしても、両鎖素子
側壁部分が結合状態に保たれる。
〔実施例〕
無限軌道車用軌道鎖は、互いに関節結合される
多数の鎖素子を含み、これらの鎖素子は、互いに
平行に延びる分割不可能な鎖素子側壁から成り、
これらの鎖素子側壁が端部に継手ピン3およびス
リーブ4をはめるための穴18および10を持つ
ている。継手ピン3およびスリーブ4は公知のよ
うに圧力ばめで取付けられている。
さらに両方の鎖素子側壁を連絡する底板5が設
けられて、この底板5にある貫通穴17を遊隙を
おいて貫通する締付けボルト6が、鎖素子鎖にあ
るボルト穴16にねじ込まれている。
さて軌道鎖の両端を互いに結合して無端鎖を形
成するため、分割可能な継手鎖素子7が設けられ
て、引張力の伝達を保証しながら簡単な結合を可
能にする。この継手鎖素子7の鎖素子側壁1,2
は、接触面を介して互いに重なり合う2つの鎖素
子側壁部分8および9からそれぞれ構成されてい
る。これらの鎖素子側壁部分8および9にも、圧
力ばめにより取付けられるスリーブ4用の穴10
および継手ピン3用の穴18が設けられている。
鎖の長さ方向において互いに隣接する2つの鎖
素子の相対揺動Pと同一面をなすかまたはこれに
対して平行な両鎖素子側壁部分8,9の重なり接
触面に沿つて、継手鎖素子7の各鎖素子側壁1,
2の鎖素子側壁部分8および9の端面が当たる当
たり面11(この当たり面11は軸線A,A′に
対してほぼ平行に延びている)の間の範囲に、互
いにかみ合う歯切部が設けられている。この歯切
部は歯12とこれにかみ合う歯みぞ13とから成
つている。歯12の稜およびこれに対応する歯み
ぞ13の隅は丸められて、台形状の断面を持つて
いる。継手鎖素子7の鎖素子側壁部分8,9に、
これらをほぼ長さ方向に互いに引離す引張力が加
わるとき、歯切部の歯12と歯みぞ13とが一層
深くかみ合うようにするため、歯12の歯元面1
4はこれにかみ合う歯みぞ13の側壁と共にアン
ダカツトされている。この歯元面14は、右側の
穴10の中心Cと左側の穴18の中心C′とを結ぶ
引張力作用線15に対して約85゜の鋭角をなして
いる。この作用線15は、鎖素子側壁の縦面した
がつて鎖素子の相対揺動面Pに対して約10゜の角
をなしている。したがつて歯元面14は軸線Aま
たはA′に対して約15゜の角をなしていることにな
る。
前述したように、底板5にある締付けボルト貫
通穴17は、締付けボルト6が遊隙をもつて貫通
するように、締付けボルトの外径より少し大きい
穴径を持つている。したがつて引張力の作用で、
鎖素子側壁部分8,9が底板5に対して遊隙に相
当する寸法だけ長さ方向に相対移動すると共に、
アンダカツトされた歯元面14に沿つて一層互い
に近づいて、強く接触するようになる。こうして
軌道鎖したがつて継手鎖素子7にかかる引張力が
増大するにつれて、歯12と歯みぞ13の相互の
かみ合いが強められる。歯12は公差を小さくす
るため機械加工されるが、はまり合いの不正確さ
を補償するため、限られた範囲で塑性変形するこ
ともできる。
第2図からわかるように、歯12は円弧をなす
うね状隆起として形成され、その円弧が右側の軸
線Aに対して凹になつている。さらに曲率半径R
を持つ歯12の円弧の曲率中心は、軸線Aの右側
に続く鎖素子の継手ピンの軸線A″(第3図および
第4図参照)にある。本発明により、鎖素子側壁
部分8の歯みぞ13の幅が、少なくとも底板から
遠い方の端部範囲(第2図において下端の範囲)
において、この歯みぞ13へはまる歯12の厚さ
より狭くされている。
第3図および第4図は、継手鎖素子の鎖素子側
壁部分108および109を持つ鎖素子側壁を示
し、これらの鎖素子側壁部分はそれぞれ他方の鎖
素子側壁部分の歯みぞにかみ合う1つの歯112
a,112bを持つている。継手鎖素子の鎖素子
側壁に関節結合される隣接鎖素子の鎖素子側壁1
02は、分割不可能な1つの部分からなる点を除
けば、鎖素子側壁108,109とほぼ同じ形状
を持つている。底板を締付けるため鎖素子側壁1
02に設けられるボルト穴216は、継手鎖素子
にあるボルト穴116と同じ相対位置および間隔
を持ち、当たり面111aの近くにある。
第4図には、軸線A″の回りに曲率半径R1を持
つ円弧状の歯112a,112bのアンダカツト
された歯元面が示されており、鎖素子側壁部分1
08,109の当たり面111a,111bが、
この場合歯みぞの側壁も兼ねており、半径R2
持つ類似の円弧をなしている。しかし当たり面1
11bは、底板から遠い方の端部範囲すなわち下
端範囲において、円弧から僅かに曲率中心A″の
方へずれているので、歯みぞは少し幅を狭くさ
れ、鎖素子側壁部分108が反時計回りに揺動せ
しめられると、鎖素子側壁部分109の歯みぞが
鎖素子側壁部分108の歯に弾性くさび効果を及
ぼす。こうして2つの鎖素子側壁部分の連続的な
相互締付けが保証され、底板5が鎖素子側壁から
外れることがあつても、これらの両鎖素子側壁部
分の分離が防止される。
なお底板5に近い方の端部範囲において、歯み
ぞ13の幅を歯12の厚さより狭くすることも可
能である。
追加の関係 原特許第1468456号(特公昭63−15187号)で
は、軌道鎖が鎖の両端を結合する継手鎖素子を持
ち、この継手鎖素子が互いに平行に配置された2
つの鎖素子側壁を含み、各鎖素子側壁が接触面を
介して互いに重なり合う2つの鎖素子側壁部分か
ら成り、これらの鎖素子側壁部分に継手ピンをは
めるための穴がそれぞれ設けられ、鎖素子側壁部
分の互いに対応する接触面が鎖素子の相対揺動面
に対して平行に延びるように設けられ、鎖素子側
壁部分の互いに対応する接触面に、互いにかみ合
う歯切部が設けられ、これらの歯切部の歯と歯み
ぞとが、継手ピン軸線上に中心を持つ同心円上に
延び、両方の鎖素子側壁部分を連絡する底板が、
この底板を貫通して鎖素子側壁の穴へはまる締付
けボルトによりこれらの鎖素子側壁に取外し可能
に締付け結合され、歯切部が、継手ピンの軸線を
通る引張力の作用線に対して鋭角をなす面に沿つ
てアンダカツトされた歯元面を持ち、底板にある
締付けボルト用貫通穴が、遊隙をおいてこの締付
けボルトを包囲している。
本発明では、一方または他方の鎖素子側壁部分
にある歯切部の歯みぞが、少なくとも底板から遠
い方の端部範囲において、歯みぞへはまる他方ま
たは一方の鎖素子側壁部分の歯の厚さより幅を狭
くされているので、底板がなくても、歯とこれに
より幅の狭い歯みぞとの間に生ずる弾性くさび効
果のため、両鎖素子側壁部分の結合状態が維持さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による継手鎖素子を含む軌道
鎖の一部を切欠いて示す平面図、第2図は第1図
による継手鎖素子の側面図、第3図は継手鎖素子
の変形例の平面図、第4図は第3図の−線に
沿う断面図である。 1,2……鎖素子側壁、3……継手ピン、5…
…底板、7……継手鎖素子、8,9……鎖素子側
壁部分、10,18……穴、12……歯、13…
…歯みぞ、14……歯元面、16……ボルト穴、
17……貫通穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軌道鎖が鎖の両端を結合する継手鎖素子7を
    持ち、この継手鎖素子7が互いに平行に配置され
    た2つの鎖素子側壁1,2を含み、各鎖素子側壁
    1,2が接触面を介して互いに重なり合う2つの
    鎖素子側壁部分8,9から成り、これらの鎖素子
    側壁部分8,9に継手ピン3をはめるための穴1
    0,18がそれぞれ設けられ、鎖素子側壁部分
    8,9の互いに対応する接触面が、鎖の長さ方向
    において互いに隣接する2つの鎖素子の相対揺動
    面Pと同一面をなすかまたはこれに対して平行に
    延び、この接触面に沿つて互いにかみ合う歯切部
    が設けられ、これらの歯切部の歯12と歯みぞ1
    3とが、継手ピン軸線上に中心を持つ同心円上に
    延び、両方の鎖素子側壁1,2を連絡する底板5
    が、この底板5を貫通して鎖素子側壁のボルト穴
    16へはまる締付けボルト6によりこれらの鎖素
    子側壁1,2に取外し可能に締付け結合され、歯
    切部の歯12が、継手ピン3の軸線C,C′を通る
    引張力の作用線15に対して鋭角をなすようにア
    ンダカツトされた歯元面14を持ち、底板5にあ
    る締付けボルト用貫通穴17が遊隙をおいて締付
    けボルト6を包囲しているものにおいて、一方ま
    たは他方の鎖素子側壁部分8または9にある歯切
    部の歯みぞ13が、少なくとも底板5から遠い方
    の端部範囲において、歯みぞ13へはまる他方ま
    たは一方の鎖素子側壁部分9または8の歯12の
    厚さより、幅を狭くされていることを特徴とす
    る、無限軌道車用軌道鎖。 2 他方または一方の鎖素子側壁部分にある歯切
    部の歯みぞが、底板に近い方の端部範囲におい
    て、歯みぞへはまる一方または他方の鎖素子側壁
    部分の歯の厚さより、幅を狭くされていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の軌道
    鎖。 3 歯12が、一方の軸線3に対して凹で同心的
    な円弧をなすうね状隆起を持つていることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項または第2項に記
    載の軌道鎖。 4 うね状隆起が、長さ方向において継手鎖素子
    7に隣接する鎖素子の軸線A″上に曲率中心を持
    つていることを特徴とする、特許請求の範囲第3
    項に記載の軌道鎖。 5 歯12が稜を丸められた台形状の断面を持つ
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
    に記載の軌道鎖。 6 アンダカツトされた歯元面14が、継手ピン
    の軸線に対して約15゜の角をなしていることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の軌道
    鎖。 7 一方の鎖素子側壁部分8または9が他方の鎖
    素子側壁部分9または8の端面に当たる当たり面
    11を持ち、この当たり面11が軸線A,A′に
    対してほぼ平行であることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項に記載の軌道鎖。 8 各当たり面11が、締付けボルト6の一方を
    はめるボルト穴16に近い範囲に存在することを
    特徴とする、特許請求の範囲第7項に記載の軌道
    鎖。
JP4458783A 1982-03-19 1983-03-18 無限軌道車用軌道鎖 Granted JPS58174062A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US359710 1982-03-19
US06/359,710 US4455054A (en) 1980-04-03 1982-03-19 Master link for track chain

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58174062A JPS58174062A (ja) 1983-10-13
JPH0255266B2 true JPH0255266B2 (ja) 1990-11-26

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ID=23414959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4458783A Granted JPS58174062A (ja) 1982-03-19 1983-03-18 無限軌道車用軌道鎖

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JP (1) JPS58174062A (ja)
DE (1) DE8225641U1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543167U (ja) * 1991-11-11 1993-06-11 カシオ電子工業株式会社 転写分離装置

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DE3337627C1 (de) * 1983-10-15 1985-04-18 Walter 6542 Rheinböllen Ries Kettenschloß als Gelenkglied zum Verbinden zweier Enden einer Spurkette für Kettenfahrzeuge
DE3525748A1 (de) * 1985-07-19 1987-01-29 Viehmann & Co Intertrac Gelenkglied zum verbinden der zwei kettenenden einer spurkette fuer kettenfahrzeuge

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