JPH0255190A - 表面後処理を施した印刷校正用感熱転写記録物及びその表面後処理方法 - Google Patents
表面後処理を施した印刷校正用感熱転写記録物及びその表面後処理方法Info
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- JPH0255190A JPH0255190A JP63207534A JP20753488A JPH0255190A JP H0255190 A JPH0255190 A JP H0255190A JP 63207534 A JP63207534 A JP 63207534A JP 20753488 A JP20753488 A JP 20753488A JP H0255190 A JPH0255190 A JP H0255190A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M7/00—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
- B41M7/0027—After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
本発明は、表面後処理を施した感熱転写記録物及びその
表面後処理方法に関する。
表面後処理方法に関する。
感熱転写記録物となる被熱転写シート；よ、加熱により
熱転写シートの染料層から移行する染料が染着し易く、
充分な印字濃度が得られるようにするため、−Ｃに、シ
ート％村上に受容層を設けて構成されている。この受容
層は感熱転写における印字適性が良好となるようにその
表面が平滑性を有しており、そのため、このように表面
状態が常に−様な受容層を設けた被熱転写シートにより
得られる感熱転写記録物においては、得られる転写画像
のイメージ（質感）も常に一定したものであった。
熱転写シートの染料層から移行する染料が染着し易く、
充分な印字濃度が得られるようにするため、−Ｃに、シ
ート％村上に受容層を設けて構成されている。この受容
層は感熱転写における印字適性が良好となるようにその
表面が平滑性を有しており、そのため、このように表面
状態が常に−様な受容層を設けた被熱転写シートにより
得られる感熱転写記録物においては、得られる転写画像
のイメージ（質感）も常に一定したものであった。
しかしながら、このような感熱転写記録物を特に印刷校
正等の用途に使用する場合、実際の印刷に用いる印刷用
紙上被熱転写シート（受容７１）とではその表面の１５
が相違していることが多いため、当然のことながら感熱
転写記録物と印刷物における画像イメージに差異が生じ
、その結果、両者における色調等の比較検討が行いにく
いという問題があった。
正等の用途に使用する場合、実際の印刷に用いる印刷用
紙上被熱転写シート（受容７１）とではその表面の１５
が相違していることが多いため、当然のことながら感熱
転写記録物と印刷物における画像イメージに差異が生じ
、その結果、両者における色調等の比較検討が行いにく
いという問題があった。
上記の問題を解消するため、被熱転写シートのシート基
材等の材質を印刷用紙と同一のものか或いは近位したも
のに代えて感熱転写記録物を得る手段が考えられるが、
この場合、被熱転写シートの材質を本来のものから変更
することによって、感熱転写記録方式の特性を充分に活
かしきれず、またその都度被熱転写シートを適宜選択す
る作業は非常に煩雑となり、結局、適当な解決手段には
成り得なかった。
材等の材質を印刷用紙と同一のものか或いは近位したも
のに代えて感熱転写記録物を得る手段が考えられるが、
この場合、被熱転写シートの材質を本来のものから変更
することによって、感熱転写記録方式の特性を充分に活
かしきれず、またその都度被熱転写シートを適宜選択す
る作業は非常に煩雑となり、結局、適当な解決手段には
成り得なかった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、感熱転写記録
物の印字面（受容層面）の表面状態を調整することによ
り所望の画像イメージ（ｙａ感）を現出させることので
きる表面後処理を施した感熱転写記録物と、その表面後
処理方法を提供することを目的とするものである。
物の印字面（受容層面）の表面状態を調整することによ
り所望の画像イメージ（ｙａ感）を現出させることので
きる表面後処理を施した感熱転写記録物と、その表面後
処理方法を提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段）
本発明は、
（１）被熱転写シートにおける受容層に、熱転写シート
と組み合わせて感熱転写により転写画像を記録してなる
感熱転写記録物において、転写画像が記録された受容層
表面を表面状態調整用シート状部材を用いて粗面状態又
は平滑状態に調整してなることを特徴とする表面後処理
を施した感熱転写記録物。
と組み合わせて感熱転写により転写画像を記録してなる
感熱転写記録物において、転写画像が記録された受容層
表面を表面状態調整用シート状部材を用いて粗面状態又
は平滑状態に調整してなることを特徴とする表面後処理
を施した感熱転写記録物。
（２）被熱転写シートにおける受容層に、熱転写シート
と組み合わせて感熱転写により転写画像を記録した後、
転写画像が記録された受容層上に表面が粗面又は平滑面
である表面状態調整用シート状部材を少なくとも加圧し
て積層し、次いで、該シート状部材を剥離除去すること
により感熱転写記録物の表面後処理を行うことを特徴と
する表面後処理方法。
と組み合わせて感熱転写により転写画像を記録した後、
転写画像が記録された受容層上に表面が粗面又は平滑面
である表面状態調整用シート状部材を少なくとも加圧し
て積層し、次いで、該シート状部材を剥離除去すること
により感熱転写記録物の表面後処理を行うことを特徴と
する表面後処理方法。
（３）転写画像が記録された受容層上に表面が粗面又は
平滑面である表面状態調整用シート状部材を加熱、加圧
して積層する請求項２記載の表面後処理方法。
平滑面である表面状態調整用シート状部材を加熱、加圧
して積層する請求項２記載の表面後処理方法。
を要旨とする。
以下、本発明の実Ａｍ例を図面に基づき説明する。
第１図は本発明の表面後処理を施した感熱転写記録物の
一例を示すもので、図中１はシート基材、２は受容層、
３は転写画像、４は表面後処理面をそれぞれ示す。
一例を示すもので、図中１はシート基材、２は受容層、
３は転写画像、４は表面後処理面をそれぞれ示す。
本発明の感熱転写記録物は、シート基材１上に受容層２
を設けて構成してなる被熱転写シート５と染料層を存す
る熱転写シートを用いて行う公知の感熱転写記録方式に
より得られるもので、この感熱転写により熱転写シート
の染料層から移行する染料によって形成される転写画像
３が記録された受容層２の表面を、表面状態調整用シー
ト状部材にて粗面状態又は平滑状態に調整して表面後処
理を行ったものである。
を設けて構成してなる被熱転写シート５と染料層を存す
る熱転写シートを用いて行う公知の感熱転写記録方式に
より得られるもので、この感熱転写により熱転写シート
の染料層から移行する染料によって形成される転写画像
３が記録された受容層２の表面を、表面状態調整用シー
ト状部材にて粗面状態又は平滑状態に調整して表面後処
理を行ったものである。
本発明における表面後処理は、感熱転写記録物の印字面
、即ち受容層面の表面状態を種々調整して画像イメージ
（質感）を適宜調整する処理であり、例えば、一般の印
刷物や写真等における画像イメージに近位するよう印字
後の受容層の表面状態を調整することを主目的とする。
、即ち受容層面の表面状態を種々調整して画像イメージ
（質感）を適宜調整する処理であり、例えば、一般の印
刷物や写真等における画像イメージに近位するよう印字
後の受容層の表面状態を調整することを主目的とする。
この表面後処理による受容層２における表面後処理面４
は、処理を施す前の受容層２表面に比べて適当な粗面状
態か、或いは平滑状態の何れかの表面状態に変化させた
ものとなる。例えば、粗面状態とすることにより艶消し
調の画像面が発現され、逆に平滑状態とすることにより
光沢のある画像面が発現される。尚、第１図における表
面後処理面４は微細凹凸を有する粗面状態とした例を図
示したものである。
は、処理を施す前の受容層２表面に比べて適当な粗面状
態か、或いは平滑状態の何れかの表面状態に変化させた
ものとなる。例えば、粗面状態とすることにより艶消し
調の画像面が発現され、逆に平滑状態とすることにより
光沢のある画像面が発現される。尚、第１図における表
面後処理面４は微細凹凸を有する粗面状態とした例を図
示したものである。
次に、上記のような感熱転写記録物に行う表面後処理方
法について説明する。
法について説明する。
本発明の表面後処理方法は、従来公知の被熱転写シート
と熱転写シートとを組み合わせて感熱転写記録方式によ
り被熱転写シートの受容層に転写画像を形成した後に、
該受容層表面に対して表面処理を行うものである。
と熱転写シートとを組み合わせて感熱転写記録方式によ
り被熱転写シートの受容層に転写画像を形成した後に、
該受容層表面に対して表面処理を行うものである。
本発明方法では先ず、上記の如く転写記録がなされた表
面処理前の感熱転写記録物６の受容層２Ｆに表面状態調
整用シート状部材７を積層させる（第２図）。表面状態
調整用シート状部材７は、受容層２の表面を所望の表面
状態に調整するためのものであり、その表面は所定の粗
面又は平滑面からなる。第２図では表面が粗面である部
材７の例を示した。シート状部材７の材質としては、セ
ルｔ１−ス繊維紙、中質紙、上質紙、コート紙、キャス
トコート紙、コンデンサー紙、アート紙、合成樹脂又は
エマルジョン含浸紙等の紙類；ポリエチレンテレフタレ
ー１、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、セロファン、トリアセテート、ポリスチレン、ポリサ
ルフォン、ポリビニルアルコール、アラミド、ポリイミ
ド、ポリカーボネート、ポリメタクリレート等からなる
合成樹脂フィルム若しくは合成紙；シート内部にミクロ
ボイドを設けた発泡シート等が使用される。これらの材
質は通常、それ自体が有する表面状態を受容層表面に複
製させるように用いるが、必要に応じてそれ自体は基材
として用い更にその上に所定の表面状態を施した樹脂層
等を積層した構成で使用してもよい。シート状部材７に
は必要に応して離型剤等を含有又は塗布せしめて受容層
面からの２１１離を容易にする離型処理を施すことがで
きる。
面処理前の感熱転写記録物６の受容層２Ｆに表面状態調
整用シート状部材７を積層させる（第２図）。表面状態
調整用シート状部材７は、受容層２の表面を所望の表面
状態に調整するためのものであり、その表面は所定の粗
面又は平滑面からなる。第２図では表面が粗面である部
材７の例を示した。シート状部材７の材質としては、セ
ルｔ１−ス繊維紙、中質紙、上質紙、コート紙、キャス
トコート紙、コンデンサー紙、アート紙、合成樹脂又は
エマルジョン含浸紙等の紙類；ポリエチレンテレフタレ
ー１、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、セロファン、トリアセテート、ポリスチレン、ポリサ
ルフォン、ポリビニルアルコール、アラミド、ポリイミ
ド、ポリカーボネート、ポリメタクリレート等からなる
合成樹脂フィルム若しくは合成紙；シート内部にミクロ
ボイドを設けた発泡シート等が使用される。これらの材
質は通常、それ自体が有する表面状態を受容層表面に複
製させるように用いるが、必要に応じてそれ自体は基材
として用い更にその上に所定の表面状態を施した樹脂層
等を積層した構成で使用してもよい。シート状部材７に
は必要に応して離型剤等を含有又は塗布せしめて受容層
面からの２１１離を容易にする離型処理を施すことがで
きる。
尚、上記の剥離を容易にするため離型剤等を受容層面に
塗布してもよい。
塗布してもよい。
表面状態調整用シート状部材７を受容層２上に積層する
に当たっては、少なくとも加圧するが必要に応して加熱
も行う。上記加圧や加熱をしながら積層を行う手段とし
ては従来周知の方法を１采用することができ、例えば加
熱ロール間を通過させたり、加圧用ロール（例えば、ラ
ミネーター等）と加熱手段（例えば、サーマルヘンド等
）を別々に通過させる。また加圧、加熱手段は感熱転写
記録装置内に設置しても、装置とは別に設置してもよい
。上記加圧は適宜設定されるが、通常、１．０〜５．
Ｏｋｇ ／ ｃｒＡ程度が好ましく、また加熱は加圧量
との相関するが、通常、１１０〜ｌ ７０ ’Ｃで１秒
間の加熱が好ましい。
に当たっては、少なくとも加圧するが必要に応して加熱
も行う。上記加圧や加熱をしながら積層を行う手段とし
ては従来周知の方法を１采用することができ、例えば加
熱ロール間を通過させたり、加圧用ロール（例えば、ラ
ミネーター等）と加熱手段（例えば、サーマルヘンド等
）を別々に通過させる。また加圧、加熱手段は感熱転写
記録装置内に設置しても、装置とは別に設置してもよい
。上記加圧は適宜設定されるが、通常、１．０〜５．
Ｏｋｇ ／ ｃｒＡ程度が好ましく、また加熱は加圧量
との相関するが、通常、１１０〜ｌ ７０ ’Ｃで１秒
間の加熱が好ましい。
シート状部材７を受容層２上に圧接して積層した後、シ
ート状部材７を剥離除去する（第３図）。
ート状部材７を剥離除去する（第３図）。
本発明方法ではこの剥離により、受容層２の表面にシー
ト状部材７の表面状態がそのまま？ｊｊＶされて感熱転
写記録物６の表面後処理がなされ、この処理によって転
写画像の画像イメージが処理前と異なり、あたかもシー
ト状部材７に転写画像を形成した如くの画像イメージが
得られる。
ト状部材７の表面状態がそのまま？ｊｊＶされて感熱転
写記録物６の表面後処理がなされ、この処理によって転
写画像の画像イメージが処理前と異なり、あたかもシー
ト状部材７に転写画像を形成した如くの画像イメージが
得られる。
次に、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
る。
実施例１〜５
（熱転写シートの作成）
下記組成の各染料層用インキ組成物を、厚さ４゜５μｍ
のポリエチレンテレフタレートフィルム（東し製ニルミ
ラー５Ａ−Ｆ５３）上に乾燥時の塗布量が１．０ ｇ／
ｃ＋Ｊとなるように塗布し、８０°Ｃで５分間乾燥して
、熱転写シートを得た。
のポリエチレンテレフタレートフィルム（東し製ニルミ
ラー５Ａ−Ｆ５３）上に乾燥時の塗布量が１．０ ｇ／
ｃ＋Ｊとなるように塗布し、８０°Ｃで５分間乾燥して
、熱転写シートを得た。
イエロー インキ
ＰＴＹ−５２５，５０部
（三菱化成製：Ｃ，１，ディスバーズイエＩＺ！ −１
４１）ポリビニルブチラールしく脂 ４．８０部
（積水化学工業製、エスレノクＢＸ−１）メチルエチル
ケトン ５５．００部トルエン
３４．１０部月１型剤
１．０３部〃ｔ マゼン インキ ＭＳレッドＧ ２．６’Ｏ部
（三井東圧製・Ｃ，１，ディスバーズレッド６０）マク
ロレソクスレンドハイオ １．４０ 部レッドＲ（
バイエル製：ＣＡ、ディスバーズハイオレット２６） ポリビニルブチラール樹脂 ３．９２部（積水化
学工業製：エスレノクＢＸ−１）メチルエチルケトン
４３．３４部トルエン
４３．３４部離型剤 ０．
４０部汰 シアン インキ カヤセントブル−フ１４ ５．５０部（日本化
薬製：Ｃ，１，ソルヘントブル−６３）ポリビニルブチ
ラール樹脂 ３．９２部（積水化学工業製：エス
レックＢＸ−１）メチルエチルケトン ２２
．５４部トルエン ６８．１８部
離型剤 ０．９４部（被熱転
写シートの作成） 厚さ１５０μｍの合成紙（玉子油化製：ユポＦＰＧ１５
０）に、下記組成の受容層用インキ組成物を乾燥時の塗
布量が６．０ ｇ／ｃｉとなるようにワイヤーバーを用
いて塗布し、ｌ ２０ ’Ｃで１０分間乾燥して被熱転
写シートを得た。
４１）ポリビニルブチラールしく脂 ４．８０部
（積水化学工業製、エスレノクＢＸ−１）メチルエチル
ケトン ５５．００部トルエン
３４．１０部月１型剤
１．０３部〃ｔ マゼン インキ ＭＳレッドＧ ２．６’Ｏ部
（三井東圧製・Ｃ，１，ディスバーズレッド６０）マク
ロレソクスレンドハイオ １．４０ 部レッドＲ（
バイエル製：ＣＡ、ディスバーズハイオレット２６） ポリビニルブチラール樹脂 ３．９２部（積水化
学工業製：エスレノクＢＸ−１）メチルエチルケトン
４３．３４部トルエン
４３．３４部離型剤 ０．
４０部汰 シアン インキ カヤセントブル−フ１４ ５．５０部（日本化
薬製：Ｃ，１，ソルヘントブル−６３）ポリビニルブチ
ラール樹脂 ３．９２部（積水化学工業製：エス
レックＢＸ−１）メチルエチルケトン ２２
．５４部トルエン ６８．１８部
離型剤 ０．９４部（被熱転
写シートの作成） 厚さ１５０μｍの合成紙（玉子油化製：ユポＦＰＧ１５
０）に、下記組成の受容層用インキ組成物を乾燥時の塗
布量が６．０ ｇ／ｃｉとなるようにワイヤーバーを用
いて塗布し、ｌ ２０ ’Ｃで１０分間乾燥して被熱転
写シートを得た。
六 インキ
ポリエステル樹脂 １１．５部（東洋紡
製：バイロン２００） 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 ５．０部（ＵＣＣ
製：ＶＹ）（Ｈ） アミノ変性シリコーン １．２部（信越化
学工業製： Ｋ Ｆ −３９３）エポキシ変性シリコー
ン １．２部（信越化学工業製： Ｘ −２
２−３４３）メチルエチルケトン ５０
部トルエン ５０部（感熱転写
記録） 上記の熱転写シートと被熱転写シートを用いて市販のカ
ラービデオプリンター（日立製作所製：ＶＹ−１００）
にて転写画像の記録を行った。
製：バイロン２００） 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 ５．０部（ＵＣＣ
製：ＶＹ）（Ｈ） アミノ変性シリコーン １．２部（信越化
学工業製： Ｋ Ｆ −３９３）エポキシ変性シリコー
ン １．２部（信越化学工業製： Ｘ −２
２−３４３）メチルエチルケトン ５０
部トルエン ５０部（感熱転写
記録） 上記の熱転写シートと被熱転写シートを用いて市販のカ
ラービデオプリンター（日立製作所製：ＶＹ−１００）
にて転写画像の記録を行った。
（表面後処理）
上記で得られた感熱転写記録物に、下記の各表面状態調
整用シート状部材をそれぞれ重ね合わせ、１５０ ’Ｃ
の温度で１秒間加熱して圧力３ ｋｇ ／ ｃｉの条件
下のラミネーターを通した。
整用シート状部材をそれぞれ重ね合わせ、１５０ ’Ｃ
の温度で１秒間加熱して圧力３ ｋｇ ／ ｃｉの条件
下のラミネーターを通した。
実施例１・・・上質紙
実施例２・・・コート祇
実施例３・・・キャストコート祇
実施例４・・・発泡口ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム （ダイヤホイル製：Ｗ ９００Ｅ） 実施例５・・・ポリエチレンテレフタレートフィルム
（東し！！ニルミラー） 尚、実施例３のキャストコート祇の表面には受容層上の
熱融着を防止するために離型剤（フリーコート社製：フ
リコート７００）をスプレーにて塗布した。
ルム （ダイヤホイル製：Ｗ ９００Ｅ） 実施例５・・・ポリエチレンテレフタレートフィルム
（東し！！ニルミラー） 尚、実施例３のキャストコート祇の表面には受容層上の
熱融着を防止するために離型剤（フリーコート社製：フ
リコート７００）をスプレーにて塗布した。
次いで積層した各シート状部材を剥離除去し、表面後処
理を施した各感熱転写記録物を得た。
理を施した各感熱転写記録物を得た。
得られた記録物の受容層面は各表面状態調整用シート状
部材の表面状態に対応した表面形状となっており、画像
印字面のイメージは各シート状部材の質感によく似たも
のであった。また、表面処理前の各感熱転写記録物の印
字面と、処理後の各感熱転写記録物の印字面における表
面平滑度及び光沢度を、王研式透気度・平滑度試験機（
旭精工■！！！：ＫＹ５）とグロスメーター（東洋精機
製作所製：ＴｙｐｅＶＤ）にてそれぞれ測定し、結果壱
下記表に示す。
部材の表面状態に対応した表面形状となっており、画像
印字面のイメージは各シート状部材の質感によく似たも
のであった。また、表面処理前の各感熱転写記録物の印
字面と、処理後の各感熱転写記録物の印字面における表
面平滑度及び光沢度を、王研式透気度・平滑度試験機（
旭精工■！！！：ＫＹ５）とグロスメーター（東洋精機
製作所製：ＴｙｐｅＶＤ）にてそれぞれ測定し、結果壱
下記表に示す。
〔発明の効果］
以上説明したように、本発明の感熱転写記録物は表面処
理を施して転写画像を記録乙た受容層表面を表面状態調
整用シート状部材に相応させて所定の表面状態に調整し
てなるため、画像イメージ（質感）を処理前のものと較
べて変調して現出させることができる。従って、本発明
によれば特に印刷校正等の用途に用いた場合、シート状
部材として印刷用紙とその表面状態が同等のものを選択
して表面処理を行うことにより実際の印刷記録物にて得
られる画像イメージを、感熱転写記録物にて近似させて
発現させることが可能となるため、校正における色調等
の比較検討を容易に行うことができるという顕著な実用
的効果が得られる。
理を施して転写画像を記録乙た受容層表面を表面状態調
整用シート状部材に相応させて所定の表面状態に調整し
てなるため、画像イメージ（質感）を処理前のものと較
べて変調して現出させることができる。従って、本発明
によれば特に印刷校正等の用途に用いた場合、シート状
部材として印刷用紙とその表面状態が同等のものを選択
して表面処理を行うことにより実際の印刷記録物にて得
られる画像イメージを、感熱転写記録物にて近似させて
発現させることが可能となるため、校正における色調等
の比較検討を容易に行うことができるという顕著な実用
的効果が得られる。
また本発明の表面後処理方法は、所定の表面状態調整用
シート状部材を受容層上に積層して剥離することにより
、簡便に受容層を所望の表面状態に調整することができ
、被熱転写シートのシート基材等を変更することなく、
しかも作業上の煩わしさを伴わずに、同種の被熱転写シ
ートから所望の画像質感が発現される感熱転写記録物を
自由に得ることができる。
シート状部材を受容層上に積層して剥離することにより
、簡便に受容層を所望の表面状態に調整することができ
、被熱転写シートのシート基材等を変更することなく、
しかも作業上の煩わしさを伴わずに、同種の被熱転写シ
ートから所望の画像質感が発現される感熱転写記録物を
自由に得ることができる。
第１図は本発明の感熱転写記録物の一例を示す縦断面図
、第２図、第３図は本発明の表面後処理方法の各工程を
示す縦断面図である。 １・・シート基材 ２・・受容層 ３ ・転写画像 ５・・被熱転写シート７・・表面
状８調整用シ一ト状部材 ・表面状２１す調整用／−ト状部材
、第２図、第３図は本発明の表面後処理方法の各工程を
示す縦断面図である。 １・・シート基材 ２・・受容層 ３ ・転写画像 ５・・被熱転写シート７・・表面
状８調整用シ一ト状部材 ・表面状２１す調整用／−ト状部材
Claims (2)
- （１）被熱転写シートにおける受容層に、熱転写シート
と組み合わせて感熱転写により転写画像を記録してなる
感熱転写記録物において、転写画像が記録された受容層
表面を表面状態調整用シート状部材を用いて粗面状態又
は平滑状態に調整してなることを特徴とする表面後処理
を施した感熱転写記録物。 - （２）被熱転写シートにおける受容層に、熱転写シート
と組み合わせて感熱転写により転写画像を記録した後、
転写画像が記録された受容層上に表面が粗面又は平滑面
である表面状態調整用シート状部材を少なくとも加圧し
て積層し、次いで、該シート状部材を剥離除去すること
により感熱転写記録物の表面後処理を行うことを特徴と
する表面後処理方法。（３）転写画像が記録された受容
層上に表面が粗面又は平滑面である表面状態調整用シー
ト状部材を加熱、加圧して積層する請求項２記載の表面
後処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63207534A JP2925554B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 表面後処理を施した印刷校正用感熱転写記録物及びその表面後処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63207534A JP2925554B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 表面後処理を施した印刷校正用感熱転写記録物及びその表面後処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255190A true JPH0255190A (ja) | 1990-02-23 |
| JP2925554B2 JP2925554B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16541320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63207534A Expired - Lifetime JP2925554B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 表面後処理を施した印刷校正用感熱転写記録物及びその表面後処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2925554B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1314575A2 (en) | 1990-09-07 | 2003-05-28 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer image receiving sheet and thermal transfer sheet |
| JP2013001032A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Canon Inc | 表面処理装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0234846A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP63207534A patent/JP2925554B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0234846A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像形成方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1314575A2 (en) | 1990-09-07 | 2003-05-28 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Thermal transfer image receiving sheet and thermal transfer sheet |
| JP2013001032A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Canon Inc | 表面処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2925554B2 (ja) | 1999-07-28 |
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