JPH0255098A - 活性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法 - Google Patents
活性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法Info
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- JPH0255098A JPH0255098A JP20786988A JP20786988A JPH0255098A JP H0255098 A JPH0255098 A JP H0255098A JP 20786988 A JP20786988 A JP 20786988A JP 20786988 A JP20786988 A JP 20786988A JP H0255098 A JPH0255098 A JP H0255098A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ドライクリーニング業界の溶剤ガス回収装置
、或いは有機溶剤を使用し、金属脱脂等の為に脱脂槽を
用いた金属洗浄後の溶剤ガス回収装置等の運転方法に関
する。
、或いは有機溶剤を使用し、金属脱脂等の為に脱脂槽を
用いた金属洗浄後の溶剤ガス回収装置等の運転方法に関
する。
(従来の技術)
活性炭による吸着回収技術は様々な方式で公知であるが
、例えばドライクリーナと組合せるときの溶剤回収装置
を第3図及び第4図に基づき説明する。
、例えばドライクリーナと組合せるときの溶剤回収装置
を第3図及び第4図に基づき説明する。
パークロルエチレン、1.1.1− トリクロルエタン
、フレオンR113等の有機溶剤を使用するドライクリ
ーナは、一般に次の工程の如く運転される。(図示せず
) (11洗浄工程 ドライクリーナの回転ドラム内に衣料を入れ有機溶剤中
に洗剤を入れ洗浄をする。
、フレオンR113等の有機溶剤を使用するドライクリ
ーナは、一般に次の工程の如く運転される。(図示せず
) (11洗浄工程 ドライクリーナの回転ドラム内に衣料を入れ有機溶剤中
に洗剤を入れ洗浄をする。
(2)排液及び脱液工程
洗浄した衣料を高速回転させ遠心脱水する。
(3)乾燥工程
衣料に付いている溶剤に熱風を吹きつけ乾燥させる。こ
の際、衣料から蒸発した溶剤ガスは凝縮機で回収する。
の際、衣料から蒸発した溶剤ガスは凝縮機で回収する。
(4)脱臭工程
乾燥後でも若干衣料に残留する溶剤分に対し、外気を導
入して衣料と接触させ蒸発させる。即ち、脱臭(脱気)
を行う。
入して衣料と接触させ蒸発させる。即ち、脱臭(脱気)
を行う。
前記(4)項の脱臭工程において、蒸発溶剤は大気放出
されて溶剤ロスになるばかりか大気汚染に連なる為、こ
れを活性炭で吸着回収する。また、これらの他にドライ
クリーナを運転していると、ドライクリーナ内の温度変
化に伴い溶剤ガスが膨張する為、これを通気管を介して
ドライクリーナ外に排出する。
されて溶剤ロスになるばかりか大気汚染に連なる為、こ
れを活性炭で吸着回収する。また、これらの他にドライ
クリーナを運転していると、ドライクリーナ内の温度変
化に伴い溶剤ガスが膨張する為、これを通気管を介して
ドライクリーナ外に排出する。
脱臭及び内圧膨張による溶剤ガスの回収方法を第3図に
より説明する。
より説明する。
同図において1は活性炭を示し、2は活性炭を内蔵する
タンク(活性炭槽)、7.8はタンクの出口と人口に付
属するダンパである。3はコンデンサで、通常水を通し
て冷却する機能を持つ。4は水分分離器で、比重差で溶
剤と水とに分離する。これらの2.3.4で構成する部
分が回収装置の主構成部である。5はドライクリーナ本
体、6はドライクリーナ内のタンクを示している。
タンク(活性炭槽)、7.8はタンクの出口と人口に付
属するダンパである。3はコンデンサで、通常水を通し
て冷却する機能を持つ。4は水分分離器で、比重差で溶
剤と水とに分離する。これらの2.3.4で構成する部
分が回収装置の主構成部である。5はドライクリーナ本
体、6はドライクリーナ内のタンクを示している。
ドライクリーナ本体5の脱臭工程で排出した溶剤ガスは
、導管11を経て大口ダンパ8、活性炭1を経由し、出
口ダンパフから大気へ放出する。この時、活性炭を通過
した溶剤ガスの溶剤骨の殆どは活性炭に吸着され、活性
炭を出る時は50pps+以下になるのが普通である。
、導管11を経て大口ダンパ8、活性炭1を経由し、出
口ダンパフから大気へ放出する。この時、活性炭を通過
した溶剤ガスの溶剤骨の殆どは活性炭に吸着され、活性
炭を出る時は50pps+以下になるのが普通である。
活性炭の吸着能力は活性炭量に比例する。ある負荷に対
して吸着出来なくなる回数(脱臭数)は予測可能である
。活性炭が吸着出来なくなると、脱着工程(再生とも言
う。)となり、活性炭槽タンク1の出入ロダンバフ、8
を閉じて9の弁を開いて水蒸気を入れる。この熱によっ
て活性炭中の溶剤骨は蒸発し、導管12を経てコンデン
サ3に達する。コンデンサ3では、溶剤ガス及び水蒸気
は冷却され凝縮液化する。液化した溶剤と水°は水分分
離器4で溶剤と水に分けられる。例えば、パークロルエ
チレンは比重1.62、水は1であるから、パークロル
エチレンは底部寄りに溜まり、水は上部に浮く。溶剤は
回収管10を経てドライクリーナ本体のタンク6に戻る
。水は排水として系外に排出される。
して吸着出来なくなる回数(脱臭数)は予測可能である
。活性炭が吸着出来なくなると、脱着工程(再生とも言
う。)となり、活性炭槽タンク1の出入ロダンバフ、8
を閉じて9の弁を開いて水蒸気を入れる。この熱によっ
て活性炭中の溶剤骨は蒸発し、導管12を経てコンデン
サ3に達する。コンデンサ3では、溶剤ガス及び水蒸気
は冷却され凝縮液化する。液化した溶剤と水°は水分分
離器4で溶剤と水に分けられる。例えば、パークロルエ
チレンは比重1.62、水は1であるから、パークロル
エチレンは底部寄りに溜まり、水は上部に浮く。溶剤は
回収管10を経てドライクリーナ本体のタンク6に戻る
。水は排水として系外に排出される。
第4図は双胴式と呼ばれる活性炭タンク(活性炭槽)が
2つから構成されるもので、その働きは第3図に示した
ものと同じであるが、一方の活性炭槽が吸着可能な状態
となっている時、他方は脱着を行う。従って、常に一方
は開状態となっている。即ち、■の活性炭槽1aが吸着
状態の時は出入ロダンバフa、 8aは開となって、ド
ライクリーナの脱臭時に溶剤ガスは大口ダンパ8a−活
性炭1a−出口ダンパ7aと流れ排気する。
2つから構成されるもので、その働きは第3図に示した
ものと同じであるが、一方の活性炭槽が吸着可能な状態
となっている時、他方は脱着を行う。従って、常に一方
は開状態となっている。即ち、■の活性炭槽1aが吸着
状態の時は出入ロダンバフa、 8aは開となって、ド
ライクリーナの脱臭時に溶剤ガスは大口ダンパ8a−活
性炭1a−出口ダンパ7aと流れ排気する。
他方の活性炭槽■では出入ロダンバフb、 8bが閉じ
、水蒸気を弁9bから吹き込み脱着を行う。ドライクリ
ーナとこれらの活性炭の動作をチャート図で示したもの
が第5図である。
、水蒸気を弁9bから吹き込み脱着を行う。ドライクリ
ーナとこれらの活性炭の動作をチャート図で示したもの
が第5図である。
第3図に示すケースでは、活性炭はドライクリーナの一
工程の間に単一の活性炭槽で活性炭の吸着、脱着、活性
炭乾燥を行う。第4図に示すケースの場合は、1方の活
性炭はドライクリーナの全工程で吸着のみを行い、他方
の活性炭は脱着及び活性炭乾燥を行い次回の吸着に対応
させる準備を行うものである。即ち、第4図に示すケー
スにおいて、ドライクリーナの脱臭時、活性炭■側は吸
着状態で、■側は活性炭の乾燥状態になっている。
工程の間に単一の活性炭槽で活性炭の吸着、脱着、活性
炭乾燥を行う。第4図に示すケースの場合は、1方の活
性炭はドライクリーナの全工程で吸着のみを行い、他方
の活性炭は脱着及び活性炭乾燥を行い次回の吸着に対応
させる準備を行うものである。即ち、第4図に示すケー
スにおいて、ドライクリーナの脱臭時、活性炭■側は吸
着状態で、■側は活性炭の乾燥状態になっている。
(発明が解決しようとする課題)
活性炭槽中の活性炭量の決定は活性炭の吸着能力と溶剤
負荷との見合いによって決められる。
負荷との見合いによって決められる。
例えば、活性炭の吸着能力はパークロルエチレンの場合
、活性炭重量の20%程度は可である。
、活性炭重量の20%程度は可である。
一方、活性炭の吸着能力は、活性炭槽内の通過線速度が
活性炭重量と風速によって活性炭の動かない範囲(フロ
ーティングが起こらない範囲)、例えば0.4m/秒程
度として決められる。即ち、風量が一定であれば活性炭
槽の断面積は線速度で決定される。更に活性炭と溶剤ガ
スとの見掛は接触時間は、約1秒程度が標準値である。
活性炭重量と風速によって活性炭の動かない範囲(フロ
ーティングが起こらない範囲)、例えば0.4m/秒程
度として決められる。即ち、風量が一定であれば活性炭
槽の断面積は線速度で決定される。更に活性炭と溶剤ガ
スとの見掛は接触時間は、約1秒程度が標準値である。
この様に風量によって断面積と高さが決定され、活性炭
量が決まる。
量が決まる。
ドライクリーナからの溶剤ガス排出はドライクリーナの
能力により異なるが、一般に衣料重量当り3.2%であ
る。従って、10kg/バッチのドライクリーナが脱臭
時に排出する溶剤ガス量は10X0.032 =0.3
2kg程度となる。一方、ドライクリーナの脱臭時の風
量は0 、5 / / kg衣料/分程度が普通である
。従って、10kg/バッチのドライクリーナの場合、
5rrr/分の風量で脱臭することになる。
能力により異なるが、一般に衣料重量当り3.2%であ
る。従って、10kg/バッチのドライクリーナが脱臭
時に排出する溶剤ガス量は10X0.032 =0.3
2kg程度となる。一方、ドライクリーナの脱臭時の風
量は0 、5 / / kg衣料/分程度が普通である
。従って、10kg/バッチのドライクリーナの場合、
5rrr/分の風量で脱臭することになる。
溶剤負荷に対して活性炭量を決めるとすると、10kg
/バッチのドライクリーナの場合、0.32kgの排出
であり、吸着能力は活性炭重量の20%であるから活性
炭量は1.6kgで良いことになる。
/バッチのドライクリーナの場合、0.32kgの排出
であり、吸着能力は活性炭重量の20%であるから活性
炭量は1.6kgで良いことになる。
しかし、風量による制限から活性炭量を決めるとすると
、Q=Avにより(Q=風量、A=断面で、接触時間を
1秒とすると層高0.4mとなり、容積は0.208x
0.4= 0.083n?となる。活性炭の見掛比重は
約0.4kg#!であるから、0.083mx1000
1/mx 0.4kg/j! =33.2kgの活性炭
が必要となる。以上からドライクリーナの活性炭吸着方
式の活性炭量を決めるのは活性炭の通過風速であり、こ
の様に決めた装置では吸着負荷に余裕がありすぎる。最
大風量及び負荷が必要なのはドライクリーナの脱臭時で
あり、脱臭時の活性炭通路は単一の活性炭槽であるのが
従来の回収装置である。従って、第4図の双胴式の1方
の活性炭量は第3図の活性炭量と同じになる。
、Q=Avにより(Q=風量、A=断面で、接触時間を
1秒とすると層高0.4mとなり、容積は0.208x
0.4= 0.083n?となる。活性炭の見掛比重は
約0.4kg#!であるから、0.083mx1000
1/mx 0.4kg/j! =33.2kgの活性炭
が必要となる。以上からドライクリーナの活性炭吸着方
式の活性炭量を決めるのは活性炭の通過風速であり、こ
の様に決めた装置では吸着負荷に余裕がありすぎる。最
大風量及び負荷が必要なのはドライクリーナの脱臭時で
あり、脱臭時の活性炭通路は単一の活性炭槽であるのが
従来の回収装置である。従って、第4図の双胴式の1方
の活性炭量は第3図の活性炭量と同じになる。
即ち、第4図に示す装置で第3図に示す装置に対して2
倍の活性炭が必要となる。
倍の活性炭が必要となる。
第3図に示す方式は活性炭槽が一つである為、脱着中に
は活性炭出入口のダンパが閉じる。この為ドライクリー
ナと大気とが閉状態となり、ドライクリーナの温度変化
に伴う体積膨張分が活性炭を通過出来ない為、ドライク
リーナの排水口などから装置外に排出し、室内環境を悪
くしたり、或いはドライクリーナの内圧が高くなること
で装置に異常を起こしたりする。一方、第4図に示す方
式では脱着中、一方の活性炭は常に大気に開放されてい
る為、体積膨張分は吸収出来る。なお、この体積膨張分
はガス濃度及び風量としては脱臭時のA程度である。
は活性炭出入口のダンパが閉じる。この為ドライクリー
ナと大気とが閉状態となり、ドライクリーナの温度変化
に伴う体積膨張分が活性炭を通過出来ない為、ドライク
リーナの排水口などから装置外に排出し、室内環境を悪
くしたり、或いはドライクリーナの内圧が高くなること
で装置に異常を起こしたりする。一方、第4図に示す方
式では脱着中、一方の活性炭は常に大気に開放されてい
る為、体積膨張分は吸収出来る。なお、この体積膨張分
はガス濃度及び風量としては脱臭時のA程度である。
以上示した如く単胴式の活性炭量は双胴式のAで済むが
、内圧膨張分を吸収出来ないという欠点がある。一方の
双胴式は単胴式に比し活性炭量が2倍必要となる。
、内圧膨張分を吸収出来ないという欠点がある。一方の
双胴式は単胴式に比し活性炭量が2倍必要となる。
本発明はこれらの欠点を同時に解決することを目的とし
てなされたものであり、使用活性炭量を単胴式と同量と
し、しかも常時一方の活性炭槽が開状態にある双胴式の
利点を生かす溶剤ガスの回収装置運転方法を提供するこ
とにある。
てなされたものであり、使用活性炭量を単胴式と同量と
し、しかも常時一方の活性炭槽が開状態にある双胴式の
利点を生かす溶剤ガスの回収装置運転方法を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段及び作用)このため本発明
は、活性炭を2槽に分割し、l槽の活性炭が吸着状態に
あるとき、他槽の活性炭の脱着並びに活性炭乾燥を行う
溶剤ガスの回収装置において、溶剤ガスの脱気工程では
両槽の活性炭を共に吸着状態におくことを特徴とする活
性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法を採用し、これ
を上記課題の解決手段とするものである。
は、活性炭を2槽に分割し、l槽の活性炭が吸着状態に
あるとき、他槽の活性炭の脱着並びに活性炭乾燥を行う
溶剤ガスの回収装置において、溶剤ガスの脱気工程では
両槽の活性炭を共に吸着状態におくことを特徴とする活
性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法を採用し、これ
を上記課題の解決手段とするものである。
これをドライクリーナにおける溶剤ガスの回収装置に採
用する場合につき説明する。
用する場合につき説明する。
(11活性炭槽を双胴式として構成し、ドライクリ−づ
−の排気風量を最大とする脱臭工程においては、2つの
活性炭槽で同時に吸着させる。
−の排気風量を最大とする脱臭工程においては、2つの
活性炭槽で同時に吸着させる。
(2) ドライクリーナの脱臭工程以外の工程におい
ては、一方の活性炭槽は同じく吸着工程とし、他方の活
性炭槽は活性炭の脱着及び活性炭乾燥工程として運転す
る。
ては、一方の活性炭槽は同じく吸着工程とし、他方の活
性炭槽は活性炭の脱着及び活性炭乾燥工程として運転す
る。
(3)従って、最大風量に対しては2つの活性炭槽で対
応させる為、双胴式であっても単胴式と同量の活性炭量
で済み、従来の活性炭量の2のコンパクトな装置となる
。
応させる為、双胴式であっても単胴式と同量の活性炭量
で済み、従来の活性炭量の2のコンパクトな装置となる
。
(実施例)
以下、本発明をドライクリーナに適用した場合の代表的
な実施例を図に基づいて説明する。
な実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明方法を実施するためのドライクリーナに
組込まれる溶剤回収装置の概略構成を示し、同図におけ
る構成部品は第4図に示した従来の双胴式溶剤回収装置
と基本的に同じである。従って、第4図に示す装置であ
っても本発明を実施することは可能である。第1図と第
4図の違いは、前者が活性炭槽の2槽を一体化した例で
あり、後者が活性炭槽を2槽に分割している例である点
で異なるのみで、性能的には何れの構成でも良い。ただ
、本発明の場合には、ドライクリーナの脱臭工程では2
個の活性炭槽2a、2bに通じる出入ロダンパフa、
7b、 8a、 8bの全てを開くように制御している
。従って、ドライクリーナの脱臭工程になると溶剤ガス
は、導管11aを経て活性炭槽に流れるが、2個の活性
炭槽2a。
組込まれる溶剤回収装置の概略構成を示し、同図におけ
る構成部品は第4図に示した従来の双胴式溶剤回収装置
と基本的に同じである。従って、第4図に示す装置であ
っても本発明を実施することは可能である。第1図と第
4図の違いは、前者が活性炭槽の2槽を一体化した例で
あり、後者が活性炭槽を2槽に分割している例である点
で異なるのみで、性能的には何れの構成でも良い。ただ
、本発明の場合には、ドライクリーナの脱臭工程では2
個の活性炭槽2a、2bに通じる出入ロダンパフa、
7b、 8a、 8bの全てを開くように制御している
。従って、ドライクリーナの脱臭工程になると溶剤ガス
は、導管11aを経て活性炭槽に流れるが、2個の活性
炭槽2a。
2bの出入ロダンパフa、7b、8a、8bは全て開い
ているので、双方の活性炭1a+ lbを通過し、はぼ
同量の溶剤が双方の活性炭に吸着され、低濃度になった
溶剤ガ不は排気管13を経由して屋外に排出される。
ているので、双方の活性炭1a+ lbを通過し、はぼ
同量の溶剤が双方の活性炭に吸着され、低濃度になった
溶剤ガ不は排気管13を経由して屋外に排出される。
ドライクリーナの全工程が終了し、次回の洗浄工程に入
ると、一方の活性炭槽2aは脱着工程に入る。従って、
同活性炭槽2aの出入ロダンパフa、 8aは閉となり
、弁9a、から水蒸気を投入し、熱により活性炭1aに
吸着された溶剤は蒸発して逆止弁15a(自動弁でも可
)を経由し、導管12aを経てコンデンサに送られる。
ると、一方の活性炭槽2aは脱着工程に入る。従って、
同活性炭槽2aの出入ロダンパフa、 8aは閉となり
、弁9a、から水蒸気を投入し、熱により活性炭1aに
吸着された溶剤は蒸発して逆止弁15a(自動弁でも可
)を経由し、導管12aを経てコンデンサに送られる。
15bも逆止弁(自動弁でも可)であり、活性炭槽2a
側の脱着蒸気が他方の活性炭槽2b側に流れ込まない様
にしている。このとき、他方の活性炭槽2bは、出入ロ
ダンパフb、 8bが開いた状態のままにある為、ドラ
イクリーナ側の温度変化により内部ガスの体積膨張によ
る内圧の上昇があっても、導管11aを経由して人口ダ
ンパ8b=活性炭1b=出ロダンパフbを通って排気管
13から屋外に排気される。従って、大気開放状態が常
にどちらか一方に存在する為、装置への異常が防げる。
側の脱着蒸気が他方の活性炭槽2b側に流れ込まない様
にしている。このとき、他方の活性炭槽2bは、出入ロ
ダンパフb、 8bが開いた状態のままにある為、ドラ
イクリーナ側の温度変化により内部ガスの体積膨張によ
る内圧の上昇があっても、導管11aを経由して人口ダ
ンパ8b=活性炭1b=出ロダンパフbを通って排気管
13から屋外に排気される。従って、大気開放状態が常
にどちらか一方に存在する為、装置への異常が防げる。
以上の操作を第2図にフローチャートで示している。
なお、再活性炭槽2aと2bの切り替えを、本実施例で
はドライクリーナの一工程毎に行う場合について説明し
ているが、活性炭量と負荷(ドライクリーナ側の能力)
によって、その切替える時期を変更することは可能であ
り、ランニングコスト上も有効である。また、本実施例
の説明において活性炭の乾燥工程については説明を省略
したが、同工程は活性炭の脱着後に外気により活性炭中
の水分を排出乾燥させ、活性炭の吸着能力を復元する動
作である。更に本説明では、具体的な構造・方法は共に
公知の技術を採用すれば足りるものであるので、それら
についての説明は省略した。また、第1図に示す装置で
は仕切りを隔てて存在する活性炭同志が、方の活性炭の
脱着時に熱伝導により他方の近接活性炭に熱影響を与え
ることが予想されるが、活性炭の間接加熱脱着では脱着
が困難であることは良(知られており、実用的に問題は
ない。
はドライクリーナの一工程毎に行う場合について説明し
ているが、活性炭量と負荷(ドライクリーナ側の能力)
によって、その切替える時期を変更することは可能であ
り、ランニングコスト上も有効である。また、本実施例
の説明において活性炭の乾燥工程については説明を省略
したが、同工程は活性炭の脱着後に外気により活性炭中
の水分を排出乾燥させ、活性炭の吸着能力を復元する動
作である。更に本説明では、具体的な構造・方法は共に
公知の技術を採用すれば足りるものであるので、それら
についての説明は省略した。また、第1図に示す装置で
は仕切りを隔てて存在する活性炭同志が、方の活性炭の
脱着時に熱伝導により他方の近接活性炭に熱影響を与え
ることが予想されるが、活性炭の間接加熱脱着では脱着
が困難であることは良(知られており、実用的に問題は
ない。
(発明の効果)
以上、詳細に説明した如く本発明によると次に挙げる優
れた効果を奏する。
れた効果を奏する。
(1) 活性炭量が従来の双胴式装置に比しlの量で
構成出来る為、イニシャルコストを低減させ得る。
構成出来る為、イニシャルコストを低減させ得る。
(2)装置をコンパクトにまとめられる。
(3) 常に一方の活性炭槽が開状態にある為、複数
のドライクリーナの胆奥負荷に対しても対応出来る。
のドライクリーナの胆奥負荷に対しても対応出来る。
第1図は本発明を実施するための溶剤ガス回収装置例を
示す概略構成図、第2図は本発明をドライクリーナに適
用したときの工程図、第3図は従来の単胴式溶剤ガス回
収装置の概略構成図、第4図は従来の双胴式溶剤ガス回
収装置の概略構成図、第5図は従来のドライクリーナ及
び単胴式と双胴式の溶剤ガス回収装置の各工程しである
。 図の主要部分の説明 la、lb・・・活性炭 2a、2b−−・活性炭槽 7a、7b−出口ダンパ 8a、8b−・・入口ダンパ 9a、9b・−・脱着用蒸気人口弁 15a、 15b・・−逆止弁 手続補正書 特願昭63−207869号 2、発明の名称 活性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号名 称
(620) 三菱重工業株式会社6、hi正の対象 補正の内容 1、特許請求の範囲を次のように補正する。 「 活性炭を2槽に分割し、1槽の活性炭が吸着状態に
あるとき、他槽の活性炭の脱着並びに活性炭乾燥を行う
溶剤ガスの回収装置において、溶剤ガス せる
°゛ て る凰立ムく肚旦両槽の活性炭を共に吸着
状態におくことを特徴とする活性炭による溶剤ガスの回
の記載を「、溶剤ガスを発生させる機器から送られて(
る溶剤ガスに対し」と補正する。 3、第3図を別紙のとおり補正する。 以上
示す概略構成図、第2図は本発明をドライクリーナに適
用したときの工程図、第3図は従来の単胴式溶剤ガス回
収装置の概略構成図、第4図は従来の双胴式溶剤ガス回
収装置の概略構成図、第5図は従来のドライクリーナ及
び単胴式と双胴式の溶剤ガス回収装置の各工程しである
。 図の主要部分の説明 la、lb・・・活性炭 2a、2b−−・活性炭槽 7a、7b−出口ダンパ 8a、8b−・・入口ダンパ 9a、9b・−・脱着用蒸気人口弁 15a、 15b・・−逆止弁 手続補正書 特願昭63−207869号 2、発明の名称 活性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号名 称
(620) 三菱重工業株式会社6、hi正の対象 補正の内容 1、特許請求の範囲を次のように補正する。 「 活性炭を2槽に分割し、1槽の活性炭が吸着状態に
あるとき、他槽の活性炭の脱着並びに活性炭乾燥を行う
溶剤ガスの回収装置において、溶剤ガス せる
°゛ て る凰立ムく肚旦両槽の活性炭を共に吸着
状態におくことを特徴とする活性炭による溶剤ガスの回
の記載を「、溶剤ガスを発生させる機器から送られて(
る溶剤ガスに対し」と補正する。 3、第3図を別紙のとおり補正する。 以上
Claims (1)
- 活性炭を2槽に分割し、1槽の活性炭が吸着状態にある
とき、他槽の活性炭の脱着並びに活性炭乾燥を行う溶剤
ガスの回収装置において、溶剤ガスの脱気工程では両槽
の活性炭を共に吸着状態におくことを特徴とする活性炭
による溶剤ガスの回収装置運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20786988A JPH0796075B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 活性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20786988A JPH0796075B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 活性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0255098A true JPH0255098A (ja) | 1990-02-23 |
JPH0796075B2 JPH0796075B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=16546898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20786988A Expired - Lifetime JPH0796075B2 (ja) | 1988-08-22 | 1988-08-22 | 活性炭による溶剤ガスの回収装置運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0796075B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08141282A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-06-04 | Tokyo Sensen Kikai Seisakusho:Kk | ドライクリーニング機における溶剤回収機構 |
-
1988
- 1988-08-22 JP JP20786988A patent/JPH0796075B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08141282A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-06-04 | Tokyo Sensen Kikai Seisakusho:Kk | ドライクリーニング機における溶剤回収機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0796075B2 (ja) | 1995-10-18 |
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