JPH0254967A - Soi型mosfet - Google Patents
Soi型mosfetInfo
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- JPH0254967A JPH0254967A JP20619588A JP20619588A JPH0254967A JP H0254967 A JPH0254967 A JP H0254967A JP 20619588 A JP20619588 A JP 20619588A JP 20619588 A JP20619588 A JP 20619588A JP H0254967 A JPH0254967 A JP H0254967A
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Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
以下の順序に従って本発明を説明する。
A、産業上の利用分野
B0発明の概要
従来技術[第2図]
発明か解決しようとする問題点
問題点を解決するための手段
作用
実施例「第1図」
発明の効果
(A、産業上の利用分野)
本発明はSOI型MOSFET、特にサブスレッショル
ド特性を高くすることのできるSOI型MOSFETに
関する。
ド特性を高くすることのできるSOI型MOSFETに
関する。
(B、発明の概要)
本発明は、SOI型MOS F ETにおいて、サブス
レッショルド特性を高くするため、表面部にソース及び
ソース領域が形成されたt導体層の少なくともドレイン
領域の底側にあたる部分に半導体層と同じ導電型でこれ
よりも不純物濃度の高い半導体領域を設けたことを特徴
とするものである。
レッショルド特性を高くするため、表面部にソース及び
ソース領域が形成されたt導体層の少なくともドレイン
領域の底側にあたる部分に半導体層と同じ導電型でこれ
よりも不純物濃度の高い半導体領域を設けたことを特徴
とするものである。
(C,従来技術)[第2図]
S OI (Silicon on In5ulato
r)型の半導体集積回路装置は高速性を高くすることが
できると共に対放射線強度を強めることができる等の利
点を有しており、強い注目を浴びている。第2図はSO
I型のMOSFETの典型例を示す断面図である。
r)型の半導体集積回路装置は高速性を高くすることが
できると共に対放射線強度を強めることができる等の利
点を有しており、強い注目を浴びている。第2図はSO
I型のMOSFETの典型例を示す断面図である。
図面において、1はシリコン半導体基板、2は該半導体
基板1の表面部の絶縁膜、3は該絶縁膜2上に形成され
たP−型の半導体層で、例えば1000人程度0非常に
薄い膜厚を存している。
基板1の表面部の絶縁膜、3は該絶縁膜2上に形成され
たP−型の半導体層で、例えば1000人程度0非常に
薄い膜厚を存している。
4は半導体層3表面上に形成されたゲート絶縁膜、5は
ゲート電極、6は半導体層3表面部に選択的に形成され
たn+型のドレイン領域、7は同しくn+型のソース領
域であある。このようなSOI型MO5FETはチャン
ネルが生じる半導体層3が電気的にフローティングする
という点で普通のMOSFETと大きく異なっている。
ゲート電極、6は半導体層3表面部に選択的に形成され
たn+型のドレイン領域、7は同しくn+型のソース領
域であある。このようなSOI型MO5FETはチャン
ネルが生じる半導体層3が電気的にフローティングする
という点で普通のMOSFETと大きく異なっている。
(D、発明か解決しようとする問題点)ところで、SO
I型MOSFETに限らずMOSFET1.:はVg(
ゲート電圧)−rd(ドレイン電流)特性曲線の立ち上
りの良し悪しを示すゲートス、(’/グ(Gate
Swing)Sか高いことが要求される場合が多い。そ
して、soi型MO5FETにはドレイン電圧Vdsの
印加と共にゲートスイングSが改善されるという特徴が
あるが、その特徴をより有効に生かしてよりゲートスイ
ングSを高くし、より良好なサブスレッシシルト特性を
得ようとする試みは従来はなかったようである。この点
についてより詳細に説明すると次のとおりである。
I型MOSFETに限らずMOSFET1.:はVg(
ゲート電圧)−rd(ドレイン電流)特性曲線の立ち上
りの良し悪しを示すゲートス、(’/グ(Gate
Swing)Sか高いことが要求される場合が多い。そ
して、soi型MO5FETにはドレイン電圧Vdsの
印加と共にゲートスイングSが改善されるという特徴が
あるが、その特徴をより有効に生かしてよりゲートスイ
ングSを高くし、より良好なサブスレッシシルト特性を
得ようとする試みは従来はなかったようである。この点
についてより詳細に説明すると次のとおりである。
SOI9MO3FETにおいてドレイン′成圧Vdsの
印加と共にケートス、イングSが改みされるということ
が報告されているが、これは以下のように説明されてい
る。
印加と共にケートス、イングSが改みされるということ
が報告されているが、これは以下のように説明されてい
る。
普通のMOS F ETは半導体層4には外部から電位
を与え得す、半導体層3はフローティング状態にある。
を与え得す、半導体層3はフローティング状態にある。
そして、第2図において2点鎖線で示した空乏層内部に
おいての特に破線で示したチャンネルとドレイン領域6
との間の部分でインパクトイオナイゼーションimpa
ct 1onizationにより′4r・正孔対が発
生ずる。そして、そのうち正孔はドレイン電圧Vdsに
よってP−型半導体層3側に押し出され、半導体層3は
その正孔によって正に帯電する。Igiはそのimpa
cシ1onizationによる電流である。
おいての特に破線で示したチャンネルとドレイン領域6
との間の部分でインパクトイオナイゼーションimpa
ct 1onizationにより′4r・正孔対が発
生ずる。そして、そのうち正孔はドレイン電圧Vdsに
よってP−型半導体層3側に押し出され、半導体層3は
その正孔によって正に帯電する。Igiはそのimpa
cシ1onizationによる電流である。
ここで、半導体層3の電位をVbsとすると、ゲートス
イングSは下記の式で表される。
イングSは下記の式で表される。
尚、Coは酸化膜容置、Cdは空乏層容量、VgSはゲ
ート電圧(ソースとゲート間に印加される電圧)である
。
ート電圧(ソースとゲート間に印加される電圧)である
。
ソt、c、d V ds/ d V gsハ、普通(7
)MOSFETにおいては0であるが、活性層の厚みが
0.3μmあるいはそれ以下というように非常に薄くし
かもそれが電気的にフローティングするSoI型MOS
FETにおいてはサブスレッショルド付近(ゲート電圧
Vgsかしきい値電圧に近い値になるとき)では大きな
値を持つ。そのため、ゲートスイングSが小さくなる、
即ちゲート電圧・ドレイン電流の特性曲線の立ち上りが
良くなるということが確認されている。
)MOSFETにおいては0であるが、活性層の厚みが
0.3μmあるいはそれ以下というように非常に薄くし
かもそれが電気的にフローティングするSoI型MOS
FETにおいてはサブスレッショルド付近(ゲート電圧
Vgsかしきい値電圧に近い値になるとき)では大きな
値を持つ。そのため、ゲートスイングSが小さくなる、
即ちゲート電圧・ドレイン電流の特性曲線の立ち上りが
良くなるということが確認されている。
ここで、dVds/dVgsは]記の式で表すことがで
きる。
きる。
dVbs m/n
va尚、mはソース領域7と半導体層3とによるp”n
+ダイオードの順方向特性を示す定数、Igtはドレイ
ン領域6と半導体層3とによるP・n4′ダイオードを
逆方向に流れる電流である。
va尚、mはソース領域7と半導体層3とによるp”n
+ダイオードの順方向特性を示す定数、Igtはドレイ
ン領域6と半導体層3とによるP・n4′ダイオードを
逆方向に流れる電流である。
従って、この式からI gL/ T giを小さくすれ
ばdVbs/dVgsを大きくし、延いてはゲートスイ
ングSをより小さくすることかできる筈である。
ばdVbs/dVgsを大きくし、延いてはゲートスイ
ングSをより小さくすることかできる筈である。
しかるに、従来においてはI gL/′I giをより
小さくするための試みが為さ第1たことはなかったよう
である。
小さくするための試みが為さ第1たことはなかったよう
である。
本願発明者はI gt/ I giを小さくすればdV
bs/dVgsを大きくし、延いてはゲートスイングS
をより小さくすることができることに着目し、r gL
/ I giをドレイン領域の下部構造を変えることに
より小さくすることを案出して本発明を為すに至ったも
のである。
bs/dVgsを大きくし、延いてはゲートスイングS
をより小さくすることができることに着目し、r gL
/ I giをドレイン領域の下部構造を変えることに
より小さくすることを案出して本発明を為すに至ったも
のである。
即ち、本発明はSOI型MO5FETのサブスレッショ
ルド特性をより良くすることを目的とする。
ルド特性をより良くすることを目的とする。
(E、問題点を解決するための手段)
本発明SOI型MO5FETは上記問題点を解決するた
め、表面部にソース及びソース@域が形成された半導体
層のドレイン領域の底側にあたる部分にf導体層と同じ
導電型でこれよりも不純物濃度の高い半導体領域を設け
たことを特徴とする。
め、表面部にソース及びソース@域が形成された半導体
層のドレイン領域の底側にあたる部分にf導体層と同じ
導電型でこれよりも不純物濃度の高い半導体領域を設け
たことを特徴とする。
(F、作用)
本発明SOI型MOS F ETによれば、半導体領域
を設けることにより゛ト導体層の不純物濃度はソース領
域の底側の部分において高くなるので、空乏層の延びが
悪くなり空乏層幅が狭くなる。。
を設けることにより゛ト導体層の不純物濃度はソース領
域の底側の部分において高くなるので、空乏層の延びが
悪くなり空乏層幅が狭くなる。。
従って、ドレイン領域から半導体層へ流れる逆方向電流
Igth<減少する。
Igth<減少する。
また、半導体領域を設けることによりチャンネル・ドレ
イン領域間における空乏層の縦方向の厚さが小さくなり
、延いてはその部分における電界強度が強くなる。する
と、チャンネル・ドレイン領域間から半導体層へ流れる
電流1giが大きくなる。
イン領域間における空乏層の縦方向の厚さが小さくなり
、延いてはその部分における電界強度が強くなる。する
と、チャンネル・ドレイン領域間から半導体層へ流れる
電流1giが大きくなる。
このように、半導体領域を設けることにより11(tを
小さくしIgiを大きくしてI gt/ I giを小
さくすることができる。従って、ゲートスイングSを小
さくし、サブスレッショルド特性を改善することができ
る。
小さくしIgiを大きくしてI gt/ I giを小
さくすることができる。従って、ゲートスイングSを小
さくし、サブスレッショルド特性を改善することができ
る。
(G、実施例)「第1図」
以下、本発明SOI型MOSFETを図示実施例に従っ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図は本発明soi型MO3FETの一つの実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
本実施例のSOt型MOS F ETは、第1図に示し
た従来のSOI型MOS F ETとはドレイン領域6
、ソース領域7の下に20型半導体領域8.9を有して
いる点で異なっているが、それ以外の点では共通してお
り、共通しCいる部分については既に説明済である。従
って、その共通部分については重ねて説明はしない。
た従来のSOI型MOS F ETとはドレイン領域6
、ソース領域7の下に20型半導体領域8.9を有して
いる点で異なっているが、それ以外の点では共通してお
り、共通しCいる部分については既に説明済である。従
って、その共通部分については重ねて説明はしない。
半導体領域8.9の形成は、ドレイン領域6及びドレイ
ン領域7の形成のための砒素Asのイオン打込みの萌に
、セルフアライメントによるB F 2+の選択的イオ
ン打込みをドレイン領域6.7よりも稍深いところにホ
ウ素Bが達するようにしておくことにより行う。半導体
領域8.9の不純物濃度はドレイン領域6及びドレイン
領域7の例えば1/10程度である。このようにBF2
+のイオン打込みをドレイン領域6.ソース領域7を形
成するためのイオン打込みの111に行フておくと、ホ
ウ素BのシリコンSi中における拡散係数が砒素Asの
それに比較して大きいので、ドレイン領域6、ソース領
域7の底側にp−型の半導体層3よりも不純物濃度の高
いP+型の半導体領域8.9が形成されるのである。
ン領域7の形成のための砒素Asのイオン打込みの萌に
、セルフアライメントによるB F 2+の選択的イオ
ン打込みをドレイン領域6.7よりも稍深いところにホ
ウ素Bが達するようにしておくことにより行う。半導体
領域8.9の不純物濃度はドレイン領域6及びドレイン
領域7の例えば1/10程度である。このようにBF2
+のイオン打込みをドレイン領域6.ソース領域7を形
成するためのイオン打込みの111に行フておくと、ホ
ウ素BのシリコンSi中における拡散係数が砒素Asの
それに比較して大きいので、ドレイン領域6、ソース領
域7の底側にp−型の半導体層3よりも不純物濃度の高
いP+型の半導体領域8.9が形成されるのである。
この第1図に示すようなSOT型MOSFETによれば
、P+型半導体領域8が存在するのでドレイン領域6下
側の空乏層く2点鎖線で示す)の幅が狭くなり、その分
道方向電流1gLが小さくなると共に、空乏層のチャン
ネル(破線で示す。)・ドレイン領域6間の部分におけ
る縦方向の厚みが小さくなるのでインパクトイオナイゼ
ーションによる電流1giが大きくなる。従って、I
gt/Igiか小さくなり、d V bs、/ d V
gsカ増加し、延いてはゲートスイングSが減少する
、即ちサブスレッショルド特性曲線の立ち上りが良くな
るのである。
、P+型半導体領域8が存在するのでドレイン領域6下
側の空乏層く2点鎖線で示す)の幅が狭くなり、その分
道方向電流1gLが小さくなると共に、空乏層のチャン
ネル(破線で示す。)・ドレイン領域6間の部分におけ
る縦方向の厚みが小さくなるのでインパクトイオナイゼ
ーションによる電流1giが大きくなる。従って、I
gt/Igiか小さくなり、d V bs、/ d V
gsカ増加し、延いてはゲートスイングSが減少する
、即ちサブスレッショルド特性曲線の立ち上りが良くな
るのである。
ここで、空乏層のチャンネル・ドレイン領域6間の部分
における縦方向における厚みが小さくなるとインパクト
イオナイゼーションによる電流[giが大きくなる理由
について説明を補足すると次のとおりである。インパク
トイオナイゼーション impact 1onizat
ionは、チャンネルを走行する充分なエネルギーを持
った電子が価電子帯の電・子を伝導帯へ励起して電子(
エレクトロン)・正孔(ホール)の対を生成する現象で
あり、この現象によって生じた正孔が空乏層内部の電界
によってt導体層側へ押しやられて電流Igiとなるの
である。ところで、電子・正孔対がインパクトイオナイ
ゼーションによって生じても電子と正孔との間にはクー
ロン力が(動き、互いにくっついて消滅しようとする。
における縦方向における厚みが小さくなるとインパクト
イオナイゼーションによる電流[giが大きくなる理由
について説明を補足すると次のとおりである。インパク
トイオナイゼーション impact 1onizat
ionは、チャンネルを走行する充分なエネルギーを持
った電子が価電子帯の電・子を伝導帯へ励起して電子(
エレクトロン)・正孔(ホール)の対を生成する現象で
あり、この現象によって生じた正孔が空乏層内部の電界
によってt導体層側へ押しやられて電流Igiとなるの
である。ところで、電子・正孔対がインパクトイオナイ
ゼーションによって生じても電子と正孔との間にはクー
ロン力が(動き、互いにくっついて消滅しようとする。
即ち、電子・正孔対はきわめて不安定であり、これによ
って直ちに電流Igiが流れることになるというわけで
はない。電流Igiが流れるためには不安定な電子・正
孔対を引き離す電界が必要であり、電流■giを大きく
するためには電界強度が強いことが必要である。そして
、同じ電圧で電界強度が強くなるためには当然のことな
がらチャンネル・ドレイン領域間空乏幅が狭くなること
が必要である。ここで、チャネル・ドレイン領域間空乏
層幅Ljは次式で表される。
って直ちに電流Igiが流れることになるというわけで
はない。電流Igiが流れるためには不安定な電子・正
孔対を引き離す電界が必要であり、電流■giを大きく
するためには電界強度が強いことが必要である。そして
、同じ電圧で電界強度が強くなるためには当然のことな
がらチャンネル・ドレイン領域間空乏幅が狭くなること
が必要である。ここで、チャネル・ドレイン領域間空乏
層幅Ljは次式で表される。
要するに、Ljは不純物濃度Naの1/3乗に反比例す
る。従って、半導体層3よりも不純物濃度の大きな半導
体領域8をドレイン電圧域6の底側に設けることにより
不純物濃度を大きくして空乏層幅を小さくすることがで
き、延いては電界強度を強くすることができる。そして
、電界強度を強くすることができるので上述したように
インパクトイオナイセーションにより生じた電子・正孔
対をクーロン力に抗して引き離し電流■giを生ぜしめ
ることができるのである。以上で補足説明を終える。
る。従って、半導体層3よりも不純物濃度の大きな半導
体領域8をドレイン電圧域6の底側に設けることにより
不純物濃度を大きくして空乏層幅を小さくすることがで
き、延いては電界強度を強くすることができる。そして
、電界強度を強くすることができるので上述したように
インパクトイオナイセーションにより生じた電子・正孔
対をクーロン力に抗して引き離し電流■giを生ぜしめ
ることができるのである。以上で補足説明を終える。
このように、ドレイン領域6の底側にp“型半導体領域
8を設けることによりIgtは小さく、Igiは大きく
でき、延いては、ゲートスイングSを小さくすることが
できるのであるが、本実施例においてはソース領域7の
底側にもP″″型の半導体領域9があり、この半導体領
域9によってもゲートスイングSを小さくすることがで
きるのである。以)にこの理由を説明する。
8を設けることによりIgtは小さく、Igiは大きく
でき、延いては、ゲートスイングSを小さくすることが
できるのであるが、本実施例においてはソース領域7の
底側にもP″″型の半導体領域9があり、この半導体領
域9によってもゲートスイングSを小さくすることがで
きるのである。以)にこの理由を説明する。
ソース領域7と半導体層3との間のpn接合を流れる順
方向電流Irは次式で表される。
方向電流Irは次式で表される。
! r = Iro exp(qVbs/LIIk’r
)ところで、mはソース領域7と半導体層3との間の接
合ダイオードの順バイアス特性曲線の立ち上りを特徴づ
ける係数であり、1〜2の値をとるが、dVbs/dV
gsはこの係数mの関数である。
)ところで、mはソース領域7と半導体層3との間の接
合ダイオードの順バイアス特性曲線の立ち上りを特徴づ
ける係数であり、1〜2の値をとるが、dVbs/dV
gsはこの係数mの関数である。
そして、dVbs/dVgsの値を大きくするためには
mを大きく、即ちmを2にできるだけ近い値にする方が
良い。これはソース領域7と半導体層3との間のpn接
合の順方向電流に占める再結合電流成分の比率を高める
ことに外ならない。
mを大きく、即ちmを2にできるだけ近い値にする方が
良い。これはソース領域7と半導体層3との間のpn接
合の順方向電流に占める再結合電流成分の比率を高める
ことに外ならない。
ところで、再結合電流1 recと拡散Idiffどの
比1diff/Irecは半導体層3側の不純物濃度N
aに反比例する。従って、p0型型半体領域9を設ける
ことにより半導体層3側の不純物濃度Naを高くして上
記係数mの値を2に近づけることができ、それによって
dVbs/dVgsを大きくすることができるのである
。そして、このdVbs/dVgsを大きくすることは
ゲートスイングSを小さくすることにつながる。
比1diff/Irecは半導体層3側の不純物濃度N
aに反比例する。従って、p0型型半体領域9を設ける
ことにより半導体層3側の不純物濃度Naを高くして上
記係数mの値を2に近づけることができ、それによって
dVbs/dVgsを大きくすることができるのである
。そして、このdVbs/dVgsを大きくすることは
ゲートスイングSを小さくすることにつながる。
このように、ソース領域7の底側に設けたp+型゛杵導
体領域9によってもゲートスイングSを小さくしてサブ
スレッンヨルド特性の改善を図ることができるのである
。
体領域9によってもゲートスイングSを小さくしてサブ
スレッンヨルド特性の改善を図ることができるのである
。
(H,発明の効果)
以上に述べたように、本発明SOI型
MOS F ETは、ドレイン領域の底側に該ドレイン
領域、ソース領域が形成された半導体層と同じ導電型で
それよりも高い不純物濃度の半導体領域を設けたことを
特徴とするものである。
領域、ソース領域が形成された半導体層と同じ導電型で
それよりも高い不純物濃度の半導体領域を設けたことを
特徴とするものである。
従って、本発明SOt型MO3FETによれば、半導体
領域を設けることによりドレイン領域から半導体層へ延
びる空乏層の幅が狭くなるのでドレイン領域と半導体層
との間の接合を流れる逆方向電流が減少すると共に、空
乏層のチャンネル・ドレイン領域間にあける縦方向の厚
さが薄くなってドレイン電圧による電界強度が小さくな
るので インパクトイオナイゼーシフンによる電流が大
きくなる。従って、ゲートスイングSが小さくなる、即
ち、サブスレッシクル1:特性特性が改Nざわるのであ
る。
領域を設けることによりドレイン領域から半導体層へ延
びる空乏層の幅が狭くなるのでドレイン領域と半導体層
との間の接合を流れる逆方向電流が減少すると共に、空
乏層のチャンネル・ドレイン領域間にあける縦方向の厚
さが薄くなってドレイン電圧による電界強度が小さくな
るので インパクトイオナイゼーシフンによる電流が大
きくなる。従って、ゲートスイングSが小さくなる、即
ち、サブスレッシクル1:特性特性が改Nざわるのであ
る。
第1図は本発明SOI型MO5FETの一つの実施例を
示す断面図、第2図はSOr型MO5FETの従来例の
一つを示す断面図である。 符号の説明 3・・・半導体層、6・・・ドレイン領域、8・・・′
#導体領域。 従来例の断面図 第2図
示す断面図、第2図はSOr型MO5FETの従来例の
一つを示す断面図である。 符号の説明 3・・・半導体層、6・・・ドレイン領域、8・・・′
#導体領域。 従来例の断面図 第2図
Claims (1)
- (1)絶縁層上の第1導電型半導体層の表面部に互いに
離間する第2導電型のソース及びドレイン領域が形成さ
れ、該ソース及びドレイン領域間上にゲート絶縁膜を介
してゲート電極を形成したSOI型MOSFETにおい
て、 少くとも上記ドレイン領域の底側に上記半導体層よりも
不純物濃度の高い第1導電型半導体領域を設けてなる ことを特徴とするSOI型MOSFET
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20619588A JPH0254967A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | Soi型mosfet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20619588A JPH0254967A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | Soi型mosfet |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0254967A true JPH0254967A (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=16519370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20619588A Pending JPH0254967A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | Soi型mosfet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0254967A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6486513B1 (en) * | 1999-07-23 | 2002-11-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device |
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1988
- 1988-08-19 JP JP20619588A patent/JPH0254967A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6486513B1 (en) * | 1999-07-23 | 2002-11-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device |
US7358569B2 (en) * | 1999-07-23 | 2008-04-15 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device with semiconductor layer having various thickness |
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