JPH0254655B2 - - Google Patents

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JPH0254655B2
JPH0254655B2 JP59003081A JP308184A JPH0254655B2 JP H0254655 B2 JPH0254655 B2 JP H0254655B2 JP 59003081 A JP59003081 A JP 59003081A JP 308184 A JP308184 A JP 308184A JP H0254655 B2 JPH0254655 B2 JP H0254655B2
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JP
Japan
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electron beam
correction
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Hiroshi Yasuda
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Fujitsu Ltd
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    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/304Controlling tubes by information coming from the objects or from the beam, e.g. correction signals
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    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement, ion-optical arrangement
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    • H01J2237/31764Dividing into sub-patterns

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 発明の技術分野 本発明は電子ビーム装置の調整方法に係り、特
に電子ビーム露光装置等における非点収差及び像
面湾曲を厳密且つ効率的に補正し得る調整方法に
関する。
(b) 従来技術と問題点 半導体基板或いはマスク基板等の被処理基板表
面に、電子ビーム露光法により半導体素子のパタ
ーンなどの所定のパターンを繰り返し描画するに
は、被処理基板表面の描画領域を複数個のメイ
ン・フイールド及びそのなかを更に複数個のサ
ブ・フイールドに分割し、このサブ・フイールド
を順次露光して行く。
即ち第1図aに示す如く試料台1上に置かれた
被処理基板2表面の描画領域3内を複数個のメイ
ン・フイールド4に分割する。このメイン・フイ
ールド4は通常描画しようとする半導体素子(以
下チツプと略記する)1個の大きさとする。次い
で同図bに示すように上記メイン・フイールド4
内を複数個のサブ・フイールド5に分割する。そ
してこのサブ・フイールド5それぞれに順次パタ
ーン6を描画して行く。
この描画工程において、描画すべきメイン・フ
イールド4の選択は同図cに示す試料台1を移動
させることにより行い、このメイン・フイールド
4内におけるサブ・フイールド5の選択はメイ
ン・デフレクタ7により電子ビーム8を偏向さ
せ、またサブ・フイールド5内における露光位置
の選択はサブ・デフレクタ9により電子ビーム8
を偏向させて行う。
このように描画領域3全域にわたる移動は試料
台1により、メイン・フイールド4全域にわたる
移動即ちチツプ内の移動はメイン・デフレクタ7
により、またサブ・フイールド5内の微小移動は
サブ・デフレクタ9により行う。
昨今の半導体装置がLSI、超LSIとますます高
集積化、大規模化してくるにつれて、パターンは
ますます微細化と且つチツプの寸法も例えば10
〔mm□〕と非常に大きなものとなり、また被処理
基板2もますます大型化して来た。このような趨
勢下にあつて高速描画を行うには、メイン・デフ
レクタ7による電子ビーム8の偏向幅が大きくな
らざるを得ず、これに伴つて各種の収差や歪が増
大する。微細パターンを正確に描画するには上記
これら収差や歪の補正をより高精度且つ高速で行
わねばならない。
上記収差及び歪には周知の如く、像面湾曲、
非点収差、コマ収差、偏向色収差、歪等
が存在する。これらのうちコマ収差、偏向色
収差の2つは描画中における補正が不可能である
ため、電子ビーム装置の設計段階においてこの両
者を皆無、または極小にしておくことが必要であ
る。一方像面湾曲、非点収差、及び歪の三
者については、描画領域3内における位置に対応
してこれらの大きさを測定し、予めその補正量を
求めておき、この補正量を用いてリアルタイムに
描画補正を行うことが原理的には可能である。
ところが従来は上記補正量を人手により求める
以外適切な手段がなく、煩雑な手数と長時間を必
要とした。LSI、超LSIのような微細パターンが
高集積化された半導体素子パターンを効率的且つ
高精度で描画するには、上記収差等を高精度でし
かも能率良く補正し得る電子ビーム装置の調整方
法の出現が強く要望されていた。
(c) 発明の目的 本発明はかかる問題点を解消するためになされ
たものであつて、上記各種収差のうち像面湾曲及
び非点収差を高精度且つ容易に補正し得る電子ビ
ーム装置の調整方法を提供することを目的とす
る。
(d) 発明の構成 本発明の特徴は、試料基板表面の所定の区域内
に電子ビームを走査させる際の、前記所定の区域
内試料基板表面における非点収差を補正するため
の、第1および第2の非点収差補正レンズのそれ
ぞれに加える第1および第2の電流値の決定方法
であつて、 第1および第2の非点収差補正レンズに加える
第1および第2の電流値のうち、第2の電流値を
固定した状態で第1の電流値を複数の異なつた値
に選び、該複数の電流値の各値においてテストパ
ターンをX方向およびY方向に走査し、X方向、
Y方向に沿つた該電子ビームの鮮鋭さを示す値
Px、Pyを求めた後、Px、Pyの和または積を算出
して評価値とし、得られた複数の評価値を二次曲
線に最小二乗近似し、該二次曲線の最大値または
最小値に対応する第1の電流値を当該電子ビーム
装置の補正された第1の電流として用いる工程
と、 第1の電流値を固定した状態で第2の電流値を
複数の異なつた値に選び、該複数の電流値の各値
においてテストパターンをX方向およびY方向に
走査し、X方向、Y方向に沿つた該電子ビームの
鮮鋭さを示す値Px、Pyを求めた後、Px、Pyの和
または積を算出して評価値とし、得られた複数の
評価値を二次曲線に最小二乗近似し、該二次曲線
の最大値または最小値に対する第2の電流値を当
該電子ビーム装置の補正された第2の電流値とし
て用いる工程とを有することにある。
(e) 発明の実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら説
明する。
第2図は上記一実施例に使用した電子ビーム露
光装置の構成を模式的に示す図、第3図は上記電
子ビーム露光装置のシステム構成を示すブロツク
図である。
第2図において、1は試料台、2は被処理基
板、7はメイン・デフレクタ、8は電子ビーム、
9はサブ・デフレクタ、10はカソード、11は
グリツド、12はアノード、13は正方形状アパ
ーチヤー、14は第1のレンズ、15はスリツ
ト・デフレクタ、16は第2のレンズ、17は第
2の正方形アパーチヤー、18はブランカ、19
及び20は縮小レンズ、21は円形状アパーチヤ
ー、22は投影レンズ、23は非点収差補正レン
ズ、24は焦点補正レンズである。
また第3図において、23x及び23yは互いに
45度の角度で交差する非点収差補正レンズ、24
は焦点補正レンズ、31は中央処理装置
(CPU)、32及び33はそれぞれ描画データ、
補正データを格納した外部記憶装置、34はパタ
ーンデータを格納するためのバツフアメモリ、3
5はパターンデータを一時的に格納するレジス
タ、36は制御データを一時的に格納するメモ
リ、37は補正データを一時的に格納するレジス
タ、38は加算器(ADD)、39はデイジタル−
アナログ変換器(DAC)、40は増幅器である。
本実施例では描画を行うに先立つて予め基準の
描画データを格能した外部記憶装置32から、パ
ターンデータをバツフアメモリ34に、また制御
データをメモリ36に転送しておく。そして
CPU31の指示に基づいて上記バツフアメモリ
34から次に露光する位置の座標データ及びその
位置座標に対応する焦点制御指示データをレジス
タ35に送出し、メモリ36はこのレジスタ35
の内容を続み出し、上記座標データ及び焦点制御
指示データに対応する非点収差補正レンズ23x
23yの電流を示すデータ及び焦点補正レンズ2
4の基準の電流値を加算器38に送り出す。一方
レジスタ37にはCPU31の指示に基づいて上
記位置座標データに対応する非点収差補正レンズ
23x,23y及び焦点補正レンズ24の電流補正
量データが外部記憶装置33から転送され、これ
らは更に加算器38に出力される。そして上記基
準データに加算され、DAC39により交番信号
に変換され、増幅器40を介してそれぞれ所要の
電流が焦点収差補正レンズ23x,23y,及び焦
点補正レンズ24に加えられる。
次に上記非点収差補正レンズ23x,23y及び
焦点補正レンズ24の補正データを求める方法、
第4図〜第7図を用いて説明する。
第4図は上記補正値を求める際の電子ビーム露
光装置の要部を示すブロツク図であつて、23x
及び23yは非点収差補正レンズ、24は焦点補
正用レンズ、31はCPU、50は試料基板で表
面にテストパターン(後述)が形成された半導体
基板、51はDAC、52は増幅器、53は反射
電子検知器、54は増幅器、55はアナログ−デ
イジタル変換器(ADC)である。
試料基板50表面には第5図aに見られる如く
テストパターン57が設けられている。テストパ
ターン57としては例えばタンタル(Ta)或い
は金(Au)からなる薄層を所定のパターンに形
成したものを用いる。このテストパターン57を
電子ビーム8により走査したときの反射電子を、
第4図に示す反射電子検出器53によつて検出す
る。テストパターン57表面の反射率は試料基板
50表面の反射率より高いので検知された反射電
子信号は第5図bに見られるようにテストパター
ン57のエツジ部で立ち上がる。この反射電子信
号を微分回路55により微分し、第5図cに示す
ような微分波形が得られる。
上記微分波形は非点収差の補正及び焦点補正が
適切であれば鋭く、不適切であれば鈍つた波形と
なる。そこでこの波形のシヤープネスを、上記補
正が適切であるか否かを評価するための尺度とし
て用いる。
即ち第6図a或いはbに見られるようなLの字
状或いは正方形状のテストパターン57を、第3
図に示される電流値Ix、Iy、IFのうちまずIy、IF
固定したまま、Ixをかえて矢印で示すようにX方
向及びY方向に掃引し、X方向及びY方向に対す
るシヤープネスpx、pyを求めることが出来る。次
にIyのみを変え、更にIFのみを変えて同様の操作
を行い、それぞれについて上記px、pyを求める。
このようにして前記第5図cの微分波形が最もシ
ヤープになるIx、Iy、IFを選ぶことにより、その
位置における望ましい補正値を決定することが出
来る。
しかし実際には上述のように評価値が2個あつ
ては条件の決定が非常に困難となる。そこで本実
施例では上記px、pyを別々に用いるのに変えて、
両者の積P=px×pyを評価値として用い、Pのピ
ーク値を与えるIx、Iy、IFを求めるようにした。
このようにすることにより当該テストパターン5
7の位置におけるIx、Iy、IF従つて補正値を一義
的に決定することが可能となる。この一例として
第7図にIxに対する評価値Pの変化の模様を示
す。
同図に示すように、非点収差補正レンズ23x
23y、及び焦点補正レンズ24のそれぞれに対
し、当該テストパターン57の位置座標X、Yに
おける基準電流値Ixp、Iyp、IFpを加え、この条件
下での評価値POを求める。次いでIxのみをIxの両
側にIx-2、Ix+1、Ix+2と変えて、評価値P-2、P-1
P+1、P+2を求める〔第7図の黒丸〕。一般に実測
値は同図に破線で示すようにノイズ等に起因する
振動を含み、上記の得られた実測値はこの振動波
形のどこにあるのか不明である。従つてこの実測
値をそのまま用いることは適切でない。
そこで本実施例では上述のようにして求めた実
測値を二次曲線に最小二乗近似し、そのピーク値
の対応するIxの値〔図のI′xp〕と前記基準値Ixp
の差Δixを、当該座標におけるIxの補正値とする。
同様の操作を試料基板50表面の所定座標位置
に多数配置された各テストパターン57に対し、
Ix、Iy、IFのそれぞれについて繰り返すことによ
り、各座標における補正値Δix、Δiy、ΔiFを決定
する。これら補正値は求めるための操作、即ち各
座標における基準電流値及び基準電流値からの偏
差量の指示、及び検知された反射電子信号を用い
て最適補正値の算出に至る一連の操作は、第4図
に示すようにCPU31からの指令に基づいて自
動的に実行される。
上記補正値は各サブフイールド5毎に求めるこ
とが望ましいが、実際にはもつと荒いピツチで実
測し、その間を補間法を用いて内挿することによ
り求めても、充分実用に供することが出来る。
このようにして求めた補正値は、座標に対して
第3図に示す外部記憶装置33に格納される。
以上説明した如く本実施例では、非点収差補正
レンズ及び焦点補正レンズに加える電流値の補正
量を、被露光試料全面にわたつて高速且つ容易に
求めることが出来る。そして求めた補正値を位置
座標とともに外部記憶装置に格納しておき、露光
時には露光位置の座標に対応する補正値を読み出
し、この値によつて上記非点収差補正レンズ及び
焦点補正レンズに加える電流を補正して電子ビー
ム露光を行う。
このようにして本実施例では非点収差及び焦点
のリアルタイム補正が可能となり、微細パターン
が高集積化されたLSI等のパターンを高精度且つ
高速で描画することが出来る。
なお上記一実施例においては、評価値Pの最大
値を求めるよう説明したが、これはシヤープネス
を示す値px、Pyの取りかたによつて異なるもので
ある。例えば第5図cの微分波形の幅δx、δyをも
つてシヤープネスを表するようにした場合には、
評価値Pはこの両者の積となるので、この場合に
はPの最小値を求めることとなる。
また第6図の説明において、テストパターン5
7を走査する際の電子ビームの断面形状を微小ス
ポツトとした例を示したが、検知感度及び検知精
度を高めるためには電子ビームの断面形状を、走
査方向の幅は狭く、且つ走査方向に直行する方向
に長い長方形状とすることが実用上望しい。
このように電子ビームの断面形状を所望の形に
成形するには、該所望形状のアパーチヤーを用い
ることによつて容易に実施し得る。
更に上記一実施例では評価値Pが最大となる電
流値と基準電流値を決定する際には今一つの点に
ついて考慮を必要とする。即ち露光時において非
点収差補正レンズ及び焦点補正レンズに実際に加
えられる電流値が、上記補正値を用いて補正され
た電流値の上下僅かにずれた場合、どちらにずれ
ても評価値が最良値と著しく異ならないよう補正
値を決定することを要する。
例えば最小近似された二次曲線が第8図に示す
ようにピーク値の片側で急激に低下しているよう
な場合には、ピーク位置より変化の緩やかな方向
にやや移動した点を望ましい値として補正値を決
定する。
なお上記一実施例では補正値を求めるのに反射
電子を検出して行なつた例を説明したが、反射電
子より二次電子または流入電子の方が検出しやす
い場合には、二次電子あるいは流入電子を検出す
るようにしても良い。
(f) 発明の効果 以上説明した如く本発明によれば、電子ビーム
露光法により大面積のメインフイールド内を高精
度でしかも高速で描画することが可能となる。従
つて微小パターンが高集積化された大規模集積回
路素子の製造が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b、及びcはそれぞれ従来の電子ビ
ーム露光装置の調整法の問題点を説明するための
上面図及び要部システム構成図、第2図〜第8図
は本発明の一実施例を示す図で、第2図は上記一
実施例に用いた電子ビーム露光装置のシステム構
成の要部を模式的に示す図、第3図は上記電子ビ
ーム露光装置の制御部の構成を示す要部ブロツク
図、第4図は上記電子ビーム露光装置における補
正検出部の構成を示す要部ブロツク図、第5図〜
第8図は補正値決定方法を説明するための図で、
第5図aは要部側面断面図、同図b,cは曲線
図、第6図はテストパターンの走査方法を示す上
面図、第7図及び第8図は補正値の算出方法を説
明するための曲線図である。 図において、1は試料台、2は被処理基板、3
は描画領域、4はメイン・フイールド、5はサ
ブ・フイールド、6は露光パターン、7はメイ
ン・デフレクタ、8は電子ビーム、9はサブデフ
レクタ、23x,23yは非点収差補正レンズ、2
4は焦点補正レンズ、31は中央処理装置
(CPU))、32,33はそれぞれ描画データ及び
補正データを格納する外部記憶装置、34はバツ
フアメモリ、35はパターンデータを一時的に格
納するレジスタ、36は制御データを一時的に格
納するメモリ、37は補正データを一時的に格納
するレジスタ、38は加算器、39はデイジタル
−アナログ変換器(DAC)、50は試料基板、5
1はDAC、52は増幅器、53は反射電子検出
器、54は増幅器、55は微分回路、56はアナ
ログ−デイジタル変換器(ADC)、57はテスト
パターンを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 試料基板表面の所定の区域内に電子ビームを
    走査させる際の、前記所定の区域内試料基板表面
    における非点収差を補正するための、第1および
    第2の非点収差補正レンズのそれぞれに加える第
    1および第2の電流値の決定方法であつて、 第1および第2の非点収差補正レンズに加える
    第1および第2の電流値のうち、第2の電流値を
    固定した状態で第1の電流値を複数の異なつた値
    に選び、該複数の電流値の各値においてテストパ
    ターンをX方向およびY方向に走査し、X方向、
    Y方向に沿つた該電子ビームの鮮鋭さを示す値
    Px、Pyを求めた後、Px、Pyの和または積を算出
    して評価値とし、得られた複数の評価値を二次曲
    線に最小二乗近似し、該二次曲線の最大値または
    最小値に対応する第1の電流値を当該電子ビーム
    装置の補正された第1の電流として用いる工程
    と、 第1の電流値を固定した状態で第2の電流値を
    複数の異なつた値に選び、該複数の電流値の各値
    においてテストパターンをX方向およびY方向に
    走査し、X方向、Y方向に沿つた該電子ビームの
    鮮鋭さを示す値Px、Pyを求めた後、Px、Pyの和
    または積を算出して評価値とし、得られた複数の
    評価値を二次曲線に最小二乗近似し、該二次曲線
    の最大値または最小値に対応する第2の電流値を
    当該電子ビーム装置の補正された第2の電流値と
    して用いる工程とを有することを特徴とする電子
    ビーム装置の調整方法。
JP59003081A 1984-01-10 1984-01-10 電子ビ−ム装置の調整方法 Granted JPS60147117A (ja)

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