JP2986995B2 - 二次電子像変形補正装置 - Google Patents

二次電子像変形補正装置

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JP2986995B2 JP4017465A JP1746592A JP2986995B2 JP 2986995 B2 JP2986995 B2 JP 2986995B2 JP 4017465 A JP4017465 A JP 4017465A JP 1746592 A JP1746592 A JP 1746592A JP 2986995 B2 JP2986995 B2 JP 2986995B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビーム装置で電子
ビームを試料上に走査して得られた二次電子像の変形を
補正する二次電子像変形補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビームテスタで半導体チップ上の配
線の電圧を測定する場合、チップ表面上を電子ビームで
走査して二次電子像を取得し、これをディスプレイ装置
に表示させ、二次電子像を目視して測定点を指定した後
に、その点に電子ビームを照射して電圧測定を行ってい
る。しかし、半導体集積回路の大規模化、高集積化に伴
い、二次電子像の視野が相対的に極めて狭くなり、二次
電子像上で測定点を指定するのは容易でない。
【0003】そこで、配線パターンのCADデータに基
づいて指定した測定点を、CADデータ上のパターンと
二次電子像とのパターンマッチングにより二次電子像上
の測定点に自動変換する方法が提案されている。
【0004】電子ビーム装置のX偏向器とY偏向器の偏
向方向直交誤差、X偏向器とY偏向器の感度特性差及び
試料ステージのX軸に対する試料のX軸の平行誤差によ
り、二次電子像が変形するので、このパターンマッチン
グの前処理としで二次電子像の変形を補正する必要があ
る。従来ではこの補正を、二次電子像を目視しながら、
電子ビーム走査位置をX偏向器及びY偏向器への供給電
流に変換するマトリックスのパラメータを少しずつ変化
させて行なっていた。
【0005】この補正は、CADデータ上のX−Y軸に
対応した二次電子像上のX−Y軸のX軸回転及びY軸回
転に相当する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような目
視による方法では、X軸及びY軸の回転補正誤差を0.
5度以下にすることは困難である。局所電界効果の影響
を低減して精度よく電圧を測定するには、電子ビーム照
射点を中心とする等電位の円の半径をできるだけ大きく
する必要があり、そのためには配線パターンの幅方向中
点に電子ビームを照射する必要がある。配線幅が1μm
の場合、この中点の位置決め誤差を10%以内にするに
は、X軸及びY軸の回転補正誤差を0.1〜0.2度程
度にする必要がある。
【0007】また、従来の手動補正では、補正量が微小
であるので試行錯誤により繰り返し処理しなければなら
ず、操作が煩雑であった。
【0008】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、二次電子像変形を高精度で自動的に補正することが
できる二次電子像変形補正装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用】図1は、本
発明に係る二次電子像変形補正装置の原理構成を示す。
【0010】本発明では、電子ビーム装置1で電子ビー
ムEBを試料2上に走査して得られた二次電子像の変形
を補正する二次電子像変形補正装置において、一次変換
パラメータに応じて、電子ビーム走査位置を、偏向方向
が互いに異なる第1偏向器及び第2偏向器3への駆動信
号に一次変換する偏向制御手段4と、該二次電子像が格
納される二次電子像記憶手段5と、X−Y座標系の軸Y
を回転させたときの該軸Yに平行な直線に沿った該二次
電子像の輝度を加算した投影輝度B(X)を求める座標
軸回転・投影輝度分布作成手段6と、該投影輝度B
(X)から配線パターンの線方向と該軸Yとの平行度評
価量dを求める平行度評価手段7と、該軸Yの回転に対
し平行度評価量dが極大となる回転角ASを求める補正
量決定手段8とを有し、該回転角ASを該二次電子像の
変形の補正量とする。
【0011】本発明では、軸Yを回転させた投影輝度分
布B(X)に基づいて配線パターンの線方向と軸Yとの
平行度評価量を求めるので、二次電子像変形を高精度で
自動的に補正することができる。
【0012】Y軸回転角を変化させる方法としては、一
次変換パラメータを変えて実際に二次電子像を回転させ
る方法と、一次変換パラメータを変えずに二次電子像を
擬似的に回転させる方法とがある。
【0013】本発明の第1態様では、座標軸回転・投影
輝度分布作成手段6は、一次変換パラメータを変化させ
ることにより、X−Y座標系の軸Xを固定した状態で軸
Yを回転させる。
【0014】この構成の場合、軸Yを回転させた投影輝
度分布を容易に求めることができる。
【0015】本発明の第2態様では、座標軸回転・投影
輝度分布作成手段6は、例えば図9に示す如く、X−Y
座標系の軸Xに平行に画素列をシフトさせることにより
軸Xを固定した状態で軸Yを回転させる。
【0016】この構成の場合、一次変換パラメータを変
化させた二次電子像を取得する必要がないので、軸Yを
回転させた投影輝度分布を短時間で求めることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明に係る二次電子
像変形補正装置の実施例を説明する。
【0018】[第1実施例]図2は、配線パターンのC
ADデータに基づいて測定点を指定することにより、二
次電子像上の対応する測定点を自動的に決定して電圧測
定する電子ビームテスタのハードウエア構成を示す。
【0019】電子ビーム照射装置10は、測定点の電圧
及びエネルギー分析グリッドの印加電圧に応じた二次電
子量を検出するものであり、ステージ11上に載置され
た試料12に対し電子銃13から電子ビームEBを射出
させると、電子ビームEBがコンデンサ磁界レンズ14
A、ブランキング用偏向器15及びブランキング用アパ
ーチャ16を通ってパルス化され、コンデンサ磁界レン
ズ14B、偏向器17及び対物磁界レンズ18を通って
試料12上の測定点に収束照射され、照射点から放出さ
れた二次電子SEが引出しグリッド191、制御グリッ
ド192及びエネルギー分析グリッド193を通って二
次電子検出器20で検出される。
【0020】試料12上の電子ビーム照射点は、偏向器
17が磁界式の場合、偏向制御装置21から偏向器17
のコイルに供給される駆動電流により走査される。二次
電子像の倍率は、この駆動電流の振幅I0に反比例す
る。偏向制御装置21は、電子ビーム走査位置に対応し
た走査カウンタ21aを備えており、走査カウンタ21
aはクロックCKを計数し、その計数値ADは、画像入
力装置22に供給される。例えば、走査カウンタ21a
は18ビットであり、その上位9ビットをY、下位9ビ
ットをXとすると、理想的な場合、偏向器17のX偏向
コイルには電流I0(X−256)/256が供給さ
れ、偏向器17のY偏向コイルには電流I0(Y−25
6)/256が供給される。
【0021】画像入力装置22は、二次電子検出器20
の出力を増幅した後デジタル値に変換し、これを輝度L
としてSEM像フレームメモリ23のアドレスADに書
き込む。SEM像フレームメモリ23の内容は、ディス
プレイ装置24に供給されて二次電子像がその画面に表
示され、かつ、コンピュータ25で読み出されて後述の
如く画像処理される。
【0022】一方、CADデータ記憶装置27には配線
パターンのフォトマスクを得るためのCADデータが格
納されている。コンピュータ25は、後述の如く、指定
範囲に基づいてCADデータ記憶装置27からこのCA
Dデータを読み出し、ステージ11の目標位置を決定し
てこれをステージ制御装置26に設定し、二次電子像と
CADデータとのパターンマッチングを行って、CAD
データ上の測定点から二次電子像上の測定点を決定す
る。
【0023】CADデータ上の測定点は、キーボードや
記憶装置などの入力装置28から供給され、ディスプレ
イ装置29にはこの入力データや他のデータが表示され
る。
【0024】偏向制御装置21の構成を図3に示す。
【0025】走査カウンタ21aの計数値ADの下位9
ビットXは、D/A変換器211に供給されて電圧VX
となる。この電圧VXは乗算器212及び213に供給
され、乗算器212は、レジスタ214に設定された倍
率k1 でこれを増幅し、乗算器213は、レジスタ21
5に設定された倍率k2 でこれを増幅する。同様に、計
数値ADの上位9ビットYは、D/A変換器216に供
給されて電圧VYとなる。この電圧VYは乗算器217及
び218に供給され、乗算器217は、レジスタ219
に設定された倍率k3 でこれを増幅し、乗算器218
は、レジスタ21bに設定された倍率k4 でこれを増幅
する。
【0026】乗算器212及び218の出力電圧は加算
器21cに供給されて加算され、X偏向ドライバ21d
は加算器21cの出力電圧をこれに比例した電流IX
変換する。同様に、乗算器213及び217の出力電圧
は加算器21eに供給されて加算され、Y偏向ドライバ
21fは加算器21eの出力電圧をこれに比例した電流
Yに変換する。
【0027】電流IX及びIYはそれぞれ、17のX偏向
器及びY偏向器のコイルに供給される。αを定数とする
と、電流IX及びIYはこのような構成により、 IX=α(k1 X+k4 Y) ・・・(1) IY=α(k2 X+k3 Y) ・・・(2) と表される。理想的な場合には、k1 =1、k2 =0、
3 =1、k4 =0となる。
【0028】レジスタ214、215、219及び21
bはコンピュータ25により設定され、適当な設定を行
うことにより、二次電子像の変形を補正することができ
る。この変形は、偏向器17のX偏向コイルとY偏向コ
イルの偏向方向直交誤差、X偏向コイルとY偏向コイル
の感度特性差及び試料ステージ11のX軸に対する試料
12のX軸の平行誤差に起因する。
【0029】次に、Y軸回転による変形補正方法を、図
5及び図6に基づいて説明する。
【0030】図5(A)に示す二次電子像30には、Y
軸に平行な配線パターン31、32及び33が含まれて
いる。図中の斜線は、暗部を表している。二次電子像3
0の各画素は多値の輝度を表している。座標(X,Y)
の画素の輝度をS(X,Y)で表し、二次電子像30の
範囲を0≦X≦N、0≦Y≦Nとする。Nは、例えば5
11である。
【0031】X軸投影輝度P(X)、 P(X)=ΣY=0,NS(X,Y) ・・・(3) は、図5(B)に示す如くなる。ここに、ΣY=0,Nは、
Y=0〜Nについての総和を表す。
【0032】これに対し、図6(A)に示す如く、二次
電子像40に含まれる配線パターン41、42及び43
がY軸に対し傾斜している場合には、X軸投影輝度P
(X)は図6(B)に示す如く、ピークのエッジの傾き
が緩やかになり、エッジ幅が広くなる。そこで、Y軸に
対する配線パターンの平行度評価量dを、例えば、次式
(4)又は(5)のn次モーメント又は差分n乗和で定
義する。
【0033】 d=ΣX=0,N|P(X)−Pm|n ・・・(4) d=ΣX=0,N-1|P(X+1)−P(X)|n ・・・(5) 図5及び図6から明らかなように、Y軸に対し配線パタ
ーンが平行に近づくほど、平行度評価量dの値は大きく
なる。したがって、二次電子像を回転させながら平行度
評価量dを算出し、平行度評価量dが最大となる上記一
次変換パラメータk1 〜k4 を設定することにより、Y
軸回転による変形補正を正確かつ自動的に行なうことが
できる。X軸回転による変形補正についてもY軸の場合
と同様である。
【0034】Y軸回転角を変化させる方法としては、一
次変換パラメータk1 〜k4 を変えて実際に二次電子像
を回転させる方法と、一次変換パラメータk1 〜k4
変えずに二次電子像を擬似的に回転させる方法とがあ
る。次に、前者の方法を用いた、Y軸回転による変形補
正量の算出手順を図4に基づいて説明する。以下、括弧
内の数値は、図中のステップ識別番号を表す。
【0035】(70)Y軸回転角Aに、最小値Amin
初期設定する。Aminは、例えば−0.7°である。
【0036】(71)回転角Aに対応した一次変換パラ
メータk1 〜k4 を求め、これをレジスタ214、21
5、219及び21bに設定し、電子ビームEBを走査
して二次電子像を取得する。そして、上式(3)を用い
て、X軸投影輝度P(X)、X=0〜Nを求める。
【0037】(72)平行度評価量d(a)を上式
(4)又は(5)により算出する。
【0038】(73)回転角Aの値をΔAだけ増加させ
る。ΔAは、例えば0.2°である。
【0039】(74)A≦Amaxであれば、上記ステッ
プ71へ戻る。Amaxは、例えば0.7°である。
【0040】上記ステップ71〜74の繰り返し処理に
より、例えば図7に示すような平行度評価量d(A)が
得られる。
【0041】(75)A>Amaxとなると、平行度評価
量d(A)の最大値を求める。図7の場合、この最大値
はd(0.1)である。次に、この最大値付近で平行度
評価量d(A)を二次曲線近似する。
【0042】(76)この二次曲線の極大点に対応する
回転角ASを求める。このような回転角ASに対応した一
次変換パラメータk1 〜k4 を図3のレジスタ214、
215、219及び21bに設定して二次電子像を取得
すると、例えば図8に示す如く、補正前の二次電子像5
0に含まれる配線パターン51及び52はそれぞれ、補
正後には二次電子像60内の配線パターン61及び62
となる。CADデータ上の配線はX軸又はY軸に平行な
ものが殆どであり、図8(A)において、φ Xは配線パ
ターンとX軸とのなす角度であり、φYは配線パターン
とY軸とのなす角度である。
【0043】上記同様にして、X軸回転による変形補正
も行う。但し、場合によってはX軸及びY軸の一方の回
転による変形補正を行なえばよい。例えば図8(B)に
示す如く、配線パターン62上の点MPを測定点とする
場合、配線パターン62の長さLがY軸方向シフト誤差
ΔYよりも大きければ、Y軸方向に測定点MPがずれて
も、測定点MPを配線パターン62の幅方向の中央点に
位置させることができる。
【0044】本第1実施例によれば、X軸及びY軸の回
転補正誤差0.1〜0.2°程度の高精度で二次電子像
変形を自動的に補正することが可能となる。
【0045】[第2実施例]上記実施例では、図4の処
理において一次変換パラメータk1 〜k4 を変化させ実
際に二次電子像を回転させたが、一次変換パラメータk
1 〜k4 を変化させずに擬似的に二次電子像を回転させ
てもよく、次に、これを図9に基づいて説明する。
【0046】図9は、図8(A)に示す最初に取得した
二次電子像50について、X軸に平行な画素列を画素単
位でシフトさせることにより、図8(B)の二次電子像
60に相当する二次電子像80を取得することができる
ことを示している。図中の数字−8〜9は、右方向への
画素列シフト量を表している。
【0047】平行度評価量dを算出して回転角ASを決
定するためには、このようなシフトは実際に行う必要は
ない。上式(1)の代わりに、X軸投影輝度P(X)、 P(X)=ΣY=0,NS(X−YtanA,Y/cosA)・・・(6) を用いてX軸投影輝度P(X)を算出し、これに基づい
て上式(4)又は(5)で平行度評価量d(A)を算出
し、平行度評価量dが極大となる回転角ASを求めるこ
とができるからである。
【0048】他の点は上記第1実施例と同様である。
【0049】なお、本発明には外にも種々の変形例が含
まれる。
【0050】例えば、平行度評価量は、上式(4)又は
(5)に限定されず、例えば、投影輝度のピークの傾斜
又はピーク幅を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明では、軸Yを回転させた投影輝度
分布に基づいて配線パターンの線方向とX−Y座標系の
一方の軸Yとの平行度評価量を求めるので、二次電子像
変形を高精度で自動的に補正することができるという優
れた効果を奏し、CADデータ上の配線パターンと二次
電子像とのパターンマッチングによる二次電子像上の測
定点決定の正確化及び容易化に寄与するところが大き
い。
【0052】本発明の上記第1態様では、一次変換パラ
メータを変化させることにより、X−Y座標系の軸Xを
固定した状態で軸Yを回転させるので、軸Yを回転させ
た投影輝度分布を容易に求めることができるという効果
を奏する。
【0053】本発明の上記第2態様では、X−Y座標系
の軸Xに平行に画素列をシフトさせることにより軸Xを
固定した状態で軸Yを回転させるので、一次変換パラメ
ータを変化させた二次電子像を取得する必要がなく、軸
Yを回転させた投影輝度分布を短時間で求めることがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二次電子像変形補正装置の原理構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用された電子ビームテスタの要部構
成図である。
【図3】図2の偏向制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】Y軸回転変形補正量算出手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】二次電子像及びそのX軸投影輝度を示す図であ
る。
【図6】二次電子像及びそのX軸投影輝度を示す図であ
る。
【図7】Y軸回転角に対する平行度評価量を示す図であ
る。
【図8】Y軸回転補正前後の二次電子像を示す図であ
る。
【図9】二次電子像のY軸擬似回転を示す図である。
【符号の説明】
EB 電子ビーム 12 試料 21 偏向制御装置 21a 走査カンウタ 211、216 D/A変換器 212、213、217、218 乗算器 21c、21e 加算器 21d X偏向ドライバ 21f Y偏向ドライバ 30、40、50、60、80 二次電子像 31〜33、41〜43、51、52、61、62、8
1、82 配線パターン k1 〜k4 一次変換パラメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビーム装置(1)で電子ビームを試
    料(2)上に走査して得られた二次電子像の変形を補正
    する二次電子像変形補正装置において、 一次変換パラメータに応じて、電子ビーム走査位置を、
    偏向方向が互いに異なる第1偏向器及び第2偏向器
    (3)への駆動信号に一次変換する偏向制御手段(4)
    と、 該二次電子像が格納される二次電子像記憶手段(5)
    と、 X−Y座標系の軸Yを回転させたときの該軸Yに平行な
    直線に沿った該二次電子像の輝度を加算した投影輝度B
    (X)を求める座標軸回転・投影輝度分布作成手段
    (6)と、 該投影輝度B(X)から配線パターンの線方向と該Y軸
    との平行度評価量dを求める平行度評価手段(7)と、 該軸Yの回転に対し該平行度評価量dが極大となる回転
    角ASを求める補正量決定手段(8)と、 を有し、該回転角ASを該二次電子像の変形の補正量と
    することを特徴とする二次電子像変形補正装置。
  2. 【請求項2】 前記座標軸回転・投影輝度分布作成手段
    (6)は、前記一次変換パラメータを変化させることに
    より、前記X−Y座標系の軸Xを固定した状態で前記軸
    Yを回転させることを特徴とする請求項1記載の二次電
    子像変形補正装置。
  3. 【請求項3】 前記座標軸回転・投影輝度分布作成手段
    (6)は、前記X−Y座標系の軸Xに平行に画素列をシ
    フトさせることにより該軸Xを固定した状態で前記軸Y
    を回転させることを特徴とする請求項1記載の二次電子
    像変形補正装置。
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