JPH025267A - ディジタル情報記録再生装置の記録位置補正回路 - Google Patents

ディジタル情報記録再生装置の記録位置補正回路

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JPH025267A
JPH025267A JP15727288A JP15727288A JPH025267A JP H025267 A JPH025267 A JP H025267A JP 15727288 A JP15727288 A JP 15727288A JP 15727288 A JP15727288 A JP 15727288A JP H025267 A JPH025267 A JP H025267A
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head
recording
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standard
signal processing
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JP15727288A
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Inventor
Tetsuo Iwaki
哲男 岩木
Chiaki Yamawaki
千明 山脇
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばオーディオPCM信号等のディジタル
情報を、磁気テープ、磁気ディスク等の記録媒体に記録
するディジタル情報記録再生装置の記録位置補正回路に
関し、特に、いわゆるパンチイン/アウトの際の記録位
置ずれが生じ難くなるようにしたディジタル情報記録再
生装置の記録位置補正回路に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、音声をPCM信号化して記録するディジタルオ
ーディオテープレコーダ(以下、DATという)では、
例えば磁気テープ上に発生した傷や塵埃の付着等に起因
するPCMデータの誤りを訂正あるいは補間するために
、データに誤り訂正符号によるパリティを付加して記録
している。
また、1デ一タ系列に対する訂正能力には限界があるの
で、誤りが特定のデータ系列に集中しないようにインタ
ーリーブ処理によってデータを分散させて記録する方法
が採用される。従って、再生時には、データ誤りを訂正
するとともに分散したデータを元の系列に戻す、いわゆ
るデ・インターリーブ処理が行われることになる。
このようなりATのなかには、例えば業務用のDATの
ように編集機能が要求されるものがあり、この編集方法
の一つとして、いわゆるバンチイン/アウトが採用され
ている。
パンナイン/アウトとは、既に記録しである音声の一部
分を別の音声と差し換えて記録する機能であり、差し換
えの前後では音声が滑らかに接続される必要がある。こ
のバンチイン/アウトは、一般に次のような手順で実施
される。
即ち、第5図(a)あるいは第5図(c)に示すように
、まず、記録媒体18(磁気テープ18)が記録ヘッド
16を通過する前に、記録媒体18から先行再生ヘッド
15を介してPCMデータをメモリ17に読み取るとと
もに、音声信号として再生して出力し、この音声信号を
聴きながら差し換えの開始点(パンチイン点)に先立っ
てメモ+717から順次読出されるPCMデータの記録
を開始する。
ここで、標準ヘッド間隔HAをおいた先行再生ヘッド1
5と記録ヘッド16との間をテープが一定の標準速度v
0で通過するに要する標準ヘッド間通過時間T+  (
=HA/Vo)と、PCMデータを再生し、誤り訂正等
の所定の信号処理を行ったのち再記録するのに要する標
準信号処理時間T2とが等しくなるように標準間隔HA
を設定して、前記標準ヘッド間通過時間TI と標準信
号処理時間T2とを等しくすれば、メモリ17から読出
されて記録されたデータ19が記録媒体18上の元の位
置に再記録されることになる。この再記録によりパンチ
イン簡の記録媒体18上の元のデータは破壊されるが、
新たに記録されるデータ19が元の音声信号のデータと
同一内容であることから、結果としては元のデータが記
録媒体の元の位置に残されることになる。
この後、パンチイン点で記録回路の入力を再生音声信号
から差し換えようとする音声信号に切り換え(パンチイ
ン)、入力の差し換え終了点(パンチアウト点)で記録
回路の入力を再び先行再生ヘッドからの再生音声信号に
切り換え(パンチアウト)、更にこの後の適当な時点で
記録が終了される。
パンチアウト点以後においても、パンチイン点前と同様
に、メモリ17のデータが記録媒体18上の元の位置に
再記録されることになる。その結果、第5図(a)及び
第5図(b)に示すように、パンチイン点及びパンチア
ウト点においてビット同期外れによる誤りが生じるもの
の、その前後のデータのインターリーブ系列が正確につ
ながり、誤り補正及び補間が正しく行われるので、ノイ
ズは発生しないことになる。
尚、第5図(a)ないし第5図(e)において、メモリ
17、記録媒体18、及びデータ19における長方形の
各区画、並びにこれらに付された数字は、データのブロ
ック及びブロックナンバを表している。
パンナイン点およびパンチアウト点では、再生音声信号
と差し換えようとする音声信号とを滑らかに切り換える
クロスフェード等の手法を採用することにより、ノイズ
の発生が防止される。
このようにしてパンチイン/アウトが実行されるが、実
際には第5図(C)に示すように、ヘッド間隔HA’ 
が取付寸法誤差によって標準ヘッド間距離HAと異なっ
ていたり、テープ速度に偏差が生じたり、記録後にテー
プが伸縮したりするために、ヘッド間通過時間と信号処
理時間とが等しくなくなり、このため記録位置が目的の
位置からずれ、パンナイン点やパンチアウト点の前後で
インターリーブの配列に例えば第5図(d)に示すよう
な不連続を生じることが多い。
この不連続部分は、そのままデ・インターリーブされ、
元の系列に戻された時に前後のPCMデータと豚絡のな
い特異なデータとなって現れ、しかも、誤り訂正によっ
ても訂正したり検出したりしきれないので、再生信号中
にノイズを生じることになる。
このようなノイズを消去するために、従来は、第5図(
a)ないし第5図(e)に示すように、データをブロッ
クに分け、順にブロックナンバーを付加してテープ上に
記録し、再生時にこのブロックナンバーに基づいてデー
タを配置することによって、インターリーブ配列を復元
する方法が採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の方法によれば、記録位置のずれに
より欠落してしまったデータは、第5図(e)に示すよ
うに全て誤りとなるために、欠落データ数が訂正能力に
比べて少ない場合には誤り訂正によって訂正あるいは補
間できるが、欠落データ数が訂正能力を超えた場合には
、訂正不能あるいは補間不能によって多数のデータが誤
ったまま出力されるため、再生音にノイズが混じること
になる。また、テープ上にはインターリーブ配列が不連
続のまま残されるので、これに対して訂正能力の少なく
とも一部分を使用することになるから、ドロップアウト
、テープ上の傷、塵埃、ノイズ等に起因する定常的な誤
りに対する訂正能力が低下することになる。さらに、同
一箇所でパンチイン/アウトを繰り返した場合には、こ
れら上記の問題は一層顕著なものとなる。
このようなことから、従来のディジタル情報記録再生装
置では、記録位置ずれをある程度まで解消できるが、記
録位置ずれをなくしてテープ及びDATそのものの信幀
性を確保するために、ヘッド間隔の寸法、テープ速度制
御、テープの伸縮性等については依然として高い精度あ
るいは厳格な性能が要求されている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので
あって、パンチイン/アウトによる編集の際に記録位置
のずれが生じ難くなるように構成したものである。
すなわち、請求項第1項に記載の本発明に係るディジタ
ル情報記録再生装置の記録位置補正回路は、記録媒体が
記録ヘッドを通過する前に該記録ヘッドから所定の間隔
をおいて配置された先行再生ヘッドを介して記録媒体よ
りディジタル情報を順次再生し、各ディジタル情報に所
定の読出し順序を付して信号処理回路内のメモリに記録
し、このメモリから前記読出し順序に従って読出したデ
ィジタル情報を記録ヘッドを介して記録媒体に再記録で
きるように構成されたディジタル情報記録再生装置の記
録位置補正回路であって、前記メモリに記録されるディ
ジタル情報の標準読出し順序信号を発生する標準読出し
順序発生手段と、前記記録媒体が先行再生ヘッド・記録
ヘッド間を通過するに要するヘッド間通過時間とディジ
タル情報の再生から記録媒体への再記録までの信号処理
時間との偏差に対応して設定されるオフセットを発生す
るオフセット発生手段と、前記標準読出し順序信号にオ
フセットを加減算する加減算手段と、この加減算の結果
から各ディジタル情報に読出し順序を与えるアドレス付
加手段とを備え、メモリ上のアドレスに従ってメモリか
らディジタル情報を順次読み出すように設定されている
ことを特徴としている。
また、請求項第2項に記載のディジタル情報記録再生装
置の記録位置補正回路は、前記オフセット発生手段が、
記録媒体と前記再生ヘッドとの相対速度を認識する相対
速度認識手段を有し、上記相対速度に基づいて、ヘッド
間通過時間、ヘッド間通過時間と標準信号処理時間との
偏差および前記オフセットを演算して出力するように設
定されていることを特徴としている。
〔作 用〕
ここで、本発明の詳細な説明する前に、一般論としてパ
ンチイン/アウトによる編集の際のヘッド間通過時間、
信号処理時間及び本発明の基礎となっている信号処理時
間の補正について更に詳しく説明しておく。
ディジタル音声信号を再生する装置では、一般に、水晶
発振器並の精度を存するクロックによってPCMデータ
を出力する必要があり、このために、記録媒体と再生ヘ
ッドとの相対速度Vは再生信号の伝送速度(再生ビット
レート)Rが平均して一定の標準伝送速度R0となるよ
うにサーボ制御される。そして、例えば固定ヘッド方式
のDAT(以下、5−DATという)では、左右2チャ
ンネルのオーディオ信号を48KHz毎にサンプリング
し、各々16ビツトの量子化を行ってPCMデータを得
て、このPCMデータに誤り訂正符号のパリティシンボ
ル、フレームアドレス(ブロックナンバ)、同期用のパ
ターン等の冗長部を付加して、例えば20本のトラック
に分配して記録している。再生ヘッドは固定されている
ので、前記相対速度Vはテープの速度と同じとなり、例
えばテープ速度が標準テープ速度の47 、 6 m/
seCであるとすれば、1トラツク当たりの伝送速度R
は標準伝送速度R0の120 Kbit/sec 、記
録密度は標準記録密度の2. 52 Kbit/mとな
る。
上記テープ速度が何らかの理由により5%速い50 t
s*/secで記録されたテープを標準テープ速度の4
7.6鶴/secで再生する場合には、前記のように4
8KHz毎にPCMデータが出力されるために、メモリ
のアンダフローを起こし、信号が途切れてしまう。これ
に対して、テープ速度は、再生ビットレートRが標準伝
送速度R0の120 Kbit/secとなるようにサ
ーボ制御されるので、記録時と同じ50m/secにな
る。
記録後にテープが伸縮した場合にも同様であり、例えば
、テープ速度47 、 6 wx/sec 、ビットレ
ート120 Kbit/secで記録した後、何らかの
理由でテープの長さが5%伸びた場合には、テープ速度
は上記のようにサーボ制御され、再生ビットレートが1
20 KbH/secとなる5 0 m/secになる
ここで、5−DATにおいてパンチイン/アウトを行う
場合には、5−DATにおけるインターリーブ長さであ
る例えば8.8fiに幾らかの余裕を持たせた約9.8
鶴の間隔で記録ヘッドと先行再生ヘッドとが配置される
。したがって、前記の標準テープ速度でテープが両ヘッ
ド間を通過するのに要する標準ヘッド間通過時間は、T
、−HA/ Vo I=TO,206secである。
しかしながら、前記のように記録時のテープの速度偏差
や記録後のテープの伸縮がある場合には、前記のように
サーボ制御によってテープ速度が標準テープ速度と異な
る値となり、これに応じて1へ7ド間通過時間T、゛も
変動することになる。
一方、信号処理回路での遅延時間Tt’は、一定のクロ
ックによって動作を行っているので、メモリをシフトレ
ジスタと仮想すれば、仮想シフトレジスタの段数(仮想
シフトレジスタの各段に1つのディジタル情報のシンボ
ルが記録されるとすればシンボル数)によって決定され
ることになる。
仮想シフトレジスタの1シンボルが8 bitに相当す
るとして、仮想シフトレジスタ1膜島たりの標準遅延時
間は8/RO=67μsecとなり、標準テープ速度に
対応する標準ヘッド間通過時間T。
と等しい標準信号処理時間Ttを得るために要する仮想
シフトレジスタの標準段数D2は、(Re・TI)/8
ζ3090段であり、1トラツク当たり30シンボルで
1ブロツクを構成する場合には103ブロツクに相当す
ることになる。この標準段数D2よりも仮想レジスタの
段数が多いと、信号処理時間T2°は標準信号処理時間
T2よりも長くなり、少ないと信号処理時間T2゛は標
準信号処理時間T8よりも短くなる。
今、記録ヘッドと先行再生ヘッドとの間隔、即ち、ヘッ
ド間隔が取付誤差により標準ヘッド間距離HAに対して
り、(例えば、0.1mm)広がったと仮定すると、記
録位置の補正をしない場合にはテープ上にり、の記録位
置ずれが生じ、メモリ上のデータ系列からは1トランク
当たり(R0/■。)xh、のデータが失われ、ヘッド
間通過時間TI’は、次の(1)式で表される。
O 従って、Ts’  jz  (= 2. 1m5ec)
に相当するシンボル数(−約30シンボル)だけ仮想シ
フトレジスタの段数を増加させることにより、前記り、
のへ7ド間隔誤差を補正することができる。
また、ヘッド間距離が平均ヘッド間距離1(Aであると
して、記録時のテープ速度が標準テープ速度Voよりも
vt  (例えば、0 、91m/sec )速かった
場合には、前記のサーボ制御によってパンナイン時のテ
ープ速度は記録時のテープ速度と同じV6 +vl と
なり、この状態で記録位置補正をせずにバンチイン/ア
ウトを実行すれば、再記録時にテープ上で(V+ /v
o )XHAの記録位置ずれが生じ、ヘッド間通過時間
71’は次の(2)式で表される。
従って、T+’−Tz  (=−4,On+5ec)に
相当するシンボル数(=約60シンボル)だけ仮想シフ
トレジスタの段数を減少させることにより、テープ速度
偏差v、による記録位置ずれを補正することができる。
ヘッド間距離が標準ヘッド間距離HAであり、記録時及
び再生時のテープ速度が標準テープ速度であるが、記録
後にテープがa%伸びたとすれば、サーボ制御により再
生ビットレートが標準再生ビットレートR(1となるよ
うにテープ速度が制御されるので、前記の(2)式にお
いてV、 = (a/100)を代入することにより、
ヘッド間通過時間TI’を演算でき、演算された仮想シ
フトレジスタの段数を増加することにより記録位置ずれ
を補正できる。
ヘッド間隔誤差、記録時のテープ速度偏差、および記録
後の伸縮が同時に存在する場合には、ヘッド間通過時間
TI’は(3)式で表され、Tl゛とT2との偏差を解
消するために必要とされる仮想シフトレジスタの段数を
増減することにより、記録位置ずれを補正することがで
きる。
以上の説明では、サーボ制御によって再生データの伝送
速度Rが一定になるものとして説明してきたが、再生デ
ータの伝送速度Rが変動する場合には、信号処理時間T
2′は再生ビットレー)R6’と仮想シフトレジスタの
段数Dtとをパラメータとする(4)式で表される。
従って、再生データの伝送速度Rを一定にしない場合に
は、T+”とT!′とが等しくなるように仮想シフトレ
ジスタの段数Dtを増減することにより、記録位置ずれ
を補正することができる。
さて、本発明のディジタル情報記録再生装置の記録位置
補正回路においては、標準読出し順序発生手段によって
、標準信号処理時間に対応して前記メモリからディジタ
ル情報を読出す標準読出し順序信号を発生し、オフセッ
ト発生手段によってヘッド間通過時間と標準信号処理時
間との偏差に対応して設定されるオフセットを発生し、
加減算手段でこれら標準読出し順序信号にオフセットを
加減算して実際のヘッド間通過時間と標準信号処理時間
との偏差を補正した信号処理時間に対応する読出し順序
を得て、アドレス付加手段によってその読出し順序が加
減算の結果から各ディジタル情報に読出し順序を与える
アドレスが付加されることになる。そして、このアドレ
スに従ってメモリからディジタル情報が順次読出され、
記録ヘッドを介して記録媒体に再記録されることになる
ディジタル情報の再生から再記録までの信号処理時間は
、読出し用のアドレスをヘッド間通過時間と標準信号処
理時間との偏差を補正した信号処理時間に対応するよう
に与えであるので、ヘッド間通過時間と一致され、その
結果、記録位置ずれの発生が防止されるのである。
なお、本発明において、オフセット発生手段の構成は、
ヘッド間通過時間と標準信号処理時間との偏差に対応し
て設定されるオフセットを発生するように構成されてお
ればよく、例えば、ヘッド間通過時間を検出するために
、記録媒体と前記再生ヘッドとの相対速度を認識する手
段を備え、前記相対速度に基づいてヘッド間通過時間、
ヘッド間通過時間と標準信号処理時間との偏差及び前記
オフセットを演算して出力するように構成することがで
きる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を、業務用5−DATによって第1図
ないし第4図に基づいて説明すれば、以下の通りである
この5−DATは、第2図に示すように、記録媒体とし
ての磁気テープ18の経路に所定の間隔をおいて配置さ
れた先行再生ヘッド15と記録ヘッド16とを備えてお
り、磁気テープ18は、キャプスタンモータ34により
駆動されるキャプスタン35に対してピンチローラ36
にて押し付けられ、キャプスタン35の外周速度とほぼ
同じ速度で、先行再生ヘッド15側から記録ヘッド16
側に送られるようになっている。
そして、記録媒体18が記録ヘッド16を通過する前に
記録媒体18から先行再生ヘッド15及び再生回路22
を介してPCMデータを再生情報シンボルとして一旦メ
モリ25に読み取るとともに、該PCMデータを入出力
回路28及びD/A変換器30を介して音声出力端子3
7に出力できるようになっている。さらに、この音声出
力に基づいて図示しないスピーカから出力される音声を
聴きながらメモリ25から順次読出される再生情報シン
ボルを記録回路26及び記録ヘッド16を介して磁気テ
ープ18上に再記録できるようにしである。また、再生
中に、任意の入力差し換え開始点(バンチイン点)で入
出力回路2日及び切換スイッチ31によって前記記録回
路26の入力を再生情報シンボル側から差し換えようと
する音声入力側に切り換え(パ、ンチイン)1、音声入
力端子38に入力された音声信号をA/D変換器32で
ディジタル信号化した後、入出力回路28から記録回路
26に入力させ、記録ヘッド16を介して磁気テープ1
8に記録させ、入力の差し換え終了点(パンチアウト点
)で記録回路26の入力を再び先行再生ヘッド15から
の再生情報シンボル側に切り換え(パンチアウト)でバ
ンチイン/アウトを実施できるようになっている。
前記先行再生ヘッド15は公知の再生ヘッドで構成され
、磁気テープ18の記録をピックアップするようになっ
ている。
前記再生回路22は、先行再生ヘッド15によって磁気
テープ18からピンクアンプしたデータから再生情報シ
ンボルを形成する公知のデータ再生機能を備えるととも
に、記録回路26に再生情報シンボルを読出す順序信号
(再生シンボルポインタ)を発生する再生シンボルポイ
ンタ発生回路を備えている。
この再生シンボルポインタ発生回路は、第1図に示すよ
うに、標準読出し順序発生手段としてのカウンタ2と、
オフセット発生手段としてのマイクロプロセッサ9と、
カウンタ2により発生される標準読出し順序信号(標準
シンボルポインタ)とマイクロプロセッサ9が発生する
オフセット3とを加算する加算器4とを備えている。
前記カウンタ2は公知のカウンタで構成され、5−DA
T内で形成され、再生情報シンボルの送出タイミングを
制御するシンボルクロック1をカウントすることにより
、標準ヘッド間距離、標準テープ速度の下で標準ビット
レートで信号処理をする場合に記録回路26に送り出す
シンボルの順序、すなわち標準読出し順序信号(標準再
生シンボルポインタ)を発生するようになっている。
また、前記マイクロプロセッサ9は、内部に標準的なヘ
ッド間隔HA、テープ速度(相対速度)、データビット
レート、信号処理時間T2等のパラメータを記憶してお
り、ヘッド間隔設定スイッチ10により入力される実際
のヘッド間隔HA′、前記キャプスタンモータ34 (
第2図)のFGパルス11から導かれたテープ速度誤差
v、等に基づいて、磁気テープ18が先行再生ヘッド1
5から記録ヘッド16までの間を通過するのに要するヘ
ッド間通過時間T、”と、ディジタル情報の再生から記
録媒体への再記録までの標準信号処理時間T2との偏差
に対応して、オフセット3を発生するようになっている
。このオフセット3は、上記(1)〜(3)の各式に基
づき、ヘッド間通過時間TI’と標準信号処理時間T2
との偏差に相当するシンボルクロック数として出力され
る。
尚、ここでは第2図に示すように、キャプスタンモータ
34はモータ駆動回路33により駆動されるとともに、
その回転速度、従って、テープ速度に対応する信号値、
例えば、パルス数を有している前記FCパルス11を出
力するようになっており、また、このFCパルス11を
フィードバックし、サーボ制御回路13でテープ速度が
所定の標準データビットレートR0を得られる速度に対
応するテープ速度制御電圧14を発生させ、このテープ
速度制御電圧14をモータ駆動回路33に与えることに
より、テープ速度が所定の標準データビットレートR0
を得られる速度に制御されるようになっている。
このために、本実施例では、先行再生ヘッド15でピッ
クアップされた記録から再生された再生シンボルクロッ
ク12をサーボ制御回路13に入力してテープ速度制御
電圧14の制御に使用しているが、このようなサーボ制
御を行わず、データビットレートR0゛が変動するよう
に構成されている場合には、前記再生シンボルクロック
12は、第1図中の点線で示すように、直接マイクロプ
ロセッサ9に入力され、実際のヘッド間隔HA’及びF
Gパルス11から上記(1)〜(3)式に従って導出さ
れたヘッド間通過時間TI’と等しい信号処理時間T2
”に対応する仮想シフトレジスタの段数D2を、(4)
式に基づいて求める時に使われる。
前記加算器4は、標準ポインタにオフセットを加算ある
いは減算して対応する再生情報シンボルの読出し順序信
号(再生シンボルポインタ)を発生するようになってい
る。
前記再生回路22及び記録回路26は、誤り訂正回路2
7及び入出力回路28とともに再生情報シンボル、外部
入力シンボル等の情報シンボルを伝送するデータバス2
3を介してメモリ25のデータ入出力端に接続される一
方、前記再生シンボルの送出、再生シンボルのメモリへ
の書込、誤す訂正等の処理に使用される各種のポインタ
を伝送するポインタバス24及びインターリーブ回路2
9を介してメモリ25のアドレス入出力端に接続されて
いる。
前記ポインタバス24は、メモリ25を使用するのが記
録シンボルの送出か、その他の処理かによってインター
リーブ回路29のアドレスに入力するポインタを選択す
るようになっており、第1図中ではセレクタ5として示
されている。また、前記インターリーブ回路29は、例
えば第1図に示すテーブルROM7で構成され、このテ
ーブルにより各ポインタをメモリ25上のアドレスに変
換するようになっている。
次に、5−DATの動作について説明する。
前記磁気テープ18には、左右2チャンネルのオーディ
オ信号が48KHz毎にサンプリングされ、各々16ビ
ツトの量子化されて得たPCMデータと、これに付加さ
れた誤り訂正符号のパリティシンボルと、フレームアド
レス(ブロックナンバ)と、同期用のパターン等の冗長
部とが、例えば20本のトラックに分配して記録されて
いる。
再生時には、先行再生ヘッド15によりピックアップさ
れたPCMデータは再生回路22を経て再生情報シンボ
ルとなり、シンボルクロックlに同期してデータバス2
3を通じて順次メモリ25に記録される。この時の書き
込みアドレスは、再生回路22からポインタバス24を
経てインターリーブ回路29に送られた再生シンボルポ
インタに基づきインターリーブ回路29で決定され、メ
モリ25に送られるようになっている。
更に、メモリ25上のデータは、誤り訂正回路27によ
って検出され、訂正された後、インターリーブの系列に
従って入出力回路28に送られる。この訂正処理時のメ
モリーアドレスもインター・リーブ回路29で決定され
る。入出力回路28に送られたデータは、D/A変換器
30によりアナログ信号に変換され、音声出力端子37
に出力される。
また、記録時には、音声入力端子38から入力され、A
/D変換器32を通じてPCM化された外部音声データ
、あるいは、再生回路22から出力された再生情報デー
タのいずれか一方を切換スイッチ31によって選択し、
入出力回路28に入力する。選択されたPCMデータ、
即ち、外部音声データあるいは再生情報データのいずれ
か一方は、インターリーブ回路29によって、メ1す2
5上にインターリーブ系列に従って記録され4o Pり
訂正回路27は再生時とは逆に、メモリ25上のデータ
に基づいて誤り訂正符号のパリティを生成し、メモリ2
5上に書き込む、そして、記録回路26は、メモリ25
上のデータを一定の周期で読出し、ブロックナンバ、同
期パターン等の冗長部を付加して磁気記録に適するパタ
ーンで記録ヘッド16を通じて磁気テープ18上に記録
する。
、−の記録によって、磁気テープ18上の記録は古い記
録から記録ヘッド16により記録された新しい記録に更
新される。
パンナイン/アウトを実施する場合は、パンナイン点の
前に切換スイッチ31を再生データ側に設定し、音声出
力をしながら、インターリーブ系列に従って再生情報デ
ータをメモリ25に記録し、また、誤り訂正回路27に
よってメモリ上の再生情報データに基づいて誤り訂正符
号のパリティを生成してメモリ25に記録される。この
時、再生情報データの各シンボルのアドレスには、イン
ターリーブ回路によって再生シンボルポインタに対応し
て生成されたアドレスが記録される。更に、メモリ25
上の再生情報データをシンボルクロック1及び前記再生
シンボルポインタにするアドレスに従って一定の周期で
読出し、ブロックナンバ、同期パターン等の冗長部を付
加して磁気記録に適するパターンで記録ヘッド16を通
じて磁気テープ18上に記録する。
そして、パンチイン点において切換スイッチ31を外部
音声側に切り換えることにより、この後、音声入力端子
38に入力され、A/D変換器32を通じてPCM化さ
れた外部音声データをインターリーブ系列に従ってメモ
リ25に記録し、また、誤り訂正回路27によって、メ
モリ25上の外部音声データに基づいて誤り訂正符号の
パリティを生成してメモリ25に記録し、更に、メモリ
25上の外部音声データをシンボルクロック1に従って
一定の周期で読出し、ブロックナンバ、同期パターン等
の冗長部を付加して磁気記録に適するパターンで記録ヘ
ッド16を通じて磁気テープ18上に記録させる。
やがて、パンチアウト点に達すると5.切換スイッチ3
1を再生情報データ側に切り換え、メモリに記録される
PCMデータを外部音声データから再生情報データに切
り換え、また、誤り訂正回路27によってメモリ25上
の再生情報データに基づいて誤り訂正符号のパリティを
生成してメモリ25に記録し、更に、メモリ25上の再
生情報データをシンボルクロック1にしたがって一定の
周期で読出し、ブロックナンバ、同期パターン等の冗長
部を付加して磁気記録に適するパターンで記録ヘッド1
6を通じて磁気テープ18上に記録させる。
ここで、重要なことは、前記メモリ25に再生情報デー
タを記録する時に与えられるアドレスは、カウンタ2に
より生成された標準再生シンボルポインタと、実際のヘ
ッド間距離HA’ 、テープ速度に基づいて実際のヘッ
ド間通過時間T、゛と実際の信号処理時間T2′とが同
じになるようにマイクロプロセッサ9により生成された
オフセット3とを、加算器4で加算あるいは減算して得
られた再生シンボルポインタに対応するものであること
である。
すなわち、第3図に示すように、ヘッド間隔HA゛が取
付誤差により標準ヘッド間距離HAよりもり、(例えば
、0.1m)広がったと仮定すると、記録位置の補正を
しない場合にはテープ上にhlの記録位置ずれが生じ、
メモリ上のデータ系列からは1トラツク当たり(R・。
/vo)xl’ttのデータが失われ、ヘッド間通過時
間T1°は次の(5)式で表される。
■O 従って、T+”−Tt  (=2. 1m5ec)に相
当するシンボル数(=約30シンボル)だけ仮想シフト
レジスタの段数を増加させることにより、前記り、のヘ
ッド間隔誤差を補正することができる。
また、第4図に示すように、ヘッド間距離が平均ヘッド
間距離HAであるとして、記録時のテープ速度が標準テ
ープ速度■。よりもv、(例えば、0. 9m/sec
 )速かった場合には、前記のサーボ制御によって、パ
ンチイン時のテープ速度は記録時のテープ速度と同じV
、+v、となり、この状態で記録位置補正をせずにパン
ナイン/アウトを実行すれば、再記録時にテープ上おい
て、第3図に示すように、(V+ /vo )XHA 
(#3ブロック)の記録位置ずれが生じ、ヘッド間通過
時間TI′は次の(6)式で表される。
従って、T+’−T、  (= −4,0m5ec)に
相当するシンボル数(−約60シンボル)だけ仮想シフ
トレジスタの段数を減少させることにより、テープ速度
偏差V、による記録位置ずれを補正することができる。
ヘッド間距離が標準ヘッド間距離HAであり、記録時及
び再生時のテープ速度が標準テープ速度であるが、記録
後にテープがa%伸びたとすれば、サーボ制御により再
生ビットレートが標準再生ビットレートRoとなるよう
にテープ速度が制御されるので、前記の(6)式におい
てV、 = (a/100)を代入することにより、ヘ
ッド間通過時間T、′を演算でき、演算された仮想シフ
トレジスタの段数を増加することにより記録位置ずれを
補正できる。
このようにして、メモリ25から読出された再生情報デ
ータは、正確にこれの元となった磁気テープ18の記録
の位置に再記録されることになり、磁気テープ18の移
動に信号処理が遅れたり、進んだりして、パンナイン点
やパンチアウト点の前後でアンダーフローやオーバーフ
ローが生じてインターリーブの配列に、例えば第5図(
d)に示すような不連続が生じることが回避される。そ
の結果、磁気テープ18上の記録が後に再生される際に
、そのままデ・インターリーブされ、元の系列に戻され
た時に前後のPCMデータと脈絡のない特異なデータが
現れることはなく、ノイズの発生が防止されるとともに
、インターリーブの配列上の不連続を補正するために誤
り訂正回路27の処理能力を犠牲にすることがないので
、定常的なノイズに対する訂正能力を大きくすることが
できる。
また、実際のヘッド間距離HA’、記録時のテープ速度
あるいは記録後に生じるテープの伸縮に対して、再生ビ
アトレードR0゛を所定の標準再生ビットレートReに
制御するために生じるテープ速度偏差Vlに対応して記
録位置ずれを補正できるので、ヘッド間距離、テープ速
度等の精度及びテープの伸縮の許容範囲を従来に比べて
大幅に緩和することができる。特に、ヘッド間距離の精
度を緩和できることは、先行再生ヘッド15や記録ヘッ
ド16を取付た後の平行度、アジマス角等の多くの調整
工程における調整の自由度を拡大できるので、実際の5
−DATの組立工程において非常に有利になる。また、
テープ速度の精度及びテープの伸縮の許容範囲を緩和で
きることは、異なる機器で記録した磁気テープ18や記
録後長時間を経た磁気テープ18の編集をする時に、パ
ンチイン点やパンチアウト点でノイズが発生するのを防
止でき、磁気テープ18の互換性、保存性、あるいは機
器の信軌性を高める上で有効である。
〔発明の効果〕
請求項第1項に記載の本発明のディジタル情報記録再生
装置の記録位置補正回路は、以上のように、記録媒体が
記録ヘッドを通過する前に該記録ヘッドから所定の間隔
をおいて配置された先行再生ヘッドを介して記録媒体よ
りディジタル情報を順次再生し、各ディジタル情報に所
定の読出し順序を付して信号処理回路内のメモリに記録
し、このメモリから前記読出し順序に従って読出したデ
ィジタル情報を記録ヘッドを介して記録媒体に再記録で
きるように構成されたディジタル情報記録再生装置の記
録位置補正回路であって、前記メモリに記録されるディ
ジタル情報の標準読出し順序信号を発生する標準読出し
順序発生手段と、前記記録媒体が先行再生ヘッド・記録
ヘッド間を通過するに要するヘッド間通過時間とディジ
タル情報の再生から記録媒体への再記録までの信号処理
時間との偏差に対応して設定されるオフセットを発生す
るオフセット発生手段と、前記標準読出し順序信号にオ
フセットを加減算する加減算手段と、この加減算の結果
から各ディジタル情報に読出し順序を与えるアドレス付
加手段とを備え、メモリ上のアドレスに従ってメモリか
らディジタル情報を順次読み出すように設定されている
構成である。また、請求項第2項のディジタル情報記録
再生装置の記録位置補正回路は、前記オフセット発生手
段が、記録媒体と前記再生ヘッドとの相対速度を認識す
る相対速度認識手段を有し、上記相対速度に基づいて、
ヘッド間通過時間、ヘッド間通過時間と標準信号処理時
間との偏差および前記オフセットを演算して出力するよ
うに設定されている構成である。
このように、標準再生シンボルポインタにオフセットを
加減して、ヘッド間通過時間と再生から再記録までの信
号処理時間とを一致させるタイミングで再生情報データ
を読み出すポインタを得て、メモリに記録する各再生シ
ンボルデータにこのポインタに対応するアドレスを与え
ることにより、記録媒体から再生された再生情報データ
を記録ヘッドを介して元の記録媒体上の位置に再記録す
ることができるので、ヘッド間距離、テープ速度偏差、
記録後のテープの伸縮等による記録位置ずれの発生を回
避して、後の再生時に係る記録位置ずれに起因するノイ
ズの発生を防止することができる。
また、ヘッド間距離、テープ速度及びテープの伸縮に対
して記録位置ずれの補正ができるので、ヘッド間距離や
テープ速度の精度及びテープの伸縮の許容範囲を従来に
比べて大幅に緩和することができる。その結果、先行再
生ヘッドや記録ヘッドの取付は後の平行度、アジマス角
等の多くの調整工程における調整の自由度を拡大できる
とともに、磁気テープの互換性、保存性、あるいは機器
の信頼性を高めることができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は業務用5−DATの記録回路に内蔵され
た再生シンボルポインタ発生回路のブロック図、第2図
は5−DATの要部の構成を示すブロック図、第3図は
ヘッド間距離の誤差による記録位置ずれを補正する場合
の磁気テープ及びメモリ上のデータ配列図、第4図は記
録時のテープ速度偏差による記録位置ずれを補正する場
合の磁気テープ上及びメモリ上のデータ配列図である。 第5図(a)は理想的なパンナイン/アウトが行われる
場合の磁気テープ及びメモリ上のデータ配列図、第5図
(b)は第5図(a)の磁気テープ上のデータをブロッ
クナンバを基にメモリ上に配置し、インターリーブ系列
を復元したメモリ上のデータ配列図、第5図(C)はヘ
ッド間距離の誤差による記録位置ずれが生じた場合の磁
気テープ上及びメモリ上のデータ配列図、第5図(d)
はヘッド間距離の誤差による記録位置ずれが生じた場合
に磁気テープ上のデータをブロックナンバを基にメモリ
上に配置し、インターリーブ系列を復元したメモリ上の
データ配列図、第5図(e)はメモリ上のデータに誤り
訂正処理を施した後のメモリ上のデータ配列図である。 2は標準読出し順序発生手段としてのカウンタ、3はオ
フセット、4は加減算数手段としての加算器、7はアド
レス付加手段としてのテーブルRPM、9はオフセット
発生手段及び相対速度認識手段としてのマイクロプロセ
ッサ、15は先行再生ヘッド、16は記録ヘッド、18
は記録媒体としての磁気テープ、 25はメモリ、 29はアドレ ス付加手段としてのインターリーブ回路である。 第 図 第 図 第5 図(a) ]7 第 図(b) 第 図(d) 第 g(c) J → 図(e)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体が記録ヘッドを通過する前に該記録ヘッド
    から所定の間隔をおいて配置された先行再生ヘッドを介
    して記録媒体よりディジタル情報を順次再生し、各ディ
    ジタル情報に所定の読出し順序を付して信号処理回路内
    のメモリに記録し、このメモリから前記読出し順序に従
    って読出したディジタル情報を記録ヘッドを介して記録
    媒体に再記録できるように構成されたディジタル情報記
    録再生装置の記録位置補正回路であって、 前記メモリに記録されるディジタル情報の標準読出し順
    序信号を発生する標準読出し順序発生手段と、 前記記録媒体が先行再生ヘッド・記録ヘッド間を通過す
    るに要するヘッド間通過時間とディジタル情報の再生か
    ら記録媒体への再記録までの信号処理時間との偏差に対
    応して設定されるオフセットを発生するオフセット発生
    手段と、 前記標準読出し順序信号にオフセットを加減算する加減
    算手段と、 この加減算の結果から各ディジタル情報に読出し順序を
    与えるアドレス付加手段とを備え、メモリ上のアドレス
    に従ってメモリからディジタル情報を順次読み出すよう
    に設定されていることを特徴とするディジタル情報記録
    再生装置の記録位置補正回路。 2、前記オフセット発生手段が、記録媒体と前記再生ヘ
    ッドとの相対速度を認識する相対速度認識手段を有し、
    上記相対速度に基づいて、ヘッド間通過時間、ヘッド間
    通過時間と標準信号処理時間との偏差および前記オフセ
    ットを演算して出力するように設定されていることを特
    徴とする請求項第1項に記載のディジタル情報記録再生
    装置の記録位置補正回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0449276A2 (en) * 1990-03-27 1991-10-02 Sharp Kabushiki Kaisha Recording position compensation circuit for use in digital information recording-reproduction apparatus
JPH08330978A (ja) * 1995-05-31 1996-12-13 Nec Corp 誤り訂正方式

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