JPH0251904A - 自動位相制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、出力を変化させる必要がある増幅器に使用
される自動位相制御回路に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来の自動位相制御回路（以下、ＡＰＣ回路と
記す。）を示すブロック図であり５図において（１）は
制御対象の増幅器、（２）はこの増幅器（１）の出力を
検出する出力検出器、（３）は抵抗分割により出力電圧
を変える可変電圧発生回路、（４）は出力検出器（２）
の検出出力と可変電圧発生回路（３）の可変出力、電圧
との差分を取って増幅する直１（ＤＣ）アンプ、そして
（５）はこのＤＣアンプ（４）の出力により増幅器（１
）の電源電流を制御し、従って増幅器（１）の出力を変
化させる電源電流制御回路である。

従来のＡＰＣ回路は上述のように構成され、その動作は
次のようＫなる。

増幅器（１）の出力が検出器（２）で検出され、ＤＣア
ンプ（４）Ｋ送出される。このＤＣアンプ（４ａ）には
可変電圧発生回路（３）からの出力電圧も印加され、両
者の差が取られ、差電圧が電源電流制御回路（５）に送
出される。電源電流制御回路（５）は、この差電圧によ
り、増幅器（１１の電源電流を変化させ、増幅器（１）
の出力を変化させる。このようＫして、可変電圧発生回
路（３）の出力電圧を変化させることによリ、増幅器（
１）の出力を制御することができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のような従来のＡＰＣ回路では、各回路要素の出力
が周囲温度の変動により変化したとき温度補償が困難で
あり、また増幅器の出力を検出するようＫしているので
、その出力にロスが生じ、更に可ｆｔ圧発生回路が抵抗
分割で可変電圧を得るようＫなされているので、固定さ
れた電圧しか得られず、多段階に変化させるＫは部品点
数が増すなどの問題点があった。

この発明は、このような問題点を解決するためＫなされ
たもので１周囲温度変化を刑償することができ、また増
幅器の出力をロスすることなくその出力を多段階に変化
させることができるＡＰＣ回路を得ることを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るＡＰＣ回路は上述の従来のＡＰＣ回路に
おける出力検出器、可ｉｔ圧発生回路およびＤＣアンズ
の代りＫ、増幅器の電源電流を検出する電源電流検出手
段と、周囲温度を検出する温度検出手段と、電源電流検
出手段のアナログ出力をデジタル信号に変換するアナロ
グ・デジタル（Ａ／Ｄ　）コンバータと、このＡ／Ｄコ
ンバータの出力と上述の温度検出手段の出力とを、予め
準備された。増幅器を源電流と周囲温度とに対する増幅
器出力の関係を示すデータとを比較する比較制御部と、
この比Ｍ制御部の出力をアナログ信号に変換するデジタ
ル・アナログ（Ｄ／Ａ）コンバータと、このＤ／Ａコン
バータの出力を増幅器の電源［ｉＫ変換する電源電流制
御回路とを設けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、温度検出手段がＡＰＣ回路の周囲
温度を検出する。そして比較制御１手段が。

この検出された周囲温度と、電源電流検出手段により検
出された増幅器電源電流とを、予め準備された、温度と
電源電流に対する増幅器出力に関するデータと比較し、
最適なデータを送出して、増幅器の電源電流を変化させ
、その出力を制御する。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり−
（１１、（ｓｌは上述の従来回路におけるものと全く同
一である。（２ａ）は増幅器（１１の電源電流を検出す
る電源電流検出手段としての電流検出器。

（６）はこの電流検出器（２ａ）の出力をデジタル信号
に変換するＡ／Ｄコンバータ、（７）は第１図のＡＰＣ
回路の周囲温度を検出する温度検出手段としての。

例えばサーミスタなどの温度検出器、（８）は、上述の
Ａ　／　ｏコンバータ（６）の出力と温度検出器（力の
出力とを、予め記憶されている電源電流と周囲温度に対
する増幅器ｆｌ）の出力の関係を示すデータとを比較し
、最適な増幅器出力に相当する信号を出力する制御部、
（９）はこの制御信号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ
コンバータである。なお、Ａ／Ｄコンバータ（６）、制
御部（８１，Ｄ／Ａコンバータ（９）および電源電圧制
御回路（５ａ）は比較制御手段を構成する。

上述のように構成されたＡＰＣ回路においては、増幅器
（１）の動作時にその電源電流を電流検出器（２ａ）が
検出する。この電流検出器（２）は例えば抵抗（図示し
ない）の両端の電位差から上述の電源電流を検出するよ
うなものが用いられる。この検出された電源電流はＡ／
Ｄコンバータ（６）でデジタル信号に変換される。この
Ａ／Ｄコンパ〜り（６）のデジタル出力信号は制御部（
８）Ｋ送出される。また、この制御部（８）には、ＡＰ
Ｃ回路の周囲温良を常時検出する銀層検出器（７）から
の温度データが人力される。

制御部（８）Ｋは、増−器（１）の電源電流と温度に対
する、増幅器（１）の出力の関係を示すデータが予め格
納しである。この格納データと上述の入力データが比較
され、増幅器（１）の出力を最適に制御する制御信号が
出力される。このｌ＃Ｉｍ信号はＤ／Ａコンバータ（９
）でアナログ電圧に変換され、電源電流制御回路（５１
に送出される。ここでアナログ電圧は増幅器（１１の電
源電流に変換され、その出力を制御する。

なお、上述の実施例では、電流検出器（２ａ）を用いた
が、第２図に示したように、電圧検出器（２ｂ）を用い
てもよく、この場合は電源を流制御回路（５）の代りに
電源電圧制御回路（５ａ）を設けるようにすればよい。

更Ｋ、上述の実施例では、Ａ／Ｄコンバータ（６）とＤ
／Ａコンバータ（９）と制御部（７）とを個別に設けた
が。

第３図に示したように、Ａ／ＤコンバータとＤ／ａコン
バータとを制御部（８ａ）内に含ませるようＫしてもよ
い。

〔発明の効果〕

この発明は、以上説明したとおり、出力を自動的に変化
させたい増幅器の電源電光を検出する電源電流検出手段
と、ＡＰＣ回路の周囲温度を検出する温度検出手段と、
電源電流検出手段で検出された増幅器電源電流と＠度検
出手段で検出された検出温度とを、予め準備された。増
幅器の電源電流と周囲温度とに対する増幅器出力の関係
を示すブタと比較し、最適な増幅器電源電流値を増幅器
に出力し、この増幅器の出力を制御する比較制御手段と
を設けたことＫより、温度補償ができ、また増幅器の出
力にロスがなく、更に増幅器の出力を多段階に変化させ
ることができる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明の他の実施例を示すブロック図。 第３図は更に他の実施例を示すブロック図、第４図は従
来のＡＰＣ回路を示すブロック図である。 図において、（１）は増＃Ａ器、　（２’ｌ）はｔ光検
出器、（２ｂ）は電圧検出器、（５１は電源電流制御回
路、（５ａ）は電源電圧制御回路、（６）はＡ／Ｄコ／
バータ、（７）は温度検出器、（８）は制御部、（９）
はＤ　／　Ａコンバータである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第　１　図 第３図 第２図 第４図 手続補正書 ６．補正の内容

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 増幅器の出力を自動的に変化させる自動位相制御回路に
   おいて、前記増幅器の電源電流を検出する電源電流検出
   手段と、前記自動位相制御回路の周囲温度を検出する温
   度検出手段と、前記電源電流検出手段で検出された前記
   増幅器の電源電流と前記温度検出手段で検出された検出
   温度とを、予め準備された、前記増幅器の電源電流と周
   囲温度とに対する増幅器出力の関係を示すデータと比較
   し、最適な増幅器電源電流値を前記増幅器に出力し、こ
   の増幅器出力を制御する比較制御手段とを備えたことを
   特徴とする自動位相制御回路。