JPH0251026B2 - - Google Patents

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JPH0251026B2
JPH0251026B2 JP21704482A JP21704482A JPH0251026B2 JP H0251026 B2 JPH0251026 B2 JP H0251026B2 JP 21704482 A JP21704482 A JP 21704482A JP 21704482 A JP21704482 A JP 21704482A JP H0251026 B2 JPH0251026 B2 JP H0251026B2
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JP
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layer
curing
minutes
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urethane
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JP21704482A
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Masaichi Kaneko
Susumu Takahashi
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DIC Corp
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、基盤の舗装等の床施工法において、
基盤上に特定のウレタン樹脂混合物層を設け、更
に特定の硬化特性を有する発泡性ポリウレタン材
料を用いた発泡層を設け、ついで床材層を設けた
耐衝撃性、クツシヨン性、断熱性、吸音性に優れ
た床施工法に関する。 近年構築物の床施工法として高分子材料を用い
る工法が種々採用されている。かかる工法は、(1)
ポリウレタン系主剤と硬化剤からなる2液型ポリ
ウレタン材料を発泡させないではけ等による塗布
工法、(2)発泡シート、又は非発泡シート状成形材
料を接着するシート工法、(3)2液型ポリウレタン
材料を機械によりスプレーするスプレー工法など
がある。これらの工法により被覆層に耐衝撃性、
クツシヨン性等を付与するために前記塗布工法で
は、非発泡性の軟質材料を下層に用いたり、層を
厚くする等の方法があるが、上層の剥離や脹れを
生じたり、多量の材料を必要とするなどの欠点が
ある。また前記シート工法では、発泡シートを用
いたりするが基盤が凹凸であつた場合、この不陸
(凹凸部分)を消去できなかつたり、シートの接
合部に隙間を生じシートの剥離や脹れを生じる欠
点がある。更に前記のスプレー工法では2液型発
泡性ポリウレタン材料を使用したりするが、その
可使時間、硬化時間が短く、施工に高価な機械、
高度な技術を要し、又周囲へ飛散するためその防
止あるいは施工場所の限定を要する。又得られる
発泡層表面は、基盤以上の不陸(凹凸)となるた
め、表面を平滑にするには上層に多量の材料を必
要とし不経済である。 本発明者らは、これらの点に鑑み、機械を用い
ない塗布工法に着目し研究を行なつたが、従来塗
布工法に使用されているポリウレタン材料を発泡
させたのでは均一な発泡及び平滑な表面が得られ
ないことがわかつた。そこで研究を続けた結果、
特定の発泡性ポリウレタン材料を用いた発泡層が
均一発泡、そして耐衝撃性、クツシヨン性、断熱
性、吸音性に優れることを見い出し、すでに特願
昭57−70329号(特開昭58−189071号)として出
願した。 しかしながら、この特定の発泡性ポリウレタン
材料を直接施工する場合特に寒冷地で基盤のモル
タル、或はコンクリート(基盤)が養生不足や乾
燥不足により含水率が通常の基盤に比べて高くな
り床材との接着性が妨げられる場合がある。 通常セメントモルタル、或はセメントコンクリ
ートの基盤上に塗布型の床施工を行う場合には、
下地は平滑であることが要求され、特に塗布厚さ
が2mm以下の様に比較的薄い場合は下地の平滑度
が仕上がりを左右することからレベリング材も重
要である。更にウレタン系の塗り床材については
下地の平滑性の他に下地の乾燥度も要求される。 そこで通常使用されるウレタン系レベリング材
を種々研究したがこれらの問題を十分に解決し得
なかつた。 更に、本発明者らは種々鋭意研究の結果、特定
のウレタン樹脂、ポルトランドセメント、硅砂類
及び水から成るレベリング材を用いることにより
これらの問題を解決し、更にこの発泡性ポリウレ
タン材料との接着性も良好であることを見い出
し、本願発明が完成するに至つた。 即ち本願発明は、堅固な基盤上に複合被覆層を
設ける床施工法において、湿気硬化型ウレタン樹
脂、ポルトランドセメント、硅砂類及び水から成
るレベリング層を設け、次いで可使時間10分〜
120分、硬化時間40分〜8時間の硬化特性を有す
る発泡性ポリウレタン材料を用いて発泡層を設
け、該発泡層の上にポリウレタン塗り床材層を設
けることを特徴とする床施工法を提供するもので
ある。 即ち、本発明による床施工法によれば基盤、発
泡層との接着性に優れた平滑なレベリング層を与
え、更に耐衝撃性、クツシヨン性、断熱性、吸音
性に優れたシームレスな床を提供し、又複雑な形
状の床にも簡単に施工可能であるので、厚塗りも
容易で、作業性にも優れたものである。 本発明に用いるレベリング材は湿気硬化型ウレ
タン樹脂、ポルトランドセメント、硅砂類及び水
の混合物である。その特徴は硬化性に富み、下地
との接着性に優れ、下地の凹凸に左右されずに表
面を平滑にするところにある。 ここで用いる湿気硬化型ウレタン樹脂とは、分
子末端がイソシアネート基を約1〜15%、好まし
くは1〜5%有するもので、レベリング材中にウ
レタン樹脂の希釈用に用いることのできるトルエ
ン、キシレン、メチルエチルケトン、酢酸エチ
ル、1,1,1−トリクロロエタン等の1種或は
2種以上の溶剤を含んでいるウレタンプレポリマ
ー溶液であり、官能基数2〜6個/分子、好まし
くは2〜3個/分子である。 硅砂類とは、種々の粒径の硅砂と硅砂粉、即ち
砂の乾燥されたものであり、粒径のそろつたもの
或は広い範囲を持つ粒径のものを用いることがで
きるが、好ましくは粒径0.074〜2ミリメートル
である。 ポルトランドセメントは一般的なものでよく、
特に規定はしない。 レベリング材の配合比率は特に限定されるもの
ではないが、ポルトランドセメントは湿気硬化型
ウレタン樹脂100重量部に対して50〜500重量部、
水はポルトランドセメントに対し25〜60重量部で
あることが好ましく、硅砂類は混合物の粘度と塗
布厚さに合せて加えられるが、好ましくは湿気硬
化型ウレタン樹脂100重量部に対して30〜300重量
部である。 かくして得られるレベリング材の25℃に於ける
可使時間は約20〜40分で塗布作業に充分な時間の
あるものが好ましい。塗布されたレベリング材は
25℃で約3〜6時間で完全に硬化し、レベリング
層を形成するので次の工程に移行することが容易
である。 本発明の使用される堅固な基盤とは例えばセメ
ントコンクリート、アスフアルトコンクリート、
ALC板、PC板、ベニア板、金属などの単独ある
いは組合せで構築された構造物の平面で特に本発
明はセメントコンクリート、モルタルの基盤に良
好な結果を得る。 本発明で言う可使時間10分〜120分、硬化時間
40分〜8時間の硬化特性を有する発泡性ポリウレ
タン材料とは、例えば活性水素含有化合物とし
て、ポリエーテルポリオール類、あるいはポリエ
ステルポリオール類、有機ポリイソシアネート
類、発泡剤、整泡剤、触媒、添加剤等からなるも
のが使用され、環境の温度に適合する様に、触媒
の種類、触媒の使用量、イソシアネート基濃度、
官能基数等を適宜設定することにより得られる。
例えばアミン触媒と金属触媒、好ましくはスズ系
化合物の混合触媒を0.0001〜5重量%、好ましく
は0.0005〜1重量%、イソシアネート基含有率1
〜50重量%好ましくは2〜20重量%、官能基数2
〜6個/分子好ましくは2〜3固/分子に調整す
ることにより得られる。 ここで言うポリエーテルポリオール類としては
従来ポリウレタンフオームの製造に用いられるポ
リエーテルポリオール類がいずれも使用でき、例
えばエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコールビスフエノールA、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、グリセリ
ン、ソルビトールの如きポリオール単量体が挙げ
られ、更に、これら単量体やエチレンジアミン、
尿素、モノメチルジエタノールアミン、モノエチ
ルジエタノールアミンの如きアミン単量体などに
アルキレンオキサイド類、例えばエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイ
ド、スチレンオキサイドなどを単独で重合させた
もの、あるいは共重合体又はそれら重合体の混合
物よりなるポリエーテルポリオール類がいずれも
使用出来る。更にポリエステルポリオール類とし
ては多塩基酸と多価アルコールとの縮合体が使用
されるが、例えばマレイン酸、フマル酸、アジピ
ン酸、フタル酸などの単独又は混合物とエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオールなどの単独又は混合物との
反応により得られる末端OH基を有するポリエス
テルポリオール類が挙げられる。好ましくは常温
で液状で取り扱いの容易なポリエーテルポリオー
ル類が使用される。 有機ポリイソシアネート類としてはポリウレタ
ンフオームの製造に使われる有機ポリイソシアネ
ート類がいずれも使用でき、例えば2,4−トリ
レンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソ
シアネート、2,6/2,6=65/35(wt)トリ
レンジイソシアネート、2,4/2,6=80/20
(wt)トリレンジイソシアネート、4,4′−ジフ
エニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、フエニレンジイソシアネー
ト、1,5−ナフタレンジイソシアネート、メタ
キシリレンジイソシアネート、水添化トリレンジ
イソシアネート、水添化4,4′−ジフエニルメタ
ンジイソシアネート、粗製トリレンジイソシアネ
ート、ポリメチレンポリフエニルイソシアネート
等が挙げられる。そしてこれらの単独又はこれら
の混合物として用いることが出来る。更に前記ポ
リエーテルポリオール類やポリエステルポリオー
ル類と有機ポリイソシアネート類との反応により
得られる末端イソシアネート基含有プレポリマー
などの単独又はこれらの混合物よりなるものも使
用できる。 発泡性ポリウレタン材料の発泡剤としては従来
ポリウレタンフオームの製造に用いられている水
あるいは低沸点有機溶剤類、例えばトリクロロモ
ノフルオロメタン、ジクロロフルオロメタン、モ
ノクロロジフルオロメタン、トリクロロトリフル
オロエタン、ジクロロテトラフルオロエタン、メ
チレンクロライド、1,2−ジクロルエタン、
1,1,2,2−テトラクロルエタン、1,1,
1−トリクロルエタン、アセトン、エチルエーテ
ル、石油エーテルなどの単独あるいは混合物が使
用出来、好ましくは取り扱いの容易な水が有用で
ある。 本発明の発泡性ポリウレタン材料の発泡硬化速
度を調整する触媒としては、公知の第3級アミン
系触媒類例えば、トリエチルアミン、トリエチレ
ンジアミン、N−メチルモルホリン、エチルモル
ホリン、N,N′−ジメチルアルキルアミン、N,
N′−ジエチルアルキルアミン、N,N,N′,
N′−テトラメチルプロピレンジアミン、ヘキサ
メチレンテトラミンなどの単独又は混合物を使用
出来、更に又金属化合物系触媒類例えば、ナフテ
ン酸コバルト、ナフテン酸錫、ナフテン酸亜鉛、
ナフテン酸鉛、オクチル酸亜鉛、オクチル酸錫、
オクチル酸鉛、ジブチルチンジラウレート、ジメ
チルチンジラウレート、トリノルマルブチルチン
アセテート、塩化第2錫などの単独もしくは混合
物が使用出来る。特に好ましくは第3級アミン類
とスズ系化合物の混合触媒が使用される。 又整泡剤としては、公知の界面活性剤例えば、
ポリメチルシロキサン、ジエチルアミノオレエー
ト、ジオクチルスルホン酸ナトリウム、ソルビタ
ンモノステアレート、グリセリンモノオレエート
などの単独もしくは混合物を使用出来る。 本発明の床施工法においては添加剤を発泡性ポ
リウレタン材料に添加しても良く、添加剤として
は、例えば、ウイスカー、アルミ粉、銅粉、硅
石、硅藻土、アルミナ、炭酸カルシウム、石コ
ウ、マイカ、クレー、タルク、アスベスト、グラ
フアイト、カーボンフアイバー、ガラスフアイバ
ー、ガラス粉、セメント、リンター、リネン、木
粉、合成樹脂粉、タイヤ粉、顔料などの単独もし
くは混合物等が挙げられる。 可塑剤としては、ジブチルフタレート、ジオク
チルフタレート、ジブチルマレート、ジブチルフ
マレート、ジオクチルアジペート、エチレングリ
コールジ安息香酸エステル、ジエチレングリコー
ルジ安息香酸エステル、ジプロピレングリコール
ジ安息香酸エステル、塩素化パラフイン、石油樹
脂、キシレン樹脂、石油系高沸点溶剤などの単独
もしくは混合物を使用出来る。 こうして得られた可使時間10分〜120分、硬化
時間40分〜8時間の硬化特性を有する発泡性ポリ
ウレタン材料は、その可使時間が10分以下の場
合、発泡層の自己レベル性を有さないため施行時
の塗布工具跡が破状に残り、また基盤と直結した
大きな気泡を残し基盤の不陸を消去し得ないし、
可使時間が120分以上になると硬化特性が悪く、
次の作業ができないといつた欠点がある。より好
ましくは可使時間20分〜60分である。 更に硬化時間が40分以下の場合、得られる発泡
層の表面は平滑性に乏しく、収縮しやすいものと
なり、計画通りの発泡層厚にならないし、又8時
間以上の硬化時間を有するものは、硬化表面のタ
ツクが取れ難く、ホコリが付着したり、床材層を
施工するまでに長時間を有するなどの欠点があ
る。より好ましくは40分〜4時間が良い。 本発明の発泡性ポリウレタン材料による発泡層
は硬度(JIS A)10〜80、伸び率(JIS K6301)
50〜800(%)、密度(g/cm3)0.1〜1.0の範囲の
物性で、好ましくは硬度(JIS A)20〜60、伸び
率(JIS K6301)100〜600(%)、密度(g/cm3
0.2〜0.8の物性のものが適当である。即ち、硬度
(JIS A)10以下のものを使用すると軟く床材層
を設けるもフワフワした歩行感の悪いものとな
り、硬度80以上のものを使用すると固く、クツシ
ヨン性を感じ得ない欠点がある。また伸び率が50
%以下の場合には基盤にクラツクが発生した時に
クラツク追従性を有していない為、床材層の破断
を生じる恐れがあるし、伸び率800%以上の場合
には基盤の変動に追従するも、床材層と発泡層の
層間剥離を生じるなどの欠点がある。 更に発泡層の密度が0.1(g/cm3)以下の場合、
得られる発泡層の表面は凹凸状を示し、強度が弱
く、舗装材、床材としての使用に耐えないし、密
度1.0(g/cm3)以上の場合、発明工法によりもた
らされる断熱性、衝撃吸収性などの顕著な効果が
得られない。又材料の使用量の低減化が計れず不
経済な欠点を有している。 本発明に使用される床材層とは、第1成分とし
てウレタンプレポリマーと第2成分として、活性
水素含有化合物類からなる所謂2液型非発泡性ポ
リウレタン樹脂や湿気硬化型あるいは溶剤揮発型
の所謂1液型ポリウレタン樹脂が挙げられるが好
ましくは、2液型非発泡性ポリウレタン樹脂が使
用される。このウレタン塗り床材の性能は加硫ゴ
ム物理試験法(JIS K6301)で硬度(Aタイプ)
50以上、引張り強さ30Kgf/cm2以上、伸び率50%
以上のものが好ましい。 本発明工法の塗布方法としては、コテ、レー
キ、ローラー刷毛などによる通常の方法により塗
布される。 本発明に於ける発泡層、床材層は、それぞれ目
的に応じた厚み1〜50mm好ましくは1.5〜20mmと
することが出来、例えば、テニスコートとして施
工する場合は発泡層を4mm、床材層を3〜4mm、
体育館床材として施工する場合は発泡層を4mm、
床材層を2〜3mm、居間、応接室、廊下などの床
材として施工する場合は発泡層を3〜4mmとする
など適宜選択されるが、床材層の厚さは、機能
性、経済性を併せた1〜5mmが良好である。最終
的に出来上る床の厚さは好ましくは3〜50mm程度
である。 本発明の床施工法は学校の廊下、教室、病院、
マンシヨン、体育施設の床、屋外の遊歩道、その
他にそのクツシヨン性、吸音性、断熱性、優れた
歩行感等の性質を活かして優れた床を提供するこ
とができる。 以下本発明を実施例によつて説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。 実施例 1 養生不足のモルタル基盤上に表1に示す配合
物からなるレベリング材を、0.7Kg/m2金鏝に
て平滑に塗布した。4時間後得られたレベリン
グ層は基盤との接着性良好であつた。
【表】 レベリング材の塗布後25℃で4時間放置養生
した層の上に、表−2の特性を持つ塗布発泡性
ウレタンを2Kg/m2金鏝にて平滑に塗布した。
この発泡性ウレタンは25℃、2時間で硬化し、
クツシヨン性がある平滑な層が得られた。この
層は、レベリング層との接着性良好であつた。
【表】
【表】 性ウレタン
注)4はJISA K−6301の試験方法に依り得た値
塗布発泡性ウレタン層が完全に硬化した後、
表−3の特性を持つウレタンを塗り床材を厚さ
2mmになるように発泡性ウレタン層の上に平滑
に塗布した。 以上〜の操作により仕上つた床面は、平滑
であり、クツシヨン性、吸音性に優れた歩行感の
よい床が得られた。
【表】 ン塗り床材
実施例 2 養生不足のコンクリート基盤上に表−4に示
す配合物からなるレベリング材を0.8Kg/m2
鏝にて平滑に塗布した。得られたレベリング層
は基盤との接着性良好であつた。
【表】 レベリング材の塗布後25℃で4時間放置養生
した層の上に実施例1の表−2に示したプライ
アデツクPF−300/EF−400を用いて当該発泡
性ウレタンを2回に分けて重ね塗りを行つた。 1回目の塗布は3Kg/m2平滑に塗布し、完全
に硬化させた後更にその上に3Kg/m2塗布し合
計6Kg/m2塗布した。 こうして得られた発泡層の厚さは約9mmであ
つた。レベリング層との接着性も良好であつ
た。 発泡性ウレタン層が完全に硬化した後、この
上に実施例1表−3に示した特性を持つウレタ
ン塗り床材を厚さ5mmになるよう塗布した。 以上〜の操作により仕上つた床面は平滑で
あり、クツシヨン性、吸音性に優れ、断熱効果の
ある床が得られた。 比較例 1 養生不足のモルタル基盤上に実施例1、表−1
中の湿気硬化型ウレタン、プライアデツクT−44
の単品を0.3Kg/m2刷毛にて均一に塗布した。4
時間後塗布面は乾燥しているが、ピンホールが多
発した平滑性のないもので、基盤から簡単に剥が
れてしまつた。 このレベリング層を剥さないで、層上に実施例
1、表−2の特性を持つ発泡性ウレタンを2Kg/
m2金鏝にて平滑に塗布した。この発泡性ウレタン
の硬化した表面は、凹凸状となり、平滑性に欠
け、クツシヨン層、断熱層等の特性を有する塗布
型床材の下層材としては不適当であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 堅固な基盤上に複合被覆層を設ける床施工法
    において、湿気硬化型ウレタン樹脂、ポルトラン
    ドセメント、硅砂類及び水から成るレベリング層
    を設け、次いで可使時間10分〜120分、硬化時間
    40分〜8時間の硬化特性を有する発泡性ポリウレ
    タン材料を用いて発泡層を設け、該発泡層の上に
    ポリウレタン塗り床材層を設けることを特徴とす
    る床施工法。
JP21704482A 1982-12-13 1982-12-13 床施工法 Granted JPS59109653A (ja)

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