JPH0250543A

JPH0250543A - ファクシミリ蓄積交換装置

Info

Publication number: JPH0250543A
Application number: JP63198927A
Authority: JP
Inventors: Yoichi Mizudori; 洋一水鳥
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-08-11
Filing date: 1988-08-11
Publication date: 1990-02-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明はファクシミリ蓄積交換装置の改良に関するも
のである。

（従来の技術）ファクシミリ蓄積交換装置は、ファクシミリ装置から送
られた画信号を一時蓄積し、この画信号を指定された宛
先のファクシミリ装置へその後に送信する装置である。

この画信号の蓄積には磁気ディスク装置が用いられてい
るが、そのアクセスタイムは半導体メモリのそれより長
い。ところが、一つの原稿の画信号について複数の宛先
へ送信を行う場合には磁気ディスク装置の同一ファイル
へ宛先数分のアクセスが集中し、宛先数が多い場合には
待ち時間が多くなり送信不可能となる問題点が発生して
いた。

（発明が解決しようとする課題）上記のように従来のファクシミリ蓄積交換装置によると
、画信号の蓄積に磁気ディスク装置を用い、各送信チャ
ネルがこの磁気ディスク装置をアクセスするものである
から、同一の原稿の画信号を複数の宛先へ回報通信する
場合には磁気ディスク装置の同一ファイルにアクセスが
集中し、待ち時間が多くなり送信不可能となる問題点が
発生していた。

本発明はこのような従来のファクシミリ蓄積交換装置の
問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、
同一の原稿の画信号を複数の宛先へ同報通信する場合に
送信不可能となりにくいファクシミリ蓄積交換装置を提
供することである。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）本発明では、ファクシミリ装置から送られた画信号を一
時蓄積しその後に指定された宛先のファクシミリ装置へ
送信するファクシミリ蓄積交換装置に、アクセスタイムの異なる複数の記憶装置と、送信宛先数
に応じて送信時に画信号を記憶させておく記憶装置を選
択して画信号の記憶読出を行う記憶読出手段とを備えさ
せてファクシミリ蓄積交換装置を構成した。

（作用）上記構成によると、送信宛先数の多い原稿の画信号を、
送信時にアクセスタイムの短い記憶装置を選択して記憶
させておくことができ、アクセスが集中しても待ち時間
が多くなることのないようにでき得る。

（実施例）以下、画面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例に係るファクシミリ蓄積交換
装置１を含む通信システムのブロック図である。ファク
シミリ蓄積交換装置１は複数のチャネルを介して交換網
２に接続されている。交換網２にはファクシミリ装置３
１〜３ｎが接続されている。ファクシミリ蓄積交換装置
１には装置全体の制御を行うＣＰＵ１１、所定のファク
シミリ伝送制御手順によりファクシミリ通信を行う通信
制御部１２、磁気ディスク装置１３、半導体メモリであ
る主メモリ１４が備えられている。１５は半導体バルク
メモリであり、必要により設けられるがここでは設けら
れていないものとして説明を行う。

ＣＰＵ１１は第２図に示されるフローチャートのプログ
ラムに基づき記憶読出手段として機能する。

ＣＰＵ１１は電源投入等によって動作を開始し、送信要
求か受信要求かを検出している（１０１．１０２）。

これらの要求はファクシミリ装置３１　〜３１．ｌより
送られた画信号の受信による通信制御部１２からの割込
みや送信時を示すタイマ割込みによって行われる。ここ
で、受信要求である場合には、通信制御部１２を制御し
てファクシミリ通信を行わせ、受信処理を行う（１０３
）。ＣＰＵ１１は受信に係る画情報（画信号）を、宛先
情報、発信元情報等のカタログを作成するとともに、磁
気ディスク装置１３に蓄積しく１０４）　、例えば主メ
モリ１４に作成したカタログの画情報フラグをＯにセッ
トして（１０５）終了となる。一方、ステップ１０１で
送信要求であることを検出すると対応するカタログから
宛先数を検出し、これが予め決められている数ｎ（ｎは
磁気ディスク装置１３のアクセス速度から決められる。

）以下か、または、ｎより大か検出する（２０１）。ｎ
以下である場合には、画情報を磁気ディスク装置１３か
ら転送バッファエリア（例えば通信制御装置１２とのチ
ャネル毎のインタフェース部）にロードしく２０２）　
、−の宛先情報等の必要情報を通信制御装置１２へ与え
発信を行わせ、ファクシミリ通信による送信を行わせる
（２０３）。ＣＰＵ１１は所定のタイミングで画情報の
磁気ディスク装置１３からの画情報の読出し及びバッフ
ァエリアへのロードを行う。また、ステップ２０１で宛
先数がｎより大であることを検出した場合にはカタログ
の対応する画情報フラグがＯか１かを検出しく３０３）
　、Ｏであれば対応する画情報を磁気ディスク装置１３
から主メモリ１４の該当エリアへ転送しく３０４）　、
画情報フラグを１にセットする（３０５）。この動作を
終了した後、またはステップ３０３で画情報フラグが１
であることを検出した場合には、画情報を主メモ１月４
から読出して転送バッフ７エリアヘロードしく３０６＞
−の宛先情報等の必要情報を通信制御装置１２へ与え発
信を行わせ、ファクシミリ通信による送信を行わせる（
３０７）。

上記において、送信要求は１宛先毎に生じる。

そして、宛先数が多い場合にはステップ３０３〜３０７
が実行されることから、アクセスタイムのより短い半導
体メモリである主メモ１月４から各チャネルが画信号を
取出すことになり、磁気ディスク装置１３からアクセス
していた場合に比べ待ち時間を要せず、送信不可能とな
りにくい。

なお、半導体バルクメモリ１５が設けられている場合に
は、これを上記実施例における主メモリ１４と同様に使
う。この場合、半導体バルクメモリ１５は主メモリ１４
より多くの画信号を記憶でき便利である。また、記憶装
置はアクセスタイムの異なるものを３つ以上設けてもよ
く、宛先数に応じてアクセスタイムの所定の装置を選択
して記憶させるようにしてもよい。

また、アクセスタイムの短い記憶装置に記４Ｒされる時
期は、必ずしも送信要求があってからでなくともよく、
例えば、受信したときから、または受信から所定時間後
など、送信時に前記記憶装置に記憶されているという条
件が満されていればよい。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、送信宛先数の多い
原稿の画信号を送信時に、アクセスタイムの短い記憶装
置を選択して記憶させておくことができ、アクセスの集
中があっても待ち時間が多くならず送信不能となりにく
くすることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のファクシミリ蓄積交換装置
を含む通信システムのブロック図、第２図は本発明の一
実施例の動作を説明するためのフローチャートである。１・・・ファクシミリ蓄積交換装置２・・・交換網３１〜３ｏ・・・ファクシミリ装置１１・・・ＣＰＵ１２・・・通信制御部１３・・・磁気ディスク装置１４・・・主メモリ１５・・・半導体バルクメモリ代理人　弁理士　則　近　憲　佑同　　山王 −、−−一一一一」第１図

Claims

【特許請求の範囲】

　ファクシミリ装置から送られた画信号を一時蓄積しそ
の後に指定された宛先のファクシミリ装置へ送信するフ
ァクシミリ蓄積交換装置において、アクセスタイムの異
なる複数の記憶装置と、送信宛先数に応じて送信時に画
信号を記憶させておく記憶装置を選択して画信号の記憶
読出を行う記憶読出手段とが備えられていることを特徴
とするファクシミリ蓄積交換装置。