JPH02502555A - スティフナーを内蔵する押出しビニール成形体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ステイフナ−を内蔵する押出しビニール成形体技術分野 本発明は、車輌のドア或いは窓の開口の周縁部に一般的に用いられるエツジ、フ ランジ、継手などに適用されるべきトリムストリップに関する。特に、本発明は 、プレス加工された金属キャリア或いはステイフナ−を内蔵し、かつ従来からこ のようなストリップに於て特徴的に見られた表面の凹凸、或いは突起や溝等を有 することのないトリムストリップ及びこのようなトリムストリップを製造するた めの方法に関する。

背景技術 自動車の窓或いはドアの開口等に一般的に用いられる上記形式のトリム要素即ち トリムストリップはチャンネル状の断面形状を有し、一般に、合成樹脂などのゴ ム状材料からなる包囲体内に埋め込まれた金属板などからなるコア部材即ちステ イフナ−を備えている。このようなトリムストリップは、例えばＦｕｌｌａｎに 付与された米国特許第４，２３２．０８１号或いはＶｅｌｉｇｅｔに付与された 米国特許第４，４３２．１６６号などに開示されているような連続的な押出し成 形体として形成される。コア部材即ちステイフナ−の働きは、複合構造の形状を 保持することにある。しかしながら、この構造体はそれが適用されるべき支持部 材の形状に直ちに適合し得るように十分に可撓性を有しかつ変形可能でなければ ならない。従って、埋設されたステイフナ−は、トリムストリップが簡単に曲げ られ、或いは捩られることより所望の形状をとるのを妨げるものであったり、或 いは曲げたり捩ったりすることにより、挫屈を起すようなものであってはならな い。

そのために、ステイフナ−は、孔空き金属板、スロットの設けられた金属板、網 状金属板或いはスリットが交互に設けられた金属板を引き延ばして網状にしてな るエクスパンデッドメタルなど、空隙及び相互結合部分を有するものからなるも のであって良い。このような部材がチャンネル状に形成され、ゴム状材料或いは 合成樹脂材料からなる包囲体内に埋設されると、コア部材即ちステイフナ−はト リムストップの所望のチャンネル状の形状を保持し、しかもこの複合構造体を、 その軸線を所望の形状に適合させるように、容易に曲げたり或いは成形したりす ることができることとなる。プレス加工された金属製のステイフナ−を有するチ ャンネル状のトリム部材が、例えばＨａｙａｓｈｌに付与された米国特許第４， ３３９．８６０号明細書或いはＥｚａｋＩに付与された米国特許第４，３５５， ４４８号明細書に開示されている。これらは、中実の金属製ステイフナ−を有す る同様のトリムストリップに対しては上記したような有利性を有するものの、プ レス加工された金属製のステイフナ−をゴム状材料或いは合成樹脂内に埋設され るように押出し成形を行った時に、ステイフナ−の表面のパターンが、押出し成 形体の表面に浮き出てくるという問題がある。

即ち、当該技術分野に於て、ハングリーホース（ｈｕｎｇｒｙ　ｈ。

ｒｓｅ）パターンと一般的に呼ばれるような、見苦しい表面形状が形成されると いう問題があった。

発明の開示 本発明によれば、トリムストリップの可撓性及び変形容易性を向上するために、 孔空きのキャリア或いはステイフナ−を内蔵し、しかも、装着時にあって、埋設 されたステイフナ−のパターンが浮き出てくることがなく良好な外観を呈するよ うなチャンネル状をなす複合トリムストリップを提供される。プレス加工された 金属等からなるステイフナ−は、所望の断面形状に適合するように予め成形され る。

トリムストリップは、例えばポリ塩化ビニール等からなる比較的剛性を有しかつ 可撓性を有するストリップを、孔空きステイフナ−の表面に隣接するように、ト リムストリップを車輌若しくはその他の部分に装着された時に外から見えるよう な表面とステイフナ−との間に介在させるようにして押出し成形される。このよ うに剛性を有する中間ストリップは、ステイフナ−の表面パターンがトリムスト リップの対応する外面に浮き出てくるのを防止できる。このようにしてステイフ ナ−の表面のパターンの浮き出しを回避できることから、トリムストリップが押 出し成形ダイから押し出される際に、所望のパターンが刻設された金属ホイール をその表面に対して当接させることにより所望のエンボスパターンを形成するこ とができる。

このように本発明の主な目的は、良好な外観を有する可撓性を有しかつ変形可能 な複合トリムストリップを提供することにある。

本発明の別の目的は、このような複合トリムストリップのキャリア即ちステイフ ナ一部材の表面パターンがトリムストリップの表面に浮き出てこないようにする ことにある本発明の別の目的は、使用時に於て所望の良好な外観を呈するような トリムストリップを提供することにある。

本発明の更に別の目的は、ビニールからなる包囲体内にプレス加工された金属製 のステイフナ−を内蔵させ、かつ比較的高い剛性を有するストリップを金属製の ステイフナ−と、ビニール製型材の少くとも１つの面との間に介在させてなるト リムストリップを製造するための方法を提供すことにある。

本発明の更に別の目的及び利点は、以下の説明を、添付の図面を参照しつつ考慮 することにより明瞭となろう。

図面の簡単な説明 図面中、 第１図は本発明に基づくトリムストリップの一部を部分的に破断して示す斜視図 であり、 第２図は、第１図の概ね２−２線について見た横断面図であり、 第３図は、金属製のフランジに適用された本発明に基づくトリムストリップを示 す第２図と同様な横断面図であり、第４図は、本発明に基づく新規なトリムスト リップを製造するのに適する装置の一態様を模式的に示す図である。

発明の構成 本発明によれば、自動車などのフランジに適用されるべき複合トリムストリップ であって、可撓性を有しかつ弾性的な材料内に埋設された比較的高い剛性を有す るステイフナ一部材を備え、前記ステイフナ一部材が凹凸を呈する外面をなす少 くとも１つの壁体を有し、前記凹凸面が、前記トリムストリップの対応する外面 を郭成するべく、前記した可撓性を有しかつ弾性を有する材料の層により覆われ ると共に、前記壁体の前記凹凸面と前記トリムストリップの前記外面との間に介 設されたバリヤストリップを有し、前記バリヤストリップが、前記凹凸面のパタ ーンを前記トリムストリップの前記外面に向けて浮き出るのを阻止することを特 徴とするトリムストリップが提供される。

本発明によれば、更に、自動車等に用いられる複合トリムストリップを形成する ための方法であって、凹凸を有する外面を呈する壁体を備える予め形成された比 較的高い剛性を有するステイフナ一部材を押出し成形ダイに向けて搬送する過程 と、前記ステイフナ一部材が前記押出し成形ダイに突入する前に前記した凹凸を 有する外面に沿って比較的高い剛性を有するバリヤストリップを配置する過程と 、前記ダイに向けて前記トリムストリップのためのマトリックス材料を供給する 過程と、前記ステイフナ一部材及び前記した比較的高い剛性を有するバリヤスト リップが前記マトリックス材料内に埋設されるように前記トリムストリップを前 記ダイから押し出す過程とを有することにより、前記バリヤストリップをもって 、前記ステイフナ一部材の凹凸を有する表面のパターンが、前記トリムストリッ プの対応する外面から浮き出すことのないようにしたことを特徴とする方法が提 供される。

好適実施例の説明 添付の図面に於て、本発明に基づく複合トリムストリップの一区間が符号１０に より示されている。図示されたトリムストリップは、現在の自動車の窓若しくは ドアの開口の周囲に一般的に用いられるための形状を有し、一般的にはビニール 材料からなるゴム状材料若しくは合成樹脂の弾性的なマトリックス１２内に埋設 された折り曲げ可能で、可撓性を有するチャンネル状を成すキャリア即ち、ステ イフナ−１１を有する。上記したように、トリムストリップに成る程度の剛性を 付与し、その所望のチャネル形状を保持するためのステイフナ−１１は、好まし くは金属板からなるが、他の材料も用いることもできる。例えば、ステイフナ一 部材としてポリプロピレン等の合成樹脂を用いることにより、良好な結果を得る ことができる。また、トリムストリップがその軸線について可撓性を有しかつ変 形可能であることにより、それが固定されるべきフランジの輪郭形状に適合し得 ることを必要とする。そのために、ステイフナ−１１は、何らかの孔若しくはス リットを備えることにより、容易に変形可能であって、しかも曲げられた形状を 保持し得るようにしである。第１図に最も良く示されているように、成る好適実 施例に於けるステイフナ−は、所定のパターンをもって、また、所定の間隔をお いて横方向に延在する相互に連結されていないスロット１３を備えるプレス加工 された金属板をチャンネル状に曲げてなるものからなる。このように、キャリア は、湾曲部分１６を介してベース１５から、垂下しかつベース１５に接続された 脚部１４を有する。ここで、キャリア１１がプレス加工された金属板からなるも のとしているが、トリムストリップが適宜変形可能である限りに於て、エクスパ ンデッドメタル、合成樹脂或いは網状ワイヤなど他の適宜な材料からなるもので あって良い。

このような複合トリムストリップは、一般に、成る程度の剛性を有するステイフ ナ−１１上に、ＰＶＣ等の合成樹脂からなる弾性マトリックス１２を押し出すこ とにより形成される。第３図に示されているように、ここで言及されている特定 のトリムストリップは１０は金属板を相互に溶接してなる２枚重ねの部分を有す るフランジ１７に適用されるべく設計されたものである。そのため、ストリップ は、それをフランジに装着しようとする際に、フランジ１７の両面に対して係合 し得るように、チャンネル内に於てその一方のアーム１８から内向きに突出する 把持用フィン１９と、他方のアーム２０から内向きに突出する別の把持用フィン ２１とを備えている。トリムストリップをフランジ上に於て適正な位置に保持す るために、一方の把持用フィン２１をやや短寸かつ細幅とし、他方の把持用フィ ン１９よりも一層変形容易とすることができる。即ち、前者のフィン２１は後者 のフィン１９よりも容易に潰れ、第３図に示されたようにトリムストリップをフ ランジ上に適正に位置決めするべく、これらフィンはアーム２０に設けられた延 長部２２と協働する。トリムストリップをフランジ１７に装着した際に、窓材、 フレーム部材或いはドアなどの隣接する本体部材（図示せず）に対してシール可 能に当接するべきリーフ２３を、トリムストリップの弾性マトリックス１２に設 けておくこともできる。

上記したように、従来のこの種の複合押出し成形体は、その金属ステイフナ−の パターンが、押出し成形体の表面に浮き出て、第１図に於て符号２４に示される ようにハングリーホースと呼ばれる凹凸形状を呈するという問題があった。モー ルドされたストリップの使用時に於いて外から見えない部分にこのような凹凸表 面が形成されても格別問題とならない。しかしながら、外から見える部分に於て は、このような凹凸面は好ましくない外観を呈し、従ってそのような凹凸表面が 形成されることは好ましくない。しかも、孔空きキャリア即ちステイフナ−１１ が弾性的なマトリックス１２の表面に近接しているため、その表面を単に別のパ ターンをエンボス加工することによっては、このような凹凸表面を十分に除去す ることができない。

本発明によれば、金属製のステイフナ−のパターンがトリムストリップの隣接す る表面に浮き出てくるのが、トリムストリップを押出し成形する際にはステイフ ナ−と外面との間に比較的高い剛性を有するバリヤ部材を介在させることにより 防止される。従って、第１図及び第２図に最も良く示されているように、ステイ フナ−の外面に隣接して、適当な可撓性材料からなり比較的高い剛性を有するバ リヤストリップ２５が設けられる。このバリヤストリップは、マトリックス１２ 及びそれに埋設されたステイフナ−１１に対して適合するような所要の剛性及び 可撓性を有する任意の材料からなるものであって良く、マトリックスと同−若し くは同様の組成を有する予め成形されたストリップ材料からなるのが好ましい。

例えば、マトリックス及びバリアーストリップをポリ塩化ビニールからなるもの とし、複合トリムストリップを製造する際に、予め成形されたストリップとして バリヤストリップを介在させることによりトリムストリップの表面をステイフナ −の表面パターンから隔絶させることができる。バリヤストリップはトリムスト リップを装着した際に外部に露出する面に対してのみ必要となる。従って、例え ば図示された実施例に於ては、バリヤストリップ２５が湾曲部分１６間に延在す るステイフナ−のベース１５に沿ってのみ設けられているが、これは、トリムス トリップの、その部分に於てのみ表面の凹凸形状を解消することが望まれるから である。図示された実施例に於て必要となるようなバリヤストリップは、０．０ １８インチ（０，４６ｓ＋ｍ）の厚さを有し、０．４００インチ（１０，２１ｍ ）の幅を有するものであるのが適当である。ここで、考慮されていることは、バ リヤストリップが、特定の方向或いは面について曲げ変形可能であるといったよ うなトリムストリップの他の望まれる特性に対して悪影響を与えない限りに於て 、表面に凹凸形状が発生するのを防止したい任意の箇所に於てステイフナ−に隣 接するように介在させることができる点である。バリヤストリップは、ステイフ ナ−の表面パターンを、トリムストリップが形成される際に、その隣接する外面 に対して隔絶する働きをし、従って、ステイフナ−の表面パターンは、トリムス トリップの対応する表面に浮き出て凹凸形状を形成することがない。

この新規なトリムストリップは種々の方法により製造可能であるが、第４図に模 式的に示されているシステムは、本発明に基づくトリムストリップを製造するの に特に適している。図示されているように、所望の型材を形成するべく構成され た押出し成形ダイ２６が第１及び第２の押出し成形機２７．２８間に設けられて いる、第１の押出し成形機２７は、本体部分を形成するだめのクロスオーババイ ブ２９を介して材料を供給し、第２の押出し成形機２８は、リーフ２３及び把持 用フィン１９．２１を形成するべくクロスオーバパイプ３０から材料を供給する 。２つの押出し成形機により供給される材料の組成は、異なる部分に於て望まれ る硬度、剛性、弾性等の特定の性質を達成するように異なるものであって良いこ とは云うまでもない。トリムストリップ１０の断面形状に適合するように予め成 形されたキャリア即ち、ステイフナ−１１は、押出し成形機２６の背部に於てテ ーパ部分に送り込まれる。連続的なロール３１から供給されるバリヤストリップ ２５は、ステイフナ−の適当な面上に配置され、ステイフナ−と共に、押出し成 形ダイ２６に送り込まれる。押出し成形機からダイに向けて送り込まれた材料は 、ステイフナ−及びバリヤストリップを包囲し、複合ストリップは第２図に示さ れるような所望の輪郭形状を有するように押出し成形ダイ２６から押し出される 。バリヤストリップ２５がステイフナ−のベース１５と型材の隣接する外面との 間に介設されているために、型材は、あたかもベースに孔が開設されていないよ うな性状に形成される。従ってステイフナ−のベースに開設された孔は型材の表 面に対して殆ど影響を与えない。

ステイフナ−のパターンの浮き出しにより、表面の凹凸形状が除去されたが、押 出し成形ダイにより与えられる表面パータンとは別に、その外から見える表面に 対して美的に見て好ましいパターンを形成することができる。そのために、トリ ムストリップ即ち型材がやわらかい状態で押出し成形機から送り出された時に、 その表面に対して美的に見て好ましいエンボスパターンを与えるようなパターン が刻設されたエンボス用ホイール３２を、その表面に当接させることができる。

次に、押出し成形体は、従来から知られた要領をもって、水タンク３３内を通過 して冷却され、最終的に切断装置３４により所望の長さを有する部分に切断され る。

ＦＩＧ、　　３ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．自動車などのフランジに適用されるべき複合トリムストリップであって、可 撓性を有しかつ弾性的な材料内に埋設された比較的高い剛性を有するスティフナ ー部材を備え、前記スティフナー部材が凹凸を呈する外面をなす少くとも１つの 壁体を有し、前記凹凸面が、前記トリムストリップの対応する外面を郭成するべ く、前記した可撓性を有しかつ弾性を有する材料の層により覆われると共に、前 記壁体の前記凹凸面と前記トリムストリップの前記外面との間に介設されたバリ ヤストリップを有し、前記バリヤストリップが、前記凹凸面のパターンを前記ト リムストリップの前記外面に向けて浮き出るのを阻止することを特徴とする複合 トリムストリップ。 ２．前記壁体が、前記凹凸面を郭成するような一連の孔を有することを特徴とす る請求の範囲第１項に記載の複合トリムストリップ。 ３．前記した一連の孔を有する前記壁体がプレス加工された金属板部材からなる ことを特徴とする請求の範囲第２項に記載の複合トリムストリップ。 ４．前記バリヤストリップが比較的高い剛性を有するポリ塩化ビニールからなる ことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の複合トリムストリップ。 ５．前記バリヤストリップが比較的高い剛性を有するポリ塩化ビニールからなる ことを特徴とする請求の範囲第３項に記載の複合トリムストリップ。 ６．可撓性及び弾性を有する材料からなる前記本体内に埋設されるように押出し 成形されるべく予め成形されたチャンネル状のスティフナー部材を有し、前記ス ティフナー部材が、垂下する脚部を備えるベース部分を有し、前記凹凸外面を呈 する壁体が前記ベース部分を含むと共に、前記バリヤストリップが前記凹凸面に 沿って配設されていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の複合トリムス トリップ。 ７．前記壁体に、前記凹凸面を郭成するべく一連の孔が設けられていることを特 徴とする請求の範囲第６項に記載の複合トリムストリップ。 ８．前記スティフナー部材がプレス加工された金属部材からなることを特徴とす る請求の範囲第７項に記載の複合トリムストリップ。 ９．前記孔が、前記壁体に設けられた、互いに間隔をおいて横方向に延在するよ うに設けられたスロットからなることを特徴とする請求の範囲第８項に記載の複 合トリムストリップ。 １０．前記バリヤストリップが、前記壁体に沿って延在しかつ前記スロットを覆 う比較的高い剛性を有するポリ塩化ビニールストリップからなることを特徴とす る請求の範囲第９項に記載の複合トリムストリップ。 １１．前記した可撓性及び弾性を有する材料からなる本体部分がポリ塩化ビニー ルからなることを特徴とする請求の範囲第６項に記載の複合トリムストリップ。 １２．前記可撓性及び弾性を有する材料からなる本体部分がポリ塩化ビニールか らなると共に、前記バリヤストリップの外側に位置する前記トリムストリップの 外面に形成されたエンボスパターンを有することを特徴とする請求の範囲第１０ 項に記載の複合トリムストリップ。 １３．自動車等に用いられる複合トリムストリップを形成するための方法であっ て、凹凸を有する外面を呈する壁体を備える予め形成された比較的高い剛性を有 するスティフナー部材を押出し成形ダイに向けて搬送する過程と、前記スティフ ナー部材が前記押出し成形ダイに突入する前に前記した凹凸を有する外面に沿っ て比較的高い剛性を有するバリヤストリップを配置する過程と、前記ダイに向け て前記トリムストリップのためのマトリックス材料を供給する過程と、前記ステ ィフナー部材及び前記した比較的高い剛性を有するバリヤストリップが前記マト リックス材料内に埋設されるように前記トリムストリップを前記ダイから押し出 す過程とを有することにより、前記バリヤストリップをもって、前記スティフナ ー部材の凹凸を有する表面のパターンが、前記トリムストリップの対応する外面 から浮き出すことのないようにしたことを特徴とする方法１４．前記した一連の 孔を有する前記壁体がプレス加工された金属板部材からなることを特徴とする請 求の範囲第１３項に記載の複合トリムストリップ形成方法。 １５．前記スティフナー部材が、前記凹凸面を郭成するような一連の孔を有する ことを特徴とする請求の範囲第１４項に記載の複合トリムストリップ形成方法。 １６．比較的高い剛性を有する前記バリヤストリップがポリ塩化ビニールからな ることを特徴とする請求の範囲第１３項に記載の複合トリムストリップ形成方法 。 １７．前記マトリックス材料がポリ塩化ビニールからなることを特徴とする請求 の範囲第１３項に記載の複合トリムストリップ形成方法。 １８．比較的高い剛性を有する前記バリヤストリップ及び前記マトリックス材料 がポリ塩化ビニールからなり、前記バリヤストリップが前記スロットを覆うよう に前記スティフナー部材に被着されることを特徴とする請求の範囲第１５項に記 載の複合トリムストリップ形成方法。 １９．前記トリムストリップが前記押出し成形ダイから押し出されるときに、そ の外面にエンボスパターンを付与する過程を含むことを特徴とする請求の範囲第 １８項に記載の複合トリムストリップ形成方法。