JPH02502469A - 織物糸の連続的染色方法およびこの方法を実施するための装置 - Google Patents

織物糸の連続的染色方法およびこの方法を実施するための装置

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JPH02502469A
JPH02502469A JP1500367A JP50036789A JPH02502469A JP H02502469 A JPH02502469 A JP H02502469A JP 1500367 A JP1500367 A JP 1500367A JP 50036789 A JP50036789 A JP 50036789A JP H02502469 A JPH02502469 A JP H02502469A
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aqueous
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JP1500367A
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アンデルラン,ロベール
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シュペルバ ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、の  ・   ′およびこの “    る;めの本発明は、染料水溶液が充 填された含浸室を貫通させ1次に。
染料水溶液を振り払うとともに、これを回収することからなる連続的染色方法で あって、適当な溶媒に溶かされた少なくとも1種の染料剤からなる染料水溶液に 織物糸を含浸させることによって、この糸を連続的に染色する方法に関するもの である。
また5本発明は、少なくとも一つの脱水室に後続する少なくとも一つの含浸室と 、これらの室に織物糸を通過させるための手段と、前記含浸室を通るとともに、 この含浸室と前記脱水室の下方にある回収手段を備える染料水溶液のl!環回路 とから構成される。前記方法を実施するための装置に関するものである。
従来から知られた織物糸の染色技術が、フランス国特許公報第2.429.28 8号に1例として開示されている。この技術は、染料水溶液が供給されるタンク 中の浴に糸を通過させることからなっている。
このタンクには、染料の浴が余り早くなくなってしまわないように1通常でも、 比較的多量の染料水溶液が充填されている。
裕の「修正」は、定期的に行われるが、具体的には、染料剤を従来の装置におい ては、タンクには、常時新しい染料水溶液が補充され1g費された部分を補うこ とが必要であるため、実に頼っていた。
ボビンに巻き取られた糸や、「かせ」によって束ねられた糸を漬ける染料剤の浴 を用いる生産技術では、裕の割合は1〜10、即ち処理すべき製品100kgに 対して、約1000kgの染料水溶液を含む浴が使月されている。
このように、製品の10倍にも達する量の浴が必要とされるため、染料剤が高価 であることを考えると、従来技術は、経済的なものであるとは言い難く、また、 タンク内の環境管理や、残存している染料水溶液の品質維持の問題が浮かび上が ってくる。
このように、従来の技術は、いずれも、経済的な見地からも。
技術的な見地からも、数々の不都合な問題を提起するものである。
本発明は、上述の欠点のすべてを取り除くべく、経済的で、しかも精密な染色方 法とともに、この方法を実施するための装置を提供するものである。
そのため1本発明による方法では、糸を脱水する間に回収された前記余馬の染料 水溶液を、原染料水溶液と混合して再使用し、この染料水溶液を、自動的に比色 分析し、場合によっては。
前記染料剤または溶媒を、所定の量をもって加えることにより。
前記染料水溶液のカラー補正を行い、これらの量は、前記比色分析の結果にした がって、自動的に決定されるようにするとともに、補正された前記染料水溶液を 、糸の含浸に再使用することを特徴としている。
もし、前記染料水溶液が、適当な溶媒に溶かされた複数の染料剤を含むものであ れば、溶媒中の各染料剤の含有量を決定するために、染料水溶液を自動的に比色 分析し、場合によっては。
溶媒中に含まれる各染料剤の比色分析の結果に従って、計数ユニットによって決 定される量をもって、染料剤を加えることにより、染料水溶液のカラー補正を自 動的に行う。
本発明の方法は、染料水溶液の標定比色分析を行う工程から者手し、この分析結 果を参照値の形として計数ユニットに記録し1次の工程として、カラー補正を行 うべく、比色分析した結果を、これらの参照値と自動的に比較することが好まし い、前記比色分析は、分光解析によることも可能である。
本発明の好適実施例によれば、染料水溶液の希釈標本により。
比色分析を行う、そのため、予め決められた量の染料水溶液と溶媒を導入して、 均質化するべく、この混合物を攪拌して・前記希釈標本を調製するのが望ましい 。
例えば、目盛りを付した容器に、溶媒を第1の水準まで満たすことによって、予 め決められた前記溶媒の量を制御するとともに、目盛りを付した容器に、既に充 填されている溶媒中に。
混合物が第2の水準に達するまで染料水溶液を噴射することにより、予め決めら れた前記染料水溶液の量を制御する。
本発明の方法を実施するための装置は、前記染料水溶液の循環回路が1回収手段 に続いて、脱水された余剰の染料水溶液中に含まれる染料剤の量を制御して補正 するための自動補正手段を有することを特徴としている。
前記自動補正手段は、計数ユニットに接続された自動カラー分析器と、染色剤タ ンクおよi溶媒タンクと、これらのタンクから染色剤または溶媒の所定の量を採 取して染料水溶液に導入するため、前記計数ユニットによって制御される定量決 定手段で構成することが好ましい。
カラー分析器は、染料水溶液の並列回路に取り付けられるとともに、この並列回 路は、所定量の染料水溶液を含むジェネレータから由来するものである。
特に好適な実施例によれば、前記並列回路は、前記ジェネレータにて閉鎖型回路 に接続され、この並列回路には、循環ポンプが設けられているとともに、前記タ ンクは、この並列回路の介在をもって染料水溶液の回路に接続される。
染料水溶液の希釈装置は、ジエネレー・夕とカラー分析器との間で、前記並列回 路上に介在されるとともに、前記ジェネレータには、温度lI節手段、または染 料水溶液のpH@8手段が備えられていることが好ましい。
別の実施例では、染料水溶液の回路は、含浸室を通る第1の回路と、単数または 複数の脱水室を通る第2の回路とに分割され、第1の回路は、含浸室の下方に配 置された回収ノ(ンを有するとともに、温度調節手段および染料水溶液の水準を コントロールする手段を備えており、第2の回収は、脱水室の下方に配置された 回収パンと、前記自動補正手段と、出口が前記水準制御手段によって制御される バルブを介して第1回路に接続された調製タンクとによって構成される。
本発明の特徴並びにその利点は、添付の図面に示される実施例に沿った以下の説 明から、より明確になると思う。
第1図は、糸の含浸と圧縮空気による脱水が行われる本発明の連続染色装置の一 部を簡略化して示すとともに、装置の残りの部分を、在来のものをもって示した 概略的な説明図である。
第2図は、第1図と同様にして本発明の別の実施例を示す概略的な説明図である 。
第3図は、男2図と同様にして更に別の実施例を示す概略的な説明図である。
第1図を参照して説明する。
糸(1)は、ボビン(2)より巻きほどかれながら、プーリ(3)によって駆動 され、ハウジング(6)を区分したコンパーメントにそれぞれ収容された含浸室 (4)、および圧縮空気による脱水室(4)を順次通過していく。
実際には1図面に示すように、単一の糸を駆動しながら装置にかけるのではなく 、複数の糸を、同時に平行して処理していく。
プーリ(3)を通過した先の糸の工程は1図面に示していないが1通常は、連続 したコンベアベルト上に螺旋状に載置されながら、乾燥室を通り、更に、染料を 熱定着させるために、蒸しがまを通過し、最後に、再び所定のボビンに巻き取ら れ出荷される。
このような図示されていない装置部分の基本的な構造は公知であり、糸の材質や 施すべき処理によって、様々な実施例が考えられる。
含浸室(4)において、この実施例の場合では、3色の染料水溶液に糸が含浸さ れる。即ち、糸(1)に所望の色彩を染色するために、適宜の割合で、黄色、赤 、青の色調を現出させる染料が満たされている。染料水溶液は、閉鎖型の回路で 循環するが。
その詳細については後述する。
圧縮空気による脱水室(5)では、圧縮空気源(A)からバイブ(8)および調 節バルブ(7)を介して送られる空気が、噴射されて糸にしみ込んだ余剰の染料 水溶液が取り払われる。
このようにして送り込まれた空気は、吸気管(9)から順次排出される。糸から 振り払われた余剰の染料水溶液は、含浸室(4)および脱水室(5)から滴り落 ちて、ハウジング(6)の底部に集まり、下方に配置された回収パン(10)に 落下していく。
勿論、余剰の染料水溶液は、前記脱水室に入る前にも、また脱水室から出て来た ときにも、mり落ちているが、それらは総て、ハウジング(6)の円錐状底板に よって集められ1回収パン(10)に送られる。
この回収パンには、ゲート弁(11)を備える分岐管(12)が接続されており 、流量をtj4BI、なから回収された染料水溶液を、再び前記含浸室(4)に 送り返す、また1回収パン(10)の下方には。
電磁弁(13)が設けられ、ジェネレータ(14)に流スする染料水溶液の量を 18節するようになっている。
このジェネレータの内部には1本実施例の場合、温度検出ゾンデ(17)によっ て制御される′ts整弁(16)(破線は、電気接続を示している)を介して、 蒸気源(V)から送り込まれる蒸気の回路(15)からなる加熱機構が組み込ま れている。また、ジェネレータ(14)は、染料水溶液の自動再生装置!(18 )と組み合わされたものであるが、この装置の詳細は後述する。
ジェネレータ(14)に続いて、染料水溶液の回路は、このジェネレータ(14 )から流出する量を+JIi節する電磁弁(20)を備えるバイブ(21)で接 続されたタンク(22)、および容積型ポンプ(23)が配置されている。この ポンプは、タンク(22)に充填された水溶液シ矢印に沿って、バイブ(24) 並びに止弁(25)を介して前記含浸室(4)に加圧しながら送り込むためのも のである。
ゲート弁(11)によって吐出量を調節する代わりに、送り込む量をIi1節す ることができる可変型のポンプをもって、前記容積型ポンプ(23)と置き換え ることも当然可能である。
前記タンク(22)も、処理すべき糸(1)の性質に応じて、糸の物理的な特性 を変質しないように、かつ水溶液が気化しない程度に、できるだけ高い温度に水 溶液を加熱するような機構を組み込むことも可能である。この温度は1回路(2 8)を流れる蒸気(V)の量を調節するためのゲート弁(27)を制御する温度 検出ソンデ(26)によりコントロールされる。
さらに、タンク(22)には、電磁弁(20)に接続された水準検圧器(29) が設けられている。
染料水溶液の自動再生装置(18)は、パイプ(30)、 (31)および(3 2)で構成された閉鎖型回路の分岐管によって、前記ジェネレータ(14)と接 続されている。この回路には、循環ポンプ(33)と染色料のカラー分析機械( 34)が介在され、かつ、電子計数ユニット(34)が、前記分析機械に接続さ れている。
この計数ユニットは、各染色料の主成分に対応するカラー濃度のそれぞれの値を 表す信号を、前記分析機械(34)から受信する。そして、これらの値を記録し である信号と比較しながら。
もし誤差が検出されると、対応の補正信号を、ライン(35)を介して送り出し 、前記のパイプ(32)に、それぞれ分岐管によって接続された3個(あるいは 、それ以上)の染料タンク(37) (38)(39)に装備されたゲート弁( 36)を制御する。
電子計数ユニット(34’)は、パイプ(32)に同様にして接続されたタンク (41)のゲート弁(41)も制御するものである。このタンクには、水あるい は適当な水溶液が満たされる。この自動再生装置(18)は、染色料を様ざまに 凝縮させるべく、染色の処方に従ってプログラム化された基準信号値を変えるだ けで、自在に操作ができるようになっている。
回収パン(10)からタンク(22)に至たる回路の部分では、水溶液は、常に 流れてはいない、即ち、脱水処理によって回収パン(10)に集められた水溶液 は、電磁弁(13)が解放されたときだけ。
ジェネレータ(14)に落下していき、徐々にこのジェネレータが満たされて、 水位が上がっていって、前述した最低水準検出器(13’)に到達した後、電磁 弁(13)は2閉じられる。
しかし、回収パン(10)に染色水溶液が余り集められず、最低水準にも達しな い場合には、検出器(44)が電磁弁(43)を制御して、タンク(42)に貯 蔵されている染色水溶液を補充することができるようになっている。
ジェネレータ(14)が、染色水溶液で一杯に充填さ九たときには、染料の色調 を制御し、もし必要なら、S度を補正するべく。
循環ポンプ(33)は、この染色水溶液を、前述した閉鎖型回路に循環させる。
それと同時に、ジェネレータ内の染色水溶液は。
加熱される。
タンク(22)内の水位が、検出器(29)の箇所まで下がったときに、この検 出器は、ジェネレータ(14)の下部に設けられた電磁弁(20)を制御して解 放する。そのため1色調と温度の補正がなされた染色水溶液は、前記ジェネレー タ(14)からタンク(22)に落下していき、ジェネレータは空になる。
ついで、ジェネレータ(14)に装備されている最低水準検出器(13”)の前 記電磁弁(20)を閉じる一方、上部の電磁弁(13)を解放して、サイクルが 再び開始される。
第2図示の別の実施例においても、多くの構成部材が、第1図示の装置のものと 共通したものであるため、それらには、同一の参照符号を付しである。
この実施例では、染色水溶液の回路が実際には、閉鎖型で含浸室(4)を通る第 1の回路と、脱水室(5)の染色水溶液をタンク(22)に戻すための帰路にな る第2の回路とからなっている。
前記タンク(22)からは、必要に応じて9色と温度が補正された染色水溶液が 、再び第1の回路に再び噴射される。
第1の回路において、含浸室(4)の下方にある回収パン(50)は、フィルタ ー(51)と、前述した第1図示の実施例のように染色水溶液を一定の高い温度 に維持するために温度検出ソンデ(54)によって制御されるゲート弁(53) を具備する加熱回路(52)と、タンク(22)から染色水溶液を補充して回収 パン(50)に一定量の水準位を保つべく、電磁弁(43)を制御するためのi &但氷水準位検出器55)を有している。
圧縮空気による脱水室(5)に通じる第2の回路には、別の回収パン(60)が 組み込まれている。この回収パンには、同様にして、フィルター(61)と、回 収パンが染色水溶液で一杯になったときに、電磁弁(13)を開いて下方のジェ ネレータ(14)に注ぐべく最大水準位を検出するための検出器(62)が具備 されている。
前記ジェネレータ(14)は、染色水溶液の色と温度を補正処理するべく、前述 した第1図示の実施例と同様にして、自動再生装置(18)と連係して働く。
次に、この染色水溶液は、前述した実施例におけるタンク(42)の機能を同時 に遂行するタンク(22)の内部で所望する温度に維持されながら貯蔵される。
循環ポンプ(64)は、前記タンク(22)の出口で染色水溶液を採取して、閉 鎖型回路(65)に循環させるが、この回路は、電磁弁(66)によって制御さ れる。なお、この電磁弁は、電磁弁(43)が解放されたときに閉鎖されるもの である。
第1図示の装置と比較して、この実施例の優れた点は、タンク(22)内で維持 される温度が、第1の回路に含まれる染色水溶液の温度に比べて僅かながら低い ことである。特に、第1の回路に含まれる染色水溶液が90″以上の場合には、 このことが顕著である。
第3図示の実施例の装置では、殆どの構成部材が、第2図示のものと類似してい る。しかし、この実施例では、比色分析が染色水溶液を希釈した試料で行われる ことが、前述した実施例とは異なっている。
希釈試料は、ジェネレータ(14)の閉鎖型回路(70) (71)の分岐管か ら採取されるが、ジェネレータ(14)の底に形成された腔部(73)に採取さ れた染色水溶液は、ポンプ(72)によって常に循環される。希釈操作はタンク (75)で行われるが、このタンクは、ポペット弁(76)を介して分岐管と、 ポペット弁(77)を介して分析@(34)に、そして、ポペット弁(79)を 介して、常に一定の水準位(N1)を呈する水タンク(78)に、それぞれ通じ ている。
タンク(75)には、最大水位(h2)の箇所に検出器(81)を備える目盛り 付きフラスコ(80)がかぶせられている9図面には、タンク(75)およびフ ラスコ(80)を空にするための排水弁CB2)、分析装置(34)に試料を供 給したり空気抜きしたりするためのポンプ(83)も示されている。
試料の採取は、ユニット(34’)による制御で1例えば2分おきに定期的に行 われ1次のように進行する。
まず、バルブ(70)を開き、タンク(7S)に、水が(N1)の水準まで充填 する0次に、染料水溶液が(N2)の水準まで流入するように、ポペット弁(7 6)を解放する。このような操作は、タンク(75)とフラスコ(80)の容積 率に対応して、常に一定の希釈率を確定するものである。
攪拌器(図示せず)が、希釈された染料水溶液を均質化し、バルブ(77)が開 かれて攪拌された染料水溶液は1分析器(34)に送られる。比色分析のための 測定を行った後、分析器(34)とタンク(75)は、同時に、きれいな水によ って洗浄される。
この実施例では、4つの染料タンク(82a)乃至(82d)に入った染料と、 1つのSaCタンク(83)に入った溶媒とをジェネレータ(14)内で色補正 するべく、計数ユニット(34’)が制御信号を発する。
これらの各タンクは、ポンプ(84)と減圧弁(85)を備える閉鎖型回路に組 み込まれており、均一な分配圧と均等性が保証される。これらのタンクからジェ ネレータ(14)に通じる流路には。
前記計数ユニット(34’ )によって制御される液量計(86)が、それぞh aけられている。
一定量の染料と、水または溶媒は、ジェネレータ(14)の底抜近傍に噴射され 、そこで、攪拌器(88)により攪拌される。
この実施例では、ジェネレータ(14)から送り出される混合された染料水溶液 は、ポンプ(64)によってタンク(22)を通過することなく、含浸回路に直 接送り戻される。
上述したようなタイプの方法においては、織物糸の殆どが。
少なくとも60℃に達する染色温度に晒されることになる。しかし、染色の効率 は、温度と共に優れたものが望めるのも事実であり、特に、ポリアミドの糸では 、好ましい染料水溶液の温度は、98℃位である。
このように高い温度に維持するためには、当然のこととして。
熱的に遮断された装置が必要となり、従来の装置に比してより多くのエネルギー を消費することになる。とは云うものの、30℃前後の低い温度で染色を行つて いた従来の方法に比べると。
次に掲げるような利点が得られる。
争 糸に染料がよくしみ込む、特に、水の粘性が、30℃〜100℃の範囲で3 つに分割されるため、この効果が期待できる。撚糸との接触箇所で染料が溜まら ない。
も 冷却の際に、「霧氷霜」現象が実際には完全に取り除かれ。
より濃く染色された色合いが得られる。
・ 含浸工程で、繊維に予め熱定着が行われるために、乾燥に当たって9gA料 がマイグレーションしてしまう危険性を抑え。
一定の場合においては、蒸し時間を短縮することができる。
・ 洗濯を繰り返しても、染色したままの色彩が維持される。
特に、ポリアミドの糸を染める場合には、pH6〜7を呈する従来の染色水溶液 を用いる代すりに、はっきりとした酸性を示す染色水溶液を使用することにより 、前述した効果が、より一層明らかに確認できた。実際に、水素イオン指数を下 げることによって、ポリアミドとの反応が活溌になり、染色親和力を増大させる ことができる。
本発明の方法によれば、ポリアミド糸を染色する場合には。
PHが3.5の染色水溶液を用いて、98℃で処理することにより。
優れた結果が得られた。その場合、pHのコントロールや補正は、例えば、ジェ ネレータ(14)で行われるものである。
以上、添付図面に沿って説明してきたが、当業者にとっては。
請求の範囲の枠を逸脱することなく0種々の変更が可能である。
従って1本発明は、前述した実施例にのみに限定されるものではない、特に、本 発明は、ポリアミド糸だけに採用されるものではなく、連続的に染色処理が可能 な他のいかなる織物糸番:も適用され得るものである。
更に、自動的な比色分析にも種々の技術が応用されるが、現在好んで用いられて いるものは、各色における様ざまな固有波長を、連続的にか、あるいは同時に分 光解析する方法である。
相応の装置を用いて1例えば実施例で説明したジェネレータ(14)のような染 色水溶液の循環回路中で、かかる分析を直接遂行するようにすることも可能であ る。
FIG、2 国際訓査報告 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.染料水溶液が充填された含浸室を貫通させ、次に、圧縮空気による少なくと も一つの脱水室を貫通させて、余剰の染料水溶液を振り払うとともに、これを回 収することからなる染色方法であって、適当な溶媒に溶かされた少なくとも1種 の染料剤からなる染料水溶液に織物糸を含浸させることによって、この糸を連続 的に染色する方法、特に、合成繊維糸の染色方法において、 糸を脱水する間に回収された前記余剩の染料水溶液を、原染料水溶液と混合して 再使用し、この染料水溶液を自動的に比色分析し、場合によっては、前記染料剤 または溶媒を所定の量をもって加えることにより、前記染料水溶液のカラー補正 を行い、これらの量は、前記比色分析の結果にしたがつて、自動的に決定される ようにするとともに、補正された前記染料水溶液を、糸の含侵に再使用すること を特徴とする織物糸の連続的染色方法。 2.染料水溶液が適当な溶媒に溶かされた複数の染料剤を含むものにおいて,溶 媒中の各染料剤の含有量を決定するために染料水溶液を自動的に比色分析し、場 合によっては、溶媒中に含まれる各染料剤の比色分析の結果により、計数ユニッ トによって決定される量をもって前記染料剤を加えて、染料水溶液でのカラー補 正を自動的に行うことを特徴とする請求項1記載の方法。 3.染料水溶液の標定比色分析を行う工程から着手して、この分析結果を、参照 値の形として計数ユニットに記録し、次の工程として、カラー補正を行うべく比 色分析した結果を、これらの参照値と自動的に比較することを特徴とする請求項 2記載の方法。 4.比色分析が、分光解析であることを特徴とする請求項1または2記載の方法 。 5.染料水溶液の希釈標本によって比色分析を行うことを特徴とする請求項1ま たは2記載の方法。 6.予め決められた量の染料水溶液と溶媒を導入して、均質化するべくこの混合 物を撹拌して希釈標本を調製することを特徴とする請求項5記載の方法。 7.目盛りを付した容器に、溶媒を第1の水準まで満たすことによって、予め決 められた前記溶媒の量を制御するとともに、目盛りを付した容器に既に充填され ている溶媒中に、混合物が第2の水準に達するまで染料水溶液を噴射することに よって、予め決められた染料水溶液の量を制御することを特徴とする請求項6記 載の方法。 8.少なくとも一つの脱水室(5)に後続される少なくとも一つの含浸室(4) と、これらの室に織物糸(1)を通過させるための手段(3)と、前記含侵室を 通るとともに、この含浸室と前記脱水室の下方にある回収手段(10)(50) (60)とを備える染料水溶絞の循環回路からなるものにおいて、前記染料水溶 液の循環回路は、回収手段(10)(60)に続いて、脱水された余剰の染料水 溶液中に含まれる染料剤の量を制御して補正するための自動補正手段(18)か らなることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の方法を実施するた めの装置。 9.自動補正手段は、計数ユニット(34′)に接続された自動カラー分析器( 34)と、染色剤タンク(37)(38)(39)、(82a)乃至(82d) および溶媒タンク(41)(83)と、これらのタンクから染色剤または溶媒の 所定の量を採取して染料水溶液に導入するため、前記計数ユニットによって制御 される定量決定手段(36)(40)(86)とで構成されることを特徴とする 請求項8記載の装置。 10.カラー分析器は、染料水溶液の並列回路に取り付けられるとともに、この 並列回路は、所定量の染料水溶被を含むジェネレータ(14)から由来すること を特徴とする請求項9記載の装置。 11.並列回路は、ジェネレータ(14)にて閉鎖型回路に接続され、この並列 回路には、循環ポンプ(33)が備えられているとともに、タンク(37)(3 8)(39)(41)は、この並列回路の介在をもって染料水溶液の回路に接続 されていることを特徴とする請求項10記載の装置。 12.染料水溶液の希釈装置(75)乃至(81)は、ジェネレータ(14)と カラー分析器(34)の間で、並列回路上に設けられていることを特徴とする請 求項10記載の装置。 13.ジェネレータ(14)には、加熱手段(15)が設けられていることを特 徴とする請求項10記載の装置。 14.ジェネレータ(14)には、温度調節手段(15)乃至(17).または 染料水溶液のPH調節手段が設けられていることを特徴とする請求項10記載の 装置。 15.染料水溶液の回路が、含浸室(4)を透る第1の回路と、単数または複数 の脱水室(5)を過る第2の回路とに分割され、第1の回路は、含浸室の下方に 配置された回収パン(50)を有するとともに、温度調節手段(52)乃至(5 4)、および染料水溶液の水準を制御する手段を備えでおり、第2の回路は、脱 水室の下方に配置された回収パン(50)と、自動補正手段(18)と、その出 口が水準制御手段(55)によって制御されるバルブを介して第1の回路に接続 された調製タンク(22)とによって構成されていることを特徴とする請求項8 記載の装置。
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